2018年08月06日公開
2018年08月06日更新
トレインスポッティングT2のあらすじは?出演キャストやレビュー・評価も紹介
1996年に公開された映画『トレインスポッティング』。ヘロイン中毒の若者たちが挫折と堕落を繰り返しながらも生きていく様子が描かれました。そんな『トレインスポッティング』の続編として約20年ぶりに公開されたのが『T2 トレインスポッティング』でした。年月を経てあの若者たちがどうなったのか、そしてこれから何をするのかが描かれました。そんな『T2 トレインスポッティング』を今回は取り上げ、あらすじやキャストについてご紹介します。
目次
トレインスポッティングT2が20年ぶりに続編?あらすじやキャストをまとめて紹介
1996年にとあるイギリス映画が公開され世界中から高い評価を得ました。その映画の名は『トレインスポッティング』。ヘロイン中毒の若者たちの人生を時に可笑しく、時に残酷に描くことでイギリス底辺層の若者たちの姿を浮き彫りにしました。『トレインスポッティング』によって監督のダニー・ボイルはその描写力を大いに評価されました。
出典: https://eiga.com
そして2017年。なんと約20年ぶりに『トレインスポッティング』の続編をダニー・ボイル本人が手掛け『T2 トレインスポッティング』が公開されました。キャストも前作のまま同じメンバーが揃い、続編としては完璧な布陣での制作です。『トレインスポッティング』の評価を知っている映画ファンたちは徐々に公開されるあらすじやキャストに期待を膨らませました。
今回はそんな『T2 トレインスポッティング』のあらすじやキャスト、そして評価を含めてまとめてご紹介します。また、前作『トレインスポッティング』のあらすじも併せてご紹介するので、今作と前作の違いも比較しながらご覧ください。
トレインスポッティングT2とは?
はじめに、映画『T2 トレインスポッティング』がどのような意味を持つのかを簡単に解説します。この映画を理解するには、前作『トレインスポッティング』のあらすじや描写したもの、そしてその評価に関する知識が欠かせません。
映画『トレインスポッティング』が公開されたのは1996年。ちょうどイギリスが80年代の経済的低迷期を終えて景気を回復、主な政策を金融的やりくりから文化の発信に転換した真っただ中でした。「クール・ブリタニア」という標語を掲げイギリスの音楽、芸術を政府主導で世界にアピールしたのです。この方針は成功を呼び、イギリス文化は世界から評価されるに至りました。
「クール・ブリタニア」としてかつての栄光を取り戻しつつあるイギリスは当然景気に恵まれ始めました。いわば『トレインスポッティング』が公開された当時、イギリスは「ノリにノッていた」国でした。世界で最もクールな国、世界で最もイカした国という評価を浴びて、「貧しい国イギリス」は消えていったのです。
しかし『トレインスポッティング』で映されたイギリスは、見るも無残な様相を呈していました。スコットランドに暮らすレントンは貧しく、ヘロインに溺れていて、友人もほとんど中毒者でした。ロンドンでは羽振りのいい話が日夜飛び交っていますがスコットランドはそうではありません。「クール・ブリタニア」にスコットランドは入ってないのです。
レントンと仲間たちはスクリーン上で無様な姿を観客の前で晒しました。序盤でアヘン座薬を手に入れたレントンが、下痢と一緒に座薬を出してしまい便器に手を突っ込んで取り戻そうとするシーンは強烈な印象を残しました。レントンたちのような「底辺」で「救えない」若者たちは世界中のどこにでもいる存在であり、皆が目を背けてきた存在でした。
『トレインスポッティング』は「クール」であるはずのイギリスから発せられたある種の告発文でした。この映画は大きな事件や派手なアクションシーンもない、ただ破滅的な若者たちの日常を追ったあらすじでしたが、世界中の観客に衝撃を与えました。そしてこの『トレインスポッティング』自体も「イギリス発のクールな映画」として「クール・ブリタニア」に吸収されていきました。
それから20年後に公開されたのが続編の『T2 トレインスポッティング』です。2017年のイギリスは景気が悪くもないがよくもない、「停滞」の国になっていました。しかしそれは悪いことではなく、少なくともスコットランドは20年前よりもマシな都市になりました。街から不潔さはなくなり、人々は堅実に生き始めていたのです。
ただしレントンたちは別でした。若いころをヘロインと暴力に費やした彼らには教養がありません。堅実になった社会では出来ることがないのです。だからレントンたちは20年前と同じように犯罪に手を染めるしかありません。そしてそれはかつて20年前のスコットランドに現実にいた「救えない」若者たちも、おそらく同じなのです。
『トレインスポッティング』のレントンたちはヘロインに溺れ、苦しみながらもなんとか未来を模索する気力もありましたし、現実から目を背ける時間もありました。しかし『T2 トレインスポッティング』のレントンたちはもう50歳に近く、未来を考える時間も現実逃避の時間もありません。ただ何もできない、切羽詰まった男たちの人生があります。
『T2 トレインスポッティング』は前作とは違う残酷さを持った映画として評価されました。あらすじはほとんど前作と同じなのですが、レントンたちを取り巻く社会は変わっています。この映画には「同じことをするしかない」レントンたちが描かれているのです。
『T2 トレインスポッティング』では前作と似たようなあらすじかつ同じキャストという点でキャストの演技の違いに注目が集まりました。結果は『トレインスポッティング』とはまったく別の、『T2 トレインスポッティング』としてのレントンたちを見事に演じているという高評価でした。キャストたちもこの映画が表現したいことを理解した上で素晴らしい演技を見せたのです。
トレインスポッティングT2のあらすじをネタバレ解説!
ここでは『T2 トレインスポッティング』のあらすじをネタバレ解説していきます。またT2のあらすじに入るまえに前作『トレインスポッティング』のあらすじも簡単にご紹介します。
『トレインスポッティング』のあらすじ
レントンはスコットランドに住むヘロイン中毒の若者です。「修道院」と呼ばれるヘロイン中毒者のための安宿に友人たちと入り浸っていました。修道院の世話になっている友人はシック・ボーイとスパッド。二人ともレントンと同じヘロイン中毒者です。
中毒者ではない友人は二人いました。ベグビーとトミーです。しかしベグビーは喧嘩中毒と呼ばれるほど暴力的な男でした。トミーは恋人も居て、クスリもやらなければ犯罪行為もしないマトモな友人でした。レントンはヘロインをやめようと努力しては逆戻りの生活を送っていました。
ある日、レントンのいたずらがきっかけでトミーは溺愛していた恋人にフラれてしまいます。レントンのせいだと知らないトミーは傷心から「ヘロインをくれ」と頼み、レントンは金をほしさにそれを受けてしまいます。以降、トミーも修道院に入り浸り、あらゆるドラッグをやるようになりました。
それからレントンたちが何からも抜け出せぬまま過ごしてると、同じヘロイン中毒のアリトンという女性の絶叫が修道院に響き渡りました。レントンたちが慌てて見に行くとベッドで赤ん坊のドーンが嘔吐物にまみれて死んでいました。ドーンの死体は嘔吐物と垢と糞尿にまみれていました。レントンたちがドラッグでトリップしてる間に何日経っていたのか、それは誰にもわかりませんでした。
以後レントンはドーンやトミーの幻影に苦しみ、再びドラッグ断ちを決意してロンドンで真っ当に働き始めました。レントンの生活はすべてうまく行き始めましたが、それを知ったベグビーやシック・ボーイが彼のアパートに押し入り、強制的に同居を始めました。その間、注射の回し打ちでエイズを患っていたトミーは、飼っていた子猫の糞にまみれた部屋でずっと生活していたためトキソプラズマ症で死にました。
レントンはシック・ボーイたちのせいで職を失い、シック・ボーイたちにそそのかされてヘロインに再び手を染めました。今度は打つだけではなく高額の売買をやることになったのです。レントンたちはうまくドラッグを売りさばきましたが、レントンは仲間を裏切り金を持ち逃げしました。そしてこの金ですべてをやり直すと決意し、微笑むのでした。
T2のあらすじ:レントンの帰国
ここからは『T2 トレインスポッティング』のあらすじです。前作『トレインスポッティング』のできごとから20年ほどたち、レントンは逃亡先のオランダからスコットランドへ帰ってきました。レントンはオランダで職と家族を失い、生きがいを見失って帰ってきたのでした。
レントンの友人たちは相変わらず酷い生活を送っていました。スパッドは家族を持ちましたが未だにヘロイン中毒、シック・ボーイはヴェロニカという女性と盗撮で稼いでいました。ベグビーは殺人罪で服役中でした。レントンがスパッドとシック・ボーイと再会を果たしている間、ベグビーは脱獄に成功していました。
T2のあらすじ:再び犯罪に
シック・ボーイは金を持ち逃げしたレントンに怒りが収まりませんでした。そこでレントンに自分が開業するマッサージ店の資金集めを手伝わせることにしました。レントン、スパッド、シック・ボーイは早速金を集めようとするのですが、彼らがとった方法はやはり犯罪でした。
ユニオスト(イギリス統一論者/ほとんどがプロテスタント)が集まるバーに潜入したレントンたちは客たちが踊ってる間に次々とカードと現金を盗んでいきました。レントンがカトリックを貶める歌を歌うとユニオストたちは大喜びしました。その後レントンたちは1690という暗証番号で彼らの金を引き出しました。1690年、プロテスタントのイングランド王がカトリックのフランス軍を打ち破った年でした。
T2のあらすじ:ベグビー現る
そんなレントンたちのもとに、とうとうベグビーがやってきました。彼は脱獄したあと息子と一緒に強盗をして日銭を稼いでいました。しかしそんな息子にも愛想を尽かされ、ベグビーは始めにシック・ボーイに会いに行きました。彼はまだレントンへの恨みを忘れていませんでした。次にスパッドを脅してレントンに連絡をつけさせました。
ベグビーはかつての仲間だったシック・ボーイやスパッドにも容赦ない暴力を浴びせました。レントンにはなおさらです。3人はボコボコにされながらもなんとかベグビーを気絶させ、刑務所の前に放置しました。その後ヴェロニカのせいで3人の資金集めは失敗に終わりますが、レントンとシック・ボーイの間のわだかまりは解け、スパッドは本当にドラッグをやめることができました。
犯罪を繰り返しつつも少しだけハッピーエンド
以上が『T2 トレインスポッティング』のあらすじです。『トレインスポッティング』同様、同じキャストで同じ街で、同じように犯罪を繰り返すレントンたちが写されました。しかし前作と違うのは、少しだけハッピーエンドを迎えたという点です。レントンとシック・ボーイは仲直りができ、スパッドはドラッグをやめて小説という新たな生きがいを見つけたのです。
T2はおおむね良い評価を受けました。もちろん前作のような「救われなさ」を求めていたファンからは否定的な評価も寄せられましたが、それ以上に中年になったレントンたちの描写のすばらしさが高く評価されました。前作『トレインスポッティング』と対比して観るとそのすばらしさは一層伝わります。
トレインスポッティングT2のキャスト一覧
次に『T2 トレインスポッティング』のキャストたちを詳しくご紹介します。すでに述べたとおり、T2のキャストは『トレインスポッティング』のキャストと同じです。彼らの個性を捉えた演技はとても高く評価されました。
レントン役:ユアン・マクレガー
前作、今作共にレントン役で主演を務めるのはユアン・マクレガーです。メインキャスト発表でユアンの続投がわかったときファンたちは大いに喜びました。T2では『トレインスポッティング』のときとはまた違った「行き詰まり」を持った中年として見事にレントン役を務めました。
スパッド役:ユエン・ブレムナー
スパッド役も続投でユエン・ブレムナーが演じています。スパッドは前作からレントンに「根はいい奴」と評価される唯一の友人でしたが、今作でもその人の良さを発揮しています。結局メインキャストのうち『T2 トレインスポッティング』できっぱりドラッグと決別できたのはスパッドだけでした。
シック・ボーイ役:ジョージ・リー・ミラー
シック・ボーイ役も前作と同じくジョージ・リー・ミラーです。前作では若く甘いフェイスだったシック・ボーイですが、今作ではさすがに老いを感じさせる風貌で登場しました。ちなみにT2ではシック・ボーイの本名がサイモンであることが明かされ、作中ではサイモン呼びが定着します。
ベグビー役:ロバート・カーライル
ベグビー役はロバート・カーライルです。彼は前作で粗暴なベグビーを演じましたが、T2では息子との関係が掘り下げられ、哀愁の漂う暴漢になっています。今作でも彼はレントンたちに刑務所送りにされてしまいますので、ドラッグをやっていないにも関わらずメインキャストの中では最も貧乏くじな役回りになっています。
ヴェロニカ役:アンジェラ・ネディヤルコーヴァ
T2からの新しいキャストとして参入したのはヴェロニカ役のアンジェラです。彼女はブルガリア人という設定で、シック・ボーイの相棒であり、レントンと関係を持った女性です。最後はスパッドにだけ金の持ち逃げを提案しています。レントンたちと違って現実的で強かな考え方を持つ女性です。
トレインスポッティングT2のサントラがかっこいい!
『T2 トレインスポッティング』はサントラに良い曲が揃っている点も人気の理由となっています。T2は前作『トレインスポッティング』を意識したBGMが多く、懐かしさと格好良さを備えたサントラとなっています。
前作からアレンジされた「ラスト・フォー・ライフ」
T2で最も印象的なサントラに挙げられているのは「ラスト・フォー・ライフ」です。これはイギー・ポップの曲で、イギー・ポップと言えば『トレインスポッティング』でトミーが熱心なファンという設定でした。T2では死んだトミーをレントンたちが悼むシーンが挟まれており、「仲間の死」が彼らにとってどんなに大きかったのかが伺えます。「ラスト・フォー・ライフ」のアレンジもそれを象徴しています。
突然流れる「レディオ・ガガ」
もう一つ印象的なサントラはQUEENの「レディオ・ガガ」です。2017年を舞台にしたT2で、1984年にリリースされたレディオ・ガガが鳴ったシーンは非常に印象的です。これはレントンたちが最もドラッグに溺れていた96年からさらに遡った84年、まだ彼らがそこまでドン底じゃない時代を思い返しての選曲であるとされています。
格好良く、懐かしい曲の数々
ほかにもT2のサントラには格好良くて懐かしい曲がたくさん入っています。これらはかつての「クール・ブリタニア」を表しているようであり、レントンたちの「ドラッグで失われた青春」を表現しているようでもある、非常に優れたナンバーです。
トレインスポッティングT2を見た人の評価を紹介!
では実際に『T2 トレインスポッティング』を観た人々の評価をご紹介します。前作『トレインスポッティング』もふくめて総合的に評価する方が多いようです。
20年経っても変われない男たち
好きな映画「T2 トレインスポッティング」! あのダメ人間共が帰ってきた!! ……のだが全員中年オヤジと化しているのでそこに希望はなくただただどうしようもなさだけが漂う。スパッドのかわいさだけが癒やしと化している。ラストは自棄気味な虚しさが漂う。前作と違い視聴後に爽やかさはない。 pic.twitter.com/2Nd9ixPL4H
— 緑茶@小説垢(カクヨムとなろう) (@Gtea_written) August 4, 2018
『T2 トレインスポッティング』の見どころは前作から20年経ったという設定でも生き方ややってることが何一つ変わらないレントンたちの様子です。それはもはや笑って受け流せるものではなく、年老いてもなおそれしかやれることがない彼らへの悲哀のほうが勝るという評価があります。
スコットランドの現実を突きつけられる
「T2 トレインスポッティング 」スコットランドの闇を見た!おじさんになったダメ人間のもがき!さすが俳優さんアホジャンキーに見える!薄汚い住居/汚いトイレも健在!成長/変化を確認し普遍的なところ楽しむ..独自のカメラワークも気になる!後頭部カットは不要だろ..
— lol (@smokinglol) July 28, 2018
『トレインスポッティング』で不潔で治安の悪い都市として描かれたスコットランドのエディンバラ。今作では見た目こそ綺麗になっているものの、やはりその根底にある闇は変わらないと実感するという声がありました。
映画と自分がリンクする
「T2 トレインスポッティング」見た。前作が若者たちの今の話だったのが、21年経って過去を振り切れないオッさん達の哀歌になってて、それを見てる昔は若者だった現オッサンの俺という構図が最高にグッとくる。胃に(笑)
— アサイ・1人でキネマよろしくね (@asumithi) January 7, 2018
96年当時『トレインスポッティング』を観て感動した世代は、T2を観る頃にはレントンたちと同じように20年を経て中年と呼ぶべき世代になっています。それが一層レントンたちへの哀れみを増し、さらに自分はどうだろうと苦々しく振り返ってしまう作品になりました。
映画として面白かったのは前作
T2トレインスポッティング。
— なかの。 (@nakanonakanoa) July 21, 2018
マジで素直に言うなら、前作の方が好き。
しかし両者とも面白い、ただ考えさせられたのは確実にT2
映画という娯楽として面白かったのは前作。
こういう認識
深夜四時だから浅い認識には目を瞑ってほしいなーって(予防線)
T2は中年になったレントンたちが主役なだけあって、前作のようなパワフルさはありません。考えさせられる場面は多いけど娯楽作品としてはいまいちという意見もありました。前作『トレインスポッティング』はトリップ時に強烈で印象的な演出が多用されており、観客の目を引くポイントでもありました。
さわやかさはないけど面白い!
観た人々にとって『T2 トレインスポッティング』はおおむね好評のようです。ストーリーも見ごたえがあり、キャラクターも魅力的、サントラも格好良い作品であると同時に、レントンたちの姿に人間の無力さを感じる人も少なくありません。ほとんどが「良作と呼べる映画だけど鑑賞後にいい気持ちになれるわけじゃない」という評価で一致しているようです。
トレインスポッティングT2についてまとめてみた
最後に、2017年に公開された『T2 トレインスポッティング』についてまとめます。この映画は1996年公開の『トレインスポッティング』の続編として実に20年ぶりに制作、公開されました。監督のダニー・ボイルをはじめ、レントン役のユアン・マクレガー、シック・ボーイ役のジョニー・リー・ミラーなど前作と全く同じ布陣で制作されることが判明し、世間から多くの注目を集めました。
『トレインスポッティング』と同様、今作もスコットランドを舞台に「底辺」で「救われない」人間たちが様々な失敗と犯罪を繰り返す様子が描かれました。しかし前作と異なる点は、主人公たちはもはや若くなく、老いるばかりで成長できない姿が映された点です。
90年代のドン底のスコットランドでヘロインに溺れたレントンたちは、年を重ねても出来ることと言ったらドラッグと犯罪だけでした。若い頃になにも教われず、また学ぶことができなかったレントンたちは、ただひたすら同じことを繰り返すのでした。
『T2 トレインスポッティング』はスコットランドの現実を背景に中年になったレントンたちを見事に描いて前作に劣らない高評価を得ました。『トレインスポッティング』をリアルタイムで観ていた世代はこのT2を観て自分たちのこれまでを振り返る時間にもなりました。
以上のように、『T2 トレインスポッティング』は前作同様の名作でした。まだ観てない方は『トレインスポッティング』を復習してからこの映画に臨むとより楽しめるかもしれません。