永遠の0の映画あらすじをネタバレ!キャストや結末の感想も紹介

日本中が涙を流した映画・永遠の0に関する記事です。文庫から始まり、現在は漫画化・映画化などその人気を拡大させてきました。今回はそんな永遠の0の全てを紹介していきます。映画・永遠の0の出演キャストはもちろん、永遠の0の話のあらすじから結末ネタバレまで徹底的に分析します!永遠の0のあらすじや最期を忘れてしまったあなた!この記事のあらすじやネタバレを読んで感動的な最後を思い出しましょう!

永遠の0の映画あらすじをネタバレ!キャストや結末の感想も紹介のイメージ

目次

  1. 永遠の0の映画のあらすじと感想をネタバレ紹介!
  2. 永遠の0の映画の主要キャストを紹介!
  3. 映画の0の映画のあらすじをネタバレ!
  4. 永遠の0の映画の結末をネタバレ!
  5. 永遠の0の映画を見た人の感想を紹介!
  6. 永遠の0の映画あらすじと感想をネタバレ紹介・まとめ!

永遠の0の映画のあらすじと感想をネタバレ紹介!

その感動的なあらすじと結末に、多くの日本人が涙を流した映画・永遠の0についての特集です。少し前に一大ブームを起こした永遠の0ですが、あらすじや最期を忘れてしまったという方も多いのではないでしょうか?そんな方々のために、映画・永遠の0のあらすじと結末のネタバレ、そして主要キャストの紹介を行っていきます。この記事を読んだ後、皆さんもう一度映画・永遠の0を見直したくなること間違いなしです!

永遠の0とは?

永遠の0とは百田尚樹さんによって書かれた小説です。百田さんは探偵!ナイトスクープの放送作家などで活躍されていましたが、この永遠の0で作家デビューを果たしました。太田出版から2006年に出版され、2009年に講談社によって文庫化されました。発売当初はそれほど話題にならなかったものの、徐々に人気が出始め、2012年には本ランキング文庫部門で歴代13作目のミリオンヒットとなりました。

その後、2013年には文庫版・永遠の0が300万部を突破し、文庫部門では歴代1位を記録します。さらに、オリコンのランキングでは全書籍を合わせて漫画ONE PEACEに次ぐ歴代2位の記録を持っています。2010年から2012年にかけて漫画版が刊行され、2013年に今回紹介する映画版・永遠の0が公開されました。その映画版・永遠の0は8週続けて興行収入1位、歴代の邦画実写映画ランキング6位の興行収入86億円を記録しました。

永遠の0の映画の主要キャストを紹介!

それでは映画版・永遠の0のキャストを紹介していきます。ドラマ版・永遠の0と映画版・永遠の0はキャストが違います。大ヒット映画の主要人物を演じたキャストは誰なのでしょうか?注目です!

岡田准一(宮部久蔵役)

永遠の0で過去回想の主人公・宮部久蔵を演じたキャストは岡田准一さんです。1980年生まれの37歳でV6のメンバーです。そのため所属はジャニーズ事務所となっています。1995年に公開オーデイションを受け、それに合格したことで芸能界入りを果たしました。その後V6、Coming Centuryのメンバーに選ばれると、わずか14歳、そしてジャニーズ事務所史上最短でCDデビューしました。

2003年にCOSMIC RESCUEに出演しスクリーンデビューを果たします。この作品はComing Centuryグループ全体で主役を演じました。その年の木更津キャッツアイ 日本シリーズのキャストに抜擢され単独での主演も果たしています。その後も俳優として多く活躍し、第38回日本アカデミー賞で永遠の0の最優秀主演男優賞、そして蜩ノ記の最優秀助演男優賞を受賞しました。男優での最優秀賞ダブル受賞は岡田さんが史上初です。

過去に岡田さんがキャストとして出演した作品には、関ヶ原の石田三成役、東京タワーの小島透役、エヴェレスト 神々の山嶺の深町誠役などがあります。ゲド戦記のアレン役などアニメ映画の声優にも挑戦しているマルチタレントとなっています。

三浦春馬(佐伯健太郎役)

映画・永遠の0で現在の主人公を演じたキャストは三浦春馬さんです。1990年生まれの28歳でアミューズに所属しています。4歳の頃から児童劇団に所属しており、1997年には子役でNHK連続テレビ小説にも出演しています。かなり幼い頃から活躍していた三浦春馬さんですが、16歳の時に映画『キャッチ ア ウェーブ』で初主演を演じます。翌年には第31回日本アカデミー賞で新人俳優賞を受賞しました。

ドラマ初主演は2008年のブラッディ・マンデイです。翌年の2009年は三浦春馬さんにとって特別な年であり、舞台初出演も果たしています。さらに2009年10月期の連続ドラマ『サムライ・ハイスクール』、そして2010年1月期の連続ドラマ『ブラッディ・マンデイ Season2』と2期連続で連続ドラマの主役に抜擢されています。これは当時、若手の俳優ではありえないことであり、注目を集めました。

三浦春馬さんが過去に出演した作品は、大河ドラマ「おんな城主 直虎」の井伊直親役、僕のいた時間の澤田拓人役、殺人偏差値70の宮原圭介役などがあります。特に僕のいた時間は三浦春馬さん自身が企画を提案した作品であり、第51回ギャラクシー賞個人賞を受賞しています。

映画の0の映画のあらすじをネタバレ!

それでは映画・永遠の0のあらすじネタバレをしていきます。永遠の0は現在を生きる佐伯健太郎(演・三浦春馬)が実の祖父である宮部久蔵(演・岡田准一)について調べるというのが大まかなあらすじです。映画中、場面は現在と過去が何度か入れ替わるので注意してください。あらすじが重要となっているので必読です!

佐伯が宮部の過去を調べる

佐伯健太郎は、祖母が亡くなったときに、今の祖父は自分と血がつながった祖父ではないことを知ります。それでは、自分は誰の子供であるのか?調査を進めると自分の本当の祖父は第二次世界大戦の時代、神風特攻隊と呼ばれる戦闘機に載って自ら敵艦に突っ込んで自爆をするという作戦に志願し戦死したといいます。そして佐伯健太郎には姉の佐伯慶子がいます。健太郎は自分の実の祖父を知るために、姉と二人で調査を開始します。

健太郎と姉は早速実の祖父を知る、現在まで生き残った戦争経験者の話を聞きに行きました。しかし、祖父を知る人々はみな口をそろえて「あいつは海軍で一番憶病な兵隊だった」というのです。健太郎の本当の祖父の名前は宮部久蔵といいました。宮部の飛行機操縦技術は非常に優れており、誰もが一目置いていました。しかし、そんな高度な技術を持ちながら、宮部は一切乱戦に参加しないのです。機体も全く傷ついていませんでした。

第二次世界大戦の頃、男が国のために死ぬということは誇りであり、当たり前となっていました。そんな時に家族のために生き残りたいと思うことはただ「死にたくない」だけの憶病であり、愛国心のない日本国に対する反逆と捉えられかねない思いでした。それでも宮部は生きることを主張し続けたのです。健太郎は実の祖父が臆病者だったと言われることにがっかりし自信を無くします。姉と一緒に一時は調査を辞めようかとも考えました。

宮部久蔵の部下、井崎との出会い

しかし、それでも調査を続けていくうちに、健太郎たちは井崎という祖父を知る人物に会います。宮部は最後筑波海軍航空隊で教官を務めていました。ここで特攻隊を中心に兵士を育てていたのです。自分が育てた兵士が死んでほしくないと思う気持ちとは裏腹に、戦況はどんどん厳しくなり、神風特攻隊は出撃を迫られます。井崎はその筑波海軍航空隊で宮部から指導を受けていた人間でした。

井崎はいつも生きることしか考えていない宮部に「どうせ死んでしまうなら特攻隊として出撃し、敵艦に突っ込んで自爆するべきだ」と言いますが、宮部はそれに対して「何があっても最後まで生きようと努力しろ」と伝えます。その時代の人々は神風特攻隊をはじめ、戦死を遂げた人物こそ勇敢で強い人物であるという認識でした。しかし、井崎は生きることに執着した宮部こそ強い人物だと述べたのです。

宮部はなぜ特攻隊に志願したのか?

しかし、宮部は最後、神風特攻隊に志願して死んだと聞いていた健太郎は、なぜそれほど生へ執着していた祖父が神風特攻隊を志願したのか気になりました。そこで健太郎は宮部と同じ筑波海軍航空隊に所属し、何度も出撃しながらも最後まで生き延びた景浦を訪ねます。ちなみに、健太郎たちは景浦を前に一度訪ねていますがその時は門前払いを受けています。再び訪ねると、景浦はついに口を開いて宮部について語りだしました。

景浦は剣豪に憧れていました。そのため、戦いの場が好きであり、いつも戦場を駆け回っていました。一方で、宮部はどんな乱戦になってもいつも無傷で被弾することなく帰ってきます。そんな宮部を景浦は良く思っていませんでした。そこで景浦は宮部に模擬戦を申し込みます。これを宮部は承諾しました。そして、見事に宮部は景浦に勝利します。これを機に景浦も憎く思いながらも宮部の実力を認め始めます。

一時、宮部と景浦は接点を持たなくなります。しかし、筑波海軍航空隊で再会しました。その時、宮部は教官になっていましたが、様子がおかしかったといいます。それは自分が教官として面倒を見てきた生徒たちが神風特攻隊をはじめ、次々と命を落としていき、自分はなにもすることができないと苦悩していたのです。自分は生きていても何もすることができないと思った宮部はついに自ら神風特攻隊に志願してしまったのです。

永遠の0の映画の結末をネタバレ!

あらすじネタバレの次に、結末のネタバレをしていきます。常に苦悩し続けた佐伯健太郎の実の祖父・宮部久蔵はどんな最後を遂げたのでしょうか?永遠の0の最後から目が離せません!

特攻隊としての役目を果たす!

景浦は宮部が神風特攻隊に志願したことが理解できませんでした。景浦は宮部に向かって「どうしてですか!どうしてですか!敵艦にたどり着くことすらできない特攻が無意味だとあなたが言ったんですよ!」と尋ねます。その時宮部は「いいんだ。俺はいいんだ。」とだけ述べます。そしていよいよ宮部が神風特攻隊として出撃する日になりました。宮部はその日、乗るはずだった機体を別の兵士と交換します。

そして宮部とその兵士は神風特攻隊として二人で飛び立ちました。しかしここでアクシデントが発生します。宮部と機体を交換した兵士の機体(もともと宮部が乗る予定だった機体)がエンジントラブルを起こしてしまったのです。特攻しに行く予定だったその兵士は、やむを得ず帰還することになりました。その時、その兵士はエンジントラブルを起こした機体に手紙が入っている事に気づきます。兵士はその手紙を読みました。

現在の祖父・賢一郎

その手紙を書いたのは宮部でした。宮部はその手紙に思いを綴っていました。「もし生きて帰ることができたら、家族のことを頼む」手紙にはそのような内容が書かれていました。宮部がなぜこの手紙を機体に残していたのか?その理由は一つしかありません。宮部は自分が乗る機体がエンジントラブルを起こす可能性があると最初から分かっていたのです。交換した兵士が生還するわずかな可能性に賭けて手紙を残したのでした。

その後、戦争は終結します。宮部と機体を交換し、手紙を受け取った兵士は見事生き残ることができました。この生き残った兵士の名前は大石賢一郎、現在の健太郎の祖父です。手紙に書かれた通り、賢一郎は宮部の家族を助けようと努力します。まずは所在探しからです。ようやく宮部の家族を見つけ訪ねましたが、お互い面識があるはずもなく、気まずい雰囲気が流れます。さらに悪く言えば賢一郎のせいで宮部は死んだとも言えます。

そんな賢一郎を宮部の家族が易々と受け入れるわけがありません。最初はほとんど相手にされなかった賢一郎ですが、来る日も来る日も宮部の家族のもとへ通い続けました。すると宮部の妻・松乃は徐々に賢一郎に心を許し始めます。そしてついに二人は結婚したのです。こうして現在の祖父は賢一郎となったのです。

全てを知った健太郎

健太郎はすべての真相を賢一郎から聞きました。そして、空を見上げます。健太郎は宮部久蔵という人物を知っているだけで会ったことはありません。しかし、空には零戦に乗り、健太郎に笑いかける宮部久蔵が見えた気がしました。これが永遠の0の結末です。

永遠の0の映画を見た人の感想を紹介!

それでは実際に映画・永遠の0を見た人々がどのような感想を持ったのか調査していきます。空前の大ヒットを記録した映画・永遠の0の評価一覧です!

キャストの演技がすごい!

まずはキャストの演技がすごいという感想です。永遠の0のキャストは岡田准一さんを中心にすごく自然で、演技であることを感じさせないようなものとなっています。それによって感情移入しやすく、映画に入り込み、当事者になったような感覚になれると話題になりました。

愛する人のために戦う姿に感動!

主人公・宮部久蔵が愛する人のために、日本を守るために戦ったということに感動したという声も多く聞かれます。映画や原作本を何度も見返す方も多く、特に8月は第二次世界大戦が終戦した月でもあり、テレビで永遠の0が再放送されたり、DVDを借りて見直す人も多いようです。

永遠の0の映画あらすじと感想をネタバレ紹介・まとめ!

永遠の0のキャスト一覧の紹介とあらすじ、結末のネタバレをしてきました。感想も大絶賛するものが多く、日本戦争映画の名作と言っても過言ではないです。2018年8月15日で日本は終戦して73年を迎えます。戦争経験者の多くは亡くなり、話を継ぐ者が徐々に減っているため、若い方を中心に永遠の0を観てみる、観直してみるのはいかがでしょうか?実話ではありませんが、何か感じるものがあることには間違いありません。

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