マリアンヌの映画あらすじは?ブラッド・ピット主演作の結末をネタバレ紹介

映画『マリアンヌ』のあらすじをネタバレ紹介しています。ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールというアカデミー賞にも縁の深いふたりを主要キャストに迎えた映画『マリアンヌ』。監督は『バックトゥザフューチャー』や『フォレスト・ガンプ/一期一会』で知られるロバート・ゼメキスです。豪華なスタッフの集まった映画『マリアンヌ』は肯定的な評価が多く寄せられています。この記事ではそんな映画『マリアンヌ』の結末までのネタバレあらすじはもちろん、映画のキャストや感想についてもまとめました。

マリアンヌの映画あらすじは?ブラッド・ピット主演作の結末をネタバレ紹介のイメージ

目次

  1. マリアンヌの映画あらすじをネタバレ!ブラッド・ピット主演作の結末も紹介
  2. マリアンヌの映画あらすじをネタバレ!
  3. マリアンヌの映画の結末をネタバレ!
  4. マリアンヌの映画は実話だった?
  5. マリアンヌの映画の謎や疑問をネタバレ解説!
  6. マリアンヌの出演キャストを紹介!
  7. マリアンヌの映画の評価を紹介!
  8. マリアンヌの映画は素晴らしい作品だった!

マリアンヌの映画あらすじをネタバレ!ブラッド・ピット主演作の結末も紹介

映画『マリアンヌ』のあらすじを結末までネタバレ紹介しています。ブラッド・ピットとマリオン・コティヤールを主演に迎えた映画『マリアンヌ』は、多くの名作映画を生みだしたロバート・ゼメキス監督作品として高い注目を集めた映画でした。視聴した人からは概ね高評価を得ている映画『マリアンヌ』。この記事ではそんな映画『マリアンヌ』のネタバレあらすじはもちろん、キャストや感想についても紹介しています。

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マリアンヌの映画あらすじをネタバレ!

まずは映画『マリアンヌ』のあらすじをネタバレ紹介していきます。第二次世界大戦を時代背景に、スパイ活動をするふたりが出会うところから始まるあらすじです。あらすじの前半はモロッコの都市カサブランカを舞台に活動し、あらすじの中盤からは舞台をロンドンに移します。映画全編を通してふたりの関係や心の変化にスポットが当てられており、脇役となるキャストの描写は控えめです。

マックスとマリアンヌの出会い

第二次世界大戦中の1942年、連合国側の諜報員マックス・ヴァタンは極秘作戦のためにモロッコの砂漠に降り立ちました。迎えに来た別の諜報員の車に乗ると「紫のハチドリのドレスを着た女」と会うように言われます。マックスは何もない砂漠からカサブランカの街へと移動しました。

カサブランカのクラブでマックスはマリアンヌ・ボーセジュールいう名の女性諜報員と会います。ふたりは合流直後から夫婦という設定に沿った演技でその場に溶け込みました。クラブを後にしてアジトへ向かう車の中、マックスはマリアンヌに改めて挨拶をしますが、マリアンヌはマックスのケベック(カナダ)訛りが酷いことを指摘します。

ふたりの任務はナチスの大使を暗殺することでした。カサブランカで夫婦として暮らしながら、任務の準備を進めていきます。任務のために夫婦を演じていましたが、次第にふたりは惹かれ合っていきました。

作戦終了後結ばれるふたり

暗殺作戦の当日、ふたりは死ぬことも覚悟していました。暗殺作戦は予定通り、他の諜報員が起こした外の爆発騒ぎを合図に決行されます。会場に隠されていた武器をつかってマックスとマリアンヌはナチスの高官を射殺しました。怯える会場の来賓客の中にはマリアンヌの友人もいました。

大使館での暗殺任務は無事に成功したふたりはその場を脱出します。マリアンヌは生きて作戦を終えることを喜びました。逃走用の車の中で、マックスはマリアンヌにプロポーズしました。ふたりはロンドンで本当の夫婦になります。ささやかな結婚式にはマックスの妹も祝いに訪れました。

ロンドンにやってきた頃にはマリアンヌはすでに妊娠していました。ロンドンへの空襲も激しさを増す中、マリアンヌはマックスの子供を産みます。生まれた娘をアナと名付けました。

1年後の疑惑

アナが生まれてから1年後、ロンドンの郊外ハムステッドで穏やかな日々を過ごすマックスでしたが、イギリスの特殊作戦執行部高官に呼び出されて「マリアンヌにドイツのスパイの嫌疑が掛かっている」と知らされます。Vセクションはロンドンからベルリンへの不審な通信を察知していました。情報源は「フロイライン」と呼ばれていることや情報の発信地域の特定から、マリアンヌが疑われています。

マリアンヌへの嫌疑が信じられないマックスは抗議しました。マリアンヌの経歴を語り、ふたりが出会ったカサブランカでの暗殺任務についても話します。しかし、特殊作戦執行部の高官は「本物のマリアンヌはすでに処刑されており、マリアンヌの名前は年恰好の似たドイツのスパイに与えられた」という情報を、尋問されたドイツ軍将校から得ているといいます。

イギリス諜報部の上層はマリアンヌがスパイであるかを確かめる72時間の任務をマックスに命じました。マックスに偽の情報のメモを取らせて、そのメモを敢えてマリアンヌに見えるように残せと言います。偽の情報が敵に流れることが確認されればスパイであることは明確です。その場合はマックス自身の手でマリアンヌを殺さなければいけません。また、共犯とみなされる行為をしてもマックスは絞首刑にされてしまいます。

疑念を拭いきれないマックス

マリアンヌのスパイ疑惑を知らされたマックスは家に帰っても落ち着きません。マリアンヌは普段通りの態度でマックスに接しますが、マックスの脳裏にはカサブランカの生活に溶け込んでいた頃のマリアンヌの姿や言葉が浮かびます。

マックスは与えられた任務通りに、偽の情報を伝える電話に出てメモを残しました。眠れない夜を過ごすことになったマックスは、幼いアナを抱きかかえながら「大丈夫だよ」と自分に言い聞かせるように繰り返します。

独自調査を始めるマックス

マリアンヌの疑いを晴らすための独自調査を開始したマックスは、レジスタンス時代のマリアンヌと共に活動し、マックスの同僚でもあったガイ・サングスタを訪ねました。しかし、ガイは右目に銃弾を受けて重傷を負い、左目の視力もほぼありません。そのため、マックスがマリアンヌの写真を見せてもわかりません。ガイはディエップのドラマールに会うようにマックスに伝えました。

マックスはドラマールから情報を引き出すため空港に行き、ディエップに向かう部下にマリアンヌの写真を託しました。「写真の女性はマリアンヌ・ボーセジュールか?」とドラマールに聞くように命じます。マックスは極秘任務と偽って調査させました。

空港から帰った夜、ホームパーティーが開催される自宅でマックスは上官のフランクから独自調査が筒抜けになっていることを知らされ注意されます。マックスは同僚から「Vセクションはマックスのことを試験しているのではないか」とも聞かされていたので、フランクに問いただしました。しかし、フランクはそれを否定し、ディエップに向かった若い兵は死んだと告げます。

また、ホームパーティーの最中、マックスは怪しげな宝石商とマリアンヌが話している姿を目撃し、宝石商の男に詰め寄りました。カマを掛けて宝石商がボロを出さないか探るマックス。しかし、マリアンヌが間に入ったことにより、宝石商への疑惑はうやむやになってしまいます。その後、ロンドンの空では戦闘が始まり、パーティーはお開きになりました。

ドラマールの証言

ホームパーティーの翌日、マックス、マリアンヌ、そしてアナの3人は家族水入らずでゆっくりとした幸せな休暇を過ごしました。しかし、その日の晩、マックスは自らドラマールに会うため、ディエップに飛び立ちます。

ディエップに潜入したマックスは現地のレジスタンスから「ドラマールが牢に入れられている」と聞かされます。マックスはレジスタンスと共に、輸送してきた武器を取ってドラマールの元へ向かいました。

牢の中でドラマールに会ったマックスは「マリアンヌはピアノを弾いていた」という情報を聞き出しました。「ラ・マルセイエーズ」という曲をドイツ兵の中で弾いていたというドラマールの証言ですが、マックスはマリアンヌがピアノを弾けることを知りません。そこへドイツ兵がやってきて交戦状態になりますが、マックスは手持ちの武器でドイツ兵たちを皆殺しにしました。

マリアンヌの映画の結末をネタバレ!

ここからは映画『マリアンヌ』の結末のあらすじをネタバレしていきます。マリアンヌへの嫌疑を晴らすために行動してきたマックスでしたが、ドラマールから得たピアノの情報に懸念を覚えました。マックスがマリアンヌを問い正す映画の終盤は、悲劇的なクライマックスに向かって謎が明らかにされていきます。最終的にふたりがどうなってしまうのか、ネタバレあらすじの結末をまとめました。

マリアンヌの告白のネタバレあらすじ

ディエップから戻ったマックスは、マリアンヌをバーに連れて行きました。バーのドアのガラスを叩き割り、強引に店内に入るマックス。普段とは違う様子の夫にマリアンヌは不安を口にします。

マリアンヌをピアノの前まで連れて来たマックスは「ラ・マルセイエーズ」を弾くように命じました。そして、ドラマールから聞いたマリアンヌのピアノのエピソードを語ります。戸惑うマリアンヌは静かに鍵盤蓋を閉じました。

ピアノを弾けないマックスの妻は、本物のマリアンヌ・ボーセジュールではありません。言い逃れができなくなったマリアンヌは涙を流します。そして、ドラマールの話したエピソードを「聞いたことがある」と言いました。

マリアンヌはアナが危険に晒されたことでスパイ活動をせざるを得なかったと告白します。「情報を送ったのか?」と問うマックス。マリアンヌは泣きながら「送った」と白状しました。いきどおったマックスは握り拳を振り上げます。しかし、すぐに手を緩めてマリアンヌを強く抱きしめました。

マックスは妻と逃げることを決意

スパイ活動をしていたマリアンヌですが、マックスのことを本当に愛していたことを伝えます。妻の言葉を信じたマックスは一家で逃亡することを決意しました。アナが危険であると訴えるマリアンヌの言葉を聞いてすぐに行動に移します。

逃亡するためにはまずアナを救う必要がありました。アナを預けていた老婆はドイツのスパイだったからです。マックスは老婆の元へ訪れて娘を危険に晒していたことを責めました。問い詰められて本性を現した老婆を射殺し、アナを連れ出します。

続いて、マックスはホームパーティーに来ていた宝石商の店に乗り込みました。マリアンヌとアナは車の中で待っています。マックスが店内に入ってからしばらく経った後、2発の銃声が響きました。不安を感じるマリアンヌでしたが、マックスは無事に店から出てきます。

マリアンヌの自殺のネタバレあらすじ

ドイツのスパイたちを始末したマックスはイギリス情報部から逃走するために空港に向かいました。マックスは身分を利用して空港内に進入します。そして、飛行機の一台を飛び立てるように準備を始めました。

しかし、上官のフランクとその部下たちがマックスたちを止めるためにやってきます。飛行機のプロペラに車をぶつけてマックスの逃亡を阻止するフランク。マックスの裏切り行為をフランクは厳しく指摘し、その罪でマックスを連行しようとしました。

逃亡は不可能だと悟ったマリアンヌは抱きかかえていたアナをゆっくりと車の中に寝かせます。車の外ではマックスがフランクに子供を人質に取られていたことなどを訴えていました。マリアンヌはゆっくりと車の外へ出てマックスの元へ歩いていきました。

マックスの背後に立ったマリアンヌは夫に「愛してる、アナをお願い」と言い残して拳銃自殺します。マックスは妻の死に言葉を失い、着ていたコートを脱いでマリアンヌの亡骸に掛けました。そこへフランクの部下たちも集まってきます。部下に手を出すことを禁じたフランクは「マックスが自らの手で敵のスパイを処刑した」と報告するように部下たちに命じました。

映画『マリアンヌ』の結末のネタバレ

マリアンヌは死の前日の夜、娘へのメッセージを書いた遺書を残していました。アナが大きくなった時に読めるように書いたその手紙には、ロンドンで暮らした日々がいかに幸せであったか、アナのことをどれだけ愛していたかがつづられていました。そして、大きくなったアナはマックスと共に、メディシンハットで健やかに暮らしています。

マリアンヌの映画は実話だった?

映画『マリアンヌ』について調べると「実話」という単語が出てきます。映画『マリアンヌ』はスパイの恋愛を描いた恋愛サスペンスとされていますが、実在の人物をモデルとした映画なのでしょうか?ここではそんな噂の根拠となっている映画『マリアンヌ』の脚本家スティーヴ・ナイトの発言を紹介します。

脚本を担当したスティーヴ・ナイトは実話を基にしていると公言

映画『マリアンヌ』は実話を基にしたあらすじであると、脚本を担当したスティーヴ・ナイトは公言しています。スティーヴ・ナイトは2015年の映画『完全なるチェックメイト』でも実在の天才チェスプレイヤーであるボビー・フィッシャーに焦点を当てた伝記映画の脚本を書いたことがあります。

実は、映画『マリアンヌ』は特定の有名人を扱った伝奇映画ではありませんが、スティーヴ・ナイトが若いころに聞いた、戦時下に結婚した夫婦のエピソードを基にしています。ただし、伝聞で聞いた内容なので、どこまでが実話と呼べる部分なのかは不明瞭です。少なくとも有名なスパイの恋愛エピソードというわけではないようです。

マリアンヌの映画の謎や疑問をネタバレ解説!

映画『マリアンヌ』にはいくつかの専門用語が出てきます。あらすじはマックスとマリアンヌの関係に焦点が当てられているため、ふたりが所属する組織の背景や戦争の状況を詳しく説明する場面はありません。そのため、観ていて疑問に思われる点もあります。そうした視聴した人の疑問点に挙げられるものをネタバレ解説します。

D-DAYとは何なのか?

映画『マリアンヌ』のセリフに出て来た「D-DAY」とは「オペレーション・オーバーロード」(ノルマンディー上陸作戦)の決行日として知られています。D-DAYはフィクションだけでなく実際に使われる軍事用語です。重要な攻撃や作戦開始の日時を示す言葉として用いられます。D-DAYの中でももっとも有名なのが「オペレーション・オーバーロード」であるため、映画の中のセリフもこの作戦を示していると考えられています。

Vセクションとは?

映画『マリアンヌ』でたびたび会話に出てくる「Vセクション」ですが、これは実在のイギリス諜報機関チーム「Section V」がモデルになっていると考えられています。イギリスにはMI6の名前でも知られるSISという諜報機関がありますが、「Secton V」はそこに所属するチームのひとつです。主に海外でのスパイ活動を担当していると言われます。

フロイラインとは?

フロイラインは未婚の女性に対するドイツ語の敬称です。日本語では「令嬢」や「お嬢さん」などと訳されます。マックスがマリアンヌにスパイの嫌疑がかけられていると知る場面で、「情報源はフロイライン」というセリフが出てきます。それが女性であるマリアンヌが疑われる一因となりました。

映画の中ではマリアンヌはすでに結婚していましたが、特に未婚という部分にこだわらずに女性に対して使われているようです。ただし、現在では性差別的なニュアンスがあるとして日常場面では使われなくなってきています。同様の表現に英語の「ミス」やフランス語の「マドモワゼル」といった女性への敬称があります。

原題の『Allied』の意味は?

映画『マリアンヌ』の原題は『Allied』と言います。『マリアンヌ』は実は邦題だったのです。原題とは全く違う言葉になっていますが、どちらのタイトルも秀逸だと評価されています。その理由を紹介します。

まず原題の『Allied』ですが、これには複数の意味があると考察されています。辞書には「連合国の」という意味と「同類の」といった言葉が並んでいます。どちらの意味も映画『マリアンヌ』をよく表現していると評されます。

「連合国の」という意味には映画『マリアンヌ』が連合国側の視点から描かれた映画であるからだと考察されています。マックスは連合国の諜報員であり、それゆえにマリアンヌの行動や嫌疑が大きな問題となるあらすじでした。ネタバレあらすじで紹介したように、実際にマリアンヌは連合国への裏切り行為をしていたので悲劇的な結末を迎えます。

「同類の」という意味にはマックスとマリアンヌが共にスパイであるからと考察されています。職業が同類という意味以外にも、ふたりは性格も似た者同士であると捉ええる人もいます。マリアンヌの行為によってマックスは彼女を殺さなければいけなくなりますが、マリアンヌは家族のためにやむを得ずスパイ活動をしていました。本当の意味でマックスを裏切ったのではない、つまりマックスと同じ側にいると捉える人もいます。

「allied」を分解すると「All Lied」と読むことが出来ると考察する人もいます。直訳すると「すべては嘘だった」という意味になります。スパイが主役の映画なので、嘘は重要なファクターです。しかし、ネタバレを知っていると「何が嘘で何が本当か」わかるので、深いタイトルだと考察する人もいます。

一方で邦題の『マリアンヌ』もシンプルながら良いタイトルだと評価されています。マリアンヌは映画のヒロインの名前であると同時に、フランスの女性の象徴的な名前だとされています。「自由の女神」という意味も持つこの名前は、単に映画のヒロインの名前を邦題に据えただけではない深い意味があると考察されています。

マリアンヌの出演キャストを紹介!

ここでは映画『マリアンヌ』に出演したキャストを紹介します。とはいっても映画『マリアンヌ』のあらすじはほとんど主役のふたり行動や心理描写に割かれており、他のキャストのことはほとんど掘り下げられません。そのため、出演キャストも多くはないです。

ブラッド・ピット(マックス役)

映画『マリアンヌ』のマックス・ヴァタンのキャストはブラッド・ピットです。1963年12月18日にアメリカで生まれたブラッド・ピットは、映画出演者としても映画プロデューサーとしてもアカデミー賞にノミネートされた経験があります。役者の道に進むきっかけとなったのは、日本の怪獣映画『フランケンシュタインの怪獣 サンダ対ガイラ』であると語っています。

ブラッド・ピットの主な出演作には『セブン』、『ファイト・クラブ』、『オーシャンズ11』、『バベル』など多くのヒット映画があります。また2011年の映画『マネーボール』では主演俳優としてアカデミー賞にノミネートされると同時に、製作総指揮としてアカデミー作品賞にもノミネートされました。

映画『マリアンヌ』日本語吹き替え版のキャストは堀内賢雄です。ブラッド・ピットを担当する声優には山寺宏一や森川智之といった何人かのベテラン声優がいますが、堀内賢雄は最もブラッド・ピットを担当した回数が多いです。洋画吹き替えの経験が豊富であり、チャーリー・シーンやベン・スティラーを始め、多くの担当俳優がいます。また、アニメやゲームへの出演も少なくありません。

マリオン・コティヤール(マリアンヌ役)

映画『マリアンヌ』のマリアンヌのキャストはマリオン・コティヤールです。1975年9月30日にフランスで生まれたマリオン・コティヤールは2007年の映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』でアカデミー主演女優賞に輝いたことで知られています。アカデミー主演女優賞をフランス出身の女優が受賞するのは史上2人目となる快挙でした。

映画『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』以降は、2012年のフランス映画『君と歩く世界』やその翌年のアメリカのドラマ映画『エヴァの告白』などで好評価を得ています。また、主演を務めた2014年の『サンドラの週末』では再びアカデミー主演女優賞にノミネートされました。

映画『マリアンヌ』日本語吹き替え版のキャストは魏涼子です。上海にルーツを持っており、北京語が話せるバイリンガルです。劇団青年座に所属しています。吹き替えのキャリアは豊富であり、チャン・ツィイーの担当です。近年の活動にはマーベル・シネマティック・ユニバースのひとつ『ガーディアンズオブギャラクシー:リミックス』にて、エリザベス・デベッキが演じたソヴリン人の女王アイーシャ役などがあります。

リジー・キャプラン(ブリジット役)

映画『マリアンヌ』でマックスの妹ブリジットのキャストはリジー・キャプランです。1982年6月30日にアメリアで生まれたリジー・キャプランは1999年に出演したドラマ『フリークス学園』で女優としてのキャリアをスタートさせました。2002年の『オレンジカウンティ』で映画出演を果たし、近年では『マリアンヌ』と同じ年に公開された映画『グランド・イリュージョン 見破られたトリック』などに出演しています。

映画『マリアンヌ』日本語吹き替え版のキャストは山口協佳です。以前はプロダクション・エースに所属していました。現在は青年座映画放送のホームページで名前とボイスサンプルを確認できます。

ジャレッド・ハリス(フランク役)

映画『マリアンヌ』でのマックスの上司フランクのキャストはジャレッド・ハリスです。1961年8月24日にイングランドで生まれたジャレッド・ハリスは舞台役者としてキャリアをスタートさせますが、後に映画出演もするようになります。2011年の映画『シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム』ではジェームズ・モリアーティのキャストを務めました。

映画『マリアンヌ』日本語吹き替え版のキャストは辻親八です。吹き替え担当キャストとしてはゲイリー・オールドマンやコルム・ミーニイがいます。また、吹き替えだけでなく幅広いアニメ作品にも出演しています。

マシュー・グッド(ガイ役)

映画『マリアンヌ』でマックスの元同僚ガイのキャストはマシュー・グッドです。1978年4月3日にイングランドで生まれたマシュー・グッドは2005年のイギリス映画『マッチポイント』への出演で注目を集めた俳優です。近年では2014年の映画『イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密』にも出演しています。日本語吹き替え版のキャストは酒元信行です。

マリアンヌの映画の評価を紹介!

ここからは映画『マリアンヌ』の評価について紹介しています。ロバート・ゼメキス監督によって作り込まれた映画の映像は多くの映画ファンや評論家から高く評価されました。アカデミー賞にノミネートされることになった衣装のデザインについても多くの好評な感想が寄せられています。

作り込まれた壮大なストーリーに感動

映画『マリアンヌ』のストーリーはロバート・ゼメキス監督によって作り込まれた第二次大戦下を舞台としたロマンスとして高い評価を得ました。『バックトゥザフューチャー』や『フォレストガンプ』といった名作映画の監督として知られるロバート・ゼメキスは、「VFXを使った映像」や「徹底した時代考証」に拘る映画監督として知られています。

映画『マリアンヌ』でのVFXはイギリスの空襲シーンや砂嵐の中のラブシーンなどに活かされており、「第二次世界大戦という壮大なスケールの背景を、映像技術を用いて効果的に描きだした」と評されています。「イギリスの空襲は初めて映画で観た」という感想や「砂嵐のシーンは激動の時代の中にいるふたりを暗喩していて良い」という感想が挙げられています。

また、映画『マリアンヌ』が徹底した時代考証に基づいて制作されていることは、マックスたちがロンドンに移った冒頭のシーンからも読み取れると言われます。ロンドンの街中は空襲によってショーウィンドゥのガラスが割れて散乱していますが、街中を歩く女性は慣れた様子でガラスを踏み鳴らして歩きました。そのお店の看板には「open as usual」と書かれています。細部まで作り込まれた映画であると評価されました。

登場人物たちのゴージャスな服装に目がいった

映画『マリアンヌは』2017年の第89回アカデミー賞で衣装デザイン賞にノミネートされるなど、キャストの衣装が注目された作品でした。ふたりが出会うカサブランカのシーンでは、マリアンヌは映画女優のような鮮やかな衣装を着ており、マックスは高級感のあるスーツを身にまとっています。これは往年の名作映画『カサブランカ』へのオマージュであると多くの人から指摘されています。

映画の後半からはふたりがロンドンで過ごすようになるので、落ち着いた雰囲気の服装に変わります。そして、マリアンヌに嫌疑に掛かってからクライマックスに向かう終盤では暗い雰囲気の衣装になっていきました。こうした衣装による演出も高く評価する声が多くあります。

キャストの演技が素晴らしい

映画『マリアンヌ』への好意的な感想に「主演のふたりの演技が素晴らしい」というものがあります。まずはマックスのキャストを務めたブラッド・ピットですが、もともとセクシーな男性俳優として世界的に人気がありました。映画『マリアンヌ』の中では洗練された衣装で視聴者の心を奪ったと評されます。また、後半は愛する妻への嫌疑に苦しむマックスを演じ、悲劇的なラストシーンには涙する人も多くいます。

マリアンヌのキャストを務めたマリオン・コティヤールの演技も、女性のさまざまな魅力を表現したと評判です。カサブランカでの任務の時は逞しくセクシーな女性でした。ロンドンでの生活では夫を愛する良き妻となります。しかし、最後は家族のために二重スパイをせざるを得なかった悲劇的なヒロインとなりました。こうしたマリアンヌのキャラクターを、マリオン・コティヤールは美しく演じ切ったと評価されています。

マリアンヌの映画は素晴らしい作品だった!

映画『マリアンヌ』のネタバレあらすじやキャストについてまとめましたが、いかがでしたでしょうか?ネタバレあらすじからもわかるように、映画『マリアンヌ』は悲劇的な結末を迎えます。しかし、その過程で描かれた夫や娘へのマリアンヌの愛情は感動的だと評されています。悲劇的な結末でありながら、ラストシーンは希望を感じさせるとも言われ、視聴後の後味は悪くないという感想もありました。

スパイ同士のロマンスを描いた恋愛映画である反面、家族愛も感じさせるあらすじだと評判です。そんな映画『マリアンヌ』のキャストを務めたマリオン・コティヤールのドレス姿は美しいと評され、女性視聴者からも好評を得ました。マックスのキャストを務めたブラッド・ピットの巧みな演技も素晴らしいと称されました。このような見どころの多くある映画『マリアンヌ』は素晴らしい映画作品だと言われています。

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