占い師マダム・シャーリーの予言と伏線を考察！ルフィが魚人島を滅ぼす？

今や国民的漫画・アニメとも言われているワンピースに関するまとめです。数あるキャラクターの中、今回特集するのは魚人島に住む占い師マダム・シャーリーです。占い師という職業上、マダム・シャーリーはストーリーで様々な預言をします。そしてその預言はワンピースの伏線になっているという噂がありました。この記事では魚人島編をおさらいするとともに、マダム・シャーリーの過去の預言が伏線になっているかどうか考察します。

「ワンピ」とも言われるワンピースは現在日本を代表する有名な漫画となっています。連載が始まったのは1997年で、2018年現在まで21年間週刊少年ジャンプに掲載され続けています。作者は尾田栄一郎さんで、全世界での累計発行部数は4億3000万部を突破しています。2015年6月15日には「最も多く発行された単一作家によるコミックシリーズとしてギネス世界記録にも認定されました。

1999年からはテレビアニメの放送が始まりました。テレビアニメの評判も非常に高く、今年900話を突破しています。ワンピースそしてワンピースは漫画やテレビだけにとどまりません。映画にも進出しました。最新作はなんと13作目です。その13作目の『ONE PIECE FILM GOLD』は東映の興行収入2位を達成しました。ゲームやイベントも非常に多く、老若男女問わずだれでも楽しめるストーリーになっています。

ワンピースは大海賊時代のストーリーです。『おれの財宝か？欲しけりゃくれてやる。探せ！この世の全てをそこに置いてきた』ワンピースの世界でただ1人グランドラインを制覇した男「海賊王」ゴール・D・ロジャーが処刑直前に言い放った一言です。すべてを手に入れた男の財宝を我が物にせんとばかり、多くの人々は旗を揚げ、海へと駆け出しました。海賊王が残した「ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」がこの作品の名前の由来です。

ワンピースの主人公モンキー・D・ルフィも海賊王に憧れている一人の少年です。ルフィはイーストブルーのフーシャ村に住んでいました。やんちゃなルフィは毎日楽しい毎日を過ごしていましたが、ある日運命的な出会いをします。それはフーシャ村に長期滞在していた海賊・シャンクスでした。シャンクスと親しくなったルフィはさらに海賊になりたいという思いが強まりました。そんなある日事件が起こります。

シャンクス達の持ち物あった悪魔の実「ゴムゴムの実」をルフィが食べてしまったのです。画像のように必死に嘘をつくルフィですが、嘘のつき方が下手くそすぎてばれてしまいます。こうしてルフィは体が全身の伸び縮みするゴム人間となってしまったのです。また、悪魔の実を食べた人間は海に嫌われ、カナヅチになってしまうことから、ルフィはこれから海に入れない体となってしまいました。

ところがその後山賊に捕らえられ、ルフィは海へと投げ捨てられてしまいます。溺れているところに巨大魚が迫ってきました。巨大魚にたべられそうになったその時、シャンクスが助けに入ります。シャンクスの威嚇により巨大魚はその場を去っていきますが、シャンクスは片腕を失っていました。泣きじゃくるルフィにシャンクスは自身のトレードマークである麦わら帽子を授けます。そして後日フーシャ村を出航していきました。

シャンクスと別れた10年後、ルフィは17歳になっていました。10年間の修行により強くなったルフィはいよいよ海へでることを決意します。10年前に自分が食べられそうになった巨大魚を一殴りで倒し、華々しい海賊デビューを遂げます。そしてこれから長い長い海賊王を目指した戦いが始まろうとしてるのでした。

それではいよいよ魚人島の占い師マダム・シャーリーについて紹介していきます。ワンピースの占い師と言えばもう一人、最強の世代の1人であるバジル・ホーキンスがいます。彼もタロットカードを使った占いが得意です。そしてホーキンスの預言はほぼ確実に当たります。死相を見ることもでき、占い対象の相手が今回死ぬかどうかまで預言できます。マダム・シャーリーの占いはいかほどなのか、預言は正確なのか注目が集まります。

マダム・シャーリー、マダム・シャーリーと言われているので名前が「マダム・シャーリー」と思われがちですが本名はシャーリーであって、異名がマダム・シャーリーです。魚人島のマーメイドカフェの女主人となっています。能力は占い師であるため未来予知です。しかし、これは悪魔の実の能力ではなく、マダム・シャーリー自身が最初から持っている能力です。生まれも育ちも魚人島リュウグウ王国で、誕生日は9月9日です。

マダム・シャーリーは人魚であるため、モデルとなった魚が存在します。それはアオザメです。実際のアオザメはサメの中で最も速い時速35km以上で泳ぐと言われています。サメであることもあり、マダム・シャーリーは人間の約2倍の大きさがあります。しかし、その見た目はかなりの美女です。魚人島にあるマーメイドカフェを経営しており、そこで多くの人魚たちを雇っています。

ワンピースの女性の人魚は30歳になると足が生え、陸上で生活できるとされています。そしてマダム・シャーリーは現在29歳です。つまり、1年後には足が生えて陸上で生活できるようになると考えられます。また、マダム・シャーリーには腹違いの兄がいます。それはなんと、ルフィがイーストブルーで倒した魚人のアーロンです。アーロンの事に関してマダム・シャーリーはルフィに恨みなどは特に抱いていません。
 

マダムシャーリーは魚人街で生まれ育ちました。魚人街というのはいわゆるスラム街です。魚人島本当の近くにありました。元々魚人街は孤児院などが乱立するリュウグウ王国の福祉施設地帯でした。しかし、時間が経つにつれてギャングや海賊が住み込むようになり、街全体も荒廃していきました。そこで育った魚人は過激な性格を持つ者が多いですが、マダム・シャーリーは人間とも友好的で、アーロンとは大違いです。

それだけではなく面倒見もかなりいいです。仲間とはぐれて魚人島に迷っていたルフィら4人をカフェのケイミーの部屋に泊めてくれる配慮までありました。一方で度胸も持ち合わせています。新魚人海賊団船長のホーディ・ジョーンズが訪れた際も、ホーディにおびえることなく忠告しました。

ワンピースのマダム・シャーリーのCVを務めるのは朴璐美さんです。1972年生まれの現在46歳で、声優の他にナレーターや歌手、女優など幅広く活躍されています。ワンピースのマダム・シャーリー役以外では、鋼の錬金術師のエドワード・エルリック役、進撃の巨人のハンジ・ゾエ役、BLEACHの日番谷冬獅郎役など、有名作品の主要人物を演じています。

マダム・シャーリーは人魚族ですが、魚人島にはその名の通り魚人族と人魚族が存在します。それぞれどのような存在なのかを考察していきましょう。

魚人族は水中生物の特性を上半身に受け継いだ種族です。人間から進化した種族のため、そのモデルとなる魚は関係なしに哺乳類となっています。しかし、生まれた状態で人間の10倍の筋肉をもっているほか、えら呼吸も可能です。魚人族はアーロン海賊団や新魚人海賊団に見られるように、気性が荒い者が多く、人間嫌いも過剰です。特に海にいる状態では相手を「自分以下」と思い込み、力でねじ伏せようとします。

一方、マダム・シャーリーも属する人魚族は魚人族と反対に下半身に水中生物の特性を受け継ぎます。その分上半身は人間に近い形となっています。足の代わりにヒレがついているため、水中の移動速度は随一です。しかし魚人族と違って人間の10倍の筋力などは持ち合わせておらず、いたって普通の筋力です。男性は一生ヒレがついている状態に対して、女性は30歳で足が二股に分かれ始めます。

足が二股に分かれると陸上に立って生活することが可能になります。逆に言えばヒレがついていて、二股に分かれていない状態では陸上を歩くことができません。その状況を打破するために、シャボンを浮き輪代わりにして地上を泳いで移動しています。魚人は特例(ジンベエなど)を除いて、そのほとんどが魚と会話することができます。落ち着いた性格で、海のものは友達と思っており、親しみやすい者が非常に多いです。

マダム・シャーリーはアーロンと腹違いの兄妹であると述べましたがそれはどういうことなのでしょうか？アーロンはワンピースの中では幼い頃にすぐに捨てられます。そしてジンベエやハチらと魚人街で貧しい生活を送っていました。しかしそこにある日突然アーロンの実の父親を名乗る魚人が現れます。そしてその魚人が連れていたのが幼い頃のマダム・シャーリーだったのです。

魚人街に連れてこられたということはマダム・シャーリーも当然捨てられに来たのです。こうしてマダム・シャーリーもアーロンたちと一緒に魚人街で育つことになりました。ただし人魚族であることが影響しているのか、それともマダム・シャーリーが生まれもったものなのか、かなり温厚な性格であったため、ホーディ・ジョーンズなどの過激派とは仲が良くありませんでした。やがて彼女は魚人島でマーメイドカフェを開店します。

マダムシャーリーとの出会いを紹介します。シャボンディ諸島から魚人島を目指した麦わらの一味は、ナミの提案を実行し、イチかバチかの賭けに勝利し無事魚人島に到着します。しかし、突破してきた海流が非常に強かったため、ルフィらはこの海流に全員のみ込まれてバラバラに上陸することになりました。ルフィが目を覚ました時にはケイミーの家にいました。魚人たちが助けてくれていたのです。

しかしケイミーの家にいたのはルフィ、チョッパー、サンジ、ウソップの僅か四人でした。他の仲間の行方は分かりません。サンジはカマバッカ王国で修業を積んできたこともあり、女性への耐性が0であったため、興奮が止まりません。そこでサンジらが遊んでいたその時、ネプチューン3兄弟が巡回にやってきます。そして不法入国者を探してるといいました。もちろん麦わらの一味の事を指しています。

人魚たちはルフィらを隠してくれます。無事やり過ごそうとしたその時です。鼻血の噴水が上がります。サンジが人魚の胸に顔を押し付けていたため興奮が爆発したのです。多量出血したサンジは命の危機に瀕します。輸血が必要ですが、魚人島には古くから「人間に血液を分かつことを禁ず」という法律があり、だれも血液を分けてくれません。ルフィらは走り回り、ようやくサンジと同じ血液型で血を提供してくれる人を見つけました。

そこでひと段落してルフィはマダム・シャーリーのもとへと向かいます。このサンジを看病していたのはマダム・シャーリーが経営するマーメイドカフェの一部屋だったのです。これが麦わらの一味とマダム・シャーリーとの最初の出会いでした。

占い師マダム・シャーリーが登場した魚人島とはどのような場所なのでしょうか？ワンピースに複数存在する大陸のうちの一つ、赤い土の大陸の真下に魚人島は存在します。海底はなんと1万mです。魚人島といっても大きく2つに分けられ、魚人島本島がある上に浮島として「竜宮城」などが存在します。魚人島の真上には陽樹イブがあり、これによって海底1万mにも日光が届きます。

この届いた日光が植物やサンゴの光合成を促しており、空気が提供されるため、人間も生きることができるという仕組みです。また、先ほどから何度か述べていますが、魚人島の外れに「魚人街」と言われるスラム街が存在します。荒廃地帯で、住んでいる者も過激な性格を持つものが多いです。人間反対派も多く、魚人海賊団(タイヨウの海賊団)や新魚人海賊団のメンバーはこのスラム街出身者が多くなっています。

それでは占い師・マダム・シャーリーと出会った後、一味が魚人島を去るまでの話をおさらいします。ルフィはサンジの看病で一室を借りてたため、その店の女主人であるマダム・シャーリーに会いに行きました。マダム・シャーリーの部屋には大きな水晶玉がおいてあります。そうです、マダム・シャーリーは占い師だったのです。そして、占い師マダム・シャーリーの預言は非常に的中率が高いともいわれていました。

しかし、マダム・シャーリーはもう占い師はやめ、預言はしないことにしているといいました。その理由はマダム・シャーリーの預言は「不吉な事しか預言できない」からです。ストーリーには出てきていませんが、子供時代に「海賊がたくさんやってくる」といった翌年にロジャーが処刑されて大海賊時代が到来したり、頂上戦争や白ひげの戦死も預言していたようです。最初から登場していれば立派な伏線になっています。

そこにブルックとパッパグが現れます。ブルックとはパッパグに助けられていたのです。パッパグの家に行くことになり、ルフィも同行します。タクシーで移動しようとしたその時、バンダーデッケンの手配書を見つけます。移動中にブルックらはバンダーデッケンが現在9世(9代目)であることや魚人島は四皇の1人ビッグ・マムことシャーロット・リンリンの縄張りで、お菓子を献上することで守っていもらっていることを知ります。

そしていよいよパッパグの家が近づいてきたその時です。街ではなにか大騒ぎが起きていました。ルフィと会った占い師マダム・シャーリーが何かルフィに特別なものを感じたために、水晶玉を見て未来を予言してしまったのです。

マダム・シャーリーの預言はワンピースのストーリーの伏線となっているのでしょうか？実はマダム・シャーリーがストーリーで預言したことは麦わらのルフィに関することだけなのです。先ほど述べたように過去には大海賊時代の到来や白ひげの死を預言しました。しかしそれが起こる前にストーリーで話されたわけではなく、出来事が終わった後に述べられています。つまり、過去から預言が伏線になっているかを調べることはできません。

水晶玉を見てしまったマダム・シャーリーですが、そこに写っていたのはなんとルフィが魚人島を滅ぼす姿だったのです。それの姿がどのように映っていたのかはマダム・シャーリーしか知りません。こうしてマダム・シャーリーがルフィの悪者として預言したことで、麦わらの一味は魚人島でお尋ねものとなってしまいます。

そんなことを知らないルフィたちはナミと合流します。2年前の御礼としてパッパグは自身がオーナーを務める店の商品を何でも持って行っていいといいます。その時、店の外が騒がしくなります。きたのは魚人島国王「海神」ネプチューン王でした。単身でルフィらのもとへやってきたのです。なぜルフィのもとへやってきたのか？それはルフィらを竜宮城へ招待するためでした。

招待する理由は魚人島に来る最中に戦ったクラーケンとの一件でした。その時クラーケンに捕まっていたサメはメガロといって、人魚姫・しらほしのペット的存在だったのです。宴を開くと言われ、ルフィはケイミーやパッパグも誘って竜宮城に向かいます。その時、裏では「狂薬エネルギー・ステロイド」という1粒で力が倍になる薬をつかって新魚人海賊団が暗躍しているのでした。

時は流れ、魚人島はついにホーディ・ジョーンズら新魚人海賊団によって占領されてしまいます。そして今から3時間後にネプチューン王を処刑すると宣言したのです。これを聞いたネプチューン王三兄弟は新魚人海賊団を倒すためにギョンコルド広場へと向かいます。誰もが勝利を期待しましたが、新魚人海賊団は皆エネルギー・ステロイドを飲んで強化されていたのです。

ホーディ・ジョーンズはおろか、幹部たちにすら歯が立たず、三兄弟は敗北してしまいます。この最強の戦士たちの敗北は魚人島の終わりを意味していました。しかし、ホーディ・ジョーンズが本当に恐れていたのはしらほし姫とジンベエでした。そこにマダム・シャーリーが現れます。そしてホーディ・ジョーンズに「魚人島を滅ぼすにはホーディではなくて麦わらのルフィだ」と自身の占い結果を伝えたのです。

これを聞いたホーディはマダム・シャーリーを撃ち、負傷します。そしてさらに時は流れ、ギョンコルド広場で新魚人海賊団vs麦わら海賊団の最終決戦が始まろうとしていたのでした。この時、ジンベエとジンベエはルフィの登場のタイミングについてもめます。これはルフィが凶暴な人間として魚人たちの目に映るのではなく、魚人島を救うヒーローとして現れるための作戦でした。

新魚人海賊団は10万人に対して麦わらの一味は9人+ジンベエの僅か10人です。しかし開戦直後、ルフィは覇王色の覇気を使用します。2年間の修行でコントロールできるようになっていたのです。この覇気により新魚人海賊団は一気に5万の兵力を失いました。そして本格的な戦いが幕を開けます。

ここで各々が修行の成果を発揮します。昔は怖気づいて戦闘に参加できなかったウソップやチョッパーですら勇敢に戦います(ただし、魚人島編以降はまたビビリに戻ります)一味の一人一人が新魚人海賊団の幹部を相手にし、タイマン勝負で見事全員を撃破します。それも誰一人傷一ついていないような圧倒的勝利です。そして、戦いはホーディ・ジョーンズとルフィの一騎打ちに委ねられます。

最後にルフィがホーディに放った技は「ゴムゴムの火拳銃(レッドホーク)」というものです。「火拳」それは亡き兄のエースの必殺技でもありました。頂上戦争で兄を失いましたが、それを二度と忘れない、そしてその意思を確かに引き継ぐものとしてこのように名付けられたのだと思います。その一撃は確実にホーディをとらえ、見事撃破に成功しました。

これで最後と思いきや、ホーディはさらにエネルギーステロイドを補充してルフィに突っ込んできます。そこでルフィはギア3を使います。そして巨大化した腕を武装色の覇気で硬化させて、ホーディにガトリングをたたき込みました。こうしてホーディとの闘いは完全に幕を下ろしました。

大勝利で宴をしていた時に、ビッグ・マム海賊団の戦闘員が現れます。お菓子を取りに来たのです。当然ルフィたちはすべて食べつくしていました。ビッグ
・マムは怒り狂います。そこでルフィは財宝を全部渡すからお菓子は待てといいます。そこで今回は見逃すとしたビッグ・マムでしたが、ルフィはマムに対して「魚人島は俺の縄張りにする」と宣言します。こうして一味は魚人島を後にしました。

結果としてマダム・シャーリーの預言は伏線となっていたのでしょうか？「ルフィが魚人島を滅ぼす」というのは単純に考えれば魚人島を救うというまったく逆のことが起こっており、マダム・シャーリーの預言は外れた、もしくは伏線となっていないとも言えます。しかし、よくよく考えればマダル・シャーリーの預言は伏線になっている、的中しているともいえるのです。

一つ考えられるのは魚人島を根本的になくすという意味の「破壊する」ではなく、現在の魚人島を変えるという意味の「旧体制を破壊する」という考え方があります。このように考えれば伏線の可能性も十分残っています。魚人島は現在ビッグ・マムの支配下となっています。そして最新話では、ルフィはビッグ・マムの本拠地、ホールケーキアイランドから脱出し「5人目の皇帝」とまで称されるほどになりました。

つまり、現在週刊少年ジャンプで連載されているワンピースのルフィは、ビッグ・マムと同等の立場にいるのです。この状況であれば、魚人島をなんらかの形で自分の支配下に置くことも不可能ではありません。魚人島がルフィの支配下に入れば、お菓子の献上などは無くなりますし、魚人島にさらなる平和が訪れると言えます。このように、「ビッグ・マム体制を破壊する」という意味の伏線になっている可能性があります。

もう一つ考えられる可能性があります。それはマダム・シャーリーの預言はすでにワンピースの最終話の伏線になっているのではないかというものです。ワンピースの最終章はおそらく黒ひげ海賊団vs麦わら大船団vs海軍という形になることが予想されます。この戦いを制したものが実質海賊王と言われても過言ではないでしょう。

そもそも魚人島とは魚人の島であり、地上で生きられない魚人を隔離したものでもあります。この戦争により麦わら大船団が勝利し、ルフィが海賊王となれば、ルフィの事ですから差別や奴隷などと言った文化を許すはずがありません。全ての民が平等に過ごせる世界が訪れる可能性があります。そういう場合、魚人も地上で生活できるようになり、魚人島は不要になるため破壊されてもいいのです。

そのような意味で、最後の最後で伏線を回収するという可能性が残っています。どちらにせよマダム・シャーリーの占いは「不吉な事」しか予想できないものと言われましたが、もしこれが伏線であり、実現されたら初めて「良い事」を占うことができたと言えます。マダム・シャーリーの「ルフィが魚人島を滅ぼす」発言が伏線なのかどうか今後の動向に注目です。

マダム・シャーリーも人間関係はどのようになっているのでしょうか？マダム・シャーリーとかかわりが深い人物について調査します！

最初に紹介するのはケイミーです。マダム・シャーリーはケイミーの雇い主でもあります。初めて出会ったのは2年前で、人間屋で奴隷として競売にかけられてしまいます。そこをルフィらに救われて仲が深まりました。当時は元アーロン海賊団幹部のハチのたこ焼き屋を手伝っていましたが、魚人島編ではマーメイドカフェの店員として活躍しています。熱帯魚であるキッシンググーラミーをモデルとした人魚です。

パッパグはマダム・シャーリーと直接関係はありませんが、ケイミーのペット的立ち位置であるため、そういった部分でマダム・シャーリーと面識があります。ペットでありながらクリミナルブランドデザイナーであり、社長も務めていて、ある意味ケイミー以上の存在です。ヒトデにしか見えませんが昔は自分が人間だと思っていました。そういうこともあり、人間の言葉を流暢に話すことができます。

ホーディジョーンズとは昔魚人街で一緒に育ったほか、一度「魚人島を破壊するのはお前じゃない」と忠告しています。ホオジロザメの魚人でとにかく人間が大嫌い、次に紹介するアーロンを尊敬しています。サメの魚人は魚人族の中でもずば抜けて強いうえに、昔はリュウグウ王国の軍隊に所属していたため、魚人空手・魚人柔術の使い手でもあります。エネルギー・ステロイドを飲んだホーディは簡単には止められません。

アーロンとマダム・シャーリーは腹違いの兄妹です。ともに魚人街で育ちました。「ノコギリのアーロン」という異名をもつ、ノコギリザメの魚人です。ルフィが初めて倒した賞金首の海賊であり、その金額は2000万ベリーで当時のイーストブルーでは最高額でした。人間を下等種族みなしていたほか、ホーディたちのような人間に対する恨みを植え付けた張本人でもあります。一方で仲間は非常に大切にする性格です。

それでは今までマダム・シャーリーの魅力に迫りたいと思います。マダム・シャーリーはどのような部分が人気なのでしょうか！

一つ目はマダム・シャーリーの容姿です。人間の2倍ほどのあるサメの人魚ですが、スタイルもよく、非常に容姿が整っています。そのため、男性層からの大きな支持を得ています。

マダム・シャーリーの魅力の二つ目は性格です。基本的には温厚で、いきなり鼻血を噴いた人間(サンジ)を受け入れてくれるほど寛大な心の持ち主です。話し方も落ち着いており、何もしない人間をむやみやたらに嫌ったりはしません。しかし、一方でホーディに挑発するなど、強い心の持ち主であるというギャップが人気です。

それではマダム・シャーリーを描いたイラストを紹介していきます。どんなマダム・シャーリーのが描かれているのか注目です！

まずはこのイラストです。腹違いの兄妹であるアーロンとマダム・シャーリーが一緒に描かれています。魚人街で育った二人ですが、ストーリーではその過去はほとんど描かれていません。このイラストは貧しくもどこか幸せさを感じさせてくれる、ほのぼのとしたものとなっています。

次はちょっと雰囲気の違うマダム・シャーリーのです。バックに綺麗な海草やサンゴが描かれており、マダム・シャーリーも少し明るく描かれています。元々深い青色のマダム・シャーリーは地味な存在ですが、このような明るい色彩で描かれるマダム・シャーリーも非常に美しいです。

ワンピースのマダム・シャーリーについて考察してきました。現時点では「ルフィが魚人島を滅ぼす」を滅ぼすというのは伏線になっているのかどうかわかりません。すべては今後のワンピースで明かされます！現在ワノ国編がスタートしているワンピース、今後も目が離せません！