2018年07月30日公開
2018年07月30日更新
オーシャンズ11のあらすじと評価・感想ネタバレ!出演しているキャストは?
今回の記事では、映画「オーシャンズ11」を紹介していきます。オーシャンズ11は、ハリウッドを代表する多数の豪華キャストを起用し、全米興行収入1億8300万ドルを記録した大ヒット作品です。今回の記事では、このオーシャンズ11について出演キャストやあらすじなどをネタバレ込みで紹介すると共に、オーシャンズ11の評価や感想、そしてあまり知られていない裏話までを余すところ無く紹介していきます。
目次
オーシャンズ11のあらすじや評価をネタバレ紹介!出演キャストも
今回紹介するオーシャンズ11は、2001年に全米公開された大ヒット犯罪クライムアクション映画であり、「オーシャンズシリーズ」の第1作目となる作品です。「オーシャンズシリーズ」は2018年7月現在までに3作品が公開されており、その中でも1作目となるオーシャンズ11は、宝塚歌劇団によって舞台化されるなど日本でも大ヒットを記録している作品です。
今回の記事では、この大ヒット作品オーシャンズ11について、豪華すぎると言われる多くの出演キャストを紹介すると共に、ネタバレ込みであらすじから評価、裏話までを余すところなく紹介していきます。
オーシャンズ11とは?
オーシャンズ11は、1960年公開の「オーシャンと11人の仲間」を監督スティーブン・ソダーバーグの手によってリメイクした作品です。オーシャンズ11は、全米公開を2001年12月7日に、日本公開は2002年2月2日に行なわれており、全米興行収入は1億8300万ドル、日本での興行収入も70億円を越えるなど、世界的な大ヒットを記録している作品です。
また、オーシャンズ11は、ハリウッドを代表する豪華な出演キャストを多数起用していると言う特徴があり、制作費8500万ドルの内その大半が出演キャストのギャランティだとも噂されています。そして、オーシャンズ11のもう一つの特徴が、犯罪クライムアクション映画でありながら、ハリウッド映画の定番ともいえる、ど派手な銃撃戦や殺戮シーンが一切描かれていない点にあります。
大ヒット作品オーシャンズ11が見せる、銃撃戦や殺戮シーンの無い犯罪クライムアクションとは一体どのようなものなのでしょうか?そして、オーシャンと10人の仲間達が描き出す壮大な犯罪と、計画成功の先に彼らが手に入れた物とは一体何だったのでしょうか?
オーシャンズ11の舞台や監督は?
オーシャンズシリーズ1作目となるオーシャンズ11の舞台とは?
出典: http://tabit.jp
この章では、今回紹介するオーシャンズ11の舞台となった場所や、オーシャンズ11を大ヒットに導いた映画監督について紹介していきます。既に紹介している通り、今回取り上げるオーシャンズ11は「オーシャンシリーズ」の1作目となる作品であり、オーシャンズシリーズは2018年7月現在までに3作品が公開されています。
出典: http://tabit.jp
記念すべきオーシャンズシリーズ1作目となるオーシャンズ11は、ラスベガスのカジノが主な舞台となります。そして、このラスベガスのカジノと言う舞台が、後に公開されるオーシャンズシリーズ3作目となる、オーシャンズ13への壮大な伏線となっています。
オーシャンズシリーズ2作目となるオーシャンズ12の舞台とは?
出典: https://ciatr.jp
ちなみに、オーシャンズシリーズ2作目となるオーシャンズ12の舞台は、オランダのアムステルダムや、イタリアのローマといったヨーロッパの各地が舞台となっています。これは、オーシャンズシリーズ1作目にあたるオーシャンズ11で、ラスベガスのカジノを舞台に大犯罪を成功させている為、アメリカ本土での犯罪が難しくなっていた為とされています。
オーシャンズシリーズ3作目となるオーシャンズ13の舞台とは?
オーシャンズシリーズ3作目となるオーシャンズ13では、オーシャンズ11で舞台となったラスベガスのカジノが再び舞台となります。これは、1作目のオーシャンズ11でオーシャンらが大金を奪ったカジノと敵対するカジノから大金を奪う計画が描かれる為であり、1作目のオーシャンズ11がラスベガスのカジノを舞台に描かれたのは、3作目にあたるオーシャンズ13を描く為の伏線だと言われています。
オーシャンズシリーズを手掛ける監督は誰?
オーシャンズシリーズは、3作品を通じて様々な伏線や人間関係が描かれている作品であり、既に紹介している通り、犯罪クライムアクションを描いた作品であるにも拘らず、ど派手な銃撃戦や殺戮シーンが無いという特徴を持った作品です。こうした壮大な構成、特徴的なこだわりを持ってオーシャンズシリーズを撮り続けているのが、監督スティーブン・ソダーバーグです。
監督スティーブン・ソダーバーグは、エリン・ブロコビッチやトラフィックなどを撮っている監督であり、数々の監督賞を手にしている名監督でもあります。また、監督スティーブン・ソダーバーグは、特定のジャンルにこだわる事無く、幅広いジャンルの作品で監督を勤めているほか、多くの作品でプロデュースを手掛けるなど、活動の幅も広い監督として知られています。
監督スティーブン・ソダーバーグの偽名が映画クレジットに?
幅広い活動が有名な監督スティーブン・ソダーバーグは、オーシャンズ11を始めとするオーシャンズシリーズなどで監督、撮影監督、編集など多くを自身の手で行なっています。しかし、ハリウッドでは組合の問題などもあり、撮影監督としてのクレジット等が認められない為、監督名にスティーブン・ソダーバーグ、撮影監督名にピーター・アンドリュース、編集名にマリー・アン・バーナードという偽名を採用し、クレジットに載せています。
ちなみに、監督スティーブン・ソダーバーグが採用したこれらの偽名は、父親のファーストネームなどといった、身近な人物の名前を混ぜ合わせて作られています。こうして作られた監督スティーブン・ソダーバーグの偽名は、オーシャンズ11を始めとするオーシャンズシリーズ以外でも使用されています。
オーシャンズ11は監督スティーブン・ソダーバーグ最大のヒット作?
スティーブン・ソダーバーグが監督、撮影監督、そして編集までを手掛けているオーシャンズ11は、制作費およそ90億円に対して、全世界での興行収入が450億円を越えており、スティーブン・ソダーバーグが手掛けた映画作品の中で、最も興行収入の面で成功した作品です。
ちなみに、オーシャンズ11には監督スティーブン・ソダーバーグが金庫破りの1人としてカメオ出演を果たしており、これが大ヒットを呼び込んだのではないか?と噂されているようです。次の章からは、監督スティーブン・ソダーバーグ最大のヒット作オーシャンズ11に出演している豪華キャストについて、ネタバレ的な裏話を盛り込みながら紹介していきます。
オーシャンズ11の出演キャスト
ダニー・オーシャン:ジョージ・クルーニー
オーシャンズシリーズを通じて主人公ダニー・オーシャンを演じているのが、ハリウッドスターとして世界的に有名な俳優ジョージ・クルーニーです。ジョージ・クルーニーは、32歳の時に出演したテレビドラマ「ER緊急救命室」で主演の1人を演じ、数々の賞を受賞した事で大ブレークを果たした俳優です。
テレビドラマ「ER緊急救命室」で大ブレイクを果たしたジョージ・クルーニーは、その後多数の映画作品に出演し数々の賞を受賞しています。そして、ジョージ・クルーニーは、俳優としてだけではなく、映画プロデュースや脚本家としても多くの作品に携わっており、これらの活動でも多くの賞を受賞するなどマルチな才能を発揮している人物です。
そんなジョージ・クルーニーがオーシャンズ11で演じているのが、ダニー・オーシャンです。ダニー・オーシャンは、凄腕の泥棒・詐欺師として名を馳せており、裏世界に広い人脈を持っています。オーシャンズ11でのダニー・オーシャンは、主に作戦の立案や人脈を活かした仲間集め、そして作戦を指揮する姿が描かれている他、離婚した元妻との復縁に向けて尽力する姿が描かれています。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、ダニー・オーシャン役を小山力也氏や磯部勉氏らベテラン男性声優が演じており、ジョージ・クルーニーが演じるダニー・オーシャンの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
ラスティ・ライアン:ブラッド・ピット
オーシャンズシリーズを通じて主人公ダニー・オーシャンを補佐するラスティ・ライアンを演じているのが、「セブン」や「デビル」などの作品で成功を収めているブラッド・ピットです。ブラッド・ピットは、オーシャンズ11出演後も「トロイ」や「Mr.&Mrs.スミス」、「ワールド・ウォーZ」などの出演作品で成功を収めています。
また、ブラッド・ピットはオーシャンズ11で共演しているジョージ・クルーニーと同様、映画プロディユースやアニメ映画の声優など多岐に亘る分野で活躍しています。そんなブラッド・ピットが演じているラスティ・ライアンは、主人公ダニー・オーシャンを支える右腕的存在として、作中様々な場面でオーシャンズの面々を助ける姿が描かれています。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、ラスティ・ライアン役を細井治氏や堀内賢雄氏らベテラン男性声優が演じており、ブラッド・ピットが演じるラスティ・ライアンの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
フランク・キャットン:バーニー・マック
オーシャンズシリーズ3作品に前科持ちのカジノディーラー、フランク・キャットン役として出演しているのが、俳優でありコメディアンでもあるバーニー・マックです。バーニー・マックは、オーシャンズシリーズ以外にも「チャーリーズ・エンジェル・フルスロットル」や「トランスフォーマー」などに出演しています。
しかし、オーシャンズシリーズ3作目となるオーシャンズ13に出演した1年後に、肺炎などの病から50歳と言う若さでこの世を去っています。ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、フランク・キャットン役を茶風林氏や銀河万丈氏らベテラン男性声優が演じており、バーニー・マックが演じるフランク・キャットンの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
ルーベン・ティシュコフ:エリオット・グールド
オーシャンズシリーズ3作品にラスベガスでカジノホテルを経営する資産家、ルーベン・ティシュコフ役として出演しているのが、1970年代から多数の映画作品に出演しているエリオット・グールドです。エリオット・グールドの出演は、オーシャンズ11で監督を務めているスティーブン・ソダーバーグが、エリオット・グールドのファンだった事から実現したもので、監督自らオファーしたと言われています。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、ルーベン・ティシュコフ役を富田耕生氏や内海賢二氏らベテラン男性声優が演じており、エリオット・グールドが演じるルーベン・ティシュコフの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
バシャー・ター:ドン・チードル
オーシャンズシリーズ3作品にイギリス人爆破専門家、バシャー・ター役として出演しているのが、アメリカ人俳優であるドン・チードルです。ドン・チードルは、オーシャンズシリーズ以外にも「アイアンマンシリーズ」や「アベンジャーズシリーズ」などのアメコミヒーローを原作とする映画に多数出演しています。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、バシャー・ター役を大黒和広氏や檀臣幸氏らベテラン男性声優が演じており、ドン・チードルが演じるバシャー・ターの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
バージル・モロイ:ケイシー・アフレック
オーシャンズシリーズ3作品にモロイ兄弟(双子)の兄、バージル・モロイ役として出演しているのが、アカデミー賞主演男優賞受賞俳優であるケイシー・アフレックです。ケイシー・アフレックは、オーシャンズシリーズ以外にも「グッド・ウィル・ハンティング」や「ジェシー・ジェームズの暗殺」などに出演しています。アカデミー賞主演男優賞を受賞した作品は2017年に公開されている「マンチェスター・バイ・ザ・シー」という作品です。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、バージル・モロイ役を小森創介氏や村治学氏らベテラン男性声優が演じており、ケイシー・アフレックが演じるバージル・モロイの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
ターク・モロイ:スコット・カーン
オーシャンズシリーズ3作品にモロイ兄弟(双子)の弟、ターク・モロイ役として出演しているのが、アメリカ人俳優であるスコット・カーンです。スコット・カーンは、オーシャンズシリーズ以外にも多数の映画作品に出演しているほか、現在は全米大ヒットドラマ「HAWAI FIVE-0ハワイファイブオー」に主役の1人として出演しています。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、ターク・モロイ役を木下浩之氏や古田信幸氏らベテラン男性声優が演じており、スコット・カーンが演じるターク・モロイの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
イエン:シャオボー・チン
オーシャンズシリーズで小柄な軽業師、イエン役として出演しているのが、実際にアクロバットグループ「ザ・ペキン・アクロバッツ」に所属しているシャオボー・チンです。シャオボー・チンは、オーシャンズシリーズ以外に目立った出演作品は無く、現在もアクロバットグループ「ザ・ペキン・アクロバッツ」にて活躍しています。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、イエン役を小野塚貴志氏や樫井笙人氏らベテラン男性声優が演じており、シャオボー・チンが演じるイエンの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
リヴィングストン・デル:エディ・ジェイミソン
オーシャンズシリーズ3作品に電気・通信の専門家、リヴィングストン・デル役として出演しているのが、俳優であり舞台俳優でもあるエディ・ジェイミソンです。エディ・ジェイミソンは、オーシャンズシリーズで監督を務めるスティーブン・ソダーバーグの監督作品「スキゾポリス」で映画デビューを果たした俳優で、その後も度々スティーブン・ソダーバーグが監督を務める作品に出演しています。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、リヴィングストン・デル役を渡辺穣氏や田原アルノ氏らベテラン男性声優が演じており、エディ・ジェイミソンが演じるリヴィングストン・デルの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
ソール・ブルーム:カール・ライナー
オーシャンズシリーズ3作品に大ベテランの天才詐欺師、ソール・ブルーム役として出演しているのが、俳優であり自身も映画監督を務めるなど幅広い分野で活躍するカール・ライナーです。カール・ライナーは、オーシャンズシリーズ以外にも多くの映画作品に出演しているほか、映画制作やテレビドラマの制作を精力的に行なっている人物です。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、ソール・ブルム役を大木民夫氏や富田耕生氏らベテラン男性声優が演じており、カール・ライナーが演じるソール・ブルムの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
ライナス・コールドウェル:マット・デイモン
オーシャンズシリーズ3作品に天才スリ師、ライナス・コールドウェル役として出演しているのが、俳優であり映画プロデュースも手掛けているマット・デイモンです。マット・デイモンは、オーシャンズシリーズ以外にも「ボーンシリーズ」や「プライベート・ライアン」など、多数の映画作品に出演しています。
また、ライナス・コールドウェルを演じるマット・デイモンは、自身で脚本を書き上げた「グッド・ウィル・ハンティング」でアカデミー賞脚本賞を受賞しているほか、この作品でアカデミー賞主演男優賞にもノミネートされるなど、その後の俳優人生を大きく左右する作品を自身の手で作り上げた稀有な俳優でもあります。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、ライナス・コールドウェル役を竹若拓磨氏や桐元琢也氏らベテラン男性声優が演じており、マット・デイモンが演じるライナス・コールドウェルの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
テリー・ベネディクト:アンディ・ガルシア
オーシャンズシリーズ3作品に3つの巨大なカジノを経営するオーナー、テリー・ベネディクト役として出演しているのが、アメリカで活躍する最も著名なキューバ系アメリカ人俳優の1人と言われているアンディ・ガルシアです。アンディ・ガルシアは、オーシャンズシリーズ以外にも「ゴッド・ファーザーシリーズ」や「ブラック・レイン」、「ジオ・ストーム」などといった、名作から超大作まで幅広く出演している俳優です。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、テリー・ベネディクト役を内田直哉氏や大塚芳忠氏らベテラン男性声優が演じており、アンディ・ガルシアが演じるテリー・ベネディクトの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
テス:ジュリア・ロバーツ
オーシャンズシリーズ3作品にダニー・オーシャンの妻であり想い人である、テス役として出演しているのが、ハリウッドを代表する大人気女優ジュリア・ロバーツです。ジュリア・ロバーツは、オーシャンズシリーズ以外にも「プリティー・ウーマン」や「ノッティング・ヒルの恋人」、「ザ・メキシカン」など多数の映画作品に出演しています。
また、オーシャンズシリーズ3作品の監督を務めるスティーブン・ソダーバーグが監督を務めた「エリン・ブロコビッチ」に主演しているジュリア・ロバーツは、この作品でアカデミー賞主演女優賞を受賞しており、スティーブン・ソダーバーグとは縁のある女優でもあります。
ちなみに、オーシャンズ11日本語吹き替え版では、テス役を佐々木優子氏や勝生真沙子氏らベテラン女性声優が演じており、ジュリア・ロバーツが演じるテスの魅力を余すところなく視聴者へ届けています。
オーシャンズ11のあらすじをネタバレ!
この章には多分にネタバレが含まれます!
この章では、今回取り上げているオーシャンズ11のあらすじを結末までネタバレ込みで紹介していきます。まだオーシャンズ11を未視聴な方は、ネタバレが含まれる事を理解した上で読み進めて下さい。
主人公のダニーは服役中に大規模な犯罪計画を立てる!(あらすじネタバレ)
オーシャンズ11の主人公であるダニーは、窃盗の容疑で実刑の判決が下され服役しているにも拘らず、反省するそぶりも見せず更なる大規模な犯罪計画を練っていきます。そして、仮釈放の身となり塀の外に出たダニーは、自身が持つ人脈を駆使し昔馴染みの仲間達とコンタクトを取って行きます。
主人公ダニーは仮釈放中に10人の仲間を集める!(あらすじネタバレ)
こうして、ダニーは個性豊かな、10人の仲間を集める事に成功します。この10人はそれぞれに特殊な技術を身につけており、ダニーが立てた大規模な計画には欠かせない人物達です。その内訳は下記の通りです。ペテン師であるフランク、爆発物のスペシャリストであるバジャー、高い身体能力を誇るイエン、乗り物に関する知識に明るいモロイ兄弟(双子)、元カジノオーナーでありスポンサーでもあるルーベン。
更に、電気系統に精通しているリヴィングストン、伝説的な詐欺師であるソール、前科持ちのカジノディーラーであるフランク、そしてダニーの右腕的存在であるラスティー。これらのメンバーを集めたダニーは、練り上げた計画を実行に移して行きます。
主人公ダニーの犯罪計画と隠し通すもう1つの目的!(あらすじネタバレ)
ダニーが立てた大胆かつ大規模な計画の全容は、ラスベガスにある3大カジノの大金が全て集約されている金庫を襲い、1度の犯罪で一生遊んで暮らせるほどの大金を手に入れるというもので、集められた仲間達は計画を聞くと狂喜する者や不安を抱く者など様々でしたが、最後には計画に参加することを決断します。
しかし、ダニーの計画はこれだけでは無く、離婚協議中の妻、テスとの関係修復もこの計画に含まれていたのです。ダニーと離婚協議中のテスは、現在ベネディクトと言う男と関係を持っており、このベネディクトこそがダニーが狙うカジノのオーナーです。ベネディクトには、自身の邪魔をする者は全て消すという冷酷非道な一面があり、このベネディクトを打ち負かす事で、大金と共にテスを取り返そうとダニーは計画したのです。
主人公ダニーが立てた壮大な犯罪計画がスタート!(あらすじネタバレ)
こうして、仲間達にもテスについては隠したままダニーが計画を実行に移していきます。ダニーの仲間達はまずカジノ内のカメラをハッキングすると、続いてダニーがカジノ内で不穏な動きを見せます。これにより、ベネディクトの部下とイザコザを起こしたダニーでしたが、これすらも計画の一部であり、ダニーにベネディクトの目が集中する中で、他の仲間達が次々とカジノ内へ潜入していきます。
カジノに無事潜入した仲間達は、イエンの柔らかく小柄な身体を利用し、イエンを大金が眠る金庫の中へと送り込む事に成功します。しかし、大金が眠る金庫は、12時間ごとに変更される暗証番号を必要とする3つの扉が有るほか、指紋認証などのセキュリティーも完備された難攻不落の金庫です。金庫に辿り着くのは不可能とも思われる状況でしたが、ダニーと仲間達は大胆な行動に打って出ます。
ダニーと仲間達による大胆不敵な行動!(あらすじネタバレ)
難攻不落の金庫を目の当たりにしたダニーと仲間達でしたが、カジノ内を停電させ、一時的に麻痺したセキュリティーを突破することに成功すると、金庫の中に潜んでいたイエンが金庫の内側から大胆にも金庫の扉を爆破して開錠します。こうして、ダニーと仲間達もイエンが潜む金庫の中へと侵入する事に成功し、先に金庫に潜入していたイエンによって纏められた大金を手に入れる事に成功します。
後は手に入れた大金を持って逃げるだけとなったダニーと仲間達でしたが、この異変にカジノオーナーであるベネディクトがいち早く気づき、セキュリティーに連絡を取ります。セキュリティーから要請を受けたSWATは、金庫へ駆けつけると躊躇う事無く金庫内に突入します。しかし、そこに居る筈のダニーと仲間達の姿は既に無く、逃げ場など無かった筈の状況にSWATの面々は困惑します。
主人公ダニーの計画は大成功!テスも戻り大団円!(あらすじネタバレ)
このダニーが立てた計画の最後に描かれたトリックは、ハッキングしたカジノ内のカメラとSWATに変装したダニー達の連携によって作り出された偽造された映像であり、SWATに変装したダニー達は堂々と金庫から大金を盗み出す事に成功します。また、この時犯人が逃走したと思わせる為に自動運転の車両を使用するなどして逃走時間も確保しており、ダニーの計画は完璧な物として完結します。
出典: http://unzip.jp
こうして見事に大金を手に入れたダニーは、更にテスとの関係修復にも成功し、仲間たちと共に大団円を迎えます。しかし、オーシャンズ11の最後にはダニーの仕業だと悟ったカジノオーナーベネディクトの苦虫を噛んだ様な顔が映し出されており、続くオーシャンズ12への期待感を高めています。
オーシャンズ11の評価や感想を紹介!ネタバレ注意
この章も前章と同様、多分にネタバレが含まれます!
この章では、今回取り上げているオーシャンズ11についての評価や感想を、前章と同様ネタバレ込みで紹介していきます。まだオーシャンズ11を未視聴な方は、ネタバレが含まれる事を理解した上で読み進めて下さい。
オーシャンズ11評価と感想!出演キャストが豪華!
今回取り上げているオーシャンズ11は、既に紹介している通り全世界で大ヒットした作品であり、日本国内でも大ヒットしています。この大ヒットの要因にも挙げられ、評価や感想でも多く見られるコメントが、出演キャストの豪華さという点です。この点については、今回の記事でも出演キャストを紹介する章で紹介していますが、本当に豪華なキャストが出演しています。
1例として紹介すると、オーシャンズ11が全米で公開された2001年頃のジュリア・ロバーツのギャランティは、1作品の出演で20億円が必要だったと言われています。この他にも、ジョージ・クルーニーやブラッド・ピット、更にはマット・デイモンなど、高額なギャランティが噂される人気俳優が多数出演している事から、キャストの豪華さに魅力を感じる評価や感想にも頷けます。
オーシャンズ11評価と感想!クールでスタイリッシュな映像とストーリー!
オーシャンズ11の評価や感想として次に多く目にするのが、ど派手な銃撃戦に頼らないクールでスタイリッシュな映像と、疾走感のあるストーリーについての高い評価と感想です。この点については、監督スティーブン・ソダーバーグの手腕について評価する声が多く聞かれる他、出演キャストの確かな演技力によってストーリーが滞りなく描けているとする評価も多く見られます。
オーシャンズ11評価と感想!数々のトリックに魅了されたとの声も!
オーシャンズ11の評価や感想として多く目にするのが、ダニーが計画した数々のトリックについての評価です。このトリックについての評価は、賛否が分かれている点でもありますが、その多くが魅了された、見破れなかった、などの好意的な評価のようです。
オーシャンズ11にはあらすじ紹介では紹介しきれていない数々のトリックが描かれていますので、未視聴な方はオーシャンズ11に描かれた数々のトリックに注目して視聴するのも楽しみ方の1つです。
オーシャンズ11評価と感想!新鮮味に欠けるという否定的な評価も!
オーシャンズ11の評価や感想の中で否定的な意見として多く見られるのが、新鮮味に欠けるといった内容の意見です。この点は、既に紹介している通り、オーシャンズ11が「オーシャンと11人の仲間」と言う作品の、リメイク作品である点が大きく影響しているようです。また、この頃豪華キャストと言われるオーシャンズ11の出演者達が、多くの作品に出演していた事も新鮮味が欠けるという一因になっていると言われています。
また、あらすじでも紹介している通り、オーシャンズ11のストーリー自体は、主人公が悪党から大金を盗み出すと言う、ある意味ではありきたりなストーリーである為、オーシャンズ11のストーリーが新鮮味に欠けると言う評価の一因となったとも言われています。
しかし、高評価も低評価も生まれているオーシャンズ11は、こうした評価や感想が多く生まれている事からも、広く視聴されている大ヒット作品である事は間違いが無く、オーシャンズシリーズ3作品を今一度見る事で、新たな発見やこれまでの評価とは違った感想が生まれる可能性もありますので、シリーズを通して鑑賞してみるのも面白いかもしれません。
オーシャンズ11は舞台化もしていた!
宝塚歌劇団の星組が舞台化!
ここまでオーシャンズ11について、あらすじや豪華キャスト、そして作品評価までを紹介してきましたが、この章では、日本国内でオーシャンズ11が舞台化されている点について紹介していきます。
オーシャンズ11の舞台化は、2011年に宝塚歌劇団の星組によって初演が行なわれている他、2013年には宝塚歌劇団の花組によって再演が行なわれています。宝塚歌劇団によるオーシャンズ11の舞台化は、ミュージカルという形で演じられており、脚本や演出を務めている小池修一郎氏は、原作と同様のあらすじをベースにしており、これらの公演は大きな反響と共に大成功を収めています。
宝塚歌劇団以外にも香取真吾を主演に舞台化が!
宝塚歌劇団によるオーシャンズ11の舞台化が大成功した事もあり、2014年には香取真吾(元SMAPのメンバー)の主演によって再度舞台化がされ、公演されています。この公演も宝塚歌劇団による舞台化に関わった小池修一郎氏が脚本・演出を務めており、原作オーシャンズ11のあらすじから大きく逸脱する事無く舞台化され、大成功を収めています。
オーシャンズ11は出演者が豪華すぎる!ぜひ見てみよう!
今回の記事では、映画作品オーシャンズ11について、あらすじからキャスト、作品評価などを紹介してきましたが、いかがでしたか?オーシャンズ11にはあらすじでは紹介しきれない豪華キャストによる数々の魅力や、あらすじだけでは説明が出来ない多くのトリックが描かれています。ネタバレを含む形で紹介してきましたが、オーッシャンズ11を未視聴な方は、是非一度視聴する事をお勧めします。
また、2018年8月には女性版オーシャンズシリーズとなる「オーシャンズ8」の日本公開が決まっている他、既に公開されているオーシャンズシリーズ3作品の主要キャストがオーシャンズ8でカメオ出演する可能性も噂されており、オーシャンズシリーズに再び注目が集まっています。