【ワンピース】ニコ・ロビンの年齢は何歳？初登場時や現在・新世界編ではいくつ？

ワンピースにおいて、年齢が気になると言われるキャラクターがニコ・ロビンです。この記事ではニコ・ロビンについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ニコ・ロビンが活躍するワンピースは、1997年から週刊少年ジャンプにて、尾田栄一郎先生が連載している海洋冒険ロマン作品です。少年漫画らしい王道のテーマに加えて、精巧に練り込まれた壮大な世界観や散りばめられたストーリーなどが高い人気を集める作品になっています。人気と共に評価も高い作品で、国内外の出版記録を更新・保持している作品にもなっているのです。

ワンピースはメディアミックス展開も積極的に行われている作品です。1999年から放送を開始したアニメワンピースは、放送枠を変更しながらも、2024年2月現在まで継続して放送を続けています。その他にも、劇場版映画、小説、絵本、ゲーム、舞台、アイスショー、実写ドラマなど実に幅広いメディアで題材として使われる作品になっているのです。

海賊王を目指して旅に出たルフィは、各島で仲間を増やしながら偉大なる航路（グランドライン）に突入します。ウイスキーピークにて、アラバスタとバロックワークスの騒動に巻き込まれることになった麦わらの一味は、アラバスタの王女ビビと共にアラバスタを目指して旅をすることになります。その中で登場することになったのが、この記事で紹介するニコ・ロビンです。

ニコ・ロビンは元々はバロックワークスの副社長『ミス・オールサンデー』として登場したキャラクターです。アラバスタでの戦いで、1度は死のうとしましたが、ルフィが救出。その責任を取れという形で麦わらの一味に加わることになりました。当初は一定の距離があったニコ・ロビンですが、ウォーターセブン編を経て正式に仲間に加わり、その後、麦わらの一味の一員として活動することになります。

ニコ・ロビンは麦わらの一味に加わったことで、ワンピースの中でもプロフィールが現在まで様々な形で公開されたキャラクターです。誕生日は2月6日、身長は188cm、星座はみずがめ座、血液型はS型であることなどが判明しています。

ニコ・ロビンは初登場時点で、悪魔の実の能力者でした。ニコ・ロビンが食べた悪魔の実は、超人系『ハナハナの実』です。身体の各部位を花のように咲かせる事ができる能力になっています。何歳でどんなきっかけで悪魔の実の能力者になったのかは不明ですが、2歳の頃には既に能力者で、初登場時点でしっかりと使いこなしていました。主に咲かせるのは腕ですが、足を使うこともあります。

また、新世界編からはより能力の扱いにバリエーションが増え、大量に身体の一部を咲かせることで合体させ巨大化する形での使用や、身体そのものを生やして分身を作る、大量の腕を生やすことで翼のようにして短時間の飛行を可能にするなどしています。ロビンはこの能力を使用し、主に関節技を使用して戦闘することが多くなっています。

ニコ・ロビンのプロフィールの中でも時に年齢に関しては何歳か気になるという声が多いです。ここからはロビンにプロフィールの中でも、年齢に関する内容をネタバレありでまとめて紹介していきます。

ニコ・ロビンは、超新星の海編から登場しているキャラクターです。初登場はウイスキーピークから出港した麦わらの一味の前に登場しました。この時点での年齢は何歳かというと28歳でした。

その後、麦わらの一味はルフィの『16点鐘』をから2年間の修行期間に入ります。そこでワンピースの物語的にも2年の時が流れたことで、新世界編ではロビンの年齢は30歳になっているのです。新世界編突入以降から現在まで誕生日を迎えた描写はなく、現在の年齢は30歳という形になっています。

ワンピースには多種多様なキャラクターがおり、プロフィールなどで年齢設定がしっかりとあるキャラクターも多いです。中でも知名度が高く、ロビンと同じ年齢のキャラクターが、ウォーターセブン編で登場したロブ・ルッチです。ロブ・ルッチはCP9のリーダー格として登場、新世界編ではより上位の組織であるCP0に所属しています。

その他には、魚人島編で麦わらの一味と戦ったホーディ・ジョーンズ、ドフラミンゴファミリーのバッファローとモネ、九蛇海賊団のボア・サンダーソニアなどがニコ・ロビンと年齢が同じキャラクターです。また意外なキャラクターだと、ニセそげキングのマウンブルテン、バロックワークスのMr.4ことベーブ、ドスン、ゼオ、ダルマ、イカロス・ムッヒなどもニコ・ロビンと年齢設定が同じになっています。

ロビンの母親、ニコ・オルビアは、オハラのバスターコールで死亡しています。当時のニコ・オルビアの年齢は、33歳でした。新世界編のロビンはまだニコ・オルビアの年齢には達していませんが、当時のニコ・オルビアを知る人物からすると現在のニコ・ロビンは髪色以外、ニコ・オルビアの生き写しというくらいそっくりであることも明らかになっています。ちなみに、ニコ・オルビアが亡くなった時にロビンの年齢は8歳でした。

ニコ・オルビアは、麦わらの一味の中では大人組にカウントされ、考古学者という職業も相まって普段は冷静でクールな面が描かれることも多いです。そのようなニコ・ロビンですが、過去の経験などから、常に最悪を想像してしまうようなところがあり、天然でそのような想像を発言してしまうことから周囲にツッコまれる要因になっています。

また、ロビンは尾田栄一郎先生公認の『不器用』であり、ネーミングセンスも壊滅的であることも明らかになっています。サウザンド・サニー号をもらう際には、『暗黒丸』と名付けようとしたりとワンピース作中でもその節は描かれています。また絵を描くのも苦手で、想像力は豊かである故に、どうしてもおぞましくなってしまうとされています。

ロビンは西の海にあった考古学者の聖地『オハラ』の出身です。ニコ・オルビアがロビンが2歳の時に海に出てしまったため、母の弟の家で暮らしていました。しかし、既に能力者であったロビンは忌み嫌われ冷遇されていました。そのようなニコ・ロビンを受け入れたのがクローバー博士を始めとするオハラの考古学者達でした。彼らの元に足繁く通い、8歳にして博士号試験に合格、考古学者となります。

しかし、ほぼ同時期、オハラの考古学者達が、ポーネグリフの研究をしているとして、バスターコールの対象になってしまいます。サウロとクザンの助けを受けてなんとか生き残ることができましたが、唯一の生き残りとして7900万ベリーの懸賞金をかけられ『オハラの悪魔』という異名をつけられることになります。その後のニコ・ロビンは、裏組織を渡り歩きながら、『真の歴史の本文』を探してまわるのでした。

ワンピースファンの間では、麦わらの一味のメンバーの中でのカップリングが考えられることがあります。ニコ・ロビンの相手として特に描かれることが多いのがゾロです。ワンピース作中では同じ麦わらの一味にありながら、2人で行動することが極端に少ない点、ニコ・ロビンが麦わらの一味に転がり込んだ際に、ゾロだけが強い警戒心を示し続けたことなどが要因になっています。

特に2人の関係が描かれる機会が増えたのが、空島編でのとあるエピソードです。それまで、ゾロだけは常にロビンを警戒し、煙たがるような素振りを見せていました。しかし、ニコ・ロビンがエネルの容赦ない攻撃によって意識を失いそうになった際に、それを受け止めると「女だぞ」と激昂したのです。ゾロに武士道精神がそうさせたとも言えるシーンですが、心打たれたと言われることが多くなっています。

麦わらの一味に加入するまでの間、ニコ・ロビンが関わった組織は全て壊滅してきました。それもあってニコ・ロビンにとっては麦わらの一味はかけがえのない居場所になっていますが、ニコ・ロビンが関わっても無事だった組織も存在しています。それが革命軍です。ニコ・ロビンが革命軍に関わったのは、シャボンディ諸島編、くまによって麦わらの一味が世界各地に飛ばされた時のことでした。

この時、ニコ・ロビンが飛ばされたのが、東の海にある『テキーラウルフ』と呼ばれる場所でした。ここは、世界政府に加盟を拒んだ国の国民と犯罪者を集めて巨大な橋を建造し続ける国でした。当初は、ロビンもそこで重労働をすることになったのです。そこを助けたのが革命軍でした。革命軍は元々ニコ・ロビンを『革命の灯』として保護することを考えていたのです。

このテキーラウルフでの解放から、ルフィが示した修行期間の2年間の間、ニコ・ロビンは革命軍と行動を共にしていました。その時の様子は、ワンピース作中では描かれていません。ただ、革命軍幹部とも面識を持ったようで、特に、コアラからは魚人空手を、サボからは竜爪拳を習うなど修行をつけてもらう形になったことが明らかになっています。また革命軍の総司令であるドラゴンとも面識を持っています。

新世界編においては、ドレスローザでコアラ達と再会したシーンでは喜び合うシーンがあるなどしており、新世界編から現在まで良好な関係を持って、革命軍を離れたことも明らかになっています。

アニメワンピースにおいて、初登場から現在まで、産休等の期間を除いて、ニコ・ロビンの声優を担当しているのが、山口由里子さんです。1990年代から活躍し、主に舞台女優として活動していましたが、1995年『新世紀エヴァンゲリオン』において赤木リツコ役を担当したことで、声優としても知名度を獲得するようになります。ワンピースにおいて、ニコ・ロビン役を担当するようになったのは2001年からのことです。

ちなみにニコ・ロビン役は、オーディションではなく、指名される形で決まりました。ニコ・ロビン役を演じる際には、先々麦わらの一味の仲間になることを聞かされた上で演技に入ったとされています。ワンピースではニコ・ロビン役以外にも、母親のニコ・オルビア役、アマゾン・リリーのキキョウ役も演じています。

山口由里子さんがこれまでに声優として演じたキャラクターとしては、ドラゴンボール超のヴァドス役及びココット役、『キラキラ☆プリキュアアラモード』の宇佐美さとみ役、『霊剣山～星屑たちの宴～』の王舞役、『名探偵コナンハロウィンの花嫁』のクリスティーヌ・リシャール役、『金色のガッシュベル！！』のバランシャ役などを担当しています。

ここからは既にワンピースを読んでいる人の、ニコ・ロビンに関する感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。ニコ・ロビンの年齢に関しては、見た目では何歳か分からないと言われることが多いです。元々ワンピースの女性キャラは子供と老人以外は年齢が分かりにくいとされています。各編のヒロイン的なキャラなども年齢が何歳か分からないと言われるのです。

ニコ・ロビンの場合、元々ミステリアスな雰囲気を持っていたこと、ウォーターセブン編で描かれた過去などから、人生経験が濃すぎて、実際の年齢が何歳かを知ったあとも信じられないとする声が多くなる結果になっています。新世界編になって30歳になったニコ・ロビンですが、超新星編の時点から現在まで、30代後半と言われても納得するくらいの人生を歩んでいると言われているのです。

ニコ・ロビンは麦わらの一味のメンバーということもあり、プロフィールが細かく明かされていますが、悪魔の実の能力者になったきっかけなどは不明のままになっています。麦わらの一味の他の能力者組は食べた経緯なども描かれているだけに、ニコ・ロビンに関しても描いてほしいと言われる結果になっています。

ニコ・ロビンはワンピースの中でもぱっと見で年齢が何歳か分からないと言われるキャラクターです。明らかになっているプロフィールでは、新世界編現在で30歳となっています。年齢を知ったファンからは、その人生経験、過去などからイメージより若かったと言われることが多いです。

麦わらの一味では冷静な性格などもあって、大人組に数えられることも多いニコ・ロビンですが、プロフィールなどでは、以外と不器用なことや、過去の経験から怖い想像をしてしまいがちなこと、絵は苦手なことなど意外な一面も持ち合わせています。今後も麦わらの一味のメンバーとして新たなプロフィールが明らかになる可能性もあるので、ニコ・ロビンのプロフィールなどにも注目しながらワンピースを読んでみましょう。