デッドプールの素顔画像は？顔を隠す理由や演じている俳優も紹介

デッドプールとは、アメリカで人気の漫画雑誌「MARVEL」で大人気の、個性あふれるスーパーヒーローです。スーパーヒーローらしくマスクをかぶって素顔を隠していますが、その言動や行動はスーパーヒーローらしからぬものばかり。X-MEN シリーズ8作目にして初のR作品であるデッドプール。その魅力に迫ります。

マスクで顔を隠されるとどうしても素顔を見てみたくなるでしょう。そこで、今回はデッドプールの素顔画像を紹介します。また、デッドプールが素顔を隠す理由や、演じている俳優、その俳優の素顔画像まで紹介して行きます。少しぶっ飛んだスーパーヒーローを演じている俳優は誰なんでしょうか。

デッドプールシリーズは、マーベルコミックの同名キャラの原作を基にした映画で、1作目が2016年、2作目が2018年に公開されました。主演はライアン・レイノルズが務め、スーパーヒーロー・コメディ映画とされています。では、そのデッドプールの大まかなストーリーを紹介して行きます。

ニューヨークに住む元傭兵の主人公ウェイド・ウィルソンは、ある日バーで高級娼婦のヴァネッサと出会い恋人関係になります。しかし、待ち受けていたのはウェイドへの末期ガン宣告でした。ウェイドはそのガンを治す方法があることを知り、指定された施設に行き治療を受けますが、そこで注入された薬品は、ミュータントの遺伝子を活性化させる劇薬。

結果末期ガンは治りましたが、容姿が変貌したためにヴァネッサに逃げられてしまいます。そこでデッドプールに変身して、劇薬を注入し容姿を変貌させた男を追う、というストーリーになります。

スーパーヒーローといえば、世界平和のために戦うというイメージですが、デッドプールは自分のためだけに戦うという、異色のヒーローであることも人気の要因の一つです。この予告編からも彼の異色さやユーモアなどがわかります。

末期の肺がんになったウェイドは、その治療のため指定された施設に出向きますがそこで施されたのは人体実験でした。人工的なミュータントを作るための実験台になりますが、その代償として肌がただれ、醜い容姿になってしまいます。また、それにより頭もおかしくなっておかしな発言をするようになってしまったのです。

そんな辛い経験を経たデッドプールですが、おしゃべりが大好きで陽気、下ネタが大好きで映画にR-指定がかかるほどです。映画中ではかなり際どい発言や、際どさを超えてしまっている発言など、数々のブラックユーモア溢れた発言があります。

人工的なミュータントを作るための実験台とされたウェイドですが、デッドプールとしての能力はなんなのでしょうか。一見するとスパイダーマンのようにも見える彼。果たして、スパイダーマンのような超能力を持っているのでしょうか。

デッドプールの主な能力は、「超回復能力」で、ウルヴァリンの持つ「治療能力（ヒーリングファクター）」が由来となっています。それによって、末期の肺がんも治ってしまったというわけです。その副作用で顔がただれ、頭がおかしくなりましたが。また、元傭兵ということもあり、銃や刀の扱いも一流です。

そもそも「デッドプール」とはどういう意味なのでしょうか。人体実験により醜い姿となって素顔を隠すことになったデッドプールは、失敗作と見なされ脱出不可能なギャンブル場へと送られてしまいます。そのギャンブル場の名前が「デッドプール」という名前で、そこでヒーローとしてのデッドプールが誕生します。

また、人体実験が行われた施設内で、人工的に作られたミュータント同士に殺し合いをさせ、誰が一番先に死ぬかを賭けるゲームが行われていました。そのゲームの名前が「DEAD POOL」で、それも名前の由来となっています。

そんな超回復能力と引き換えに肌がただれてしまったデッドプールですが、ヒーローになっているときはマスクを被り素顔を隠しています。それではそんなデッドプールの隠された素顔の画像を見てみましょう。

これがデッドプールがマスクを外した素顔なのですが、肌がただれてしまっているのがわかります。肌がただれていても、素顔はかなりのイケメンなのがわかります。

デッドプールが素顔を隠すのは、実験によりただれた肌を隠すためですが、彼は胸の内に秘めた絶望を隠すためもう一つのマスクを被っていると言っています。それが、冗談めいたふざけた言葉の数々です。彼が発する冗談は、絶望を隠すための大事なマスクだということです。

デッドプールの能力は「超回復能力」。ということは不死身なわけですが、どんなに辛いことがあったとしても死ぬことができない彼が、絶望を隠すために冗談を言っているのは、見てるこっちまで悲しくなるようです。また、デッドプール２のキャッチコピーは「もう、ぼっちじゃない」というもの。絶望を隠すデッドプールがどのようにぼっちじゃなくなるのでしょう。

そんな大人気のデッドプールですが、作者は一回きりで終わらせようと考えていたらしく、他の作品のキャラクターと似通った設定になっています。基になったキャラクターは、マーベルコミックのライバルであるDCコミックスのキャラクター「デスストローク」で武器や見た目がとても似ています。

武器として刀や銃を使うところや傭兵という設定も酷似しており、能力も超回復力であることから、設定を似せたことがわかります。彼は右目を銃で撃たれ隻眼になったことがきっかけでマスクをかぶるようになりましたが、顔になんらかの傷を覆い、それを隠すためにマスクをかぶった点も似ています。

見た目がスパイダーマンに似ていて、キャラ設定はライバル雑誌DCコミックスのデスストロークという、裏設定までもデッドプールの性格を反映しているようです。キャラクターだけではなく、設定までぶっ飛んでるため、そこにも魅力が隠されているのかもしれません。

愛する人を守り抜くため自分のためにヒーローになったデッドプールですが、魅力はそれだけではありません。スーパーヒーローらしからぬ発言や下ネタ、過激な発言も彼の魅力の一つです。また、この画像のようにお茶目な一面を見せてくれるのも彼に惹かれる要因の一つではないでしょうか。

デッドプールの特徴として、スクリーンの中から観客に対して話しかけてくるというものがあります。映画の世界と観客のいる世界とを隔てる壁である、通称「第4の壁」をぶち破ることで、より観客が親近感を感じることができるのも魅力の一つではないでしょうか。

もちろんいきなり画面の外の視聴者に話しかけるため、映画の中の登場人物は異変を感じますが、スクリーンの中のヒーローがフランクに話しかけてくれるのは新しい感覚で見てて面白いと話題です。

マーベル作品として同じ世界に存在していながらも、大人の都合で切り離されている「X-MENチーム」と「アベンジャーズチーム」をいじり、その壁もぶち破っています。また、両チームに出演する俳優や、過去の作品などもいじり倒すところも、観客を魅了している要因の一つです。

デッドプールを演じているのはライアン・レイノルズというカナダ出身の俳優です。コメディ俳優としても人気ですが、アメリカの「かっこいいカラダの男性俳優ランキング」で一位に投票されるなど肉体派俳優としての地位も確立しており、2010年には、『ピープル』誌が選ぶ「最もセクシーな俳優」にも選ばれました。

そんなセクシーなライアン・レイノルズですが、デッドプール以前の過去の出演作にはどんな作品があるのでしょうか。魅力的な彼の作品を紹介していきます。

彼がデッドプールとしてスクリーンに登場したのは、2009年公開の映画「ウルヴァリン：XーMEN ZERO」でした。また、「TED」や「悪魔の棲む家」など数々の映画に出演している他、「X-ファイル」などのテレビシリーズにも出演しています。

デッドプールと同じくスーパーヒーロー作品として、DCコミックスで人気の漫画が原作の「グリーンランタン」にも主人公のグリーンランタン役として出演しています。上の画像はその「グリーンランタン」のシーンですが、デッドプールとはまた違った魅力を感じます。デッドプールのようなユーモアに溢れた役だけではなく、様々な役を演じているので、見応えがあると言われています。

そんなセクシーな彼ですが、既婚で一度の離婚を経て別の女性と再婚しています。1度目は2008年で、「史上最も興行収入をあげた女優」1位のスカーレット・ヨハンソンと結婚しています。「アベンジャーズ」や「キャプテン・アメリカ」では、デッドプールと同じマーベルヒーローであるブラックウィドウとして出演しています。

その後2010年に離婚し、2012年に、「ゴシップガール」で主演を務めたブレイク・ライヴリーと再婚しています。ライアンレイノルズとは「グリーンランタン」で共演しており、その時から交際を開始したようです。

デッドプールの吹き替えは1と2ともに加瀬康之が担当しています。また、デッドプール2では、アベンジャーズで声優を務めた中村悠一や三宅健太らが出演していて、吹き替え版もかなり豪華となっています。字幕派の人も吹き替えで楽しめるかもしれません。

また、映画中ではアメリカンジョークのオンパレードで、かなり早口で進んでいきます。ですので、字幕を追うのがしんどくなる可能性もあるため、作品自体に集中したい人は吹き替えで見てみるのもいいかもしれません。デッドプールの魅力は派手なアクションシーンやキャラ同士のやりとりにもあると思うので、スラスラ耳に入ってくる方がいいのかもしれません。

加瀬康之が声優を務める作品には、NARUTOのカンクロウや、アベンジャーズのソー、同じ吹き替えでは、レオナルド・ディカプリオやライアン・ゴズリングなども務めており、吹き替えもみる価値ありです。

おしゃべりと下ネタが大好き陽気なデッドプールですが、マスクを外すと愛する人を守り抜くイケメンヒーローでした。また、デッドプールを演じたライアン・レイノルズも肉体派俳優であり、セクシーでイケメンということがわかりました。

そんなギャップも彼の魅力かもしれません。また、映画中のギャップだけでなく、演じている俳優のギャップにも魅力があります。俳優やデッドプールの設定など、オンリーワンなキャラクターであることもイケメンの理由かもしれません。

すでに公開されているデッドプール2ですが、それを見る前に1で予習することをお勧めします。デッドプールの設定や彼が誕生した背景などを知ってから2を見ると面白さ倍増です。

また、コミックとも若干の差があるため、コミックを読んで映画を見てみても面白さが倍増するかもしれません。そちらも是非読んで見てください。

下ネタやふざけた発言など、型破りなキャラクターでユーモアに溢れた作品ですが、作品の基盤となっているのは「愛」で、愛と復讐というのがテーマとなっています。過激な発言もありますが、その裏に隠されたデッドプールの素顔は、世界平和を願って戦うスーパーヒーローよりも身近に感じられるかも知れません。

彼の「イジリ」を理解して、映画館で大爆笑するためにも他のマーベルヒーロー作品を見ることをお勧めします。また、デッドプール1を見た人も、デッドプール2を見る前に1を復習しておくとより一層楽しめるのではないでしょうか。また、R指定されるほど過激な下ネタが出てくるため、一緒に見に行く人にも注意が必要です。その確認のためにも前作を見ておくのはいかがでしょうか。

映画好きの皆様はもちろんですが、エンドロールが流れたとしても席を立たないでください。エンドロールの後にもデッドプールは楽しませてくれます。最後の最後まで彼の勇姿と、ユーモア溢れる世界を堪能してください。愛と復習と過激なユーモアに溢れたデッドプールにぜひ惚れて魅了されてみてはいかがでしょうか。

絶望を抱えながらも愛する人を守り抜き、視聴者に笑いまで与えてくれるデッドプール。スクリーンを飛び出してまで観客に楽しさを享受してくれる彼は、最も視聴者に近いスーパーヒーローかもしれません。彼のマシンガンアメリカンジョークを聞くだけで、映画の世界観に入り込めるので、ぜひ見て見てはいかがでしょうか。

デッドプール２の予告編からも面白さやコミカルさがわかります。また、サウンドトラックもカッコよく、彼の魅力が存分に引き立っています。こちらも要チェックです。