2018年08月17日公開
2018年08月17日更新
ビートルジュースのネタバレあらすじ!続編の製作やキャスト・脚本について調査
ティム・バートン監督のビートルジュースという映画はご存知でしょうか。ホラーコメディ映画で、ティム・バートン監督の名前を有名にさせた作品の一つです。白と黒のストライプの衣装が印象的なビートルジュースは、ユニバーサルスタジオジャパンのアトラクションでご存知の方も多いのではないでしょうか。今回はあらすじと続編との比較をご紹介します。元々あらすじや内容を知っているファンの方もそうでない方も、続編に向けて内容を復習しましょう。
目次
ビートルジュースのあらすじをネタバレ解説!続編の脚本やキャストの調査
ティム・バートン監督の代表作の1つ、「ビートルジュース」という映画はご存知でしょうか。テーマパークのアトラクションにも出演しているため、映画の内容は知らなくてもストライプスーツが個性的な彼自身は見たことがある方も多いのではないでしょうか。今回は映画のあらすじと続編との比較やキャスト情報をご紹介します。ティム・バートン監督の織り成す奇妙な世界に足を踏み入れてみてください。
ビートルジュースとは?
ビートルジュース自身について
登場人物の名前でもあるビートルジュースという名前はオリオン座の別名、ベテルギウスの英語読みの発音にカブトムシである「Beetle」とジュース「Juice」という文字を付けた名前です。彼は個性的な白黒ストライプのセットアップにぼさぼさの髪の毛、そして字幕版・吹き替え版ともに関西弁で訳されるキャラの濃い人物です。
主演はマイケル・キートン
そんなビートルジュースを演じたキャストはマイケル・キートンです。彼は「ラブ・IN・ニューヨーク」で正式な映画デビューを果たしますが、公に認知されるきっかけとなったのは「ビートルジュース」への出演でした。ビートルジュースを演じた彼は一気に人気俳優となります。そして後に「バットマン」に出演し演技派俳優として知られるようになりました。また、トイストーリーなどの声優も務め、監督業も行う多彩さを持っています。
アカデミー賞受賞
この作品は、ティム・バートン監督に多数送られた脚本の中の1つでした。比較にならないほど意欲を湧かせない脚本の中で、マイケル・マクダウェルが書いたこちらの脚本に出会います。彼は「ビートルジュース」の監督を引き受けることとなります。完成した映画は上映初週から4週連続で興行成績1位、11週連続トップ10入りの大ヒット作品となります。第61回アカデミー賞ではメイクアップ賞を受賞することとなりました。
ユニバーサルスタジオで出演中
また、こちらの作品は映画は見ていなくても知っているという方が多くいます。その理由は、テーマパークでの出演にあります。現在、ビートルジュースはユニバーサルスタジオジャパンのユニバーサル・モンスター・ライブ・ロックン・ロール・ショー、ユニバーサルスタジオフロリダのBeetlejuice's Rock and Roll Graveyard Revueにて、ショーの司会進行役を務めていました。フロリダは残念ながら閉鎖され現在は日本のみとなります。
ショーの内容は映画とは関係なくビートルジュースのキャラクター性も比較すると異なりますが、そのテンションの高さや観客を巻き込んだMCで老若男女問わずファンが付く人気となっています。一方で、冒頭に自分の名前を3回呼ばせるパフォーマンスは、映画での契約の印とリンクする部分でもあります。また、実はユニバーサルスタジオのアトラクションでの出演ですが、映画配給会社はワーナーとなっています。
ビートルジュースのあらすじを解説!
のどかな田舎町に住む新婚夫婦
ニューイングランドののどかな町にアダムとバーバラの夫婦は暮らしていました。ある日、幸せな新婚生活は一変してしまいます。事故で車ごと橋から落下した2人は死んでしまいます。目を覚ますと家に帰っていた2人は自分が死んだことに気が付きませんでした。しかし、外出しようとするとサンドワームや怪物に襲われることや、家の中に「新人死者へのガイドブック」を見つけて自分たちが幽霊となったことに気が付くのでした。
引っ越してきた新しい住人
やがて、2人の家に新しい住人がやってきます。ニューヨークからやってきた、金儲けしか考えていないチャールズ、その妻で自称彫刻家のデリア、そしてチャールズの前妻との子供で自分の殻に閉じこもっているリディアの3人家族です。アダムとバーバラが手間暇かけてインテリアをしたカントリー調のコーディネートが気に入らないデリアはモダンアートのインテリアへと変えてしまうのでした。
家族を追い出そうとするアダムとバーバラ
そんな家族に怒ったアダムとバーバラは彼らを追い出そうと試みます。首吊りや首なしの死体のふりをして驚かそうとしますが、チャールズとアダムには2人の姿が見えません。弱ったアダムとバーバラは霊界のケースワーカーであるジュノに相談しますが、自分の家は自分で守るように言われてしまい、あと125年はその家で過ごさなければならないと言われるのでした。
リディアに見つかる2人
ジュノの助けを得られず、またビートルジュースという人物はかつて自分の助手だったがトラブルメーカーのため呼んではいけない、と言われ仕方なく家に帰った2人は再度家族を驚かそうとしますが、またもや失敗し、それどことかリディアにはその姿が見られてしまい、写真を撮られてしまいます。しかし、孤独なリディアは2人のことが気に入り仲良くなるのでした。
呼び出されたビートルジュース
出典: http://fogmag.jp
リディアとは仲良くなりましたが、チャールズとデリアのことは変わらず追い出したい2人です。ジュノから、ビートルジュース呼ぶな、と言われていましたが彼が人間を追い出すバイオ・エクソシストという仕事をしていることを思い出し、遂に彼の名前を3回呼ぶことで契約をしてしまいます。アダムが作った町の模型の墓場から出てきたビートルジュースはぼさぼさの髪の毛に個性的な服を着た下品なおじさんでした。
盗まれてしまうガイドブック
そんなビートルジュースを呼んだことを公開した彼らは力は借りずにやはり自分たちで追い出そうと奮起します。ある日、チャールズとデリアがお客を呼んだ席でリディア以外の全員を操って躍らせます。驚かすことができると考えた2人でしたが逆効果で喜ばせてしまいます。それどことか屋根裏部屋で居住していることもバレ、新人死者へのガイドブックも盗まれた2人はチャールズたちの金儲けに利用されてしまいそうになります。
トラブルを引き起こすビートルジュース
その様子を伺っていたビートルジュースは勝手に蛇に化けてチャールズを階段から落としてしまいます。ビートルジュースのことを知らないリディアはアダムとバーバラを責めます。また、ビートルジュースはジュノが仕掛けた罠につかまり、ジュノからも2人はこっぴどく叱られるのでした。捕まったビートルジュースはリディアを騙して名前を呼ばせ自分を出させようとしますが、戻ったアダムとバーバラに止められます。
金儲けを企むチャールズとデリア
リディアのことを気に入っているアダムとバーバラは彼らを追い出すことをやめます。その一方で、チャールズとデリアは2人を使ってゴーストタウンを作り、金儲けをしようとします。協力を拒むリディアですが、盗んだガイドブックを使って無理やりアダムとバーバラを呼び出します。蘇った2人ですが、付け焼刃な呪文のためにすぐに崩れてしまうのでした。
2人を助けるリディア
2人を助けたいリディアは、自らとの結婚を条件にビートルジュースを呼び出します。解き放たれたビートルジュースは観光客を蹴散らし、リディアとの結婚式を挙げようとします。助かったアダムとバーバラは結婚式を阻止するためにサンドワームに乗って突入し、ビートルジュースはサンドワームに食べられてしまうのでした。その後、チャールズとデリアも金儲けをやめ、リディアも明るさを取り戻し5人で仲良く暮らすのでした。
ビートルジュースを続編と比較!脚本やキャストは誰?
新たな脚本は新人脚本家マイク・ビュカディーノービック!
上でご紹介したように、こちらの作品はマイケル・マクダウェルが脚本を書いていますが、続編の脚本は変更されます。新たな脚本をするのは、マイク・ビュカディーノービックに決まっています。まだ新人ながら、日本未上陸のディスニーランドのアトラクションを基にした映画の脚本なども書いている期待の脚本家です。マイケル・マクダウェルの脚本とどう変わるのか、公開後の比較が楽しみにしましょう。
ティム・バートン監督とマイケル・キートン
また、気になる監督とキャストですが続編もティム・バートン監督とマイケル・キートンがタッグを組むと言われます。現在「ダンボ」の撮影をしている2人は、「ビートルジュース」続編の取材に対してまた一緒に撮影をするのが楽しみと語っています。この作品から比較にならないほど有名となった2人がどのような演出をするのか気になるところでしょう。
ウィノナ・ライダーが再び出演?
出典: https://ciatr.jp
あらすじでご紹介したチャールズ一家の長女であるリディア役のウィノナ・ライダーは役柄で着ていたゴシック調の洋服もとても似合い可愛いと話題でした。「シザーハンズ」でもティム・バートン監督とタッグを組んでおり、以前のインタビューで「ビートルジュース」の続編があれば出演するか、という問いに出演したい意向を伝えています。また、監督もそれを望んでいるため、役柄は変われど、出演は濃厚となっています。
ビートルジュースの続編も見逃せない!
映画「ビートルジュース」のあらすじをご紹介しましたがいかがでしょうか。今見ても色あせない面白さのある、巨匠ティム・バートン監督作品の1つです。正式なキャスト発表はまだですので、1とどうキャストや内容が変わるか比較してみましょう。現代に蘇るビートルジュースはどんな破天荒なトラブルを引き起こすのか注目です。