【ワンピース】ファルルはキャベンディッシュの愛馬！シュガー戦で死亡した？

ファルルはワンピースにおいて、キャベンディッシュの愛馬として登場したキャラクターです。この記事ではそのようなファルルについて、ネタバレありでまとめて紹介していきます。

ファルルが活躍するワンピースは、1997年から2024年2月現在も連載されている海洋冒険ロマン漫画です。尾田栄一郎先生が週刊少年ジャンプにて連載しています。少年漫画の王道展開を基本としながらも、精巧に練り上げられた世界観と物語の中に様々な形で張り巡らされた伏線などから高い人気を集め続ける作品になっています。

ワンピースはメディアミックス展開も積極的に行われており、特にアニメワンピースは1999年10月の放送開始以来、放送枠を変更しながらも、2024年2月現在まで放送を継続し続ける長寿アニメとなっています。アニメ以外にもあらゆる媒体とメディアミックス展開が行われており、コラボレーション企画なども非常に多くなっています。文字通り日本を代表する漫画の1つです。

2年間の修行期間を経て再集結した麦わらの一味。パンクハザードでトラファルガー・ローと『四皇の1人を落とす』ための海賊同盟を結成したルフィは、ローの作戦によって捕らえたシーザーを人質に取引するべく、ドレスローザを訪れます。ここでルフィは、亡き兄エースのメラメラの実を賞品とした闘技大会が開催されることを知ります。居ても立っても居られないルフィはこれに参加。ここで登場するのがこの記事で紹介するファルルです。

ワンピースドレスローザ編において、キャベンディッシュの愛馬として登場したのがファルルです。見た目は現実にもいる馬そのものの白馬で、キャベンディッシュによって拡声器がつけられているのが特徴となっています。いつからキャベンディッシュの愛馬になっているのかは不明ですが、キャベンディッシュが元ブルジョア王国の王子という経歴もあり、ブルジョア王国時代から連れ添った仲なのではないか、と考察されています。

コリーダコロシアムでの武闘大会に出場するキャベンディッシュと共に登場したファルル。キャベンディッシュが参加したグループDにおいて、観客がレベッカに罵声を浴びせ続けることに対してキャベンディッシュが怒声を上げます。この時ファルルの鞍に乗せた拡声器が使用されたのです。その後はキャベンディッシュが試合に負けたことでシュガーによっておもちゃにされてしまいました。

シュガーのおもちゃ化がウソップによって解除されるとキャベンディッシュはウソップに恩義を感じます。ファルルと共にドフラミンゴ討伐に参加することになるのです。

このドフラミンゴ討伐の中、キャベンディッシュ達は、ルフィを無傷でドフラミンゴの元に辿り着かせようと奮戦します。これを襲撃したのがシュガーでした。シュガーの悪魔の実『ホビホビの実』の能力でおもちゃにされた人間を複数合体させることで作り出せる『頭割り人形』がルフィ一行を襲ったのです。ここで真っ先に襲われたのがファルルでした。

この頭割り人形の顎の力は非常に強力で、顎の力だけで人間の頭を噛み砕いてしまえるほどになっています。これによりファルルは倒れ、キャベンディッシュは、ファルルの敵を取るべく、その場に残って頭割り人形の相手をすることにするのでした。

ワンピースドレスローザ編での描写では、シュガーの頭割り人形の攻撃で死亡したかのように思われたファルル。本編において倒された後の描写がなく、死亡したと思われていたのです。しかしその後、無事に生還していたことが明らかになっています。ワンピースドレスローザ編以降に描かれた扉絵連載などにも登場し、現在もキャベンディッシュの愛馬を続けていることが明らかになっているのです。

ワンピースの世界には、多種多様な動物が登場しており、現実とは似て非なる動物も多いです。そのような中、ファルルの種族は通常の馬であると考えられています。ワンピースドレスローザ編での活躍的にも悪魔の実の能力という可能性も低くなっています。キャベンディッシュが元ブルジョア王国の王子ということもあり、ブルジョア王国には通常の馬が生息しているのかもしれません。

或いは他の島から輸入された可能性、キャベンディッシュが海に出てから愛馬にした可能性なども考察されています。いずれにしても、キャベンディッシュも最悪の世代ほどではないにせよ高い知名度を持つ海賊なので、種族的な特徴なしでも愛馬をこなし続けている強さを誇っているといえます。

ファルルは通常の馬であり、白馬でもあることから、基本的な見た目は非常に優雅です。しかし、顔つきは歴戦の強者たしく、精悍な顔立ちをしており、恐れ知らずの性格だろうと考察されています。実際コリーダコロシアムでも怯むことなく戦う様子から、普段からキャベンディッシュを支える存在として戦闘に参加していた可能性が高いです。

ここからは既にワンピースドレスローザ編を読んだ人の、ファルルに関しての感想をネタバレありでまとめて紹介していきます。ワンピースドレスローザ編は多くのキャラクターが登場しましたが、その中でも人気を獲得したのがキャベンディッシュでした。そのようなキャベンディッシュと特別な関係で描かれているファルルも必然と人気を集める結果になっています。

ワンピースにはこれまでも様々な動物が出ていましたが、特殊な能力を持っていたり、悪魔の実の能力者が変身したような姿が多く、動物そのものが登場する例は決して多くはありませんでした。登場したとしても、あくまでも野生の動物だったりがメインで、海賊の一員になっている例は少なく、それもまた良いと言われています。

また、キャベンディッシュとファルルの関係性は、ビビとカルーの関係性を思い出させるとして、それも人気を集める要因になっています。キャベンディッシュが本気で心配していたり、ファルルのために怒る姿などは、確かな絆を感じるとも言われる結果になっているのです。

そのような特別な関係性が見えていただけに、シュガーの頭割り人形に襲われた時は、その後がどうなったのか気になると言われる声が多くなりました。明確な死亡描写こそなかったものの、キャベンディッシュの怒り方から死亡したと感じた人も多くなったのです。結果的には生きており、現在もキャベンディッシュの愛馬を続けていますが、それが判明したのが扉絵連載ということもあり、安堵するまでに時間がかかったと言われました。

扉絵連載で現在もしっかり生存していることが明らかになったことで、キャベンディッシュの再登場時には、再び愛馬として活躍してくれるだろうとして期待する声も多くなっています。再登場時には、なにかしらの形で戦闘でも活躍してほしいという声も見られており、また違った活躍が見たいとも言われているのです。

ワンピースドレスローザ編にキャベンディッシュと共に登場したファルルは、キャベンディッシュの愛馬であり、拡声器を鞍につけているのが特徴的な白馬です。キャベンディッシュが人気を集めたことで、その人気を支える一助として注目を集めています。シュガーに襲われた際には死亡したかと思われましたが、その後無事に生存が描かれ、現在もキャベンディッシュと旅を続けています。

ワンピースドレスローザ編で、ルフィ達と共闘した面々は、再登場が確約されているキャラクター達です。ファルルも生存したことで再登場が確約されており、どのような形で再登場し、活躍するのか注目を集める形になっています。まだワンピースドレスローザ編を読んでいない人はファルルにも注目しながら読んでみましょう。