昼顔・映画版のあらすじをネタバレ解説!衝撃すぎる結末の感想は?

映画『昼顔』のネタバレあらすじを結末のネタバレまで解説していきます。流行語大賞にもノミネートされるほど、大人気となったドラマ『昼顔』。映画『昼顔』はドラマの直接の続編となっています。ドラマの結末で別れることになった紗和と裕一郎ですが、3年の時を経て再会し、再び愛し合うようになります。ふたりのあらすじの結末は衝撃的なものとなっており、見た人からは賛否両論のネタバレ感想が寄せられました。この記事ではネタバレあらすじを徹底紹介すると同時に、主なネタバレ感想をまとめてあります。

昼顔・映画版のあらすじをネタバレ解説!衝撃すぎる結末の感想は?のイメージ

目次

  1. 昼顔・映画版のあらすじをネタバレ!気になる結末や感想も紹介!
  2. 昼顔・映画版とドラマ版の違いとは?
  3. 昼顔・映画版のあらすじをネタバレ!
  4. 昼顔・映画版の結末をネタバレ!
  5. 昼顔・映画版のキャストを紹介!
  6. 昼顔・映画版の主題歌も話題に!
  7. 昼顔・映画版を見た人の感想・評価を紹介!
  8. 昼顔・映画版あらすじネタバレまとめ!

昼顔・映画版のあらすじをネタバレ!気になる結末や感想も紹介!

映画『昼顔』のネタバレあらすじをまとめました。衝撃の結末とも言われる映画『昼顔』のラストシーンまで詳しく紹介します。ドラマ『昼顔』が大ヒットしたこともあり、昼顔は流行語大賞にもノミネートされる言葉となりました。しかし、ドラマから3年後のあらすじが展開される映画『昼顔』は賛否両論の感想が寄せられています。この記事では詳しいあらすじのネタバレ紹介と共に、映画『昼顔』に対する感想もまとめました。

昼顔~平日午後3時の恋人たち~ - フジテレビ

昼顔・映画版とドラマ版の違いとは?

2014年に放送されたドラマ『昼顔』は不倫をする女性たちを主役にした連続ドラマです。昼顔というタイトルの由来は1967年のフランス映画『昼顔』です。フランス映画『昼顔』は、幸せな結婚生活を送りつつ、裏では娼婦をしている女性を主人公にした映画でした。第28回ヴェネツィア国際映画祭で最高賞となる金獅子賞を受賞し、2006年には続編映画『夜顔』も公開されています。

日本の映画『昼顔』のあらすじはフランス映画とは直接関係はありません。しかし、フランス映画『昼顔』のように、夫のいない平日の昼間に不倫をする主婦を指す言葉として「平日昼顔妻」が日本のメディアで使われました。その後放送されたドラマ『昼顔』は、2014年の新語・流行語大賞にノミネートされるほど人気になりました。そのような人気ドラマの続編となる映画『昼顔』とドラマ『昼顔』の違いを簡単に説明します。

映画版はドラマ版のその後の物語

映画『昼顔』はドラマ『昼顔』の直接の続編です。ドラマ『昼顔』のネタバレですが、主人公の笹本紗和と北野裕一郎の不倫がバレて、ふたりの仲が引き裂かれました。その結末から3年後が映画『昼顔』の舞台となっています。ドラマ『昼顔』のあらすじでの出来事が原因で、紗和は家族や住む場所を失い、ひとりで新しい生活を送ることになりました。裕一郎とは会うことも、連絡を取ることも許されていません。

ハッピーエンドとは言えなかったドラマ『昼顔』。その状況から映画『昼顔』のあらすじは始まります。時間が経ってもお互いを忘れられないふたりはふとしたきっかけで再会し、悲劇的な結末へと向かっていきます。

キャストに違いはある?

映画『昼顔』のキャストの構成はドラマ『昼顔』から大きく変わっています。主役のふたりを演じた上戸彩と斎藤工はもちろん継続して出演しています。しかし、ドラマ『昼顔』の重要な登場人物、滝川利佳子を演じた吉瀬美智子は出演していません。映画『昼顔』のあらすじは紗和と裕一郎の関係にスポットが当てられており、ドラマ『昼顔』のようには他の家庭の不倫事情が描かれないからです。主役ふたり以外に継続して映画『昼顔』に出演するのは裕一郎の妻、乃里子を演じた伊藤歩です。

北村一輝、鈴木浩介、木下ほうかといったドラマ『昼顔』の主要キャストが登場しない代わりに、映画『昼顔』からの新キャストとして平山浩行や黒沢あすか、萩原みのりが出演しています。映画『昼顔』で紗和が暮らす、海辺の町の住人として、あらすじに関わっていきます。

昼顔・映画版のあらすじをネタバレ!

ここからは映画『昼顔』のあらすじをネタバレ紹介していきます。ドラマ『昼顔』の結末では会うことも連絡することも許されずに紗和と裕一郎は別れました。お互いに会おうとはしないまま3年の月日が経ちましたが、偶然にも紗和の住む町に裕一郎が訪れたことで、ふたりは禁じられた感情を抑えきれなくなります。まずは映画『昼顔』の中盤までのあらすじをネタバレ紹介です。

不倫により友人も職も失った紗和

裕一郎との別れから3年後、離婚してひとり身となった紗和は誰も知り合いのいない海辺の町に暮らしていました。生活のために杉崎尚人がオーナーを務めるレストランで仕事を始めます。家族も友人もいない生活の中で、紗和は裕一郎のことも忘れたつもりでいました。そして、裕一郎は高校教師の仕事を辞めて、だいがくの非常勤講師として働きながら妻、乃里子との関係を修復していました。

行ってはいけない講演会

レストランで働く日々を過ごしていた紗和は、ある日、裕一郎がシンポジウムで紗和の住んでいる街にやってくることを知ります。行ってはいけないと思いつつも、裕一郎の姿を見たくなった紗和は講演会に出かけました。舞台上の裕一郎から始めは気付かれなかった紗和ですが、近くにいた子供たちが騒いだことで、裕一郎と視線が合います。

紗和の姿を見つけた裕一郎は動揺しながらも講演を続けます。そしてホタルが生息しているという「美浜自然の森」に講演の後に行くと言いました。講演会が終わったあとに紗和は裕一郎が言っていた場所に向かいます。しかし、裕一郎とは会えません。失意のうちにバスに乗って帰る紗和は、その道中で草むらで作業をしている裕一郎を見つけました。バスの窓を開けて「北野先生!」と呼びかけます。

紗和の声に気付いた裕一郎は、作業を止めて一心にバスを追いかけました。しかし、走ってバスに追いつくことはできません。紗和はバスを降り、裕一郎は地元の人の車に乗せてもらい紗和を追いかけます。ふたりはそれぞれ互いの姿を探して走り回りましたが、結局会うことはできず、姿を見失ってしまいました。

帰宅した裕一郎は乃里子に講演会のことを聞かれますが、心は紗和のことを想っています。一方、紗和は仕事先のレストランにひとりで飲みに出かけました。そんな紗和にオーナーの杉崎は何か訳ありで東京から引っ越して来たんじゃないかと詮索します。杉崎自身は妻に先立たれたため、東京から引っ越して来たことを告げました。

再会する紗和と裕一郎

後日、紗和が再び森に出かけると、そこでは裕一郎がホタルの幼虫を探していました。ふたりはついに再会します。しかし、会うことが禁じられているふたりは、互いに独り言を装って会話をしました。それから週に1回のペースでふたりは逢瀬を重ねるようになります。言葉を交わさず、触れ合わず、連絡先を交換することもありませんでしたが、ふたりだけの時間を楽しみます。

一方、乃里子は裕一郎の変化に気付いていました。乃里子は裕一郎との間に子供を作ることを諦めていないと言います。その後、紗和と会った裕一郎は「これ以上会わない」と紗和に告げました。紗和も同じように思っていたと応えます。バス停で別れようとする紗和でしたが、「最後だから」と裕一郎もバスに同乗します。

ふたりが会っているところを目撃する乃里子

駅に着いたバスからふたりがバスから降りると、車のクラクションが大きく響きました。ふたりは驚いて辺りを見回し、その車を見つけます。車に乗っていたのは乃里子でした。ふたりが会っていたことを知った乃里子は激怒します。ホテルの一室にふたりを連れ込みました。

乃里子は示談書の誓約を破った紗和を責めます。しかし、紗和たちはただホタルを見ていただけでそれ以上のことは何もしていないと弁明しました。ヒステリーを起こしている乃里子は、裕一郎と別れることを承諾する代わりに、私の目の前で結ばれてみなさいとふたりを追い詰めます。乃里子は裕一郎に、一緒に帰れば今日のことは忘れると言いました。

耐えかねなくなった紗和は部屋を出て行きます。そして裕一郎は紗和を追いました。ひとり部屋に残された乃里子は泣き崩れます。一方、紗和のもとに追いついた裕一郎は、「今度こそ、ちゃんとする」と紗和に告げました。

裕一郎と共に暮らす紗和

数カ月後、裕一郎と紗和は一緒に暮らしていました。森でホタルの調査をしている裕一郎に紗和がお弁当を作って持っていきます。夜の森で光るホタルの幼虫を見つけたふたりは情熱的なキスをして結ばれます。そんなふたりの暮らしぶりはレストランの従業員である絹江やあゆにも知られていました。オーナーの杉崎は裕一郎がいない間を狙って紗和に近づきます。

杉崎に連れられて釣りに出かけた紗和は、杉崎に口説かれます。そこで紗和は裕一郎との関係がダブル不倫であったことと、紗和自身はバツイチであることを告白しました。しかし、妻に不倫された経験を持つ杉崎は紗和の話を聞いて顔色を変えます。その日の晩、裕一郎へのファックスを見た紗和は、裕一郎は仕事と偽って休暇を取っていることを知りました。

裕一郎への疑念

裕一郎の行動を不審に思った紗和は、裕一郎の後を尾行しました。横浜のマンションに入っていった裕一郎を近くの公園で待ちます。その後、マンションの駐車場から出て来たのは、助手席に乃里子を乗せた裕一郎の車でした。笑顔のふたりの姿を見て紗和は不安を募らせます。

そんな中、紗和が不倫をしていることを町の人たちが知ります。レストランの従業員絹江は厳しい態度で紗和に接し、あゆは「不倫は恋じゃない」と言い放ちました。紗和が何も言い返せなくなっているところへ、杉崎が戻ってきて紗和を海に連れ出します。紗和は裕一郎に対して抱えている不安を杉崎に吐露しました。一方、裕一郎は紗和と杉崎の様子が気になります。ふたりのすれ違いな生活が続きます。

杉崎の告白のネタバレ

後日、杉崎に連れられて海に出た紗和は、会話の途中で杉崎の様子がおかしいことに気付きます。サーフボードに乗っていた紗和を突然海に突き落とす杉崎。杉崎は紗和の態度や行動に苛立っていました。そして、紗和の不倫の情報を流したのが杉崎であることを告白します。杉崎の妻が死んだのではなく、不倫の果てに杉崎を捨てて出て行ったのだとも言いました。杉崎は自分を裏切った妻と紗和を重ねていました。

杉崎は軽率に不倫の事を話し、「奥さんと別れてくれない」などと言う紗和を厳しく咎めました。そして、泣きそうになる紗和に対して「泣いても罪は許されない」と言い放ちます。紗和は杉崎を残してひとりで帰りました。その後、買い物に出かけていた裕一郎は、紗和の帽子を乗せた杉崎の車を発見します。帽子を持って帰宅した裕一郎は紗和に突っかかります。

裕一郎の態度に紗和は不満を爆発されます。乃里子とこっそり会っていることを責め立てました。裕一郎も離婚に時間が掛かっていることへの苛立ちから声を荒げます。ヒステリーを起こした紗和を、裕一郎は抑え込みます。紗和は一度裏切った人間だから相手のことを信じられない、と裕一郎を信じきれない苦しみを吐き出しました。

乃里子に会いに行く紗和

裕一郎との口論の翌日、紗和は乃里子に会いに行くため、ひとりで横浜へ向かいました。マンションで乃里子と会った紗和は、乃里子が車椅子生活をしていることを知ります。裕一郎はその生活の手助けのために乃里子のところを訪れていたのです。紗和が乃里子の怪我を知った頃、裕一郎は杉崎のレストランに出向いて紗和との関係を恥じることなく伝えていました。

紗和のためにお茶を準備する乃里子は「駅の階段で転んで脊髄を損傷した」と話しました。それを聞いた紗和は乃里子に対して初めて謝罪をします。そして、席に着いた紗和に対して、乃里子は「離婚した後も裕一郎と呼ぶことを許して」と紗和に願い出ます。しかし、紗和は「それは嫌です」と断りました。紗和の返事を聞いた乃里子は「踏ん切りが着いた」と言います。そして「北野君をよろしく」と頭を下げました。

紗和のための結婚指輪を買う裕一郎

疑念が晴れた紗和は、笑顔で裕一郎と向き合って乃里子と会ったことを報告しました。そんな紗和の手を取って裕一郎は指輪を買うことを約束します。その後、レストランに出向いた紗和は、絹江とあゆに対して別れの挨拶をし、不倫の話題で騒がせたことを謝罪しました。そして、幸せになろうなんて思っていない、ただ一日でも長く彼と一緒に居たい、と言いました。一方、裕一郎はひとり結婚指輪を買いに出かけていました。

後日、離婚届の準備が出来たことを裕一郎は紗和に報告します。その日の大学が終わった後に離婚届を受け取ってくると言いました。そして裕一郎は「明日、席を入れよう」と紗和に伝えます。はい、と返事をした紗和に、裕一郎は「結婚式を挙げたい」と言いました。ふたりだけの結婚式を出来る場所を探すと言った裕一郎に、紗和はミルキーウェイの時にホタルを見に行きたいと言いました。

紗和に見送られて出かけた裕一郎は、ホタルの森に寄っていきます。そして、百葉箱の中に指輪を隠していきました。一方の紗和は市場に出かけます。海辺の町は夏祭りの準備で賑やかになっていました。

昼顔の浴衣を着て夏祭りで踊る紗和

市場で絹江と会った紗和は、絹江によって杉崎に引き会わされます。杉崎は前妻に対して何にも言えなかった過去を語りました。そして、妻への怒りを紗和にぶつけてしまったことを謝罪しました。その後、夏祭りが始まります。

夏祭りの会場では絹江が紗和の浴衣を気付けます。浴衣の模様を「朝顔?」と尋ねたあゆに、絹江は「これは昼顔」と答えました。あゆはよくわからないけど紗和に似合っていると言います。気付を続けながら絹江は「昔よその人を好きになったことがある」と告白しました。そして、「女は自分ができないことをやった女が一番嫌いなの」と紗和の帯紐をきつく締めました。絹江は紗和に対して穏やかな表情でほほ笑みました。

昼顔・映画版の結末をネタバレ!

ここからは映画『昼顔』のあらすじの結末をネタバレ紹介します。映画『昼顔』は衝撃の結末を迎えるあらすじだと話題になりました。映画『昼顔』の結末のネタバレを見た人からは賛否両論のネタバレ感想が寄せられています。そんな映画『昼顔』の結末のネタバレを詳細に紹介します。

暴走する乃里子

マンションに訪れた裕一郎を、乃里子は歩いて出迎えます。リハビリが順調だという乃里子は離婚届を裕一郎に渡し、「駅まで送っていく」と車を出しました。駅へ向かう途中、車の中で乃里子と裕一郎は穏やかに談笑します。しかし、乃里子は「裕一郎」と名前を口にしてから様子がおかしくなります。

「美浜まで行く」と乃里子は車を加速させました。その時、紗和は裕一郎に電話を掛けます。電話に出ようとした裕一郎を邪魔するように乃里子は急ハンドルを切りました。紗和は留守番電話にメッセージを残して踊りに加わりました。

乃里子を落ち着かせようと、裕一郎は言葉をかけます。乃里子は脊髄の怪我が、階段から落ちたのではなく、マンションから飛び降りたからだと告げました。裕一郎のいない人生を考えられないという乃里子は、さらに車を加速させます。対向車にぶつかりそうな危険な運転が続きました。

乃里子は「どうして自分ではなく紗和を選ぶのか」と裕一郎に問います。しかし、裕一郎はわからないとしか答えられません。冷静さを失っている乃里子はさらに車のアクセルを踏み込みます。裕一郎が「ただ紗和が好きなんだ」と言った後、車はガードレールを突き破って崖下へと落ちていきました。

裕一郎の遺体のネタバレ

警察を訪れた紗和に警官は「遺体の損傷が激しいからまだ見ないほうがいい」と告げて、裕一郎の遺体が安置されている部屋へ招き入れました。紗和は裕一郎の折れ曲がったメガネや、血の染みついたシャツを手に取り、涙を流します。

その後、警察は別室に紗和を案内し、事故の状況を説明します。裕一郎の遺体が乃里子の実家に戻されると聞いた紗和は不満を口にします。しかし、警察はそれ以上介入できないので、自分で連絡を取るように言いました。紗和は指輪を探し求めて部屋を出行こうとします。ヒステリーを起こした紗和は警察に抑えられます。そして、泣きながら「北野先生」と何度も繰り返しました

乃里子との結末のネタバレ

紗和は一命を取り留めた乃里子を訪ねました。乃里子は松葉杖が必要になる大怪我をしましたが、自分の脚で病院から出てきます。会話をするためにふたりはバスに乗りました。乃里子は「紗和が裕一郎を殺した」と言います。紗和は指輪のことを訪ねましたが乃里子は知りません。

バスを降りたところで転んだ乃里子を紗和は助けます。紗和に礼を言った乃里子は「恨んでもいいのよ」と紗和に言いました。紗和が首を振ると、乃里子は「私はあなたを一生恨むから」と言って去っていきました。

自殺を試みる紗和

失意のうちに美浜の駅へと戻ってきた紗和は、線路にヒールを取られて転びそうになります。そこは以前、紗和が転びそうになった時に裕一郎が支えてくれた場所でした。しかし、もう裕一郎はいません。ヒールをレールから外そうとした紗和は、ヒールから足が抜けた勢いで線路に踏み入りました。そのままホタルのように点滅する電車用の青信号に向かって歩いていきます。

しかし、信号が赤に変わると紗和は歩みを止めて泣き出し、線路の上にへたり込みます。そのまま仰向けになった紗和の視界に入ってきたのは、夜空に広がるミルキーウェイでした。踏切の遮断機が下りると、紗和は目を閉じてそのまま自殺しようとします。しかし、紗和は左手に気配を感じて目を開きます。一匹のホタルが紗和の左手の薬指へと伝っていきました。夜空に左手をかざすとホタルは飛んでいきます。

お腹には裕一郎の子供が!

ホタルの姿を見て冷静さを取り戻した紗和は、線路を外れ、駅のホームへと這い上がりました。季節が変わる頃、紗和は裕一郎の子供を妊娠していることを知ります。そして、裕一郎が残した指輪は、森で遊ぶ子供たちが見つけました。メガネの男の子が麦藁帽子の女の子の左手の薬指に指輪をはめます。

昼顔・映画版のキャストを紹介!

ここからは映画『昼顔』のキャストを紹介していきます。映画『昼顔』のあらすじは紗和と裕一郎、そして乃里子の関係を中心に結末まで進みます。そのため、ドラマ『昼顔』のように他の家庭のあらすじは描かれません。登場人物はドラマ『昼顔』に比べて少なくなっています。

上戸彩(木下紗和役)

映画『昼顔』の主役である木下紗和を演じたのは上戸彩です。ドラマ『昼顔』では笹本紗和という役名でしたが、離婚したので映画『昼顔』では旧姓の木下に戻っています。上戸彩は1985年9月14日に東京で生まれました。1997年の「第7回全日本国民的美少女コンテスト」に出場して芸能界に入ります。2001年の『3年B組金八先生』第6シリーズで性同一性障害を持つ鶴本直役を演じたことで知名度を大きく上げました。

演技派の若手女優として注目を集めると共に、歌手としても活動し、2009年までシングルCDをリリースしていまいた。女優業ではドラマ『絶対零度』シリーズの刑事役から、映画『あずみ』シリーズの美少女剣士役、そして映画『テルマエ・ロマエ』シリーズで見せるコミカルなキャラクターなど、幅広い活躍をしています。また声優としてアニメ『ズートピア』やゲーム『ローグギャラクシー』に出演した経験を持ちます。

斎藤工(北野裕一郎役)

映画『昼顔』のもうひとりの主役である北野裕一郎を演じたのは斎藤工です。1981年8月22日生まれで東京出身です。幼い頃から映画好きだったという斎藤工は、15歳から芸能事務所を自ら探していました。結果的に「インディゴ」に所属してモデルとしての活動をスタートさせます。俳優としてのデビューは2001年の映画『時の香り〜リメンバー・ミー』です。映画評論家や映画監督としての顔も持っています。

俳優としての初期の活動には『ミュージカル テニスの王子様』の忍足侑士役が有名です。『最上の命医』や『臨床犯罪学者 火村英生の推理』といったテレビドラマでは主演を務めました。2018年の『去年の冬、きみと別れ』など映画作品にも多く出演しています。また、2012年の『サクライロ』で映画監督としてのキャリアをスタートさせました。

伊藤歩(北野乃里子役)

映画『昼顔』で裕一郎の妻北野乃里子を演じたのは伊藤歩です。1980年4月14日生まれで東京出身の伊藤歩は6歳の頃からモデルとして芸能活動を始めました。1993年には映画『水の旅人-侍KIDS-』で女優デビューしました。1996年に出演した映画『スワロウテイル』では当時16歳でありながらヌードを披露し、演技力は高く評価されました。その後は広末涼子や池脇千鶴と共演したドラマ『リップスティック』などに出演しています。

声優としての経験もあり、『FINAL FANTASY7』のヒロインのひとりであるティファ・ロックハート役を演じています。『FINAL FNATASY』シリーズには多くの派生作品がありますが、ティファの役は伊藤歩が一貫して担当しています。また、女優業以外の活動としてガールズバンド「Mean Machine」のボーカルを務めた他、「サンボマスター」のゲストボーカルを務めたことがあります。

平山浩行(杉崎尚人役)

映画『昼顔』で紗和が働くレストランのオーナー・杉崎尚人を演じたのは平山浩行(ひらやまひろゆき)です。1977年10月17日生まれで岐阜出身の平山浩行は以前は本名である平山広行という名前で活動していましたが、2009年から現在の平山浩行という芸名を使うようになりました。読み方はどちらも同じです。レザー製品の似あう芸能人に贈られるベストレザーニスト2017を受賞しています。

俳優としてのデビューは2003年のドラマ『高原へいらっしゃい』です。2004年には連続テレビ小説『天花』に出演し、ヒロインと結婚する重要な役どころを演じました。2008年には大河ドラマ『篤姫』で海江田信義を演じました。その後も数多くのドラマや映画に出演し、現在では「大人の色気を感じさせる俳優」という感想も少なくありません。

黒沢あすか(田尻絹江役)

映画『昼顔』で杉崎がオーナーを務めるレストランを切り盛りする田尻絹江を演じたのは黒沢あすかです。1971年12月22日生まれで神奈川県出身の黒沢あすかは10歳で児童劇団に所属して芸能活動をしていました。1990年のビートたけし主演映画『ほしをつぐもの』で映画デビューしています。その後は積極的な女優活動をしていなかったと言われます。

転機となったのは2002年の『六月の蛇』でした。この映画で主演を務めて注目を浴びた黒沢あすかはその後、『嫌われ松子の一生』や『冷たい熱帯魚』といった映画に出演しています。

萩原みのり(松本あゆ役)

映画『昼顔』でレストランのアルバイト店員である松本あゆを演じたのは萩原みのりです。1997年3月6日生まれで愛知県出身の萩原みのりは名古屋でスカウトされて芸能界に入りました。演技のレッスンを受けて2013年のテレビドラマ『放課後グルーヴ』で女優デビューします。2017年の映画『ハローグッバイ』では主演を務めています。

昼顔・映画版の主題歌も話題に!

映画『昼顔』の主題歌はLOVE PSYCHEDELICOの「Place Of Love」です。映画『昼顔』のために書き下ろされたこの楽曲は、映画の雰囲気に合っていると評判です。「Place Of Love」はシングルカットされていません。2017年リリースのアルバム「LOVE YOUR LOVE」に収録されています。その他のLOVE PSYCHEDELICOの有名な楽曲は「LADY MADONNA 〜憂鬱なるスパイダー〜」などです。

昼顔・映画版を見た人の感想・評価を紹介!

映画『昼顔』を見た人の感想や評価を紹介します。ドラマ『昼顔』の結末もハッピーエンドではありませんでしたが、映画『昼顔』ではさらに衝撃的な結末になって驚いたという感想が寄せられています。また、「昼顔」のタイトルが示す通り、映画『昼顔』は「不倫」をテーマにしています。しかし、映画『昼顔』では不倫を肯定的には描きません。『昼顔』の作風はドラマ『昼顔』の頃から一貫しているという感想もあります。

一方で、映画『昼顔』には否定的な感想も多く寄せられています。ドラマ『昼顔』の評判が大変良かっただけに、ドラマ『昼顔』に登場していた重要なキャストの出番が映画『昼顔』に用意されていないなど、ドラマ『昼顔』ファンには物足りなく感じられるところもあるようです。このように映画『昼顔』には賛否両論の感想が寄せられています。

衝撃の結末に驚き!

映画『昼顔』の結末には驚いたという感想が多くあります。『昼顔』は不倫をテーマとしたドラマ・映画であることから、ハッピーエンドはないと予想されていました。

実際、映画ではようやく結ばれそうになった紗和と裕一郎は「死」という方法で永遠に会えなくなります。「示談書」によって別れさせられたドラマ『昼顔』以上に悲しい結末になったという感想が寄せられています。

不倫愛を肯定しない点で終始一貫した映画

映画『昼顔』は不倫を肯定的に描いていない点が注目されています。紗和と裕一郎の感情は純愛と理解されていますが、純愛だからといって報われるわけではないのが『昼顔』のポイントだと言われています。

映画『昼顔』では周りの人に迷惑をかけ、自分たちも傷ついていく様が鮮明に描かれているといった感想が挙げられています。こうした不倫に対する「罪」や「罰」を描く内容は、「ドラマ『昼顔』の頃から一貫している」という感想もあります。

映画版はドラマ版よりも評価が低い?

一方で映画『昼顔』はドラマ『昼顔』よりも評価の低い感想も寄せられています。映画『昼顔』に対してよくあげられているのは、「登場人物に感情移入できない」というものです。映画『昼顔』の主人公である紗和に共感できないという感想を持つ人は多くいるようです。映画『昼顔』は悲しい結末を迎えますが、感情移入できないから感動できないという声もあります。

また、ドラマ『昼顔』の主要な登場人物が出ていないことも、映画版への不満な感想を持つ要因となったようです。ドラマ『昼顔』では上戸彩が演じる紗和以上に、吉瀬美智子演じる滝川利佳子や、北村一輝演じる加藤修が注目を集めていました。こうしたドラマ『昼顔』で人気のあった登場人物が一切出てこないのは「物足りない」と感じられる人も多いです。

昼顔・映画版あらすじネタバレまとめ!

映画『昼顔』のネタバレあらすじと、見た人の感想をまとめましたがいかがでしたでしょうか?映画『昼顔』のあらすじはドラマ『昼顔』に引き続き、不倫を紗和と裕一郎、そして周囲の反応が描かれていきました。映画『昼顔』の衝撃のラストを見た人は「悲しい」というネタバレ感想や、「不倫を肯定しない描き方」を評価するネタバレ感想が挙げています。気になる方は映画『昼顔』をご覧になってみてください。

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