ベイマックスの日本語吹き替え声優一覧！あらすじや名シーン・名言も紹介

本記事では大人気アニメ「ベイマックス」で日本語吹き替えを担当した声優を紹介します！またベイマックスのあらすじも記載していきますので是非ご覧下さい。その他にはベイマックス作中に誕生した名セリフ・名シーンなども載せていきますので、まだベイマックスを見た事がない方も本記事を参考にして楽しんで下さい。

日本語吹き替え声優やあらすじを知る前にまずはベイマックスという作品について紹介します！ベイマックスは2014年に公開されたアメリカのアニメーション映画です。原作は6人のヒーローが活躍するマーベルコミックの「ビッグ・ヒーロー・シックス」です。ディズニー・ピクサー映画でマーベルコミックの原作を描くのは初めての事であり、第87回アカデミー賞では長編アニメ映画賞を受賞しています。

ベイマックスはディズニー・ピクサー映画として製作されています。2009年にディズニーがマーベルコミックを買収した際に原作が発見されており、コミックで掲載も行っていましたが当時はあまり人気がありませんでした。ですが監督のドン・ホールが原作を見た際に日本的要素とタイトルに惹かれて映像化したところ世界的に大ヒットしています。作中ではサンフランシスコと東京を混ぜた世界観が描かれています。

ベイマックスの主題歌を担当したのは「フォールアウトボーイ」です。フォールアウトボーイは2001年に結成されたアメリカのロックバンドで「ザ・シンプソンズ」の作中に登場した漫画の題名がバンド名の由来だと言われています。2003年から2018年の間に7枚のアルバムをリリースしており多くのアルバムが様々な賞を受賞して大ヒットを記録しています。

ここからはベイマックスに登場したキャラクターを紹介します！ベイマックスにはあまりキャラクターが登場していませんが、1人1人がとても魅力的で個性的なキャラクターばかりですので是非ご覧下さい。そのキャラクターたちの日本語吹き替え声優を担当した人物たちは下記に紹介しています。

ベイマックスとはタダシが開発したケアロボットです。白く柔らかいボディには空気が詰められており、誰に対しても丁寧な言葉で話すの特徴的です。また1万通り近くの医療データが内部のコンピューターに搭載されており、体の異常などをスキャンして発見する事もできます。ベイマックスは体に空気が入っているため体を浮き輪として使用したりボディを発熱して温める事ができ、救助活動も得意としています。

ヒロ・ハマダは本作の主人公でサンフランソウキョウに住んでいる14歳の少年です。ヒロはロボット工学の天才少年として描かれており13歳で高校を飛び級して卒業しています。その際には大学には興味がなかったため進学はしていません。ですが兄のタダシに誘われた事でサンフランソウキョウ工科大学を受験して入学が決まっていましたが、その直後にとある事件が発生してしまいます。

タダシ・ハマダはヒロの兄に当たる人物でサンフランソウキョウ工科大学に通っている大学生です。ヒロにとって良き理解者でありヒロをサンフランソウキョウ工科大学に誘っています。入学するためのプレゼンテーションが終わった際に大学で火災が発生しておりタダシはそれに巻き込まれて帰らぬ人となっています。

フレッドはタダシの友人で学生ではないですがサンフランソウキョウ工科大学によく出入りしている人物です。フレッドはとても陽気な性格をしており大学のマスコットキャラクターも務めています。またSFやヒーローをとても好んでおり自宅には多くのフィギュアなどの飾られています。ヒーローとなった際に着用していた着ぐるみはジャンプ力の強化や火炎放射を放つ能力を持っています。

ゴー・ゴーとはタダシの友人でサンフランソウキョウ工科大学の学生です。クールでぶっきらぼうな性格をしておりいつもガムを噛んでいるのが特徴的です。またとても身体能力が固く作中では華麗なドライビングテクニックを見せています。ヒーローとなった際に着用していたスーツにはインラインスケートを思わせるような動きで超スピードを出す能力が備わっています。大学では反重力を使用した重力バイクの研究をしています。

ワサビはタダシの友人でサンフランソウキョウ工科大学に通っている学生です。食事中にワサビをシャツにかけてしまった事があるためそれを見ていたフレッドに「ワサビ」というニックネームを付けられています。ワサビは潔癖症で高所恐怖症のキャラクターとして描かれており、大学ではレーザーカッターの研究をしています。ヒーローとなった際には電磁波レーザーブレードを発生させるパワードスーツを着用しています。

ハニー・レモンはタダシの友人でサンフランソウキョウ工科大学に通っている大学生です。ハニー・レモンはとても明るくマイペースな性格をしている人物として描かれており、よくスマートフォンで写真を撮っています。大学では化学を専攻しており、ヒーローとなった際には凍結や凝固するボールを自動で製造してくれるバッグを身に着けています。またヒーローとなった際に眼鏡を外していますがコンタクトを着けているかは不明です。

ロバート・キャラハンはサンフランソウキョウ工科大学の教授でロボット工学の第一人者として登場したキャラクターです。キャラハンはタダシに誘われてサンフランソウキョウ工科大学を訪れたヒロに飛び級を進めています。研究発表会で爆発事故が発生した際には大量のマイクロボットに身を守らせていたので事なきを得ています。また娘のアビゲイルが過去に行った実験の事故に巻き込まれて行方不明になっています。

ここからはベイマックスのあらすじをネタバレで紹介していきます！ベイマックスはロボット工学を初めとして様々な化学知識などが登場しています。その知識を活用して作中のキャラクターたちはヒーローとして活躍しておりとてもかっこいいと話題になっています。そんなベイマックスのあらすじを結末まで是非ご覧下さい！

「ベイマックス」は3歳の頃に両親を亡くし兄のタダシと叔母と生活しているヒロを主人公として描かれています。ヒロの兄であるタダシはサンフランソウキョウ工科大学に通っている大学生で、仲間たちと共に日夜ロボットの研究を行っていました。また弟のヒロは兄を遥かに凌ぐロボット工学の天才として描かれており高校を飛び級で卒業していました。ですがその才能が逆効果になりヒロは日々に退屈さを感じていました。

学校に通わなくなったヒロに対してタダシはサンフランソウキョウ工科大学への入学を進めました。ですがヒロは「大学に行って何になるの？」と返答してその誘いを断っています。またその頃のヒロは非合法に行われているロボットファイトに夢中になっており自作のロボットが無敵の強さを誇っていました。ヒロがそんな事をしていると知っていたタダシはある日、ヒロを会場に送ると言って大学の研究室へと連れていきました。

大学には興味がないと言っていたヒロでしたが研究室にあった最先端技術の塊であるロボットを見て胸を躍らせました。そこで兄の研究が気になったヒロが「兄さんは何の研究をしているの？」と尋ねたところ、タダシは自信満々に研究中のベイマックスを登場させました。ベイマックスには1万通りの医療データと人工知能が搭載されておりヒロは兄の行っている研究の偉大さを肌で感じたのでした。

タダシの研究室を訪問している際にヒロは4人の友人とキャラハン教授と出会っています。キャラハン教授はヒロの持っていた自作ロボットを見て「ロボットファイトの世界では無敵だろうな、だがその程度で満足しているなら君はその程度の人間だ。ロボット工学に興味があるなら私の所に来て学びたまえ」という言葉を残しています。そしてこの言葉を聞いたヒロは更にロボット工学へとのめり込んでいく事になります。

キャラハン教授の言葉が背中を押しヒロはサンフランソウキョウ工科大学に入学する事を決意しました。ですが大学に入学するにはプレゼンテーションを行う必要があり、キャラハン教授を唸らせる研究を見せるにはどうしたら良いかヒロは迷ってしまいます。その時にタダシの「悩んでいる時は視点を変えてみたらどうだ？」という一言を聞きマイクロボットを開発する事になります。

大学の発表会当日が訪れガチガチに緊張しながらヒロはマイクロボットの紹介を始めました。マイクロボットとは指先ほどの大きさで作られたロボットであり、頭部のトランスミッターを通して集合体となりどんな物でも作り出してしまうロボットでした。この発表を聞いた観客たちはヒロに喝采を送りキャラハン教授も「大学で待っている」と大学の入学許可書をヒロに渡したのでした。

ヒロが大学入学の権利を獲得する中、クレイテック株式会社のアリステア・クレイが会場に現れました。キャラハン教授はこのクレイの事を「安全面より利益を追求している男」と言って毛嫌いしていました。またクレイはヒロのマイクロボットに目を付け大金と引き換えに権利を得たいと申し出ました。ですがヒロはそれを断り「君はもっと賢いと思っていたよ」と捨て台詞を吐いてクレイはどこかに行ってしまいました。

クレイがどこかに行ってすぐに大学では大火事が発生してしまいます。ヒロとタダシは会場の外を散歩していたため難を逃れていましたが、キャラハン教授がまだ研究室に取り残されている事を知りました。そしてタダシはヒロの制止を振り切りキャラハン教授を助けに行ってしまいました。ですがタダシが大学に飛び込んだ瞬間大爆発が起こり、タダシとキャラハン教授はこの世を去ってしまいます。

タダシを失ったヒロはぽっかりと心に穴が開いてしまい大学の入学手続きも行わずに引きこもっていました。するとヒロの部屋にはタダシが研究していたベイマックスが置かれておりヒロが「痛い」と言った事で起動を開始しました。そしてベイマックスがヒロをスキャンした所、精神状態が芳しくない事に気付き何とかヒロを癒すために医療活動を開始しました。

拒否するヒロと癒そうとするベイマックスの2人が押し問答をする中、怪しい挙動を行っていたマイクロボットにタダシが死んだ真相が隠されているとヒロは考えました。その考えを知ったベイマックスはヒロに「死の真相が明らかになればヒロは元気になりますか？」と問いました。そしてそれにヒロが「そうだよ」と答えるとベイマックスはマイクロボットを持って外に飛び出していくのでした。

ベイマックスとヒロが辿り着いた先は火事で消滅したはずのマイクロボットが製造されている工場でした。その工場にはマスクを被った謎の男が存在しておりヒロたちに気付いた男はマイクロボットで攻撃を始めました。こちらには攻撃手段がないと考えたベイマックスとヒロはそこから逃げ出し交番に駆け込みましたが、現実感のない話という事で軽くあしらわれてしまいます。

マスクの男を倒すためにベイマックスをアップデートさせてヒロは工場へと戻りました。ですがそこにはマイクロボットと男の姿はなく拍子抜けしてしまいます。ですが油断した隙に後ろからマスクの男が襲って来てしまいます。そして窮地に立たされるヒロとベイマックスでしたが、そこにタダシの友人たち4人が駆けつけてヒロとベイマックスを救って工場から脱出したのでした。

ヒロからマスクの男の事を聞いたフレッドたちはこれからどうするか作戦を考え始めました。そして4人はこれまでに大学で研究していた物を改良してヒーロースーツを開発しました。ヒロはベイマックスに「空を飛ぶ機能」「ロケットパンチ」「大勢を一気にスキャン」する機能をアップデートして「ベイマックス2.0」という名前を付けています。またこの時タダシを殺した犯人はクレイではないかと言われていました。

男は仮面を使ってマイクロボットを制御していると考えた4人とヒロは仮面を奪う練習を行い怪しげなとある小島を訪れました。それぞれの能力を駆使して小島に潜入するとそこには謎の研究施設が広がっていました。また予想通りに仮面の男が存在しており4人とヒロたちは改良したヒーロースーツを使って戦いました。そして仮面を奪い取る事に成功すると予想していたクレイではなく死んだはずのキャラハン教授がそこに立っていました。

キャラハン教授はマイクロボットを使って火事から身を守っておりタダシを見殺しにしたと告白しました。それを聞いて激昂したヒロはベイマックスにキャラハン教授を殺せと命令しましたが「人を傷つける事はできません」と拒否されてしまいます。そしてその間にキャラハン教授は逃走してしまいます。またキャラハン教授はマイクロボットを使って実験事故に巻き込まれた娘の復讐をクレイに行おうとしていた事が判明します。

キャラハン教授はテレポーテーション装置を使ってクレイテック社を破壊しようと画策していました。そんな中、マイクロボットを操りクレイテック社の上空にワームホールを発生させてしまいます。6人はキャラハン教授を止めるために戦っていましたが歯が立たずマイクロボットを破壊する事を思いつきました。そしてだんだんと破壊されていったマイクロボットは機能を停止させキャラハン教授を捕獲する事に成功しました。

キャラハン教授を捕獲して事件が収束する中、ヒロとベイマックスはキャラハン教授の娘を探しにワームホールへと飛び込んでいきました。そして娘を発見して連れ帰ろうとしましたがここで全員は無事に帰れない状態になってしまいます。それを察知したベイマックスはロケットパンチにヒロと娘を乗せて放ち自分は1人残る決断を行いました。こうしてヒロはワームホールを脱出するも親友を失う事となってしまいます。

タダシに続きベイマックスも失ったしまったヒロは再び悲しみに襲われました。ですが形見となったベイマックスの片腕の手の平にはチップが入っていました。このチップはこれまでにベイマックスが蓄積した核となるデータで、これがあればベイマックスを修復する事ができる事にヒロは気付きました。そしてヒロはベイマックスを復活させタダシの研究を引き継ぐ決意をした所で物語は幕を降ろしました。

ここからは英語版ベイマックスの声優を担当した人物を紹介します！ベイマックスの声優には俳優・女優・コメディアンなど様々な人物が携わっています。

ベイマックスの声を担当したのはコメディアン・声優・俳優のスコット・アドシットです。スコット・アドシットは1994年より活動を行っている人物で、これまでに「ターミナル」「ミニミニ大作戦」「ミスター・アーサー」「恋と愛の測り方」「ヴィンセントが教えてくれたこと」「なんちゃって家族」「名探偵モンク」「CSI:マイアミ」などの作品に出演しています。

ヒロの声を担当したのは俳優・声優のライアン・ポッターです。ライアン・ポッターは2011年より活動を行っている人物で、これまでに「ハイスクールニンジャ」「SavetheDate」などの作品に出演しています。ライアン・ポッターの父親は日本人で幼少期には東京へ移住して世田谷区の保育所に通っていました。また7歳の時に両親が離婚したためアメリカに帰っています。

タダシの声優を担当したのは俳優のダニエル・ヘニーです。ダニエル・ヘニーは2005年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「春のワルツ」「私の名前はキム・サムスン」「マイ・ファーザー」「クリミナルマインド」「ラスト・スタンド」などの作品に出演しています。ダニエル・ヘニーは父親がアメリカ人、母親が韓国人とタイ人のハーフの間に誕生しておりアメリカで育ったため当初は韓国語を話せませんでした。

スコットの声優は俳優・コメディアンのT・J・ミラーが担当しました。T・J・ミラーは2007年より活動を行っている人物で、これまでに「デッドプール」「トランスフォーマー」「ガリバー旅行記」「ロック・オブ・エイジズ」「アンストッパブル」「クローバーフィールド」「ヒックとドラゴン」などの作品に出演しています。2008年にはアメリカのテレビ番組で「注目のコメディアンベスト10」に選ばれています。

ゴーゴーの声優を担当したのは女優のジェイミー・チャンです。ジェイミー・チャンは2007年より女優活動を行っている人物で、これまでに「アイアンフィスト」「ハングオーバーシリーズ」「エンジェルウォーズ」「プレミアムラッシュ」「シン・シティ/復讐の女神」などの作品に出演しています。スポーツバーで学費を稼ぎながら大学に通っており卒業後に女優の道を進み始めた人物です。

ワサビの声を担当したのは俳優・コメディアンのデイモン・ウェイアンズ・Jrです。デイモン・ウェイアンズ・Jrは1994年より活動を行っている人物で、これまでに「サーフィン・ドッグ」「ワタシが私を見つけるまで」「リアル刑事ゴッコ」「ブランクマン・フォーエバー」などの作品に出演しています。

ここからはベイマックスの日本語吹き替えを担当した声優を紹介します！ベイマックスの日本語吹き替え声優には映画版と同様に様々なジャンルの人物が参加しています。

日本語吹き替えのヒロ役は声優の本城雄太郎が担当しています。本城雄太郎は2004年より声優活動を行っている人物で、これまでに「おねがいマイメロディ」「エウレカセブンAO」「エレメントハンター」「星を追う子供」「聖闘士星矢」「暗殺教室」などの作品に出演しています。また俳優として「恋がしたい恋がしたい恋がしたい」「ブラックジャックによろしく」などの作品にも出演しています。

日本語吹き替えのタダシ役は俳優の小泉孝太郎が担当しています。小泉孝太郎は2001年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「狂った果実2002」「八重の桜」「ハケンの品格」「リアル・クローズ」「沈まぬ太陽」「ブラックペアン」「プラトニック」「オトコの子育て」などの作品に出演しています。父親は元総理大臣の小泉純一郎で弟は国会議員の小泉進次郎という著名な家族の元に誕生した人物です。

日本語吹き替えでベイマックス役を担当したのは声優の川島得愛です。川島得愛は1996年より声優活動を行っている人物で、これまでに「逮捕しちゃうぞ」「サクラ大戦」「ハチミツとクローバー」「ガラスの仮面」「狼と香辛料」「働きマン」「ケロロ軍曹」「ソードアート・オンライン」などの作品に出演しています。川島得愛は2枚目・3枚目から小悪党・冷酷なキャラまでこなす声優として周知されています。

日本語吹き替えでフレッド役を演じたのは声優の新田英人です。新田英人は2008年より声優活動を行っている人物で、これまでに「チーズスイートハウス」「有頂天家族」「めだかボックス」などの作品に出演しています。また洋画吹き替えでは「ツーリスト」「スノーホワイト」「デスパレートな妻たち」「007/スカイフォール」「バトルシップ」「ウォールストリート」など多くの作品に参加しています。

日本語吹き替えでゴー・ゴー役を担当したのは声優の浅野真澄です。浅野真澄は2000年より声優活動を行っている人物で、これまでに「ハヤテのごとく!」「名探偵コナン」「織田信奈の野望」「ストライクウィッチーズ」「けものフレンズ」「ドラゴンボール超」「這いよれ!ニャル子さん」などの作品に出演しています。大学3年生の時に「声優サマースクール」でグランプリを受賞しておりその事から声優の道を進んでいます。

日本語吹き替でワサビ役を担当したのは声優の武田幸史です。武田幸史は2011年より声優活動を行っている人物で、これまでに「青の祓魔師」「うさぎドロップ」「宇宙兄弟」「ぎんぎつね」「ジョジョの奇妙な冒険」「黒子のバスケ」「シドニアの騎士」「じょしらく」「うしおととら」「デュエル・マスターズ」「史上最強の弟子ケンイチ」「ドラゴンコレクション」などの作品に出演しています。

日本語吹き替えでハニー・レモン役を担当したのは女優・声優の山根舞です。山根舞は2005年より活動を行っている人物で、これまでに「英国王のスピーチ」「アイ・アム・ナンバー4」「食べて、祈って、恋をして」「鑑定士と顔のない依頼人」「ヴァンパイア・ダイアリーズ」「ホワイトカラー」「プリティ・リトル・ライアーズ」「コバート・アフェア」などの作品に出演しています。

日本語吹き替えでキャラハン教授の声を担当したのは俳優の金田明夫です。金田明夫は1977年より俳優活動を行っている人物で、これまでに「女王の教室」「夜逃げ屋本舗」「美咲ナンバーワン!!」「ホタルノヒカリ」「スウィートホーム」「東京タラレバ娘」「流星の絆」「ラストクリスマス」「ナニワ金融道」などの作品に出演しています。また「金八先生」で演じた口うるさい中間管理職の役を演じる事が多い人物でもあります。

ベイマックスの日本語吹き替え声優やあらすじを知った後は作中で誕生した名セリフ・名シーンを紹介します！ベイマックスは感動的なストーリーが展開しており思わず涙してしまうシーンがとても多いです。そんな感動セリフ・シーンを中心にして記載していきますので是非ご覧下さい！

このセリフはベイマックスの決めセリフといってもいい言葉です。ベイマックスは元々ケアロボットとして作られたのでヒロが怪我をすればそれを治す事ができます。また体の怪我だけでなくヒロの心が傷ついている時にも傍にいて心を癒しています。このようにベイマックスはヒロの心の支えであり親友として作中では共に戦っています。

この言葉はベイマックス作中でタダシが亡くなった際に誕生しました。タダシが亡くなった事でヒロは心にぽっかりと穴が開いて喪失感を感じていました。そんなヒロの姿を見てベイマックスは「別れ」に関するデータを読み込み自らをアップデートさせています。そしてラボの仲間たちに連絡を取りヒロに1人ではないという事を示してこのセリフを発しています。

このセリフはクライマックスシーンで誕生しました。キャラハンを救出した際に全員が助からう方法がないと判断したベイマックスは「あなたたち2人を帰す方法が1つだけあります」と言いました。そして腕に仕込んでいたパンチを起動させて2人を離れさせようとしました。最後には「ヒロ、私はいつも一緒にいます」とヒロに声をかけてベイマックスは2人を元の世界へと送り出しました。

この言葉はタダシが亡くなった真相を知るマスクの男を追いかけている際に誕生しました。ヒロはベイマックスに空を飛べる機能を追加しようとしましたが「空を飛べるケアロボットが本当に必要でしょうか？」と人を傷つける可能性のある機能を否定しています。元々はヒロの健康を守るためにベイマックスは存在しているため、たとえ親友であるヒロの頼みでも間違っている事に対してはハッキリと反論しています。

このセリフはタダシが亡くなった際に誕生しました。ヒロは兄を失った事で喪失感を感じていながらも涙を流す事はありませんでした。ですがそんなヒロの姿を見たベイマックスは我慢していると感じてこの言葉をかけています。このようにヒロの全てを包み込んで癒してあげるのがベイマックスの優しさです。

ベイマックスの名セリフ・名シーンはまだまだあります。タダシが亡くなった際には「俺は信じているからな。みんなの役に立つようになるんだぞ」とヒロに最後の言葉をかけています。また「よけいなことをするからだ」とキャラハン教授がクライマックスで憎しみに支配された言葉を発しています。その他には「私が欲しいのは、大切な娘だけだ」とキャラハン教授が娘を思う言葉も誕生しています。

エンディングシーンではフレッドの「父さん、俺の活躍を見てもらいたかったよ」というセリフも誕生しています。このセリフが発せられた事で作中では明るく振る舞っていたフレッドの父親が亡くなっていた事が判明しています。またタダシが亡くなった際に「タダシ…いつ戻りますか？」とベイマックスが言っており、健康を見るだけでなく本当にタダシの事を愛していたという事が描写されています。

本記事ではベイマックスの日本語吹き替え声優やあらすじを紹介していきましたが、いかがだったでしょうか？記事中にも載せていますがベイマックスはとても感動するストーリーが展開しており、思わず涙を流してしまうファンの方も沢山いたようです。また本記事で紹介し切れなかった名セリフ・名シーンなどはまだまだ作中に描かれているのでこれを機にベイマックスを視聴してみて下さい！