2018年09月03日公開
2018年09月03日更新
あさひなぐの実写映画キャストまとめ!乃木坂46を起用した評価は?
皆さんは、映画「あさひなぐ」をご存知でしょうか?乃木坂46の西野七瀬が主演で、白石麻衣や生田絵梨花など他のメンバーもキャストとして多数出演している「あさひなぐ」。キャストたちの演技などの評判がとてもよく、中村倫也のアドリブの効いた演技にも注目です。「あさひなぐ」を観たことがなくても、キャストやあらすじを知りたいと思っている人もいるのではないでしょうか。この記事では、そんな映画「あさひなぐ」のあらすじやキャスト、さまざまな評価などについてを皆さんにご紹介します。
目次
あさひなぐの実写映画キャストを紹介!乃木坂46や中村倫也が話題に?
現在も「ビッグコミックスピリッツ」に連載中の「あさひなぐ」。坂系(坂道シリーズ)とよばれている人気グループ・乃木坂46を始め、テレビドラマや舞台でも活躍している中村倫也が出演しています。小学館漫画賞を受賞した人気漫画で、キャストに今が旬のアイドルや優秀男優賞を受賞した俳優が選ばれ話題を呼びました。
「あさひなぐ」の原作者・こざき亜衣は武道の性質がアイドルと共通している点から、この映画に期待を寄せていました。仲間であると同時にライバルでもあるとういうことをあらすじを通し、映画を観て感じて下さい。
あさひなぐの実写映画とは?あらすじを紹介!
二ツ坂高校に入学したした主人公・東島旭(西野七瀬)。一つ上の先輩・宮路真春(白石麻衣)に出会い、その強さと格好良さに憧れ同級生・八十村将子(桜井玲香)と紺野さくら(松村沙友理)と薙刀部に入部します。新入部員を確保したい先輩部員におだてられる三人を待っていたのは…。
一年先輩の真春と野上えり(伊藤万理華)は旭達に模範試合を見せて、三人に竹刀を知ってもらおうとします。運動神経がなくても大丈夫という薙刀部の誘い文句とは違い、練習は過酷なものでした。フットワーク中に竹刀を渡された三人ですが、翌日から旭、将子、さくらはインターハイ出場をかけた先輩達の中で竹刀を使って練習します。
練習の帰り道に寄ったラーメン屋で、薙刀部顧問の小林先生(中村倫也)が真春を連れにやって来ます。やがて三年生最後のインターハイ予選の日を迎えます。三回勝つとインターハイ出場出来る高校部活のアメリカンドリーム。五人で1チームの団体戦、三年生は最後になるかもしれない試合で二年生の真春が部長に代わって出場します。このあらすじに出てくる小林先生の登場シーンを是非ご覧ください。
一回戦はすんなり勝ち進みますが、二回戦で大苦戦する真春達。インターハイがかかっている試合で真春は相手のペースに乱されてしまいます。決勝の対戦相手はダークホースと言われる國陵高校で、旭と同級生の一年生・一堂寧々(生田絵梨花)は國陵高校のエースで圧倒的な強さを持っていました。はたして優勝はどちらの手に…。
ここまでのあらすじは一学期迄の事になっています。薙刀部は野上えりが新部長になり、尼寺で夏合宿を行います。お寺の僧侶は薙刀の教士称号を持っていて、練習は想像を超える厳しいものでした。地獄の特訓を得て成長した二ツ坂薙刀部。
ここからのあらすじでは、秋の大会で再び國陵高校と対戦することになります。二ツ坂の前に宿敵一堂寧々が立ちふさがりますが、そこでまさかの出来事が起こります。支柱的存在の真春が部活に姿を見せなくなり、薙刀部はバラバラになってしまうのでした。
あらすじはここまでです。この後はクライマックスに向けて大きく動き出しますが、その内容は映像でのお楽しみです。映画のタイトル「あさひなぐ」のなぐは、旭が竹刀を振る前に言う言葉で、あさひがなぐで「あさひなぐ」となっています。映画を観ると納得出来ます。
あらすじでもご紹介をした旭が通う高校の名前、真春と旭が出会った場所、お寺の境内の階段坂など、坂が重要な舞台となっています。あらすじには出ていませんが、主要キャストの他にも乃木坂46のメンバーがちょこっと出演しているところもあります。乃木坂46の箱推し(メンバー全員を推すこと)にはたまらない映画と言えます。
主人公・旭と夏之の仲はどうなるのか。青春に戻り、夢を見られる映画「あさひなぐ」。今、青春真っ只中にいる人は、こういう青春もあるんだと感じ取ってみて下さい。薙刀経験のない乃木坂46のメンバーが体を張って薙刀の練習に挑みました。未熟な所はまだありますが、その精神を汲んであさひなぐを観てみましょう。
あさひなぐの実写映画キャストを紹介!
東島旭役(西野七瀬)
主人公・東島 旭(とうじ まあさひ)は運動音痴で、新入部員の中でも見込みがありませんでした。見た目がぼんやりしている所がありますが、諦めない強い意志を持っている旭の姿が部員を引っ張る時もあります。乃木坂46でトップ2の一人、西野七瀬が「あさひなぐ」の主人公を演じています。
ななせまるという愛称で親しまれている西野七瀬は、今の地位を築くまでに苦難や辛さを乗り越えてきました。自身と重なるところがあるキャラクターを見事に演じていて、彼女の内気な性格も原作のキャストに合っています。
コンビニエンスストアで販売するグッズは直ぐに売れてしまう西野七瀬。大人しいイメージがありますが、雑誌non-noのモデルも経験しています。「あさひなぐ」の主題歌である「いつかできるから今日できる」もシングルCDとして、発売されています。
八十村将子(桜井玲香)
旭と同じ時期に入部した八十村将子(やそむら しょうこ)。中学時代は剣道部で、同期の大倉文乃と衝突が絶えません。ファンからもメンバーからも愛されている、乃木坂46のキャプテン・桜井玲香が情に厚いヤンキー風に演じています。
出典: https://eiga.com
日本テレビ系で放送している「乃木坂工事中(乃木中)」でポンコツキャラを見せている桜井玲香ですが、スペックを持っている所もあります。原画のイメージを崩すことない美しさは、将子のキャストに合っています。
ダンス七福神の一人桜井玲香。乃木坂46の一期生でバラエティー番組で見せる姿は素のままです。西野七瀬は彼女にとって日向の様な存在で、「あさひなぐ」では同級生という設定になっています。
紺野さくら(松村沙友理)
見た目普通のお嬢様育ち紺野さくらは、作品の中で印象が残る個性的な人物です。ファンの間でもアニメ好きと知られている松村沙友理がキャストに選ばれ、毒舌キャラを演じています。
大食いである彼女とは違った役どころで、原作を読んでさくらに感情移入が出来たと自身が言っている程です。松村沙友理の、甘い蜜たっぷり…のキャッチフレーズはこの役に合っています。
宮路真春(白石麻衣)
痴漢から旭を救い空気が少し読めないキャラクター・宮路真春(みやじ まはる)。薙刀部のエースで部員を厳しくも温かく見守り、誰もが憧れる先輩。原作では途中でショーカットになりますが、映画版ではロングヘアのままです。キャストに白石麻衣が選ばれ自分らしさも出しています。
グループのエースとして活躍している白石麻衣は原作のキャラクターと同じところがあります。あさひなぐの中でも凛々しさがあり、その演技を観るとキャスティングされた理由が分かります。強さと美しさを兼ね備えた彼女は真春そのものではないでしょうか。
中学でソフトボール部セカンドを務めたことがある白石麻衣。「あさひなぐ」はスポーツを経験したことがある彼女に合う作品で、ゴールデンタイムのドラマやCMに出ている白石麻衣の顔が記憶に残っている人もいるのではないでしょうか。
野上えり(伊藤万理華)
ストーリーの進行役となる野上えり。薙刀部の部長を演じているのは伊藤万理華で、キャストの中でもセリフが多いです。大人しい彼女とは正反対の役所で、稽古中と試合中のシーンを見事に演じ分けています。
メンバーの中でも一番演技が上手なのではという映画を観た人の声があります。2017年12月で乃木坂46を卒業している伊藤万理華。現在は活動がみられませんが今後の活躍に期待したい女優です。
一堂寧々(生田絵梨花)
國陵高校薙刀部を全国大会に導く一堂寧々。このキャストに生田絵梨花が選ばれています。旭のライバルで薙刀部のエースを演じている彼女はミュージカル女優としても活躍しており、乃木坂46の七福神(大切なメンバー)の中に入っています。
生田絵梨花がピアノで弾いた楽曲「君の名は希望」は、東京メトロ千代田線の乃木坂駅の発車メロディーに使われています。音楽を得意とする彼女、今作品では熊本から上京してきた強豪校のエース役に挑んでいます。
原作に近い顔の表情を出す為、監督と相談しながら努力を重ねた生田絵梨花。役作りへのこだわりは、舞台を経験している彼女ならではのものでしょう。歌を歌う時とはまた違った魅力が観られます。
乃木坂46の名の知れているメンバーが主要キャストになっている「あさひなぐ」。アイドルとしてだけでなく、個々に女優として活動している人もいます。まだまだ人気が衰えることがないグループで、今後の活躍にも期待できます。
小林先生(中村倫也)
薙刀の素人なのに何故か部の顧問になっている小林先生。演じているのは中村倫也で、現在放送中のNHK連続ドラマ「半分、青い」で真面目な役を中村倫也が演じています。2005年から俳優として活動しており、有名なテレビドラマに多く出演しています。
宮路夏之(森永悠希)
出典: https://eiga.com
真春の弟・宮路夏之は薙刀の経験があり、旭とお互い気になる仲になっていきます。キャストは映画「ちはやふる」で机くん・駒野勉役を演じた森永悠希でこの映画、あさひなぐでも好演しています。
大倉文乃(富田望生)
持久力はないが俊敏で心が広い部員大倉文乃。体の大きいキャストにぴったりなのは富田望生(とみた みう)で、2016年放送の「レディー・ダヴィンチの診断」ではスリムな高校生を演じていました。ある映画出演をきっかけにふくよかな体型になり今作品のキャストにも選ばれました。
角替和枝(江口のりこ)
薙刀協会の理事に角替和枝が出演しており、脇を固めてくれています。劇団東京乾電池のメンバーである角替和枝と江口のりこなど脇役のキャストにベテランがいることがこの作品を更に盛り上げてくれているのではないでしょうか。
薙刀部員が合宿するお寺の僧侶のキャストに選ばれた江口のりこ。テレビドラマ「1ポンドの福音」や映画「嫌われ松子の一生」に出演しています。演技派女優で「あさひなぐ」では出番が少ない中で、観る人に印象を残す演技は流石です。
あらすじには出てこない個性豊かな俳優陣も出演している「あさひなぐ」。原作を読んだことがある人は、そのキャストに納得出来るのではないでしょうか。今ではあまり観ない青春ドラマをこの機会に観てはいかがでしょうか。
あさひなぐの中村倫也のアドリブが面白いと話題に!
映画「あさひなぐ」で自由奔放に演技している中村倫也。主人公である西野七瀬だけでなく、白石麻衣達とも絡みがあります。あらすじでもご紹介をした旭達と最初に出会うシーンでは真春と睨み合う所が印象的で、アドリブで演技しています。台本にないセリフで、キャストの松村沙友理が堪えられずに笑ってしまうというエピソードもあります。このシーンの中村倫也の演技をみて一緒に笑いの渦に入っていきましょう。
お芝居は自由で楽しいという事を乃木坂のキャストに教えたいと言っていた中村倫也。自ら仕込んだアドリブでみんなを笑顔にしています。出てくるだけで作品の雰囲気が変わり、強いインパクトを残していく小林先生(中村倫也)を是非観て下さい。
あさひなぐの実写映画キャストの乃木坂46の評価は?
好評な感想を紹介!
「乃木坂を知らず原作を読んだこともないが、薙刀の世界を知ることが出来た作品。アイドル映画かと思っていたが、起承転結があって面白かったです。今まで観たことがない映画を観て満足できました。」
「キャストの個性が出ていて面白く、顧問の教師が完成されたキャラクターになっていました。試合のシーンは安全で無難に仕上がっていて、もう少し迫力があった方が良かった。乃木坂を知らない人でも違和感なく観れる作品です。」
「桜の木をバックにしたメインタイトル。ストーリーが徐々に面白くなっていく作品で、青春、スポ根そして女子、学園ドラマは王道である方が良い。主人公のひたむきな姿が皆を奮い立たせます。今も昔も強くて美しい女性、友情、絆、団結と最後まで王道で安心して観れます。」
「漫画の実写版は不安がありますが、あさひなぐの公開の時期、キャストも完璧でした。白石麻衣のクールでお茶目な所、桜井玲香の演技の切れも自然でした。お嬢様感が出ている松村沙友理の喋り方は、テレビに出演している時と同じ可愛さです。」
不評な感想を紹介!
「映画ジャンルがスポ根なのであれば、全体的に物足りなさがある。合宿のシーンは映画ぽっかたが、主人公の成長をもう少し出して欲しい作品でした。友情や努力も中途半端で、弱いままの旭が残念。」
「成長の描写が少なく感情移入が出来なかった。面を被っているので誰が誰だか分からず、表情も見えない。試合のシーンは好感が持てて、出演者の演技は良かったけど手堅くまとめた感じがあります。」
「原作を読んで鑑賞しました。登場人物に違和感はないが無難に仕上がっている作品です。原作である漫画のような迫力は感じられなかった。試合のシーンは姿勢も良く、本人達がやっていたのであれば賞賛したいです。制作側の目標が低すぎたのか出演者が悪くなかっただけに残念です。」
「映画を観て原作を読んでみましたが、実写版のストーリー構成に弱さを感じました。登場人物の動作に、効果音が付いていることも絶望的でした。薙刀のシーンでは劇伴音楽を使い過ぎで、映像を観る方に集中出来ません。ストーリーの面白さはあるけど、映画としてはワーストクラスです。」
あさひなぐの実写映画キャストまとめ!
「あさひなぐの」のロケ地の中に三井アウトレットパーク 多摩南大沢や国立市富士見台にあるラーメン屋があります。ラーメン屋は実際に営業している店舗で、撮影は温かく見守られていました。映画を観て撮影場所を訪れるのも一つの楽しみではないでしょうか。
いかがでしたか?舞台で公演され映画でも公開された「あさひなぐ」は、アイドルの括りを外して観て欲しい作品です。ちはやふるに次ぐ作品とも言え、原作を読んでから観ても楽しめます。メインキャストだけでなく、サブキャストにも注目して熱いスポ根ドラマ「あさひなぐ」で青春しましょう。