スティングの映画あらすじは?どんでん返しのラストと感想もネタバレ紹介

スティングという映画をご存知でしょうか?ロバート・レッドフォード&ポール・ニューマンという名優が出演しているヒット作で、アカデミー賞最優秀作品賞も受賞しています。映画スティングの物語は二転三転し、最終的にはまさかのラストが待っています。ここでは、名作映画スティングのあらすじをネタバレ紹介していきます。また、どんでん返しのラストに驚く声や、スティングを見た後の感想などもご紹介します。

スティングの映画あらすじは?どんでん返しのラストと感想もネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. スティングの映画あらすじは?ラストのどんでん返しまでネタバレ!感想もご紹介
  2. スティングとは?
  3. スティングは長編映画!あらすじをご紹介!
  4. スティングは痛快映画?どんでん返しのラストをネタバレ!
  5. スティングの感想を紹介!映画を観た人たちはどう感じた?
  6. スティングはどんでん返しがすごい映画だった!

スティングの映画あらすじは?ラストのどんでん返しまでネタバレ!感想もご紹介

映画は歴史の長い娯楽です。昔から作成され続けている映画には、数多くの名作がありますが、スティングもその中の一つです。映画にはいろいろなジャンルがあり、胸がときめく恋愛映画からハラハラドキドキのアクション映画まで、人それぞれの好みがあるでしょう。スティングはスリルたっぷりの展開やラストの大どんでん返しが魅力的な万人受けする映画です。

スティングを見た人は、良い意味で裏切られる事でしょう。スティングは物語がどうやって転んでいくのか、見ているうちにぐいぐい引き込まれていきます。最後の最後まで気の抜けない展開で、最終的には驚きのラストが待っています。スティングは古い映画ではありますが、現代の娯楽映画に見劣りすることのない名作です。

映画を見るのが好きな人はもちろん、普段あまり映画を見ないという人でも、名作映画スティングならば十分楽しむことが出来ます。質の良い名作映画を見たいと考えている人に、是非視聴して欲しい作品なのです。ここでは、おすすめの名作映画スティングのネタバレあらすじや驚きのラストをご紹介していきます。

スティングとは?

スティングが制作されたのは1973年で、45年近く前という事になりますね。かなり古い映画という事になりますが、今見てもスタイリッシュで軽快なテンポで描かれた、決して古臭くない名作映画です。スティングの主役は2名いて、ロバート・レッドフォードとポール・ニューマンです。この二人はアメリカン・ニューシネマのスターで、超有名映画「明日に向かって打て!」でも共演していました。

スティングは信用詐欺(コン・ゲーム)を題材とした映画で、代表的な作品とも言われています。クライムムービーでは、主人公たちが巧みに作品を練り、驚きのテクニックや展開で敵を追い詰めていく映画が多いですが、その先駆けともいえる大ヒット映画です。第46回アカデミー賞も受賞している映画です。また、2005年にアメリカ国立フィルム登録簿に登録された映画でもあります。

スティングの主人公はロバート・レッドフォード演じる若者と、伝説的な詐欺師を演じるポール・ニューマンです。スティングは英語で「とどめを刺す」「強烈に突き刺す」といった意味がありますが、この映画では俗語で「大金をぼったくる」という意味になっています。

スティングは長編映画!あらすじをご紹介!

スティングは1~7の章で構成されており、各章の初めには区切り良くイラストが差し込まれます。この区切りがあることで、作品のテンポが良く疾走感が楽しめるのです。各章に仕掛けを施していき、最終章のスティング(本番)で見事な落ちのラストにつながっている、全体の構成も抜群の映画です。気になるスティングのあらすじを詳しくネタバレ解説していきます。

The Players - "プレイヤーたち"

ギャングの手下モットーラは、賭博の売上金をシカゴに届ける途中、強盗の現場を目撃します。足を刺された男が強盗に財布を奪われますが、通りすがりの男に撃退された強盗は財布を落として逃げていきます。足を刺された男は賭博場のオーナーで、財布の中身は顧客に届ける金だといいます。約束の時間までに金を届けなければ、流用したと思われて殺されてしまうと訴えます。

謝礼を払うから代わりに金を届けてほしいと頼まれた通りすがるの男ですが、面倒ごとに関わりたくないと断ります。そこで、モットーラは代わりに金を届けてやることにしました。金をそっくり自分の物に出来ると考えたのでした。ポケットに乱雑に金を詰めるモットーラに、通りすがりの男は、モットーラの金とまとめて袋に入れると良いとレクチャーします。

その通りにしてタクシーに乗り込んだモットーラですが、袋の中を見るとチリ紙しか入っていません。実は強盗は仕組まれたもので、強盗も足を刺された男も通りすがりの男も、詐欺グループの仲間だったのでした。モットーラの持っていた金は、通りすがりの男(フッカー)にすり替えられてしまったのです。まんまと大金を手に入れて喜ぶフッカーの元に、刑事スナイダーが現れます。

刑事スナイダーは詐欺で大金を手にしたフッカーを咎め、奪った金は大物ギャングロネガンの物であるといいます。金を要求してきたスナイダーに贋金を渡して逃れたフッカーでしたが、仲間でもあり師匠であったルーサーはロネガンからの報復で殺されてしまいました。

The Set-Up - "段取り"

フッカーはかつてルーサーから紹介されていた”伝説の詐欺師”ヘンリーの元を訪ねます。現在のヘンリーは娼館に身を寄せて生活する落ちぶれた有様でした。最初はやる気のなかったヘンリーでしたが、旧友であるルーサーを殺された怒りと、フッカーへの共感で復讐に立ち上がります。

ひとまずヘンリーは昔の馴染みの仲間を集めます。そして、ロネガンを陥れるための作戦を考え始めました。集めた情報によればロネガンは、世間を欺くために慈善団体に所属し、真人間のように見せかけているとの事。しかしポーカーは大好きで、列車の中で行われるポーカーには参加するというのです。

その機会を狙って「電信」という詐欺を仕掛ける事を決めたヘンリーは、使われていない地下室を賭博場に仕立てます。一方、フッカーに偽札を掴まされた刑事スナイダーは、フッカーをとらえるために彼を追いかけて管轄外のシカゴにまで来ていました。

The Hook - "引っ掛け"

ロネガンと同じ列車に乗り込んだヘンリーは、仲間にロネガンの財布を掏らせます。車掌に賄賂を渡してロネガンと同じ組でポーカーをすることに成功したヘンリーは、泥酔したふりをしてゲームに勝ち続けます。怒ったロネガンは手下にイカサマをするように指示し、大金をかけてヘンリーを大損させようとしますが、さらにイカサマを仕組んだヘンリーに逆に負けてしまいます。

負け金を払おうとしたロネガンですが、その時初めて財布がないことに気付きます。部屋に財布を忘れたと言い逃れするロネガンに、ヘンリーは「後で若い仲間に金を取りに行かせる」と告げます。ロネガンの部屋を訪れたヘンリーは「ケリー」と名乗ります。「ケリー」はロネガンの財布を懐から取り出し、ヘンリーが自分の娼婦に盗ませたと告げ口します。激怒したロネガンはフッカーもヘンリーも始末しようとします。

フッカーはロネガンにヘンリーの組織の乗っ取りを目論んでいるから手を貸してほしいと提案します。「奴の経営する賭博場でイカサマを働けば、負け金を上回る金を手に入れられる」と話すフッカーに、ロネガンは詳しい話を翌日賭博場の側の店でする約束を取り付けます。ロネガンを丸め込むことに成功したフッカーはそのことをヘンリーへ報告します。

帰宅したフッカーをロネガンの手先の殺し屋たちが待ち構えていました。何とか逃げ延びたフッカーでしたが、失敗の報を聞いたロネガンは激怒して一流の殺し屋「サリーノ」にフッカーの始末を依頼します。しかし、フッカーが「ケリー」であることには気づきませんでした。

The Tale - "作り話"

ヘンリーが自ら用意した偽の賭博場で準備を行っている頃、フッカーは「ケリー」としてロネガンと合っていました。「ケリー」の説明では、賭博場に競馬の電信を送る電報局の人間とつながりがあるため、ヘンリーの経営する賭博場に送信する競馬中継を数分遅らせることが出来ると。

「ケリー」はその数分の間に電話で当たり馬券教わってヘンリーの店で買えば、すぐにヘンリーを破産させられるとロネガン話します。最初の一回はあくまでテストなので、掛け金は2000ドルにとどめ、ロネガンの賭けた馬は見事勝利しました。しかし、まだ何か裏があると疑っているロネガンは、大金は賭けませんでした。

ロネガンの元を後にしたフッカーでしたが、刑事スナイダーに見つかります。追いすがる刑事スナイダーを危険な逃走劇でなんとか交わします。この話を聞いたヘンリーは、「何か手を打たなければ」と思案するのでした。

The Wire - "電信屋"

ロネガンは「ケリー」の事を信じ切れていないため、電報局の人間との面会を要求します。あわててフッカーは仲間の一人を電報局の人間に仕立て上げ、面会を取り付けます。もう一度競馬中継を操作して欲しいと申し出るロネガンに対し、電報局の担当者は査察官が目を光らせているので無理だといいます。ロネガンは次も成功すれば報酬を払うとして、中継の操作を約束させました。

そのころフッカーを追っている刑事スナイダーは、FBI捜査官ポークに呼ばれていました。ポークはヘンリーを追っているため、ヘンリーを陥れる為に仲間のフッカーを逮捕するように要請しました。

The Shut‐Out - ”締め出し"

レースの当日ロネガンは賭ける馬を指定されていました。一方ヘンリー側では、配当の低いレースを探していました。ロネガンに大金をかけられてしまうと、店にある金では配当金を支払えない為です。そこへロネガンが姿を現し、大金を賭けられると察知したヘンリーはとっさにロネガンが賭けるのを阻止します。

妙に感じたロネガンでしたが、レースの結果が担当者から伝えられていた通りであったため、担当者を完全に信用することにしました。店にいた「ケリー」を呼び、明日のレースに50万ドル用意すると約束します。

その夜食堂で食事をしていたフッカーでしたが、店の外にロネガンの殺し屋が迫っているのに気が付きます。店のウェイトレス、ロレッタに協力を頼み何とか逃げ切ります。一方ロネガンの殺し屋は手柄を独り占めにしたいサリーノに始末されていました。

次の朝、フッカーはついにスナイダーに捕まってしまいます。FBI捜査官ポークの元へ連行されたフッカーは、ヘンリーが次に詐欺を働くのはいつか聞いて来いと迫られます。もちろん断るフッカーでしたが、応じなければルーサーの妻を逮捕するといわれ、仕方なくヘンリーを裏切ることにしました。行き場のないフッカーはロレッタの部屋を訪れ、その様子を窓の外から殺し屋が伺っていました。

The Sting - "とどめの一撃"

作戦決行の当日、賭博場に向かうフッカーはロレッタと遭遇し、抱擁を交わそうと近寄ります。その瞬間フッカーの背後から銃弾がロレッタの頭部を撃ち抜きます。銃を放った殺し屋がフッカーにロレッタの持っていたバッグの中の銃を示します。実はロレッタこそがプロの殺し屋サリーノであり、彼女を撃った殺し屋はヘンリーが派遣したボディーガードだったのでした。

ヘンリーの賭博場ではロネガンが満を持して50万ドルを賭けます。賭ける馬はもちろん担当者から事前に聞いた馬です。あまりの高額に緊張感が走る店内でしたが、ヘンリーはこの賭けを受け入れます。そこへ電報局の担当者が現れ、ロネガンが教えられた馬に50万ドルつぎ込んだと話すと驚き、「複勝だと言っただろ。その馬は2着だ」と言います。

慌てたロネガンは賭けの取り消しを申し出ますが、次には驚きのラストが待っていたのでした。ここまででも十分展開が二転三転してハラハラするあらすじのネタバレですが、実は映画スティングの醍醐味は最後の最後ラストシーンにあるのです。次はスティングの驚きのラストを、あらすじネタバレに続いて、ネタバレ解説します。

スティングは痛快映画?どんでん返しのラストをネタバレ!

まさかの作戦失敗?

まんまとロネガンから掛け金をせしめたかと思われたその時、賭博場にポーク率いるFBI捜査官とスナイダーがやってきます。ポークがヘンリーを逮捕すると、フッカーにねぎらう言葉を賭けます。それを聞いたヘンリーは、フッカーに裏切られていたことを察し、フッカーに発砲します。銃弾を受けフッカーは倒れ、すかさずポークもヘンリーに発砲します。

賭博場内は騒然とし、ともに銃弾を受けて倒れたフッカーとヘンリーは絶命してしまいます。FBI捜査官ポークは、ロネガンを外へ連れて行くようにスナイダーに指示します。ロネガンはまだ賭博場内に自分の50万ドルが残されたままだと言いますが、スナイダーは聞く耳も持たずに連れだしていきました。

まさにスティング!華麗なとどめの一撃!

ロネガンとスナイダーが去った後、賭博場にてポークがフッカーに声をかけます。するとフッカーはすくっと立ち上がり、大笑いします。そしてヘンリーも立ち上がり、ポークは二人に「スナイダーは最後まで本物のFBIだと信じていたよ」と話します。実はこのFBI捜査官ポークも仲間の詐欺師の一人で、他のFBI捜査官も全てヘンリーが仕込んだものだったのです。

フッカーをしつこく追い詰めるスナイダーと大物ギャングのロネガンを、一緒に撃退してしまうアイデアだったのですが、まんまと信じ込んで騙された二人はそうとは知らないまま去っていきました。フッカーもヘンリーも銃で撃たれて死んだふりをしていたため、スナイダーがフッカーを追ってくることもありません。

こうして大掛かりな芝居と詐欺で多額の金を手に入れたフッカーとヘンリーは、意気揚々と人ごみに消えていくのでした。コン・ゲーム映画の王道スティングのあらすじをネタバレ解説してみました。

スティングの感想を紹介!映画を観た人たちはどう感じた?

ラストが痛快!観ていて楽しい映画

スティングは詐欺師にスポットを当てた名作として人気が高い作品です。スティングを見た人の感想として、男のカッコ良さが楽しめるという内容が多いです。スティングは古い映画ではあるのですが、登場する人物のファッションや隅々まで洗練された身のこなしなど、スタイリッシュでカッコいい男の活躍が見られます。

スティングはオープニングからの展開から目が離せないという感想も多いです。スティングの主役ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードのバディも魅力的で、何回見返しても楽しめる痛快エンターテイメントです。退屈しない名作を見たい時、是非スティングはおすすめなのです。痛快な展開とラストが楽しみたい人に、スティングは良くおすすめされます。

スティングはどんでん返しがすごい映画だった!

映画スティングのあらすじネタバレと、驚きのラストをご紹介しました。ハラハラドキドキのあらすじと、スカッとするラストシーンはまさに”スティング”です。最後の最後にどんでん返しのある映画は数多くありますが、これほど見事に決まる映画も珍しいです。是非スティングのネタバレあらすじをチェックしたら、本作を最初から視聴してみましょう。

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