キングダム芸人（アメトーク）が面白いと話題！出演者のコスプレ画像も紹介

いつも一つのテーマを取り上げてその魅力について芸人のみなさんがときに熱くときに面白く語るアメトーク、今回は話題の漫画キングダムです。現在49巻まで出ている長編大人気漫画です。ツイッターでも多くの人が話題にあげたことで反響のすごさがわかります。放送を見逃した人はこのキングダム回を見るためにDVDを購入する人も。そんな反響の大きかったキングダム芸人をみていきましょう。

キングダムは週刊ヤングジャンプ(集英社)で2006年9号から連載されている漫画です。現在なんと49巻まで出ている長編漫画です。単行本の累計発行部数3300万部以上といわれています。

キングダムの舞台は春秋戦国時代の中国大陸。まだ中国が統一されていない時代、日本で言えば弥生時代です。日本ではやっと稲作が伝わったころ、中国大陸では中国を統一せんと複数の国の間で争いが起こっています。そんな戦国時代に翻弄されていく人々を描いたのがこのキングダムという漫画です。

では、キングダムにはどんなキャラクターが登場するのでしょうか。主要人物を見ていきましょう。

まずはこの作品の主人公です。この春秋戦国時代の中国大陸にある国の一つ、秦国に住んでいる戦争孤児の少年「信」が主人公です。最初は孤児の信ですが、作中で様々な人と会い、戦果を挙げていくことで将軍手前の位である5000人将まで出世していきます。短気なところもありますが心優しい少年です。戦術としては速度と腕力を用いて敵をなぎ倒していく力を使った戦い方を行います。その戦い方の描写も漫画の見どころの一つとされています。

また、今でさえ大人気漫画となったキングダムですが、連載当初は人気投票で最下位になってしまうという経験もある漫画です。そのときに作者原泰久が師匠である井上雄彦に相談したところ「信の目を少し大きく書いてみよう」とアドバイスを受け、目を大きく書いたところそこから人気投票1位になったという話もあります。目の印象がそこまで大きな影響を及ぼすことにも驚きです。漫画内では信の目にも注目すると面白いかもしれません。

次のキャラクターは嬴政（えいせい）です。秦の始皇帝は歴史上でも大変有名ですが、その人物がモデルとなったキャラクターです。信の親友漂は嬴政にそっくりな顔をしており、そのため漂は嬴政の影武者として使われ殺されてしまいます。

その事件がきっかけとなり信と出会い、二人目の主人公として信とともに中国統一を目指していきます。性格は冷静沈着でポーカーフェイスです。中国を統一する王になると公言しており、政治的知識もある頭脳派です。また、武芸にも秀でており、文武両道のため人気の高いキャラクターでもあります。

毎回テーマに合わせた衣装を身に着けるアメトークですが、今回のキングダムのコスプレは画像を見ても分かるように完成度が高い点でとても注目を集めました。

出演者の中でも小島瑠璃子さんの羌瘣(きょうかい)のコスプレは特に完成度が高いと番組内でも話題になりました。画像を見ても本当に完成度が高いです。衣装や髪形から、印象までばっちりキングダム羌瘣の再現できています。

また平成ノブシコブシの吉村さんがコスプレした王騎もイラストと比べてみてもとても似ています。しかし、キングダム芸人の中からは王騎に森進一さんが混ざっているといった意見も。確かに画像を見るとすこし森進一さんに寄っているような気もします。

画像のマスクを被っている人がケンドーコバヤシさんです。タジフというキャラクターのコスプレですが、主要メンバーではないためほかの芸人たちから「なぜそこを選んだ」とのつっこみも入れられていました。ケンドーコバヤシさんの独自のチョイスで面白いです。また仮面を被っているため声がこもって聞き取りづらいという点や、ワイプに近寄るのに足元が見えずおぼつかない足取りで移動するといった面白い場面も見どころです。

画像がポテト少年団の菊地さんです。豪華出演者の中では知名度が低いポテト少年団の菊地さんですが、コスプレした桓騎は眉毛や細かい髪形まで再現度が高いです。

画像はサバンナの高橋さんのコスプレです。衣装は完璧なんですが、いかんせん顔が戦顔でないためどうも似ていません。番組内では「スネ夫？」との声もあり、そういわれるとスネ夫に見えてきます。そして前述したとおり出演者がコスプレをしたキャラクターはケンドーコバヤシさんがコスプレしているタジフ以外みんな実在する人物になっています。その点は歴史が好きな方からするとたまらないのではないでしょうか。

たいていキャラクターが多く出てくると何人かは嫌いなキャラクターができてしまうものですが、この漫画では最初は嫌なキャラクターだった人、謎のキャラクターだった人も最後には魅力あふれるキャラクターになっています。

番組内では出演者の方々によってキングダムのキャラクターへの魅力に関して熱く説明されています。中国の春秋戦国時代が舞台となっているため、実在した人物をモデルとするキャラクターが数々登場するところもこの漫画の魅力です。また、49巻まで出ているためキャラクターも数多く登場しますが、そのキャラクターそれぞれが魅力的で最終的には全員好きになってしまうのもこの作品の面白い点の一つです。

そんな魅力満載のキングダムですが、では実際にははまってしまうのか？番組内では実際に出演者のオードリーの若林さんが別室にて1巻を試し読みするという面白い試みも行われました。

読む前は半信半疑の様子の若林さんでしたが、漫画中盤に差し掛かってくると身を乗り出す姿勢で読むようになり、読破後はあまりのはまりぶりからスタジオに2巻を持って行ってしまうという展開に。また、若林さんが戻ってきた後もキングダムの魅力を話す芸人たちがネタバレをすると激怒するといった変わりようです。ほかの出演者も「1巻でここまでかわる！？」と驚きを隠せないほどの変化に。

また、番組でのキングダムのあらすじ紹介に沿って、初見の反応を見るための出演者三四郎の小宮さんもディレクターの方から読んでいる途中で「ここで読むの終了っていわれたら？」という問いに対し激しく「嫌ですよ！」と返すはまりっぷりです。面白いほどはまってしまっています。アメトーク内ですでに2人をはめてしまったキングダムの魅力、恐ろしいです。

魅力がありすぎるが故なのか、説明に苦心するキングダム芸人のみなさんですが、わかりやすくほかのものに例えてみるという場面もありました。ちなみに結果は【北斗の拳で例えると】ラオウが王騎（平成ノブシコブシ吉村）、ケンシロウが信（サバンナ高橋）、トキが羌廆（小島瑠璃子）、ハート様が山の民タジフ（ケンドーコバヤシ）。

【阪神の選手で例えると】藤波が信、掛布が王騎、マートンが桓騎（ポテト少年団菊地）、フィルダーが山の民タジフという結果に。また、キングダムを知らない狩野英孝さんのためにラクルアンシェルのメンバーでも例えようとしますが、それは難しかったようです。キングダムは知らないけど北斗の拳、阪神ならわかるという方、想像がつきましたか。

また、キングダムは主人公信がどんどん成長し、位をあげていきますが、その位も私たちにはなじみのないものでわかりにくいため、今度は島耕作に例え説明もしてくれています。信の最初の位が歩兵、これは島耕作で言うとヒラ社員。現在の五千人将というくらいは島耕作でいうと専務となっています。この表現はとてもわかりやすいです。しかし、こう見ると信はかなり出世しています。

さすが少年漫画の主人公。しかし、信は少年漫画の主人公といえどもあくまで人間として描かれているので、どのようにここまでのしあがったのか。読んでない人には疑問です。そこは番組でも語られていません。気になるという人はぜひ漫画を一読してみてはいかがでしょうか。

キングダムの名前も知らない、名前は知ってるけど巻数が多くてちょっと、という方や時代物はあんまりという方でも、キングダムを読まずに作品の世界をを気軽に楽しめる今回のアメトークキングダム芸人。芸人の方たちが面白くそして時にはわかりやすくキングダムを説明してくれています。

ここでは詳しく説明がありませんが、別撮りで撮っている三四郎の小宮さんの反応も毎回面白いので見どころです。キングダムを読むかどうか迷ってるというそこのあなた、ぜひキングダムを読む前にキングダム芸人から入って行ってみてはいかがでしょうか。