グレムリンのギズモとは?かわいい画像や凶暴に変身する理由も紹介

映画グレムリンのギズモについて、その詳しい設定から性格、かわいい画像までをまとめました。1984年にアメリカで公開された映画グレムリンは、ジョー・ダンテ監督、制作総合指揮をスティーブン・スピルバーグが手掛けた人気作品です。特に作中に出てくる謎の生物・ギズモの人気は根強く、30年以上たった今でも様々なグッズが販売されている程です。この記事ではそのギズモの意外に知られていない魅力的な姿を画像と共に紹介していきます。

グレムリンのギズモとは?かわいい画像や凶暴に変身する理由も紹介のイメージ

目次

  1. グレムリンのギズモはどんなキャラ?かわいい画像も紹介!
  2. グレムリンとは?
  3. グレムリンのギズモはどんなキャラクター?
  4. グレムリンのギズモが凶暴に変身する理由とは?
  5. グレムリンのギズモのかわいい画像7選!
  6. グレムリンのギズモはかわいいだけじゃない魅力的なキャラクターだった!

グレムリンのギズモはどんなキャラ?かわいい画像も紹介!

ふわふわな毛並みに大きなつぶらな瞳、少し低めの鼻と大きな耳。そんな愛らしい姿のギズモを中心に描かれたのが映画グレムリンです。この映画を見たことのない方も、どこかで一度はこのかわいい姿を目にしたことがあるかもしれません。そんなギズモの愛すべき性格やストーリーをかわいい画像と一緒に紹介していきます。

グレムリンとは?

妖精グレムリン

そもそもグレムリンとは、ヨーロッパの伝承などに登場する妖精の名前で、主に機械に悪戯をする妖精として知られていました。どの家にも1匹はグレムリンが棲みついていて、その好物はチューインガムや飴と言われています。身長50㎝、体重8㎏。その姿は飛行ジャケットやズボンを着ていたりとユニークに描写されています。

かつては人間に発明の手がかりを与えたり職人達の手助けをしていましたが、人間が彼らに敬意や感謝をせずにないがしろにしたため、次第に人間を嫌って悪さをするようになったと言われてます。特に20世紀に入って航空機が発達し始めると、パイロット達の間で原因不明のエンジントラブルを引き起こす原因と考えられる様になり、その姿や所業などがパイロット達の間に広まっていきました。

映画グレムリン

映画グレムリンはこの伝承をモチーフに作られたホラーファンタジー映画。監督は「トワイライトゾーン」(1983年)などを手掛けたジョー・ダンテ。制作総合指揮は「ET」「ジョーズ」などを監督したスティーブン・スピルバーグ、脚本は「グーニーズ」「ヤング・シャーロック」のクリス・コロンバスと、とても豪華な製作スタッフで作られた作品です。

しかし当初のクリス・コロンバスのオリジナル脚本はとてもホラー色の強いものでした。グレムリンがマクドナルドを襲撃してハンバーガーではなく客を食べてしまったり、母親や愛犬が無残に殺されてしまったり、極めつけはギズモ自身が変身してグレムリンのリーダーとなって暴れるという展開のホラー脚本でしたが、途中で現在のかわいいギズモが出てくるファンタジー映画路線に変更されました。

映画グレムリンの中では、グレムリンはモグワイという謎の生き物として登場します。後に出版された小説版(ジョージ・ガイプ著)で追加された設定では、モグワイはある星の科学者モグターメンが作り出したどんな気候にも適応する生物で、性格は温和。実験的に地球に送りこまれてきた宇宙生物となっています。その内の1匹のモグワイが降り立った地が台湾で、その後中国人の老人に飼われるようになったのがギズモという設定です。

続編の映画が作られたのは1990年、映画グレムリン2 -新・種・誕・生-です。前作の6年後の世界を描いた作品で、監督は同じくジョー・ダンテ。今度は大都会ニューヨークを舞台に新種のグレムリンが暴れだします。見どころはパロディとユーモアが詰まった作風と、バイオ液体を飲んで進化したグレムリンたち、撮影技術の進歩により表情や動きがとても繊細になってさらにかわいくなったギズモです。

グレムリンのギズモはどんなキャラクター?

ギズモの名前の由来

物語は発明家であるランダル・ペルツァーが、息子ビリー青年のクリスマスプレゼントとしてチャイナタウンの怪しげな骨董店から1匹のモグワイを買ってくる場面から始まります。店主は「売り物ではない」と断りますが、お金が欲しかったその孫によって、モグワイは200ドルでビリーの家にやってきます。父ランダル・ペルツァーが付けた名前は「ギズモ」。「新商品」という意味の言葉だそうです。なんとも発明家らしい名前です。

身長と体重は?

プレゼント包装された箱の中から出てきたのは、身長10インチ(約25㎝)、体重1.5㎏のモグワイ。大きさはちょうど1Lの牛乳パックと同じくらいでしょうか。でも体重は牛乳パックよりも1.5倍も重いのですから、ギズモはちょっとぽっちゃり体形なのかもしれません。

性格は臆病でおとなしい?

確かにギズモは悪戯好き言われる他のグレムリンとは違っておとなしめの性格です。暴力的なことは一切嫌いで、大きな目をキョロキョロさせて凶暴なグレムリンたちに怯える姿が印象的です。

しかしギズモは、実はあまり人見知りではありませんし意外とフレンドリーな性格でもあります。ビリーの家に着いた時、たぶん初めて出会ったであろう犬、バーニーともすぐに鼻先をつき合わせて挨拶をしています。好奇心も旺盛で、テレビを見るのは大好きですし、映画の2作目では出てはいけないと言われたにもかかわらず、隠れ場所から飛び出して知らない場所の探検を始めてしまいます。

言葉が喋れる?

モグワイは知能が高くモグワイ語もあるようですが、人間の言葉も簡単な単語なら喋ることができます。最初にビリーの家にきた時から、自分のことを「モグワイ」と言って自己紹介しています。基本的に人間が話しかけている言葉は全部理解しているようで、頷いたり首を振ったりのかわいいリアクションを返してくれます。学習能力も高く、人間の言葉をすぐ反復して覚えているようです。

しかしここで洋画ならではのちょっとした問題が。字幕版で観ている場合は、最後の重要なシーンを除いて、ギズモのセリフにほぼ字幕は入りません。一方日本語吹き替え版の場合は、ちょくちょく理解できてしまう日本語がギズモのセリフとして聞こえてくるのです。想像力逞しくギズモのおしゃべりを堪能するならば字幕版の方がお薦めかもしれません。

音楽が大好き

父ランダル・ペルツァーがギズモに出会ったきっかけも音楽でした。たまたま入った店の隅でかわいい声で歌っていたのがギズモだったのです。その後もビリーが弾くキーボードに合わせて上手に歌ったりトランペットを吹いたり、2作目では音楽が鳴ると思わずリズムをとって踊りだしちゃうシーンなどがあり、ギズモの音楽好きがよくわかります。

グレムリンのギズモが凶暴に変身する理由とは?

モグワイを飼うには必ず守らなくてはならない3つのルールがあります。1つ目は、光に当ててはいけない。特に日光に長時間当たると死んでしまいます。2つ目、水をかけたり濡らしてはいけない。飲ませてもいけない。3つ目、どんなに欲しがっても真夜中12時過ぎに食べ物を与えてはいけない。これらのルールが破られた時、モグワイは恐ろしい変身を遂げるのです。

1つ目のルールは死んでしまうのでダメだと理由がわかります。2つ目は?実は水がかかるとモグワイは痙攣して苦しみ、背中から毛玉が数個分裂して飛び出します。それらが徐々に大きくなりものの数分で新しいモグワイの個体となるのです。細胞分裂のようですが、生まれたモグワイたちは元のギズモとは体の模様も性格も少し異なります。グレムリン本来の悪戯好きの面や粗暴さが表れて、ギズモをいじめたり仲間外れにしたりします。

そして実は3つ目のルールが一番重要でした。これさえ守っていればあの悪夢のような事件は起こらなかったはずなのです。アクシデントにより夜中の12時を過ぎて食事をしていまったモグワイは、翌朝ベトベトの粘液で覆われた不気味な繭に変身しています。数時間後、この中から更に変身して現れるのが正真正銘の凶暴なグレムリン(小悪魔)なのです。

体長は70㎝程度に巨大化し、ふわふわの毛がなくなったグレムリンは爬虫類のような皮膚と鋭い牙、尖った爪で町中を恐怖に陥れます。変身前に比べて理性や知能が低下しているのかその暴れっぷりはすさまじく、残酷である意味無邪気に人々を襲っていきます。ギズモも毎回その被害に遭います。ダーツの的にされたり、おもちゃの汽車に轢かされたり、散々な目に遭っているのです。

ただ、このグレムリンたちのどこか人間ぽい行動と底抜けの陽気さが、この映画を子供から大人まで楽しめる映画にしています。夜明けが近くなると映画館や地下のホールに集い、ポップコーンを食べながら白雪姫の映画を観て、みんなでハイホーを歌ってみたり仮装してみたり。変身して凶暴になってもどこか憎めないグレムリンなのです。

グレムリンのギズモのかわいい画像7選!

大きな目がかわいい!

何と言ってもかわいいのはこの大きな目!普段はあまり見開いたりはしませんが、驚いたときや上目づかいに見上げるその大きな目がとても表情豊かで癒されます。画像は映画グレムリン2でビリー青年に再会した直後のシーン。つぶらな瞳と嬉しそうな笑顔がとてもかわいい瞬間の画像です。

大きな耳もかわいい!

まさに妖精の象徴とも言えるグレムリンの大きな耳。その時の感情とともに上がったり下がったりする、この大きな耳が何ともいえずかわいいギズモです。画像は一緒に住んでいたおじいさんが亡くなって、耳を下げて悲しむギズモ。寂しい気持ちを耳と表情で表しています。

でも体は小さくてかわいい!

でも体は小さなギズモ。外出の時は日光に当たらないように小さな箱の中に入ります。凶暴に変身したグレムリンたちから避難する時は、ビリーのリュックにすっぽりと収まりちょうどいいサイズ感です。リュックの口から顔をのぞかせてる姿がかわいい画像。

手先が器用でかわいい!

体は小さくても、手先は意外と器用なギズモ。手と足の指はそれぞれ4本づつですが、その小さな指でクリップを伸ばして、只今変身したグレムリンたちに対抗する武器を製作中。ちょっと得意げな表情もかわいいです。

短い脚もかわいい!

腕と同様、脚もとても短いギズモ。この短い脚でてくてく歩く姿は思わず魅入ってしまいます。特に見どころは2作目。骨董店のおじいさんが亡くなって、再開発のため壊される店から逃げ出すシーン。ギズモは短い脚で懸命に走って逃げるのです。普段はおっとりとした動作が多いギズモの、貴重且つかわいいシーンです。

踊る姿がかわいい!

音楽が大好きなギズモ。捕まって連れてこられた研究所でも、音楽が流れたら踊り出さずにはいられません。檻の中から出てきて体を揺らしながらノリノリのリズムで踊りだします。楽しそうな表情と交互に広げる小さな手がかわいい画像です。

コスプレがかわいい!

これはわかる人にはわかる?映画ランボーのコスプレです。ギズモは前にテレビで観たかっこいいいランボーに密かに憧れていたのでしょう。このシーンの前からきちんと映画ロッキーのようにトレーニングを積み、装いも武器も完璧に整えての登場です。すっかりなりきってる顔もかわいいギズモの画像です。

ぬいぐるみもかわいい!

世界中で人気のあるグレムリンの商品は数多く販売されています。その中でもぬいぐるみというアイテムはギズモのかわいさがとてもよく表現されていて、ギズモファンにはたまりません。喋るぬいぐるみや踊るぬいぐるみもありますが、変身するぬいぐるみというのも案外かわいいのです。ギズモは言うまでもなくかわいいのですが、変身したグレムリンも意外に愛嬌があってかわいい画像です。

グレムリンのギズモはかわいいだけじゃない魅力的なキャラクターだった!

やる時はやる!

ギズモはただかわいいだけではありません。ギズモだってやる時はやるのです。最初は変身したグレムリンたちの悪逆非道な行動をただ怯えて見ているだけのギズモでしたが、あることをきっかけに、勇気を振り絞って立ち上がります。それが親友ビリー青年のピンチだったです。

百貨店の中に逃げ込んだグレムリンのリーダー・ストライプと戦っているビリーを助けるために、ギズモはおもちゃ売り場でピンクのバービー人形用車に乗って走りだします。気分はビリーの家のテレビで見ていたかっこいいヒーローそのもの!すっかりなりきっています。

クールな表情に軽快なハンドルさばき!落ちている障害物をものともせずに百貨店の中を走り抜けます。その前のシーンまでグレムリンに怯えていたギズモと同じとは思えない奮起ぶりです。これも偏に親友ビリーを助けたいがため。正義感が強く心優しいギズモです。

2作目では進化したスパイダーグレムリンに向かって、ランボーに扮したギズモが火のついたマッチの矢を射る場面もあります。どうでしょう、このランボーっぷりは!かわいいだけではなく、このように勇敢でかっこいい姿もギズモの魅力の一つです。

最後にギズモが伝えたかったこと

グレムリンたちが大事件を起こしたせいで、ギズモが元いた骨董店の店主がモグワイを取り戻しにビリーの家を訪れます。店主のおじいさんを「パパ」と呼んで慕っている様子のギズモ。帰ることに異存はないようです。でもドアを出ていく直前に店主がビリーを振り返って「君に何か伝えたいことがあるそうだ」と言います。そのギズモが発した言葉はたった一言。

「Bye Billy」。他の言葉で伝える術のないギズモの、精一杯の感謝の気持ちだったのでしょう。それまで単語を繰り返すことしか出来なかったギズモが、初めて自分の気持ちを言葉で表したのです。短くて切ない、ギズモのお別れの挨拶。でもこの一言で2人はしっかりと友情を確かめ合いました。心優しいギズモの魅力がたくさん詰まった最後の名シーンです。

かわいいだけではないギズモの魅力は、まだまだ映画の中に散りばめられています。ちょっと茶目っ気があったり悪戯好きだったり、怒ったり悲しんだり笑ったり、表情豊かなギズモにはまだ隠された魅力があるのかもしれません。この映画を観たことがある方もない方も、もう一度グレムリンの映画の中で魅力的なギズモを探してみてはいかがでしょうか?

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ