ディパーテッドのネタバレあらすじ!キャストや最後の結末の感想も紹介

映画『ディパーテッド』のあらすじをネタバレで紹介。映画『ディパーテッド』は大ヒット香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイク版となります。リメイクなのでキャストはもちろん、あらすじも最後の結末も異なりますのでネタバレしながら記載していきます。スパイとして潜入捜査、逮捕に向けての攻防も見ごたえがある作品です。また、本家の知名度と合わせ、出演するキャスト陣が最高に豪華ですので、最後の結末と併せてお楽しみいただける超大作です!

ディパーテッドのネタバレあらすじ!キャストや最後の結末の感想も紹介のイメージ

目次

  1. ディパーテッドのあらすじや感想をネタバレ紹介!
  2. ディパーテッドとは?
  3. ディパーテッドのあらすじをネタバレ!
  4. ディパーテッドのキャスト一覧!
  5. ディパーテッドの最後の結末の感想や評価を紹介!
  6. ディパーテッドのあらすじネタバレまとめ!

ディパーテッドのあらすじや感想をネタバレ紹介!

大ヒット香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイク版として有名なディパーテッド。監督、キャストの超豪華陣にも注目です。それぞれの目的で潜入している2人の警官が、存在を知らない互いを探し出していく壮絶な物語です。この大作をネタバレでご紹介。ディパーテッド最後の結末には度肝を抜かれると話題です。ディパーテッドの感想も紹介します。

映画『ディパーテッド』は英語でdepartedの綴りです。本映画のディパーテッドとは『死者の魂』を意味しています。

ディパーテッドとは?

ディパーテッドは2006年に公開されたアメリカ映画です。巨匠マーティン・スコセッシ監督のもと作られたディパーテッド。キャッチコピーは「男は死ぬまで正体を明かせない」です。レオナルド・ディカプリオとマーティン・スコセッシ監督の3度目のタッグを組んだ超大作です。ディパーテッドの充実したストーリーをネタバレでご紹介いたします。

本映画『ディパーテッド』は、大ヒット香港映画『インファナル・アフェア』のハリウッドリメイク版として放映されました。完全ハリウッドスタイルですので、あらすじも最後の結末も異なります。本家とは全くの別作品としても大変楽しめる作品となっています。

本家『インファナル・アフェア』の知名度に合わせ、ハリウッド版でも豪華なキャストと監督が採用されています。本映画の印象としては、全体的にライトな描写になっており、一つのシーンをダラダラと流さずに、あえて様々な登場人物たちのシーンを、端的に写していくことで飽きなく徐々に入り込んでいけます。予測できない最後の結末も特徴です。

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ディパーテッドのあらすじをネタバレ!

それでは、映画『ディパーテッド』のあらすじと、最後の結末まで詳細のストーリーをネタバレでご紹介していきます。舞台はボストン。地域犯罪に手を染める組織と、その組織を追う警官との攻防があらすじの中で描かれています。互いを知らないまま、それぞれの道を歩んでいくこととなるビリーとコリンに注目です。最後の結末では呆然となります。

主人公の一人、ビリー・コスティガンは犯罪者一族に生まれます。優秀な成績で卒業し警官になることで一族と縁を切りたいと願っていましたが、配属先発表時に上司からは家族環境から真っ当な職は与えられないと一方的に判断されます。大量の暴言を浴びせられ、危険人物には危険な潜入捜査が相応しいと、一方的に決めつけられることに。

ディパーテッドのあらすじ紹介!スパイとして潜入!

警察学校に通っていた経歴は抹消できないので、犯罪者寄りの経歴を作り上げるために無理やり刑務所に入所させられます。出所後、ビリーの母親は他界します。「母親が死んだらコスティガンとは縁を切る」と心に決めていたビリーでしたが、潜入捜査の為止む無く作戦を決行していくことになります。

ビリーはコステロがオーナーとなっている酒場に出入りしたり、身内の売人に商売を振るなどし、潜入に向けたアクションを開始。遂にコステロと接触するが、警官じゃないかと拷問され骨折のギプスを砕かれる。ビリーは警官でないと言い張りコステロを味方につけることに成功し、組織取引にも参加していくことに。

一方、貧しい家庭に生まれたコリン・サリバン。コリンが生まれたボストン南部では地域マフィアのボス・コステロが地元を牛耳っていた。コリンは金銭面の援助をコステロから受けており彼を慕っていた。しかしながら、コステロの真意はコリンを犯罪者に育て上げることでした。

コステロに「警官か犯罪者になるとガキの頃言われた。俺ならお前にこう言う。銃に向き合うなら違いはねえ。」と言われたコリンはマフィアの内通者になるべく警官を目指すことに。学費の援助をコステロから受けながら優秀な成績で卒業します。ビリーと違って、経歴がクリーンだったコリンはエリートの特別捜査官(SIU)への配属が命ぜられます。

特別捜査官(SIU)としての最初の任務は世話になったコステロの逮捕だった。コリンは戸惑いながらも周りに馴染んでいきます。そして、コリンは幼い頃からの憧れだった、エリートお決まりの高級住宅アパートを契約します。意気揚々と出社するコリンは女医のマドリンと出会います。2人はデートを重ねパートナーとなります。

それぞれの道を歩むビリーとコリンですが、それぞれあらすじが大きく展開していきます。ビリーは強いプレッシャーと緊張感の中、潜入捜査を続けていきますが、上司のクイーナン警部にSIU内に内通者がいることが知らされます。

SIUの特別捜査本部では進展した内容と、今夜取引場所にカメラを仕掛けることに成功したことが発表されます。コリンはコステロに電話し父親と話しているよう装いながら「夕飯を一緒に取れない」というキーワードとともに警官側に進展があったことを伝えます。

SIUの作戦中、コリンは”携帯を使うな”とメールでこっそりコステロに指示することで警官の捜査を妨害します。取引現場では、コステロと中国人マフィアが取引をしていた。取引されるブツは先日盗まれた高額のマイクロチップです。無地取引を終え、コステロは警官の裏をかき、裏口から船で脱出をはかり警官の追ってを逃れます。

ディパーテッドのあらすじ紹介!複雑な三角関係

この頃、コリンは恋人のマドリンとの同棲を決意。実はマドリンのカウンセリングをきっかけに、ビリーとマドリンは知り合っていました。2人は密会を繰り返し、ビリーはマドリンに好意を寄せます。マドリンも心優しいビリーに惹かれ始め、引っ越し前のマドリン宅で2人は関係を持ちます。しかしながら、最終的にマドリンはコリンを選びます。

コリンとマドリンの関係が気に入らないコステロは、覆面の件を調べろとコリンに催促することでコリンは結果を出そうと焦りだします。手下の情報を警官側で照会する為に、コリンはコステロの部下の社会保障番号と本名を提出するように要求し、その書類を後日受け取る約束をします。また、SIU内でもコリンは内通者探しの任を受けます。

ビリーが、コステロとFBIに繋がりがあることを見つける。ビリーは、コステロのような犯罪者がなかなか逮捕されなかったのは、コステロがFBIに仲間を売っていた為ずっと起訴されなかった、という真実を上司のクイーナン警部に報告します。

同時にビリーは、コリンとコステロの密会現場を押さえます。コステロが部下の情報をコリンに渡している現場を確認し、コリンを尾行しますがコリンに気付かれて尾行が巻かれてしまいます。後日、ビリーはコステロから組織内に内通者がいることを明かされます。ビリーは「FBIかもよ?」とカマをかけるものの、違うとコステロは即答します。

SIUからもコステロからも、内通者探しの圧力をかけられるコリンは、自分の身代わりとしてクイーナン警部に罪を着せようとします。ビリーとクイーナン警部の密会現場となる「344番地のビル」にSIUの捜査官と、コステロ一味をかちあわせようと目論みます。

ビリーはクイーナン警部との密会中にコステロの仲間から電話を受け『314番地のビル』に来るよう言われる。コステロ一味の追っ手に気付き、クイーナン警部はビリーを逃がしますが、その後殺され屋上から落とされます。ビルの裏から回ったビリーの目の前にクイーナン警部の死体が落ち、ビリーは大きくショックを受けます。

その場で銃撃戦となり互いに損失を出すがコステロ一味は無事に逃げ切るものの、逃げおおせたメンバーには1人重傷者がいた。アジトに戻り瀕死の仲間に『間違えて314番地と伝えていたのにどうして344番地にいたのか?』と声を掛けられるが、そのまま死亡します。実はこの死んだ仲間もビリー同様、警官からの内通者だったのです。

ディパーテッドのあらすじ紹介!逮捕に向けて!

クイーナン警部の死後、コリンは味方と装いクイーナン警部の携帯電話を使ってビリーに連絡をする。もう1人の上司ディグナム巡査部長は不在と言われたビリーはコリンを信用しコステロ組織の次の取引場所を内通した。コリンは現場にSIUを派遣し、コステロ一味を一網打尽にします。

命からがら逃げようとするコステロとコリンが対峙します。コリンはコステロに、FBIと通じていたのかを問い詰めますがコステロはあっさりその事を認めます。コリンは逆上しそのままコステロを射殺してしまいます。その後、現場を収集しすべてはコリンの手柄ということで収着となります。

任務を終えたビリーは5年ぶりに警察署へ帰還し初めてコリン対面します。コリンが事務処理をしている間に、ビリーはコリンの机の上に、コステロの内通者が預かっていた一味の情報が書かれた書類を見つけます。SIUにいた内通者はコリンだと判断したビリーはそのまま逃走します。

ディパーテッドのあらすじ紹介!スパイの正体が暴かれる

コリンはビリーに正体がバレたことに気付き、警官名簿からビリーのデータを消去し警官としての履歴を抹消します。ビリーはコリンがコステロと通じている証拠となる音声をコリンの自宅へ送りつけたところ、封筒にコスティガンの記載を恋人のマドリンが見つけます。コリンに隠れ音声を聞き、コリンの悪事を知り家を出ていきます。

ついにビリーがコリンを確保しますが、その場にビリーの同期警官が現れビリーを止めようとしますが、ビリーはコリンを盾にし逃走。エレベーターで地下まで下り扉が開いた瞬間、ビリーはSIUの警官に頭を撃ち抜かれます。ビリーの後を追ってきた同期警官も射殺されます。なんと射殺したSIU警官はコリン同様、コステロ側の内通者だったのです。

コステロを裏切ったコリンは、その場でSIUの警官を射殺し、その場を銃撃現場に偽造します。事をうまく運んだコリンはこれまでの全ての手柄を自分のものにします。その後ビリーの葬儀が警官達により、厳かに執り行わコリンは何食わぬ顔で出席します。葬儀にはマドリンにも来ていましたが、コリンは無視されます。

ディパーテッドのあらすじ紹介!唖然となる最後の結末は

日常を取り戻したコリンは買い物をして帰宅します。自宅には証拠隠滅の準備をしたディグナム巡査部長がおり、コリンはそのまま射殺されます。ディグナム巡査部長はSIUを追い出された腹いせに独自で調査をしており、コリンの正体を突き止めていたのです。最後の結末はメインキャストが数分で淡々と消され、気付くとエンディングというあらすじ。

ここまで、完全ネタバレでご紹介いたしました。ビリーは”警察になる為に”、コリンは”警官に見られる為に”、互いに警官の道を歩みます。本映画では、複雑な人間関係と疾走感のあるあらすじが独特なサスペンス映画です。多くの下品な表現が使われる為、R15+指定作品となっております。

映画『ディパーテッド』は終盤の展開が特に見どころとなります。互いに内通者を務める2人以外にも、実は内通者が潜んでいたこと。その潜んでいた内通者が鍵を握ります。最後の結末では主要キャストがあっという間に死んでいくという点。命を軽んじる点では評価しづらいものの、演出としては素晴らしい作品であるという感想も少なくありません。

ディパーテッドのキャスト一覧!

映画『ディパーテッド』はキャストが超豪華。誰もが知るビッグネームが勢ぞろいしてます。メインキャストの中から押さえておきたいキャストをご紹介いたします。

レオナルド・ディカプリオ:ビリー・コスティガン役

『タイタニック』『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』『インセプション』など数多くの大作に出演するアメリカ人のレオナルド・ディカプリオ(本名:レオナルド・ウィルヘルム・ディカプリオ)がビリー・コスティガンを演じる。5度のアカデミー主演男優賞ノミネートの末、2016年に悲願の受賞を果たします。

マット・デイモン:コリン・サリバン役

『リプリー』『オーシャンズシリーズ』『ボーンシリーズ』など数多くの大作に出演するアメリカ人のマット・デイモン(本名:マシュー・ペイジ・デイモン)がコリン・サリバンを演じる。幼馴染のベン・アフレックと共にアカデミー脚本賞を受賞し、アカデミー主演男優賞と助演男優賞にもノミネートされています。

ジャック・ニコルソン:フランク・コステロ役

『バットマン』『ア・フュー・グッドメン』『アバウト・シュミット』など数多くの大作に出演し、世界中に影響を与えてきたアメリカ人のジャック・ニコルソンがフランク・コステロを演じる。男優一となる12回のアカデミー賞にノミネート歴を誇り、ゴールデングローブ賞も計7回受賞している超大御所です。

マーティン・シーン:クイーナン警部役

『地獄の黙示録』『アメイジング・スパイダーマン』『ザ・ホワイトハウス』など数多くの大作に出演するアメリカ人のマーティン・シーン(本名:ラモン・ジェラルド・アントニオ・エステベス)がクイーナン警部を演じる。いくつかの作品では、同じくビッグネームの息子チャーリー・シーンと共演しています。

マーク・ウォールバーグ:ディグナム巡査部長役

『テッドシリーズ』『トランスフォーマーシリーズ』『パトリオット・デイ』など数多くの大作に出演するアメリカ人のマーク・ウォールバーグがディグナム巡査部長を演じる。アカデミー賞助演男優賞、ゴールデングローブ賞助演男優賞、2010年には自身が主演・製作を手掛けた『ザ・ファイター』がアカデミー作品賞にノミネートされています。

ヴェラ・ファーミガ:マドリン役

『ディパーテッド』でヒロインに大抜擢、『マイレージ、マイライフ』などに出演するアメリカ人のヴェラ・ファーミガがマドリン役を演じます。ゴールデングローブ賞助演女優賞、アカデミー助演女優賞にノミネート経験があります。

ディパーテッドの最後の結末の感想や評価を紹介!

先にも触れましたが『ディパーテッド』は大ヒット香港映画『インファナル・アフェア』のリメイク作品です。リメイクは厳しい感想や意見が多く見られたりしますが、本映画は比較的良い感想を見かけます。出演キャスト、あらすじ、最後の結末においても、本家とは別視点で見ているファンが多くいます。

設定が面白い!

ツイッターで皆様の感想を検索してみました。キャスティングももちろん、主役の2人の味のある設定に目が離せないという感想が多く見られます。比較的悪い感想は少なく、良い感想が多いように感じます。感想の度合にもよりますが、感想を踏まえると満足している方が多い作品でした。

本家とは設定を変え、ボストン南部という地域に重きを置く点も大切なポイントとなります。「本家とは一線を置いて楽しめる」という視点から「本家と比較する」という方が比較的少なく、良い感想が増えた要因になっているのではないか?とのコメントもありました。

ラストで呆気にとられた!

序盤から中盤にかけて、じわじわ攻めるあらすじでしたが、終盤では何転にもなる急展開のあらすじに変わる点が特徴的でした。最後の結末で主要キャストがどんどん死んでいく流れは、見ていて付いていけなくなる人も少なくないだろう、という感想もありました。とにかく、あらすじの中でも、最後の結末の展開の速さには本当に驚きます。

ディパーテッドのあらすじネタバレまとめ!

ここまでネタバレしながら映画『ディパーテッド』をご紹介しました。リメイク版ではあるものの、本家を超える作品だと評判です。また、何度も触れましたが最後の結末が本当に面白いと言われています。また、出演の豪華キャスト陣も本映画を語るうえで欠かせないポイントです。ネタバレではご紹介しきれないのでぜひ本作をご覧ください。

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