イントゥ・ザ・ワイルドの感想や評価は?名言やネタバレあらすじも紹介

青年が放浪生活を送る映画、イントゥ・ザ・ワイルドが爽快感があって人気です。イントゥ・ザ・ワイルドのは含蓄のある名言もたくさん登場しているため、一度は見ておきたい名作映画です。美しい映像と音楽、数多くの名言や名シーンに心打たれること間違いなしです。ここでは、おすすめの映画イントゥ・ザ・ワイルドに登場する名言やネタバレあらすじ、また感想と評価も合わせてご紹介していきます。

イントゥ・ザ・ワイルドの感想や評価は?名言やネタバレあらすじも紹介のイメージ

目次

  1. イントゥ・ザ・ワイルドについて徹底調査!
  2. イントゥ・ザ・ワイルドとは?
  3. イントゥ・ザ・ワイルドのあらすじをネタバレ!
  4. イントゥ・ザ・ワイルドの名言は?
  5. イントゥ・ザ・ワイルドの感想や評価を紹介!
  6. イントゥ・ザ・ワイルドについてまとめ!

イントゥ・ザ・ワイルドについて徹底調査!

イントゥ・ザ・ワイルドはある青年の青春を描いた映画です。広大なアメリカの大地や、青年が放浪生活を送る爽快感が楽しめる映画として人気が高い名作です。しかし、イントゥ・ザ・ワイルドの魅力はただ単に青春映画というところだけではありません。イントゥ・ザ・ワイルドのあらすじをネタバレ紹介していきますので、是非チェックしてみてください。

また、イントゥ・ザ・ワイルドの評価の高さには、数々の名言が登場するという理由もあります。イントゥ・ザ・ワイルドの名言には、人生を変えてしまうような魔法の言葉もあります。イントゥ・ザ・ワイルドを見て感動し、人生が変わったという感想も聞かれるほどです。イントゥ・ザ・ワイルドのあらすじをネタバレ紹介するとともに、見た人の感想や評価、名言もまとめます。

イントゥ・ザ・ワイルドとは?

2007年にアメリカで上映された映画!

イントゥ・ザ・ワイルドは2007年に公開された映画です。監督は俳優としても著名なショーン・ペンで、イントゥ・ザ・ワイルドは彼の監督作品の最高傑作とも言われる名作です。原作は登山家でジャーナリストでもあるジョン・クラカワーの「荒野へ」という小説です。

イントゥ・ザ・ワイルドは第80回アカデミー賞にて、編集賞と助演男優賞にノミネートしています。また多くの映画賞も受賞しており、ゴールデングローブ賞では歌曲賞に、ゴッサム賞では作品賞を獲得しています。またナショナル・ボード・オブ・レビューで主演のエミール・ハーシュがブレイクスルー男優賞を受賞しました。

実話が元になっている?

イントゥ・ザ・ワイルドの原作は小説で、登山家のジョン・クラカワーが書いています。実はこの小説はフィクションの物語ではなく、実際に起こった出来事を描いたものなのです。イントゥ・ザ・ワイルドも実話をもとにしているという事になります。1992年にある青年が放浪生活の末にアラスカで死亡し、発見されたという事件が元になっています。

青年がアラスカで死亡しているのを発見されたという出来事が元になっているため、ネタバレしてしまうと主人公は死んでしまう事になります。イントゥ・ザ・ワイルドはフィクションの物語のように主人公が成功するまでを描いているわけではないのです。結末をネタバレすると主人公が放浪の末に死亡してしまうのですが、そこに行きつくまでの過程を丁寧に鮮やかに描いた映画です。

イントゥ・ザ・ワイルドのあらすじをネタバレ!

イントゥ・ザ・ワイルドは映像や音楽の美しさを楽しみながら、主人公と一緒に旅をしているような気分になれる良作です。物語の展開も引き込まれる構成になっています。イントゥ・ザ・ワイルドのあらすじを細かくネタバレして解説していきます。ネタバレ解説を見て気になったら、是非実際に鑑賞していただきたい映画です。冒頭からエンディングまで細かくネタバレしていくので、是非チェックしてみましょう。

放浪の旅へ出発!

ある青年がアラスカまでヒッチハイクで向かっています。目的地付近からは徒歩で向かおうと雪の中を最低限の荷物で歩く青年に、車の運転手が長靴をくれます。彼は動植物の本などを購入し、大自然の中で自分だけで生活しようと考えていました。アラスカの大地に踏み入り歩いていくと、ある崖の上にバスが泊まっているのを発見します。

バスで生活!

発見したバスには誰かが生活していた痕跡が残っていました。日記に「不思議なバスの日」と書きとめた青年は、アレクザンダー・スーパートランプと名前を記します。彼はこれまで2年の放浪生活を送っており、精神の革命を求めて旅を続けてきたのでした。

恵まれた育ちの青年クリス

日記にアレクザンダー・スーパートランプと著名した彼ですが、実は本名はクリストファーといって、裕福で恵まれた家庭に生まれ育った青年です。大学を優れた成績で卒業後、ハーバードのロースクールに行くと家族に話していたクリストファーですが、父親からの新車のプレゼントを断わり、放浪の旅に出てしまいます。

裕福な育ちで生成も優秀なクリストファーでしたが、昔から両親の不仲を見せつけられており、何でも金銭で買い与えるような両親に嫌気がさしていたのです。新車など物は何も欲しくないと拒否します。大学の学資預金も全て寄付してしまい、身分証明書なども全て処分して古い車に乗って旅に出ます。

クリストファーの唯一の理解者は妹

途中で車も捨てて旅を始めたクリストファーは、新しいアレクザンダー・スーパートランプ、アレックスと名乗り始めます。彼が大学に通っていると思っている両親は、連絡のつかない状態を心配し寮を訪ねてきますが、すでに旅立った後でした。郵便物を局留めになるようにしてあり、しばらく不在であることがばれないようにしてあったためです。

兄が行方不明になったと聞いた妹ですが、大学を卒業したのは義務感から仕方なくしたことで、真理を探求するために自由な旅に出たと理解するのでした。イントゥ・ザ・ワイルドの物語はアレックスの旅の道程と、妹のナレーションが交差する形で進んでいきます。

様々な人との出会い

トレーラーハウスをヒッチハイクしたアレックスは、ジャンとレイニーの夫婦と出会います。不仲であった夫婦ですが、アレックスが間に入る事でだんだんと仲が戻り、よりを戻すことが出来ました。しばらく夫婦と行動を共にしていたアレックスですが、ジャンが帽子を作ると約束をした次の日にまた旅立っていきました。

最低限の資金を得るために、アレックスは農場で働いたこともありました。同僚であるウェインには世話になり、動物の買い方など様々なことを教えてもらいました。しかしある日、違法行為で警察に連行されてしまいました。こうして農場を後にしたアレックスは、カヤックを使って川を下りメキシコに向かいます。

カヤックでメキシコに

川を下っていくのには許可が必要なのですが、許可が下りるまでかなりの時間を要するため、無許可で川に入る事にします。パトロールから身を隠しながらの川下りになりますが、途中でカップルに出会って談笑したりホットドックを貰ったりしながらメキシコまで到着します。

メキシコまで到着したはいいもののカヤックをなくしてしまい、さらには身分証もないので国境も越えられないアレックスは、貨物列車にこっそり乗り込んで国境を越えアメリカに戻ります。町に戻ってきたアレックスはスーツ姿の自分を想像して見ますがやはり違和感を覚え、また北を目指していきました。

スラブスでの生活

アラスカに到着する4ヶ月ほど前、アレックスはヒッピーが集まるスラブスで生活していました。そこでジャンとレイニーと再会します。アレックスはしばらくレイニーの本屋を手伝うことにしました。野外ライブで知り合った少女トレイシーと仲良くなったアレックスですが、アレックスに好意を持っている彼女に誘われても肉体関係は持ちませんでした。

ジャンはレイニーと出会う前、前の夫に捨てられて息子リノを一人で育てていました。10代の頃リノは音信不通になり、ジャンはアレックスをリノと重ねて、アレックスの両親の心配をしていました。年が明けるとアレックスはジャンから赤い帽子を受け取り、トレイシーには手紙の住所を渡して北を目指して旅立ちました。

老人フランツとの出会い

北へと向かう道中でアレックスを車に乗せてくれた老人がいました。彼はフランツといって、一人暮らしをしている革職人でした。フランツはアレックスに教育を受けるべきだと諭しますが、アレックスは学歴に興味がないと言います。フランツから教わった革細工の技術で、アレックスはベルトに旅の道程を描きました。

フランツの元も去ってアラスカを目指すアレックスに、フランツは必要な道具を与えてくれます。去り際フランツはアレックスを養子にしたいと申し出ます。アラスカから帰って来たら話そうと言い残してアレックスは旅立ちました。

アラスカで迎えたアレックスの最期

崖の上のバスで生活を送っていたアレックスですが、だんだんと食料が少なくなっていきます。夏には大きなヘラジカを撃って解体し、燻製にしようとしますが、先にヘラジカの肉が腐って蛆が沸いてしまいます。ヘラジカの肉を食べられず、むやみに殺してしまったと感じたアレックスは、ヘラジカを撃ったことを後悔するのでした。

バスでの生活も9週間になったころ、幸福の概念を考えていたアレックスは、バスを後にして町に戻ろうと考えます。しかし、真冬に着たときには小川だった川は、雪解け水によって増水してしまっていて、とても泳いで渡れる状態ではありませんでした。

アラスカから戻れなくなってしまったアレックスは、空腹と孤独に悩まされながら、何とか生きようとします。しかし、狩って食べようにも動物の姿はなく、飢えのあまりアレックスは銃を乱射します。食べる物を探して野草を食べたアレックスですが、食用のポテトとよく似た毒性の植物を食べてしまいます。

植物の毒性のせいもあって衰弱してしまったアレックスは、起き上がることもままならなくなり、バスの後部座席で空を見上げます。アレックスは本名のクリストファー・ジョンソン・マッカンドレスと描いたプラカードをバスに掲げます。両親の元に帰る自分を走馬燈に見ながらアレックスは息を引き取りました。その二週間後漁師がバスの中で冷たくなっている彼を発見するのでした。

イントゥ・ザ・ワイルドの名言は?

人生において必要なのは、実際の強さより、強いと感じる心だ。

イントゥ・ザ・ワイルドでは様々な心に響く名言が登場しています。旅をするアレックスが感じた豊かな感想がそのまま表れたような、鮮やかで染みる名言ですね。人生の意味や真理を求めてアラスカへ行くアレックスですから、含蓄のある名言がたくさん登場します。

僕の生涯で最も悲しい出来事の1つだ

このセリフはアラスカでヘラジカを撃った時のアレックスの言葉です。広大な自然の中で生き抜こうとしたアレックスですが、大自然の厳しさを目の当たりにし、後悔を感じている時の名言です。旅の中で様々なことを学んだアレックスの、心に響く名言です。

幸福が現実となるのはそれを誰かと分かち合った時だ。

イントゥ・ザ・ワイルドのこの名言は、かなり多くの人が心に響いたと評価する名言です。孤独を愛して両親を避けていたようなアレックスですが、旅の道程では数多くの人と仲良くなります。彼は決して人嫌いではなく、旅の最期息を引き取るときこの名言を残します。一人では広大な自然の美しさも味気なく、やはり人とわけあった時が幸せだと感じたのでしょう。

イントゥ・ザ・ワイルドの感想や評価を紹介!

見てよかった!

イントゥ・ザ・ワイルドをお気に入りの映画だと評価する感想が数多く見受けられます。誰しも好きな映画はありますが、イントゥ・ザ・ワイルドは特におすすめされ評価される映画の一つです。

映像が美しい!

イントゥ・ザ・ワイルドは広大で美しいアメリカの大自然が描かれた映像美も評価が高いです。映像が綺麗で引き込まれたという感想も多いです。派手なシーンや展開が多い映画ではないのですが、美しい映像だけでも十分満足できると、映像を評価する感想が聞かれる名作映画なのです。

見る年齢によって受け止め方が違う!

イントゥ・ザ・ワイルドは見る人の年齢によっても感想が大きく変わる映画です。10代で自分探しの旅に憧れがある人が見れば勇気が貰えますし、青春時代を過ぎた年代が見れば懐かしくも感じるでしょう。どの世代でも違った楽しみ方が出来るおすすめ映画です。

自由とは何か考えさせられる!

イントゥ・ザ・ワイルドの大きなテーマの一つとして、自由があげられますね。イントゥ・ザ・ワイルドを見た人の感想では、自由とは何かを考えされられたというものが多く聞かれます。社会からは外れて生きられないという窮屈さとともに、本当の自由を教えてくれるような映画です。

解放感を味わえる!

イントゥ・ザ・ワイルドは自由とは何かといった、難しいテーマも与えてくれますが、ただ単純に解放感も与えてくれるのです。美しい映像と心に響く音楽で、難しいことは考えずに主人公アレックスと共に流浪の旅をしているような楽しみ方も出来ます。

寂しがり屋が共感する映画!

寂しがり屋な人は主人公アレックスに感情移入してみることが出来るでしょう。アレックスは孤独を求めているように見えて、実は人が好きな青年です。両親との仲に違和感を感じ離れる選択をしていますが、最後には本名を記したり、両親の元に戻る走馬燈を見たりと、両親を許したような描写がされています。

イントゥ・ザ・ワイルドについてまとめ!

名作映画イントゥ・ザ・ワイルドのあらすじをネタバレ解説してみました。また、映画の中で登場する数々の名言や、見た人の感想と評価も合わせてまとめました。ネタバレ解説を見てみると、イントゥ・ザ・ワイルドがある青年の命の青春と葛藤を描いた命の物語であることが分かります。イントゥ・ザ・ワイルドは青春時代に見て感銘を受けたという人が数多くいます。

現実の生活への不満や、自分の一生に対しての疑問、青年期にありがちな複雑な感情を抱えている人こそ、主人公アレックスに感情移入できるでしょう。珠玉の名言に心を打たれたという感想も数多く上がります。評価の高いアドベンチャー映画でもあるイントゥ・ザ・ワイルドを是非チェックしてみましょう。

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