インビジブル2のあらすじ・結末をネタバレ!出演している主要キャストも紹介

インビジブル2は2006年に公開された映画です。透明人間をテーマとしており、見えない何者かに襲われる恐怖を描いています。インビジブル2の物語はどのようなあらすじか、透明人間は何故人間を襲うのか?透明人間の正体は誰なのか?そして結末はどうなるのか?インビジブル2という作品について、あらすじと結末をネタバレで一気に紹介します!更には、インビジブル2に出演している主要キャストについてもまとめます。

インビジブル2のあらすじ・結末をネタバレ!出演している主要キャストも紹介のイメージ

目次

  1. インビジブル2のあらすじ・結末をネタバレ!主要キャストや評価も徹底調査!
  2. インビジブルシリーズとは?
  3. インビジブル2のあらすじをネタバレ!
  4. インビジブル2の結末をネタバレ!
  5. インビジブル2の主要キャストを紹介!
  6. インビジブル2を見た人の評価を紹介!
  7. インビジブル2のあらすじ・結末ネタバレまとめ!

インビジブル2のあらすじ・結末をネタバレ!主要キャストや評価も徹底調査!

映画「インビジブル2」は2006年に公開されたSFスリラーです。なお、インビジブル2の製作国であるアメリカでは劇場公開されていないという、少し変わった特徴を持つ作品となります。インビジブル(invisible)=目に見えない、という単語が示す通り、不可視の存在である透明人間がテーマとなる映画です。この記事では、インビジブル2のあらすじや結末をネタバレで紹介!そして主要キャストや作品の評価も徹底調査いたします。

インビジブルシリーズとは?

インビジブル2ということはもちろん、前作である「インビジブル」も存在します。SFの父とも呼ばれる小説家であるH・G・ウェルズの小説「透明人間」が原案です。こちらはインビジブル2の公開から6年前となる、2000年に公開された作品となります。

あらすじを簡単にご紹介すると、天才科学者のセバスチャンは、国家の極秘プロジェクトで人間を透明にする研究をしていました。彼はすでに「透明化させる」ことを実現するところまで研究を進めており、動物を対象とした実験でも成功を収めました。しかし問題は「透明化した状態から元に戻す」こと。

透明の状態から復元をさせる方法の糸口は掴めたものの、まだ実用化には程遠い状況に苛立ちを隠せないセバスチャン。ついにはプロジェクトメンバーの反対を押し切って、自らの体で初めての人体実験を行う。透明化は成功したものの、復元に難航するメンバー。透明化したセバスチャンも、最初はその状況を楽しんでいましたが、次第に変化が現れます。透明人間であることを悪用した行動を起こすようになり、そして…。

インパクト抜群で、本作のハイライトでもある透明化実験のシーン。人間の体が皮膚、筋肉、骨格と徐々に透明になっていく描写は、とても斬新で話題となりました。透明人間となった天才科学者のセバスチャンがどうなっていくのか、本記事ではそのネタバレは避けますが、こちらの結末も是非ご覧になってはいかがでしょうか。

インビジブル2のあらすじをネタバレ!

透明人間となった科学者が徐々に狂気へと陥っていく様子を描いたインビジブル。続編であるインビジブル2ではどのような形で透明人間が出てくるのでしょうか?そして物語はどのように展開していくのか?ここからはネタバレでインビジブル2のあらすじをご紹介いたします。

見えない何か

インビジブル2の物語は、パーティー会場で医学博士のデヴィン・ヴィリアーズが見えない何かに襲われる所から幕を開けます。トイレに連れ込まれたヴィリアーズ博士は、見えない何者かから緩和剤のありかを教えろと脅されます。緩和剤は容易に入手することはできないが、緩和剤を合成した者ならばと、ヴィリアーズ博士はマギー・ダルトン博士の名を告げます。

その後、命だけは助けれてくれと懇願するヴィリアーズ博士。しかし、彼は喉を切り裂かれてしまい、殺害された状態で発見されることとなります。

現場検証

通報を受け、ヴィリアーズ博士の現場へと向かったのは、シアトル市警のフランク・ターナーとリサ・マルティネス。大量の返り血を浴びているはずの犯人、それを誰も目撃していないことを不思議に思う両刑事。

床に残された足跡から犯人は裸足で歩いていたこと、博士の携帯電話からSIMカードが抜きとられていること、幾つもの不審な点が現場から見つかります。しかしながら、現場にやってきたウィリアム・ライズナー博士とガヴィン・ビショップ大佐によって、フランク達は現場から追い出され、捜査を途中で断念することになります。

マギー・ダルトン博士の警備

現場から追い出されたことに憤りを感じるフランクですが、ペンタゴン(国防総省)が捜査を預かるとあってはどうすることもできません。次にフランクとリサは、マギー・ダルトン博士の警備を命じられます。マギーの自宅に赴き、早速彼女の家で張り込みを開始する2人。しかし、見えない何者かの襲撃を受け、リサが殺害されてしまいます。

するとそこへ今度は特殊部隊がなだれ込み、見えない何者かを襲撃します。事態が目まぐるしく動く中、マギーを連れて何とか警察署まで逃げ延びたフランク。特殊部隊が来たということは、マギーが狙われる目的、そして犯人が誰か把握している人物がいるはず。しかしそこでフランクは署長から、保護したマギーを当局に引き渡すように要求されます。

状況に流されっぱなしで事態の全容も見えず、相棒であるリサも失ってしまったフランク。納得のいかない彼は、マギーを留置所に連行するように見せかけて車で一緒に逃走を図るのでした。

語られる真実

見えない襲撃者から逃走を続けるフランクとマギー。殺害された相棒のリサのためにも、真実を明らかにしたいフランクは、マギーからかつて行われた透明化実験プロジェクトの話を聞く事になります。5年前、プロジェクトは人体を透明化させることに成功するが、解散されることになります。プロジェクトのメンバーが2人を残して殺害され、その犯人こそが透明化した被験者(セバスチャン)だったのです。

これが前作であるインビジブルで起きた事件となります。セバスチャンの凶行により凍結されたプロジェクトですが、1年前、ライズナー博士とペンタゴンにより突如として再開されることになります。サイレント・ナイト…静かなる騎士というコードネームで再開された実験、その目的は透明化された見えない兵士を作り上げることでした。

前作でも透明化させること自体の実験は成功していましたが、問題は透明化を促す血清にありました。体が透明化することで、人体が本来よりも放射線の影響を細胞が強く受けてしまい、細胞がダメージを蓄積していった結果、やがて死に至るというものなのです。マギーはそのことを突き止め、被験者が死に至ることを何とか回避できないかと緩和剤を開発していたのでした。

透明人間の名は…

今回の事件を引き起こした透明人間の正体、それは被験者の1人であり、かつて軍の特殊部隊に在籍していた兵士、マイケル・グリフィンでした。マギーはライズナー博士から、グリフィンに投与された緩和剤は効果を発揮せず、彼は死亡してしまったと聞かされていました。しかし彼は死亡しておらず、緩和剤も彼には投与されていなかったのです。

国家にとって邪魔な敵を排除するために、緩和剤を餌としてグリフィンは動かされていました。このままでは死を迎えるだけとなるグリフィン。死を回避するために必要となる緩和剤を求めた結果、今回の事件が起こることになりました。国家を巻き込んだ陰謀の真実が明らかになる一方で、マギーの妹であるヘザーがグリフィンによって拉致されてしまいます。ヘザーを人質に、グリフィンはマギーをターミナルへとおびき寄せます。

インビジブル2の結末をネタバレ!

透明人間であるグリフィンによってターミナルへと誘われるフランクとマギー。マギーの安否は、そして事態はどのような結末を迎えるのか?その結末を一気にネタバレします!

拉致されたマギー

ターミナルでヘザーを見つけるマギー。逃げるよう促すヘザーですが、結局マギーはグリフィンに捕まってしまいます。そのまま店の試着室まで連れ込まれるマギー。そこでマギーはグリフィンから透明になる血清を打たれそうになります。フランクの助けにより、間一髪のところでマギーは血清の投与を免れます。しかし、マギーはそのままグリフィンに連れ去られてしまいます。

フランクの決断

マギーを連れ去ったグリフィンを追いかけようとするフランク。しかしそこに現れたライズナー博士と特殊部隊により、フランクは取り囲まれ身動きが取れない状況となります。絶体絶命の中、フランクの目に映ったのはグリフィンの落としていった透明化の血清でした。

覚悟を決めたフランクは血清を自らに投与、新たな透明人間が誕生しました。包囲網を抜け出しライズナー博士と対峙するフランク。混乱の中でライズナー博士は車に轢かれて死亡、フランクは辛くも窮地からの脱出に成功します。

最終決戦、透明人間同士の対決

拉致されたマギーは、緩和剤を投与するようグリフィンに強制されます。緩和剤により副作用を克服したグリフィンは、用済みとなったマギーを殺害しようとしますが、見えない何者かによって弾き飛ばされてしまいます。マギーはそれが透明人間になったフランクだと気付きます。窓から突き落とされたグリフィンを追いかけ外に出るフランク。雨が降りしきる中、透明人間同士の戦いが続きます。

グリフィンがフランクに止めを刺そうとしたその時、グリフィンの体に異変が起こります。マギーが彼に投与したものは緩和剤ではなく、血液を溶解させる別の薬剤でした。しかし、グリフィンを信用させるために、自らの体にも薬剤を投与していたマギーはそこで気を失ってしまいます。

透明化が解除され、徐々に姿が見え始めるグリフィン。武器にしていたスコップをフランクに奪われ、それを体に突き刺されたグリフィンは死亡。グリフィンが緩和剤を求め、その過程で多くの人々が命を落とした事件は終焉を迎えます。

残された透明人間のフランク

病室で目を覚ましたマギー。妹のヘザーはいるものの、フランクの姿を確認することはできませんでした。しかしマギーは心配することなく、きっと彼はいずれ姿を現すと信じていました。緩和剤で彼を助けるため、マギーは待ち続けるのでした。マギーがいる病院の外には、1人の透明人間…フランクが佇んでいるのでした。ここでインビジブル2の物語は幕を閉じます。

インビジブル2の主要キャストを紹介!

ここまではインビジブル2のあらすじと結末をネタバレでご紹介しました。ここからは、インビジブル2に登場した主要キャストをご紹介します。

ピーター・ファシネリ(役:フランク・ターナー)

インビジブル2で主演を務めたキャストのピーター・ファシネリ。その後はトワイライトシリーズにも出演し、有名俳優の1人となります。2001年に女優のジェニー・ガースと結婚をしていましたが、2012年には離婚をしてしまいます。一部報道では、ピーターの浮気が原因とも言われていますが…。

ローラ・レーガン(役:マギー・ダルトン)

生物学者であるマギー・ダルトンを演じたキャストのローラ・レーガン。2000年に公開された映画「アンブレイカブル」でデビュー。2002年にはホラー映画「インプラント」で初の主演を飾ります。その後、インビジブル2への出演へと繋がります。2007年には脚本家であるファラド・サフィニアと結婚をしました。

クリスチャン・スレーター(役:マイケル・グリフィン)

透明人間の兵士を好演したクリスチャン・スレーター。父親は舞台俳優、ハリウッドのキャスティング・ディレクターである母親を持つ、正にサラブレッド俳優の彼。インビジブル2では事件を起こした張本人ですが、作品の外でも何かとトラブルが多く、お騒がせ俳優として世間を賑わせています。

インビジブル2を見た人の評価を紹介!

インビジブル2を見た人はどのような感想を抱いているのか?ここからはTwitterに投稿されているインビジブル2の評価を幾つかご紹介します。

透明人間…だから見えない

インビジブル2のテーマでありキモである「透明人間」。特に終盤では透明人間同士が戦う場面となります。屋外で降り注ぐ雨により彼らを表現する演出となっていますが、キャストの姿も確認できず、かえってそれが迫力に欠けるとの意見も。そもそも、雨で居場所が分かってしまう透明人間が兵士としてどれだけ有効的に運用できるかも疑問が残ります。

また、キャスト目当てでインビジブル2を観た人にとっては、透明人間だからほとんど顔が見えない…という悲しい事態に。キャストの中ではクリスチャン・スレーターが割を食ってしまったようです。

前作の方が良かった

これまでのシリーズと内容を比較されてしまうのが続編の性。インビジブルとのストーリー性の落差を指摘する声も。インビジブル2でも過去の事件としてインビジブルの内容は語られますが、キャストは一新。前作との関連性は薄いという評価が主となっているようです。

前作では姿の見えない透明人間とどう戦うか?工夫を凝らした頭脳戦が評価されていた点として挙げられていましたが、インビジブル2では終盤までほとんどが逃げの一手。前作の良さが今作で活かされていないことも不評の要因のようです。

ちなみに前作でも水を用いて透明人間を描写する演出はありました。(室内なのでスプリンクラーです)

それ以外にも消火器を使ったり血液を被ったりと、透明人間を演出する幅は広かったように思えます。このあたりも、前作と比較してインビジブル2の不満となる要因なのでしょうか。

インビジブル2のあらすじ・結末ネタバレまとめ!

見えない何者かから立て続けに襲われていく中で、事件に巻き込まれながら徐々に真実が明らかになる…というのが本作インビジブル2ののネタバレあらすじです。そして、主人公も透明人間となることで事態は結末へと向かっていきます。

本記事では、映画インビジブル2のあらすじや結末をネタバレでご紹介いたしました。透明人間がどのように描かれているか気になった方は、インビジブル→インビジブル2と続けて観賞されることをオススメします!是非ご自身の目で結末を確かめてください!

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