コード・ブルーの映画版あらすじをネタバレ！結末の予想やロケ地も紹介

コード・ブルーは「コード・ブルー　‐ドクターヘリ緊急究明‐」というタイトルでフジテレビ系で放送されていた大人気テレビドラマシリーズです。豪華キャスト陣の中で主演を務めるのはジャニーズの山下智久です。ファーストシーズンは2008年7月から9月まで、毎週木曜22時からの木曜劇場枠で放送されていました。その後2009年1月に連続ドラマ最終回の事故のその後が描かれたスペシャルドラマが放送されます。

ファーストシーズンとスペシャルドラマで人気沸騰したコード・ブルーは2010年1月から3月まで待望のセカンドシーズンが放送されます。毎週月曜日21時から、なんと「月9」枠での放送でフェローシップ終了まで描かれました。元々他の枠で放送されたドラマを月9枠に移動して放送するのは初めてであり、また救急医療を扱った医療ドラマを月9で放送するのもコード・ブルーが初めての作品となります。

サードシーズンは2017年7月から9月まで再び月9枠で放送され、一人前となった豪華キャスト陣が演じるそれぞれのキャラクターの元に後輩ができて、新たなキャスト陣とともに成長する過程が描かれています。その翌年2018年7月27日に初のコード・ブルーの映画が公開されることになります。映画化が決まった大人気のコード・ブルーのドラマ版のあらすじやキャスト、そして映画のあらすじや新たなキャストをネタバレ紹介します。

コード・ブルーファーストシーズンでは新米フライトドクターとしてやってきた藍沢、白石、緋山、藤川の成長を描いています。数々の困難な患者を前にしての挫折を通して、医者としての技術だけでなく心構え、そして精神面の成長も描かれています。果たしてフェローからフライトドクターへと成長していくことができるのかというところが見どころです。

コード・ブルーセカンドシーズンはフェローとして残り3か月というところから物語が再開します。ファーストシーズンでそれぞれ重い十字架を背負います。上司のオペをすることになる、処置中に自分自身が重傷を負い、後遺症に悩まされながらも研修を続けるなど、ファーストシーズンのその後が描かれています。

そんな時、上司である黒田が事故により右腕を失ったことから新たな部長が就任します。その男が橘でした。研修開始時とはかなり異なった状況に置かれたフェロー4人達を一人前にする、フライトドクターとしての適性を見抜くべく配置されます。藍沢達4人はフライトドクターの研修を終えることができるのでしょうか？

2018年7月に公開される映画版コード・ブルーへもつながるサードシーズンは救命救急センターでフライトドクターとして研修を受けていた医師たちのその後を描いています。フェローとして研修で優秀な成績を残した主人公藍沢は脳外科医として活躍していました。難しい手術も次々と成功させており、日本全体の医療界が注目する医者へと成長していました。

主人公藍沢のフェロー時代の同期である白石と藤川もまた救命救急センターで引き続き活躍しており、白石はフライトドクターの指揮官としてリーダーを務めており、藤川は救命センターの整形外科専門ドクターを務めています。冴島もドクターヘリの看護師として救命センターに残っており、看護師チームの主力になりみんなから頼られる存在へと成長していました。

藍沢のことをライバル視していた緋山はというと、産婦人科医になっており周産期医療センターで活躍していました。かつてはフェローだった藍沢やその同機たちも10年以上の経験を積み、今ではかつての自分たちのような後輩への指導を任されており、これまでとは違う形で医者という仕事に携わっていました。私生活も変化がある中、藍沢たちに再び厳しい試練が訪れてしまうのがサードシーズンです。

厳しい試練を乗り越えた藍沢たちのその後を描いているのが、映画版コード・ブルーです。10年たって成長した藍沢とその同期達は、救急センターに残るのか、それぞれが目指す医療分野へ進むのか、またプライベートとのバランスで仕事をセーブするのか、様々な悩みを抱えています。後輩のフェロー達もトラウマを抱えている者、救急センターにやりがいを感じている者、それぞれの成長を描いている映画版のあらすじを紹介します。

映画版コード・ブルーの主人公も山下智久演じる藍沢耕作です。自他ともに認める高い技術と向上心を持ち、フライトドクターとして過酷な現場を経験する傍ら脳外科医としてもキャリアを重ねて、世界屈指のトロント大へのレジデント推薦が決まります。新垣結衣演じる白石恵は映画版でも救命センターのリーダーを務めていますが、自分に自信がなく、いつも悩んでいます。

戸田恵梨香演じる緋山美帆子はプライドが高いが心へ寄り添うことも忘れないドクターです。映画版では周産期センターへ推薦されるが、様々な思いが交錯し迷っています。比嘉愛未演じる冴島はるかは自らもつらい経験を乗り越えた多くの知識を持つフライトナースです。浅利陽介演じる藤川一男はムードメーカであるが、冴島がつらい時に支えになり、映画版では冴島と結婚することになり結婚式の準備をしています。

映画版コード・ブルーでも引き続き努力を重ねるフェロー達の紹介です。有岡大貴演じる名取颯馬は病院長の息子で医療への熱意が欠けていたが、先輩の姿を目にして意識が変わりつつあります。成田凌演じる灰谷俊平は真面目だが自信が無く、自分の失敗を引きずっています。新木優子演じる横峯あかりはマイペースであるが、力不足に悩みます。馬場ふみか演じる雪村双葉は恵まれない家庭環境を向けるためナースになります。

映画版コード・ブルーからの新しいキャスト陣を紹介します。映画版のキーパーソンとなる山谷花純演じる富澤未知は飛行機事故に巻き込まれる末期がん患者を演じます。新田真剣佑演じる岩田彰生は未知の元を離れた婚約者を演じます。映画版にも実力のある俳優陣が出演しており、映画版コード・ブルーもさらにたのしめる作品となっています。

映画版コード・ブルーのあらすじを紹介します。主人公藍沢がカナダのトロントに旅立つ数週間前から物語は始まります。緋山は恋人の元料理人の緒方とケンカしたまま職場にいました。藤川と冴島は、直前に迫った自分たち二人の結婚式の準備で衝突し、ケンカしてしまいます。そんな仲が良い？二人の風景を見て白石は半ば呆れていました。

そんな時、成田空港から乱気流により多くの負傷者が出たとの情報が入り、白石たちは急いで成田空港に向かうため、ドクターヘリを飛ばして向かいます。しかし、成田空港に到着するとすでにトリアージが一部進んでいる状況でした。不思議に思う白石たちでしたが、藍沢の姿を確認します。ちょうど日本に帰ってきた藍沢がその場に居合わせていたため、先にトリアージを行い、治療を進めているのでした。

成田空港での負傷者の手当を進めている中で、負傷者の中に富澤未知という女性がいました。彼女は負傷自体は重症ではなかったのですが、末期のスキルス性胃がんを患っており、病状が良くありません。そんな彼女の前に婚約者の彰生が現れ、一度はがんに侵された未知から離れてしまったが、考え直した結果最後まで未知の元に寄り添いたいと話します。

そんな彰生に対して未知は忘れられるのも嫌だけど引きずられるのも嫌だという複雑な心境を冴島に話します。自身の結婚式が迫っていた冴島はどうしても自身と重ねてしまい、意識してしまいます。一度破談になった未知と彰生の結婚式は来月に再び行われることになったそうですが、未知のがんの進行状況からは1か月というのはあまりにも長い時間でした。

どうしても未知のことを考えてしまう冴島は、自分と藤川の結婚式の日取りと会場を2人に譲ることにします。結婚式当日、道はバージンロードを車いすで進み、指輪を交換しますが、交換直後に吐血して救命センターに運ばれてしまいます。

吐血した未知の処置を始めた直後に海ほたるにフェリーが衝突する事故があった情報が入ります。未知のことを橘に託して、白石、藍沢、雪村がドクターヘリで海ほたるに急いで向かいます。海ほたるでトリアージが進みますが、フェリーに搭載されている車中でパイプにくし刺しになって取り残された男性を発見し、白石と藍沢が救助にあたります。

取り残された男性の容態から串刺しになっているパイプを引き抜いて救助する方法を取ります。この時、白石と藍沢両方にとっても経験がなく、非常に困難な状況に陥っていました。そんな時、続々とコード・ブルーの救命救急メンバーが現場に到着します。名取、灰谷、横峯の頼りなかった後輩フェロー達も現場で迅速に動き、人命救助に当たる姿を見て、頼もしい存在になっていると先輩たちも奮起します。

映画の場面は再びフェリー船内の車に取り残された男性の元の藍沢に戻ります。藍沢はフェリー船内で漏電を発見します。白石、雪村の2人を庇い、藍沢は感電してしまい、その影響で階段から数メートル下まで落下してしまいます。藍沢の容態は重傷で意識レベルも低下した状態で呼吸も不安定な状態に陥っていました。後輩フェロー達や同期の白石、緋山、藤川、冴島も動揺してしまいます。

映画の場面は成田空港と海ほたるの事故から一か月後となります。藤川と冴島は橘から病院の中庭で急減した患者が出たため、至急手当に向かうよう言われます。慌てて現場に直行する藤川と冴島ですが、そこにいたのは患者の振りをする白石、そしてウェディングドレスを持つ緋山、そして容態が不安定だった藍沢も無事回復し、なんと藤川のタキシードを持っていました。

なんと秘密裏に救命班は延期になってしまった藤川と冴島の結婚式をサプライズで準備していたのです。2人の結婚式には未知の指輪をはめている彰生も来て祝福しています。結婚式の料理は緋山の恋人である緒方が担当して、微妙な関係になっていた緋山と緒方も再びともに人生を歩むことを誓います。さらに結婚式ではかつてフェローだった藍沢たち同期を教育し、成長させた初代救命センター部長の田所からの手紙もありました。

そして映画版コード・ブルーのラストでは藍沢はトロントへ、緋山は周産期医療センターへとそれぞれ救命センターとは異なる目標へと歩んでいきます。二人が旅立った救命センターには白石、夫婦となった藤川と冴島、そして成長した後輩フェロー達が活躍する姿が描かれて、映画はフィナーレを迎えました。

映画版コード・ブルーのロケ地はサードシーズンと同じく映画版でも千葉県印西市にある日本医科大学千葉北総合病院で中心に行っています。翔陽大学附属北部病院としてドラマ、映画でも使用されていました。ちなみに映画版コード・ブルーの医療監修も同病院の救命救急センターが行っています。

ドラマ、映画共に翔陽病院の屋上は千葉県千葉市中央区にある千葉市立青葉病院で行われており、翔陽病院の食堂は千葉経済大学でロケが行われています。同じ病院という設定であるのに、同じ病院内で撮影を行っていないことは驚きです。

映画版でカギとなる事故が起こる成田空港でもロケが行われました。Twitterなどにキャスト陣の目撃情報が相次いだことと、ドクターヘリの着陸を目撃した情報が数多く寄せられていました。映画版の物語の始まりの場所となる成田空港での撮影は圧巻のスケールであり映画上映の際も見とれてしまいます。

映画版で未曽有の大事故が起こってしまうのが海ほたるですが、同施設名の東京アクアライン・海ほたるにて映画撮影が行われました。こちらもパーキングエリアでコード・ブルーファンが映画のロケをするのではないかとの噂を嗅ぎ付け、目撃情報がSNSに多数アップされていました。こちらもスケールが大きく、映画館で鑑賞すると迫力に圧倒されること間違いなしです。

いかがでしたか？コード・ブルーの映画版のあらすじやキャストをネタバレで紹介しました。あらすじを紹介はしたのですが、一部であることと、実際に映画を見ないと伝わらない緊迫感や迫力、さらに豪華キャスト陣が演じるそれぞれの役の成長があります。2018年の夏に公開される映画版コード・ブルー、是非映画館に足を運んで見て、楽しんでください。