きっとうまくいくというインド映画がおすすめ？あらすじやキャスト・名言まとめ

今回ネタバレ込であらすじなどを紹介する映画きっとうまくいくは2009年に公開され、インド映画歴代興行収入1位を記録した大ヒット映画です。

更に映画きっとうまくいくは2010年インドアカデミー賞にて作品賞をはじめ史上最多16部門を受賞するという快挙も成し遂げました。映画きっとうまくいくの舞台はインドのとある工科大学の寮となっています。映画きっとうまくいくのテーマは「教育問題」また、若年層の自殺問題も取り上げた映画となっています。

映画きっとうまくいくはメインキャストがランチョーとファランとラージュの3人です。その中でランチョーが今作の主人公となります。映画きっとうまくいくの主人公ランチョー役のアーミル・カーンは当時44歳でしたが映画きっとうまくいくをどうしてもやりたい、体を若く見せるから是非やらせてくれと言い撮影期間中はなんと毎日水を4リットルも飲み肌をみずみずしい状態にさせていたといいます。

邦題である映画「きっとうまくいく」は本作のキーワードとなっている「Aal　is　well」を和訳した言葉となっています。このフレーズはインドで夜警が町を見回りながら口にしていた言葉だと言われています。

映画きっとうまいくはなんとあのスティーブン・スピルバーグが「3回も観るほど大好きだ」と大絶賛するほどの映画となっています。今回はそんな映画きっとうまくいくの魅力をネタバレ込みであらすじから評価そして名言、また映画のタイトルでもあるきっとうまくいくという言葉の深さなど余すところなく紹介します。

今回の映画きっとうまくいくはインドで歴代1位の興行収入を得るとともに2010年インドアカデミー賞では史上最多となる16もの部門賞を受賞した大傑作映画となっています。また、インド以外でも高い評価を受けている映画きっとうまいくですが日本はもちろん各国でリメイクが決まっている映画です。

前述した通りきっとうまくいくを見てスティーブン・スピルバーグが「3回も観る程大好きだ」と絶賛するだけにとどまらず、ブラッドピットも今作映画きっとうまくいくに対して「心震えた」とコメントしています。日本では邦題「きっとうまくいく」として2013年5月18日に公開が開始され、Yahoo!映画作品レビューではなんと公開翌日の5月19日で1位に。第37回日本アカデミー賞では最優秀外国作品賞も受賞しています。

この章では今回取り上げているインド映画きっとうまくいくのあらすじを結末までネタバレ込で紹介していきます。まだきっとうまくいくを未視聴の方はあらすじを含め、ネタバレが含まれることを理解したうえで話を読み進めてください。しかし、きっとうまくいくはネタバレ込みのあらすじを見ても面白いと思える映画となっています。

映画きっとうまくいくの起の部分。きっとうまくなるの3人の主人公のうちの一人ファランが飛行機に乗り込んだ所からこの映画は始まります。そんなファランともう一人のきっとうまくいくの主人公大親友ラージュのもとにチャトルというかつての学友から一本の電話がきます。内容は今作きっとうまくいくの3人目の主人公であるランチョーとい人物の消息がつかめたから探しに行こうという内容です。

きっとうまくいくは冒頭の後10年前の大学生活と現代のランチョーを探す旅を織り交ぜながら話が進められていきます。今作のきっとうまくいくは3人の一人であるファルハーンのナレーションでストーリーが展開していきます。

きっとうまくいくの作中舞台の大学にはジョイロボという優秀な先輩がいましたがその生徒が学長の厳しい教育方針に耐えられず首をつり自殺をしてしまうという映画きっとうまくいく内でもショックなシーン。そしてそれを見たランチョーは学長室へ行き学長であるヴァイラスに直談判しに行きます。ランチョーは学長にジョイは社会構図の問題によって亡くなったのだと言い学長を怒らせてしまいます。

そんな学長に連れられ生徒たちの前で講義するように言われてしまうランチョー。しかしランチョーは二人の親友ファルハーンとラージューの名前を使い教育のあり方についての自分の考えを見事に説いてしまいます。それにより学長はさらにランチョーを敵視するようになってしまいます。

学長のせいで家に呼ばれてしまう3人、映画きっとうまくいくの主人公3人それぞれ問題を抱えています。そんな3人の家の状況などを見に行きその帰り道お腹が減ってしまい我慢できなくなってしまった3人はとあるパーティーに忍び込みます。しかしそれはなんと学長の娘モナのパーティーでした。翌日ファルハーンとラージュは学長室に呼ばれてしまい。忠告された二人は部屋を移るように言われます。

映画きっとうまくいく承の部分になります。のある日ラージュの父が危篤状態になり、ランチョーがとある女性と協力してラージューの父の命を助けます。その女性が映画きっとうまくいくのヒロインである学長の2番目の娘であるピア・サハスブラッデーでした。このことでピアはランチョーに恋心を抱くことになります。これが映画きっとうまくいくのラブストーリー部分になります。

きっとうまくいくのヒロインピアに告白できずにいたランチョーですが、ある日酒によった３人は学長室に忍び込みランチョーはピアに告白します。しかし、学長に見つかり逃げる3人。翌朝学長はラージューを呼び出し退学にされたくなければランチョーを退学にしろと脅してきます。そんな事を言われ精神的に追い詰められたラージューは投身自殺を図り大けがを負ってしまいます。

その後月日は流れ、ランチョーのきっとうまくいくという言葉に励まされたファルハーンは自分の父にエンジニアではなく動物の写真家になりたいと打ち明け和解します。一方、無事快復したラージューは就職試験に合格するのですがそんなラージューを卒業試験で落とそうと学長が卒業試験の作ることにしますがピアとランチョーとファルハーンの3人が協力して回答を見事盗むことに成功します。

しかし、それに対してラージューは自分の力で勝負をすると言います。ですが学長には回答を盗んだことがばれてしまいきっとうまくいくの主人公3人のランチョー、ファルハーン、ラージューに退学を命じます。

映画きっとうまくいくの転の部分です。そしてとある土砂降りの日、産気づいたモナが破水します。大雨のせいで救急車も来ず停電になっていまいますが、それを知ったランチョー達は3人で協力して出産を手伝います。さらに赤ちゃんが心肺停止になるもランチョーの機転によって回復しました。それを知った学長がランチョーとピアの交際を許し退学命令も取り下げ無事に3人は卒業を果たします。

しかし、大学卒業の日ランチョーは２人の親友であるファランとラージューにも何も告げる事なく姿を消してしまいます。

映画きっとうまくいくの結の部分へと進みます。きっとうまくいくの冒頭に戻り10年後の描写へ、ファルハーンとラージューはついにランチョーの住んでいる邸宅に辿り着きます。そこでは彼の父の葬儀が行われていました。しかしそこで目の前に現れたランチョーは彼らの知ってるランチョーではありませんでした。

映画きっとうまくいくの主人公ランチョーは実はその邸宅に住んでいる主人の使用人の息子でした。使用人であるランチョーの父が亡くなった後主人に引き取られて育ち、実の息子の替え玉として大学に入学していました。そのランチョーの実の名前はフンスク・ワングルという名前。彼は今有名な発明家となり貧しい子供のために学校を開いているということを聞き出します。

映画きっとうまくいくのラストシーンです。やはりダンスがあります。ファルハーンはその日別の男性と結婚するというピアを説得し共にランチョーがいるという学校へ向かいます。無事に再会を果たす3人。そしてピアとランチョー、もといフンクス・ワングル。ワングルとピアは今もお互い愛し合ってる事を確認し、やがて結ばれることになり、映画きっとうまくいく内での大団円を迎えます。

今回の映画きっとうまくいくでランチョルダース・シャマルダース・チャンチャル（通称ランチョー）役として出演したインド、ムンバイ出身俳優であるアーミル・カーン。ランチョーは映画、きっとうまくいくでは自由奔放でありながらも自分の進み道を信じ歩く少年です。ランチョーは映画のタイトル、きっとうまくいくの名の通り「AAｌIzz Well」（うまくいく）という言葉がモットー。

映画きっとうまくいくでファラン・クレイシー役を演じたR・マドヴァン。映画きっとうまくいくでは彼、ファラン・クレイシーのナレーションと視点で進められています。きっとうまくいくでは眼鏡をかけた丸顔の青年として出演しています。本人は親の言いなりに機械工学科に進んではいるが実は動物写真家を目指しています。

映画きっとうまくいくではなんでも神頼みのしてしまう少年ラージュー役のシャルマン・ジョシ。工学は大好きなのだが成績はギリギリでの合格ライン。また、家の方も非常に貧乏で苦学生であるため家族からのプレッシャーもあり焦ってしまう。

きっとうまくいくの舞台でもある大学のICE学長。通称は本名を略したヴァイラス（ウィルスの意味）。ランチョー達三人組を目の敵にしています。

映画、きっとうまくいくにてヒロインのピア・サハスブラッデーを演じるカリーナカプール。彼女は上記の学長の娘で医学生です。婚約していたのですが3人の主人公と出会うことで3人には波乱が巻き起こり、また彼女自身もランチョーに恋をします。

きっとうまくいく、という言葉だけで困難は去るのか？というファルハーンの問いに対してランチョーが答えた言葉です。言葉だけでどうにかなるわけではありません、するべき努力をやり尽くした人の最後の拠り所としての「きっとうまくいく」なんだということなんだという意味の込められた言葉です。

ランチョーの言葉です。この言葉が真理なのか？きれいごとなのか？今好きな事やる、という考えはなくなり、どうすれば成功するのかということを追い求めて人生の歩みを決めてる人にとても考えさせられる言葉です。この映画の命題ともいえる言葉です。

きっとうまくいくの冒頭、入学式の際にランチョーが言った言葉です。学長が入学式の際に生徒に向けて若いころ宇宙で使えるペンを貰いそのペンを優秀な学生がいたら譲るという話をします。羨望のまなざしを向ける生徒たちのなかランチョーだけが冷静にこの質問をしました。この質問に対し「いつか教える」といった学長でしたがきっとうまくいくの最後でしっかりと教えてくれる事になります。

病院で入院しているラージューを励ますためにランチョーは自分は幸せだと嘘をつきます。そんなランチョーに対して目が覚めたラージューが感謝の意味を込めてランチョーに言った言葉です。

就職面接の際、自殺未遂の理由や神頼みなこと、成績が悪かったことなどを正直に面接官に話したところ「プロが欲しいんだ、正直さを隠せるようになるのなら採用する」と、面接官に言われそれに返答した際のラージューの言葉です。「痛い思いをして学んだんです、やっと悟ったのでそれは出来ません」しかしその姿が気に入られ採用されることになりました。

ラージューの父が危篤になってしまい、次の日が試験だということも顧みず父を助けるためバイクを走らせたランチョーの言葉でした。

試験の結果が出た際にファルハーンが最下位、ラージューが最下位から2番目、そしてランチョーが1位ということを知った際に落ち込んだファルハーンが言った言葉です。

映画の表題ともなっている「きっとうまくいく」という言葉。分かるはずもない未来に心配して悲観するくらいならば、きっとうまくいくと考えよう。と思わせられる言葉。ランチョーはこう言います。自分がなりたいものは心が教えてくれる、臆病になった時は胸に手を置いてこう言え、きっとうまくいく。

ここまでは映画きっとうまくいくのネタバレを含んだあらすじやキャストそして名言などを紹介していきました。続いてここからは映画きっとうまくいくを見た方がどんな感想を持ったのかを紹介していきます。この先からも映画きっとうまくいくのネタバレ込みのあらすじなども含まれます。ご了承ください。

やはり、インド映画特有のダンスや挿入曲が好きだという感想も多いようです。確かにインド映画を見る際にはダンスなども外せない要素なのでそこも含めて楽しめる映画です。

さらに驚くことにこの映画、なんと全部で3時間近くあるのですがそれが長いという感想は見当たりませんでした。そしてなにより3時間という時間を忘れてしまう程の大作映画という感想が多かったです。

そしてきっとうまくいくを見て人生が変わったという感想です。人生が変わるほどの衝撃、自分の人生を見つめなおすきっかけ、など鑑賞した人の人生を考えさせてくれるということです。確かにこの映画は見る人の心を揺さぶり考えさせてくれる映画となっています。

以上、インド映画きっとうまくいくのあらすじからネタバレの内容や名言、キャストなど余すところなく紹介しましたが、この映画はインド映画ならではのダンスや歌もありながら感動や笑いも含め3時間という時間を無駄なく使いきった傑作映画でした。3時間という時間を忘れさせ、見終わった後には自分の人生を考えさせてくれる素晴らしいストーリーです。ネタバレ、あらすじもまだまだ1割程度しか喋れませんでしたので是非ご覧ください。