2018年07月31日公開
2018年07月31日更新
ララランドのあらすじ・結末をネタバレ!切ないストーリーの感想は?
2016年8月31日に公開された大ヒット大ヒット映画『ララランド』2016年最高の映画のひとつとして称賛されており、数々の賞を受賞しています。ララランドのあらすじはピアニストの恋愛をえがいたストーリーになっており、うらやましくも悲しいストーリーになっています。今回はそんなララランドのネタバレあらすじや、登場人物、映画ララランドを見た人の感想などを紹介します。
目次
ララランドのあらすじや結末をネタバレ紹介!
世界的ヒット映画『ララランド』ライアン・ゴズリングとエマ・ストーンが主演を務めたミュージカル・ロマンティック映画で、衝撃的な結末で話題になった映画です。今回はそんなララランドの結末までのネタバレあらすじやララランドの意味、そしてララランドの登場人物や映画『ララランド』を見た人の感想などを紹介します。
ララランドとは?
ララランドは2016年に8月31日に公開され、あまりの好評に2016年最高の映画の1つとまで言われる作品になります。ララランドの脚本と監督はデミアン・チャゼルがしました。ララランドの脚本は2010年に執筆をされていたのですが、ララランドにこだわりがあったデミアン・チャゼルは脚本に変更を加えないで撮影できるスタジオを見つけることが出来ませんでした。
しかし、2014年にデミアン・チャゼルが監督を務めた『セッショル』が商業的な成功をしたことにより、サミット・エンターテインメントが『ラ・ラ・ランド』の製作に合意してくれました。
映画が公開されてからは2016年8月31には第73回ヴェネツィア国際映画祭のオープニング作品として上映されて、アメリカで公開された時には3000万ドルかかった製作費用に対して世界で約3億7,000万ドルの興行収入を得ました。
ララランドのタイトルの意味
ララランドには主に3つの意味があり、1つはカリフォルニア州ロサンゼルス。二つは現実離れした世界、おとぎの国。そして最後に現実から遊離した精神状態という3つの意味があります。
ララランドの登場人物
ララランド登場人物:セバスチャン(ライアン・ゴズリング)
ララランドの主役であり、少し生意気なジャズピアニスト。演じているのはライアン・ゴズリングであり、カナダ生まれの俳優で数々の映画に出演して『ラースと、その彼女』ではゴールデングローブ賞を獲得するなどの経歴を持ちます。
ララランド登場人物:ミア・ドーラン(エマ・ストーン)
ララランドでセバスチャンと互いに関係をもち、ハリウッド女優を目指していたミア。演じていたのはアリゾナ州生まれのエマ・ストーンです。過去にはアメイジングスパイダーマンのヒロイン役などを務めた経歴がある女優です。
ララランドのあらすじ・結末をネタバレ!
ララランド結末までのネタバレあらすじ『プロローグ』
ロサンゼルスの高速道路では、いつものように渋滞をしています。ドライバーのに人たちは車の中で音楽を聴いて暇をつぶしています。そして1人の女性が突然車に出て歌い始めたのをきっかけに、渋滞の車の中から全員が出てきてララランドオープニング曲のAnother Day of Sunを踊りだします。その人数ははるか先まで続いており、歌が終わると車に戻って渋滞が再開されます。
ララランド結末までのネタバレあらすじ『冬』
ミアは電気自動車のに乗っていました。この日は映画俳優のオーディションがある日で、ミアは車の中でオーディションの電話シーンを練習をします。渋滞が少しすいても練習に夢中で車を前進させないため後方にいたセバスチャンがクラクションをならしますが、練習に夢中で動きません。仕方がなく、セバスチャンは横の車道から追い抜きます。
ミアは将来はハリウッド女優という大きな夢を持っていました。そしてワーナーブラザーズの入居するビルのコーヒーショップでアルバイトをしながら日々ハリウッド女優を目指してオーディションを受けています。コーヒーショップには数多くの女優が来店し、ミアはいつかこのようになりたいと憧れを抱いています。しかし、その日のオーディションの結果は最悪でした。
コーヒーショップでのバイトを早く上がり、急いで向かっていたのに客のコーヒーを服にかけれてしまいます。そしてジャケットを羽織りコーヒーの痕を隠してオーディションに臨みますが、演技をしても審査員の好評はえられず落選してしまいます。一方のセバスチャンは家に帰る道中に、自分が気に入っているジャズクラブのタパスが開いているのを見かけます。そして家に帰ると姉が家にいました。
前に騙されて、お金がない事を見透かされてしまったセバスチャンは姉からちゃんとした定職につくよう叱られてしまいます。ミアはさんざんなオーディションから帰宅して、ルームメイトでミアと同じようにハリウッド女優を目指している3人と一緒にハリウッドであるパーティーに出かけないかと誘われます。ミアは今日の結果であまり気乗りをしなかったが、3人に誘われてついていきます。
ミアたちはパーティーに向かい、パーティー会場では思っていたよりも何もなく、あまり仕事でのいい出会いもなく1人でうつむきながら帰宅しようと考えていましたが、災難なことに自身の電気自動車は駐車禁止でレッカー移動されており、仕方なく歩いていたらすぐ近くにあるジャズバーからピアノの音色が聞こえてきて思わずジャズバーに向かいます。
そしてジャズバー『リプトンのバー』にミアは入り、その中ではセバスチャンがピアニストとして演奏をしていました。ジャズバーの支配人であるビルからクリスマスにぴったりな曲を演奏してくれと言われていたセバスチャンですが、その指示をつい無視してしまい、自身で考えたフリージャズを弾いてしまっていました。そしてセバスチャンはビルの指示を無視したことによりクビになってしまいます。
ララランド結末までのネタバレあらすじ『春』
それから春になり、ミアはプールパーティーに出席をしており、そこでセバスチャンを見かけます。セバスチャンがいたのはプールサイドでおこなっている遊びのパーティーバンドで赤い洋服を着てキーボードギターを演奏していました。そして演奏が終わり、セバスチャンが以前会った時に突き飛ばしてしまったことを謝ります。プロミュージシャンに「I RAN」のような曲はNGだと言い張ります。
2人はあまり良くない状況で自己紹介をすまし、ミアはパーティーで知り合った胡散臭い脚本家に「3匹の子熊」に4匹目を出すんだと話しかけれていました。ミアはその脚本家から離れるために横を通ったセバスチャンに話しかけてミアたちは一緒にパーティー会場から出ていきます。ミアとセバスチャンは駐車場の綺麗な夕日が見える場所まで移動します。
ミアとセバスチャンは夜景を見ながら、見慣れた景色だと言いながら靴を脱ぎ捨てて代わりにタップシューズに履き替えます。そしておしゃべりをしながらダンスに興じます。ミアたちはひとしきり踊り終えると、ミアの携帯にボーイフレンドのグレッグから電話がかかってきます。ミアはセバスチャンに別れをいい、近くに移動させられていたプリウスに乗って帰宅します。
それからもミアは様々な役に挑戦しオーディションを受けるのですが、あまり良い結果が出ることはなくずっとコーヒーショップでのアルバイトが続いていました。するとコーヒーショップにセバスチャンが訪れてきました。ミアはアルバイトが終わり、セバスチャンと共にハリウッドを2人で途方もなく歩き続けます。そしてミアは自分が叔母さんの影響でハリウッド女優を目指すきっかけになった事を話します。
セバスチャンもひと昔のジャズが好きなことや自身の事を話し合った結果、2人は少しずつ打ち解けていきました。その後セバスチャンは特にジャズが好きではないと言っているミアをジャズバーに連れていきます。そしてミアに本物のジャズを聴かせます。ミアは翌週の月曜日10時に学園の映画『OH』のオーディションに受かります。セバスチャンは祝いにミアを一緒に映画に行こうと誘います。
ですが、実際にオーディションに行ってみると結果は最悪なのでした。審査員には顔すら見てもらえずセリフを1行読んだだけで落選してしまいます。ミアは落ち込み家に帰り、後の予定であるボーイフレンドのグレッグとグレッグの兄との食事とセバスチャンとの待ち合わせが重なってしまいます。しかし、セバスチャンの連絡先を知らないミアはそのままグレッグたちと一緒に食事を食べに行きます。
ミアはグレッグとの食事中にもセバスチャンの事がどうしても気になってしまい、あまり興味のない中国の話しなどしかしないグレッグの兄との食事から途中で抜け出して、ミアはセバスチャンとの待ち合わせをしていた『リアルト』に向かいました。セバスチャンと一緒に見るはずだった映画はすでに始まっていました。ミアは映画会場に入り、上からセバスチャンを探して横に座ります。
そして2人は映画『大いなる反抗』を見ている内に良い雰囲気になりました。その後はお互いの手を握り、キスを交わそうとしようとした瞬間に機材のトラブルで上映が止まってしまいます。上映は中止になり、2人は映画を出て『グリフィス天文台』に向かいます。そして2人はデートを楽しみ天文台の中でプラネタリウムを見ている途中にミアとセバスチャンはキスを交わします。
ララランド結末までのネタバレあらすじ『夏』
ミアとセバスチャンの交際は順調に進み、セバスチャンがミアに提案して脚本を書くようになりました。そして2人はそれから秋に1人舞台をする企画をします。ミアとセバスチャンがデートするときはセバスチャンがミアの家の前でクラクションを鳴らすことが合図となっていました。いきつけのバー『LIGHTHOUSE』にいってセバスチャンが将来は自分でジャズバーを経営したいと夢を語ります。
ミアはキースの店の為に店名とロゴ(SEB’S)を提案しますが、セバスチャンは「CHICKEN ON A STICK」と言う店名にこだわります。セバスチャンは歴代のジャズミュージシャンのチャーリーパーカーのあだ名である『バード』にちなんだ店名にしたかったようです。そして2人はその日の夜「CITY OF STARS」という歌を一緒に歌い、セバスチャンはミアの為も思ってキースのバンドである『メッセンジャーズ』に入りました。
セバスチャンは定職にはついていなく、ミアの為にもお金が必要なのでこだわっていた古き良きジャズとは違うタイプのキースバンドに入ります。ミアはメッセンジャーズのライブを見に行きますが、若者向けの音楽ばかりであり、セバスチャンが好きではない曲ばかりに困惑してしまいます。
ララランド結末までのネタバレあらすじ『秋』
季節は秋に差し掛かり、ミアは1人芝居の最終調整に入っていました。そして沢山の招待状を送ります。セバスチャンのバンドは順調に人気を集めたことにより、ツアーに出ていきました。セバスチャンとミアはなかなか会えることのない日々を過ごしていましたが、セバスチャンはミアの為にサプライズをかんがえています。久々にあったミアに、セバスチャンはツアーに同行してくれないかと頼みます。
しかし、ミアは1人舞台の日にちが後2週間に迫っていたので断るしかありませんでした。セバスチャンのツアーが終了しても、次々にレコーディングやツアーなどの仕事が入っており、ツアーは2年も続くことになります。ミアは本格的に活動を始めたセバスチャンにこれが本当にやりたかったことなのか、これで満足しているのかと言います。
セバスチャンの気持ちはいまだにジャズに惹かれていますが、ミアに成功して欲しくないからそんなことが言えるんだろと言ってしまい、せっかく心配をしてくれたミアを泣かせて出ていかれてしまいます。そしてミアの1人舞台の当日になり、セバスチャンはキースから写真の撮影があるから残っててくれと言われます。そしてあまり気乗りがしない写真撮影をしかめっ面で適当に終わらせます。
そして急いでミアの1人舞台に駆けつけますが、すでに舞台は終わっていました。ミアの1人舞台の観客は10人そこらしかいなくお客さんからは大根芝居などの悪評が聞こえてきます。それを耳にしたミアは落ちこんでしまい、セバスチャンが慰めに来ますがそれを振りほどき、ニアはそのまま実家のネバダに帰ってしまいます。
出典: http://tanpan.jp
ミアが実家に帰ってから少し日がたち、偶然にもミアの1人舞台を見ていた映画関係者から高く評価してもらい、映画のオーディションがあるから欲しいと考えていてセバスチャンにミアの連絡先を教えてほしいと連絡がありました。しかし、ミアと連絡が取れないセバスチャンはミアの実家を探して直接会いに行きます。そして映画のオーディションの話をし、必死の説得の後連れ戻しました。
そして次の日の8時にミアはセバスチャンと共にオーディションに向かいます。オーディションでは自由演技を求められて、パリに帰った叔母がセーヌ川に飛び込んで、その行為に憧れを抱いたという歌を全力で歌います。そしてオーディションの後にミアとセバスチャンはこれからツアーなどであえなくなるため、それぞれの夢の為に2人は関係をいったん保留としました。
ララランド結末までのネタバレあらすじ『5年後の冬』
セバスチャンとの関係を保留にした後に、ミアはオーディションに合格してハリウッド女優の道を段々と進んでいました。そしてセバスチャンとは違う別の男性と交際して後に婚約し、子供も生まれていました。セバスチャンはバンドをやめて、以前から夢であったジャズバーを開くことが出来ました。そしてミアは夫と一緒にハリウッドでおこなわれているイベントに出席してその帰り道に高速道路で渋滞に捕まります。
ミアと夫は渋滞の高速道路を降りた後に、そのまま夕食に出かけました。そして夕食が終わり車に戻ろうとした時に、ミアの耳に聞きなれたジャズが聞こえてきました。ミアは思わず音の方向に向かうと、そこには「SEB’S」と書かれた看板がかかっており、その中ではセバスチャンがピアノの演奏をしようとしているところでした。セバスチャンはピアノでミアとの思い出の曲である「CITY OF STARS」を演奏していました。
セバスチャンはピアノを弾きながら空想に浸ります。その空想ではクリスマスの日に2人は出会うとキスを交わします。セバスチャンはキースとの会話もなく、ミアの1人舞台は満員になり舞台が終わるとセバスチャンは立ち上がり拍手を送ります。そしてミアとセバスチャンは一緒にパリに住み始めてパリではジャズ演奏家として活動を始めます。ミアとは結婚して子供も授かり、ミアと共にジャズバーに通います。
このような空想をした後にセバスチャンの演奏が終わり、ミアは夫と共に静かに席を立って店を出ていこうとします。すると出ていく時にふと、後ろを振り返ったミアの先には、寂しそうに微笑むセバスチャンがいました。
ララランドを見た感想は?ネタバレ注意!
ララランドを見た人のネタバレ感想:1
ララランドの感想ではこの映画の題材になっているミュージカルロマンティックの通り、途中でミュージカルが入ります。そしてミュージカルの評判が良く、声を張り歌うミュージカルのイメージだけではなくささやくように歌い上げるのがよかったとの感想が多数ありました。そして映画のシーンになぞられた情景で表情や声質を使い分けて歌っています。
ララランドを見た人のネタバレ感想:2
ララランドを見た人の感想ではミュージカルで踊るときなどに、普通のミュージカルでは考えられない車のボンネットや屋根なども活用し、カメラを長尺で回し動いて躍動感あふれる圧巻のミュージカルに衝撃を受けたと言う感想があります。
ララランドを見た人のネタバレ感想:3
ララランドを見た人の感想では多くの人が共感を持ったという感想がありました。ミュージカルも素敵なのですが、それよりも現実や恋愛関係、そして人生の選択など誰もが体験することが描かれているためララランドを見た人は過去の自分や今の自分に重ねてしまうようです。
ララランドを見た人のネタバレ感想:4
ララランドを見た人の感想では特にラストの展開が衝撃的だったという感想があり、映画ララランドの中盤までは上手くいきすぎているくらいのラブロマンス映画でしたが、その期待を大きく外れてラストでは怒涛の展開でララランドを見た人を魅了させました。あまりハッピーエンドが好きではない人でも最後は2人の関係が上手くいってほしいと願ってしまうと言った感想がありました。
ララランドを見た人のネタバレ感想:5
ララランドを見た人の感想ではかなり前評判がよかった映画だったために、実際に見てみるとあまりよくはなかったという感想が多数ありました。特に言われている感想としてはミュージカルのダンスや歌、カメラワークや編集のテクニックなどの評価は高いのですが、ストーリーに問題があると言われており、見る人によってはありきたりで内容がスカスカだという感想があります。
ララランドを見た人のネタバレ感想:6
ララランドやっと観賞。映像と音楽が良い!セッションの監督だと言うから観てみたら、ミュージカル苦手だけど観て良かったと思う作品。ストーリーは王道だけど、だからこそ音楽や映像が活きてると思う。そしてファッションが素敵すぎる。ライアンゴズリングかっこよすぎるしエマストーン可愛すぎる。 pic.twitter.com/hNRE62ngwl
— まる (@O7nRu) July 26, 2018
ミュージカル映画が苦手という人は多く、それでも話題だからと一度見てみるとミュージカルが苦手な人でも1度は見てもらいたい映画だという感想があります。ストーリーもかなりの王道のラブロマンスを描いており、見やすい映画となっています。特に注目されているのはファッションであり、イエローにレッド、ブルーなどのビビッドな色が多く素敵だと言う感想もあります。
ララランドを見た人のネタバレ感想:7
ララランドのサントラ聴きながらオムライス作るの楽しい🍳👩🍳
— Chocolate (@movieeery) July 29, 2018
Another Day Of SunとSomeone In The Crowdが特に!ララランドは10代のときに観なくてよかったと思う。きっと理解できなかった。人生で欲しいものを全て手に入れるのはすごく難しいことだ。ララランドは人生!👏 pic.twitter.com/rs4sObzq0d
ララランドを見た人の感想では人生経験を積んできたからこそ感じる物があると言った感想が多く、恋愛や仕事のことなどで色んな壁が立ちはだかるミアとセバスチャンに感情移入してしまうと言った感想がありました。
ララランドを見た人のネタバレ感想:8
ララランド思った以上に悲しい終わり方でびっくりした。
— こまき🖇 (@Koma_Bhawks) July 26, 2018
ララランドを見た人の感想で特に話題になったのが、パッケージや前評判からは考えられないほどの悲しい結末で賛否両論になっています。中盤まではかなりいい雰囲気が続いていたのに終盤でいきなり悲しい結末になることにつまらないと言った感想や、逆に予想外な結末に驚き称賛する感想も多数見受けられます。
ララランドは夢を追う恋人たちの切ないラブストーリーだった
以上、ララランドの結末までのネタバレあらすじや登場人物の紹介やララランドを見た人の感想などを紹介しましたが、話題になったうらやましくも切ない結末の大人気映画ララランドが気になったら是非、映画ララランドを視聴してみてはいかがでしょうか。