X-MEN：アポカリプスをネタバレ解説！あらすじやキャスト・能力まとめ

マーベルコミックの中でも屈指の人気を誇るシリーズ『X-MEN』今回はX-MENシリーズで実写化されたX-MENアポカリプスをネタバレ解説し、マーベルヒーローたちのキャストやミュータントたちの能力について紹介します。

X-MENシリーズとはマーベルヒーロー達が集結したチームの活躍を描いた大人気スーパーヒーロー映画です。2000年に第一作目となる『X-MEN』を公開し、2018年現在では合計11作品公開された長編シリーズとなっています。

紀元前3600の古代エジプトに神の力を持つミュータントが1人いて、人々に神のように崇められていました。ミュータントはエジプトを支配してピラミッドを作らせ、アポカリプスと呼ばれておりミュータントの始祖にあたる人物でもあります。アポカリプスは側近に四騎士(フォー・ホースメン)と命名した4人のミュータントを置いて文明そのものを支配していました。

アポカリプスは肉体を新たなものに乗り換えることによって不死の能力を身に着けており、その肉体を乗り換えるために作らせたピラミッドの中で肉体の乗り換え(転生)の儀式を行います。しかし、儀式中はアポカリプスが無防備になり、部下の裏切りによりアポカリプスはピラミッドの崩落に巻き込まれてしまいます。アポカリプスは四騎士たちが守りますがアポカリプスはピラミッドの中に永遠に封印されることになりました。

1983年。スコットという男は大学に通っており、スコットは身体の違和感を感じてトイレに行くと。するとスコットの目からはレーザーが放射してミュータント能力に目覚めます。そしてその能力はサイクロップスと名づけられました。スコットの弟アレックスも同じミュータント能力の持ち主でした。

スコットはアレックスに連れられて「プロフェッサー・X」ことチャールズ・エグゼビアが創設したX-MENが集まる「恵まれし子らの学園」に来ます。X-MENのアレックスに目隠しをされて手を引かれてやってきました。学園の中でスコットは目隠しを取り、両目からビームが放射してしまい、周囲の木や地面を破壊してしまいます。しかしチャールズはスコットの能力を気に入り満足して笑みをこぼしX-MENに加入させます。

東ベルリンでは地下闘技場でミュータントが人間に捕らえられて闘わされていました。アークエンジェルこと、ミュータントウォーレン・ワシントン三世は乱暴な性格であるため、他のミュータントとは違い地下格闘技の闘いを楽しんでいます。そして彼の次の相手はミスティークの息子ナイトクローラー。ナイトクローラーの性格は臆病者で青い肌と黄色い目を持つ悪魔のような外見をしており、エンジェルの攻撃から逃げ回るます。

ナイトクローラーは追い詰められますが、彼の能力であるテレポート能力を使ってエンジェルに反撃しエンジェルの翼をへし折ってしまいます。X-MENのミスティークは観客に紛れて闘いを見届けると、闘技場の檻を破壊し、X-MENのナイトクローラーを助け出します。エジプトではCIAエージェントｎモイラ・マクタガートがアポカリプスのミュータントを探るために遺跡の中を調査していました。

そして地下にアポカリプスが封印されている遺跡を発見します。ですが、突然地下室からアポカリプスを自分たちの神「エン・サバー・ヌール」と崇拝する集団が来ると、遺跡を取り囲みアポカリプスの復活儀式を始めます。太陽の光を遺跡に浴びせると、石板が輝き始めアポカリプスが復活しました。アポカリプスは復活の際に世界中に大地震が発生しました。学園内ではX-MENのジーン・グレンがこの世の終末が起こる夢を見ていました。

ジーンの中を見ると、この世が滅びるイメージが映ります。ジーンは目を覚まし、X-MENのチームたちにこの世の崩壊が待ってると言いますが、取り合いません。磁気の力を使いマグニートと呼ばれているエリックは、鉄工所で働いて妻子を山の中で養っていました。

彼は人類を滅ぼそうとして過去があったが、X-MENのチャールズのおかげで今は改心し善心をとりもどしています。しかし、鉄工所で働いている最中にアポカリプスが復活した際の大地震が発生しました。自身により溶鉱炉が落下し同僚に迫ってきますが、エリックは能力を使い助けて、ミュータント能力がばれてしまいます。そして他の同僚が警察に通報されてしまいます。

エリックは自宅に戻り、今すぐ家から逃げるように施しますが、すぐに大勢の武装した警官が押し寄せてきます。警官は強行的にエリックを連行しようとすると、娘のニーナが泣き叫んでしまいエリックから遺伝した能力が発動してしまいます。そして驚いた警官が娘のニーナと妻のボーガンを殺害しました。エリックは妻と娘の死に泣き叫び警官全員を殺害します。

エジプトではアポカリプスがフード被り姿を隠して街中を歩いていました。アポカリプスは数千年ぶりに復活したことにより社会が大きく変わったことに驚きます。そしてアポカリプスの目に1人の女が映ります。女はミュータントであり、気候を操る能力の持ち主でした。彼女は能力を使い盗みを働いており、すぐに店主に見つかりますがアポカリプスにより助けられます。

アポカリプスは女の自宅に行き、テレビを目にします。彼はテレビに触れると世界中の歴史や文化、その他さまざまな人類の歴史すべてを把握します。そしてからは文明を滅ぼして再び自分が世界を支配をせねばと考えます。女はストームとしてアポカリプスに仕えるようになり、後3人の部下を探す為にミュータントの寄り合い所に訪れます。

アポカリプスはそこでサイキックナイフを使うサイロックと出会い、彼はサイロックを気に入り四騎士として仲間に引き入れます。サイロック次にアポカリプスが目を付けたのは地下闘技場で戦っていたダーク・エンジェルでした。彼は翼を折られたことにより、自暴自棄になり酒を浴びるように飲み、ふてくされていたがアポカリプスが翼を鋼鉄の翼に変えたことで彼は四騎士として引き入れる事になりました。

そして最後の仲間には警官に妻と子供を殺害されたエリックに目をつけました。エリックは警察に通報した同僚に復讐するために工場に来ていました。そして同僚たちを追い詰めるとアポカリプスがテレポート能力で現れます。アポカリプスは工場の労働者を皆殺しにして、エリックを誘います。アポカリプスはエリックに人類を滅ぼし世界を浄化しようと誘い、人類を滅ぼすほどの力を与えます。

エリックは仲間になるとは言いませんでしたが、アポカリプスに付いていくことになります。スコットは目から出るビームを制御するために特殊なゴーグルを与えられました。そして久しぶりに目を開けることができ、彼の目に映ったジーンに恋心を抱きます。その時学園にミスティークがナイトクローラーを連れてやってきます。そしてX-MENのスコットとジーン、ナイトクローラーは息抜きで町へ出かけます。

X-MENのミスティークはアポカリプスが復活したことやエリックが妻子を殺されたことにより、アポカリプスと再び人類を滅ぼそうとしている事を伝えます。チャールズはアポカリプスについて説明を受けて、チャールズはミスティークたちと共にエリックの捜索を開始します。チャールズはエリックとのテレパスに成功し、チャールズは涙を流しながら、彼に同情し戻ってくるようにつたえますがエリックの心には届きませんでした。

エリックとのテレパスの間に突如アポカリプスが割り込んできてしまいX-MENのチャールズはコントロールされてしまいます。アポカリプスはチャールズのテレパス能力を使い世界各国の各弾道ミサイルを発射させてしまいます。しかしハンク達がチャールズを止めたことにより核弾道ミサイルは宇宙空間にとどまりました。アポカリプスはエリック達の前にテレポートで現れ、気を失っていたチャールズを誘拐して去っていきます。

学園が襲われ爆破されてしまいますが、クイックシルバーの活躍により全員を爆破から救出します。そしてスコット達が街から帰ってきて、スコット達は破壊された学園をみてショックを受けてしまいます。するとそこにストライカー(ミュータントを捕獲して利用する企業)達のヘリコプターがやってきて、スコットたちは身を隠しますが、ミスティーク、クイックシルバー、モイラ、ハンクはストライカーに誘拐されてしまいます。

X-MENのスコットたちはミスティークを助けるべく、ストライカーの基地へと向かいます。X-MENのチャールズは目を覚ましアポカリプスと対峙しており、エリックに説得を試みますが、エリックは自分の魂はすでに妻子と共に死んだと言い人類の浄化計画に従う事をほのめかします。一方のミスティーク達は移送されてきたストライカーの基地に到着し、車から逃げ出し基地の内部へと侵入しました。

しかし監禁され基地内の部屋に監禁されてしまいます。アポカリプスはX-MENのチャールズのテレパスを増幅させて全人類にメッセージを送ります。その時にチャールズは力を利用してジーンへ自分の居場所を教えました。アポカリプスのメッセージによりストライカーたちは混乱し、スコットたちは見つかってしまいます。基地内を逃げ回り、何物かが閉じ込められている金庫を見つけます。

X-MENのジーンは金庫のロックを解除すると、中からウルヴァリンが出てきます。彼はストライカーたちを瞬殺し、監禁されていたことに怒りに震えるウルヴァリンはストライカーたちを殺戮していきます。敵を殲滅させたウルヴァリンはジーンと出会い彼女にヘッドギアを外してもらいます。スコットはミスティーク達が監禁されている部屋に行き全員を救出し、そのまま輸送船に乗り込みチャールズがいるエジプトに向かいます。

そしてアポカリプスたちは人類殲滅計画を始めようとたくらみ、彼はすべての物を砂にする能力を使って、街中を砂で覆って石に固めなおして大きなピラミッドを作ります。エリックは磁力の能力を使い世界中のありとあらゆる鉄を使い一気に世界を破壊しようとしていました。エリックの能力により、世界中の建物など様々な物が空中に舞い上がり各国は崩壊し始めます。

アポカリプスは以前に失敗した転生をX-MENのチャールズで行うことにします。儀式のためにチャールズを連れて台に乗せますが輸送船でエジプトに向かっていたX-MENのミスティーク達が助けに駆けつけてきました。ナイトクローラーはピラミッドに潜入しチャールズを助けようとしますが、ダークエンジェルが妨害します。スコットとジーンとハンクにはストームが立ちはだかりますが、ハンクビースト能力でストームを追い詰めます。

しかし、サイロックの加勢があり持ち直してしまいます。それぞれで死闘が繰り広げられ、ナイトクローラーはエンジェルに勝利してX-MENのチャールズの下に向かいます。しかし、すでにアポカリプスの転生は開始しており、肉体移動が始まります。そこにX-MENのナイトクローラーが駆けつけ意識を失っているチャールズを助けてピラミッドから脱出します。

ナイトクローラーは輸送船にチャールズをのせると、戦っている仲間たちすべてをテレポート能力で船内に退避させます。アポカリプスは目が覚め、転生に失敗したことに気づいて激怒します。ナイトクローラーたちは脱出を試みますが、そこにエンジェルとサイロックが飛び乗り暴れまわります。ですが、ナイトクローラーが船が沈没する寸前に仲間たちをテレポートで脱出させ、エンジェルとサイロックは沈没に巻き込まれてしまいます。

そのころX-MENのミスティークとクイックシルバーはエリックの下に行き、説得を試みていました。沈没に巻き込まれていなかったストームはアポカリプスのところに向かいますが、敵に倒されて気を失っているエンジェルに蔑む言葉を吐いたアポカリプスに失望してしまいます。アポカリプスはチャールズを探し、彼のもとにクイックシルバーが現れ襲い掛かりますが、返り討ちにあい拘束されてしまいます。

アポカリプスの所に戻ってきたサイロックにX-MENのクイックシルバーの首を切れと命令するが、サイロックはアポカリプスの首を切りつけます。サイロックはX-MENのミスティークが化けた姿であり、アポカリプスはミスティークの首を締めあげます。それを気が付いたチャールズがアポカリプスの精神に入り込みミスティークを救います。

チャールズは精神の中でアポカリプスとの戦闘が開始されました。チャールズはアポカリプスに追い込まれてしまいますが、そこに現実世界のアポカリプスに裏切ったエリックが助っ人に現れます。エリックの加勢に続き、スコットも加わりアポカリプスとの戦闘になります。しかし、精神世界でも現実世界でもアポカリプスに徐々に追い詰められていきます。

X-MEN達は絶望的な状況にジーンが秘められていたパワーを開放します。ジーンはパワーを開放するとアポカリプスを凌駕するほどの力を持ち、圧倒的な破壊力でアポカリプスを追い詰めます。アポカリプスはジーンの攻撃で弱体化してエリックとスコットや寝返ったストームらも交じり、X-MEN全員でアポカリプスを攻撃してついにアポカリプスを倒します。

X-MEN達はアポカリプスとの戦闘が終わり、チャールズが目を覚まします。チャールズがモイラの頬に手を当てると、これまでの思い出が走馬灯のごとく蘇りチャールズとモイラは涙を流します。各国は国の復興に向けて動き出し、「恵まれし子らの学園」もエリックとジーンが協力して再建しました。

X-MEN達は活動を再開して、平穏な生活を取り戻しました。そしてジーンにストーム、など様々なメンバーが残り新しいX-MENのしての活躍が始まります。

X-MENの学園の創始者であり、テレパシー能力の使い手である平和主義者のミュータント。そしてプロフェッサーのキャストはジェームズ・マカヴォイ。『ナルニア国物語/第1章: ライオンと魔女』のタムナス役で世界的に有名になり、X-MENシリーズには「X-MEN: ファースト・ジェネレーション」「X-MEN: フューチャー&パスト」に続きこれで3作品に出演しました。

X-MENシリーズのマグニートは磁気能力を使い、最強の能力の持ち主の1人。金属を自由自在に操り、人間の血液中の鉄分にも干渉ができるほどの協力な能力です。マグニートを演じているのはマイケル・ファスベンダー。ピアノやアコーディオンにギターの演奏が特技であり、ヘヴィメタルの愛好家でもある一面があります。2011年にはマグニート役キャストとして抜擢されました。

X-MENのミスティークはどんな人物にも姿を変えることのできる能力をもつミュータント。基本的に他のミュータントとの行動は好まず単独行動を主義にしています。キャストはジェニファー・ローレンス。2010年には主演した映画『ウィンターズ・ボーン』でアカデミー主演女優賞を獲得するなど華々しい経歴の持ち主です。

X-MENシリーズの最古のミュータントであり、最強のミュータントであるアポカリプス。本作の敵であり、分子を操り体は伸縮自在、さらに超怪力など様々な能力を使えます。そしてアポカリプスを演じたのはオスカー・アイザック。数々の話題作に出演しており、2016年にはX-MEN: アポカリプスのアポカリプス役のキャストに抜擢されました。

X-MENでは優しい性格の持ち主ですが、興奮すると全身が毛むくじゃらのビーストという魔物に変身する能力をもつミュータント。演じているのはイギリスの俳優であるニコラス・ホルト。2011年のX-MEN: ファースト・ジェネレーションから出演し今ではX-MENシリーズには欠かせないキャストとなっています。

X-MENのストームは天候を操る能力を持ち、ストームの能力は地球の天候のみではなく宇宙までその能力が及びます。そしてあらゆる現象を起こすことができ、X-MENメンバーの中でも最強クラスの能力を言われています。

X-MEN最強能力ランキング第2位は磁力をミュータントであり、鉄や金属出てきたものすべてに影響を及ぼし操ることが出来るマグニート。血液中に含まれている鉄分にも影響があるため、反ミュータント意識を抱く人々に恐れられていました。

X-MEN最強能力ランキング1位はアポカリプス。その能力は非常に高く、分子を操ったり体を伸縮自在に伸ばして、さらにはテレポート能力や超怪力、クイックシルバー以上の超高速などX-MENシリーズ史上最強の能力の持ち主となっています。

個性あふれるメンバーが集まったX-MENのメンバーたちそれぞれが活躍し派手な能力と強大な敵という向かうという構図に惹かれる感想があります。

X-MENアポカリプスはダークな雰囲気もありつつ、話の筋はヒーローの王道展開を行くX-MEN:アポカリプスが面白かったという感想が多数ありました。

以上、X-MEN：アポカリプスのネタバレあらすじやキャストに能力の紹介をしましたが、X-MEN達が活躍するX-MENシリーズのあらすじやキャラクターにはそれぞれの個性があり、目の離せない展開が多い面白い映画となっています。気になった方はもう一度シリーズの最初から見てはいかがでしょうか？