2018年08月22日公開
2018年08月22日更新
ユージュアル・サスペクツをネタバレ解説!あらすじ・伏線の考察や評価も紹介
1995年に公開されたサスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」は、マインドファックムービーの中でも特に人気があり評価の高い作品です。ユージュアル・サスペクツは、あらゆる場面に伏線が張り巡らされていてネタバレや解説を知った上でもう一度楽しむ事ができます。ユージュアル・サスペクツは、ラストのネタバレで驚かされる映画で、解説も人気がありましたこの記事では、サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」のあらすじやネタバレだけでなく、伏線などの解説や評価と感想をまとめて紹介していきます。
目次
ユージュアル・サスペクツを徹底解説!
1995年に公開された「ユージュアル・サスペクツ」は、あらすじを通してたくさんの伏線が巧妙に仕掛けられています。マインドファックムービーの名作として人気があり、多くの人に評価されている作品です。ネタバレを知っていても、もう一度観たくなるような作品になっているのでおすすめです。この記事では、サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」のあらすじとネタバレだけでなく、伏線の解説や評価を紹介していきます。
ユージュアル・サスペクツとは?
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」は、1995年にアメリカで製作されました。監督を担当したのは、たくさんの作品で活躍している「ブライアン・シンガー」さんです。ブライアン・シンガーさんは、人気シリーズ「X-メン」や「スーパーマン・リターンズ」などの作品を手掛けてしました。
ユージュアル・サスペクツの脚本を務めた「クリストファー・マッカリー」さんは、この作品で「アカデミー賞」を受賞していました。
ユージュアル・サスペクツのあらすじを紹介!
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」の伏線の解説やネタバレや評価を紹介する前に、あらすじを紹介していきます。
船の爆発事件!
1995年に公開された「ユージュアル・サスペクツ」のあらすじは、夜の水面のシーンからはじまります。カリフォルニアのサンペドロの港で、主人公のキートンが座りながらマッチでタバコとガソリンに火を付けました。その様子を見ていた男が、キートンに近付き金のライターでタバコに火を付け「やぁ、キートン」と言います。するとキートンは、少し笑い「脚の感覚がないよ、カイザー」と言いました。
カイザーは、覚悟はいいかとキートンに聞きます。時間を聞いたキートンが、目を閉じると男が2発弾を打ち込みました。そして、タバコを落とし爆弾に火を付け逃げ去ります。ヴァーバルという男が、警察の前で事件の発端を話し始めました。6週間前にニューヨークで、銃を積んだトラックがハイジャックされる事件があり、運転手たちは犯人の声を聴いていたのです。その事件の手がかりは、その声だけでした。
容疑者は5人!
ヴァーバルの証言を聞き、ニューヨーク市警は「マイケル・マクマナス」と「トッド・ホックニ―」と「フレッド・フェンスター」を逮捕します。そして、主人公の「ディーン・キートン」もビジネスのミーティングしている時に、「デヴィッド・クイヤン」に連行されてしまいました。容疑者として集められたのは、証言をした「ヴァーバル・キント」の5人が容疑者として集められます。
そして、ホックニーとマクマナスとフェンスターとキートンとヴァーバルの順番で運転手が聞いた言葉を警察の前で言っていきます。順番に取り調べを受けていき前科があるので、搾り上げられました。マクマナスは忍びこむプロで、頭の良いフェンスターとチームを組んでいます。ホックニーは、爆弾のプロで弁護士を呼べと言っていました。ですが、警察の狙いはキートンだったのです。
容疑者たちは、1つの部屋に集められました。他のみんなが話していましたが、キートンは殴られて気が立っていたので静かにしてくれと言います。キートンは、弁護士の彼女「イーディ」と付き合った事で堅気になったんじゃなかったのかと言われて怒りました。部屋の端にいた「ヴァーバル・キント」は腕をさすっていましたが、何者だと聞かれます。自分は「ヴァーバル=おしゃべり」でねと言います。
キートンとは群刑務所で、ヴァーバルと出会った事があり詐欺で捕まっていた事を知っていました。ヴァーバルは、詐欺で捕まって90日の執行猶予で出所したのです。そこでマクマナスが、新しい仕事があると言いました。キートンは黙れと言いますが、マクマナスはキートンを無視し話を始めます。すでに、ホックニーとフェンスターは話に乗っていました。この出会いがすべての始まりになったのです。
引き上げられた遺体
時系列が、過去ではなく現在に戻りキートンが撃たれたであろう場所でFBIが捜査をしていました。解っているだけで15人の死体が海から上がり、生存者は2人で1人は昏睡状態だったのです。クイヤンは、サンペドロ警察に出向き話を聞いていました。サンペドロの刑事は、罪状認否を取っている時に弁護士が来たことで、取引して刑が軽くなり、ただの銃器不法所持になったと言います。
クイヤンは納得できませんでしたが、市長や知事などあらゆる大物が警察に出向いたり連絡をしてきたので、大きな黒幕が背後にいると刑事が言います。銃器不法所持だけでも、よく取れたほうだと言いました。クイヤンは会わせてほしいと言いますが、勝手をされては困ると断られてしまいます。クイヤンは、調べたいと言って引き下がりません。キートンの死を知りたいので、保釈されるまでの時間を欲しいと頼みます。
病院には、FBIの捜査官が向かっていました。昏睡状態の生存者は、英語が話せず海外の言葉でなにかを言っていたと言います。部屋の中に入り、職員にドアにセキュリティーをつけるように言いました。昏睡状態の男の言葉を聞くために、FBI捜査官は通訳を電話で用意しようとしていましたが、男は「カイザー・ソゼ」と叫びながら再び昏睡状態になっていきます。ヴァーバルは、サンペドロ警察の部屋で保釈されるのを待っていました。
取り調べ
ヴァーバルは、部屋の中を見渡していました。すると、クイヤンが部屋に入ってきてキートンの事を質問します。ヴァーバルは、のどが渇いたから飲み物をくれと言いました。最初は断ったクイヤンでしたが、見かねた刑事がコーヒーを2人に用意します。クイヤンは、力になりたいと言うとヴァーバルの警察になりたかったから力になると話しました。クイヤンは、隠している事を話してくれと言います。
ヴァーバルがキートン事を信頼している事を知っていたクイヤンは、キートンは汚職刑事だと言います。別の部屋では、2人の話が盗聴されていました。ヴァーバルは、15年前のキートンは汚職をしたが、今は良い盗人だと言います。キートンは堅気になる努力をしていたとヴァーバルが言うと、クイヤンがキートンを侮辱しました。ヴァーバルは、怒らせたいのか?とクイヤンに敵意をむき出しにします。
ヴァーバルは、話を聞きたいと言われますが、調書を読めと言います。そして、タバコを吸いたいと言いました。ライターを借りますが、上手く使う事ができず落としてしまいます。クイヤンは、タバコに火を付けてあげながら、ヴァーバルの詐欺についての前科を読み上げました。ですが、詐欺罪は免罪処置で消えたと言います。クイヤンは、取引で消したのかと言いましたが、ヴァーバルは今回の罪で半年食らうかも知れなかったのです。
武器の密売をしているのかとクイヤンが聞くと、ヴァーバルは「法王ヨハネを知っているか?」と聞きます。クイヤンは、その男は服役中だと言いました。ヴァーバルは、弁護士が悪いと笑います。クイヤンは、武器の密売をしている「ルービー」を知っていると言い、内部からウソの話を流すと脅しました。クイヤンは、殺しの犯人を見つける時に、容疑者が3人いたら一緒に逮捕し同じ部屋に入れ、一番眠っている奴が犯人だと言います。
ヴァーバルは、話の意味が解らないと言います。クイヤンは、ヴァーバルに自分の事をなめるのはよせと言い知りいたい事を吐かせると宣言しました。ですが、ヴァーバルは口を割ったりしないと言います。そこに、コーヒーを届けに刑事がやってきました。クイヤンとヴァーバルはコーヒーを飲み、まずいと言います。面通しの後のことを話せと言われ、コーヒーを飲むクイヤンの方を見つめながらヴァーバルもコーヒーを飲みました。
釈放された5人
キートンの彼女は、なかなか保釈しなかったことを激怒していて、キートンの顔を殴った警察を訴えると言いました。キートンは、イーディを止めビジネスのミーティングがどうなったかを聞きます。キートンは、調べればすぐに前科が出てくると言いましたが、イーディがバレないように細工したと言いました。ですが、そんなことをしても投資者は逃げてったと言います。
キートンは、警察から出てきたヴァーバルと目が合います。通りには、捕まっていた4人がバラバラいてキートンを見つめていました。最後に、タバコを吸っているヴァーバルと目が再び合います。マクマナスが話した仕事は、リスクも大きいですが金額が大きかったのです。計画には、キートンが必要でした。ヴァーバルは、キートンに会いに行き協力してくれと言い「あんたも金に困っているだろ」と言います。
頭に血が上ったキートンは、思わずヴァーバルに手を挙げてしまいます。ヴァーバルは、堅気になるには出直す為に、まとまった金が必要だと言いました。キートンは、話を聞く事にします。ヴァーバルは、3人と違って血を流さずに仕事ができると言い、信用されているキートンから計画を話して欲しいと言いました。ヴァーバルは、自分の作戦なら殺しは無しだと言います。
空港で待っていたニューヨークの特別な護衛タクシーサービスの後を付けていき、ニューヨーク市警へのあいさつ代わりに5人はタクシーを襲います。タクシー乗っていた、人物のお金と麻薬を奪い取りガソリンをかけ火を放ち逃走しました。ヴァーバルがキートンに言った通り、警官2人も乗り込んだ人物も怪我などはしていません。護衛タクシーは、元々廃止になっていたサービスで汚職に関わった警官がたくさん発覚し逮捕されます。
手に入れた麻薬は、マクマナスとフェンスターが引き渡しに行くと言いましたが、信用できないと言いホックニーと言い争いになります。キートンがその場を収め、みんなで乾杯をしました。キートンは、恋人のイーディに置手紙を残し出ていきます。汚職タクシーをあげる作戦を立てたのがマクマナスと聞いたクイヤンは、内部に詳しいキートンの作戦だとヴァーバルに言いました。
クイヤンは、ヴァーバルい向かってキートンは根っからのワルで、証拠は残していないが何人も殺していると言いました。キートンは、1ど死んでいると言い自分のしかけたガスで爆発したと言います。キートンの悪事をしっていて、法廷で証人になるはずの人物がその後、2人とも不可解な死亡を遂げたと言いました。
病院では、昏睡状態の人物が再び意識を取り戻していました。意識を取り戻し、通訳が間に入って話を聞きます。港では、麻薬の取引がされていたと言った後に、悪魔の目を見てしまったから保護して欲しいと言いました。FBIは、悪魔とは誰だと聞くとカイザー・ソゼだと言います。その男の証言で、FBIは似顔絵を書き始めたのです。取り調べでキートンは、自分が死んだと偽って逃げ切ったとクイヤンが言います。
そしてクイヤンは、今回もキートンが死を偽装しているのではないかというと、ヴァーバルは笑みをこぼします。港の事件を仕組んだキートンは、人の良いヴァーバルをだましていると言いました。ヴァーバルは、仕組んだのは弁護士だと言いながら周りを見渡します。弁護士の話をしだしたヴァーバルに、クイヤンが「知ってることを話せ」と掴みかかりました。そして、ルービーに電話すると脅します。
コバヤシ
ヴァーバルは、弁護士の名前は「コバヤシ」だと言いました。5人は、奪った麻薬を売る為にロスに行って「レッドフット」と会います。評判も良く信用できそうな人物でしたが、そうではなかったと言いました。レッドフットは、新しい仕事を持ちかけました。ロスのホテルに、宝石商がとまっていて現金を大量に持っていると言います。マクマナスは、考えさせてくれと言いました。キートンは、レッドフットに近付きます。
出典: https://miima.jp
そして、レッドフットに「スプーク・ホリス」を知っているかと聞きました。その人物は、レッドフットと仲が良かったですが、キートンが刺したと打ち明けます。レッドフットはキートンに理由を聞き、仕事をするなら電話をくれと言って去っていきました。キートンは、仕事に乗り気ではありませんでしたが、結局引き受ける事になります。キートンは、殺さずにカバンを奪おうとしました。
話では、警備員が1人だと聞いていましたが、他にもいてフェンスターとホックニーが捕まりマクマナスが警備員2人を撃ってしまいます。そして、キートンの後ろからヴァーバルが警備員を撃ちました。持ち帰ったアタッシュケースを開けると、そこにお金と宝石はなく麻薬だけが入っていたのです。レッドフットは、仲間をたくさん引き連れて5人の元へ来ました。
レッドフットは、この話は弁護士が持ってきたと言います。背後に大物がいて、イギリス人ぽいが正体は知らないと言いました。キートンが会わせろというと、マクマナスにタバコを投げつけ向こうも会いたがっていると言い去ります。ヴァーバルがその事を検事に話していない事に関して、なぜだと聞きました。FBIがやってきて、病院の男によるとアルゼンチンのハンガリーの犯罪組織だと言います。
しかも船に麻薬はなく、トルコに向かう途中だったと言います。病院の男は、下っ端なので大した情報を持っていませんでした。FBIは、ヴァーバルから「カイザー・ソゼ」の話を聞いたかクイヤンに質問します。そして、話を聞いたクイヤンはヴァーバルに「カイザー・ソゼ」の事を質問しました。ヴァーバルは、取り乱します。過去にさかのぼって5人は、レッドフットを消して早く飛ぶ事を考えていました。
ですが、キートンは状況を振り返っていきます。キートンは、ニューヨークにいる時からすでに監視されていた事に気づきました。5人の元に1人の男が現れ、宝石商を撃ったヴァーバルにボスが感謝していると話します。男は「コバヤシ」と名乗って、ボスから仕事を預かっていると言いました。命の危険があるが大金が入ると言います。コバヤシのボスは「カイザー・ソゼ」という人物で、キートン以外は知っていました。
カイザー・ソゼ
最初に5人が集められた、トラックの事件の被害者は「カイザー・ソゼ」のものだったのです。コバヤシは、カイザー・ソゼにみんな関わっている事を話しました。知らずに奪った物やダマした相手の元をたどると、すべてカイザー・ソゼに繋がっていたのです。カイザー・ソゼの物を奪った5人に、狩りを返してほしいと言います。カイザー・ソゼは、麻薬を主に扱っていてアルゼンチンに競争相手がいると言いました。
カイザー・ソゼの依頼は、アルゼンチンの組織の取を潰して、コカインと船を焼き払うという仕事でした。乗っている現金は、すべて5人が好きにしていいと言います。コバヤシは、カイザー・ソゼから預かったアタッシュケースをキートンに渡しました。アタッシュケースの中には、5つの封筒が入っていてその中には、個人情報と関わった人物などがすべて入っていたのです。
キートンの封筒には、恋人との写真が入っていました。キートンは、カイザー・ソゼなど実在しないと言います。カイザー・ソゼはトルコ人だと言われているが、実際にあった人や直接知っている人物に会った事はないと、ヴァーバルは言いました。ヴァーバルは、ハンガリー人の組織が進出しようとしていたのを止めるために、必要だったのが鉄の意志だと言います。
ハンガリー人の組織には、麻薬を扱っているカイザー・ソゼが邪魔だったのです。ハンガリー人は、カイザー・ソゼの家に行き妻と子どもを襲ったのです。カイザー・ソゼが帰宅すると、襲われた妻と泣き叫んでいる子供の姿がありました。カイザー・ソゼの目の前で、子供を人質にします。カイザー・ソゼは、ハンガリー人の頭を撃ち抜きました。カイザー・ソゼは、いっそ妻と子どもも殺した方が救いになると言います。
カイザー・ソゼは、カイザー・ソゼは、妻と子供の葬儀をした後に復讐しに行きました。そして、敵の家や家族や友達の全員を殺して地下に潜ったと言います。ヴァーバルは、少しおどけながら子供に「いい子にしないとソゼがくるぞ」って親がいう言い伝えだと言いました。FBIは、恐怖などの総称としてその名前が使われているのかもしれないと言います。
ヴァーバルは、船の事を全部話したからもういいだろと言います。クイヤンは、なぜ検事に話さなかった?と聞きましたが、ヴァーバルは「ネス湖のネッシーに雇われた」て言っているのと同じだと言いました。クイヤンは、カイザー・ソゼが探しに来ると言います。ですが、ヴァーバルはすでに居場所なんかバレていると言いました。ヴァーバルは、保護しようかと言われますが、提案を突っぱねます。
出典: https://miima.jp
ヴァーバルは、どうせカイザー・ソゼに捕まって殺されると言います。そして、また話の続きを話しだしました。次の日にカイザー・ソゼを恐れたフェンスターが逃げ出し、海岸で死体になって見つかります。マクマナスとキートンは、フェンスターのためにお墓を掘ってあげました。キートンは、降りたいやつは降りろと言います。キートンは、コバヤシの言いなりではなく自分の為に仕事をすると言いました。
キートンは、コバヤシを殺すと決めたのです。4人は、コバヤシを待ち構えます。エレベーターにコバヤシは、ボディーガードと乗り込見ますが、マクマナスが上から2人を撃ちました。キートンは、コバヤシを脅します。カイザー・ソゼを信じないキートンにコバヤシは、実在すると言いました。コバヤシは、すでに先手を打っていたのです。キートンの恋人のイーディとマクマナスの甥っ子が人質に取られていました。
4人は、コバヤシに従うしかなくなります。キートンは、船に乗り込んだら生きて戻れないだろうと思っていました。それでもやるしかないとキートン達は決意しますが、ヴァーバルは何も言いません。取引の当日に4人は、少し離れた位置から偵察します。マクマナスが、屋根からお金を持っているターゲットを捕獲しました。キートンは、ヴァーバルに動かないように言いお金が入ったら逃げろと言います。
お金を持ってイーディの元へ行き、すべて話したら彼女がコバヤシを葬ってくれると言いました。キートンは、船に近付いて行きました。キートンは、ハンガリーの組織の人間に囲まれます。すると、ホックニーの時限爆弾が爆発し、マクマナスが上から敵を撃っていきました。爆発に乗じて船の中に潜入し、コカインを探します。すると、船の中で「カイザー・ソゼ」が来たとう声があがりはじめました。
ホックニーは、現金を積んだ車を見つけると後ろから撃たれてしまいます。マクマナスも、船に乗り込み薬物を探していましたが、首を切られて亡くなりました。ヴァーバルは、その時に怖くて動く事ができなかったと証言します。キートンも足を撃たれてしまい、座り込みました。キントは、それを隠れて見ていたと言います。キントは、身を潜めていて背広の男がキートンキートンを撃ち船に火を放ったと言いました。
キートンを助けなかったヴァーバルを、クイヤンは責めました。ですが、ヴァーバルは体が不自由な俺に悪魔が当てると思うかと言います。新しく入った情報で、その船には薬物はなく情報やが乗っていた事やキートンの恋人がホテルで殺された事が発覚しました。クイヤンは、キートンこそが「カイザー・ソゼ」でまたも死を偽装し逃げたのだと確信します。ヴァーバルは、釈放され保護を断って出ていきました。
クイヤンは、何かが引っかかると思いながら壁の記事などを見ていると、ヴァーバルが話していた内容の単語が至る所にあると気づきマグカップを落とします。しかも、そのマグカップの裏にはコバヤシという文字があったのです。急いで後を追いかけますが、ヴァーバルは角を曲がり普通に歩きながら車に乗り込みます。
ユージュアル・サスペクツについてネタバレ解説!
なぜ主役がキートン?
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」の主人公は、嘘つきの「ヴァーバル」でもなく刑事の「クイヤン」でもなく「キートン」になっています。評価や感想でも、キートンが主人公だと知らない方も多いです。キートンが主人公の理由は、ストーリーやあらすじのネタバレでもはっきりとはしていません。たくさんの解説やネタバレや考察があります。
キートンが主人公の理由として多くあげられているのが、ヴァーバルが「カイザー・ソゼ」をキートンに仕立て上げようとしたことが関係していると解説してあります。キートンが元警察官である事や、足を洗ってビジネスマンとして生活していた事などが関係しているなど、色々な解説がありました。キートンは、ヴァーバルの伏線やネタバレを巧妙に隠すためにも必要な主人公だったという解説もあります。
ヴァーバルの真の目的は?
ヴァーバルの真の目的についての解説は、評価などでもたくさん考察されています。ヴァーバルは、謎の犯罪者「カイザー・ソゼ」をキートンだと警察に思わせるために大掛かりで適当なウソをついたとされていました。他にも、体が不自由なヴァーバルには犯行ができないと印象付けるためだとも言われています。刑事の目の前で、わざと物を落としたりする事でより「キートン」を怪しく見せる事が目的だと解説されていました。
犯罪者「カイザー・ソゼ」は、新たな伝説を作るためだとも解説されています。刑事の前で、犯罪者「カイザー・ソゼ」ヴァーバルからすれば自分の事を語ったにも関わらず平然と警察署から出てくる事ができたという、新たな伝説のためだという解説もありました。
勝敗
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」の評価や感想で多かったのが、ネタバレやあらすじではっきりとしなかった警察とヴァーバルの勝敗についての解説です。色々な考察があり、ヴァーバルの似顔絵がばらまかれた事から、カイザー・ソゼの負けだという解説もあります。ですが、一方で今まで捕まった事のない「カイザー・ソゼ」からすれば、顔がバレたところで捕まらないのではないかという解説がありました。
ユージュアル・サスペクツの伏線を考察!
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」のあらすじで登場している伏線をネタバレ解説していきます。
コーヒーを飲む場面!
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」の評価の中でもネタバレしている事が多かった伏線が、コーヒーを飲むシーンです。ヴァーバルは、クイヤンの飲んでいるコーヒーカップの底を見ているシーンがあり伏線になっていました。その後も話しているシーンで、何度もクイヤンのコーヒーカップの底が映っています。
尋問の場面!
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」のネタバレや評価で多かった伏線が、キートンが尋問を受けているシーンです。左手が不自由なはずのキートンが、クイヤンのに掴みかかられます。その時に、キートンが使えないハズの左手でクイヤンを振り払っているシーンが伏線になっているのです。
冒頭の皮肉
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」のラストのネタバレではっきりとした伏線が、主人公のキートンのセリフです。キートンは、カイザー・ソゼに殺される前に「足の感覚がないよ」と言っています。このセリフは、ネタバレで発覚したヴァーバルが犯人だからこと言った皮肉が伏線だったのです。
トルコ
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」のあらすじの尋問の中であった伏線が、ヴァーバルがトルコ人だという事です。過去を語りながらヴァーバルは、自分をトルコ人だと言っていました。カイザーは、皇帝だと言う意味がありますが、ソゼはトルコ語で言葉という意味があります。ヴァーバルは、おしゃべりという意味があるので、自分でおしゃべりなキャラクターを演じていたという伏線になっていました。
逮捕シーン
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」は、5人の犯罪者が集められています。ですが、ヴァーバルだけ逮捕シーンがありませんでした。集められたメンバーは、全員犯罪者だったこともあり計画を実行するためにヴァーバルが集めたのではないかという解説もあります。カイザー・ソゼが警察などと癒着している事からその可能性がたかく、実際にキートンを決意させたのもヴァーバルでした。
ヴァーバルは、初めから主人公のキートンをカイザー・ソゼに仕立てるためのシナリオを描いていたという伏線になっています。
ユージュアル・サスペクツの感想や評価を紹介!
1995年に公開された「ユージュアル・サスペクツ」を見た方の評価を、良い評価と悪い評価別に紹介していきます。
好評の感想
今年最後の映画は #ユージュアル・サスペクツ !
— ロビン・G (@k_robin_g) December 31, 2017
もしかして…あれ?ちがう?だ、だよね、そうだよね…と色々考えながら観たよ、たのしいなぁ。
ラストのどんでん返し演出、おもしろいなぁ、好きだなぁ。#ベニチオ・デル・トロ さん若いー! pic.twitter.com/S7kZG2qXkm
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」を見た方の評価で多かったのが、何度も楽しむ事ができるという感想でした。評価の中で多い感想が、1度見た時に気づく事ができなかった伏線などを振り返りながら、あらすじのネタバレをより深く見ていく事ができ楽しむ事ができるとあります。
不評の感想
20年ぶりに観賞、#ユージュアル・サスペクツ
— 地下生活者の映画日記 (@hjgTFGrbXA5a1Cg) August 11, 2018
カイザー・ソゼが誰かわかった上で観ると案外つまらない。 pic.twitter.com/SYArbkepri
サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」の評価の中でも悪い評価のものは、伏線が複雑であらすじがわかりずらいといった感想がありました。ストーリーやあらすじに入り込みにくく、ネタバレを知ってもピンとこないなどの評価があります。
ユージュアル・サスペクツの解説まとめ!
この記事では、サスペンス映画「ユージュアル・サスペクツ」のあらすじとネタバレだけでなく、伏線の解説や観た方の評価や感想を紹介していきました。マインドファックムービーが好きな方や、サスペンスが苦手な方でも見やすい内容になっているので、是非チェックしてみてください!