ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)ドラマがひどい?つまらない?評価を調査

ミステリであり人間ドラマでもある人気漫画「ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)」はドラマ化となり、2022年1月〜3月までフジテレビ系で放映されました。人気漫画のドラマ化となると視聴者の期待値が非常に高いことから、キャストやストーリー展開に「ひどい」「つまらない」など否定的な評価や感想があるのも事実のようです。ドラマ版「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)は、本当に「ひどい」「つまらない」ドラマだったのかを調査していきます。

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)ドラマがひどい?つまらない?評価を調査のイメージ

目次

  1. ミステリというなかれのドラマとは?
  2. ミステリというなかれのドラマがひどい・つまらないと言われる理由
  3. ミステリというなかれのドラマが面白いと言われる理由
  4. ミステリというなかれのドラマに関する感想や評価
  5. ミステリというなかれのドラマがひどい理由まとめ

ミステリというなかれのドラマとは?

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のドラマの概要

フジテレビ系で2022年1月〜3月まで放映されたドラマ「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)は、月刊フラワーズで2016年から連載中の田村由美原作の同名漫画が原作となっています。各局争奪戦となった漫画「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)のドラマ化の権利をフジテレビが獲得したのは、主人公・久能整役のキャストを人気俳優の菅田将暉さんにしたことで原作者のゴーサインを得た裏事情があったようです。

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のドラマのあらすじ

教師を志している19歳の大学生・久能整は、友達も恋人もいないシングルライフを寂しく感じることなく超マイペースに過ごしているようです。そんな久能整は「名探偵コナン」のように、なぜが事件やトラブルに巻き込まれてしまいますが、独特な思考回路で犯人や関係者の心を解きほぐし事件を解決に導いているようです。

ミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)のドラマと原作の違い

漫画や小説がドラマ化になると大人の都合から、原作と違いを紹介します。「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)のドラマと原作漫画の大きな違いとして、原作漫画では出番が少ないはずの刑事・風呂光聖子が久能整に恋愛感情を抱くヒロイン兼相棒となり出番が多くなっている点が挙げられるかもしれません。原作漫画では脇役・風呂光聖子の聡明さが光りますが、ドラマ版では凡庸となっているようです。

原作漫画では恋愛要素が皆無だったはずが、久能整と4巻で登場する謎めいた女性ライカとの関係性には恋愛要素が伺えるようです。ドラマ版ではその展開に大きな違いはないものの、久能整に恋愛感情を抱いている風呂光聖子の嫉妬が加えられています。久能整とライカはドラマ版でも高評価でしたが、美術館デートのエピソードはなく原作漫画では退場していないライカはドラマ版では早々に退場してしまったようです。

ミステリと言う勿れ - フジテレビ

ミステリというなかれのドラマがひどい・つまらないと言われる理由

つまらない理由①テンポが悪い

テレビの画像

日本のテレビドラマでは、海外ドラマのように人気あれば続編が作られるスタイルは稀のようです。漫画がドラマ化された場合は、3か月で10話前後完結の枠内に収まることになるでしょう。

2次元のストーリーを立体的に置き換えるだけでも大変なのに、その枠内に収めることで原作漫画の雰囲気を損ないテンポが悪くなってしまったのかもしれません。これがドラマ版「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)の評価が「つまらない」「ひどい」と言う感想に繋がったのかもしれません。

つまらない理由②久能整のキャラとキャストが合わない

「つまらない」「ひどい」など批判的な評価となる漫画の実写化で、漫画「銀魂」の映画版で菅田将暉さん演じる新八は高評価だったのに対し、漫画「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)の久能整の評価は賛否両論となり、ドラマ版は「つまらない」「ひどい」と言う否定的な感想も少なくないようです。原作漫画の久能整は、ほんわかオーラを醸し出しながらも賢さが光っているようです。

菅田将暉さん演じる久能整はそのイメージを上手く表現しておらず、賢さのみが出過ぎている感想があるようです。視聴者は菅田将暉さんを実力派俳優と評価しているものの、ファンの間では俳優だけでなく紀行番組「ふるカフェ系 ハルさんの休日」など幅広いジャンルで活躍している渡部豪太さんが久能整役にぴったりと言う評価になっているようです。しかし、年齢面がクリアできないのでキャストされる確率が下がったのだろうと言われています。

つまらない理由③犬堂ガロのキャラとキャストが合わない

漫画「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)の犬堂ガロはバスジャック事件のみのキャラと思いきや、その後も妹の死の真相を探っており重要なキャラとなっているようです。犬堂ガロは、久能整とは真逆のクールな金髪イケメンでとても人気があるようです。女性向けの漫画は読者となる女性の理想を具現化しているので、日本人でも犬堂ガロのような金髪イケメンキャラが違和感なく受け入れられているようです。

犬堂ガロ役にキャストされた永山瑛太さんは、モデル出身なので外見は申し分ないと思えるのですが2次元キャラのイケメンさには及ばなかったようです。往々にして2次元キャラの外見は人知を超えていることから、それを上手く表現できなかったドラマ版「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)の評価が「つまらない」「ひどい」と言う感想に繋がったのかもしれません。

つまらない理由④菅田将暉の長セリフ

漫画「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)で久能整は周囲に煙たがられつつも、思い感じたことを淡々と話すよく喋るキャラのようです。しかし、話の内容は的を得ているので周囲はいつの間にか納得してしまいます。

ドラマとなると生身の人間が決まった時間内で喋らないといけないので、台詞が多量な菅田将暉版久能整の喋り方にきつさを感じている方もいるようです。その点から、ドラマ版「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)の評価が「つまらない」「ひどい」と言う感想に繋がったのかもしれません。

つまらない理由⑤空気感の違い

漫画「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)で久能整が遭遇する事件は悲惨なモノですが、日常的な場面ではゆるふわな感じが漂っており、それが魅力と言えるかもしれません。ドラマ版「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)では、原作漫画のゆるふわ感がなく空気感が違うという感想もあることから、ドラマ版の評価が「つまらない」「ひどい」と言う感想に繋がったのかもしれません。

つまらない理由⑥クラシック曲のBGM

ドラマ版「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)のBGMは、バッハ、チャイコフスキー、モーツァルトなどクラッシク曲が多用されているようです。原作漫画の雰囲気を表現するためのクラッシク曲は、残念ながらしつこく音量が大きかったことから台詞が聞き取れず、ドラマ版の評価が「つまらない」「ひどい」と言う感想に繋がったのかもしれません。

Thumbミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)が面白い!漫画のあらすじと魅力は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ミステリというなかれのドラマが面白いと言われる理由

面白い理由①ストーリー

漫画「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)は、2021年に第67回小学館漫画賞一般向け部門を受賞しているので、漫画がドラマ化されることで変更される部分があるもののストーリーの面白さはお墨付きだと言えるでしょう。

ドラマ版「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)でゲスト俳優には、遠藤憲一さん・小日向文世さん・高畑淳子さんなど実力派俳優がキャストされ、2次元上では味わえないリアルな面白さを醸し出しているようです。

面白い理由②久能整が着ているコート

アフロヘアの久能整が着るベージュ系の暖かそうなダッフルコートが話題となったことで、漫画「銀魂」の映画版で共演した小栗旬さんが、第45回日本アカデミー賞授賞式で久能整の扮装で登場し菅田将暉さんのプレゼンターとして登場したようです。

本家の菅田将暉さんは、服装だけでなく頭もアフロヘアにして登場した小栗旬さんに苦笑してしまったようです。漫画「宇宙兄弟」の映画版で小栗旬さんは、アフロヘアが印象的な主人公・南波六太を演じていることから、アフロへア繋がりとなる久能整の扮装は違和感がなかったことでしょう。

面白い理由③気になる終わり方

悩む人形の画像

ドラマ版「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)は12話で完結となっていますが、10話が最終的な完結となっており11話と12話は過去エピソードとなっているようです。最終話のラストで久能整の前に、妹(原作漫画では姉)の死の真相を探っている犬堂ガロが現れます。突如現れた犬堂ガロから久能整は、一緒に行こうと言われたものの状況が掴めないままドラマは終わります。

ドラマ版「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)のラストは、海外ドラマのシーズンファイナルで多用される手法クリフハンガー(続きが気になる終わり方)とも取られるかもしれません。最終話終了後、続編gaあるような告知がなかったことから、Twitterではドラマ版続編の有無について話題となったようです。

Thumbミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)の久能整役は渡部豪太がいい?菅田将暉は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ミステリというなかれのドラマに関する感想や評価

一見するとイケメンかもしれない久能整は、マイペースな性格のおかげで外見重視のキャラではないようです。久能整のキャストを役柄によってイケメンさを封印できる菅田将暉さんにしたのは正解だと言えるでしょう。菅田将暉演じる整が楽しみとツイートしているファンがいました。

「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)の続編や定期的なスペシャルドラマなどがあれば、「相棒」の水谷豊さん演じる右京さんや「古畑任三郎」の田村正和さんが演じる古畑任三郎のように久能整も菅田将暉さんの当たり役になるかもしれません。

どことなくほのぼのする久能整とライカのデート場面は、漫画「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)の雰囲気を上手く活かしていたようです。だからこそ別れの場面では、原作漫画未読でも心揺さぶられる人が続出したのでしょう。

Thumbミステリと言う勿れ(ミステリというなかれ)の原作漫画は完結してる?ドラマ化で話題 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ミステリというなかれのドラマがひどい理由まとめ

まとめの画像

「ミステリと言う勿れ」(ミステリというなかれ)のドラマ版は「つまらない」「ひどい」と言われながらも、原作漫画の主軸となる悲惨な事件の奥底にある人間ドラマを丁寧に描いていたことから続編への期待値もあるようです。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ