ラストレシピ 麒麟の舌の記憶のキャスト一覧！あらすじや感想も紹介【二宮和也】

本記事では話題の映画「ラストレシピ」に登場したキャストを一覧化して紹介します！主人公を演じた二宮和也を初めとした人気俳優・女優のプロフィールなどを紹介していきますので是非ご覧下さい！またラストレシピのあらすじも記載していきますので、これからラストレシピを視聴する方も本記事を参考にして楽しんで下さい。

ラストレシピのあらすじやキャストを知る前にまずは基本情報を紹介します！ラストレシピは人気俳優・女優が沢山登場しておりとても話題になっています。

ラストレシピは2017年に公開された日本の映画です。ラストレシピは「麒麟の舌」という天才的な味覚を持ちながら料理に対する情熱を忘れかけていた料理人の物語が描かれています。

ラストレシピには原作となる小説が存在しています。ラストレシピの原作となった「麒麟の舌を持つ男」は2014年に刊行された作品で、2016年に文庫化された際に改題されています。また「麒麟の舌を持つ男」は小説家の田中経一によって描かれています。田中経一は小説家だけでなく演出家としても活動しており「クイズ＄ミリオネア」「料理の鉄人」「愛のエプロン」「有吉弘行のダレトク!?」などのテレビ番組を手掛けています。

ここからはラストレシピのあらすじをネタバレで紹介していきます。ラストレシピは過去と現代を舞台として描かれている作品でとても重厚なストーリーが特徴的な作品です。また過去と現代の両方に天才料理人が存在しており徐々に2人が料理人として繋がっていきます。これからラストレシピを視聴する方も本記事を是非参考にして下さい！

ラストレシピは人生で最後に食べる料理を作る「最期の料理請負人」である佐々木充を中心にストーリーが展開していきます。佐々木充には天才的な味覚が備わっており「母の味」「潰れてしまった店の味」など依頼人の思い出の味を完璧に再現していました。ですが佐々木はその代わりに法外な料金を請求していました。そんな中、佐々木の元にとある怪しげな依頼が舞い込んできます。

佐々木の新しい依頼人となった人物は200万円を提示して「すぐ中国に来てほしい」と言いました。怪しいと感じながらも佐々木には多額の借金があったためこの依頼を受ける事としました。そして北京に到着した佐々木は迎賓館へと連れて行かれて依頼人と対面する事になりました。そしてその依頼人とは中国料理界のトップに君臨する楊晴明であり彼は佐々木にとんでもない依頼を行うのでした。

楊は天才的な味覚を持っている佐々木に「大日本帝国食菜全席」を再現して欲しいと依頼しました。その「大日本帝国食菜全席」とは「満漢全席」を越える料理を作る事を目標にしていた山形直太郎という天才料理人が作った料理であり、204品もある料理を作って200万円では割に合わないと佐々木は考えました。そして依頼を断ろうとした時に更に5000万円という法外な金額を楊が提示するのでした。

佐々木はかつて日本料理店を倒産させており多額の借金を抱えていました、そのため前金として500万円を受け取り依頼を受託しています。そして「春・夏・秋・冬」に分かれている「大日本帝国食菜全席」のレシピを見つけるために佐々木は動き始めました。まずは直太朗の所属していた宮内庁を訪ね同期と会い直太朗の生家の情報を聞き出す事に成功します。その生家には直太朗の娘である幸が住んでいました。

幸からレシピの情報を聞き出そうとした佐々木は「全席は天皇が満洲へ訪れた際に振る舞われる予定だった料理」「楊晴明が共産党のスパイ」だった事を知りました。また直太朗は中国人に命を奪われたという衝撃の事実も幸の口から飛び出しました。ですがそこで幸は体調を崩してしまい真相は明らかになりませんでした。

佐々木が行動している現代から舞台は変わり山形直太郎が料理人を行っていた過去に移ります。正太郎は全席をほとんど完成させていましたが天皇が満洲を訪れる日が決まっていませんでした。そんな中、レシピ開発の依頼人である三宅中将に呼び出され天皇が満洲へやって来る日が決まったと聞かされます。そして楊晴明がスパイだという事も話し自宅に帰った直太郎は居候をしていた楊晴明を追い出しました。

1941年12月に太平洋戦争が勃発した事により天皇が来訪する予定が白紙となってしまいます。また全席を披露する機会を失った直太郎は酒に溺れ失意のどん底に立たされていました。また三宅中将との連絡も途絶え給料の支払いも行われない中、直太郎はレシピの改良だけは続けていました。そして直太郎は完成したレシピの4つに分けたのでした。

敗戦が目の前に迫り1人満洲の残っていた直太郎を千鶴が連れ戻しに決ました。ですが直太郎は満洲に残ってレシピを改良し続け8月9日に命を落としました。また千鶴は直太郎が命を落とした事を知り家庭農園に埋めていた「夏」のレシピを回収しました。ですが「春」「冬」のレシピは何者かに奪われていました。レシピの存在を知っていたのは家族と楊晴明だけであり千鶴は楊晴明が犯人ではないかと疑っています。

幸の話しを聞いた佐々木はレシピの一部を楊晴明が持っている可能性を知りながらも目的が分からずじまいでした。また帰国した千鶴はがむしゃらに働いて優秀な料理人を集めて全席を再現しようと考えていました。そんな中、湯木壮一という料理人と出会いレシピを託しましたが壮一が何者かに襲われ「夏」のレシピが奪われる事件が発生してしまいます。

千鶴はレシピを渡した事が理由で壮一の人生を奪ってしまい責任を感じて自害しこの世を去りました。また佐々木は幸から「秋」のレシピを託され殴り書きされていた「モデルンホテル」に赴き直太郎と親友だった料理人の息子ジョセフと会っています。そして直太郎はジョセフの父に「冬」のレシピを渡していた事が判明しました。そんな中、帰国した佐々木に楊晴明の秘書から連絡が入りました。

帰国した佐々木は直太朗の手紙を娘である幸に渡しました。手紙には全席の本当の意味が書かれており幸は涙を流してしまいます。そして楊晴明は「日本人の料理に関わった事が露呈すると祖国に粛清される」という事を恐れてレシピを奪っていた事が判明しました。また直太朗を撃ったのは日本の憲兵であり黒幕は三宅中将だという事も判明しました。

三宅中将は全席に毒を盛らせようと考えており満洲王に天皇暗殺の疑いをかけさせようとしていました。また直太朗は楊晴明に危害が及ぶと考えて逃がしていました。全ての真実を知った佐々木は自分が育ったすずらん園を訪れています。また母親とも再会して料理の本質を思い出した所で物語は幕を降ろしました。

ラストレシピのあらすじや基本情報を知った後は魅力的なキャストを紹介します！ラストレシピは「麒麟の舌」を持つ天才料理人の役を俳優の二宮和也が演じています。この二宮和也が演じた佐々木充という人物は「1度食べた味」を再現する能力を持っており依頼人の願いを叶えて報酬をもらっています。この佐々木充はそれだけでなく様々な過去を持っておりそれを二宮和也が上手く表現しています。

ラストレシピで主人公の佐々木充を演じたのは俳優の二宮和也です。二宮和也は1996年より芸能活動を行っている人物で、これまでに「南くんの恋人」「流星の絆」「ブラックペアン」「フリーター、家を買う」「暗殺教室」「検察側の罪人」「プラチナデータ」などの作品に出演しています。また二宮和也は2006年に出演した「硫黄島からの手紙」で高い評価を得ておりアカデミー賞にもノミネートされています。

二宮和也が演じた佐々木充と同じ施設で育った柳澤健を演じたのは俳優の綾野剛です。綾野剛は2003年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「セカンドバージン」「仮面ライダー555」「下町ロケット」「最高の離婚」「闇金ウシジマくん」「ハゲタカ」「フランケンシュタインの恋」などの作品に出演しています。また日本アカデミー賞や日本映画批評家大賞など数多くの賞を受賞している俳優でもあります。

二宮和也が演じた佐々木充が再現しているレシピを制作した山形直太朗を演じたのは俳優の西島秀俊です。西島秀俊は1992年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「あすなろ白書」「家族ネットワーク」「毛利元就」「抱きしめたい」「アンフェア」「ストロベリーナイト」などの作品に出演しています。かなりの甘党であり撮影現場ではスイーツを差し入れとして持ち込み「西島カフェ」を開催していると言われています。

直太朗の妻である山形千鶴を演じたのは女優の宮崎あおいです。宮崎あおいは1989年より女優活動を行っている人物で、これまでに「ソラニン」「ただ、君を愛してる」「はじまりのみち」「船を編む」「あさが来た」「きいろいゾウ」「少年メリケンサック」「ツレがうつになりまして。」「バースデーカード」「神様のカルテ」などの作品に出演しています。また宮崎あおいは2017年にV6の岡田准一と結婚しました。

ラストレシピで満州国ハルビン関東軍司令部の大佐である三宅太蔵を演じたのは俳優の竹野内豊です。竹野内豊は1994年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「真夏のメリークリスマス」「ビーチボーイズ」「できちゃった結婚」「サイコドクター」「謝罪の王様」「シン・ゴジラ」などの作品に出演しています。演技はもちろんの事でありながら「声が素敵な俳優」としてファンに愛されている人物です。

二宮和也が演じた佐々木充に「大日本帝国食菜全席」の制作を依頼した楊晴明を演じたのは俳優の笈田ヨシです。笈田ヨシは1953年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「最後の忠臣蔵」「ノンストップ!」「東京のプリンスたち」「アジアの瞳」などの作品に出演しています。また演出家や舞台俳優として活躍して高い評価を得ており「フランス芸術文化勲章シュバリエ」を受勲しています。

直太朗の助手を務めていた人物として登場した鎌田正太郎は俳優の伊川東吾が演じています。伊川東吾はイギリスを拠点にして活動している俳優で、これまでに「スピード・レーサー」「スターウォーズ/最後のジェダイ」「アイズワイドシャット」「恋の選択」「しあわせはどこにある」「アイリッシュ・ジャム」などの作品に出演しています。また俳優だけでなくアニメの声優やナレーターなどの活動も行っている人物です。

二宮和也が演じた佐々木充を引き取り育てていた施設の園長として登場した鈴木太一は俳優の大地康雄が演じました。大地康雄は1979年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「マルサの女」「ミンボーの女」「レオニー」「サバイバルファミリー」「太閤記」「開拓者たち」「明るい家族計画」などの作品に出演しています。元々は集団就職で上京してスーパーで働いていましたが性に合わなかったため俳優の道を進んでいます。

ラストレシピで直太朗と千鶴の娘を演じたキャストは女優の広澤草です。広澤草は2003年より女優活動を行っている人物で、これまでに「踊る大捜査線」「八日目の蝉」「漫才ギャング」「池袋ウエストゲートパーク」「闇金ウシジマくん」「梅ちゃん先生」「科捜研の女」「カンフーくん」「明日の記憶」などの作品に出演しています。パティシエになるという夢を持って上京していましたがその後女優へと転身しています。

ラストレシピですずらん園の職員として登場した吉田加奈を演じたキャストは女優の菜葉菜です。菜葉菜は2001年より女優活動を行っている人物で、これまでに「わたしが沈黙するとき」「ハッピーエンド」「孤高のメス」「ガッチャマン」「おしん」「罪人の嘘」「沈黙法廷」「陽はまた昇る」「模倣犯」「おやじの背中」などの作品に出演しています。特技は書道・ベリーダンス・スポーツ全般だと本人が語っています。

ラストレシピで割烹料理店の女性として登場した辰巳静江を演じたキャストは女優の青山眉子です。青山眉子は1968年より女優活動を行っている人物で、これまでに「あしたこそ」「はぐれ刑事純情派」「刑事の証明」「悪い奴ほどよく眠る」「それぞれの午後」などの作品に出演しています。また舞台女優として活躍しており「カラマーゾフの兄弟」「赤ひげ」「収容所かた来た遺書」など多くの作品に出演しています。

ラストレシピで佐々木充に「オムライスの再現」を依頼した夫婦として登場した山下美子を演じたキャストは女優の筒井真理子です。筒井真理子は1985年より女優活動を行っている人物で、これまでに「かすていら」「花子とアン」「ケイゾク」「美少女戦士セーラームーン」「弁護士のくず」などの作品に出演しています。演技の幅がとても広い女優で気品のある女性から悪女までこなす人物として周知されています。

ラストレシピで宮内庁職員として登場した人物を演じたキャストは俳優の城戸裕次です。城戸裕次は1999年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「探偵家族」「はるちゃん」「ゲゲゲの女房」「天皇の料理番」「修羅雪姫」「陰陽師」「相棒シリーズ」「世にも奇妙な物語」「ホタルノヒカリ2」などの作品に出演しています。また2000年には「未来戦隊タイムレンジャー」でタイムブルーを演じています。

ラストレシピで若い頃の鎌田正太郎を演じたのは俳優の西畑大吾です。西畑大吾は2014年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「ごちそうさん」「あさが来た」などの作品に出演しています。中学3年生の頃に「おもちゃ屋に行く」と言って親に連れられ山下智久のアジアツアーのメンバーオーディションを受けています。その後オーディションの合格して2011年にジャニーズ事務所へと加入しています。

ラストレシピで若い頃の陽晴明を演じたのは俳優の兼松若人です。兼松若人は2006年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「妖怪人間ベム」「示談交渉人ゴタ消し」「ヒーローショー」「新宿スワン」「ミロクローゼ」「硝子の親指」「誰かが私にキスをした」「パッチギ!」「天国のバス」などの作品に出演しています。また舞台俳優として活動しており、人気ミュージシャンのPVなどにも出演しています。

ラストレシピで直太朗の千鶴の娘である山形幸の幼少期を演じたのは子役の庄野凛です。庄野凛はこれまでに「火の粉」「偽装の夫婦」「夢を乞う人」「赤ひげ」などの作品に出演しています。

ラストレシピで直太朗が働く「満州国官舎厨房」の料理長として登場した鈴木を演じのは俳優の竹嶋康成です。竹嶋康成は1990年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「完全なる飼育」「東京マリーゴールド」「亡国のイージス」「蝉しぐれ」「恋人はスナイパー」「必殺仕事人シリーズ」などの作品に出演しています。同志社大学を中退した後に俳優の道を進んでおり、親戚にはタレントの那智わたるがいます。

ラストレシピのキャストやあらすじを知った後は実際にラストレシピを視聴した方の感想を載せていきます。分かりやすいように「不評」と「好評」に分けて紹介していきますので、これからラストレシピを視聴する方は是非参考にして下さい！

ラストレシピは料理を主題にしたあらすじでストーリーが展開していきます。そのため料理に興味のない方にとっては少し退屈に感じてしまうという感想があります。ですが料理好きなら思わず見とれてしまうような美しい料理も登場するためおすすめの映画とも言われています。

ラストレシピには原作となる小説が存在しています。映画化した際には限られた時間内にあらすじを納める必要があったので原作ファンからすれば少し内容が薄く感じたのかもしれません。映画化の良い点は小説では実現できなかった料理を実際に描写した所と言われています。

映画には好き嫌いがありますが「ラストレシピは全然面白くなかった」という評価も実際にあるようです。ですが全体的には好評の方が多い作品でもあります。

ラストレシピは「二宮和也の演技が素晴らしい」という感想がとても多いです。二宮和也はジャニーズ事務所のアイドルとしてデビューした人物ですが、ドラマや映画に出演していく内に俳優としての才能も開花させています。ジャニーズ事務所に所属している人物としては初となるアカデミー賞にノミネートもされています。

画像のように二宮和也の演技は「存在感が凄い」という感想もあります。ラストレシピは過去と現代の両方を舞台としているので二宮和也がずっとスクリーンに登場する訳ではありません。それでも二宮和也の存在感が素晴らしいと言われており二宮和也が出演しているからこそ面白い作品になったという感想もあります。

ラストレシピは二宮和也の演技が絶賛されていますが感動する作品という感想もあります。ラストレシピは過去に存在していた天才料理人のレシピを巡って物語が展開していきます。そして二宮和也が演じた現代の天才料理人がそのレシピを向かい合いながら自分を見つめ直していきます。そんなストーリーには人間ドラマも含まれており感動したというファンの方もとても多いようです。

本記事では映画「ラストレシピ」のキャストやあらすじを一覧化して紹介していきましたが、いかがだったでしょうか？記事中にも記載していますが、ラストレシピは主人公を演じた二宮和也の演技がとりわけ素晴らしいと話題になっています。また二宮和也ファンからはかっこいいと感想がとても多いです。そんなラストレシピをまだ視聴した事がない方も本記事のキャストやあらすじを参考にして是非ご覧下さい！