映画マイノリティ・リポートのあらすじをネタバレ!続編も製作されていた?

映画『マイノリティ・リポート』のネタバレあらすじを結末で紹介し、続編ドラマについても解説します。映画『マイノリティ・リポート』はスティーブン・スピルバーグとトム・クルーズがタッグを組んだSFサスペンス映画です。原作はSF作家の大御所フィリップ・K・ディックということもあり、SF映画ファンからはかなり評価の高い映画です。そんな映画『マイノリティ・リポート』のネタバレあらすじをまとめると共に、キャストや続編ドラマの情報、そして見た人のネタバレ感想まで紹介しています。

映画マイノリティ・リポートのあらすじをネタバレ!続編も製作されていた?のイメージ

目次

  1. 映画マイノリティ・リポートのあらすじネタバレ!続編も制作されているのか調査!
  2. 映画マイノリティ・リポートとは?
  3. 映画マイノリティ・リポートのキャストを紹介
  4. 映画マイノリティ・リポートのあらすじをネタバレ紹介!
  5. 映画マイノリティ・リポートの続編がある?
  6. 映画マイノリティ・リポートの感想・評価を紹介!
  7. 映画マイノリティ・リポートのあらすじネタバレ紹介まとめ!

映画マイノリティ・リポートのあらすじネタバレ!続編も制作されているのか調査!

映画『マイノリティ・リポート』のあらすじをネタバレと、続編の情報も紹介します。映画『マイノリティ・リポート』はスティーブン・スピルバーグとトム・クルーズというビッグネームがタッグを組んで大ヒットした本格SF映画です。公開から15年以上経った現在でも高い評価を得ています。この記事ではそんな映画『マイノリティ・リポート』のあらすじを結末までネタバレ紹介し、続編である2015年のドラマも紹介します。

映画マイノリティ・リポートとは?

映画『マイノリティ・リポート』についての基本的な情報を紹介します。映画『マイノリティ・リポート』の公開日や制作スタッフ、原作となった小説の情報に加えて、映画のタイトルにもなっている「マイノリティ・リポート」という言葉の意味も解説します。マイノリティ・リポートの言葉の解説には映画のネタバレが含まれています。

映画の公開日や監督などの基本情報を紹介

映画『マイノリティ・リポート』の公開日や監督などの基本情報を紹介します。映画『マイノリティ・リポート』は2002年6月17日にアメリカで公開されました。日本での公開は少し遅れて、2002年12月7日からの公開です。映画『マイノリティ・リポート』の監督を務めたのはハリウッドの巨匠、スティーヴン・スピルバーグです。主演は『宇宙戦争』でもスピルバーグとタッグを組むトム・クルーズが務めました。

マイノリティ・リポートの原作

映画『マイノリティ・リポート』には原作となった小説があります。原作小説を書いたのは『ブレードランナー』の原案『アンドロイドは電気羊の夢を見るか?』や、アーノルド・シュワルツェネッガーが主演した『トータルリコール』など、多くのSF映画の原作で知られるフィリップ・K・ディックです。原作小説は短編だったため、映画『マイノリティ・リポート』では原作になかったアクションシーンが多く追加されています。

マイノリティ・リポートという言葉の意味

映画のタイトルにもなっている「マイノリティ・リポート」という言葉について紹介します。マイノリティ・リポートという言葉の直接の意味は「少数派の意見の報告」です。以下、ネタバレになりますが、映画『マイノリティ・リポート』では、隠ぺい、消去された未来の可能性でした。主人公のジョンは窮地に立ちますが、マイノリティ・リポートとして公開されていないデータに希望を求めて行動します。

映画マイノリティ・リポートのキャストを紹介

映画『マイノリティ・リポート』のキャスト一覧を紹介します。映画『マイノリティ・リポート』には主人公を演じたトム・クルーズを始めとして、主人公を追い詰めるキャラクターを演じたコリン・ファレルなどの豪華なキャストが揃っていました。アメリカ以外の俳優が多いのも特徴です。ここでは、映画『マイノリティ・リポート』のキャストの代表作や、日本語吹き替え版声優についても紹介します。

トム・クルーズ:ジョン・アンダートン役

映画『マイノリティ・リポート』の主人公、ジョン・アンダートンを演じたのはトム・クルーズです。トム・クルーズは1962年7月3日にアメリカで生まれました。多くの映画で主演を務めるトム・クルーズですが、出世作となったのは1986年の映画『トップガン』です。『トップ・ガン』ではアメリカ海軍の戦闘機パイロット役で主役を演じました。2019年には続編となる『トップガン: マーヴェリック』が公開予定です。

トム・クルーズの代表作には『ミッション:インポッシブルシリーズ』が知られています。『ミッション:インポッシブルシリーズ』は、1996年に公開された第1作を皮切りに、2018年公開の第6作『ミッション:インポッシブル/フォールアウト』まで継続して制作されている大ヒットアクション映画です。作品ごとに監督が違いますが、トム・クルーズは一貫して主人公を演じています。日本語吹き替え版のキャストは堀内賢雄です。

コリン・ファレル:ウィットワー役

映画『マイノリティ・リポート』でジョン・アンダートンとは別の角度からシステムの欠陥に迫る、ダニー・ウィットワーを演じたのはコリン・ファレルです。コリン・ファレル1976年5月31日にアイルランドで生まれました。俳優としてのキャリアの初期はテレビドラマを中心に活躍しています。2000年の映画『タイガーランド』で主役を演じて注目されました。

以降、2003年の『デアデビル』で主要なキャストを務め、2004年の『アレキサンダー』や2005年の『ニュー・ワールド』といった超大作に出演しますが、評価が分かれたといわれています。コリン・ファレルの代表作となったのは2006年の『マイアミ・バイス』です。近年の出演作には2016年の『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』などがあります。日本語吹き替え版のキャストは楠大典です。

サマンサ・モートン:アガサ役

映画『マイノリティ・リポート』であらすじの鍵となるプリコグのひとり、アガサを演じたのはサマンサ・モートンです。サマンサ・モートンは1977年5月13日にイギリスで生まれました。子役時代から芸能活動をスタートさせたサマンサ・モートンは1997年の映画『アンダー・ザ・スキン』に出演し、でボストン映画批評家協会賞の主演女優賞を受賞してい注目を集めます。

以降、1999年の映画『ギター弾きの恋』や2003年の『イン・アメリカ/三つの小さな願いごと』でアカデミー賞にノミネートされています。近年の出演作で演じた役柄には2016年の映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』のメアリー・ルー・ベアボーン役などがあります。日本語吹き替え版のキャストは根谷美智子です。

マックス・フォン・シドー:ラマー・バージェス局長役

映画『マイノリティ・リポート』で黒幕であるラマー・バージェス局長を演じたのはマックス・フォン・シドーです。マックス・フォン・シドーは1929年4月10日にスウェーデンで生まれました。10代の頃にアマチュア劇団を立ち上げ、1949年に映画デビューしています。以降、さまざまなジャンルの映画に出演してスウェーデンを代表する役者のひとりとなりました。

マックス・フォン・シドーの代表的な役柄は1973年の映画『エクソシスト』で演じたメリン神父です。ホラー映画の代表作である『エクソシスト』は日本でもヒットし、広く知られています。また、マックス・フォン・シドーは1987年の映画『ペレ』でアカデミー主演男優賞にノミネートされました。近年の出演作には2015年の映画『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』などがあります。日本語吹き替え版のキャストは大木民夫です。

ロイス・スミス:アイリス・ハイネマン博士役

映画『マイノリティ・リポート』で殺人予知システムの考案者のひとり、アイリス・ハイネマン博士を演じたのはロイス・スミスです。ロイス・スミスは1930年11月3日にアメリカで生まれました。1955年の映画『エデンの東』などにも出演しています。近年の出演した作品には2015年のテレビドラマ『ジ・アメリカンズ 』などがあります。日本語吹き替え版のキャストは久保田民絵です。

ピーター・ストーメア:エディ・ソロモン医師役

映画『マイノリティ・リポート』で闇医者エディ・ソロモンを演じたのはピーター・ストーメアです。ピーター・ストーメアは1953年8月27日にスウェーデンで生まれました。舞台俳優としてシェイクスピアの演劇などに多く出演。映画では2000年の映画『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や、2017年の映画『ジョン・ウィック:チャプター2』などに出演しています。日本語吹き替え版のキャストは仲野裕です。

キャスリン・モリス:ララ・クラーク役

映画『マイノリティ・リポート』でジョンの妻、ララ・クラークを演じたのはキャスリン・モリスです。キャスリン・モリスは1969年1月28日にアメリカで生まれました。1991年のテレビ映画『ロング・ロード/遥かなる旅路』で女優デビュー。代表作となっているのは、2003年のテレビドラマ『コールドケース 迷宮事件簿』です。主役のリリー・ラッシュ刑事が当たり役となりました。日本語吹き替え版のキャストは日野由利加です。

映画マイノリティ・リポートのあらすじをネタバレ紹介!

映画『マイノリティ・リポート』のネタバレあらすじを紹介します。映画『マイノリティ・リポート』は殺人が予知できるシステムが作られた近未来のアメリカが舞台です。ただし、システムに絶対的な信頼が寄せられているわけではなく、正当性が調査されている段階です。主人公のジョン・アンダートンはそんな犯罪予防のシステムを管理運営する犯罪予防局で働く職員です。以下、結末までネタバレあらすじをまとめました。

殺人事件を予知するシステム

2054年、殺人予知システム「プリコグ」によってアメリカの犯罪は予防されていました。プリコグはアガサ、アーサー、ダシールと言う名の3人の超能力者によって構成されています。プリコグが導入されて以降、目覚ましい効果を発揮し、ワシントンD.C.における殺人事件の発生率は0%と言われていました。その実績を活かして、プリコグの導入をアメリア全土に拡大しようという声が挙がっています。

システム導入の前に息子を殺されたジョン

プリコグを管理している犯罪予防局に努めるジョン・アンダーソンは、システム導入の半年前に息子を失っていました。ジョンは息子を失ったことがトラウマになっており、仕事に熱心に打ち込む一方、薬物に手を出して精神的な苦痛から逃れていました。仕事から帰ったジョンは生前の息子の記録映像を見ることで、精神のバランスを保っています。

システムの全米への導入

ある日、プリコグの全米への導入の是非が国民投票によって決められることになりました。司法省調査官のダニー・ウィットワーが犯罪予防局を訪れてプリコグについて調査することになりました。実はプリコグには重大な矛盾があります。それは殺人予知に導き出された未来の殺人犯は、「逮捕される時点では罪を犯していない」というパラドックスです。ウットワーはプリコグの完全性を疑います。

プリコグは3人の予知能力者によって、殺人を予知していますが、3人が全員同等の能力を持っているわけではありません。実質的にはアガサひとりの能力が高く、他のふたりのプリコグは補助的な役割を担っていました。ウットワーの調査のために犯罪予防局を案内するジョンは、突然アガサからある過去の殺人を見せられます。それは殺人予知とは違う「エコー」と呼ばれる現象でした。

アン・ライブリーの映像

過去の事件のことが気になったジョンは、犯罪の記録を調べます。しかし、本来保存されているはずの、事件の予知映像のうちアガサの予知記録だけが削除されていました。プリコグは3人で構成されているため、予知の内容が少数派となった場合は「マイノリティ・リポート」として破棄されていました。アガサの予知した映像はアン・ライブリーという女性が身元不明の男性に溺死させられるというものでした。

アン・ライブリーの映像が気になるジョンは、こっそりと殺人予知のデータを手に入れます。その後、犯罪予防局の局長であるラマー・バージェスに相談しました。しかし、バージェスは仕事熱心すぎるジョンのことを気遣います。そして、ジョンが疎遠になっている妻・ララから電話があり、ジョンの心配をしていると告げました。

犯罪予知システムでジョンの名前が予知される

プリコグから「計画殺人」の予知がされます。プリコグのシステムが機能しているため、計画殺人が予知されることは珍しいことです。近年の殺人予知は衝動的な殺人がほとんどです。しかし、ジョンは計画殺人を予知された加害者の名前を見て驚きます。それはジョン自身だったからです。殺人事件の被害者はリオ・クロウという男性です。殺人予知の映像には確かに、ジョンがクロウを殺すことシーンが映されていました。

陰謀を感じ取ったジョンは、ウットワーたちに拘束されそうになりますが、逃走します。犯罪予防局の部下たちにも追われますが、なんとかジョンは追っ手を振り払いました。そして、プリコグの考案者であるアイリス・ハイネマン博士と会います。助けを求めるジョンは、アイリス・ハイネマン博士からプリコグの成り立ちについて話を聞きます。

殺人予知システムの成り立ち

アイリス・ハイネマン博士は昔、麻薬中毒患者の子供達を研究していました。麻薬中毒患者の子供達の多くは、脳に障害があり、長生きできません。しかし、生き残った数名の子供に超能力があることにアイリス・ハイネマン博士は気づきました。それがプリコグのシステムが形成されるきっかけでした。

3人の超能力者によって構成されるプリコグは、全員一致の予知のみ保存されるようになります。少数派となった意見は「マイノリティ・リポート」として破棄されることがジョンにも知らされました。「マイノリティ・リポート」のことを以前から知っていたのはアイリス・ハイネマン博士とラマー・バージェス局長だけだったのです。

アイリス・ハイネマン博士とラマー・バージェス局長は、「マイノリティ・リポート」はシステムの完全性に疑いが持たれるきっかけになるため、隠蔽されていました。アガサのマイノリティ・リポートを確認したいジョンに、アイリス・ハイネマン博士は「アガサの脳内にならデータが残っている」と告げました。

ジョンの眼球移植

犯罪予防局に戻ってアガサに会いたいジョンですが、追われる身となっているためそのまま職場に帰るわけには行きません。部下の追跡をかわすために、知り合いの闇医者に眼球の移植手術を依頼しました。網膜検査を免れるためです。闇医者は手術を執り行ったついでに、一時的に容姿を変化させる薬をジョンに渡しました。

その頃、ジョンを探すウィットワーは、ジョンがスラム街に潜んでいることを見抜いていました。ジョンの部下たちがスラム街に向かって、網膜探査機スパイダーを撒き散らします。ジョンは何とか部下たちの追跡をしのぎました。

アガサを連れ出すジョン

犯罪予防局に戻ったジョンは、闇医者に貰った薬を使って老人の姿になります。そして、眼球の移植手術の時に取り出した本来の自分の眼球を使って内部へ侵入しました。プリコグの元にたどり着くとアガサを連れて脱出します。

アガサの脳内にあるデータを調べたいジョンはプリコグの設計者であるルーファスに会います。しかし、アガサからは「ジョンの殺人に関するマイノリティ・リポートは無い」と告げられます。続けてアガサはアン・ライブリーの映像をジョンに見せました。

リオ・クロウとの対面

ジョンは、未来に起こす殺人事件の最後の鍵であるリオ・クロウの部屋を探します。アガサの予知能力の助けを借りて追っ手をかわしたジョンは、リオ・クロウのホテルの部屋を探し当てました。アガサはジョンを止めますが、ジョンはクロウの部屋に入って行きます。そこで、ジョンは殺された自分の息子の写真を発見しました。

リオ・クロウこそが息子を殺した犯人だったと思い込んだジョンはクロウへの憎しみを滾らせます。そこに現れたクロウを、ジョンは乱暴に尋問します。怒りに身を任せて行動するジョンでしたが、寸前のところで殺害を思いとどまりました。しかし、リオ・クロウからは思いがけない言葉が発せられます。

「殺してくれ。殺されないと家族に金が支払われない」リオ・クロウも何者かに利用されていたのです。ジョンは黒幕の存在をクロウに問い詰めますが、誤ってクロウを射殺してしまいます。

真実に気付くウィットワー

その後、リオ・クロウの部屋を訪れたウィットワーは、現場に作為的なものを感じ取ります。アン・ライブリーの映像を見たウィットワーは、映像にはふたつの事件が映されていることに気づきました。事件の真相は、殺し屋を雇ってアン・ライブラリーを襲わせ、殺し屋を逮捕した後、殺し屋と同じ姿をした男がアン・ライブリーを殺害したのです。

殺人事件はプリコグに予知されていましたが、似たような映像だったため、エコーとして破棄されていたのです。そのような状況を利用できるのはプリコグの機能を熟知している人間だけです。ウィットワーは自身の推論をバージェス局長に話しました。すると、突然バージェス局長はウィットワーを撃ちました。ウィットワーはそのまま死亡します。黒幕はバージェス局長だったのです。

真相に辿り着くジョン

ジョンはアガサを連れて、信頼できる妻・ララの元へ向かいました。しかし、ララはバージェスに夫を助けるように相談していました。ララはウィットワーがジョンを嵌めようとしていると思い込んでいたからです。ララとの会話の中で、ジョンはアン・ライブリーの事件を知ったことで自分が狙われていると気付きました。アガサと話すジョンでしたが、そこに犯罪予防局の部隊が現れます。そしてジョンは逮捕されました。

全米に導入するための式典

ジョンの収監後、プリコグは全米に導入されることになりました。バージェス局長は式典に出席してスピーチをすることになります。スピーチの前にバージェスと話したララは、アン・ライブリーのことを話題にし、動揺した局長が口にした「溺死」という言葉から局長が真相を知っていることに気付きます。その後、ララは看守を銃で脅してジョンを脱獄させました。

バージェス局長が式典の来場者たちと談笑していると、プライベート回線から連絡が入ります。連絡してきたのはジョンでした。ジョンはバージェスがシステムを完成させるために殺人を犯したことを指摘します。同じタイミングで式典の会場に来ていたララは、犯罪予防局に電話しています。

バージェス局長を追い詰めるジョン

ジョンはバージェス局長に全ての真相を突きつけます。アガサの母であるアン・ライブリーは薬物中毒者でしたが、後に克服して娘を取り戻そうとしました。しかし、プリコグの要であるアガサを失うわけには行かなかったバージェス局長にとって、アン・ライブリーは邪魔だったのです。

犯罪予防局の職員が、アガサが見ているアン・ライブリーの映像を式典の会場に転送します。その映像にはバージェス局長の殺人の様子がしっかりと映されていました。バージェス局長は、ジョンの姿を発見し後を追います。プリコグは新たな衝動殺人の予知をしました。

バージェス局長を屋上に誘い出したジョンは、バージェスに問います。「殺人を実行してシステムの正当性を示すか、保身のためにシステムの不完全性を示すか」追い詰められたバージェス局長が選んだのは自殺でした。ジョンへの謝罪を口にしながらバージェス局長は倒れました。

マイノリティ・リポートのネタバレあらすじの結末

そして、犯罪予知システムは廃止されました。全ての囚人たちは特赦を与えられて釈放されます。ただし、中には警察の監視に置かれる人物も少なくありません。ジョンはララと一緒に暮らすようになりました。ララのお腹には新しい命が宿ります。アガサたちプリコグは解放されて3人で静かに暮らします。

映画マイノリティ・リポートの続編がある?

映画『マイノリティ・リポート』の続編についての情報を紹介します。映画『マイノリティ・リポート』の続編は海外ドラマシリーズとして2015年9月からFOXで放送されました。続編ドラマの制作にはスティーブン・スピルバーグも参加しています。続編ドラマは日本ではFOXチャンネルで2015年11月25日から放送されました。

海外ドラマ『マイノリティ・リポート』公式サイト | 20世紀フォックス ホーム エンターテイメント

約13年越しにドラマで明かされる謎

続編ドラマ『マイノリティ・リポート』は映画『マイノリティ・リポート』の11年後が舞台になっています。続編ドラマの舞台ではすでに犯罪予防局がありません。警察たちは昔ながらの捜査方法で治安を維持しています。続編ドラマの主人公は映画にも登場したプリコグの双子のひとりです。続編ドラマではプリコグ3人や、解放された未来殺人者たちのその後といった謎が明かされます。

続編ドラマ『マイノリティ・リポート』のキャスト

続編ドラマ『マイノリティ・リポート』のキャストを簡単に紹介します。主人公であるダッシュ・パーカーのキャストはスターク・サンズです。スターク・サンズは1978年9月30日にアメリカで生まれました。2006年の映画『父親たちの星条旗』や、2017年の映画『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』などにも出演しています。日本語吹き替え版のキャストは佐藤拓也です。

続編ドラマから登場するワシントンD.C.警察殺人課の刑事、ララ・ヴェガのキャストはミーガン・グッドです。ミーガン・グッドは1981年8月8日にアメリカで生まれています。2008年の映画『ソウ5』や、2013年の映画『俺たちニュースキャスター 史上最低!?の視聴率バトルinニューヨーク』などに出演しています。日本語吹き替え版のキャストは小松由佳です。

映画での重要な登場人物であるアガサ・ライブリーの続編ドラマでのキャストはローラ・レーガンです。ローラ・レーガンは1977年にカナダで生まれています。2000年の映画『アンブレイカブル』でデビューしました。2007年の映画『デッド・サイレンス』などに出演しています。日本語吹き替え版のキャストは園崎未恵です。重要なキャラクターでしたが、映画と続編ドラマではキャストが違います。

続編ドラマの続編は?

続編ドラマ『マイノリティ・リポート』はシーズン1で制作終了となることが決定しています。続編ドラマ『マイノリティ・リポート』は放送初回から視聴率で苦戦していたからです。当初は13話放送する予定もあったようですが、視聴率の巻き返しが出来なかったため、10話での完結が決定されました。その後、続編が作られるという話は報じられていません。

映画マイノリティ・リポートの感想・評価を紹介!

映画『マイノリティ・リポート』のネタバレ感想や評価を紹介します。映画『マイノリティ・リポート』にはSFサスペンス映画としての完成度の高さを称賛する声が多く挙げられています。一方で、ご都合主義とも言われるあらすじの展開や、アクションシーンに物足りなさを感じた人も少なくないようです。ここでは映画『マイノリティ・リポート』の寄せられたネタバレ感想をまとめました。

緊張感のある展開がおもしろい!

映画『マイノリティ・リポート』への好意的なネタバレ感想には「緊張感のある展開がおもしろい!」といったものがあります。映画『マイノリティ・リポート』への高評価の理由には「SFサスペンスとしての完成度の高さ」がよく挙げられています。主人公であるジョンが追われる身となり、アクションを交えながらも、「本当にジョンは殺人を犯すのか?」という緊張感に惹きつけられるという感想がありました。

CGが綺麗!

映画『マイノリティ・リポート』への感想には「CGが綺麗!」といった感想も寄せられています。映画『マイノリティ・リポート』は近未来の世界を表現するために、多くの場面でCGが効果的に使われていると評されています。アクションシーンにおける未来の車やジェットパックはもちろん、プリコグたちがいる聖域の場面など、印象に残るVFXが多いという感想が挙げれられていました。

不自然な設定が気になる

映画『マイノリティ・リポート』について「不自然な設定が気になる」という声も上がっています。映画『マイノリティ・リポート』の世界では網膜認証が一般的になっています。しかし、実際には移植手術が横行しており、セキュリティ機能を果たしていません。そして、追われる身となったはずのジョンの眼球も権限を失効していないのでセキュリティを突破しています。

セキュリティの穴がわかっていながら、対策を取らない犯罪予防局の対応が「不自然」であったり、「主人公のジョンにとって都合が良過ぎる」という感想を持つ人もいるようです。

あらすじが難しい

映画『マイノリティ・リポート』に寄せられた感想には「あらすじが難しい」というものがあります。映画『マイノリティ・リポート』は殺人予知というSF要素が前面に押し出されています。しかし、映画のあらすじはの隠されたシステムの欠陥に迫るサスペンスでした。その為、SF的設定を把握しつつ、場面ごとの話の展開を注意深く見ていないと何が起きているのかよくわからなくなると言われます。

映画『マイノリティ・リポート』はアクションシーンへの高い評価もある反面、映画のあらすじを追うのが少し難しいようです。このため、同じトム・クルーズ主演の『ミッションインポッシブルシリーズ』などのわかりやすいアクション映画を期待して見ると、難しいと感じる人が多いようでした。

映画マイノリティ・リポートのあらすじネタバレ紹介まとめ!

映画『マイノリティ・リポート』の結末までのあらすじのネタバレや、キャスト、ネタバレ感想をまとめました。映画『マイノリティ・リポート』は、殺人予知システムの欠陥に近付いた主人公が、最終的にはシステムの欠陥を暴くというあらすじでした。難解という感想もありますが、緻密なSF設定や、緊張感のあるあらすじの展開には好意的な評価が多く寄せられています。

また、キャストや続編となるドラマについても簡単に紹介しました。2018年現在もハリウッドスターとして活躍するトム・クルーズの人気は健在です。一方、2015年の続編ドラマは1シーズンで終了が決定しました。続編ドラマは放送初回から視聴率で苦戦し、打ち切りという結末を迎えています。ただし、続編ドラマを見た人からの評判はそれほど悪いわけではないようです。

そのような『マイノリティ・リポート』ですが、今なお、SF映画ファンからは高い人気を誇る映画です。15年以上前の映画ですが、未だにSFアニメ、映画、ドラマなどに強い影響を与えていると言われます。まだ見ていないという方や、一度見たけどよく分からなかったという方は今回紹介したネタバレあらすじを参考にぜひご視聴ください。また、続編ドラマにも興味を持った方はぜひご覧ください。

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