【ワンピース】くいなは革命軍で生きてる？その後や男剣士になった可能性を考察

ワンピースのくいなは、剣道道場の師範であるコウシロウの娘で、ゾロの良きライバルです。幼少期からゾロに剣道で負けたことがなく、道場で最強の剣士でした。どちらが早く世界一の剣豪になれるかを、競争しようと二人で約束します。しかし、その翌日に不慮の事故で、彼女は死亡しました。

その後、ファンの間では彼女の正体や生存説が次々に浮上します。中でも最も有力だといわれているのは、男剣士となって革命軍に所属している説です。本記事では、生存説の可能性と、その後の正体についての考察を紹介していきます。

くいなが登場するワンピースは、尾田栄一郎先生が描く海洋冒険ロマンの物語です。1997年より集英社の「週刊少年ジャンプ」にて連載中となっています。2017年には「一人の作家が書いたコミック累計発行部数」において4億3000万部を突破しており、ギネス世界記録に認定されました。また、アニメ化をはじめ劇場版映画、ゲーム、実写ドラマなど、さまざまなメディアミックスが展開されています。

主人公のルフィは、少年時代に赤髪シャンクスと出会い親しくなります。シャンクスが持っていたゴムゴムの実を食べたことで、ルフィは全身ゴム人間になりました。その代償として、一生泳げない体になってしまいます。10年後、ルフィは海賊王になることを目指して、一人で航海に出ました。旅をしながら個性豊かな仲間たちを増やしていき、ルフィ率いる「麦わらの一味」の海賊団を結成します。

• 本名：霜月くいな
• 年齢：享年11歳
• 誕生日：9月17日
• 身長：150cm
• 出身地：東の海 シモツキ村
• 星座：おとめ座
• 好きな食べ物：牛乳、卵焼き
• 声優：豊嶋真千子

ワンピースに登場するくいなは、ロロノア・ゾロの幼馴染です。剣道道場「一心道場」の師範であるコウシロウの娘でもあります。外見は、黒髪のショートヘアが特徴です。ゾロより少し年上で、エースやサボと同世代だといわれています。女であることにコンプレックスを持っており、男性のゾロを羨ましく思っていました。剣士として今後の成長を期待されていましたが、自宅の階段から転落して11歳の若さで死亡します。

ワンピースのくいなは強気で負けず嫌いな性格をしており、サバサバした物言いをする少女です。女流剣士として、世界一の剣豪になることを目標としていました。そのため、毎日のように剣術の鍛錬に励み、剣士としての情熱を人一倍持っています。

ただ、自身が女であることで胸の膨らみなど身体の変化を感じ、徐々に弱くなっていくのではないかと不安な様子でした。かつて、父親のコウシロウにから「女の子が世界一強くはなれない」と言われたことも、コンプレックスを持つ原因のようです。

ワンピースのくいなは、女剣士として世界一の剣豪になる夢を持っていました。ところが、夢を果たせないまま、階段から転落して11歳でこの世を去ります。ゾロに2001勝をして勝ち越したくいなが、階段で転び命を落とすとは考えにくいという声も上がりました。

その後、くいなによく似た「たしぎ」というキャラクターが登場した際、同一人物ではないかとSNS上で話題になります。しかし、たしぎの正体はくいなでないことが判明しました。他にも、彼女はイワンコフのもつ能力で性転換をして、革命軍で生きてるという考察も上がっています。ここでは、くいなの死因の謎や革命軍で生きてる説について、くわしく解説していきます。

ワンピースのくいなの死因は、自宅の階段からの転落です。剣を研ぐ石を探している際中に、転落事故に遭いあっけなくこの世を去ります。父親のコウシロウは「人間はあっけない」と語り、くいなの死を受け入れている様子です。

その後、くいなのお葬式のシーンが登場し、死亡した彼女が寝かされている姿も描かれました。ただ、彼女の顔は布で覆われていたため、死んだふりをしていた可能性もゼロではありません。くいなの死についてはくわしく描かれておらず、発見したときの様子なども不透明のままです。

ワンピースのくいなの生存説に、革命軍のイワンコフが関係しているという考察も上がっています。生前の彼女は道場の中で、最強の剣士だと言われていました。しかし、自身は女であることにコンプレックスを持ち、成長するにつれて弱くなることを恐れます。そのような彼女のコンプレックスを、解消できる人物がいました。それは「ホルホルの実」の能力者である革命軍の幹部イワンコフです。

イワンコフは生物の成長や性別など、ホルモンを自由自在に操作できる能力があります。過去には革命軍の船がシモツキ村で止まり、イワンコフがコウシロウの道場に立ち寄ったと思われる描写がありました。

道場の子供たちが「昼間見たか？でっけー顔の人間」と噂したことから、その男はイワンコフの可能性が非常に高いです。おそらく、くいなの性別を女から男へ変えるように、コウシロウがイワンコフに頼んだのでしょう。そして、くいなは男になって革命軍へ入り、世界一の剣士を目指したのかもしれません。

その後の正体は、革命軍で男剣士となって在籍しているという説が浮上したのは、ワンピースの扉絵が理由の一つです。扉絵には父親のコウシロウが、くいなのお墓参りをしている様子が描かれました。くいなのお墓の横には「イワ…（イワンコフ）」とも読めそうな墓石が立っています。

このことから、イワンコフもシモツキ村の出身で、何らかの理由で死んだことにしているのではという考察が上がりました。ワンピースの物語には、これまで偽装のお葬式が行われた事例が2度あります。くいなのお葬式も、男へ性転換をするための偽装だった可能性は充分あります。

ワンピースのくいなは、鳥の名前です。ワンピースには花の名前の女性キャラが多く、鳥の名前も何人かいます。その後に登場した海軍のたしぎは、くいなと見た目が瓜二つな上に鳥の名前です。しかも、「飛べない鳥」という共通点もあります。

また、たしぎも女であることにコンプレックスを抱いており、彼女の正体はくいなではないかという考察が上がりました。しかし、彼女はゾロを知っていた様子ではなく、くいなと誕生日も異なるため、別人の可能性が高いです。ちなみに、革命軍にはカラスやあひるなど、鳥の名前のキャラが数人います。

くいなの正体は光月一族であるという説も浮上しています。ワンピースのワノ国編では、光月一族が登場しました。このことにより、光月一族という自分の正体を隠すため、死亡したことにしたのではという考察もあります。

また、光月トキは「トキトキの実」の能力者で、鳥の名前を連想させる名前です。鳥の名前をもつくいなと、何か繋がりがあるのかもしれません。ただ、くいなは霜月コウシロウの実子であることは確実のため、正体が光月一族である説の可能性は低いです。

ワンピースのくいなとゾロは、良きライバルであり幼馴染の関係です。ゾロもコウシロウの剣道場で、剣術の腕を磨いていました。幼いころから剣の才能があったゾロでさえ、彼女に2001戦中2001敗で負け越します。しかし、くいなはゾロと勝負を重ねながら、彼が確実に成長していることを感じました。それに比べて自分は女であるために、成長が乏しいと悲観します。

男であるゾロが羨ましいと、自分の胸の内を泣きながら明かしました。ゾロはくいなのように強くなることを目標にして、努力を続けてきたのです。弱気になった彼女を叱咤激励すると、新しい約束を提案します。それは、「どちらが早く世界一の剣豪になるか競争する」というものでした。くいなはゾロとの約束に励まされ、勝負を受けて立ちます。

ところが、約束した翌日に、くいなは不慮の事故で命を落としたのです。あっけない人生の幕切れに、ゾロは深く悲嘆しました。そして、彼女の果たせなかった夢を、共に背負うことを決心します。くいなの愛刀である「和道一文字」を、父親のコウシロウから形見として譲り受けました。その後、ゾロは天国にいるくいなにも、名前が届くような世界一の剣豪になることを目標にします。

くいなが生きていて、その後の正体が革命軍側の剣士であれば、ゾロと戦うことがあるのでしょうか？男剣士としてくいなが登場すれば、ゾロの前に立ちはだかり戦う可能性はあります。幼い頃は彼女を目標にしましたが、大人になったゾロは「くいなを超える」ことに拘って行動していません。くいなが世界一の剣豪になっていれば、倒すべき相手ともいえます。

あるいは、彼女が何者かに敗戦して、それをゾロが倒すという形で、世界一の剣豪を示すことも考察できます。革命軍に所属したくいなが敗戦する相手といえば、五老星の一人であるイーザンバロン・V・ナス寿郎聖でしょう。ナス寿郎聖に殺されそうになったくいなを、ゾロが助ける展開もあり得ます。くいなが性転換をして革命軍の男剣士になったのか、今後の展開で明かされることを期待しましょう。

• 愛称：マチリン
• 出身地：茨城県取手市
• 生年月日：1971年12月28日
• 職業：声優、舞台女優、歌手
• 事務所：青二プロダクション
• 趣味：料理、サッカー観戦
• 特技：ピアノ、日舞

ワンピースのくいな役を担当したアニメ声優は、豊嶋真千子（とよしま まちこ）さんです。「風の谷のナウシカ」や「機動戦士ガンダム」の作品を見て、声優になりたいという夢を持ち始めます。しかし、「そんな普通の声じゃ無理」と母親に言われたことで、高校生のときに一度夢を断念しました。

20歳を迎えた頃に、「やはり声優になりたい」という気持が再燃し、青二塾東京校で第14期生として声優への道を目指します。その後、声優業をメインに、舞台女優やナレーターとしても活躍しています。

• 1994年：SLAM DUNK（藤井役）
• 1998年：センチメンタルジャーニー（杉原真奈美役）
• 2004年：モンキーターン（小林瑞木役）- 2シリーズ
• 2016年：ちびまる子ちゃん（お姉ちゃん／さくらさきこ役 他）
• 2022年：ラブオールプレー（榊美聡役）

脇役、準レギュラーの女性や少女キャラを担当することが多いです。声優以外にラジオでも活躍しており、岩田光央さんとラジオパーソナリティを務めていました。他にも、NHK総合テレビジョン「ダーウィンが来た! 〜生きもの新伝説〜」 のコーナーナレーションも務めています。

ワンピースのくいなは女として一度死んでいるけれど、男として生きてると思うという感想があります。シモツキ村の道場に革命軍が食料調達に来ており、イワンコフがいたことも伏線だろうと考察する人もいました。

くいなは女であることにコンプレックスがあり、男のゾロを羨んでいます。イワンコフに会った父親のコウシロウまたはくいな自身が、性転換を頼まないわけがないという人もいました。そもそも、ゾロより強いくいなが、階段から落ちて死ぬとは考えにくいという声も非常に多いです。

ワンピースで死亡するキャラのほとんどは、命を落とすシーンが明確に描かれています。そのため、くいなは死んでおらず、革命軍にいる可能性が最も高いと考察する声がありました。ただ、死んだふりをするのであれば、なぜ和道一文字を手放したのかが疑問だという人もいます。革命軍に男剣士として所属し、ゾロとの共闘が見れれば激アツだと期待する声もありました。

ゾロはくいなと交わした「世界一の剣豪になる」という約束を果たすため、真っすぐに生きています。また、その道を前向きに捉えて助けてくれる、ルフィとの関係が好きという感想もありました。

今となっては、世界一の剣豪になる夢は過去に囚われているのではなく、未来のための目標となっているという考察もあります。ワンピースのワノ国編で、ゾロの幼少時代の回想シーンが登場したことも、非常に嬉しかったという声が上がっています。

ワンピースのくいなは、ゾロと剣で勝負をして全勝した少女です。今後の成長が期待されましたが、11歳の若さで階段から転落して死亡します。ところが、くいなは生きてるという説が浮上しました。しかも、イワンコフの能力を使い、男へ性転換をして革命軍に所属しているという考察があります。

なぜなら、生前のくいなは女であることに、コンプレックスを抱いていたためです。くいなが再登場をするなら、ワノ国編の可能性が高いといわれています。男剣士になったくいなを見ることができるのか、今後の展開に注目しておきましょう。