レヴェナント:蘇えりし者をネタバレあらすじ解説!疑問点や謎を考察

『レヴェナント:蘇えりし者』についてのネタバレあらすじや謎について解説します。『レヴェナント:蘇えりし者』は2015年に公開された映画です。その年のアカデミー賞では最多ノミネートとなり、主役を務めたレオナルド・ディカプリオの主演男優賞獲得や、撮影監督であるエマニュエル・ルベツキの3年連続撮影賞受賞が、大きな話題となりました。この記事では『レヴェナント:蘇えりし者』のネタバレあらすじを詳しく紹介し、映画の謎についてもネタバレ解説しています。

レヴェナント:蘇えりし者をネタバレあらすじ解説!疑問点や謎を考察のイメージ

目次

  1. レヴェナント:蘇えりし者について徹底調査!
  2. レヴェナント:蘇えりし者とは?
  3. レヴェナント:蘇えりし者の映画あらすじをネタバレ解説!
  4. レヴェナント:蘇えりし者の疑問点や謎を考察!
  5. レヴェナント:蘇えりし者の出演者一覧!
  6. レヴェナント:蘇えりし者の感想や評価を紹介!
  7. レヴェナント:蘇えりし者についてまとめ!

レヴェナント:蘇えりし者について徹底調査!

『レヴェナント:蘇えりし者』のネタバレあらすじや謎について紹介していきます。『レヴェナント:蘇えりし者』は実話をベースとした物語であり、美しい映像と過酷な撮影現場であったことが注目を集めました。主役を務めたレオナルド・ディカプリオがアカデミー主演男優賞に輝いたことや、撮影監督であるエマニュエル・ルベツキのアカデミー賞3年連続受賞といったことも話題となった映画です。

映画『レヴェナント:蘇えりし者』オフィシャルサイト| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

レヴェナント:蘇えりし者とは?

『レヴェナント:蘇えりし者』の概要を簡単に紹介します。『レヴェナント:蘇えりし者』は2016年1月8日にアメリカで公開されました。日本では2016年4月22日に公開されています。監督を務めたのはアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ。主演はレオナルド・ディカプリオです。撮影監督にエマニュエル・ルベツキ。そして音楽には坂本龍一も関わっています。

アカデミー賞受賞の大ヒット映画!

『レヴェナント:蘇えりし者』は第88回アカデミー賞で最多となる12部門にノミネートされました。受賞したのは監督賞、主演男優賞、撮影賞です。アカデミー賞以外の映画賞も多く受賞しました。

レヴェナントの意味とは?

『レヴェナント:蘇えりし者』のタイトルにあるレヴェナントという言葉には「帰ってきた人」や、「亡霊」、もしくは「幽霊」といった意味があります。映画の中では死んだと思われていたヒュー・グラスが返ってきました。実は『レヴェナント:蘇えりし者』は実話をベースにした物語であり、クマに襲われながらも帰還したヒュー・グラスは実在した人物です。ただし、伝説的な存在となっており、どこまで真実か曖昧です。

レヴェナント:蘇えりし者の映画あらすじをネタバレ解説!

『レヴェナント:蘇えりし者』のあらすじを詳しくネタバレ解説していきます。『レヴェナント:蘇えりし者』のあらすじは簡単にネタバレすると、「クマに襲われて大怪我をした男が、息子も殺されて見捨てられた後、なんとか生き延びて復讐に向かう」というものです。映画の中では幻想的なシーンも盛り込まれ多くの謎を残しました。ここでは、主人公の男の行動を中心に詳しくあらすじをネタバレ紹介します。

アリカラ族との戦い!

ネタバレあらすじその1。1823年のアメリカ北西部の極寒地帯で毛皮を集めるハンターの一団がいました。毛皮を運ぶ準備している一団を、先住民族であるアリカラ族が襲います。互いに多くの死傷者を出す戦闘でした。ハンター集団の生き残りは船に乗り込み、川を下って難を逃れます。しかし、川を下った先もアリカラ族の領地であることは変わりません。一団のガイド役であるヒュー・グラスは船を捨てることを提案しました。

グラスは、時間はかかっても山沿いのルートから砦へ戻るほうが安全だと言います。ハンター一団の中でも意見は割れました。しかし、一団の隊長はグラスの意見を支持します。ハンターのひとりジョン・フィッツジェラルドは不満を覚えます。フィッツジェラルドは毛皮で得られる報酬や、犠牲になった仲間のことを引き合いに出し、毛皮を捨てでも山を歩く手段に納得が行きません。

フィッツジェラルドはグラスが先住民族のひとつであるポーニー族との間に子を儲けたことを指摘します。侮辱されたグラスの息子、ホークはフィッツジェラルドの挑発に乗りますが、グラスが抑えました。次にフィッツジェラルドはグラスを挑発しますが、隊長がその場を収めました。グラスは先住民の言葉を使って、ホークに身の振り方を厳しく言い聞かせます。夜になってから、グラスはホークに「お前は俺の息子だ」と言いました。

山を登る!

ネタバレあらすじその2。ハンター一団は土砂降りの雨の中を進みます。隊長はグラスに「息子を母親の元に返したらどうだ?」と尋ねました。しばらくすると、雨は止み、一団は密林の中で休息を取ります。ひとりで辺りを歩いていたグラスは、獣気配を感じて銃を構えます。そこを熊に襲われました。グラスはひどく痛めつけられながらも銃を取り、熊に向けて発砲しました。しかし、熊は興奮してさらにグラスに傷を負わせます。

熊が離れた隙にグラスはナイフを取り出しました。再び熊に襲われながらもナイフを何度も突き立てて熊を仕留めました。ハンター一団もグラスの元にやってきます。出血多量で死にかけているグラスを隊長が縫って応急処置をします。フィッツジェラルドはグラスを殺してやったほうが楽に死ねる上、アリカラ族に狙われる心配も少ないと考えました。一行はその場でキャンプをすることになります。

グラスの生還を諦める

ネタバレあらすじその3。アリカラ族は奪い取った毛皮をフランス人の元へ持って行きます。毛皮の代わりにライフルや馬を要求する族長でしたが、フランス人は馬は取引できないと断ります。しかし、族長は奪われた娘ポワカを探すために馬を使う、と頑なな態度を示し、フランス人から馬を引き渡されました。

一方、ハンター一団はグラスを運びながら進みますが急勾配を登り切ることができません。限界を感じた隊長はグラスを殺そうとしますが、引き金を引くことができません。隊長はグラスを看取るため、その場に残る者を募りました。息子であるホークとブリジャーが志願します。隊長が報酬を約束すると、フィッツジェラルドが志願しました。グラスに恩義を感じている隊長はグラスをきちんと看取ることを命じます。

その晩、ホークに声を掛けられたグラスはポーリー人の妻の姿を幻視しました。フィッツジェラルドは墓をほり、金を得たらハンター稼業辞めるつもりでいました。フィッツジェラルドは頭にひどい傷痕があり、それは先住民によってつけられたものでした。ブリジャーに尋ねられたので、フィッツジェラルドは昔の話を少ししました。

ホークの死

ネタバレあらすじその4。グラスがなかなか死なない為、いっそ殺してしまおうかとフィッツジェラルドは思い立ちグラスを窒息させようとします。そこへ戻ったホークがフィッツジェラルドに襲い掛かります。興奮してブリジャーを呼びますがブリジャーは川で水を汲んでおり気付きません。アリカラ族に気付かれることを恐れたフィッツジェラルドはホークを殺害し遺体を隠しました。動けないグラスは息子の姿を見ることしかできません。

戻ったブリジャーはホークの姿が見えないことをフィッツジェラルドに尋ねますが、フィッツジェラルドは白を切ります。アリカラ族が迫っていると言うフィッツジェラルド。フィッツジェラルドとブリジャーはグラスを置いて逃げることにしました。ブリジャーは何度も謝りながら、先行したフィッツジェラルドの後を追いました。一方、隊長たちも帰還するために雪の中を進んで行きます。

ひとりになったグラス

ネタバレあらすじその5。墓穴に放置されたグラスは、自力で這い出て、地を這って進みます。そして、ホークの遺体を見つけました。グラスはホークの身体に寄り添います。一方、ブリジャーはフィッツジェラルドの発言におかしな点があることに気付きました。ブリジャーはフィッツジェラルドに銃口を向けます。フィッツジェラルドは嘘を告白して銃を奪いました。火薬が詰まっていなかったためブリジャーは死なずに済みます。

しばらくホークの遺体に寄り添っていたグラスでしたが、再び移動を始めます。極寒の地を毛皮を纏ってグラスは進みます。しばらくするとアリカラ族がホークの遺体がある場所まで進んできました。グラスは川まで這って進み、水を飲み、火打ち石で起こした火と火薬を使って傷口を治療します。草を食べて飢えを凌ぎ、少しずつ進むグラスですが、追ってきたアリカラ族の姿を目撃します。

川に身を隠すグラスでしたが、見つかってしまい、泳いで逃げることになります。急流に飲まれたグラスは流木にしがみつくことでアリカラ族から逃れることができました。一方、フィッツジェラルドとブリジャーは先住民族の村にたどり着きます。そこは白人による略奪が行われた場所でした。ブリジャーは生き残りの村女を見て、食料を分けてやります。

原住民の男との出会い

ネタバレあらすじその6。川岸で魚を捕まえて食べたグラスが、崖を登ります。そこで、牛の群を見ました。夜になると、牛を食べている先住民族の男と出会います。男はグラスに敵意がないことを悟ると、肉を分けてやりました。ふたりは生肉を喰らいます。朝になってグラスは熊に襲われ、仲間に捨てられたと、事情を話します。ポーニー族と会うと言う男にグラスは同行しました。グラスの傷口はすでに腐敗が始まっています。

一方、フィッツジェラルドとブリジャーはカイオワ砦に到着します。フィッツジェラルドはグラスを手厚く埋葬したと嘘を吐きます。ホークのこともうまくごまかして報酬を受け取ります。ブリジャーは報酬をもともと要求していませんでしたが、隊長は気持ちとしてわずかに報酬を用意します。しかし、良心の呵責からブリジャーは金を受け取らずに去りました。

フランス人とアリカラ族の娘

ネタバレあらすじその7。衰弱したグラスは、先住民族の男が寄せ集めた木で作られたドームの中で目を覚まします。外へ出ると殺された男が吊るされていました。グラスは近くにいたフランス人たちの姿を見つけます。グラスは女を犯すために逸れたフランス人に銃を突きつけ、女を救い、自身は馬を奪って逃げました。

フランス人から逃れて休んでいるところを、アリカラ族に襲われます。急いで馬を走らせたグラスでしたが、崖から落下しました。辛くも生き延びたグラスでしたが、馬は死んでしまいます。そこにはブリザードの気配が迫っていました。グラスは馬の臓器を取り出し、馬の死骸の中に入って寒さを凌ぎます。

砦への帰還

ネタバレあらすじその8。カイオワ砦にはフランス人の生き残りがきました。フランス人はグラスが落とした水筒を持っていました。それはもともとはホークの持ち物であったため、砦の人間たちはホークが生きているかもしれないと思います。すぐに捜索に向かいました。しかし、フィッツジェラルドはホークの死を知っているため、不安を感じます。しかし、捜索隊が発見したのはグラスでした。隊長はブリジャーたちの拘束を命じます。

隊長はフィッツジェラルドを探しますが、フィッツジェラルドは金庫の金を奪ってテキサスへと逃亡していました。隊長はブリジャーに怒りのままに蹴り飛ばします。砦に運ばれたグラスは傷口の治療を受けました。グラスはフィッツジェラルドがホークを殺したことを隊長に報告しました。グラスはフィッツジェラルドを追うための馬と銃を所望します。隊長は最初反対しますが、最終的には許可しました。

フィッツジェラルドとの殺し合い

ネタバレあらすじその9。グラスは隊長と共にフィッツジェラルドを探しました。近くにフィッツジェラルドの気配を感じたグラスは隊長と別れて行動します。フィッツジェラルドと遭遇したのは隊長でした。対峙したふたりは銃を放ちます。銃声を聞いたグラスが現場に向かいました。そこには頭の皮を剥がれた隊長の遺体があります。グラスは隊長の遺体を連れてフィッツジェラルドを探しました。フィッツジェラルドは狙撃します。

しかし、グラスはフィッツジェラルドの遺体を自身に見立て、フィッツジェラルドをおびき出しました。森に逃げ込んだフィッツジェラルドをグラスは追います。フィッツジェラルドを追う中でグラスは銃を失いました。グラスは斧を武器とし、フィッツジェラルドはナイフを持ち出して戦います。壮絶な殺し合いの末、フィッツジェラルドは重傷を負います。

勝敗が決した頃、アリカラ族一行が近くにやって来ました。グラスがフィッツジェラルドを川に流すと、アリカラ族によってフィッツジェラルドはとどめを刺されました。その後、アリカラ族はグラスの側を通って行きますが、グラスには手を出しません。一行にはグラスが助けた先住民族の娘もいました。九死に一生を得たグラスは微笑む妻が去って行く姿を幻視するのでした。

レヴェナント:蘇えりし者の疑問点や謎を考察!

『レヴェナント:蘇えりし者』にはいくつかの謎と呼べる疑問点が存在しています。監督であるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督は映画の裏にテーマを隠して表面的には謎に見える演出多様する監督として知られています。ここではそんな映画の謎についてネタバレ紹介していきます。

グラスの移動距離!

『レヴェナント:蘇えりし者』についての謎のネタバレ紹介の1つ目は、グラスの移動距離です。重傷を負ったグラスは長距離を移動して生還しました。ヒュー・グラスが移動した距離は320キロと言われています。ただし、原作小説では500キロ以上移動したと書かれています。移動距離にそれほど大きな差があるのは謎です。しかし、この謎についてはヒュー・グラスの伝説が誇張されているからだと考えられています。

復讐は果たせた?

『レヴェナント:蘇えりし者』についての謎のネタバレ紹介の2つ目は、「グラスは復讐は果たせたのか?」という謎です。最後の戦いでフィッツジェラルドに重症を負わせましたが、グラスは自ら止めをさしません。フィッツジェラルドはアリカラ族に殺されます。このシーンではせっかく復讐しに追いかけてきたのに殺さないのが謎という風に見られます。

グラスはフィッツジェラルドに激しい殺意を抱いていましたが、途中で出会った先住民族の「復讐は神に委ねる」といった言葉を思い出し、自分で止めを刺すことをやめました。しかし、すぐにフィッツジェラルドは殺されてしまっていることから、復讐は果たされたと考えられています。ちなみに、グラスが殺されずにすんだのは、族長の娘を救っていたからです。族長の娘の設定は映画オリジナルのキャラクターでした。

ちなみに、史実では復讐の謎について、ラストの展開が大きく違います。まず、グラスは若かったブリッジャーのことは許しています。ブリッジャーは後に社会的な成功を納めたとされています。一方、フィッツジェラルドへの復讐が果たされたのかどうかは謎です。グラスはフィッツジェラルドを追っていますが、その時にはフィッツジェラルドは軍隊に入隊しています。軍人殺しはグラスにとってもリスクが大きいことでした。

立場の変化から、グラスは報復を断念したと考えられています。ただし、明確なエビデンスは示されていないため謎です。原作小説ではこの謎に対しても独自の結末を描いているとされています。

レヴェナント:蘇えりし者の出演者一覧!

『レヴェナント:蘇えりし者』の出演者一覧を紹介します。『レヴェナント:蘇えりし者』は、主演であるレオナルド・ディカプリオが5度目のノミネートでようやくアカデミー主演男優賞を獲得したことが大変話題となりました。また、映画の中で激しく対立したトム・ハーディの演技も評価されています。ここでは主要なキャストの経歴や代表作についての情報をまとめて紹介しています。

レオナルド・ディカプリオ(ヒュー・グラス役)

『レヴェナント:蘇えりし者』で主人公であるヒュー・グラスを演じたのはレオナルド・ディカプリオです。レオナルド・ディカプリオは1974年11月11日にアメリカで生まれました。『レヴェナント:蘇えりし者』にてアカデミー主演男優賞に輝いた俳優ですが、映画のプロデューサーや、脚本家、そしてエコロジーに関心が強い人物であることもよく知られています。日本での人気の絶頂期には「レオ様」の愛称で呼ばれました。

レオナルド・ディカプリオは10代の頃から俳優としてのキャリアをスタートさせています。1993年のジョニー・デップ主演映画『ギルバート・グレイプ』では19歳でアカデミー助演男優賞にノミネートされました。『ロミオ+ジュリエット』では主人公のロミオを演じます。知名度が飛躍的に上昇させたのが1997年の『タイタニック』です。『タイタニック』のヒットで日本はもちろん、世界中で人気の男性俳優となりました。

2002年の『ギャング・オブ・ニューヨーク』を始めとして、マーティン・スコセッシ監督とは何度もタッグを組んでいます。レオナルド・ディカプリオが主演したマーティン・スコセッシ監督作品は、2004年の『アビエイター』、2006年の『ディパーテッド』、2009年の『シャッター アイランド』、2013年の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』です。他の代表作には2010年の『インセプション』などがあります。

『レヴェナント:蘇えりし者』の日本語吹き替え版でヒュー・グラスのキャストを務めたのは加瀬康之です。加瀬康之は1971年3月14日に東京都で生まれました。洋画の吹き替えを数多く務めています。代表的な担当俳優はポール・ベタニーです。他にもライアン・ゴズリングやクリス・エヴァンスの吹き替えも担当しました。また、アニメでも活躍しており2015年の『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』では主演を務めました。

トム・ハーディ(ジョン・フィッツジェラルド役)

『レヴェナント:蘇えりし者』でジョン・フィッツジェラルドを演じたのはトム・ハーディです。トム・ハーディは1977年9月15日にイギリスで生まれました。『レヴェナント:蘇えりし者』にてアカデミー助演男優賞にノミネートされました。一時期、アルコールやコカイン中毒に悩まされていましたが、現在は克服しています。

トム・ハーディはロンドンで演劇を学んだ後、2001年のリドリー・スコット監督作品『ブラックホーク・ダウン』でハリウッドに進出します。レオナルド・ディカプリオと共演したクリストファー・ノーラン監督作品『インセプション』で知名度を上げました。クリストファー・ノーラン監督の作品である2012年の『ダークナイト ライジング』や、2017年の『ダンケルク』にも出演しています。

近年のトム・ハーディの出演作で話題となったのは2015年の『マッドマックス 怒りのデス・ロード』です。『レヴェナント:蘇えりし者』と同年の公開ですが、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』も話題となっていました。2018年にはマーベル・コミックのキャラクターが登場する『ヴェノム』の公開が控えています。

『レヴェナント:蘇えりし者』の日本語吹き替え版でジョン・フィッツジェラルドのキャストを務めたのは桐本拓哉です。桐本拓哉は1967年7月27日に岐阜県で生まれました。洋画の吹き替えや、アジアの映像作品の吹き替えを数多く務めています。代表的な担当俳優はブラッドリー・クーパーやヒョンビンです。また、アニメでも活躍しており2017年の『正解するカド』では需要キャラクターのひとり、言野匠を演じました。

ドーナル・グリーソン(アンドリュー・ヘンリー役)

『レヴェナント:蘇えりし者』で隊長こと、アンドリュー・ヘンリーを演じたのはドーナル・グリーソンです。ドーナル・グリーソンは1983年5月12日にアイルランドで生まれました。現在も俳優として活躍しているブレンダン・グリーソンを父に持ちます。

ドーナル・グリーソンは舞台で活躍し、2006年の『ウィー・トーマス』での演技が高く評価されました。2010年からは『ハリー・ポッター』シリーズの不死鳥の騎士団の一員、ビル・ウィーズリー役を演じています。2015年の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』ではハックス将軍役を務め、以降のシリーズにも継続して出演しています。最新作となるエピソード9にも同役で出演予定です。

『レヴェナント:蘇えりし者』の日本語吹き替え版でドーナル・グリーソンのキャストを務めたのは鶴岡聡です。鶴岡聡は1978年8月19日に神奈川県で生まれました。吹き替えの仕事ではトム・ハーディを担当したこともあります。アニメにも多く出演しており、2011年のアニメ『Fate/Zero』のキャスター役は注目を集めました。また、2017年のアニメ『Fate/Apocrypha』にも赤のバーサーカー役で出演しています。

ウィル・ポールター(ジム・ブリッジャー役)

『レヴェナント:蘇えりし者』でジム・ブリッジャーを演じたのはウィル・ポールターです。ウィル・ポールターは1993年1月28日にイギリスで生まれました。2008年の『リトル・ランボーズ』や2010年の『ナルニア国物語/第3章: アスラン王と魔法の島』に出演しています。ヤングアダルト小説を原作とした『メイズ・ランナー』シリーズ3部作には主要なキャストとして出演しました。

『レヴェナント:蘇えりし者』の日本語吹き替え版でウィル・ポールターのキャストを務めたのは西健亮です。西健亮は1980年7月6日に熊本県で生まれました。アニメや吹き替えで活躍しています。近年の出演作には吹き替えでは海外ドラマ『SUITS/スーツ』、アニメでは2017年の『青の祓魔師 京都不浄王篇』などがあります。

レヴェナント:蘇えりし者の感想や評価を紹介!

カメラの動きがすごい!

『レヴェナント:蘇えりし者』を見た人の感想には、「カメラワークがすごい」という感想がありました。『レヴェナント:蘇えりし者』にいくつか見どころとなるシーンがあります。カメラワークに関しては冒頭のシーンから立体的な動きをしていると評判です。アリカラ族の襲撃を受けた一行は、戸惑いながらも戦闘を始めますが、カメラは止まらずに動き続け、独特の躍動感を出しているという感想がありました。

また、ヒュー・グラスが熊に襲われるシーンについても多くの好意的な感想が寄せられています。熊はCGによるものですが、制作時には本物の熊を使うことも検討されたようです。ただし、飼いならされた熊では野性のリアリティが出せないということでCGとなりました。レオナルド・ディカプリオの演技とCG、そしてカメラワークが合わさって迫力のあるシーンとなったと話題です。

さらに、ヒュー・グラスとジョン・フィッツジェラルドの決闘のシーンの迫力についても好意的な感想が寄せられています。死闘を演じたレオナルド・ディカプリオとトム・ハーディは実際に殴り合いの喧嘩をしたそうです。ふたりの本気の殴り合いと、カメラワークによる演出によって、単なる決闘場面以上の、迫力のある殺し合いの場面となったと評価する声がありました。

このような、カメラワークについての評価は、撮影監督であるエマニュエル・ルベツキがアカデミー賞を3年連続で受賞したことにも表れています。『ゼロ・グラビティ』や『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』など、過去に高評価を受けたエマニュエル・ルベツキの撮影作品を引き合いに出して、好意的な感想を述べる人もいました。

風景が美しい!

『レヴェナント:蘇えりし者』を見た人の感想には「風景が美しい」というものが多くありました。カメラワークと同じく撮影された映像に対する評価です。『レヴェナント:蘇えりし者』の部隊は厳しい寒さのアメリカ北部が舞台になっています。そこでは雪原や、滝など、大自然の雄大な世界が広がります。『レヴェナント:蘇えりし者』を見た人の感想にはそうした自然の脅威を感じさえる映像世界だったという意見があります。

また、途中で挿入される幻想的な風景についても好意的な意見があります。『レヴェナント:蘇えりし者』ではグラスが帰還するというあらすじの各所に、アメリカバイソンの頭蓋骨の山や、崩れた教会といった幻想的な場面が挿入されていました。そうしたシーンでの映像美についても「美しい」という感想が多く寄せれています。

レオナルド・ディカプリオの演技が凄すぎる!

『レヴェナント:蘇えりし者』を見た人の感想には「主演を務めたレオナルド・ディカプリオの演技が凄すぎる!」という意見があります。レオナルド・ディカプリオは高い知名度があり、演技力も評価されていながら、アカデミー主演男優賞の座を何度も逃してきました。しかし、『レヴェナント:蘇えりし者』では、過酷なサバイバルを生き延びるヒュー・グラスを圧巻の演技で表現したと言われています。

『レヴェナント:蘇えりし者』を見た人の感想にはヒュー・グラスが生き延びたサバイバル生活に、驚く声が多くありました。「自分だったら何度も死んでいる」といった感想が多く挙げられています。傷の痛みや、寒さに対する恐れ、そして飢えの過酷さなど、映画の中では多くの苦しみが描かれ、見た人を絶句させようです。そのような演技をしたレオナルド・ディカプリオへの称賛は数多くあります。

レオナルド・ディカプリオはもともと演技が評価されていただけに、「なぜ今までアカデミー主演男優賞を取れなかったのかが謎」という映画ファンの意見もあります。ただし、今回の『レヴェナント:蘇えりし者』での演技では「賞を取って当然の素晴らしい演技であった」という感想が多数寄せられており、レオナルド・ディカプリオを祝福するメッセージも多くありました。

レヴェナント:蘇えりし者についてまとめ!

『レヴェナント:蘇えりし者』のネタバレあらすじや謎についてまとめました。『レヴェナント:蘇えりし者』は実話をベースにし、過酷な環境を生き残った男の帰還と復讐のあらすじでした。映画にはいくつかの謎がしめされており、史実との違いについては、伝説として誇張された部分と映画としての説得力を持たせるための、設定のすり合わせがあったようです。

また、キャストや映画の感想には好意的な意見が多く寄せられていました。特に、「レオナルド・ディカプリオがなぜオスカー像を手に入れられないのか?」という数年の謎に対しては、ファンが納得する回答が示されたようです。『レヴェナント:蘇えりし者』をまだ見ていないという方は、ぜひ一度ご覧になってキャストの演技や映像の美しさに注目してみてください。

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