「ショーシャンクの空に」の名言集!アンディの希望に関する名セリフなど厳選

スティーブン・キング原作、名匠フランク・ダラボンの劇場監督デビュー作「ショーシャンクの空に」の名言厳選しました。ショーシャンク刑務所に、若き銀行員アンディ・デュフレーンが、妻と間男を殺害した罪で入所してきます。刑務所生活の中、様々な障害や苦悩がありますが少しずつ環境に馴染んでいきます。無限とも思える時間が無情にもすぎていく中でも希望を持ち続け、周りの囚人達に多くの影響を与えていくアンディ。不動の名作「ショーシャンクの空に」のアンディやそれ以外のキャストの名言をご紹介します!

「ショーシャンクの空に」の名言集!アンディの希望に関する名セリフなど厳選のイメージ

目次

  1. ショーシャンクの空にのアンディの言葉が深い!作中の名言をまとめて紹介!
  2. ショーシャンクの空にとは?
  3. ショーシャンクの空にのあらすじを解説!
  4. ショーシャンクの空にのアンディの名言集!
  5. ショーシャンクの空にの名言はまだまだある!
  6. ショーシャンクの空にを見た人の感想・評価は?
  7. ショーシャンクの空にには名言がたくさんあった!

ショーシャンクの空にのアンディの言葉が深い!作中の名言をまとめて紹介!

誰もが心を打たれる不朽の名作「ショーシャンクの空に」の名言をまとめてご紹介していきます。主人公のアンディとその仲間たちがショーシャンク刑務所内で、絶望と希望の中、毎日を過ごしています。その日々の中に私たちの人生に影響を与えるような、心に響く名言がいくつもあります。アンディの名言と、その仲間たちの名セリフと印象的なフレーズなどをいくつか厳選して紹介していきます。

ショーシャンクの空にとは?

1994年公開のアメリカ映画「ショーシャンクの空に」。ショーシャンク刑務所内で起きる様々な事件や事故、ただただ無情に過ぎていく時間、その中で希望を捨てず強く生き抜いていく元銀行員アンディの生き様を描いていきます。原作はスティーブン・キングの中編小説「刑務所のリタ・ヘイワース」で監督・脚本はフランク・ダラボンが務めており、彼の初監督作品でもあります。

公開当時、本作は他の映画作品の影に埋もれ比較的知名度は低かったのですが、ビデオ販売やレンタルなどで人気を伸ばし、AFIの映画ベスト100シリーズでは「感動映画ベスト100(23位)」「アメリカ映画ベスト100(10周年エディション)(72位)」にランクインしており、現代でも名作と名高い作品です。現在でも色々なレンタルショップでも紹介されていることをよく見ます。

ショーシャンクの空にのあらすじを解説!

ショーシャンク刑務所に服役

1947年、若き銀行員アンディ・デュフレーン(アンディ)が、妻とその愛人を殺害した罪で裁判にかけられます。アンディは無罪を主張しますが、無残にも終身刑という判決が下り、ショーシャンク刑務所に入所します。

アンディと同時期に入所する他の囚人達と鎖で繋がれたまま、ショーシャンク刑務所に連れて行かれ、長い長い囚人生活が始まっていきます。

劣悪なショーシャンク刑務所内での生活

先輩囚人に目をつけられたり、慣れない刑務所規則、容赦ない暴力的な刑務官などを目の当たりしながらアンディは毎日を必死に過ごしていきます。そうして1年が経過していきます。

少しずつ環境と人に馴染んでいく

はじめのうちは人との交流を避けていたアンディですが、ある日調達屋と呼ばれているエリス・ボイド・レディング(レッド)に声をかけ趣味の鉱物採集のため小さなロックハンマーを注文します。それをきっかけに少しずつレッドと交流していきます。それと同時期に他の囚人に目をつけられ、性的行為を強要されることに抵抗し、生傷を作りながらも屈さずに生き抜いていきます。

そんな生活のある日の刑務作業中に、遺産相続問題で困っていたハドリー主任刑務官に助言し問題を解決に導いたことによるご褒美として、仲間にビールをプレゼントしてもらうことができます。そのビールを飲む仲間を満足げに見つめ微笑むアンディに対して、仲間も少しずつ信頼を置き、ハドリーも他の囚人よりアンディに対して若干優しくなっていきます。

そして一目置かれる存在にまで

やがてアンディは図書係に配置換えとなります。その目的はノートン所長や刑務官達の税務処理や資産運用をアンディに行わせるためでした。それを並行しながら、図書係としても有能ぶりを発揮し、長年本に対して予算を組むことがなかった州議会を動かし、図書館を作っていきます。

ノートン所長はアンディの能力を利用し、定期的に所長室にアンディを呼び出しては多額の不正蓄財を隠蔽していきます。そうして所長、刑務官、仲間達から一目置かれる存在へとなっていきます。

仲間の死

ショーシャンク刑務所内でアンディが着実に立場を確立していく中で、悲劇が起きます。アンディが図書係に任命される前から図書係を担当していたブルックスが出所してすぐに自ら命を絶ってしまいます。50年間ずっと刑務所の中で生活していたブルックスにとって外の世界(シャバ)は生きにくい世界になってしまっていました。

アンディが入所してから18年が経った頃、泥棒を犯して懲役2年でトミーが入所して来ます。アンディとその仲間とすぐに打ち解けたトミーですが、驚くことにアンディが冤罪であるという証拠になる得る事実を知る人物でした。その事実が真実ならアンディが冤罪で釈放になり、ノートン所長の不正蓄財の隠蔽を任していたアンディが世に出ていくことになります。それを避けたいノートンは、トミーを騙し彼を射殺してしまいます。

ついにその時がきた

トミーの死を知り、取り乱したアンディは1ヶ月以上懲罰房に入れられてしまいます。懲罰房から出てきた後、レッドと言葉を交わしますが、アンディの様子が少しおかしくなっています。レッドが心配する中、この時アンディはついに決断を下しました。

朝の点呼で牢獄から消えたアンディは、実は約20年間ロックハンマーで壁を掘り続け穴を空けていたのでした。ついに1966年にショーシャンク刑務所を脱獄しました。天を仰ぎ、雨を全身に浴びながら自由の喜びを噛み締めたことでしょう。

そしてその後

アンディが脱獄し、嬉しくもさみしくもあったレッドは服役40年目にしてようやく仮釈放され、ブルックスと同様に外の世界の生きにくさを感じ生活をしていました。そしてレッドはアンディの言葉を思い出し、それを信じて約束の地メキシコのジワタネホ目指します。そしてそこにはアンディの姿がありました。そうして2人は再開し物語は幕を閉じます。

ショーシャンクの空にのアンディの名言集!

ショーシャンクの空にでは、度々、希望というワードが出来てきますが、苦悩苦痛と時に安らぎ、絶望と希望、諸々が交差する無限とも思われる時間の中、様々なやりとりがあります。そこに私たちの日々や人生に気づきを与えるような名セリフがたくさんあります。まずはアンディの名セリフを紹介します!

「災難は誰かの頭上に舞い降りる。今回は私だった。」

そして「不運がこんなに恐ろしいとは」と続けます。災難や不幸ごとはどのタイミングで誰に訪れるかわかりません。「なぜ自分が」と嘆いてもそれは不運だとしか思えないこともあります。まずは受け入れることが大切なのでしょう。

冤罪でショーシャンク刑務所にきたアンディ。真犯人は塀の外で捕まることがない。この矛盾や葛藤をアンディは嘆くのではなく「不運・災難」なのだ、と受け入れています。その上で希望を持ち続けています。私たちも何か受け入れがたい「不運・災難」に出くわした時、アンディのようにしっかりと受け入れることは出来るでしょうか。とても考えさせられる名セリフです。

「音楽は決して人から奪うことはできない。」

(独房の中でどうやって音楽を聴いていたのか?と問われて)「脳と心で聴いていた」と答えます。音楽は人の心を豊かにします。その豊かささえあれば、レコードや蓄音機がなかったとしても、脳と心で音楽はなり続けるのだと言っています。また音楽はそういうものだからこそ心を豊かにする、ということかもしれません。

アンディが刑務官の目を盗み、美しい声のレコードをショーシャンク刑務所に響かせます。誰もがショーシャンクの空を仰ぎ、音楽に聴き入ります。このシーンは映画のタイトル「ショーシャンクの空に」の意味を深めるものだと感じられます。それぞれが美しい音楽を聴きながらショーシャンクの空に何を思っているのでしょうか。

希望はいいものだよ、たぶん最高のものだ。いいものは決して滅びない。

希望とは、誰もが胸に抱くもの。いろんなことがあり、時がたって、希望を抱かなくなった人、抱けなくなった人。色々な人がいるのかもしれませんが、アンディは希望は最高で決して滅びないと言っています。いいものは滅びないものなのだと。希望なんて持てない、と感じている人も、この言葉を信じて持ちつづけてみるのもいいかもしれません。

レッドに希望は危険だと言われながらも、諦めず希望を持ち続け、脱獄を果たしたアンディが言う言葉だからこと重みがあります。希望は諦めず持ち続けるからこと、意味があるのかもしれません。

「選択は2つだ。必死に生きるか、必死に死ぬかだ。」

ここまでの選択はなかな私たちの普通の日常で味わうことがないかもしれませんが、「必死」と言う言葉がポイントなのかもしれません。何を選択するにしても必死にやりきる覚悟が大切であると言う強い意志が感じられる名セリフです。

希望を持ち続け、究極の選択を迫られたアンディが選んだのは「必死に生きる」と言うことでした。元々ショーシャンク刑務所に冤罪で入所するまでは、真面目人間であったアンディが、脱獄犯という犯罪者になると覚悟を決めた瞬間でした。

ショーシャンクの空にの名言はまだまだある!

「一人より仲間がいたほうが良いよ…。」

聡明な人間というキャラクターであるアンディの名セリフを紹介してきましたが、アンディ以外のキャストの名セリフも沢山あります。そちらもご紹介していきましょう!

これはブルックスのセリフです。ありきたりな言葉のようでもありますが、刑務所の中でも、どんな場所でもやはり一人より仲間がいる、ということはとても大切で貴重なことです。

ショーシャンクの空にでは「希望」というワードが何度も出てきますが、それと同じくらい「仲間」というワードも出てきます。仲間や友達というものは安らぎの時間を共有できたり、希望を与えたり出来る、かけがえでないものである、ということもこの映画のテーマなように感じられます。

「ひとつ言わせてくれ。希望は危険だ。希望は人を狂わせる」

これはアンディの心には希望がある、という発言に対してレッドが返した言葉です。希望とは輝いていて、眩しいものです。それを見つめ過ぎていると眩しくて見間違えることもあるかもしれません。希望という幻想に囚われてしまったら、間違った方向に人間は向かって行ってしまう怖さがあります。

ここでいう希望とは刑務所を終わらせること、すなわち釈放なのですが、終身刑の囚人はそんな日がくる可能性は非常に少ないです。仮釈放があってもいつになるかわかりません。ですので希望=「刑務所生活を終わらせること」=「自殺」となります。なのでレッドは危険だと言っています。希望を持つということはこのような危険性もあると、レッドが教えてくれているこちらも名セリフです。

でも若造はもうとっくにいなくなって、残ったのはこの老いぼれだけだ。この自分と一生付き合っていかないといけないんだ。

入所40年目のレッドが仮釈放審理の時に発した言葉です。仮釈放審理の際は、更生している、社会復帰できると主張を続けていましたが、この時は更生という政治家かが勝手に作った言葉であり、意味がわからない。本当に聞きたいのは罪を悔いているのかを聞きたいのだろう?と審理員に聞きます。そして悔いていな日などない、あの日殺人を犯した若造(過去の自分自身)とまともな話がしたいと述べて、このセリフを発します。

この仮釈放審理で、レッドの仮釈放が決まります。過去の罪は消えることはない、過去には戻ることは出来ない、そうして何年経っても、いつでも今の自分自身が背負わなければならないと強く悔やみ、強く自覚した発言です。本当に悔やむこと、反省すること、更生する、とはどういうことなのだろうと考えさせられる名セリフでした。

"主の裁きは下る、いずれ間も無く"

このフレーズは名セリフとは少し違うのですが、非常に印象的な言葉なのでご紹介します。所長室に飾ってある刺繍の言葉です。ノートン所長の奥さんが施した刺繍で、アンディが映画の中盤で所長室に呼び出された際にノートン所長からそのように説明を受けます。そしてアンディは上手ですね、と感想を述べます。

終盤、アンディが脱獄し、ノートン所長の不正蓄財を告発します。それによりノートンの元にパトカーの音か近づいてきます。そのパトカーの音を聞きながらノートンはこの刺繍を見つめます。この言葉を毎日目にしながらも、不正に手を染めてしまったノートンだったのです。案外、私たちの周りにも注意喚起をしてくれている何かがあるかもしれない、と考えさせられると同時に、伏線の貼り方素晴らしいと感じられる部分です。

ショーシャンクの空にを見た人の感想・評価は?

「ショーシャンクの空に」は前述もしましたが、長い人気があり、名セリフが多いと有名です。みなさんの感想や評価も紹介します!

だいぶ古い映画ですが、皆さんの感想からも、やはり現代でも愛され続けているのがわかります。

やはり名セリフをツイートしている人も沢山います。やはりそれほどまでに沢山の人の心に響く名セリフが詰まった映画だということがわかります。

最後に少し違う見解を持った人の感想です。映画の中でアンディは冤罪を主張していますが、その証拠は確かにどこにもありません。いろいろな見方ができる映画でもあるというわけです。そいうことろも含め名作と名高いのかも知れません。

ショーシャンクの空にには名言がたくさんあった!

いかがでしたか?ショーシャンクの空にの、あらすじ、名言、みんなの感想を紹介いたしました。

1994年に公開され、今だにファンを増やし続けている「ショーシャンクの空に」。観終わった後に、心にふわっとあたたかいものを与えてくれる映画です。これを観て考え方が変わった、自分の人生に影響を与えた、などという人もいるかもしれません。ここで紹介したのはほんの一部ですので、まだ観てない人はぜひ観てみてください!そして観たことある人もまた改めて名言を噛み締めながら観てみてはいかがでしょうか?

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