2021年07月25日公開
2021年07月25日更新
【ザ・ファブル】実写映画版のキャスト一覧!あらすじや原作漫画との違いも比較紹介
岡田准一さん主演の実写映画「ザ・ファブル」は、殺さない殺し屋ファブルを描いたアクション漫画を原作としており、実写映画の1作目・2作目ともに豪華キャストが話題となっています。今回は「ザ・ファブル」の実写映画の1作目のキャストを一覧で紹介し、あらすじや原作漫画のどこまでが描かれたのかについてみていきます。さらに「ザ・ファブル」の原作漫画と実写映画との違いを比較し、続編にあたる2作目「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の公開情報や主題歌についてもみていきます。
目次
ザ・ファブルの実写映画とは?
ザ・ファブルの実写映画の概要
出典: https://note.com
「ザ・ファブル」の実写映画の1作目は岡田准一さん主演で2019年6月21日に公開され、原作は週刊ヤングマガジンで連載されている南勝久先生の大人気漫画「ザ・ファブル」です。そして、実写映画1作目は累計観客動員数130万人以上、興行収入17.7億円を突破したヒット作であり、主題歌には世界的に有名な大スター・レディー・ガガさんの代表曲「BORN THIS WAY」が起用されたことでも、大きな注目を集めました。
また、ファイトコレオグラファーを担当したのは、世界的に有名なフランス人の振付師アラン・フィグラルツさんです。アラン・フィグラルツさんは特殊部隊での訓練を受けた経歴を持ち、アクションの振り付けに定評があるフランス人の振付師です。実際に主演の岡田准一さん自身がアラン・フィグラルツさんの振り付けたアクションシーンの一部をこなしています。
ザ・ファブルの監督と脚本家
「ザ・ファブル」の実写映画の監督は江口カンさんです。江口カンさんは1967年7月20日生まれ、福岡県久留米市出身の映画監督・映像ディレクターです。江口カンさんはカンヌ国際広告祭をはじめ、有名な賞をいくつも受賞しており、その代表作をみていくと、映画・テレビドラマ「ガチ★星」や映画「めんたいぴりり」の企画・監督を務め、大河ドラマ「真田丸」のスピンオフ「ダメ田十勇士」の企画・監督・脚本なども手掛けています。
実写映画の脚本を担当したのは渡辺雄介さんです。渡辺雄介さんは1979年9月20日生まれ、千葉県松戸市出身の脚本家です。代表作をみていくと、映画「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」や「20世紀少年」の3部作、「GANTZ」シリーズや「MONSTERZ モンスターズ」、テレビドラマ「ブラッディ・マンデイ」シリーズや「未満警察 ミッドナイトランナー」、映画・ドラマ「ST 赤と白の捜査ファイル」シリーズなどがあります。
今回は「ザ・ファブル」の実写映画キャストを一覧で紹介し、実写映画1作目のあらすじや原作漫画では何巻まで描かれているのかをみていきます。さらに「ザ・ファブル」の原作漫画と実写映画との違いを比較し、「ザ・ファブル」の実写映画第2作目「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の公開情報やあらすじ、主題歌についてもみていきます。
ザ・ファブルの主な実写映画キャスト一覧
佐藤明・ファブル役/岡田准一
佐藤明・ファブル役を演じた岡田准一さんは1980年11月18日生まれ、身長は169㎝、出身地は大阪府枚方市で、所属事務所はジャニーズ事務所です。そして、岡田准一さんはアイドルグループ「V6」の一員として活動する一方、アクション俳優としての活躍も目覚ましく、俳優としての代表作は次の通りです。
- 「木更津キャッツアイ」ぶっさん(田渕公平) 役
- 「SP 警視庁警備部警護課第四係」井上薫役
- 「天地明察」安井算哲(渋川春海)役
- 「永遠の0」宮部久蔵役
- 「軍師官兵衛」黒田官兵衛(如水)役
- 「図書館戦争」堂上篤役
- 「海賊とよばれた男」国岡鐡造役
- 「関ケ原」石田三成役
- 「散り椿」瓜生新兵衛役
- 「白い巨塔」財前五郎役
佐藤洋子役/木村文乃
佐藤洋子役を演じた木村文乃さんは1987年10月19日生まれ、身長は164㎝、出身地は東京都で、所属事務所はトライストーン・エンタテイメントです。2004年から女優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「銭の戦争」青池梢役
- 「くちびるに歌を」松山ハルコ役
- 「マザー・ゲーム〜彼女たちの階級〜」蒲原希子役
- 「イニシエーション・ラブ」石丸美弥子役
- 「サイレーン 刑事×彼女×完全悪女」猪熊夕貴役
- 「火花」真樹役
- 「ボク、運命の人です。」湖月晴子役
- 「伊藤くん A to E」矢崎莉桜役
- 「99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II」尾崎舞子役
- 「麒麟がくる」煕子役
清水岬役/山本美月
清水岬役を演じた山本美月さんは1991年7月18日生まれ、身長は167㎝、出身地は福岡県福岡市で、所属事務所はインセントです。2009年から女優やファッションモデルとして活動しており、代表作は次の通りです。
- 「桐島、部活やめるってよ」飯田梨紗役
- 「ドクターX 外科医・大門未知子(第1期)」小池理恵役
- 「近キョリ恋愛」名波菊子役
- 「ピーチガール」安達もも役
- 「嘘の戦争」二科楓役
- 「貞子vs伽椰子」倉橋有里役
- 「モンテ・クリスト伯 -華麗なる復讐-」目黒すみれ役
- 「パーフェクトワールド」川奈つぐみ役
- 「糸」高木玲子役
- 「新解釈・三國志」小喬役
ボス役/佐藤浩市
ボス役を演じた佐藤浩市さんは1960年12月10日生まれ、身長は182㎝、出身地は東京都新宿区で、所属事務所はテアトル・ド・ポッシュです。1980年から俳優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「THE 有頂天ホテル」武藤田勝利役
- 「ザ・マジックアワー」村田大樹役
- 「官僚たちの夏」風越信吾役
- 「アマルフィ 女神の報酬」水谷軍兵衛役
- 「最後の忠臣蔵」寺坂吉右衛門役
- 「のぼうの城」正木丹波守利英役
- 「清須会議」池田恒興役
- 「64(ロクヨン) 前編/後編」三上義信役
- 「記憶にございません!」古郡役
- 「サイレント・トーキョー」朝比奈仁役
ザ・ファブルのその他実写映画キャスト一覧
フード役/福士蒼汰
フード役を演じた福士蒼汰さんは1993年5月30日生まれ、身長は183㎝、出身地は東京都で、所属事務所は研音です。2010年から俳優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「仮面ライダー フォーゼ」如月弦太朗役
- 「きょうは会社休みます。」 田之倉悠斗役
- 「好きって言いなよ」黒沢大和役
- 「神さまの言うとおり」高畑瞬役
- 「ストロボ・エッジ」一ノ瀬蓮役
- 「恋仲」三浦葵役
- 「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」南山高寿役
- 「お迎えデス。」堤円役
- 「愛してたって、秘密はある。」奥森黎役
- 「BLEACH 死神代行篇」黒崎一護役
小島役/柳楽優弥
小島役を演じた柳楽優弥さんは1990年3月26日生まれ、身長は174㎝、出身地は東京都東大和市で、所属事務所はスターダストプロモーションです。2002年から俳優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「誰も知らない」福島明役
- 「合葬」秋津極役
- 「ディストラクション・ベイビーズ」芦原泰良役
- 「ゆとりですがなにか」道上まりぶ役
- 「おんな城主 直虎」龍雲丸役
- 「フランケンシュタインの恋」稲庭聖哉役
- 「銀魂」土方十四郎役
- 「泣くな赤鬼」斎藤智之役
- 「今日から俺は!!劇場版」柳鋭次役
- 「HOKUSAI」葛飾北斎(青年期)役
砂川役/向井理
砂川役を演じた向井理さんは1982年2月7日生まれ、身長は182㎝、出身地は神奈川県横浜市で、所属事務所はホリ・エージェンシーです。2006年から俳優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「ゲゲゲの女房」村井茂役
- 「Paradise Kiss」小泉譲二役
- 「江〜姫たちの戦国〜」徳川秀忠役
- 「SPEC」シリーズのセカイ役
- 「きいろいゾウ」武辜歩役
- 「S -最後の警官-」神御蔵一號役
- 「信長協奏曲」 池田恒興役
- 「神の舌を持つ男」朝永蘭丸 役
- 「きみが心に棲みついた」星名漣役
- 「わたし、定時で帰ります。」種田晃太郎役
コード役/木村了
コード役を演じた木村了さんは1988年9月23日生まれ、身長は172㎝、出身地は東京都三鷹市で、所属事務所はホリプロです。2002年から俳優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「WATER BOYS2」佐野秀樹役
- 「風林火山」武田義信役
- 「ワルボロ」キャーム役
- 「のだめカンタービレ」高橋紀之役
- 「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス〜」中央千里役
- 「赤い糸」高橋陸(たかチャン)役
- 「オトメン(乙男)~夏~」多武峰一役
- 「絶対零度」シリーズの竹林匠役
- 「帝一の國」堂山圭吾役
- 「メゾン・ド・ポリス」原田照之役
クロ役/井之脇海
クロ役を演じた井之脇海さんは1995年11月24日生まれ、身長は177㎝、出身地は神奈川県で、所属事務所はユマニテです。2006年頃から俳優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「トウキョウソナタ」佐々木健二役
- 「告白」前川優真役
- 「帝一の國」古賀平八郎役
- 「おんな城主 直虎」小野万福役
- 「ひよっこ」高島雄大役
- 「義母と娘のブルース」黒田大樹役
- 「集団左遷!!」平正樹役
- 「いだてん〜東京オリムピック噺〜」坂井義則役
- 「教場」南原哲久役
- 「サイレントトーキョー」来栖公太役
貝沼悦司役/好井まさお
貝沼悦司役を演じた好井まさおさんは1984年4月27日生まれ、身長は171cm、出身地は大阪府枚方市で、所属事務所はよしもとクリエイティブ・エージェンシーです。2006年に井下大活躍さんと共にお笑いコンビ「井下好井」を結成し、お笑い芸人として活躍する一方で、テレビドラマ「せいせいするほど、愛してる」や「小さな巨人」、映画「赤い雪 Red Snow」などにも出演しています。
砂川の部下役/加藤虎ノ介
砂川の部下役を演じた加藤虎ノ介さんは1974年10月20日生まれ、身長は167㎝、出身地は大阪府交野市で、所属事務所はアルファエージェンシーです。また「奥田義人」という別名義もあり、元々は舞台を中心に活動していた加藤虎ノ介さん。朝ドラ「ちりとてちん」への出演で一気に知名度が上がり、テレビドラマや映画への出演が増えました。テレビドラマや映画での代表作は次の通りです。
- 「ちりとてちん」徒然亭四草役
- 「SCANDAL」久木田慶介役
- 「龍馬伝」井上聞多役
- 「パーマネント野ばら」ヒサシ役
- 「半沢直樹」灰田役
- 「64-ロクヨン- 後編」宮本役
松沢役/粟島瑞丸
松沢役を演じた粟島瑞丸さんは1981年9月2日生まれ、身長は171㎝、出身地は大阪府河内長野市で、所属事務所は研音です。俳優業以外にも脚本家や演出家としても活動しており、俳優としての代表作は次の通りです。
- 「タイマン」
- 「お迎えデス」柴田役
- 「受験のシンデレラ」高梨信夫役
- 「はらはらなのか。」粟島瑞丸役
- 「知らなくていいコト」田淵隆太役
- 「半沢直樹」尾西克彦役
バーのマスター役/六角精児
バーのマスター役を演じた六角精児さんは1962年6月24日生まれ、身長は175㎝、出身地は兵庫県高砂市で、所属事務所は舞プロモーションです。1990年代から俳優やタレントとして活動しており、代表作は次の通りです。
- 「相棒」米沢守役
- 「カーネーション」松田恵役
- 「ルーズヴェルトゲーム」 朝比奈誠役
- 「超高速!参勤交代」今村清右衛門役
- 「民王」小中寿太郎役
- 「おんな城主 直虎」本多正信役
- 「銀魂」シャア・アズナブル役
- 「ごめん、愛してる」加賀美修平役
- 「リピート〜運命を変える10か月〜」風間役
- 「下町ロケット」辰野部長役
鉄板焼き屋の店長役/モロ師岡
鉄板焼き屋の店長役を演じたモロ師岡さんは1959年2月20日生まれ、身長は170㎝、出身地は千葉県八街市で、所属事務所はオレガです。1978年頃から俳優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「キッズ・リターン」ハヤシ役
- 「ラヂオの時間」役
- 「古畑任三郎」気楽家苦楽役
- 「利家とまつ」足利義昭役
- 「こころ」五井譲役
- 「逃げるは恥だが役に立つ」津崎宗八役
- 「シン・ゴジラ」警察庁刑事局局長役
- 「おんな城主直虎」平岩親吉役
- 「下町ロケット」北堀啓哉役
- 「白い巨塔」裁判長役
河合ユウキ役/藤森慎吾(オリエンタルラジオ)
河合ユウキ役を演じたオリエンタルラジオの藤森慎吾さんは1983年3月17日生まれ、身長は169㎝、出身地は長野県諏訪市で、吉本興業を退所後はフリーで活動しています。お笑い芸人として以外にも、俳優や歌手、YouTuberとしても活動しており、俳優としてはテレビドラマ「ドクターX〜外科医・大門未知子〜」「インハンド」や、映画「闇金ウシジマくん Part3」などの代表作があります。
ジャッカル富岡役/宮川大輔
ジャッカル富岡役を演じた宮川大輔さんは1972年9月16日生まれ、身長は172㎝、出身地は京都府京都市で、所属事務所は吉本興業です。お笑い芸人としてバラエティ番組「世界の果てまでイッテQ!」などにレギュラーとして出演する一方、俳優や声優としても活動しています。そして、テレビドラマ「チーム・バチスタの栄光」「崖っぷちホテル!」や、アニメ「名探偵コナン から紅の恋歌」(ゲスト声優)などの代表作があります。
田高田役/佐藤二朗
田高田役を演じる佐藤二朗さんは1969年5月7日生まれ、身長は181㎝、出身地は愛知県春日井市で、所属事務所はフロム・ファーストプロダクションです。演技派俳優と呼ばれる佐藤二朗さんですが、俳優業以外にも脚本家や映画監督としても活動しており、俳優としての代表作は次の通りです。
- 「幼獣マメシバ」シリーズの芝二郎役
- 「JIN 仁」福田玄孝役
- 「勇者ヨシヒコ」シリーズの仏役
- 「天空の蜂」今枝課長役
- 「神の舌を持つ男」宮沢寛治役
- 「銀魂」武市変平太役
- 「斉木楠雄のΨ難」神田品助役
- 「過保護のカホコ」国村衛役
- 「今日から俺は‼」赤坂哲夫役
- 「ヲタクに恋は難しい」石山邦雄役
浜田役/光石研
浜田役を演じた光石研さんは1961年9月26日生まれ、身長は173㎝、出身地は福岡県八幡市で、所属事務所は鈍牛倶楽部です。1978年から俳優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「20世紀少年」ヤマさん(山崎)役
- 「カイジ」シリーズの石田光司役
- 「アウトレイジ」シリーズの五味英二郎役
- 「ウロボロス~この愛こそ、正義。」日比野圀彦役
- 「シン・ゴジラ」小塚知事役
- 「フランケンシュタインの恋」稲庭恵治郎役
- 「おんな城主 直虎」明智光秀役
- 「ひよっこ」福田五郎役
- 「陸王」有村融役
- 「エール」関内安隆役
海老原役/安田顕
海老原役を演じる安田顕さんは1973年12月8日生まれ、身長は173㎝、出身地は北海道室蘭市で、所属事務所はCREATIVE OFFICE CUEです。1993年から俳優として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「ハケンの品格」一ツ木慎也役
- 「ホタルノヒカリ」シリーズの二ツ木昭司役
- 「ショムニ2013」星野ケンジ役
- 「問題のあるレストラン」几ハイジ役
- 「下町ロケット」山崎光彦役
- 「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」白井篤史役
- 「銀魂」村田鉄矢役
- 「小さな巨人」渡部久志役
- 「家に帰ると妻が必ず死んだふりをしています。」加賀美じゅん役
- 「愛しのアイリーン」宍戸岩男役
幼少期のファブル役/南出凌嘉
幼少期のファブル役を演じた南出凌嘉さんは2005年8月10日生まれ、身長は166㎝(2021年現在)、出身地は大阪府で、所属事務所はスターダストプロモーションです。2012年から子役として活動しており、代表作は次の通りです。
- 「クローズEXPLODE」鏑木旋風男(幼少期)役
- 「あさが来た」白岡新次郎(幼少期)役
- 「ウロボロス」龍崎イクオ(幼少期)役
- 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」宿海仁太役
- 「映画 妖怪ウォッチ 空飛ぶクジラとダブル世界の大冒険だニャン!」天野ケータ役
- 「青夏 きみに恋した30日」船見颯太役
- 「キングダム」漂(幼少期)役
- 「姉ちゃんの恋人」 安達朝輝役
- 「糸」高橋漣(少年期)役
- 「ひきこもり先生」坂本征二役
ザ・ファブルの実写映画で描かれたのはどこまで?あらすじをネタバレ
ここまで「ザ・ファブル」の実写映画1作目のキャストを一覧で紹介してきました。次に、ここでは「ザ・ファブル」の実写映画で描かれたのは原作漫画のどこまでなのかを紹介し、実写映画第1作目のあらすじもネタバレでみていきます。
ザ・ファブルの実写映画1作目で描かれたのは原作何巻まで?
「ザ・ファブル」の実写映画で描かれたのは原作漫画7巻の通称「小鳥編」と呼ばれるエピソードまでです。続く8巻では、ミサキが事件の後、佐藤洋子の家に身を寄せていたことが判明。真黒組(まぐろぐみ)の若手ヤクザであるクロこと黒塩が佐藤明のもとに訪ねてきます。その後、佐藤明が伝説の殺し屋と呼ばれたファブルだと知ったクロは彼に弟子入りを志願し、彼の2泊3日の山籠りについてくることになるのでした。
ザ・ファブルの実写映画1作目のあらすじ
「ザ・ファブル」のあらすじをみていくと、現代の東京の裏社会において「ファブル(寓話)」と呼ばれ、その圧倒的な強さからいくつもの都市伝説を持つ殺し屋がいました。その男は幼い頃から殺し屋になる訓練を受け、これまでに何十人もの標的を殺めてきました。あるとき、1年間一般人として誰も殺さず過ごすようにボスから命じられた彼は佐藤明と名乗り、真黒組に厄介になりながら一般人としての生活を開始するのでした。
ザ・ファブルの実写映画1作目のその後は?
「ザ・ファブル」の実写映画1作目ではコミック7巻までの内容が描かれましたが、次に原作漫画9巻~13巻では「宇津帆編」という、ファンからの人気が非常に高いエピソードが描かれています。「宇津帆編」ではファブルに直接恨みを持つ最強の悪役・宇津帆が敵として登場。「宇津帆編」は原作で最も泣けるエピソードとの呼び声高く、ファンの間では続編を制作するなら、ぜひ「宇津帆編」を描いてほしいという声があがっています。
ここでは「ザ・ファブル」の実写映画1作目はコミック何巻までの内容が描かれているのかやあらすじ、さらに原作漫画で描かれているその後のエピソードについてみてきました。次に、実写映画と原作漫画の違いを比較していきます。
ザ・ファブルの実写映画と原作漫画を比較
ここまで「ザ・ファブル」の実写映画1作目のキャストを一覧で紹介し、実写映画1作目で描かれたのは原作漫画のどこまでなのかや、そのあらすじをネタバレでみてきました。次に「ザ・ファブル」の原作漫画の概要を紹介し、原作漫画と実写映画との違いを比較していきます。
ザ・ファブルの原作漫画とは?
「ザ・ファブル」の原作漫画は、講談社の漫画雑誌「週刊ヤングマガジン」にて、2014年~2019年の期間に第1部が連載されていました。そして、2021年7月からは第2部の連載が同誌でスタートし、約1年8か月ぶりの連載再開を喜ぶ声が上がっています。
原作者は南勝久先生で、コミックは22巻(2021年6月時点)まで刊行されています。また、コミックの累計発行部数は900万部(2021年6月時点)以上というヒット作で、2017年には第41回「講談社漫画賞」一般部門を受賞しています。
ザ・ファブルの実写映画と原作の違い
ここまで「ザ・ファブル」の実写映画のキャストやあらすじ、原作漫画の何巻まで描かれているのかなどをみてきました。次に「ザ・ファブル」の実写映画と原作漫画との違いをいくつか紹介し、比較していきます。
違い①漫画版後半の見どころを凝縮
「ザ・ファブル」の実写映画と原作漫画の違いを比較、1つ目は漫画版後半の見所が凝縮されていることです。原作漫画「ザ・ファブル」は殺してはいけない殺し屋・ファブル(佐藤明)と彼の周囲の人間の日常を描いたギャグ漫画です。そして、その最大の魅力は、世間の常識から外れた彼の言動によって起こるじわじわとくる笑い、つまり「オフビートな笑い」だと言われてきます。
実写映画ではそんなギャグマンガの要素を残しながら、アクションシーンの割合を増やし、テンポよくストーリーを進めていきます。具体的な違いを比較していくと、原作漫画で佐藤洋子の身体能力が高いことが明らかになるのは、第1部の後半部分です。一方、映画版では比較的早くから木村文乃さん演じる佐藤洋子のアクションを観ることができます。
さらに、佐藤洋子の最大の見せ場とも言われている、藤森慎吾さん演じる河合ユウキとの飲み比べシーンでは、河合ユウキの設定を変えることで自然にその飲み比べバトルのシーンを映画前半に持ってきていました。このように、原作漫画の後半で描かれている面白い見所シーンが、実写映画の約2時間の短い時間に凝縮されていることが分かります。
違い②フードの出番が増えた?
「ザ・ファブル」の実写映画と原作漫画の違いを比較、2つ目はフードの出番が増えたことです。原作漫画でフードが初登場するのは砂川に呼び出されるシーンです。一方、実写映画では比較的序盤から登場しており、岡田准一さん演じるファブル(佐藤明)に憧れ、その行方を追う人物というふうに設定変更がなされています。
そして、実写映画では日常を平穏に過ごしたいファブル(佐藤明)と、伝説の殺し屋ファブルを師と仰ぎ、彼を追い求めるフードの2人の関係がストーリーの軸の1つとなっています。そのため、原作漫画と比較して実写映画ではフードの出番が増えており、ファブルとフードの2人のアクションシーンが実写映画の見どころの1つとも言われています。
さらに、原作漫画では影の薄かった木村了さん演じるコードの出番も、実写映画では原作漫画と比較して増えているそうで、福士蒼汰さんのファンのみならず、木村了さんのファンにとっても嬉しい演出となっているそうです。
違い③小島のキャラ
「ザ・ファブル」の実写映画と原作漫画の違いを比較、3つ目は小鳥のキャラです。実写映画ではトラブルメーカーのヤクザ・小島がストーリーの軸の1つと言われています。原作漫画での小島は面構えも言動も全てが悪く、終始分かりやすい「悪」として描かれています。そのため、原作漫画の小島にはまったく可愛げのある要素はありません。
しかし、実写映画で柳楽優弥さんが演じた小島はどこか憎めないキャラクターとして描かれています。もちろん、実写映画での小島のトラブルの内容も明確な悪であり、それは原作漫画と比較して変わっていません。しかし、小島が椅子に縛られ、そのまま落とされるシーンがあるなど、映画内ではそこまでされては小島もかわいそう、と思えるような様々な仕打ちを受けています。
当然、小島はそれだけのことをされるほどの悪事をしているのですが、そんな小島の情けない姿に観客は可愛げを感じることができるようで、どこか憎めないキャラだと評されています。そして、そんな小島というキャラを作り上げた柳楽優弥さんの怪演にも注目が集まっています。
ここでは「ザ・ファブル」の原作漫画の概要を紹介し、実写映画と原作漫画の違いを比較してきました。次に「ザ・ファブル」の実写映画2作目の公開情報やあらすじ、主題歌をみていきます。
ザ・ファブルの実写映画の続編が公開
ここまで「ザ・ファブル」の実写映画1作目のキャストを一覧で紹介し、実写映画1作目で描かれたのは原作漫画のどこまでなのかをみてきました。さらに「ザ・ファブル」の実写映画1作目のあらすじをネタバレで紹介し、原作漫画の概要や実写映画との違いを比較考察してきました。次に、ここでは実写映画「ザ・ファブル」第1作目の続編である第2作目「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の公開情報やあらすじ、主題歌をみていきます。
ザ・ファブルの実写映画の続編が公開延期に
「ザ・ファブル」の実写映画第1作目が公開された際の満足度調査では、96.5%の観客が続編に期待すると応えたいたそうです。そして、2020年8月19日に「ザ・ファブル」の実写映画がシリーズ化されることが発表され、当初の予定では実写映画第2作目「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の公開は2021年2月5日に行われる予定でした。しかし、新型コロナ感染拡大の影響により、公開が延期されることが発表されます。
そして、2021年6月18日にようやく「ザ・ファブル」の実写映画2作目が公開となり、ファンの期待通り、第2作目では宇津帆編が描かれました。また「ザ・ファブル」の実写映画2作目でも江口カン監督の下、主演の岡田准一さん、主要キャストの木村文乃さん、山本美月さん、佐藤浩市さんたちも続投。新たに堤真一さんや安藤政信さん、平手友梨奈さんらも加わり、さらなる豪華キャストで作品を盛り上げていきます。
実写映画2作目のあらすじをみていくと、佐藤明ことファブルがプロの普通を極めるため奮闘する一方で、街では子どもたちを救うNPOとして活動しながら、裏で若者を殺害する宇津帆という最凶の男が動き出していました。それと同じ頃、ファブルは偶然、かつて救うことのできなかった車椅子の少女・ヒナコと再会。再びファブルを巡るバトルが始まろうとしていました。
ザ・ファブルの実写映画の続編の主題歌
「ザ・ファブル」の実写映画2作目の主題歌を担当したのは、前作と引き続きレディー・ガガさんです。曲名は「Rain On Me」でレディー・ガガさんは国際的な人気歌手・アリアナ・グランデさんと共にこの楽曲を歌唱しています。
ザ・ファブルの実写キャストに関する感想や評価
ここまで「ザ・ファブル」の実写映画1作目のキャストを一覧で紹介し、実写映画1作目で描かれたのは原作漫画のどこまでなのかやそのあらすじをネタバレでみてきました。
さらに「ザ・ファブル」の原作漫画と実写映画との違いを比較し、「ザ・ファブル」の実写映画第2作目「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の公開情報やあらすじ、主題歌についてもみてきました。次に「ザ・ファブル」の実写映画のキャストに関する感想や評価をみていきます。
➢ザ・ファブル 殺さない殺し屋
— ちゃす (@my_my_my22) July 17, 2021
サブタイ通り殺さない殺し屋のファブル。岡田准一がどちゃくそかっこいいアクションを繰り広げる。マンションのアクションかっこよすぎてめちゃくちゃ見応えあり!次から次へと倒していく姿キレキレ!そして木村文乃もやば!キレキレで惚れた❤️🔥#CHAS2021_100 pic.twitter.com/FlKtZ6smQc
こちらは「ザ・ファブル」の実写映画のキャストに関するツイートです。ファブル役の岡田准一さんのアクションがとてもかっこいいという感想で、佐藤洋子役の木村文乃さんもキレキレだったと高く評価されています。
佐藤浩市さんは出番は多くはなかったけど、存在感が違う。ファブルと本物の親子のようだった。ボスが佐藤浩市さんで本当に良かった。
— なかがわ (@UqoUUQzz40YPDe9) June 22, 2019
こちらも「ザ・ファブル」の実写映画のキャストに関するツイートです。ボス役の佐藤浩市さんについて、出番は多くないものの、その存在感が凄かったという感想で、ボス役に適任だったと評価されています。
明日ファブル見に行くから急いでシーズン1見たけど柳楽担になるくらい柳楽くんの演技が魅力的だった。すごい本当に
— いづみ (@mgmf_xxx) July 17, 2021
こちらも「ザ・ファブル」の実写映画のキャストに関するツイートです。小島役の柳楽優弥さんの演技が魅力的だったと絶賛されています。
ザ・ファブルの実写キャストまとめ
「ザ・ファブル」の実写映画1作目のキャストを一覧で紹介し、実写映画1作目で描かれたのは原作コミック7巻までであることやそのあらすじをネタバレでみてきました。さらに「ザ・ファブル」の原作漫画と実写映画との違いを比較し、原作漫画では後半で描かれる見どころが映画では序盤から描かれ、2時間程度に凝縮されていること。フードの出番の増加や小島のキャラ設定に違いがあることなどが分かりました。
さらに「ザ・ファブル」の実写映画第2作目「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」の公開情報やあらすじ、主題歌についても紹介し、公開延期を経て2021年6月18日に公開されたことが分かりました。皆さんもぜひ「ザ・ファブル」の実写映画をお楽しみください!