パニック・ルーム（映画）のあらすじをネタバレ！ラストの結末と感想は？

大人気映画『パニック・ルーム』隠し財産を奪おうとする強盗と、その隠し部屋パニック。ルームに逃げ込んだ母娘を描いた作品です。今回はそんなパニック・ルームのネタバレあらすじや、パニック・ルームを見た人の感想を紹介します。

2002年に公開されたパニックホラー映画『パニック・ルーム』慰謝料で購入した豪邸にはパニック・ルームという緊急避難施設があり、強盗たちとパニック・ルームに逃げ込んだ母娘を描いたサスペンス映画です。

メグ・アルトマンは元夫の製薬会社に勤務していたスティーブンは3流モデルの女性と浮気したことがきっかけで離婚してしまい、10代前半の娘であるサラと一緒に家を出ていきました。その後元夫のスティーブンは浮気したモデルと暮らしています。そして離婚の際の慰謝料としてメグはスティーブンにニューヨークにある4階建ての豪邸を購入させました。ですが、メグと娘のサラの2人暮らしでは有り余るほどの大豪邸です。

家は四方を庭で囲まれており、マンハッタンの中央に位置しており、エレベーターまで付いていました。この家の前の住人はかなりの資産家の老人パールスティンである、内装も何もかもが豪華な作りになっていました。4階を寝室にしており、３階はゲストルームとメインルーム、そして隠し部屋もありました。その部屋はパニック・ルームと呼ばれている緊急避難部屋になっています。

パニック・ルームの内装は一面コンクリートの壁であり、電気も電話も別の配線で停電時には別の発電システムで安全に過ごせます。そしてパニック・ルームの中には家中に設置してある監視カメラのモニターが設置してあり、音声は聞こえませんがスピーカーを通して外に声を伝えることが出来ます。メグとサラは慰謝料で豪邸を購入するとさっそく引っ越しをしました。そして２人で新しい生活が始まります。

メグは元居た職場のコロンビア大に戻るつもりであり、今晩の夕食はデリバリーピザで済ませます。そしてパニックルームの設定をしてたのですが、今日は監視カメラを付けたところで終了して後の配線などはまた後日にすることにします。その晩にメグは酒を飲んでベッドで寝ようとすると、外は雨が降っています。そしてその日の深夜に謎の男たちがメグたちが引っ越してきた豪邸に忍び込んで鍵穴に鍵を差し込みます。

しかし、鍵が合わなかった為に裏口のドアに回りますが、そこの鍵も合わなかったので、強行手段として外の非常階段を上り、天井にたどり着くと通気口を無理やり開けると通気口から侵入をしました。侵入した男たちは３人であり、ジュニアと呼ばれている男がリーダーシップを取っています。一人は過去に警備会社で働いており、この家の警備もしていた黒人男性のバーナム、そしてマスクをつけた人物がバスの運転手ラウールでした。

ジュニアはこの家の前の持ち主パールスティンの甥であり、この家のパニック・ルームの隠し金庫の中に大金があるという情報を知ったことで盗みに来たのです。家の売買は「第３者保管期間」の14日以内なのでしたが、それを計算ミスしてしまい土日をカウントするのを忘れていたのです。そしてメグに家が売られたのです。ジュニアは空き巣に入るために持ってきた武器はラウールが持ってきている1丁の銃しかありません。

空き巣に入るにも、住人がいるのを知らなかったバナームとジュニアはもめてしまいます。一方のメグはベッドに入ったのは良いが、中々寝ることが出来すにいました。そしてトイレに行った後にパニック・ルームの電気を消しに来ると、監視カメラに侵入者がいるのに気づきます。そして同じ時にジュニアがあやまってボールをけってしまい、階段から落ちる音がしたので警戒をします。

マグは急いで4階に行って娘のサラを起こします。そして廊下に出てきたところでメグとサラはラウールと鉢合わせてしまいます。メグとサラは慌ててパニック・ルームに逃げ込みます。そして空き巣に入った3人は本来の目的の場所パニック・ルームに逃げ込んでしまったことに焦ってしまいます。ジュニアはこの状況に暴れまわり、その影響で懐に入れていた充電中の携帯電話が落ちてしまいます。

3人はどうにかメグとサラをパニック・ルームから出そうとして計画をたてます。一方のメグはパニック・ルームに逃げ込んだのは良いのですが、配線などを途中で中断してしまったので警察に通報することが出来ずに困っていました。メグはパニック・ルームにあるマイクを使って、他の部屋全体に警察に通報したから出ていけと嘘をつきます。しかし、バーナムは警察に通報したのが嘘であるとみぬきます。

バーナムは何とか出てきてほしいのでジェスチャーでパニック・ルームには電話がないと言い、紙に自分たちが欲しいのはその部屋の中にあると書き、ドアの隙間から入れました。するとメグはこのパニック・ルームには何があるのかを聞きます。バーナムはその問いには何も答えずに、監視カメラに向かって何も危害を加えないとジェスチャーをします。しかし、いきなり侵入してきた物言うことをメグは信じられませんでした。

バーナムは今回の件で本当に危害を加えるつもりは一切ありませんが、今回初めて仲間になったウラールは多少の罪を犯してでも金が欲しいと考えています。ジュニアはまた新しく説得するための策を練ります。しかし、強行的に開けようとしても以前この家の警備をしてたバーナムはパニック・ルームは頑丈にできているので意味はないと言います。

3人はまず、メグとサラが出てきたときに外に逃げられないように家中の窓と扉にくぎを打ちました。一方のメグは娘のサラが1型糖尿病を患っており、血糖値が下がっていることに焦っていました。このまま進むと危険なためインスリン注射が必要ですが、その薬は外の冷蔵庫に入っています。ラウールは強行手段で2階の天井を壊して金庫を奪い去ろうと考えます。しかし、パニック・ルームの周りは頑丈で諦めます。

次にバーナムはダクトをドリルで穴をあけてから、そこからプロパンガスを流す作戦でした。そうして苦しくなってくると自然に出てくると思ったからです。メグはガスの臭いに気づくと、メグとサラは交代で外の空気が吸える通風口に口をつけて呼吸をします。しかし、このままではガスが部屋中に充満してしまい危険な状況です。バーナムはガスを流したが中々出てこないので心配になります。

ウラールは中々出てこないのでガスの量を増やします。一方のメグは何とかガスを塞ごうとしますが、中々うまくいきませんでした。部屋の外ではガスを止めるか流し続けるかでもめています。メグはこの状況を打開するために、パニック・ルームに用意していた防火布を取り出してメグとサラは羽織ります。そしてライターで火をつけようとサラに説明します。ジュニアは壁に耳を付けていました。

メグはライターを付けると、部屋の中は一瞬の間燃え上がり、通気口を伝って3人の所にも火が出てきます。パニック・ルームではガスがなくなって新鮮な空気が入ってきます。メグは次に通気口の中に細身の懐中電灯を入れ、隣人にタイタニックで覚えたモールス信号を使い助けを呼ぼうとしますが、隣人は光に気づきますが、モールス信号だとは思わずブラインドをおろしてしまいます。

ウラールは中々出てこないので苛立ち始め、ジュニアだけを連れて別の部屋に行きます。そこで分け前の金額を引き上げろと要求します。ですが、ジュニアはその提案に納得せず、それに気づいたバーナムも止めに向かいます。メグはその様子を監視カメラで見ていたので、その隙に携帯電話を取りに向かいますが、探しているとベッドのしたにあったので携帯を取ると、デスクライトが落ちてしまいます。

3人は音に気付いて急いでパニック・ルームに向かいますが、メグは間一髪でパニック・ルームに戻ることが出来ました。しかしバーナムは焦ることなく、パニック・ルームでは電波が入らないため安心だと言います。バーナムの言ったことは本当で、メグは通報しようとしますが、電波が入らないので落胆してしまいます。ですが、パニック・ルームにある電話回線を、電話線の主線につなぐことが出来たら通話ができるのではと思います。

一方のバーナムもメグの考えにたどり着き、急いで電話線のコードを確認しに行きますが、主線が抜かれるのを見ます。そしてバーナムは慌てて1階に向かい、電話線を切断しようとします。メグは電話線をつないだことにより警察に電話しますが、保留で待たされたので、電話を切って元夫のスティーブンに電話をします。そして電話に出ると家に強盗が入っていると告げ、「3(人の強盗がいる)」と言うと電話線が切断されます。

一方のジュニアは時間がかかりすぎているため、諦めようと考えます。3人の強盗目的はジュニアとラウールが遊ぶための金でバーナムは子供の養育費の為でした。そしてジュニアが諦めようと提案をすると、ラウールいきなり拳銃を使ってジュニア撃ち、まだ続けるぞとバーナムを脅します。その時、家に誰か入ってきます。それは先ほど電話したスティーブンであり、ラウールはスティーブンを殴って警察に通報したか問いただします。

ラウールはメグとサラを脅すために、監視カメラの前でスティーブンの身分証明書を見せると、スティーブンを拷問し始めました。それを見てメグとサラは動揺し、サラの血糖値が段々とさがってきます。そして容態が悪くなってきたところで、メグは覚悟を決めて部屋を出て冷蔵庫に向かいますが、スティーブンの服を着ていたラウールに出し抜かれます。

バーナムとラウールがいれかわりに部屋の中に入ってラウールともみ合いになりますが、メグがその拍子でパニック・ルームから締め出されます。メグは閉まりそうになるドアにインスリンの注射を滑り込ませ、ラウールはあやまって拳銃をパニック・ルームの外に落としてしまいます。パニック・ルームの中に入っているバーナムはサラの様子がおかしいことに気づきます。そしてラウールは拡声器で警察を呼ぶと娘を殺すとおどします。

バーナムはサラにどうしたらいいのか聞きながら、インスリン注射を打ってあげ、サラはバーナムに感謝しました。

バーナムは床に隠されてた金庫を見つけてると、金庫にはダイヤルの錠があり電動ドリルを使ってダイヤルを合わせることにしました。その時家のチャイムが鳴って警察が2人来ました。スティーブンは来る前に警察に通報していたのです。メグは大丈夫とカメラにジェスチャーをすると上着を羽織って寝ていたふりをします。しかし、警察のキーニー巡査が3の意味を聞きます。しかし、それもメグはごまかしました。

それでも引き下がらない巡査は何か言えないことでもあるのかと聞きますが、娘を人質に取られているメグはそれでも口を割りません。警官はたちは不審に思いますが、いったんこの家を離れます。ラウールとバーナムは安心し、メグは元夫のを助けにいきます。そして一世一代の賭けにでます。元夫を椅子に固定させ、銃を握らせます。メグはハンマーを持ち、次々に監視カメラを破壊していきます。

そして3階に移動して鏡を割り、パニック・ルームからでるとガラスを踏んだ音がするようにします。一方のバーナムは金庫を開けて2200万ドルをてにいれて、懐にしまいます。そしてラウールと共にサラを人質にしながら部屋を出ていきます。メグは鏡の音で部屋から出たのを知り、バーナムが2階まで降りてくるとスティーブンが銃を構えているので両手を挙げ、スティーブンは娘の解放を要求します。

そして隠れていたメグはハンマーでラウールを殴り、階段から落ちますが気絶せずに這い上がってきます。バーナムはその瞬間に逃げ出し、ラウールがスティーブンに突進してきます。次にメグに襲い掛かり、顔を何度も殴打します。サラは母親を助けようと応戦しますが、ラウールはサラをはねのけてしまいます。そしてラウールはメグを殺そうとハンマーを持って振りかぶります。

すると、戻ってきたバーナムが銃でラウールを撃ち殺しました。そしてバーナムはサラとメグを助けると、銃声を聞きつけた警察が家にはいってきます。バーナムは逃げ出しますが、警察に包囲され捕まってしまい、その後、サラとメグは新しい家を探していました。

パニック・ルームを見た人の感想では、デヴィッド・フィンチャー監督のファンだからという理由で見たという感想が多数あり、やはり、フィンチャー監督だからこその演出やなどが好評だと言う意見があります。

映画パニック・ルームを見た人の感想では、圧倒的臨場感や、それに合わせたカメラワークなどが素晴らしいと言った感想が多数あります。

以上、映画パニック・ルームのネタバレ感想やパニック・ルームを見た人の感想を紹介しました。極限の状態の中での強盗と母娘たちのハラハラする展開を楽しみたい方は是非一度、映画パニック・ルームを視聴してみてはいかがでしょうか。