バニラ・スカイをネタバレ解説!ラスト・結末までのあらすじと感想まとめ

映画「バニラ・スカイ」は、とトム・クルーズとペネロペ・クルスが恋に落ちた映画として皆さんご存知だと思いますが、そのストーリーは謎に満ちています。スペインで製作された「オープン・ユア・アイズ」という映画にトム・クルーズが惚れ込んで、ハリウッドでのリメイク権を勝ち取りました。ラストまで謎にみちた映画「バニラ・スカイ」のあらすじと結末をネタバレ解説し、見た方の感想・評価をまとめてお知らせします。ネタバレがありますので、ご注意ください。

バニラ・スカイをネタバレ解説!ラスト・結末までのあらすじと感想まとめのイメージ

目次

  1. バニラ・スカイのあらすじを結末までネタバレ解説!
  2. バニラ・スカイとは?
  3. バニラ・スカイのあらすじをラストまでネタバレ解説!
  4. バニラ・スカイの感想や評価を紹介!
  5. バニラ・スカイのあらすじのネタバレまとめ!

バニラ・スカイのあらすじを結末までネタバレ解説!

2001年に公開されたトム・クルーズとペネロペ・クルスの映画「バニラ・スカイ」は、モテモテの青年実業家が、事故で完璧な人生から一転、悪夢と混乱と苦悩に苛まれた姿を描くサスペンス・ラブ・ストーリーです。「バニラ・スカイ」は、ラストまで目が離せない、結末までに謎が残る映画としても有名です。「バニラ・スカイ」のあらすじから、結末のネタバレまで詳しく解説します。

バニラ・スカイとは?

バニラ・スカイ原作は?

ネタバレに入る前に、映画「バニラ・スカイ」について解説します。映画「バニラ・スカイ」は、2001年キャメロン・クロウによって監督されました。1997年のスペインで製作された「オープン・ユア・アイズ」をハリウッドでリメイクした作品になります。トム・クルーズが作品に惚れ込み、ハリウッドでのリメイクを熱望し、自ら製作に名を連ねています。

映画「バニラ・スカイ」の基本情報

ネタバレに入る前に、出演者をご紹介します。主人公の青年実業家デイビッドにトム・クルーズ、ヒロインでデイビッドが恋に落ちる親友の恋人ソフィアにスペイン出身の女優ペネロペ・クルス、デイビッドの女友達ジュリーに「メリーに首ったけ」、「チャーリーズ・エンジェル」などに出演しているキャメロン・ディアスです。

原作・ハリウッド版の両方でヒロインを演じたペネロペ・クルスとトムが「バニラ・スカイ」をきっかけに、恋に落ちたというエピソードはよく知られています。

バニラ・スカイの意味

映画「バニラ・スカイ」のあらすじ、結末のネタバレ解説に入る前に、バニラ・スカイの意味を解説します。バニラ・スカイとは、夜から朝になる前の、薄青く、白んだ空の様子を指します。映画の中では、デイビットが母から相続したモネの絵画をそう呼んでいます。また、vanillaには、ありきたりな、刺激的でない、面白みのないという意味もあります。いよいよ次から、あらすじのネタバレ解説に入ります。

バニラ・スカイのあらすじをラストまでネタバレ解説!

全てをもっている男

では、さっそく映画「バニラ・スカイ」のネタバレ解説に入ります。主人公のデイビット・エイムスは、父が起こした大手出版社を継ぎ若くして巨万の富を手に入れ、優雅な生活を送っています。その上ルックスも良く女性にもモテモテ、プレイボーイで、女友達のジュリーとともに暮らしています。デイビットは、自分の誕生パーティーで友人ブライアンの同伴者のソフィアに一目惚れし、どんどん心を奪われていきます。

人生を変える事故

ネタバレは続きます。ある日、ソフィアの部屋から帰るデイビットの前に、女友達のジュリーが現れます。デイビットの後をつけていた様子。ジュリーの運転する車に乗り込んだデイビットに、ジュリーは興奮状態でどれだけデイビットを愛しているか訴えかけます。そして、思いが通じないなら二人で死のうとハンドルを切り、橋から車は転落します。

運転していたジュリーは死亡、昏睡状態から覚め、一命をとりとめたデイビットの顔は醜く歪んでいます。

悪夢の始まり

デイビットは、変わり果てた自分の姿を嘆き、その顔を隠すためにマスクをつけて生活します。金に糸目をつけず、治療を試みますが、かつての姿を取り戻すことはできないと悟ります。悪いことは続き、デイビットが経営する会社は、役員たちの裏切りにあり、会社を追い出されそうになる事態に陥ります。デイビットは、落ち込み家に引きこもるようになり、性格も偏屈に変わっていきます。ネタバレ解説は、まだまだ続きます。

酔いつぶれたデイビット

ネタバレは続きます。そんな中、デイビットは素顔をさらして、ソフィアに会いに行くことを決断します。友人ブライアンに誘われクラブへソフィアと3人で出かけますが、周りの目が気になるデイビットは、マスクを外すことができません。ソフィアの依然と違うよそよそしい態度に酔ったデイビットは、親友のブライアンにあたります。気分を害したソフィアとブライアンは席を外し、酔いつぶれたデイビットは路地で眠ってしまいます。

目覚めると

まだまだ、ネタバレ解説は続きます。目を覚まして、という言葉にデイビットが路地で目を覚ますとそこには心配そうなソフィアの姿があります。姿が変わってしまっても、変わらずにデイビットを支えたいという言葉に、デイビットはソフィアと二人で幸せな暮らしを始めます。

つかの間の幸せ

デイビットは、ある日、顔の手術を受けます。手術から日にちがたっても、デイビットは、恐怖からマスクを外すことができません。ソフィアがマスクを外すと、そこには事故にあう前のデイビットの顔がありました。デイビットは、喜び、再び以前のような平穏な時間が訪れます。幸せに暮らす二人。ある日、デイビットが自分の顔が崩れていく夢を見ます。まだまだ、ネタバレ解説は続きます。

再びの悪夢

電気をつけ、鏡で自分の顔を確かめるデイビット、顔は問題がありませんが、ベッドにはソフィアではなく死んだはずのジュリーがいます。そのうえ、ジュリーはソフィアだと名乗ります。デイビットは混乱し、ジュリーに暴行を加えます。警察に捕まるデイビット、まもなく釈放されますが、他の人間からは、意味不明な言動とみなされて、状況が理解してもらえません。

家に戻るとソフィアの痕跡がなく、ジュリーへと変わっています。また、デイビットは自分が誰かに付け回されているように感じます。ネタバレも核心に近づいてきました。

混乱

数日後、再びソフィアが現れデイビットは安堵します。そのまま愛し合う二人ですが、途中でその顔はジュリーへと入れ替わり、混乱したデイビットは首を絞めて殺してしまいます。死んでいたのはソフィアでした。警察に逮捕されるデイビット。夢と現実が交差し、デイビットは混乱し、精神科医のマッケイブに相談します。謎を解くカギは、「LE」という言葉。この後は、ネタバレの核心に迫りますので、ご注意ください。

ネタバレ核心!LEとは?

ここから、「バニラ・スカイ」のネタバレの核心に入ります。弁護士とともに、LE社を訪ねるデイビット。徐々に記憶を取り戻していきます。LE社は、低温保存している顧客にリアルな理想の夢を見せる会社でした。全てはデイビットの夢の中で起こったことでした。

デイビットは、事故にあった後、自分の醜い姿を悲観してLE社と契約し、医療技術が進歩する未来に向けて低温保存され、長い眠りについたのです。夢の中で付け回していた男もLE社の職員でした。

ネタバレ核心!夢の始まり

デイビットは、クラブでソフィア達と別れた後、酔いつぶれて路地裏で寝ていて、目覚めたところから夢の世界にいたのです。現実のデイビットは、二人と別れた後、LE社と契約し薬を飲み自殺して、その後、LE社のカプセルの中で眠りについていたのです。

眠りについたデイビットは、幸せな夢を見続けることができるはずでしたが、過去への後悔や罪悪感から、不具合が起き悪夢を見るようになっていたのです。付け回していた男の目的は不具合を直すためでした。

ラスト!ネタバレ核心!デイビットの選択

眠りについてから、すでに150年が経過していました。すべてを知ったデイビットは選択を迫られます。このままカプセルの中で幸せな夢を見続けるか、それと目を覚まし現実世界に戻るか。デイビットは、現実世界へ戻る選択をします。そしてデイビットは、「目を覚まして」という言葉で目をあけます。この「目を覚まして」という言葉が、映画の中でのキーワードです。

路地裏で「目を覚まして」と言ったのは、デイビットの夢の中の理想の恋人ソフィアでしたが、ラストで現実世界へと呼び戻す声は、150年後の世界のデイビットの知らない誰か、LE社の人間なのか、看護士なのか、確実に言えることは、ソフィアでないということです。目を覚ましたデイビットはどのような人生を歩むのでしょうか。映画「バニラ・スカイ」のあらすじ結末のネタバレ解説をしてきましたが、次は感想を取り上げます。

バニラ・スカイの感想や評価を紹介!

ペネロペ・クルスがかわいい!

ここからは、映画「バニラ・スカイ」をみた方の感想をまとめていきたいと思います。「バニラ・スカイ」の感想で多いのは、ヒロインのペネロペ・クルスがかわいいというものです。田舎から出てきた素朴な感じと、トム・クルーズとの濃厚なラブシーンではギャップがありとても魅力的です。

トム・クルーズがかっこいい!

「バニラ・スカイ」の感想で、トム・クルーズがかっこいいという意見も多く見られます。青年実業家の富豪で、モテモテという役柄はかっこいいです。また、乗っている車やファッションにも注目です。

何度か見ないとわからない!

「バニラ・スカイ」の感想で一番多かったものは、何度か見ないとストーリーが理解できないというものでした。「バニラ・スカイ」はどこまでが現実世界で、どこまでが夢の世界かがラストまでわかりません。もう一度、見直すことでしっくりと腑に落ちることがとても多いです。

評価が分かれる!

映画「バニラ・スカイ」の評価については、意見が分かれています。「バニラ・スカイ」が良い映画だったという感想が多くありますが、反面、評価しないものもあります。

リメイクした映画にあることですが、リメイク前の映画と比べて、「ヴァニラ・スカイ」を低く評価する人もいるようです。

バニラ・スカイのあらすじのネタバレまとめ!

バニラ・スカイのあらすじから結末までネタバレ解説をしてきましたが、バニラ・スカイは、全てを手にしていた男が、事故により全てを失い、苦悩をするサスペンスラブストリーで、実は現実の世界と夢が交錯する謎に満ちた映画でもあります。ラストまで目が離せないその感想は、見た人によって様々ですが、代表的なものとして、ペネロペがかわいい、トム・クルーズがクール、見直さないと理解できないというものでした。

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