羊たちの沈黙のあらすじ・結末をネタバレ!恐怖のラストシーンの感想は?

世界で最も有名な残酷な博士である、ハンニバル・レクターが登場する映画「羊たちの沈黙」。アカデミー賞も受賞した名作である「羊たちの沈黙」ですが、実際の映画の内容はわからない、気になるけど見るのが怖い、という方もいるのではないでしょうか。今回はあらすじから結末のネタバレまで紹介します。彼の怖くも芸術的とも言える世界はなぜか惹かれてしまうという意見もあります。あらすじを読んで気になった方はぜひ鑑賞してみて下さい。

羊たちの沈黙のあらすじ・結末をネタバレ!恐怖のラストシーンの感想は?のイメージ

目次

  1. 羊たちの沈黙のあらすじは?結末やラストまで見た人の感想をネタバレ!
  2. 羊たちの沈黙とは?
  3. 羊たちの沈黙のあらすじをネタバレ解説!
  4. 羊たちの沈黙の結末をネタバレ解説!
  5. 羊たちの沈黙の恐怖のラストを見た人の感想をネタバレ
  6. 羊たちの沈黙の続編も見逃せない!
  7. 羊たちの沈黙のあらすじや結末をまとめてみた

羊たちの沈黙のあらすじは?結末やラストまで見た人の感想をネタバレ!

名作ホラーサスペンス映画として名高い『羊たちの沈黙』ですが、題名やハンニバル・レクター博士という人物が出ている、ということは知っていても実際に見たことがない方も多いのではないでしょうか。羊たちの沈黙のDVDパッケージの不気味さやグロテスクなイメージが相まって、見るのが怖いという方にあらすじ・結末のネタバレやラストまで見た方の感想を紹介します。

羊たちの沈黙とは?

羊たちの沈黙の原作は小説

羊たちの沈黙の原作は、1988年に刊行されたトマス・ハリスが著した同名小説です。ハンニバル・レクター博士が主役のシリーズ小説の2作目が『羊たちの沈黙』です。こちらは同年、最も優れたホラー、ダークファンタジー小説に贈られるアメリカの賞であるブラム・ストーカー賞を贈られています。

羊たちの沈黙は、映画もアカデミー賞を受賞

羊たちの沈黙の映画は3年後の1991年に公開されました。そして翌年の第64回アカデミー賞にて、史上3作目となる「作品賞」、「監督賞」、「脚本賞」、「主演男優賞」、「主演女優賞」の主要5部門を獲得しました。

登場人物1:クラリス・スターリング/ジョディ・フォスター

FBI訓練生であるクラリスは、聡明な頭脳に強い正義感を持ちますがあるトラウマがあり、それによってレクター博士に興味を持たれることになります。続編「ハンニバル」にも登場し、自分に興味を持ち接近してくるレクター博士に対して、ラストに行くにつれ彼女自身も恋愛とは違う特別な感情を持ち始めます。そんなクラリスを演じるのはジョディ・フォスターです。彼女はこの作品と『告発の行方』でアカデミー賞主演女優賞を獲得しています。

登場人物2:ハンニバル・レクター/アンソニー・ホプキンス

猟奇殺人犯で投獄されているハンニバル・レクター博士は元精神科医であり、なんと人肉を食べるカニバリズムでした。彼は捜査協力を仰ぎにきたクラリスに興味を示し、彼女の過去を探ります。そんなレクター博士を演じるのはアンソニー・ホプキンスです。演技力を高く評価された彼は続編にも出演しています。ラスト近くの猟奇的な演技は特に必見です。

登場人物3:ジャック・クロフォード主任捜査官/スコット・グレン

クラリスの上司であるクロフォード主任は猟奇事件解決のために凶悪殺人犯の心理分析を行いますが、レクター博士に拒否されてしまいます。そこからクラリスに自分の代わりにレクター博士に協力を仰ぐよう指示します。演じるスコット・グレンは『バックドラフト』などにも出演する個性派俳優です。

登場人物4:バッファロー・ビル/テッド・レヴィン

バッファロー・ビルは連続猟奇殺人をし、逃走している犯人です。若い女性を殺害し皮膚を剥がす残忍な手口の裏側には、女性になろうとする心理がありました。彼を演じたテッド・レヴィンはこの作品で評価され、『名探偵モンク』などの作品にも出演しています。

ハンニバル・レクター博士とは?

2歳で読み書きを覚え、6歳になるころには英語をはじめとしたの3ヶ国語を習得しました。その後も勉学に励み、精神医療だけでなく数学、物理、美術など様々な知識を得ています。また、身体能力も高く剣術の心得ももっています。

カニバリズムへの崇拝

そんな優れた能力の裏側にはカニバリズムという面がありました。その背景には壮絶な過去がありました。幼少期、彼は妹のミーシャを溺愛してました。そんな中、第二次大戦中の飢えに苦しんだ者たちにより、ミーシャは殺害された上に食べられてしまいます。レクター自身も妹を食べさせられたことがトラウマとなり、原因となっています。

精神科医でありながら連続殺人を犯す

精神科医としての手腕を認められ、上流社会や有名人が患者となりますが彼らの非常識さなどにより眠っていた凶暴性が目覚めることとなります。患者を殺害した後に食べるという残忍な犯行により逮捕されますが、入れられた精神病院にて看護師の手を噛むという事件により拘束具を付けられることとなります。これでレクター博士の事件は一件落着に見えましたが、ラストでは衝撃なことが起こります。

モデルはジェフリー・ダーマー

レクター博士のモデルとなったのはミルウォーキーの食人鬼と言われる連続殺人犯のジェフリー・ダーマーです。17人の青少年を殺害した後に人肉食を行います。その現実とは思えない残虐な手口は全米を震撼させました。

羊たちの沈黙のあらすじをネタバレ解説!

羊たちの沈黙のあらすじ1:アメリカ各地で連続猟奇殺人事件が発生

アメリカ各地で若い女性が殺害され、皮膚を剥がされるというショッキングな事件が起こっていました。犯人はバッファロー・ビルと呼ばれ連続殺人犯として捜査されていました。FBIは犯人像を絞り込むため、監禁されている連続殺人犯たちの心理分析を始めます。

多くの囚人は捜査に協力的でしたが、元精神科医で猟奇殺人犯のレクター博士だけは捜査を拒絶します。そんな彼のもとに送り込まれたのがまだFBI訓練生であるクラリスです。クラリスはその優秀さからクロフォード主任捜査官に認められ、レクター博士の観察を指示します。博士は危険人物であるため個人的な話をしないようにと念を押し、送り出します。

羊たちの沈黙のあらすじ2:レクター博士と面会するクラリス

レクター博士は事件の糸口を見つけるために心理分析を始めたことを見抜きます。それどころかクラリスの分析まで始めます。クラリスは打ちのめされますが、レクター博士への礼儀は保ったままでした。レクター博士の協力を得られないまま終了しますが、他の囚人に辱めされたクラリスをレクター博士は呼び止め、一つのヒントを与えました。

レクター博士のヒントは、「私の患者だったミス・モフェットを探せ」というものでした。ヘスター・モフェットという名前で借りられている倉庫を見つけたクラリスは、そこで化粧を施された男性の頭部のホルマリン漬けを発見します。へスター・モフェットの正体が実はレクター博士だと気づいたクラリスは彼再びの元を訪れます。ヘクター博士によると、首の主は元患者であり、殺害したのは自分ではないということでした。

羊たちの沈黙のあらすじ3:止まらない犯行

同じ頃、バッファロー・ビルによる次の犯行が行われました。被害者のキャサリン・マーティンは怪我をしているふりをしたバッファロー・ビルを手伝っている最中に襲われ、連れ去られました。また同時に他の場所では女性の変死体が発見されたのです。被害者はこれで6人目ですが、クラリスは喉に何かが詰まっているのを発見します。鑑識の結果それはスズメガという蛾の蛹で、別名「死の頭」と呼ばれるものでした。

羊たちの沈黙のあらすじ4:クラリスの個人情報を条件に協力をするレクター博士

キャサリンの母親は上院議員であったため、クラリスはレクター博士の協力によって救出できた場合、博士を森の見える病院に移すと話します。博士はさらにクラリスの子供のころの最悪な出来事を話すことを交換条件にします。クラリスは10歳のころに父が亡くなったことを述べ、その交換にレクターは犯人が変化を求めていると伝えます。父親の死後を聞かれたクラリスは母方のいとこ夫婦の牧場に2か月滞在したことを話します。

レクター博士は、犯人は自身を性的倒錯者と思い込み、過去に性転換施術を希望し断られた可能性がある、と伝えます。その頃井戸の中に捕らわれているキャサリンはバッファロー・ビルに促され肌にローションを塗ります。その様子を懐中電灯で照らされ、井戸の壁に刺さった爪を見てしまいます。それは今までに捕らわれた被害者たちが脱出を試みた際に剥がれたものでした。絶叫したキャサリンを見てバッファロー・ビルは喜びます。

羊たちの沈黙のあらすじ5:手柄を自分のものにするチルトン博士

クラリスの交換条件は嘘でした。それを知ったレクター博士の病棟担当医のチルトン博士はそれを博士に伝えます。そして、自分が実際に上院議員に掛け合い取引をしたと伝えました。レクター博士は、犯人の名前はルイス・フレンドと伝え、情報を話します。その後ベッドに拘束し口にもマスクをはめられたレクター博士は病院を移送されます。チルトン博士は手柄を自分のものにし、得意げにインタビューを受けるのでした。

羊たちの沈黙の結末をネタバレ解説!

羊たちの沈黙の結末ネタバレ1:クラリスの過去のトラウマ

ルイス・フレンドは犯人の名前ではなく言葉遊びだと看破したクラリスに博士は、犯人は極度の切望により、犯行を行うと伝えました。そしてその交換条件にクラリスが牧場に2か月しかいなかった理由を聞きます。幼いクラリスはある朝悲鳴を聞き、納屋で子羊が殺されるのを目撃します。せめて1匹でも助けたいと思ったクラリスは子羊を抱いて逃げますが、数キロ先で保安官に見つかってしまいます。

牧場主の夫婦に怒られたクラリスは施設に送られてしまいました。そしてその経験はトラウマとなり、夢で子羊の悲鳴を聞くようになったのです。キャサリンを助けられたら悲鳴を聞かなくなるか、という問いに分からないと返しますがチルトン博士がやってきて話は終了します。帰り際、博士はクラリスに書類を渡しながら指を触れます。それは博士のクラリスに対する尊敬の意の徴でした。

羊たちの沈黙の結末ネタバレ2:レクター博士の脱走

食事の際、手錠で檻に固定されたレクター博士はそれをこっそりと外し、逆に警備員に手錠をかけて警棒で殴り、腹を裂いて檻に磔にします。もう一人の警備員には催涙スプレーをかけ、鼻をかみちぎり顔の皮膚を剥がしました。その後銃を撃ち他の警備員を呼び寄せます。博士は行方不明です。皮膚を剥がされた警備員を見つけた一同は救急車を呼びます。しかし実はそれが剥がした皮膚を顔に乗せたレクター博士だったのです。

博士の服を着た顔を剥がされた警備員を撃ってしまったあと、一同はそのことに気が付きますがすでに救急車は出ていました。その結果、隊員たちは殺され、さらに空港で旅行者が衣服や金品を盗まれて殺されてしまいます。

羊たちの沈黙の結末ネタバレ3:犯人を突き止めたクラリス

クラリスは博士のヒントから、犯人は3番目の被害者への切望があったと考えます。犯人はその被害者を目にするうちに、彼女のような女性になりたい考え始めたのです。そして被害者の皮膚を剥ぐ行為は、その皮膚でドレスを作るためだったのです。捜査を進め、ある家を訪れたクラリスはそこでジャック・ゴードンと名乗る人物に会います。その家の中に蛾がいることからジャックが犯人だとクラリスは突き止めます。

犯人だとバレたことに気づいたジャックは部屋の奥に逃げ込みます。クラリスは家を捜索し、キャサリンを見つけました。その後も捜索を続け、元の家主の死体を見つけたところで停電がおこります。ジャックはブレーカーを落とし、暗視スコープでクラリスを狙うためでした。間一髪のところでクラリスが先に発砲し、犯人は死亡します。キャサリンは無事に助け出され、事件も解決したのでした。

羊たちの沈黙の結末ネタバレ4:レクター博士からの電話

無事に卒業式を迎えたクラリスの元に電話が入ります。それは逃走中のレクター博士からのものでした。博士はクラリスに羊の夢を見なくなったかを問います。そして事件解決と卒業祝いの言葉をかけます。そして最後に、古い友人を夕食に、と言い電話を切りました。それは、チルトン博士を殺害して食べるということを暗に示していたのでした。

バッファロー・ビルのモデルとなった人物

この作品の犯人はラスト近くまでバッファロー・ビルと言われていますが実は呼称であり本名ではありません。なぜそう呼ばれていたかというと、獲物を殺して剥ぐ、という行為を実在のバッファロー・ビルにちなんでいるからです。もっとも、実在のバッファロー・ビルは殺人犯ではなく、優れたバッファローハンターでした。名誉勲章を受賞した彼の人生は多数の映画作品になっています。

エド・ゲイン

アメリカ史上類を見ない猟奇性を持つ殺人鬼であるエド・ゲインがこの作品の犯人の手口のモデルとなっています。連続殺人犯と言われるエド・ゲインですが実際の殺人は2人でした。しかし、彼は死体を使ってブレスレットなどの記念品を作るというショッキングな犯行を行いました。作品での、犠牲者の皮でドレスを作るというのはこの事件が元になっています。

テッド・バンディ

テッド・バンディは若い女性を30人以上も殺害し、高いIQを持つことからシリアルキラーという言葉を生み出しました。作中の犯人が行った女性の誘拐の手口は、テッド・バンディの言葉巧みに女性を誘い無防備な状態で襲ったという手法を模しています。

羊たちの沈黙の恐怖のラストを見た人の感想をネタバレ

あらすじでご紹介したように、残忍な犯行が多いため目を背けたくなるのも事実です。そして犯人のバッファロー・ビルも猟奇的で残忍ですが、実は引き立て役なのでは思うほどにレクター博士のほうが恐ろしいのです。ラストの博士の犯行は目を覆いたくなります。

しかし、そんな恐ろしさの一方で博識であり、紳士的な面もあるレクター博士に魅力も感じてしまいます。レクター博士のファンが多いのは、アンソニー・ホプキンスの怪演によるところも多いです。

また、怖い映画と言われる半面で面白い、好きという声も多くあります。想像できないくらいの猟奇的でショッキングな内容でありつつも、アカデミー賞を獲得した名作なだけあり、不思議な魅力のある映画となっています。結末まで見た方も恐怖しつつも映画としての面白さに脱帽してしまいます。

羊たちの沈黙の続編も見逃せない!

シリーズ2作目:ハンニバル

羊たちの沈黙での事件から10年後、傷心のクラリスの元にレクター博士から手紙が届くところから物語は始まります。こちらもラストにかけての惨たらしい内容にぞっとしつつもその進化した内容に拍手を送りたくなるような作品です。こちらではクラリスはジュリアン・ムーアが演じています。ラストは映画と小説で異なっています。

シリーズ3作目:レッド・ドラゴン

映画としては3作目ですが、小説では1番最初に出た作品です。レクター博士を逮捕した、FBIアカデミー教官のウィル・グレアムが惨殺事件の犯人像を知るため、博士の療養施設を訪れます。主演のエドワード・ノートンの怪演も合わせて、こちらも素晴らしい作品です。

シリーズ4作目:ハンニバル・ライジング

4作目のこちらは、レクター博士の幼少期~青年期を描いた作品です。レクター博士が人食い殺人鬼になるまでの過程が分かります。主演はギャスパー・ウリエルです。時系列では最初ですが、シリーズの最後に見ることをおすすめします。

羊たちの沈黙のあらすじや結末をまとめてみた

映画、『羊たちの沈黙』のあらすじから結末のネタバレをご紹介しましたがいかがでしたでしょうか。あらすじを読んだだけでもぞっとしてしまい、さらにラストでは無くなっていなかった博士の狂気に震えたのではないでしょうか。映画では映像も相まってより恐ろしく感じますが、その作りこみは素晴らしくさすがは名作と言われる作品となっています。このあらすじを見て、興味が出た方はぜひ羊たちの沈黙を鑑賞してみて下さい。

関連するまとめ

人気の記事

人気のあるまとめランキング

新着一覧

最近公開されたまとめ