ラプラスの魔女の映画あらすじをネタバレ!原作やラストの結末も解説

映画「ラプラスの魔女」についてあらすじからラストまで詳しくネタバレ解説しています。事件の内容や、不思議な能力を持つ青年と少女、犯人や動機など詳しく解説しています。映画「ラプラスの魔女」に登場する主要キャラクターを演じるキャストや、他の出演作品についても詳しく解説しています。映画「ラプラスの魔女」の原作もあらすじをネタバレ解説しています。原作と映画の違いも解説しています。

ラプラスの魔女の映画あらすじをネタバレ!原作やラストの結末も解説のイメージ

目次

  1. ラプラスの魔女の映画あらすじをラストまでネタバレ紹介!
  2. ラプラスの魔女とは?
  3. ラプラスの魔女の映画あらすじをネタバレ!
  4. ラプラスの魔女の映画の結末は?
  5. ラプラスの魔女の映画の原作を紹介!
  6. ラプラスの魔女のキャスト一覧!
  7. ラプラスの魔女の映画の感想や評価を紹介!
  8. ラプラスの魔女の映画あらすじをラストまでネタバレまとめ!

ラプラスの魔女の映画あらすじをラストまでネタバレ紹介!

東野圭吾が原作の「ラプラスの魔女」を原作とした映画「ラプラスの魔女」が豪華なキャストとともに公開されました。そんな映画「ラプラスの魔女」のあらすじを詳しくラストまでネタバレ解説していきます。事件の内容や、犯人についても詳しく解説します。また映画の原作となった原作の東野圭吾「ラプラスの魔女」についてや映画「ラプラスの魔女」のキャストについても紹介していきます。

ラプラスの魔女とは?

映画「ラプラスの魔女」について基本的な情報をまとめて紹介します。映画「ラプラスの魔女」は2018年5月4日に全国公開されました。監督は三池崇史、制作は東宝が行いました。脚本は八津弘幸、主題歌はアランウォーカー「FADED」でした。上映時間は116分で、興行収入は13.8億円だったそうです。

ラプラスの魔女の映画あらすじをネタバレ!

東野圭吾が原作で豪華キャストで映画化された映画「ラプラスの魔女」についてあらすじからラストまで詳しくネタバレ解説していきます。不思議な未来予知能力を持つ青年、少女と映画脚本家を巡って二つの殺人事件が起こります。そんな映画「ラプラスの魔女」の事件の発端や内容、犯人や犯人の動機までラストまでネタバレ解説していきます。

異常気象に巻き込まれた親子

映画「ラプラスの魔女」のあらすじのネタバレです。小さな女の子とその母親が竜巻に巻き込まれそうになります。親子は竜巻から逃れようと小さな小屋に逃げ込みます。子供は中にあった物置に隠され母親に守られます。しかしそのあとその小屋に竜巻が到達し、母親は激しい竜巻に巻き込まれて吹き飛ばされ死んでしまいます。女の子は小屋に1人残されてしまいました。

硫化水素中毒による死亡事件の調査!

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。それから20年後、大学教授の青江修介の元に赤岡温泉で起きた水城と言う男性が死亡した事件の捜査に協力して欲しいと連絡があります。刑事の中岡祐二が教授に連絡しました。水城は妻千佐都と旅行中自分だけが忘れ物を取りに行った後戻ってこず、その後雪山で痛いで発見されました。死因は致死量の硫化水素を吸い込んだものだということがわかりました。

円華との出会い

しかし青江は屋外で致死量に達する硫化水素を発生させることは人間には不可能であると主張します。青江は水城の事件を事件でも自殺でも他殺でもないと言って中岡の捜査協力を断ります。しかし説得され中岡とともに事件現場に向かいます。中岡と青江が危険区域の事件現場で状況確認をしていると、1人の少女が「すみません、私も入っていいですか」とやってきます。少女の名前は羽原円華という名前です。

オレンジジュースがこぼれるのを知っていた?

青江は危険区域であったことから円華に関係者以外立ち入り禁止であるといい円華の侵入を拒みます。中岡と青江は近くのカフェに入り、水城の事件について話します。そのカフェには、円華もきていました。そこで中岡と話していた青江は不思議な光景を目にします。男の子のオレンジジュースがこぼれるのを知っていたように円華はスマホの位置を寸前で変えたのです。青江はこの光景に驚いて円華に声をかけました。

円華が事件現場にいた理由

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。青江は円華に「君はなぜ事件現場に興味があるの?」と尋ねます。円華は友達を救いたいからと一枚の写真を青江に見せます。そこには1人の青年が写っていました。円華に事件現場までの簡単な地図を書いていたところに円華を追いかけてきた集団が現れ、円華はその場を立ち去ります。円華は何者かに追われていたようでした。青江は温泉を立ち去ると一ヶ月後再び事件が起こります。

2人目の被害者

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。一ヶ月後苔手温泉で事件がありました。またしても森林の屋外で男性が硫化水素中毒で亡くなっていたのです。男性の名前は菜菅田といったそうです。中岡はこんな短期間で、屋外で、硫化水素中毒で2人もなくなるのはおかしいと再び青江に捜査を以来します。青江も事件が気になりだし、捜査することになります。2人の被害者の共通点は役者の卵で芸能活動をしていてドラマなどに出演していたということでした。

被害者の共通点は?

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。水城と菜菅田は水城の妻千佐都と三角関係にあるのではないかと中岡は推測しました。しかし被害者の2人に共演経験はなく2人を結びつけるものはありませんでした、若い女性が車を降りていること、水城は硫化水素を運び入れる人間がいなければ死ななかったと言うことだけはわかっていました。そして2人の出演作品に脚本家甘粕才生と言う人物が関わっていることが判明しました。

硫黄化水素事故で家族を亡くしていた

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。甘粕のブログには硫黄化水素で妻と娘をなくしていたことがわかります。息子の謙人だけが硫化水素の事故から助かります。しかし謙人は植物人間になってしまいました。謙人の意識を戻す手術の影響で謙人は記憶をなくしてしまったのです。才生は息子に懸命に接しますが、自分が父親と認識されない苦しみから息子とは別々の人生を歩むことを決意したのです。

中岡の推理

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。甘粕のブログを読んで中岡は推理を始めました。甘粕は資産家だったが甘粕の書いた脚本は成功と失敗をくりかえしていました。水城は甘粕の脚本が失敗した作品に出演し借金をしていたことから、甘粕一家を恨み殺害しようとしたのではないか、そしてそのあと妻と娘を殺された復讐のため甘粕は水城と菜菅田を殺害したのではないかというのが中岡の推理でした。

円華の探していた青年は甘粕謙人だった!

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。中岡の推理には証拠がなくまた動機も憶測だったため青江は悩みます。青江は一旦中岡を帰します。青江はネットで甘粕一家殺人事件で生き残った長男の顔を調べます。そこに写っていた青年は、円華が助けたいと言っていた青年と同じ顔をしていました。円華の探していた青年は甘粕謙人だったのです。青江は驚き、円華に会いに行きます。

円華との再会

映画「ラプラスの魔女」のあらすじネタバレです。青江が再び円華に会いに行くと、現場に連れて行って欲しいと円華に頼まれます。事件現場で円華は、夏は上昇気流で硫化水素は暑くなり蒸発してしまう、反対に冬は冷たい空気の重さで硫化水素が下にいってしまい事件は起こらないと言い出します。少女らしからぬ推理に青江は驚きます。円華はその場で土を操り土埃であたり一体を充満させる技を披露します。

円華はラプラスの魔女?

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。不思議な技を披露した円華に青江は「君は何者?」と尋ねます。すると円華は「私はラプラスの魔女」と言いました。ラプラスとは古来の科学博士で空間自然時間を操り未来を予知し、現象を変えられる特殊な能力を持っていました。青江は、次に甘粕一家殺人事件で生き残った甘粕才生の息子甘粕謙人に会いに行くことにしました。

謙人は不思議な能力の持ち主だった。

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。青江が謙人の元を訪れると謙人を管理している金太郎に出会います。全太郎は化学期間で働く研究者でした。謙人は手術後、串技な特殊能力を持つようになり、そのことが気になって謙人を引き取ったようです。全太郎は青江に謙人がサイコロの升目が出る前に何が出るのかを当てる動画を見せました。謙人には確かに不思議な能力がありました。

円華は全太郎の娘だった

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。サイコロを投げ、回転し、空気が風となって、摩擦熱で落ちる自然現象を見抜くことができる、未来を予知することができる能力の持ち主でした。青江は、謙人のこの予知能力と、円華がオレンジジュースをこぼした時にスマホを避難させたことや土を操って土埃を起こすことができる能力が似ていることに気づきました。全太郎に話すと円華は全太郎の娘だと言いました。

円華の悲しい思い出

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。円華は謙人を見て自分も被験者となり、その能力を持ちたいと父親である全太郎に手術を受けたいと頼んできたようでした。実は円華は幼い頃、竜巻で自分を守ってくれた母親を亡くしたことがありました。この幼いことの悲しい記憶の罪悪感から、自然現象を操り、未来を予知しコントロールする能力を持ちたいと思ったようでした。そうして被験者となり今のような状態になったそうです。

犯人は円華と謙人?

映画「ラプラスの魔女」あらすじネタバレです。青江は全太郎の話を聞き、青江は硫化水素を屋外で発生させ水城と菜菅田を殺害できる人物は謙人と円華であることに気づきます。温泉で目撃された車を乗り降りしていた若い女性は円華なのではないかと推理しました。しかし全太郎は2人の能力を公にすることはできない、化学は未来を変え未来に役立つものにするのが目標だから、事件に協力できないと言い青江を追い返しました。

マド・エワの法則

青江は再び円華を訪れます。円華に父親からラプラスの魔女になった経緯を聞いたと報告しました。円華は謙人と友人になって八年間、能力を使うために助言を受けていたと言う過去の話をし始めます。謙人によると、マド・エワの法則というラプラスになっても、予知できない未来があるということを話します。地震や竜巻、自然現象は予知できないというそうです。謙人はマド・エワの法則を破るのが夢だと円華に言ったようです。

謙人の心の孤独

謙人はラプラスの魔術師になるためには覚悟がいると言っていたそうです。円華は自分のことに精一杯で謙人の苦しみをわかってあげられなかったと語ります。水城と、菜菅田の事件が起こるまで謙人の抱えていた孤独を知らないままだったとそうです。青江は円華にラプラスの魔女の能力を使わない方がいいのではと尋ねました。父親の実験台にされるのは悲劇しか生まないと青江は考えていたのです。

甘粕才生の現在

その時青江の携帯に中岡から連絡が入ります。中岡は甘粕才生のところに行ったそうですが、甘粕は病院で精神を病み入院していたことが判明します。甘粕は入院中も、画用紙に絵コンテを書いているようでした。次に手がける映画のクライマックスのシーンだと言いますが、そのシーンはすでに撮り終わっていました。甘粕が廃墟にこだわっている理由が中岡達にはわかりません。青江は謙人が記憶喪失ではないことに気づきます。

甘粕一家殺人事件の犯人は?

青江は謙人が何故能力があるのに、記憶を失っている降りをしているのかが気になります。それは父親の才生を守るためではないかと青江は推測します。そこへ再び中岡から連絡があります。甘粕のブログは全くの嘘で、娘は援助交際をして問題のある娘でブログに書かれていた娘とは全く違ったのです。甘粕は問題のある娘とその娘をうんだ母親を憎んで自ら硫化水素事件を起こしていたのです。甘粕一家殺人事件の犯人は甘粕でした。

甘粕の計画

さらに甘粕は、水城と菜菅田を殺害し事件を起こして、もっと大きな事件にし、それを映画の脚本西、引き裂かれた家族の絆だけではなく、悲劇的な連続殺人が加わることで大きな映画の大作ができると計画していました。謙人はそれを知って記憶のないふりをして、映画の脚本の打ち合わせをする父をベッドから見ていたのです。謙人はずっと心に孤独を抱えたまま生きていたのです。

謙人の動機

謙人は父親が映画の脚本ばかりに気を取られていたおかげで、妹と母の人生が狂わされただけではなく脚本のために殺されたことを恨み、ラプラスの魔術師の能力を使って、父親を抹殺しようとしていたのです。円華はそれに気づき、謙人を助けたいと思っていました。金太郎の研究機関からの追ってから逃れた円華と青江は、甘粕のスケッチを元に、謙人の居場所を導き出します。

ラプラスの魔女の映画の結末は?

映画「ラプラスの魔女」のあらすじをネタバレ解説してきました。ここからは映画「ラプラスの魔女」のラストのネタバレとなります。甘粕を殺害しようとする謙人を円華は救うことはできるのでしょうか。また甘粕を青江は追い詰めることができるのか、ラストで一気に判明します。映画「ラプラスの魔女」のラストは廃墟の奥で甘粕と謙人が対峙しているところから始まります。ラストまでネタバレ解説していきます。

謙人VS父親

映画「ラプラスの魔女」ラストのネタバレです。全てを聞かされた青江は円華とともに廃墟に向かいます。円華は、謙人が、廃墟の奥でラプラスの能力を使うと推測します。謙人はシンドロームと言う気流をあげて竜巻を起こし廃墟の奥にいる父親と自分を吹き飛ばし破壊させ死のうとしていました。才生は人間の存在とは認識されて初めて意味を持つと謙人に言いました。硫化水素殺人を手伝った千佐都を殴って殺害しようとしていました。

謙人を救出する方法

千佐都さえいなくなれば完全犯罪隣、千佐都の存在を最初からなかったことにしてしまえば、存在とならない、また謙人も父親の存在を忘れてことからそれと同じだと言いました。青江は、このままでは君は公開をする。君の能力でなんとかするんだと円華に言いました。すると円華は廃墟に穴を開け大気圧を出し建物を守ることを想像します。ラプラスの能力を使い乗ってきた車を持ち上げ、廃墟に投げて穴を開けます。

甘粕は下敷きに

映画「ラプラスの魔女」ラストのネタバレです。円華の能力で地圧似寄り建物が激しく動きますが、謙人も千佐都も無事に救出することができました。しかし甘粕だけは建物の下敷きになっていまいます。謙人は能力のおかげではなく、人間とは原子で分体化した時に存在を認められると甘粕に言います。空にはラプラスの虹がかかってました。この虹は亡くなった人と交信した時に現れるものだそうです。

謙人のその後

映画「ラプラスの魔女」ラストのネタバレです。円華は能力を持ったことを誇りに思います。そのあと水城、菜菅田の事件は事故として処理されます。事件後謙人は行方不明となりました。青江は円華に「謙人くんが今どこにいるのか未来予知できるのではないか」と聞きます。すると円華は「知りたい?」と青江に聞き返します。青江は「いや、知りたくない」といい円華は知らない方がいいと微笑んだのでした。

ラプラスの魔女の映画の原作を紹介!

映画「ラプラスの魔女」をあらすじからラストまで詳しく解説してきました。映画の結末では甘粕は病死、謙人の行方はわからなくなってしまいます。そんな映画「ラプラスの魔女」には原作が存在します。映画「ラプラスの魔女」の原作を詳しく紹介していきます。

原作は東野圭吾!

映画「ラプラスの魔女」の原作は東野圭吾です。1998年に発売した「秘密」がヒットして有名になります。第52回日本推理作家協会賞を受賞しています。また2006年「容疑者Xの献身」で直木賞を受賞しています。ラプラスの魔女は、作家デビュー30周年記念作品で「これまでの私の小説をぶっ壊してみたかった」とコメントしています。発売から一ヶ月で28万部を突破しました。

原作のあらすじを解説!

映画「ラプラスの魔女」の原作のあらすじを紹介します。映像プロヂューサーの水城が妻と訪れていた温泉旅行で硫化水素中毒で脂肪しました。その事故の三ヶ月前から水城の母から息子のことで相談を受けていた中岡刑事は気になって水城の母に連絡をとります。しかし息子の事故のあと首を吊っていました。老人ホームで遺品整理にきていた妻を見て殺人に関係していると中岡は確信します。

原作との違い①ボディガード武尾

映画「ラプラスの魔女」と原作の違いの一つは円華のボディガードの武尾です。原作では、円華が武尾と出会うところから始まります。そして円華が雪の日に逃走するシーンまで、物語は武尾視点で描かれていきます。武尾は円華の不思議な能力を目にしているのですが、映画ではカットされています。映画での武尾の登場シーンは第2の硫化水素が起きた現場で円華を連れ戻しにきた場面でした。

原作との違い②羽原円華

映画「ラプラスの魔女」と原作の違いの一つは、羽原円華です。武尾との出会いの場面が映画ではカットされているため、円華の不思議な能力が披露される場面が映画では少なかったようです。原作では他にも青江とクレーンゲームや、ボーリングのピンの残りの予想なども行っていました。映画では月虹を見上げるシーンや青江との逃走がオリジナルシーンとして描かれています。硫化水素の実験は映画は昼でしたが、原作では夜でした。

原作との違い③青江修介

映画「ラプラスの魔女」と原作の違いの一つは、青江修介です。映画では武尾の出番の代わりに青江が担っています。原作で、ラストのシーンは武尾と円華が「未来はどうなっていくのか」という会話をしていますが、映画背はその会話は青江と円華の会話に変更されています。原作では青江はレゴが好きなため廃墟を見たときレゴみたいと発言をします。そこから謙人の救出方法を思いつきますが映画では紙飛行機がきっかけでした。

原作との違い④甘粕謙人

映画「ラプラスの魔女」と原作の違いの一つは甘粕謙人です。甘粕謙人はラプラスの悪魔でした。映画で謙人が能力を見せるのは、天気の予測と、サイコロの目の予測です。しかし原作にはもっとあったようです。また映画では原作にあった水城千佐都との関係はカットされています。入院中の意思疎通の方法も映画では指を叩いていた回数なのに対し、原作では瞬きの回数でした。

原作との違い⑤中岡祐二

映画「ラプラスの魔女」と原作の違いの一つは中岡祐二です。麻布北署の刑事である中岡は、原作では水城の母に相談を受けていました。そして水城の母に千佐都の調査を頼まれていました。しかし映画では水城の母の名前は出てきません。また、甘粕のブログを見つけたのは映画では中岡になっていますが、原作では青江になっています。捜査のシーンがカットされているため、ブログの発見を中岡の手柄にしていたと考えられます。

原作との違い⑥甘粕才生

映画「ラプラスの魔女」の原作との違いの一つは、甘粕才生です。原作では甘粕の残虐性についてマウスの例を使って説明されています。しかし映画にそのシーンはありません。映画では甘粕は施設に入っていますがここも原作とは異なります。廃墟に千佐都を連れて行くとき原作よりも乱暴になっているのは甘粕の残虐性を表しているものと考えられます。そして原作で甘粕は拳銃を持参しています。映画では廃墟に置いてありました。

ラプラスの魔女のキャスト一覧!

映画「ラプラスの魔女」をラストまでネタバレ解説してきました。映画「ラプラスの魔女」に登場した主要キャラクターを演じる豪華なキャストを紹介していきたいと思います。映画「ラプラスの魔女」に出演したキャストが過去に出演していた作品についても詳しく解説していきます。

櫻井翔/青江修介役

映画「ラプラスの魔女」で事件を解決する教授青江を演じたのは櫻井翔です。ジャニーズ事務所のタレントで、アイドルグループ「嵐」のメンバーです。ニュースキャスターとしても活躍しています。ドラマでは「家族ゲーム」「謎解きはディナーのあとで」「先に生まれただけの僕」などに出演しています。映画では「木更津キャッツアイ」「神様のカルテ」「ハチミツとクローバー」「ヤッターマン」などにも出演しています。

青江修介

映画「ラプラスの魔女」で事件を解決するのは大学で地球化学が専門の教授です。雪山で起きた硫化水素事件の調査を中岡から依頼されますが、事故でも自殺でも他殺でもないと言って調査を断りますが、次第に事件が気になって行き、不思議な能力を使う少女に出会います。甘粕のブログを発見し鋭い推理を展開します。また、円華が父親の実験台のような形で被験者になったことをよく思っていません。映画では紙飛行機を作ります。

広瀬すず/羽原円華役

映画「ラプラスの魔女」で不思議な能力を持つ少女を演じるのは広瀬すずです。姉には広瀬アリスがいます。雑誌「Seventeen」の専属モデルでした。ドラマ「幽かな彼女」でドラマデビュー、「学校のカイダン」ではドラマ初主演を果たしました。映画「ちはやふる」では単独映画初主演を果たしました。2019年前期放送予定の連続テレビ小説では、主演を務める予定です。

羽原円華

映画「ラプラスの魔女」で不思議な未来予知能力を持つ少女は羽原円華です。彼女は雪山で出会った教授に「ラプラスの魔女」と名乗ります。研究者である父親に、謙人のようになりたいと自ら実験台になることを望みます。幼い頃に自然災害で母親をなくした経験からそうしたことを願ったようです。隔離された部屋で監視されていて、そこを抜け出し、青江とともに研究所の職員から追いかけられます。

福士蒼汰/甘粕謙人

映画「ラプラスの魔女」で不思議な能力を持つ青年を演じるのは福士蒼汰です。ドラマ「美咲ナンバーワン」で俳優デビューしています。「仮面ライダーフォーゼ」ではテレビドラマ初主演、劇場版「仮面ライダーオーズ」で映画初出演をしています。ドラマ「恋仲」で月9初主演となりました。映画「ストロボエッジ」「曇天に笑う」「神様の言う通り」「好きっていいなよ」「図書館戦争」などに出演しています。

甘粕謙人

映画「ラプラスの魔女」で、不思議な能力を持つ青年は甘粕謙人です。謙人は、サイコロの目を予測できたり、天気を予知することができます。過去に硫化水素事件で父親に殺されかけたが、三人の中で唯一生き残りました。しかし、父親から身を守るため記憶がないふりをし続けました。謙人は密かに母と妹が殺された恨みを抱いており、自然現象を使って父親を殺害しようとします。

中岡裕二/玉木宏

映画「ラプラスの魔女」で事件を追う刑事を演じたのでは玉木宏です。ドラマ「せつない」で俳優デビューをしています。映画「ウォーターボーイズ」で注目され「ポカリスエット」のCMにも出演しました。ドラマ「のダメカンタビーレ」で千秋真一を演じ人気俳優になりました。連続テレビ小説ドラマ「あさがきた」にも出演しています。映画「プリンセストヨトミ」「大奥」などにも出演しています。

武尾徹/高嶋政伸

映画「ラプラスの魔女」で円華のボディガードを演じたのは高嶋政伸です。元は父親からの借金を返済するために俳優を始めたそうです。脇役として有名でドラマでは「SPEC」「信長のシェフ」「真田丸」「カインとアベル」「先に生まれただけの僕」「緊急取調室」「株価暴落」などに出演しています。映画では「釣りバカ日誌」「マリと子犬の物語」「ジェネラルルージュの凱旋」「暗殺教室」などに出演しています。

水城千佐都/佐藤江梨子

映画「ラプラスの魔女」で、甘粕の犯行を手伝った被害者の妻演じているのは、佐藤江梨子です。元グラビアアイドルです。第20回ベストシーニスト賞を受賞しています。また第29回ヨコハマ映画祭主演女優賞も受賞しています。ドラマでは「ちゅらさん」「オレンジデイズ」「ランチの女王」「ヤスコとケンジ」「半分、青い」などに出演しています。また映画では「ラッシュライフ」「すべては海になる」などに出演しています。

奥西哲子/志田未来

映画「ラプラスの魔女」で青江教授の助手役を演じているのは志田未来です。「永遠の1/2」でドラマ初出演をしています。「借王ファイナル」で映画初出演しています。ドラマ「女王の教室」で民放連続ドラマ初レギュラーとなります。「14歳の母」でドラマ初主演を果たしました。映画では「誰も守ってくれない」で初主演を果たしています。「借りぐらしのアリエッティ」では声優初挑戦となりました。

羽原全太郎/リリー・フランキー

映画「ラプラスの魔女」で円華の父親であり研究者を演じるのはリリー・フランキーです。「東京タワー〜オカンと僕と時々オトン」を自身初長編として連載していました。バラエティ番組でも活躍しています。映画では「きいろいぞう」「そして父になる」「神様の言う通り」「万引き家族」などに出演しています。ドラマでは「コード・ブルー」「モテキ」「ラッキーセブン」「マジすか学園5」などに出演しています。

甘粕才生/豊川悦司

映画「ラプラスの魔女」で残虐な人物を演じラストで犯人だった役を演じるのは豊川悦司です。第20回日本アカデミー賞授賞式の優秀主演男優賞の発表の際、唯一スーツを着用せず長袖のTシャツ姿で登場しました。ドラマ「太平記」「青い鳥」「ビューティフルレイン」「半分、青い」などに出演しています。映画では「20世紀少年」「プラチナデータ」「犬と私の10の約束」「のみとり侍」「三月のライオン」などに出演しています。

ラプラスの魔女の映画の感想や評価を紹介!

映画「ラプラスの魔女」をラストまでネタバレしてきました。映画「ラプラスの魔女」をラストまで見た観客の感想も紹介していきます。好評な感想だけではなく不評の感想も紹介していきます。

好評の感想

映画「ラプラスの魔女」の好評の感想です。青江を演じる櫻井翔の演技について好評の感想が多く上がっていました。事件を解決する大学教授青江は普通、一般人の感覚で不思議な能力を持つ少女と青年に接していきます。登場人物の中で青江が一番観客に近い感覚だったので、櫻井翔に親近感を覚える人もいたそうです。

不評の感想

映画「ラプラスの魔女」についての不評の感想です。映画「ラプラスの魔女」には好評の感想だけではなく、不評の感想もありました。原作からの変更点が、不評につながったようです。原作では水城の母が中岡に相談しています。そのことがきっかけで中岡から千佐都が疑われるきっかけになりました。しかし映画ではそのことは描かれません。

ラプラスの魔女の映画あらすじをラストまでネタバレまとめ!

映画「ラプラスの魔女」についてあらすじからラストまでネタバレを解説してきました。また原作の東の敬語や、原作の「ラプラスの魔女」についても解説しました。映画「ラプラスの魔女」に出演した豪華キャストも解説しました。映画「ラプラスの魔女」、犯人や動機を知った上でもう一度みるとより深く世界観がしれるでしょう。

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