デッドプール2に登場するケーブルとは?能力など原作からネタバレ解説

デッドプール2で新たな敵として登場するケーブル。デッドプールは「1人じゃ無理。」と判断して、今回はチームでこの強大な敵に立ち向かいます。この記事では、そんなデッドプールを圧倒するケーブルの目的や、ミュータントとしての能力について解説していく他、「ケーブル役の俳優は誰?」「原作ではデッドプールの仲間って本当?」「本当に敵?」「生い立ちは?」等、ケーブルについて様々な情報もご紹介します!

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目次

  1. デッドプール2に登場するケーブルとは?能力など原作からネタバレ解説!
  2. デッドプールシリーズとは?
  3. デッドプール2に登場するケーブルはどんなキャラクター?
  4. デッドプール2の原作におけるケーブルとは?
  5. デッドプール2のケーブルを演じる俳優を紹介!
  6. デッドプール2のケーブルのネタバレまとめ!

デッドプール2に登場するケーブルとは?能力など原作からネタバレ解説!

2018年に公開されたデッドプール2。本作では、「今回の敵は一人で立ち向かうのは無理だ」と判断し、デッドプールが新たな仲間を採用して立ち向かいます。ここで立ちはだかる敵がケーブルです。まずは、デッドプール1のおさらいをしてから、映画、原作、俳優の3つの視点からケーブルを紹介していきます。

映画『デッドプール2』オフィシャルサイト| 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

デッドプールシリーズとは?

デッドプールはもともと、マーベルコミックの「X-MENシリーズ」に登場するミュータントです。原作コミックでは準レギュラー的な立ち位置のキャラクターでした。しかし、2016年に彼に焦点を当てた映画が、R指定で公開されたにもかかわらず、世界興行収入約783万ドルを記録するヒット作となりました。そして、新キャラクターが多数登場するデッドプール2が、2018年に前作同様R指定で公開されました。

デッドプール1のあらすじは?

ニューヨークで暮らす特殊部隊上がりのウェイド・ウィルソンは、親友のウィーゼルが営むバーで高級娼婦のヴァネッサと出会い、意気投合して恋人となります。しかし、幸せに暮らしていたのも束の間、ウェイドが末期ガンに侵されていることが判明します。ウェイドはガンの治療は無理だと幸せな人生を諦め、治療をして病と戦おうというヴァネッサの言葉からも逃げ、彼女の前から姿を消すことにします。

そしてウェイドは「ガンを完治させることが出来る。代わりに極秘で行っている実験の仕事を受けてほしい」という怪しい依頼に一縷の希望を託すことにします。しかし、エイジャックスを名乗る男に凄惨な人体実験を施された結果、超再生能力は手に入れたものの、体中が火傷痕のようにただれてしまいます。

ヴァネッサに会えない体にされてしまい、エイジャックスに復讐を決意したウェイドはデッドプール(死の賭け)と名乗ります。「正しく力を使え」とミュータントのコロッサスに説得(ぼうがい)されながらも、デッドプールとしてエイジャックスの部下たちに次々と復讐を果たしていきます。

最後にエイジャックスだけとなったところで、エイジャックスはヴァネッサを誘拐し、デッドプールを脅します。そこでデッドプールはコロッサスやネガソニックの助けを借りて、エイジャックスを倒し、ヴァネッサを救い、愛を誓い合います。

デッドプールと愉快な仲間たちを紹介!

デッドプール1に登場した愉快な仲間たちをご紹介します。まずは映画の主役、デッドプール。エイジャックスの人体実験により、ウルヴァリンのヒーリングファクターを移植された後天的ミュータントです。本名はウェイド・ウィルソン。元々特殊部隊に所属していましたが、現在はフリーの傭兵です。よく画面の向こうへ喋りかけてきます。

続いて、ウェイドの恋人ヴァネッサです。娼婦として働く彼女は、ウェイドと出会い意気投合し結婚を誓い合う仲に。そんな時にウェイドの末期ガンが発覚するも、ウェイドの支えとして尽くします。ウェイドが居なくなった後も、いなくなったことにショックを感じながら、ずっと彼の帰りを待っていました。

お次はウィーゼルです。彼はウェイドの親友で、ウェイドが普段仕事を探すために訪れるバーの店主です。ウェイドが実験によってミュータントになっても、その友情は変わらず、エイジャックスへの復讐も後押ししてくれました。

こちらのメタル筋肉系の男性はコロッサスです。ウェイドがミュータント能力を持つことを知り、「X-MENへ加わり正しく力を使え」と何度も説得してきます。見た目の通り、全身をオーガニック・メタルと呼ばれる金属に変える能力を持っています。敵であろうと女性には礼儀正しい紳士な一面もあります。

彼女の名前はネガソニック・ティーンエイジ・ウォーヘッド。デッドプールに「名前がクソカッコイイ」と絶賛される彼女ですが、名前の通り彼女は10代でX-MEN訓練生の若いミュータントです。原子力を操る能力で、身体やその周りに原子力(核エネルギー)を溜め、爆発させることができます。

続いてブラインド・アル。ウェイドがヴァネッサの元を去った後に居候する家の主です。盲目の老婆ですが、元気なコカイン中毒者で、ウェイドとも気が合うようです。コインランドリーにてアルと初めて出会った時に「血のシミには炭酸水とレモンで落ちる!」というアドバイスと共に、「赤い服着な!手間が省ける。」と言われて以降、彼の衣装が赤色をベースに作成されていくことになります。

最後にドーピンダーをご紹介。彼はデッドプールがエイジャックスへの復讐時に偶然乗ったタクシーの運転手で、移動中デッドプールに恋愛相談をします。コロッサスからはデッドプールからの助言を真に受けないよう止められますが、しっかり実行して恋愛の障壁を1つ乗り越えました。障壁の排除方法についてはここでは割愛いたしますが、気になった方は是非本作をご覧ください。ちなみに、移動時の運賃はハイタッチです。

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デッドプール2に登場するケーブルはどんなキャラクター?

デッドプールのケーブルの親は意外なあの人!

それではここから、ケーブルについて徹底解剖していきましょう。ケーブルは一体何者なのでしょうか?原作によると、ケーブルの本名はネイサン・クリストファー・サマーズです。まずは母親からご紹介します。母親はマデリーン・プライヤーです。写真はこちら。

映画「X-MEN」で見たことがあるのではないでしょうか。彼女は強力なサイキックであるジーン・グレイのクローンです。そしてケーブルの父親の名前はスコット・サマーズ。彼の写真がこちら。

こちらは映画を見ていない方も見覚えがあるかもしれません。父親は目から光線を出すサイクロプスと呼ばれるミュータントの戦士です。そのためケーブルは、父親譲りで左目が赤く光り、母親譲りのサイコキネシス能力とテレパシー能力を受け継いでいます。しかし彼は主に重火器を使って戦います。

ケーブルの能力とは?

上記で述べた通り、ケーブルの能力は母親譲りのサイコキネシスとテレパシーです。しかし、後述する原作での生い立ちから、ケーブルは自身のサイキックパワーを、体を蝕むウイルスの進行を止めるべく常時使用しなければならず、戦いでの使用に制限がかかっています。そのため、重火器などの兵器を用いる戦闘スタイルです。

更に、彼の扱うタイムマシーンは、機械を操る能力によって操作されます。この能力は、彼の体の半分を占めるテクノオーガニックによるもので、体の一部を機械に繋げて操作したり、コンピュータにハッキングすることも可能です。

ケーブルは敵?味方?

ここで、デッドプール2のあらすじを少しだけご紹介します。ウェイドとヴァネッサが幸せな日々を過ごしていたある日、デッドプールの敵がウェイドとヴァネッサの愛の巣を襲撃し、ヴァネッサは殺されてしまいます。

失意のウェイドは、前作から引き続きX-MENに勧誘しに来たコロッサスによって連れ出され、X-MEN見習いとして出動させられることになります。初仕事で連れていかれたのはミュータント養護施設。理事長を人質にとって暴れているたミュータントの少年、ラッセルを止める仕事でした。

しかしウェイドはその現場で暴れたため、ラッセルと共に捕まり、ミュータント専用の刑務所へ投獄されてしまいます。そこへ突然ケーブルが現れ、ラッセルを殺そうとします。ウェイドはラッセルをかばって応戦しますが、刑務所の器具によって能力を封じられたウェイドはガンを再発させてしまいうまく戦えず逃げ出します。

ケーブルは、ラッセルによって妻と子どもが殺されてしまった未来を変えるために、過去へやってきたという事情を抱えていたのでした。ケーブルに負けてしまったウェイドは、親友ウィーゼルと共に面接を行いXフォースを結成してケーブルに挑みます。しかし、本当の敵はケーブルではないようです。

ちなみに、デッドプール2では、デッドプール役を務めた俳優ライアン・レイノルズが前作以上に制作に関わっている影響か、メタなギャグやイジりが凄いです。上の写真もそうですが、こちらもその一例。

この他にも、様々な映画のオマージュが登場するデッドプール2。有名どころを押さえてみたり、俳優自身の黒歴史を積極的にいじってみたり、禁断のコラボ等々、何度見ても新たな発見がありそうですね。事前にある程度把握しておきたい方は、公式サイトでネタバレも行っているようなので、一度そちらを読んでから映画を見てもいいかもしれません。

デッドプール2の原作におけるケーブルとは?

原作のケーブルは、ファンにもネタにされるほど、すぐ死ぬことで有名です。誰かの犠牲になって死んだと思ったら実は生きていたり、すぐに復活して登場します。そんなコメディ枠としてのキャラも持ち合わせるケーブルは、原作で一体どのように描かれているのでしょうか。

デッドプールの相棒

映画では、始めは敵として現れ、後にデッドプールと共闘するケーブルですが、原作でも始めはデッドプールを暗殺するために現れます。その後、共闘と敵対を繰り返しながらだんだんと打ち解けいい相棒になります。相棒になった彼らの活躍をコミカライズした作品も出版され、日本語訳されたものも一部販売されています。

映画では語られなかったケーブルの生い立ち

ケーブルは生まれたばかりの頃、映画「X-MEN:アポカリプス」(2016)でも登場する敵のミュータントであるアポカリプスに誘拐され、体が機械化して死に至る「テクノオーガニック」というウイルスを注入されてしまいます。

現代での治療が不可能であると悟った両親は、未来人の女戦士アスカニに息子を託しました。ケーブルは未来で育てられ、治療のために体の半分を機械化されながらも、現在、未来、過去を行き来するミュータント戦士として活躍しています。

最強のミュータント?

両親からミュータントの能力を受け継いだにもかかわらず、敵によってその能力を抑えざるを得なくなってしまったケーブルですが、その能力を全く使えないわけではなく、原作中ではサイコキネシス能力で銃弾を弾いたり、テレパシー能力で相手の思考を読んだり、自らの身体を浮遊させるなど、  原作中では度々彼の能力の使用範囲が変わり、サイコキネシスやテレパシー能力を使っているシーンも見られます。

それでも戦闘スタイルが重火器などの兵器に重きを置いているのは 、いくつか理由があります。まず彼がそちらの戦闘スタイルを好んでいること、そしてウイルスの問題から使用できる能力に制限があるため、彼の生まれ持った能力をあまり知られたくないといった事情や、いざという時のために節約するといった理由があるようです。

また、前述のとおり、彼は自身を機械に接続でき、ハッキングやロックの解除を行うことができます。全ての能力を最大限使えるようになると、ケーブルは最強のミュータントではないでしょうか。

デッドプール2のケーブルを演じる俳優を紹介!

ケーブルを演じている俳優はいったい誰なのでしょうか。劇中では「傷やCGの特殊メイクでほとんど顔が見えない!」という方もいるかもしれません。また、「見覚えがあるかも。」という方もいたかもしれませんね。

ケーブル役の俳優はジョシュ・ブローリン

様々な俳優が候補に上がりましたが、ケーブルを演じた俳優はジョシュ・ブローリンです。彼は、現役俳優ジェームズ・ブローリンの息子で、2008年「ミルク」で助演男優賞にもノミネートされたこともあります。また、映画「アベンジャーズ」シリーズではサノスという強敵も演じたので、マーベルファンには見慣れた顔かもしれません。

過去の出演作は?

では、これまでのジョシュの俳優人生を、出演した映画をピックアップしてご紹介します。ジョシュは1985年の「グーニーズ」という映画で、赤いバンダナを巻いた頼りになるお兄さんの役で俳優デビューを果たしました。その後、ほとんど毎年のように映画に出演し続けます。

また、「ミルク」(2008)で主人公を殺害する敵対議員を演じ、ニューヨーク映画批評家協会賞助演男優賞を受賞し、同作でアカデミー助演男優賞にもノミネートされました。その一方で、同年に公開された「ブッシュ」(2008)では、名門生まれのダメ息子が大統領になるまでを演じました。その後も「ウォール・ストリート」(2010)「メン・イン・ブラック3」(2012)と次々に話題作に出演しています。

前述しましたが「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」(2014)「アベンジャーズ:エイジ・オブ・ウルトロン」(2015)「アベンジャーズ:インフィニティーウォー」(2018)のマーベル3作品で、ジョシュはサノスを演じています。

デッドプール2のケーブルのネタバレまとめ!

ケーブルの魅力を様々な角度からお伝えしましたが、いかがでしたか?魅力的なキャラクター、ケーブルが登場するデッドプール2は、いよいよ9月12日にDVDとBlu-rayが発売になります。劇場で見た方も、この記事を読んだ後に改めて見直すと、新たな発見があるかもしれません。

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