【海月姫】鯉淵蔵之介の実写映画版・ドラマ版キャストを比較!菅田将暉と瀬戸康史の評価は?

「海月姫」という漫画からアニメ・実写映画・実写ドラマと幅広く展開された作品をご存じだろうか。どんな女の子よりも美しく、おしゃれな鯉淵蔵之介という大学生が、オタクの集まりの月海たちと出会うことで、進むべき道を模索していくストーリーである。今回のまとめでは重要なキャストである鯉淵蔵之介の映画キャストの菅田将暉・ドラマキャストである瀬戸康史について比較していく。二人の女装に対する評価や演技について確認する。

【海月姫】鯉淵蔵之介の実写映画版・ドラマ版キャストを比較!菅田将暉と瀬戸康史の評価は?のイメージ

目次

  1. 鯉淵蔵之介とは?
  2. 鯉淵蔵之介の実写映画版とドラマ版キャストを比較
  3. 鯉淵蔵之介の実写映画版キャストは菅田将暉
  4. 鯉淵蔵之介のドラマ版キャストは瀬戸康史
  5. 鯉淵蔵之介の声優
  6. 鯉淵蔵之介の実写映画版とドラマ版キャストに関する感想や評価
  7. 鯉淵蔵之介についてまとめ

鯉淵蔵之介とは?

海月姫の作品情報

「海月姫」は糖東村アキコ先生の漫画作品で2007年から2017年にわたり連載された。単行本は全17巻で映画版は2014年に完結する前に主人公たちが住む「天水館」を守るところまでが描かれた。2018年に作られたドラマはコミックスの簡潔にオリジナルなラストが加えられて最終回まで描かれた。「女の子は誰でもお姫様になれる」をテーマに描かれている。

海月姫の概要

講談社の女性向け雑誌「Kiss」で2008年21号より連載が開始された。2014年4月号まで連載が続いたが、5月号からは「東京タラレバ娘」の連載もはじまり、どちらも不定期連載の扱いになった。原作の東村アキコの作品は人気が高く「海月姫」は2010年にフジテレビ『ノイタミナ』の枠でテレビアニメ化された。同時不定期連載の「東京タラレバ娘」も2017年に日本テレビで実写ドラマ化している。

「海月姫」がアニメ化された時の単行本10巻の帯には総売り上げが220万部を超えたと記されていた。実写映画が決まったとき「あまちゃん」を終えた能年玲奈(現のん)の映画化ということで注目された。漫画の中の鯉淵蔵之介こと蔵子を好きなファンにそれまで学生役の多かった菅田将暉ではイメージが違うと言われた。2018年の実写ドラマ化の瀬戸康史も菅田将暉以上の蔵子は無理だと言われた。

どちらの鯉淵蔵之介もキャストに決まったばかりの時はマイナスの評価が多かったのだが、映画の公開後、ドラマの放送後には鯉淵蔵之介として高い評価を得た。実写ドラマは視聴率はかなり低いと叩かれたが、視聴した人の満足度は高く瀬戸康史の人気もかなり上がった。

海月姫のあらすじ

鹿児島からイラストレーターをめざして上京した倉下月海は、インターネットで知り合ったオタク仲間が住む天水館で暮らし始めた。イラストレーターとしての仕事はなく、仕送りで暮らす毎日だったが、気の合う女子たちと一緒に楽しいオタクライフを送っていた。男子禁制の天水館で地味にのんびりと暮らしていた月海には子供の頃母親から「女の子は誰でもお姫様になれる」という言葉を胸に生きていた。

月海が中学生の頃に亡くなった母に、恋愛にもおしゃれにも疎い自分はお母さんの言っていたようには、なれないと思って毎日を過ごしていた。しかし突然出会った鯉淵蔵之介によってどんどん大きな海へ押し出されるように、月海は道を切り開いていく。同様に天水館に住む管理人で和物オタクの千絵子・おじいさんオタクのジジ様・三国志オタクのまやや・鉄道オタクのばんばさんも天水館を守りながら変化していく。

鯉淵蔵之介のプロフィール

「海月姫」の鯉淵蔵之助は、ミズクラゲとタコクラゲを一緒の水槽に入れているアクアショップで店員に注意したいが、小心者の主人公月海に手助けをした存在として登場する。鯉淵蔵之介は、大臣経験まである与党の実力派政治家の息子として生まれた。しかし母は舞台女優のリナという父の愛人だった。幼いころに政治家一家である鯉淵家の跡取り候補として引き取られた。

実写版では映画版は鯉淵蔵之介は弟して存在し、ドラマ版での鯉淵蔵之介は兄として存在する。漫版・映画版では内蔵助は弟、堅物の兄の手助けをする。愛人の息子ではあるが、義理の母も自分の息子「修」と区別なく接してくれ、兄弟の「修」も普通の兄弟として対応してくれている。しかし子供の頃の鯉淵蔵之介は、母と引き裂かれた寂しい思いから母の舞台衣装に寂しい気持ちを慰めてもらっていた。

一人の時にはそんな寂しさを表すが、外では明るく友達も多い。大学生活をパーティピープルのようにクラブやコンサートなどのイベントを催したり、ファッションにも興味があり女装はその延長でしている。女子とのワンランク上の交際もあとくされなくエンジョイしている。

女装は趣味である。美しい着こなし・服を美しく見せる行動はしているが、恋愛の対象は女性である。自分磨きを一切しない月海と出会い、月海をきれいにすることに楽しさを感じ、自宅に招いて月海を魔法のように美しく変える。変身した月海を見た兄弟の修が月海に恋をした。その協力を始めるが、その中で鯉淵蔵之介は、自分の中でモヤモヤした気持ちを感じ始める。

月海の住む天水館は、男子禁制のため鯉淵蔵之介の蔵をとって「蔵子」という女性として出入りしている。天水館に出入りしているうちに、父親も関係する土地開発区域に天水館が含まれていることを知る。天水館の下宿人たちと鯉淵蔵之介は天水館を守るために戦いはじめる。菅田将暉の映画版では最初の地上げ屋を追い払うところまで、瀬戸康史のドラマ版では恋愛問題含めてすべてが解決するまでが描かれた。

鯉淵蔵之介の実写映画版とドラマ版キャストを比較

比較①ビジュアル

鯉淵蔵之介は、LGBTではなく、舞台女優だった母の衣装などを見て育ち、その中でファッションに目覚めた女装をしている。しかしあくまでもそれはファッションの一部であり、女性になりたいとかそういうものではない。そのため女装をしている時のふるまいは女性らしく歩いたりするが、中身の言動は男のままである。ビジュアルは女性として完璧、それが鯉淵蔵之介の「蔵子」である。

菅田将暉も瀬戸康史もどちらも制作発表がされたときには、批判の声が上がった。実写で鯉淵蔵之介を演じるのは無理だという声が上がった。あとからドラマ版を演じた瀬戸康史については、菅田将暉以上の鯉淵蔵之介はできないだろうとも言われていた。しかしどちらも菅田将暉・瀬戸康史の鯉淵蔵之介の演技が終了した後には絶賛する声が上回っていた。

二人が鯉淵蔵之介を演じた年齢は、菅田将暉が22歳頃に演じ、瀬戸康史は29歳で演じた。顔の表情は菅田将暉の方は原作の鯉淵蔵之介に近いくりくりのつぶらな瞳にやや釣り目なところがそっくりと評判だった。瀬戸康史の方は、菅田将暉の鯉淵蔵之介よりもお姉さん感があり、兄弟の修が原作とは違い弟になっていることで、より面倒見のよい雰囲気もビジュアルに表れていた。

二人のビジュアルを単に漫画やアニメと比べたときに、より近いのは菅田将暉の鯉淵蔵之介であるが、瀬戸康史の鯉淵蔵之介も別物としてではあるが、高評価だった。

比較②性格

先にも説明したが、年齢が瀬戸康史が29歳で大学生の鯉淵蔵之介を演じたため、修との立ち位置が異なる。菅田将暉の鯉淵蔵之介は末っ子の無邪気さもあった。瀬戸康史の鯉淵蔵之介は兄として修の恋を応援するシーンもあり、菅田将暉の鯉淵蔵之介よりも大人な性格だった。ドラマと映画では鯉淵蔵之介を表現できる長さが違うので、どうしてもドラマ版の方が思い入れを多くもつ視聴者も多かった。

菅田将暉は、まだ漫画が結末を迎えていなかったため、ロマンティックコメディ要素での「海月姫」だったため明るくやんちゃだけど心根は優しい鯉淵蔵之介を短い時間でしっかりと演じた。瀬戸康史は、10話でのドラマの中で、包み込むような優しさと、時に男らしく月海を引っ張っていく演技を見せた。原作にはないファッションショーの中で「俺を見ろ」と落ち込む月海の視線を自分に向けさせたシーンもあった。

比較③雰囲気

「海月姫」の鯉淵蔵之介のような男性が女性に見える姿を演じるにあたり、二人のキャストともにダイエットやエステなどに通い脱毛・肌作りなども頑張ったとある。菅田将暉の場合は、炭水化物を抜くダイエットで体重を10キロ落とし、175㎝の身長に50キロ台の体重にしたという。瀬戸康史の場合は役作りをするための機関が1か月しかなかったということもあり、落とした体重は6キロだった。

噂ではこのクールには武井咲と長瀬智也の「フラジャイル」が組まれていたが、武井咲の妊娠により、予定が狂い「海月姫」の製作が急遽決まったと言われている。2か月の体づくりの期間があった菅田将暉の鯉淵蔵之介は、体のラインを強調するドレスなども着用したが、瀬戸康史の鯉淵蔵之介は、フェミニンな大人っぽい雰囲気の鯉淵蔵之介となった。

比較④役作り

雰囲気のところでもふれたが、男性が女性の服を違和感なく着こなす鯉淵蔵之介という男を演じるにあたり、体づくりを頑張ったのはもちろん、ヒールを履いて颯爽と歩くことにも慣れなければならない。映画版の菅田将暉は鯉淵蔵之介のカリスマ性、パワー、コミカルな中に見え隠れする鯉淵蔵之介の繊細さなどの役作りに向き合ったという。

菅田将暉の半分の時間で役作りをしなければならなかった瀬戸康史は、実際にお手本とする女優を米倉涼子・天海祐希と立ち姿の美しい姉御肌の女優に決め研究した。さらにファッションの世界で生きていきたいという希望のある鯉淵蔵之介なので、海外の女性モデルの身のこなしなどを身につけたと言われている。ドラマの中では父親、離れて暮らす母親とのシーンもあったため、親の行動を理解する役作りも必要だった。

比較⑤演技

菅田将暉が実写版の「海月姫」を演じた頃は、朝ドラなどの出演後で注目され始めたブレイク前だった。そのため女装する役ということで注目される中で、明るくはじけた中に見せる鯉淵蔵之介の寂しさの表情の演技は秀逸と言われていた。鯉渕蔵之介のキャストとしての体づくりから始まってない面までを映画の尺で十分に魅せた演技は高く評価された。

瀬戸康史の鯉淵蔵之介の演技は、地道に経験を重ねてきた中でこの役に向き合った。準備期間も1か月しかない中で、体を作りヒールの高い靴などを履きこなし地道な努力を重ねた。年齢も菅田将暉よりも高い分、鯉淵蔵之介の憂いの部分と男らしさの部分の演技に評価が集まった。どちらの演技も切ないという感想は多かったが、瀬戸康史の方が長く表現する分その鯉淵蔵之介の哀しさを多く魅せることができたと言われていた。

鯉淵蔵之介の実写映画版キャストは菅田将暉

菅田将暉のプロフィール

菅田将暉は、1993年2月21日大阪生まれの俳優・歌手など幅広く活躍している。中学校の頃にアミューズのオーディションでファイナリストとして残るが落選・その後に受けたジュノンスーパーボーイコンテストで、現在の事務所に入所するに至った。2009年9月に仮面ライダーWの主演の一人として初めての演技をスタートした。

その後も16~7歳で「共食い」という問題作で映画デビューを果たす。暴力シーン、性的描写も多い作品でだったが、菅田将暉は監督の指示に合わせて楽しんで演じたと後に答えている。初めての映画でこれほどのものを経験した実績は大きかった。その後「35歳の高校生」ではスクールカーストの上位のいじめっ子、一転して朝ドラ「ごちそうさん」では杏の親孝行なまじめな息子も見事に演じわけて見せた。

基本的に役を選ばずオファーを受けるという姿勢で俳優をやっているという。ただ漫画が好きなので漫画原作の作品は積極的に出たいと会社には行ってあるとあるインタビューで答えていた。映画デビュー作のように単館系の見る人を選ぶ映画から、アイドル並みの映画までどんな役でもこなし、そのスイッチの切り替えのすばらしさをほめたたえる映画関係者も多い。

音楽活動をしている。ギターを習い始めたのは、2015年のドラマ「ちゃんぽん食べたか」で若き日のさだまさしを演じるためだったという。その後もいくつかのドラマ・CMで歌を歌い始め、音楽方面にもその実力が知られるようになった。同じ事務所の松坂桃李が主演するドラマ「パーフェクトワールド」の主題歌「まちがいさがし」で2019年紅白歌合戦にも初出場した。この作品を作った米津玄師とのコラボは高く評価されている。

菅田将暉の主な出演作品

菅田将暉は映画デビュー作の「共食い」からその演技力が高く評価されていた。そのためあらゆる映画賞を総なめしてしまうと言われている。役を選ばないので、主役以外も多く演じているが、やはり主役を演じると映画賞の最優秀の候補者に選ばれる。2020年「アルキメデスの大戦」では同じ事務所の松坂桃李の「新聞記者」と争い最優秀は松坂桃李となったとき、素直に悔しいと言っていた。

またテレビドラマでも2019年「3年A組-今から皆さんは、人質です」では日本だけでなく世界中から高い評価を得た。ここではほんの一部であるが菅田将暉の映画賞を受賞した作品を紹介する。「3年A組」はあらゆるドラマを表彰する賞を受賞している。

  • 日本アカデミー賞新人俳優賞 共食い/篠垣遠馬役
  • 日本アカデミー賞最優秀主演男優賞 あゝ、荒野/新宿新次役
  • 第1回コンフィデンスアワード・ドラマ賞主演男優賞 民王/武藤翔役
  • 第27回橋田賞 dele/真柴祐太郎役

鯉淵蔵之介のドラマ版キャストは瀬戸康史

瀬戸康史のプロフィール

瀬戸康史は1988年5月18日福岡県生まれの俳優である。子供の頃は獣医を目指していたが、ピアノ教師の母親の夢が表現者であったためその夢をかなえるために、ワタナベエンターテインメントのD-BOYSのオーディションを受け、合格し現在に至る。D-BOYSの活動はいわゆる2.5次元舞台も多く、瀬戸康史のデビューは「テニスの王子様」の青春学園テニス部・菊丸英二役である。

テレビデビューは、2008年「仮面ライダーキバ」であり、仮面ライダー俳優としては瀬戸康史の方が、菅田将暉よりも早い。仮面ライダー俳優として活躍している最中に携帯小説で話題になった「恋空」のテレビドラマ版の主演も同時に演じた。その後も大河ドラマ・朝ドラなどでも経験を積んでいる。NHKEテレでは料理の起源の物語を紹介しながらスイーツを作る「グレーテルのかまど」でも人気になっている。

キッチンのかまど(キムラ緑子)と瀬戸康史が対話しながら料理を作る番組であるが、その会話の中で出身地の博多弁を披露した時にはかまど役のキムラ緑子に博多弁をほめられている。「海月姫」を演じたときには月曜22時からの「グレーテルのかまど」にチャンネルをかえると瀬戸康史をあと30分楽しめるとTwitterや掲示板などで、どちらも人気になった。

瀬戸康史の演じた実写ドラマ「海月姫」は視聴率はあまりよくなかったのであるがスマホなどでもテレビを見られる時代なので、Twitterのトレンドや市長満足度は1位を取ることも多かった。実写ドラマ版以降菅田将暉・瀬戸康史の共演した朝ドラ「まんぷく」では二人の鯉淵蔵之助が共演していることも話題になった。さらに菅田将暉が主題歌を歌った「パーフェクトワールド」では瀬戸康史がヒロインの幼馴染役で出演していた。

瀬戸康史の主な出演作品

二人目の鯉淵蔵之介のキャストの瀬戸康史は、舞台・ドラマなどで活躍している。ドラマデビューから主役としてのキャストで注目された。しかしそれ以降は準主役的なキャストとしての仕事が多いが、注目される役も多かった。特にNHKでは時代劇「ブシメシ」ではグレーテルのかまどの料理男子ぶりを生かして、幕末の料理人としてのキャストとして人気が出て2017年・2018年とシリーズ化している。

瀬戸康史は「海月姫」のキャストに選ばれたことで、注目度がアップし特に「実写ドラマ版の「海月姫」を放映したフジテレビでは主要キャストとしてのオファーが増えた。2019年春ドラマでは障がい者問題を扱う「パーフェクトラブ」は車いすの恋人を持つ幼馴染を応援しながらも、秘めた恋心を持つ役を演じた。同年の「ルパンの娘」では鯉渕蔵之介の体とは全く違う、刑事としてたくましい体を作り違う魅力を見せた。

鯉淵蔵之介の声優

斎賀みつきのプロフィール

「海月姫」の鯉淵蔵之介は、女性キャストよりも美しい男性である。実写ドラマとは違いアニメでは男性キャスト・女性キャストどちらでも可能である。その中で、アニメの声優は少年から男性の声まで演じわけることのできる斎賀みつきが鯉淵蔵之介のキャストとして選ばれた。斎賀みつきは女性声優であるが、1973年6月12日埼玉県生まれの身長168㎝の見た目もボーイッシュな女性である。

鯉淵蔵之介のキャストとして実写でも行けるのではと言われるくらいの男性でも行けそうな美形声優である。小学生の頃にアニメ雑誌の付録のアニメの台本を読みながら、声優になることを決めたという。高校3年生までその意志は変わらずに、声優になるために代々木アニメーション学院へと入学した。卒業時次々にいろいろな声優養成所に落ちたが、学校の紹介の賢プロダクションのオーディションを受け合格した。

趣味は天体観測で声優仲間やアニメのスタッフたちと天体観測会などに参加している。見かけも男性っぽいが、性格も男気があると男性俳優たちからは女性としてカウントされていなかったりしている。さらに後輩の女性声優もイケメン声優と話している時のような反応になるとラジオやイベントなどで言われている。歌唱力にも定評がありアルバムも2枚出している。

斎賀みつきの主な出演作品

アニメで鯉淵蔵之介の声を担当した斎賀みつきは、1993年から27年の声優としての活動がある。アニメだけでなく、洋画アベンジャーズの吹き替えなど出演先は多岐にわたっている。そのため、代表作と言われているものを下記に引用し紹介する。

  • 地球へ…(ジョミー・マーキス・シン)
  • 機動戦士ガンダム00(リヴァイヴ・リバイバル)
  • 鋼の錬金術師(マリア・ロス少尉)
  • もやしもん(結城蛍)
  • ちはやふる(山井真琴)

鯉淵蔵之介の実写映画版とドラマ版キャストに関する感想や評価

NHK朝ドラ「まんぷく」には映画版「海月姫」と「ドラマ版「海月姫」のキャストが多く出ていて話題になった。鯉渕蔵之介の菅田将暉さん・瀬戸康史さんの二人はもちろん、映画版で兄役「しゅうしゅう」が長谷川博己さん、ドラマ版で運転手だった花森よしおが要潤さんと「海月姫ファンを楽しませてくれた」と評判であった。菅田将暉さんは朝ドラでも長谷川博己さんに協力する役だった。

実写版「海月姫」のドラマでは、映画版では描くことのできなかった続きが最後まで放送された。その中で、月海と弟の修を応援しながらも、月海に惹かれていく鯉淵蔵之介の心情が描かれた。修を好きな女性がファッションショーの最中に修と話しているのを悲しそうに見ている月海に「俺をみろ」と舞台の上から声をかけるシーンではTwitterでは大騒ぎだった。

抑えていた思いがそのままショーの後の月海と鯉淵蔵之介のキスシーンにつながり、多くの視聴者のハートをつかんだと評判だった。モデルとしても活躍するまやや役の内田理央と並んでも引けを取らない瀬戸康史の女装もこの頃ではもうすっかり板についていた。

二人の鯉淵蔵之介の共通点は、どちらもブレイク俳優の多い仮面ライダー俳優を経験している。また菅田将暉が主題歌を歌った関係で、「パーフェクトワールド」に菅田将暉が、市役所の職員役でカメオ出演している。

鯉淵蔵之介についてまとめ

実写映画・実写ドラマにおいて「海月姫」の鯉淵蔵之介について確認してきた。男性俳優が女装して演じるこの役は、鯉淵蔵之介の根本の男らしさと内側に内在する弱さを演じなければならない難しい役である。映画版は、鯉淵蔵之介の明るい部分を前面に出し、そこに見え隠れする鯉淵蔵之介の寂しさを菅田将暉は見事に演じたと言われている。

対して最終回までのストーリーを演じた瀬戸康史は、鯉淵蔵之介の行動力の裏にある愛人の息子であるという兄弟への遠慮や母に置いていかれた息子の寂しさをドラマの長い尺で演じきったと言われている。アニメも菅田将暉の演じた映画版と近いストーリーである。このまとめを読んで気になった方は、漫画・アニメ・映画・ドラマの「海月姫」の鯉淵蔵之介をチェックしてみてはいかがだろうか。

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