ワイルドスピードのエレナとは？ドムやレティとの関係などネタバレ調査

世界中から愛されているワイルドスピードシリーズとは、作品自体は8作品です。（2018年現在）作品の時間軸としては、1作目→2作目→4作目→5作目→6作目→3作目→7作目→8作目の順となっています。ワイルドスピードは2001年公開のアメリカの映画です。ゼロヨンに熱中するストリートレーサーを題材にしたカーアクションとなっております。

ドムを中心とした、レティ・ブライアン・ミア・ローマン・テズ・ハンの、ファミリーによる物語となっていて、作品によって主役が変わったりしています。何よりもファミリー愛が強く、誰かのために行動することも多く見られる映画となっています。時には、クスッと笑える場面もあります。17年もの間、愛され続けられているのもすごいことです。

この映画を知る人は、この方を忘れることはないでしょう。ブライアン・オコナー役である、世界中のファンに愛されているポール・ウォーカーは、2013年11月に事故により突然この世を去りました。実はこの時、彼はまだSKY　MISSIONの撮影の途中で、作品自体は出来上がっていない中での出来事でした。事故の原因はスピードの出しすぎで外灯や街路樹にそのままぶつかってしまい、帰らぬ人となりました。

もちろん、この訃報にキャスト・スタッフ共にショックを受け、一時撮影は中断されました。ですが、この事故の後、ポール・ウォーカーの遺作となることから必ず作品を作り上げるべく、ポールの兄弟である、コーディ、カレブ・ウォーカー協力の下、現代のCGを駆使しSKY　MISSIONが完成しました。それも、内容もすでに出来上がっていたものから、大幅に変えてまでです。

ご存知の方もいらっしゃるとは思いますが、まだワイルドスピードをよく知らない方からすると、エレナとは一体誰なのか？そう思う方もいることでしょう。ドムとは初めて会った際には、なんと敵でした。そこから、ドムとは非常に濃い関係にまで発展しました。エレナとレティに直接な関係はありませんが、ドム関係でレティを知ることになります。

ホブスの新たな部下として選ばれたのが、何を隠そうこのエレナだったのです。エレナは新人婦警で選ばれた理由は、笑顔が可愛い…だけではなく過去に恋人が殺されたこともあり、それが動機で警察官になりました。ホブズはこの正義感を買ってとのこともあるようです。ストーリーの中でエレナの機転もあり、すぐにドムにたどり着くことができたりと、意外にもホブスとは相性が良いみたいです。

この二人が元恋人とはどうゆうこと？って思う方もいるでしょう。過去の作品からも、レティのことを想いドムから離れましたが、その間にレティはある敵に殺され、ドムは悲しみにくれます。その一方エレナも、過去に愛していた彼を殺され同じように悲しんでいた時に、二人は出逢いました。愛する人を失った悲しみは二人しか解らないこと。そんなこともあり意気投合したというとこでしょう。

一時はドムとエレナも愛し合っていた関係ですが、ひょんなことからレティが生きている事が分かります。そのことを知ったドムはレティに会いに行こうとします。エレナはそんなドムとレティのために自らこの関係を終わらせて、身を引こうと決めます。ですが、内心はドムのことがまだ好きなのだろうとは思います。相手のためを想って身を引くというのも、悲しい想いです。

さて、気になる、ワイルドスピードのエレナが出てきた作品ですが、初めての作品はワイルドスピード・MEGA　MAXからです。初めて出てきた瞬間はこんなにも、後々キーパーソンになるとは思いもよりません。MEGA　MAX→EURO　MISSION→SKY　MISSION→ICE　BREAKと４作品に出ています。

本来2019年に公開予定だったものが、次回の2020年に公開される予定の9作品目には、残念ながら出てこないであろうと思われます。理由を知っている方も多いとは思われますが、知らない方は是非この後に出てくる、ワイルドスピードシリーズの紹介を見ていただくと、なぜなのかが、判明するかと思われます。

作品の始まりは、ファミリーによって起きるドムの逃亡劇からです。一度はバラバラになってしまうものの、ヴィンスの持ちかけた仕事の内容とは列車から高級車3台を盗み出すというものでした。お金も必要だったためこの話に乗り、この仕事先で、ドムとも再会できましたが、実はこの仕事には裏がありました。

なんとその高級車の3台のうちの1台GT-40の中には、ブラジル麻薬組織の大物であるエルナン・レイエスの闇金関係の流れが組み込まれているマイクロチップがありました。そんな中乱入してきたのがホブスのチーム。激しい銃撃戦の中、ドムは被弾しそうになっていたエレナを助け、その場を去りました。

計画を実行しようとしたドムたちだったが、ホブスに隠れ家を突き止められて失敗、そのまま連行されてしまう。その道中、レイエスの仲間がホブスもろともドムたちを潰すため、消しにかかってくる。その際にホブスの部下に多数の死者が出てしまうが、ドムたちは危険な中でホブスを助け、このことでホブスはドムたちと協力し、ホブスは部下の敵討ちのためにレイエスを殺すことを宣言する。

結末としては、レイエスの大金を奪い、それぞれが行きたいところへ行きます。ハンとジゼルは車でどこか遠くへ、テズは念願の車の修理工場、ローマンは世界4台しかない高級車に乗り、テゴとリコはカジノで遊豪しブライアンとミアはのんびりと生活を送る中、ドムとエレナは手を繋いで二人の下へ行きました。最後はドムとブライアンによる掛けなしのレースで終わります。

エレナは警察を辞職し、ドムの恋人として、そして何よりドムの妹のミアに子供が産まれ、穏やか日々を過ごしていた時、ホブスがやってきた。「高度な運転技術を持った組織を潰してほしい」と依頼されるが、ドムは中々気が乗らなかったが、ホブスがある書類を見せてきた。それは死んだはずのレティの写真だった。エレナは捜しにいくように後押しする。そして、オーウェン・ショウに立ち向かうことに。

ファミリーを集め、敵とのカーチェイスもあり、ブライアンはじめ、ドムが集めたメンバーはみんな車の運転にかけては一流揃いですが、ショウたちの用意した車はハイテクすぎて、手も足も出ません。そしてドムは、レティがいるのを見つけますが、ドムを睨むと、銃弾を撃ちすぐにいなくなりました。レティはなんと記憶喪失になっていたのです。

一方でショウは、ドムの妹ミアを人質に取り、家族の安全と引き換えに、チップを渡せと脅してきました。チップを手に入れてショウは、ホブスの新しい相棒のライリーを連れ飛行機で逃亡。なんとライリーはスパイだったのです。その後、ハン、ジゼルも応戦しここでジゼルがハンを助けるために自ら飛び出し亡くなってしまいます。その後、ドムたちはホブスに要求を聞かれ「1327」と答えました。

それは、以前住んでいた番地でした。そして、レティの生存を知ったエレナは、ドムに引き留められるものの、自ら身を引き、ホブスの相棒として働くことになります。ドムたちは、晴れて全員自由の身となり、ホブスとの約束どおり国際手配も解かれることに。ハンは、生前のジゼルと行く約束していた東京へ、ひとり旅立ちます。結末を迎えます。

レティを無事に奪還できましたが、記憶喪失によりドムのことを全く覚えていませんでした。そんな複雑な中生活を送っていた一方で、ホブスとエレナの下にある人物が来ました。デッカード・ショウです。かつてドムたちがショウの弟を倒しており、その復讐をするため、ファミリーの情報が必要でした。そして、ホブスを倒し、ファミリーの位置情報を知ってしまうのです。まずは、東京にいるハンは標的となり、殺害されました。

また新たにミスターノーバディが登場し、ハッカーのラムジーとゴッド・アイ奪還をドムたちに依頼されることに。奪還する際にはショウを筆頭に戦闘シーンもあり、まさかのラムジー奪還の際に車が空を飛ぶ場面も。そしてゴッド・アイは奪われてしまうものの、ハッキングし無力化にすることに成功する。敵のヘリにドムは車で激突させ、倒せたが激突した反動でドムが一時ショック状態に。ブライアンたちが必死に救命措置が行う。

その際にレティは記憶を取り戻したことをドムに告げ、過去に結婚式を挙げていたこと、レティのもとに戻った十字架が結婚指輪代わりとなっていた。ドムはレティが自分以外を愛さないことに賭け、レティに結婚していたことを告げなかった。

その後、砂浜でそこでブライアンたち親子3人を目にしたファミリーはブライアンの居場所が「家庭」であり、以前とは違うということを悟り、ドムは1人その場を去ります。

作品の中の最後にドムにブライアンが車で追いつき「さよならも言わないのか？」と笑顔で問いかけに、「See you again」のBGMにブライアンとの思い出が蘇ります。始めは並走するものの、分岐で2台は別れ走り去っていき終わります。この最後のシーンはいろいろな意味が込められていると思います。

無事にレティの記憶も戻り、やっとの思いのハネムーンの最中にドムの前に突如として現れた謎の女性・サイファー。ドムは仕事の話を持ちかけられますが、最初は断ります。ですが、サイファーが見せてきた写真には、ある人物が写っていました。事は変わって、ホブスは任せられた仕事のチームとしてドムに協力を求めました。今回はローマン・テズ・ラムジー・レティ・ドム・ホブスの6人での仕事となりました。

仕事はあっさりと終わるかに思われた矢先に、なんとドムが裏切るのです。一度はバラバラになってしまったファミリーがサイファーを倒すべく立ち上がります。そして、なんとそこには、過去の敵であるデッカード・ショウも加わることに。一方でドムはサイファーに連れられて、ある場所に行きました。そこにいたのは、なんと、エレナ…と小さな赤ちゃん。そう、エレナはドムの子供を産んでいたのです。

ですが、ドムの不始末により、エレナは殺されてしまいます。サイファーは世界にその自らの力を見せつけ、支配することが目的だと言いました。そして最後の仕事をドムに与えました。なんとサイファーは潜水艦を奪おうとしたのです。ホブスたちはそれを阻止するべく奮闘します。一方その頃ショウは、サイファーが載っている飛行機の中へ潜入していました。

ショウの目的はドムの子供の救出。今回のショウはなんとも優しさあふれる今までのショウとは全く異なる人物のようでした。無事に子供を奪還し、みんなの下へ送り届けることができ、ドムが子供にファーストネームを授けました。その名も「ブライアン」そう、故・ポールの役であった、ブライアン・オコナーから取ったものです。幸せそうな映像と共にICE　BREAKは幕を閉じました。

エルサ・パタキー。1976年7月18日生まれ、現在42歳。スペイン出身の女優さんです。プライベートでは3人のお子さんを持つ母親でもあります。元々、舞台俳優であった祖父に憧れを抱き、この道に進みました。女優としては、このワイルドスピードシリーズが最も有名な作品となります。

MEGA　MAXの時のみ、武井咲さんが声優を務められています。実際のところ、ほとんどの方が声と人物が合っていないや違和感しかないとのご指摘も多く見られましたが、その後のエレナ役を務めたのが、数多くの作品に携わっている声優の坂井恭子さんに代わっております。

ドムとの関係についていろいろと思うものがある方も多いでしょう。ですが、残念ながらエレナは、今回の作品ICE　BREAKの劇中において亡くなってしまいますので、今後の出てくる可能性は0に等しいですが、ドムとの子供・ブライアンは今後も出てくることは間違いないでしょう。

いかがでしたでしょうか？ワイルドスピードのエレナについて、いろいろとお載せしましたが、やはり、ワイルドスピードは不動の人気作品だということが、再認識できるかと思います。エレナはどういった人物だったのか、気になられたら是非一度映像で、ご覧になられることをおすすめします！