ハンガーゲーム2のあらすじをネタバレ！登場人物や結末の感想は？

『ハンガーゲーム2』のあらすじのネタバレや登場人物を紹介していきます。世界的に大きな成功を納めた『ハンガーゲーム』シリーズの2作目である『ハンガーゲーム2』は前作よりスケールアップしたアクションシーンなどが好評の映画です。この記事ではあらすじや登場人物の紹介に加えて、『ハンガーゲーム2』を観た人の感想もまとめました。

『ハンガーゲーム2』は『ハンガーゲーム』シリーズ最大の興行収入を記録したSFアクション映画です。『ハンガーゲーム2』では、前作でデスゲームを勝ち抜いたカットニスとピータが再びデスゲームに参加するあらすじが展開されます。

『ハンガーゲーム2』は前作から直接繋がっているあらすじの続編となっているため、前作を観ておいたほうが『ハンガーゲーム2』をより楽しめると言われます。『ハンガーゲーム2』は前作同様、デスゲームを題材としながらも、支配体制へ反抗する登場人物たちのあらすじが描かれたSF要素の強いアクション映画です。

『ハンガーゲーム2』のあらすじを結末までネタバレ紹介していきます。前作『ハンガーゲーム』でも世界背景がしっかりと描かれていましたが、『ハンガーゲーム2』もキャピタルが支配する世界の様子が詳しく描かれています。『ハンガーゲーム2』を機に、物語の軸は「生き残りをかけたデスゲーム」から「体制への反抗」にシフトしていきました。

ハンガーゲームを勝ち抜いたカットニスとピータは、ゲームの中で演じた恋人という設定をキャピタルの要望に従って演じ続けていました。しかし、カットニスは同郷のゲイルのことを想っており、ピータに対して冷たく接しています。ふたりはゲーム勝者の凱旋ツアーとして各地域を巡ることになっていました。ゲームの勝利者になってもキャピタルのために利用される生活を強いられます。

カットニスは自由な発言も許されない生活にストレスを感じていました。一方、キャピタルの最高権力者であるスノー大統領は、カットニスが反乱の象徴になることを危惧します。スノー大統領はカットニスとゲイルの関係にも気付いており、家族やゲイルへの危害を仄めかしてカットニスを脅します。

凱旋ツアーをやり遂げたカットニスたちでしたが、ある日、キャピタルの横暴に怒ったゲイルが治安維持部隊に盾突いたことで連行されます。見せしめに鞭打ちの刑に処されたゲイルを救うため、カットニスは治安維持部隊の隊長に抗議します。隊長はカットニスに銃口を向けますが、ヘイミッチとピータが仲裁に入ってその場を治めました。ゲイルは一命を取り留めます。カットニスはキャピタルへの反抗心をたぎらせます。

反乱を危惧したスノー大統領は25年ごとに開かれる記念大会の参加者を「歴代ハンガーゲームの勝者から選出する」というルールにしました。カットニスは再びハンガーゲームに出場させられることになります。一方、男子の枠はヘイミッチとピータのいずれかです。カットニスはピータがゲームに参加しないようにヘイミッチに頼みます。しかし、ピータはヘイミッチを救うため、自らハンガーゲームに志願しました。

キャピタルに訪れてPR活動や訓練をするカットニス。ヘイミッチはカットニスが勝つためには他の参加者との同盟が不可欠だと言います。カットニスは他のゲーム参加者たちと会話する中で、信頼できそうな人物を探しました。カットニスとピータはゲームの開始前にエフィーから仲間であることを示す金色のアクセサリーを渡されます。

いよいよゲームが始まります。ハンガーゲーム2の舞台はジャングルでした。カットニスはすぐさま弓矢を手に取り他の参加者を攻撃します。しかし、武器庫で鉢合わせたフィニックは同盟の証である金色のアクセサリーをカットニスに見せました。戸惑いながらもフィニックと協力したカットニスはピータを救い、フィニックが信頼する最高齢の参加者マグズも助けます。

行動を共にすることになった4人はジャングルを進みます。しかし、その途中でピータの心臓が止まる事故が起こりました。カットニスは取り乱しますが、フィニックが人工呼吸をしてピータを救います。交代で休むことにした一行ですが、カットニスはフィニックのことをまだ信頼できません。一行が寝ているとあたりに霧が発生します。その霧は触れると皮膚がただれて激痛を感じる毒霧でした。

毒霧から逃れる4人。しかし、毒に身体を蝕まれて窮地に立ちます。老婆であるマグズは自身が足手まといになると感じて自ら毒霧の中に進み死亡しました。カットニス、ピータ、フィニックの3人は逃走を続け、毒霧の危機を脱しました。海水で毒の治療をします。しかし安心する間もなく、狂暴なマントヒヒの大群に襲われます。再び逃走する中で、突然現れた他の参加者がピータを救って死亡しました。

マントヒヒの軍団から逃れて海岸に辿り着いた一行ですが、ピータを救った参加者がいたことにカットニスは違和感を覚えます。同じく海岸に逃れてきたフィニックの友人・ジョアンナ、ビーティー、ワイレスとカットニスたちは協力することになります。カットニスはワイレスの言葉をヒントにゲーム会場に仕掛けられた罠に気付きました。

一度物資の調達に武器庫に戻った一行ですが、そこで他の参加者の襲撃を受けてワイレスが殺害されてしまいます。生き残った一行は勝ち残る方法を考えます。そこでビーティーが落雷を利用して他の参加者を一網打尽にするアイディアを提案します。一行は役割分担をして作戦を決行します。ピータと共にフィニックたちを裏切ろうとしていたカットニスですが、ピータとは離れてしまします。

ジョアンナと共に行動していたカットニスは他の参加者から襲撃されます。反撃しようとするカットニスをジョアンナが殴り倒し、カットニスの腕に傷をつけます。ジョアンナに裏切られたと思ったカットニスですが、ジョアンナは自ら囮になるように敵を惹きつけました。カットニスは落雷を起こすための大木に戻りますが、そこではビーティーが怪我をしていました。そしてフィニックが現れます。

疑心暗鬼になっているカットニスはフィニックに矢を向けますが、フィニックは「本当の敵は誰か思い出せ！」と言います。その言葉はゲーム開始前にヘイミッチが言っていた言葉と同じでした。本来の敵がキャピタルの支配者たちであることを思い出したカットニスは雷を帯びた矢を空に向かって放ちます。

カットニスが放った矢によってゲーム会場を覆っていたドームは崩壊しました。雷の力によって弾き飛ばされたカットニスを輸送船が回収します。輸送船の中で意識を取り戻したカットニスは、ゲームメイカーのプルターク、ヘイミッチ、フィニックが一同に会している場面に遭遇しました。キャピタル側の人間であるプルタークが、ヘイミッチと一緒にいることに驚きます。

実はヘイミッチはキャピタルへの反乱のために根回しをしていました。プルタークは反乱の協力者であり、フィニックやジョアンナといった参加者の半数も反乱の象徴となるカットニスを救うために動いていたのです。ジョアンナがカットニスの腕を切ったのは追跡装置を取り除くためでした。ビーティーも救出されています。しかし、ピータやジョアンナの姿はありません。

ピータとジョアンナは追跡装置が残っているため救助できなかったのです。作戦のことを知らされていなかったカットニスはヘイミッチに怒りをぶつけます。カットニスに作戦を教えるとスノー大統領に知られる可能性があったため、ヘイミッチは作戦を伝えることが出来なかったのです。家族やゲイルが無事であることを知って安堵するカットニス。しかし、カットニスは捕らわれたピータのことを案じるのでした。

『ハンガーゲーム2』の登場人物一覧をネタバレ紹介していきます。『ハンガーゲーム2』の登場人物の多くは前作に引き続いて登場しています。ネタバレになりますが、新しい登場人物には『ハンガーゲーム2』以降も重要な登場人物が多くいます。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続いて、ジェニファー･ローレンスが主人公のカットニス・エヴァディーンを演じました。カットニスは前作のハンガーゲームの中でピータの恋人であることを宣言したため、大衆の面前でピータと仲の良さをアピールしなければいけないことに不満を感じていました。ピータにも冷たく接しますが、再びハンガーゲームに参加することになった『ハンガーゲーム2』の中でピータの大切さに気付きます。

そんなカットニスを演じたジェニファー･ローレンスは1990年8月15日生まれのアメリカの女優です。2008年の映画『あの日、欲望の大地で』や2010年の映画『ウィンターズ・ボーン』での演技が高く評価されています。前作『ハンガーゲーム』と同じ年（2012年）に公開された映画『世界にひとつのプレイブック』ではアカデミー主演女優賞を受賞しました。日本語吹き替え版のキャストは水樹奈々です。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続いて、ジョシュ・ハッチャーソンがカットニスのパートナーであるピータ・メラークを演じました。ピータは前作から引き続いてカットニスに好意を寄せていますが、カットニスからは冷たくされています。ハンガーゲーム2の開催が決まってからはカットニスから心配されますが、へいミッチを助けるために自らハンガーゲーム2に参加しました。

ピータを演じたジョシュ・ハッチャーソンは1992年10月12日生まれのアメリカの俳優です。子役としてキャリアをスタートさせたジョシュ・ハッチャーソンは2002年にデビューしています。2004年にはジブリアニメ『ハウルの動く城』英語版でマルクルの声優を務めました。ちなみに日本版のマルクルは神木隆之介が担当しています。『ハンガーゲーム2』の日本語吹き替え版のキャストは神谷浩史です。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続いて、リアム・ヘムズワースがカットニスの想い人であるゲイル・ホーソーンを演じました。ゲイルはカットニスに想いを寄せていますが、カットニスはピータと恋人である設定を演じなければいけないため、ゲイルたちはもどかしく感じています。ゲイルが治安維持部隊に反抗したことが決定打となり、カットニスがハンガーゲーム2に出場することになりました。

そんなカットニスを演じたリアム・ヘムズワースは1990年1月13日生まれのオーストラリアの俳優です。2016年の映画『インデペンデンス・デイ: リサージェンス』などに出演しています。日本語吹き替え版のキャストは中村悠一です。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続いて、ウディ・ハレルソンがカットニスの教育係ヘイミッチ・アバナシーを演じました。ヘイミッチはハンガーゲーム勝利者の先輩としてカットニスにアドバイスを送っていましたが、その裏ではキャピタルへの反抗作戦を進めていました。

そんなヘイミッチを演じたウディ・ハレルソンは1961年7月23日生まれのアメリカの俳優です。1996年の映画『ラリー・フリント』の主演などで知られています。日本語吹き替え版のキャストは山寺宏一です。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続いて、エリザベス・バンクスがハンガーゲームの付き添い役エフィー・トリンケットを演じました。エフィーは前作と同じ付き添い役の立場ですが、カットニスやピータのことを誇りに思っており、ハンガーゲーム2に出場することになったふたりを心配しています。

そんなエフィーを演じたエリザベス・バンクスは1974年2月10日生まれのアメリカの女優です。2012年の映画『ピッチ・パーフェクト』では制作にも携わっています。日本語吹き替え版のキャストは坪井木の実です。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続いて、レニー・クラヴィッツがスタイリストのシナを演じました。シナはカットニスに信頼を寄せており、キャピタルに対しても反抗の意志を秘めています。反抗の象徴であるマネシカケスをあしらったカットニスのドレスを制作しました。

そんなシナを演じたレニー・クラヴィッツは1964年5月26日生まれのアメリカの俳優です。俳優としての活動よりも歌手として著名なレニー・クラヴィッツは1991年に発表したアルバム『ママ・セッド』でブレイクし、「Rock and Roll is Dead」などのヒット曲で知られています。日本語吹き替え版のキャストは三宅健太です。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続いて、スタンリー・トゥッチがハンガーゲームの司会者シーザー・フリッカーマンを演じました。シーザーはハンガーゲームの観客を煽って盛り上げます。スタンリー・トゥッチは1960年11月11日生まれのアメリカの俳優です。2009年の映画『ラブリーボーン』などへの出演で知られています。日本語吹き替え版のキャストは岩崎ひろしです。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続いて、ドナルド・サザーランドがキャピタルの大統領コリオラヌス・スノーを演じました。スノー大統領はカットニスを危険視して真っ向から対立します。ドナルド・サザーランドは1935年7月17日生まれのカナダの俳優です。俳優キーファー・サザーランドの父親としても知られています。日本語吹き替え版のキャストは稲垣隆史です。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続いて、ウィロウ・シールズがカットニスの妹プリムローズ・エヴァディーンを演じました。プリムローズは『ハンガーゲーム2』以降も存在感を増していきます。ウィロウ・シールズは2000年6月1日生まれのアメリカの女優です。日本語吹き替え版のキャストは釘宮理恵です。

『ハンガーゲーム2』ではフィリップ・シーモア・ホフマンが、新しい登場人物であるゲームメイカーのプルターク・ヘヴンズビーを演じました。プルタークはゲームメイカーでありながら、レジスタンスの中心人物でもあります。フィリップ・シーモア・ホフマンは1967年7月23日生まれのアメリカの俳優です。2005年の『カポーティ』で知られています。 2014年2月2日に亡くなりました。日本語吹き替え版のキャストは石住昭彦です。

『ハンガーゲーム2』ではサム・クラフリンが、新しい登場人物であるフィニック・オデイルを演じました。フィニックは14歳の頃にハンガーゲームに優勝した経験があります。サム・フランクリンは1986年6月27日生まれのイギリスの俳優です。2012年の映画『スノーホワイト』で知名度を上げました。 日本語吹き替え版のキャストは前野智昭です。

『ハンガーゲーム2』ではジェナ・マローンが新しい登場人物であるジョアンナ・メイソンを演じました。ジョアンナは斧を武器に戦うハンガーゲームの参加者です。ジェナ・マローンは1984年11月21日生まれのアメリカの女優です。2016年の映画『ネオン・デーモン』などにも出演しています。 日本語吹き替え版のキャストは生天目仁美です。

『ハンガーゲーム2』ではジェフリー・ライトが、新しい登場人物であるビーティーを演じました。ビーティーは科学の知識を活かしてハンガーゲームに優勝した経験があります。ジェフリー・ライトは1965年12月7日生まれのアメリカの俳優です。2006年の『007 カジノ・ロワイヤル』以降、007シリーズに登場するフェリックス・ライターのキャストとして知られています。 日本語吹き替え版のキャストはふくまつ進紗です。

『ハンガーゲーム2』では引き続く登場する前作の登場人物が多くいますが、カットニスの立場が変わったことで変化した登場人物がいます。そんな『ハンガーゲーム2』の登場人物の変化をネタバレ紹介します。

『ハンガーゲーム2』の主人公であるカットニスは、前作では突然デスゲームに参加させられた少女でしたが、『ハンガーゲーム2』では歴代のゲーム参加者の中でも高い実力を持った戦士として周知されています。弓矢の名手である点は前作と変わりません。『ハンガーゲーム2』ではより優れたサバイバル能力を発揮し、仲間に危険を知らせて窮地から逃れる判断力を見せました。

『ハンガーゲーム2』では前作に引き続き、多くの登場人物が活躍します。登場人物の多くは続編である『ハンガー・ゲーム FINAL: レジスタンス』にも引き継がれました。『ハンガーゲーム2』の登場人物ではスタイリストのシナの最期が注目されています。ネタバレですが、シナは続編には登場しません。カットニスを心から信頼するシナはキャピタルの反感を買い、ハンガーゲーム2の開始直前に連行され殺害されてしまったようです。

ここからは『ハンガーゲーム2』を観た人のネタバレ感想を紹介します。『ハンガーゲーム2』は3部作である原作小説の2作目を映画化した作品です。『ハンガーゲーム2』でもデスゲームを題材としていますが、ディストピアを舞台としたSF作品であるため、『ハンガーゲーム2』の設定や登場人物の関係を理解するためには前作を観たほうがいいという感想があります。

また、『ハンガーゲーム2』のアクションについては前作よりも迫力があるという感想があります。『ハンガーゲーム2』はシリーズ最高の商業的成功を納めている作品でもあり、『ハンガーゲーム2』がシリーズで一番面白いという感想も聞かれます。

『ハンガーゲーム2』のネタバレ感想には前作『ハンガーゲーム』を観ておくとより楽しめるという感想が多くあります。『ハンガーゲーム2』は前作から繋がったあらすじです。「前作でハンガーゲームを勝ち抜いた」ということがわかっていれば『ハンガーゲーム2』の内容は理解できると言われます。

しかし、主人公カットニスとピータ、そしてゲイルの『ハンガーゲーム2』での関係は前作を観ておいたほうがわかりやすいというネタバレ感想が多いです。このため、前作を見ておくと『ハンガーゲーム2』にも感情移入しやすいというネタバレ感想があります。

『ハンガーゲーム2』のアクションシーンには好評な感想が多く寄せられています。前作『ハンガーゲーム』では少年少女のデスゲームが描かれていましたが、『ハンガーゲーム2』ではかつてのゲーム勝者たちのデスゲームです。前作よりも熟練した実力を持つ登場人物たちの戦いとなっているため、緊張感があるという感想が寄せられています。

『ハンガーゲーム2』のネタバレあらすじと登場人物のネタバレ、感想をまとめました。『ハンガーゲーム2』のあらすじはデスゲームへの再参加したカットニスが、最後にはレジスタンスに救われるというラストになりました。パートナーとのピータとは離れ離れになってしまったので、続きが気になるあらすじというネタバレ感想も多いです。今回紹介した『ハンガーゲーム2』はもちろん『ハンガーゲーム』シリーズをぜひご覧ください。