ロード・オブ・ザ・リングシリーズの登場人物一覧!相関図とキャスト画像集

『ロード・オブ・ザ・リング』といえば、世界中で愛されたJ・R・R・トールキンの長編ファンタジー小説『指輪物語』を映像化し、名だたる映画賞を総なめにした不朽の名作映画です。多種多様な登場人物と、綿密に練られた精巧な世界設定が特徴です。主だった登場人物はトールキンが発明した創作言語を由来にした名前が多く、似たような名前がありすぎて初心者を惑わします。そこで、『ロード・オブ・ザ・リング』の登場人物と演じたキャストを画像と一覧で紹介!関係性も相関図を用いて徹底解析します!

ロード・オブ・ザ・リングシリーズの登場人物一覧!相関図とキャスト画像集のイメージ

目次

  1. ロード・オブ・ザ・リングシリーズの登場人物を一覧で紹介!キャストの画像や相関図も含めて解説!
  2. ロード・オブ・ザ・リングリシーズとは?
  3. ロード・オブ・ザ・リングシリーズの登場人物とキャストを紹介!
  4. ロード・オブ・ザ・リングを相関図で解説!
  5. ロード・オブ・ザ・リングのキャストの画像集!
  6. ロード・オブ・ザ・リングシリーズは不朽の名作だった!

ロード・オブ・ザ・リングシリーズの登場人物を一覧で紹介!キャストの画像や相関図も含めて解説!

『ロード・オブ・ザ・リング』はJ・R・R・トールキンの長編小説『指輪物語』を原作としたファンタジー映画の不朽の名作です。多種多様な種族のキャラクターが登場する壮大な冒険譚は長らく映像化は不可能だといわれ続けてきましたが、ピーター・ジャクソン監督は8年ものを時をかけプロジェクトを完遂。三部作にわたる大作は2001年12月『ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間』の公開を皮きりに、世界中で大ヒットとなりました。

今回は『ロード・オブ・ザ・リング』の登場人物に焦点をあてて紹介!物語に外せない重要な登場人物から演じたキャストの画像はもちろん、それぞれの登場人物の関係を相関図を用いて解説!膨大な登場人物、似たような名前、多種多様な種族、とにかく多い登場人物に誰が誰だか覚えられない、そんな悩みを解消します!

ロード・オブ・ザ・リングリシーズとは?

J・R・R・トールキン作の『指輪物語』を原作としたシリーズ映画!

先に紹介した通り『ロード・オブ・ザ・リング』はイギリスの文献学者J・R・R・トールキンのファンタジー長編小説『指輪物語』を原作とした映像作品です。イギリスの名門オックスフォード大学で教鞭をとった教授で、特に言語に関する研究に精力を注いだトールキンは、話す言葉がそれを話す種族と文化を果ては世界を構築すると考え『指輪物語』に登場する様々な種族の言語を発明しました。

そうして綿密に構築された「中つ国」という世界を舞台に生きる『ホビットという種族の青年が、「一つ指輪」をめぐる過酷な旅の記憶を綴った赤表紙本をトールキンが発見し、現代英語に翻訳した』という設定の物語が『指輪物語』です。トールキンは1つの物語として執筆しましたが、あまりの長編のため、三部作に分けて発行され、映画も合わせて三部作構成となっています。

ロード・オブ・ザ・リングの意味とは?

カタカナになるとちょっとわかりづらいのが、タイトルの意味です。一言で物語を説明してしまうと「指輪を捨てに行く」物語のため、そのあらすじから"Road(道)"と勘違いされがちですが、正しくは"Lord(君主)"です。また、邦題では「リング(指輪/単数)」となっていますが、原題では"Rings(指輪/複数)"となっています。

つまり『ロード・オブ・ザ・リング』は「指輪の王」という意味になります。これは中つ国のエルフに与えられた3つ、ドワーフの7つ、そして人間に与えられた9つの力ある指輪の全てを支配し、世界を滅亡させるほどの強大な力を持った「一つの指輪」を指しています。この「一つの指輪」を捨てに行くための冒険の物語が『ロード・オブ・ザ・リング』です。

ロード・オブ・ザ・リング/旅の仲間

陽気な小人ホビット族のフロド・バギンズが叔父のビルボから託された指輪は、かつて中つ国を支配しようとした冥王サウロンによって創生された「一つの指輪」でした。「一つの指輪」の存在の発覚は中つ国に危機をもたらすため、エルフの国裂け谷では賢者、エルフ、ドワーフ、そして人間が集まり「一つの指輪」をめぐる議論が行われました。

ただ一つ指輪を破壊できる可能性のあるモルドールの火口に指輪を捨てに行くため、フロドを筆頭にバギンズ家の庭師サム、フロドの親戚のピピンとメリー、ガンダルフ、闇の森のエルフ・レゴラス、ドワーフのギムリ、人間からはボロミアとアラゴルンを加えた旅の仲間が結成されます。しかし道中のモリアで悪鬼バルログに襲われた一行はガンダルフを失い、更にボロミアが指輪の魔力に憑りつかれ、フロドに襲い掛かりました。

仲間すら惑わす指輪の脅威にフロドは独り旅立つ決意をします。アラゴルンはフロドを見送り、メリーとピピンは迫りくるオークを前に囮を買って出ました。正気を取り戻したボロミアはピピンとメリーを救おうとするも、オークの凶刃に倒れます。旅の仲間は指輪を保持するとフロドとサム、攫われたメリーとピピン、アラゴルンとレゴラスとギムリの3つのグループに離散し、それぞれがなすべき戦いへと身を落としていきます。

ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔

旅の仲間から分かれたフロドとサムは、かつての指輪の保持者ゴラムを案内人に迎え旅を続けていました。しかしボロミアの弟ファラミアによって捕獲され、指輪を望む父デネソールの元へと連行されます。一方、攫われたメリーとピピンを追うアラゴルン一行はファンゴルンの森で白の賢者となって甦ったガンダルフと再会。

2人がすでに森の種族エントに保護されていることを知ると、サウロンの手先となった白の賢者サルマンの魔の手が伸びるローハンへと向かいます。エルフの大軍を援軍に迎えるも1万を超える敵兵に多勢に無勢のローハンは、朝日と共に援軍を引き連れたガンダルフによって勝利をものにします。同じ頃、ピピンとメリーはエントの説得に成功し、サルマンの拠点アイゼンガルドを急襲し、壊滅へと追い込みました。

フロド一行を捕えたファラミアでしたが、敬愛した兄ボロミアが指輪に魅入られたことを知ると最後にはフロドたちを解放します。しかし指輪の魔力と良心の狭間で揺れていたのは、案内人となったゴラムも同様でした。指輪に苦しめられたゴラムに理解を示し信頼したフロドに懐いていたゴラムですが、ついに指輪の魔力に屈しフロドたちを殺そうと決意します。

ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還

アイゼンガルドでメリーとピピンと再会したアラゴルン一行でしたが、サウロンのゴンドール進軍を知ったガンダルフはピピンを連れてゴンドールの首都ミナス・ティリスに向かいます。王なきゴンドールを治めるボロミアとファラミアの父デネソールは、溺愛していたボロミアの死と正当な王位継承者アラゴルンの登場に憔悴していました。

自分を庇って死んだボロミアに報いるため、デネソールへの奉公を申し出たピピンは、ガンダルフの指示でローハンに援護求める狼煙を上げます。一方ファラミアはフロドを解放した後、オークの軍に敗れ撤退を余儀なくされましたが、兄ボロミアと違い自身を冷遇する父の命で再び戦場へと戻っていきます。

またピピンの狼煙を受けたローハンでは、エルロンドが鍛えなおしたイシルドゥアの剣「アンドゥリル」をアラゴルンに届けに来ていました。足らないローハンの援軍を補うため、アラゴルンをイシルドゥアの末裔として、かつてイシルドゥアを裏切りった罰で成仏できない死者の王と軍勢を味方につけるべく、死者の道へと向かいます。

ローハンでは残されたメリーが友のためにと自身も従軍を申し出ますが、ローハン王セオデンも甥で騎士のエオメルも小柄なホビットには危険だとメリーを説き伏せました。しかしエオメルの妹でメリー同様、従軍を許されなかったローハンの戦う乙女エオウィンは兵士として男装し、メリーを連れて出陣します。

アラゴルンの死者の援軍とエオウィンの活躍の下、勝利を収めたゴンドール・ローハン連合軍でしたが、フロドが「一つの指輪」を必ずモルドールの火口へ投げ捨てると信じたアラゴルンは、サウロンの目をフロドからそらすため、休むことなく兵を連れてモルドールへと出陣します。

一方、ゴラムの裏切りで窮地に陥っていたフロドは、指輪の保持者としての負担から衰弱し、歩くこともままならくなっていました。献身的にフロドを支え続けてきたサムは、指輪の負担を終えない代わりにフロドを背負って足を進めます。

ついに火口を目の前にしたとき、指輪の最後の抵抗にフロドは屈し指輪の破壊を放棄しようとしました。しかし現れたゴラムと乱闘になり共に火口から落ちますが、フロドは最後には落ちていく指輪を諦め崖にしがみつくことを選択し、指輪だけを求めたゴラムは指輪と共に溶岩へ飲まれていきました。指輪の消失と共に、サウロンも消滅することになります。

ロード・オブ・ザ・リングシリーズの登場人物とキャストを紹介!

フロド・バギンズ役/イライジャ・ウッド

ロード・オブ・ザ・リングの主人公は小さく勇敢なホビット、フロド・バギンズです。聡明で心優しい青年だったフロドは、ボート事故で両親を亡くし父方の親戚であったビルボ・バギンズの養子となります。ビルボは冒険好きの人物で、彼がかつての冒険で手に入れた「一つの指輪」をフロドに託したことにより、フロドの過酷な運命を辿ることになります。

ホビット一行最年長のフロドを演じたのは、旅の仲間キャストの中で最年少1981年生まれのアメリカ人俳優イライジャ・ウッドです。『バック・トゥ・ザ・フューチャー PART2』で銀幕デビューを果たし、子役として注目を集めました。『ロード・オブ・ザ・リング』撮影当初はまだ10代だったイライジャは、このフロド役で有名俳優の仲間入りしました。

サムワイズ・ギャムジー(サム)役/ショーン・アスティン

サムはバギンズ家に仕えるホビット族の庭師です。堅実で素朴なサムは、『ロード・オブ・ザ・リング』の登場人物上、特筆したところのない最も平凡なキャラクターですが、指輪に蝕まれていくフロドに常に寄り添い献身的に支え、時に窮地から救った、最も活躍したキャラクターでもあります。

サムを演じたのは1971年生まれのアメリカ人俳優ショーン・アスティンです。アカデミー女優の母をもち、幼少期から子役として活動。『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』のラストシーンでは実の娘との共演を果たしています。

メリアドク・ブランディバック(メリー)役/ドミニク・モナハン

好奇心旺盛なホビットの1人メリーは、フロドの母方の親戚にあたります。明るく活発で賢い部類に入るメリーはお調子者のピピンと仲が良く、相棒同士の関係で2人そろっては度々トラブルも引き起こしました。一方でエントを説得しアイゼンガルドを襲撃したり、人間の男には倒せないといわれたナズグルの頭領を女性のエオウィンと共に倒すなどの活躍も見せました。

メリーを演じたのは1971年ドイツ生まれのイギリス人俳優ドミニク・モナハンです。『ロード・オブ・ザ・リング』で一躍有名人となったドミニクは、その後アメリカの大人気TVシリーズ『LOST』にも出演しています。

ペレグリン・トゥック(ピピン)役/ビリー・ボイド

メリー同様フロドの親戚にあたるピピンは、お調子者でいたずら好きのホビットです。好奇心は猫をも殺すとは彼のためにあるような言葉で、トラブルメイカーのピピンは幾度も一行を危険にさらしますが、末っ子気質のキャラクターゆえに憎めないマスコット的存在です。

ホビット一行最年少のピピンを演じたのは、ホビット一行キャストの中で最年長1968年生まれのイギリス人俳優ビリー・ボイドです。『ロード・オブ・ザ・リング』が本格的な映画デビュー作となったビリーは、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』で歌声を披露すると、『ロード・オブ・ザ・リング』の前日譚『ホビットの冒険』を映像化した三部作映画の最終章『ホビット 決戦のゆくえ』で主題歌の歌唱を務めました。

ガンダルフ役/サー・イアン・マッケラン

旅の仲間を導く灰色のガンダルフは、人間のように見えますがイスタリ(賢者)と呼ばれる魔法使いです。火や光の扱いに長けたガンダルフは、中つ国の5人の賢者の中で最も賢明な者といわれています。エルフや諸国の王侯貴族、鷲の王など広い交友を持ち、旅の中での助けとなりました。

ガンダルフを演じたのはナイトに叙任されサーの称号を持つイギリス人俳優、サー・イアン・マッケランです。X-MENシリーズのマグニート役でもお馴染みのサー・マッケランは、映画・舞台の両方で活躍し、高い評価を受けています。またゲイであることを公表し、LGBT擁護運動にも精力的に取り組んでいます。

アラゴルン役/ヴィゴ・モーテンセン

旅の一行を率いたレンジャーのアラゴルンは、かつて中つ国の西方に存在したヌーメノールという島の王族の末裔です。ヌーメノール没落後、中つ国にアルノールとゴンドールという2つの国を気づいたヌーメノールのドゥーネダイン族ですが、ほどなくアルノールは滅亡、ゴンドールも王統が途絶えて久しくありました。その両国の正当な王位継承者が長らくエルフの加護のもとにあったアラゴルンです。

旅の中でアラゴルンは指輪の誘惑を断ち切る強い精神力と、民衆を導く王としての資質を如何なく発揮し、離れ離れになりながらもフロドを支えました。アラゴルンを演じたヴィゴ・モーテンセンは、アメリカの俳優であり詩人や写真家としても活動するアーティストです。元々アラゴルン役にはスチュワート・タウンゼントがキャスティングされていましたが、撮影開始直後にスチュワートの外見が若すぎることを理由に降板。

他のキャストに遅れての現場入りとなりましたが、私生活にまで影響するほどのめり込む役作りで、誰もが感嘆するほどのアラゴルンを演じました。『ロード・オブ・ザ・リング』でのブレイク前から多岐にわたる作品に出演し、ブレイク後はメインの役どころも増え、数々の賞をノミネート・受賞しています。

ボロミア役/ショーン・ビーン

ゴンドールの執政デネソールの長男ボロミアは、ゴンドールの首都ミナス・ティリスで大将を務める人間です。一般的な人間よりはるかに長い寿命と優れた肉体、知覚能力を有するドゥーネダインとしての能力は弱いものの、非常に勇敢な戦士でした。しかし指輪に魅入られフロドを襲い、自責の念からフロドを逃がす囮となったメリーとピピンを助けるべく、オークの大軍と戦い討ち死にしました。

ボロミアを演じたのはイギリス人俳優のショーン・ビーンです。『007 ゴールデンアイ』の元006でボンドに復讐を誓うアレック役などハリウッド作品では悪役を演じる機会の多いショーンですが、『チャタレイ夫人の恋人』や『アンナ・カレーニナ』など文芸作品にも多く出演しています。

レゴラス役/オーランド・ブルーム

金髪青眼の美しきエルフの王子レゴラスは、高い身体能力を持ち、弓の名手として戦った旅の仲間の1人です。元来エルフとドワーフは仲の悪い種族でしたが、旅を通じて仲間のドワーフ・ギムリと深い絆で結ばれた戦友となります。レゴラスを演じたオーランド・ブルームは、出演キャストの中で最も成功を収めた俳優といえます。

イギリス出身のオーランドは、甘いマスクのエルフの王子として一躍人気若手俳優の仲間入りを果たしますが、レゴラスとは正反対のダークヘアーと瞳のおかげもあって、私生活でファンに気づかれることはなかったといいます。しかし、ジョニー・デップと共演したディズニーの大ヒット作『パイレーツ・オブ・カリビアン』への出演で素顔が割れ、現在では名実ともにイケメン人気俳優です。

ギムリ役/ジョン・リス=デイヴィス

ギムリは、人間よりは小柄でホビットよりは背が高い頑強なドワーフ族の旅の仲間です。斧を武器に戦う勇敢な戦士であり、エルフのレゴラスと友情を深めたことにより、旅を終えた後にレゴラスと共に神々の国アマンへ旅立つことが許された唯一のドワーフです。身長120cm程の小人であるドワーフのギムリですが、演じたのは身長185cmと大柄なイギリス人俳優ジョン・リス=デイヴィス。その体格を生かして悪役などで活躍しています。

エルロンド役/ ヒューゴ・ウィーヴィング

エルロンドは裂け谷の領主で、中つ国で力を持つ半エルフです。かつてサウロンの脅威に対抗すべくアラゴルンの祖先エレンディルとその息子イシルドゥアと共に戦い、イシルドゥアが亡き後はその祖先たちを匿い、ドゥーネダインの血統を守り続けました。父を亡くした幼少期のアラゴルンを引き取り育てたのもエルロンドです。

厳格なエルフの王エルロンドを演じたのは、オーストラリアの俳優ヒューゴ・ウィーヴィングです。ヒューゴの代表作といえば、画像の通り一度見たら夢にまで出てきそうな真っ黒のスーツにサングラスで迫りくる『マトリックス』のエージェント・スミスが印象的です。

アルウェン役/リブ・タイラー

宵の明星エルフのアルウェンは、エルロンドの娘でアラゴルンの恋人です。サウロンとの戦いを終え、多くのエルフが神々の国アマンへと旅立つ中、アルウェンはエルフの不死の運命を捨て、アルノールとゴンドールの統一王国の王となったアラゴルンの妃となり、人間として生を終えることになります。

美しきエルフの姫を演じたのはアメリカ人女優のリブ・タイラー。モデル出身のリブは父親でエアロスミスのボーカル、スティーブンタイラーが歌う『Crazy』のビデオクリップに出演したことで有名になり、名作『アルマゲドン』ではヒロインを演じています。

ガラドリエル役/ケイト・ブランシェット

この世で最も美しいとされるロスローリエンの統治者ガラドリエルは、エルロンドの義母にしてアルウェンの祖母にあたります。モリアを脱出した旅の仲間を迎え入れ、試練を与えますが同時に自身も指輪の試練に直面しました。しかし一つの指輪を拒絶し試練に耐えたガラドリエルは、中つ国でのエルフの時代の終焉を悟り、アマンへと旅立つ決意をします。

高貴なるエルフ・ガラドリエルを演じたのは、オーストラリアの女優ケイト・ブランシェットです。1998年エリザベス一世を演じた『エリザベス』で名だたる映画祭で主演女優賞をノミネート、受賞したことでも有名です。

ファラミア役/デイビット・ウェンハム

ファラミアは人間の国ゴンドールの執政デネソールの次男で、旅の仲間でもあるボロミアの弟です。兄を溺愛する父から冷遇されますが、兄弟仲は良く、冷静で思慮深い性格と優秀な戦士としての一面を持ち合わせ、指輪の誘惑を断ち切る胆力の持ち主でもあります。

ファラミアを演じたのは、オーストラリア出身のデイビット・ウェンハムです。『ロード・オブ・ザ・リング』でのブレイク後もハリウッド作品への出演の傍ら、現在に至るまで地元オーストラリアのテレビや舞台にも出演しています。

エオメル役/カール・アーバン

騎馬民族として知られる人間の国ローハンの王セオデンの甥で、第三騎馬軍団長がエオメルです。セオデンの忠実な臣下でありながらも、サルマンの毒牙にかかった王にすべてを委ねることはせず、正しきを見誤らない聡明さを持った勇敢な戦士です。

エオメルを演じたのは『ロード・オブ・ザ・リング』のロケ地にもなった、ニュージーランド出身のカール・アーバンです。エオメル役のブレイク以降、『スター・トレック』や『マイティ・ソー バトルロワイヤル』などビッグタイトルにも出演し、シリアスな役柄を多くこなしています。

エオウィン役/ミランダ・オットー

アラゴルンに想いを寄せるローハンの白い姫君・エオウィンは、エオメルの妹で女性ながら剣をとり勇ましく戦場をかける戦う乙女です。エルフに勝るとも劣らない美貌の持ち主エオウィンを演じたのは、オーストラリアの出身のミランダ・オットー。

オーストラリア国内で人気若手女優だったミランダは、『ロード・オブ・ザ・リング』への出演を機に、世界的に名が知られるようになり、『宇宙戦争』でトム・クルーズの妻役を得るなど、一気にスターダムを駆け上がりました。

サルマン役/クリストファー・リー

かつてサウロンに抗うべく、中つ国へ派遣されたイスタリの1人だったのが白のサルマンです。ガンダルフと同じ賢者であり、最も叡智に長けたサルマンは、力に溺れ堕落しサウロンの手先となり果てました。サルマンを演じたのはイギリスが生んだ名優クリストファー・リーです。

1958年最大の当たり役となった『吸血鬼ドラキュラ』でドラキュラ伯爵を演じると、193cmのスラリとした高身長を生かし『007』シリーズ、『スター・ウォーズ』シリーズを始め、数々の魅力ある悪役を名演。2015年6月に93歳で亡くなるまで生涯現役を貫き通しました。

スメアゴル(ゴラム)役/アンディ・サーキス

元々ホビットの支族であるストゥア族という種族であったといわれているのがスメアゴルです。不快な嚥下音のような音を鳴らす癖があり、その音にちなんで「ゴラム」と呼ばれていました。一つの指輪に魅入られ、ビルボとの謎かけに敗れ奪われるまでの相当期間、指輪を有していたゴラムは痩せ細った地獄の餓鬼のような風貌となりました。

その年のアカデミー賞最大のライバルとなった『ハリー・ポッターと秘密の部屋』に登場するドビーを抑え、視覚効果賞を受賞した最先端のCG技術により生まれたゴラムですが、その演技はモーションキャプチャー技術によって、イギリス人俳優のアンディ・サーキスの演技が取り込まれました。また異形となる前の本来のスメアゴルもアンディによって演じられています。

ロード・オブ・ザ・リングを相関図で解説!

多種多様な種族が登場する『ロード・オブ・ザ・リング』ですが、ここで各勢力・登場人物の相関図を見てみましょう。相関図内の赤枠で囲われた登場人物が旅の仲間として出立する9人です。ホビット、魔法使い(賢者/イスタリ)、人間、エルフ、ドワーフと旅の仲間だけでも、多様性に富んでおり、中つ国に住む種族の多さが伺えます。

一方で相関図に見る闇の勢力は、冥王サウロンを始めオークやウルク=ハイなど、おどろおどろしい姿の種族が目立ちます。しかし元々オークはエルフを堕落させて生まれた種族であり、ウルク=ハイもまたオークと人間を掛け合わせたハイブリッドな悪役です。指輪の幽鬼と呼ばれる9人のナズグルも、その正体はかつて人間に与えられた9つの指輪を所有した古の王達であるといわれています。

また白の勢力の相関図からもわかるように、人間とエルフは重要な役割をもった登場人物が多く、エルフは3つの指輪を所有する種族でもあります。このことから、中つ国おけるエルフと人間の人口の多さとその重要性を伺い知ることができます。

相関図上にギムリ以外のドワーフの記載はありませんが、ドワーフももともと7つの指輪を与えられた種族です。また裂け谷での会議に召集されていたことからもわかるように、中つ国において中心を担う種族といえます。

ここでホビットの異様性が際立ってきます。相関図では中心近くで4人が紹介されていますが、元来食事に重きを置いた陽気で平和を愛するホビットは、他種族への関心があまり高くなく、中つ国では比較的閉鎖的な種族です。これといって中つ国での重要なポストを持つこともなく、ひっそりと暮らしていたホビットのフロドが、1つの指輪を有し、小さな体で奮起することがどれだけの偉業であったか、相関図から読み解くことができます。

ロード・オブ・ザ・リングのキャストの画像集!

旅の仲間は銀幕の外でも仲良し!

数年に及ぶ撮影を共にし、真に苦楽を共にした仲間であるキャスト陣はプライベートでも仲がいいことで知られています。画像は、撮影の合間に「9人の旅の仲間」を示す「9」のエルフ語のタトゥーを入れた当時のものです。

また仲間の友情は撮影期間中に留まらず、公開後も親交は続いていたようで、15周年の際には同窓会と称して旅の仲間が再結集。キャストのインスタグラムに画像が公開されると、ファンも沸き上がりました。

衝撃!エルフの王子の素顔

今でこそハリウッドきっての人気スターオーランド・ブルームですが、当時は無名の1人でした。金髪青眼の王子様然としたレゴラス役で一躍人気者となったオーランドは、意外なことに当時プライベートで気づかれることはあまりなかったといいます。

それもそのはず、実はあの金髪のウィッグの下は、画像の通り黒髪のモヒカンヘッド!本来ダークブラウンの髪と瞳のオーランドは、撮影当初は次の画像のようにソフトモヒカンヘアーでした。

しかしアルウェン役のリブの「中途半端なことしてないで剃っちゃいなさいよ」の一言で、正真正銘のモヒカンヘッドにしてしまったそうです。イケメン俳優は中身も男前だったようです。

王子様はフリフリがお好き

素材がいいため何を着ても着こなすオーランド・ブルームは、近年はシンプルな装いが多いですが、『ロード・オブ・ザ・リング』公開当時はなかなか派手なファンションで目を引きました。それが画像のフリフリシャツです。

どうやらこのフリフリは当時大分お気に入りだった様で、なんと色違いのオレンジを着て登場したこともあります。

独特ファッションキング

ちょっと変わった独特ファッションなら、ヴィゴ・モーテンセンも負けてはいません。プレミアやイベントなどに反戦運動など自己の信念を表すファッションで登場することがままあります。それがこちらの画像です。光沢のあるブルーのシャツに白い模様。どこかで見た覚えがありませんか?

実はこちらは国連旗のマークを用いたシャツです。丁度『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズの公開当時は、9.11テロやイラク戦争などアメリカ激動の時代と重なり、こうした平和を意識したファッションや言動が印象的でした。

ロード・オブ・ザ・リングシリーズは不朽の名作だった!

『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズは世界中のJ・R・R・トールキンの『指輪物語』ファンが待ち望んだ映像化です。か弱く小さな種族のホビットが、過酷な試練と冒険を乗り越えて偉業を成し遂げる物語は、単なるファンタジーと呼ぶには収まらない、綿密に構築された世界観を基盤に練りに練られた壮大な物語です。

その壮大さ故に長らく映像化不可能とされていました。しかし膨大な時間をかけて進められたプロジェクトと妥協を許さない制作、最先端の技術を駆使して見事な映像化に成功しました。また監督やキャストを始めとする関係者にもファンが多く、作品を愛するメンバーによって製作された『ロード・オブ・ザ・リング』はファンの期待を裏切らない、最高傑作になったといえます。

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