ハーマイオニーの猫・クルックシャンクスの正体と能力は?種類や名前の由来も紹介

ハリー・ポッターのヒロインハーマイオニーの飼っている猫のクルックシャンクス。オレンジ色の長くてふわふわな毛、大きな体、ブサカワなこの猫はグッツも多数出されているほど、ファンの間でも人気です。ハーマイオニーの猫・クルックシャンクスの種類や名前の由来、クルックシャンクスの正体やその能力を紹介します。そして、クルックシャンクスの最後はどうなったのかまで、紹介していきます。

ハーマイオニーの猫・クルックシャンクスの正体と能力は?種類や名前の由来も紹介のイメージ

目次

  1. ハーマイオニーの猫とは?
  2. ハーマイオニーの猫・クルックシャンクスの正体と能力
  3. ハーマイオニーの猫の種類や名前の由来
  4. ハーマイオニーの猫の最後
  5. ハーマイオニーの猫に関する感想や評価
  6. ハーマイオニーの猫の正体と能力まとめ

ハーマイオニーの猫とは?

ハーマイオニーは、ハリー・ポッターの友達の女の子。そのハーマイオニーの飼っている猫・クルックシャンクスが、可愛いとファンの間では人気です。特徴的な顔や長くてふわふわの毛並みの猫で、その種類や名前の由来について、ファンの間で「何猫?」と話題です。ここでは、ハーマイオニーの飼い猫について紹介していきます。

ハリー・ポッターの概要

「ハリー・ポッター」は、イギリス人作家のJ・K・ローリングによる児童文学です。1990年代のイギリスが舞台で、魔法使いの少年ハリー・ポッターが魔法学校で生活していく中で、彼の両親を殺した闇の魔法使いヴォルデモートの存在を知り、ヴォルデモートと因縁の対決を繰り広げていく物語。小説は全8巻で、最終巻「ハリー・ポッターと呪いの子」は、小説ではなくト書きとセリフで構成された舞台版となっています。

ハーマイオニーのプロフィール

  • 名前:ハーマイオニー・ジーン・グレンジャー
  • 誕生日:1979年9月19日
  • 種族:人間 マグル出身 魔法使い
  • 出身校:ホグワーツ魔法魔術学校
  • 出身寮:グリフィンドール
  • ペット:クルックシャンクス(猫)

ハリー・ポッターの親友の女の子。マグル出身の学年一の優等生でした。常に4冊ほどの本を持ち歩いています。年頃の女の子ですが、容姿には無頓着で、髪の毛は手入れをしていないため、いつもボサボサです。しかし、容姿には無頓着なハーマイオニーも前歯が大きいことはコンプレックスでしたが、ドラコ・マルフォイにかけられた歯呪いを治療してもらう際に、ちゃっかり前歯を小さくしてもらい、コンプレックスを解消しています。

また、ダンスパーティーでは、直毛剤を使い、髪の毛を結い上げ、美しくなった姿も披露しています。成長してからは、もうひとりの親友ロンと結婚し、子供を授かります。魔法省の魔法法執行部副部長を経て、最後は魔法大臣に就任しました。

ハーマイオニーの猫はクルックシャンクス

ハリーポッターには、魔法使いのペットとして、フクロウやネズミなど、様々な動物の種類が登場します。その中で、主人公のハリーポッターはフクロウ、親友ロンはネズミをペットとしてそれぞれに名前をつけてかわいがっています。そのなかで、ハーマイオニーは、クルックシャンクスという名前の猫をペットとして飼っています。

ハーマイオニーとクルックシャンクスの出会い

ハーマイオニーとクルックシャンクスの出会いは、魔法動物のペットショップです。ロンのペットである、ネズミのスキャバーズの具合が悪くなったため、ハリーポッターとハーマイオニーとロンで、魔法動物のペットショップで様子を見てもらうことにしたことがきっかけです。もともと、ハーマイオニーもフクロウのペットを飼う目的で、ロンについていきました。

ロンがペットショップの店員にスキャバーズに様子を見せていると、突然、ペットショップにいたクルックシャンクスが、スキャバーズめがけてダイブし、スキャバーズを追い回します。ロンとハリーポッターは逃げたスキャバーズを追って店を出ます。すると、その後からクルックシャンクスを抱えたハーマイオニーが現れました。

ペットショップの店員から「買い手が見つからず、長い間ペットショップにいる猫」と聞かされたハーマイオニーは、クルックシャンクスを飼うことに決めたのです。ハーマイオニーが飼うことを決めたクルックシャンクスはとても賢い猫で、ロンのペットのスキャバーズの正体が、ヴォルデモート卿の手下のピーター・ペティグリューということを見抜いており、襲いかかったのです。

エマ・ワトソンも猫好き?

映画の中で猫をペットにしたハーマイオニーですが、そのハーマイオニー役のエマ・ワトソンも猫好きで有名です。エマ・ワトソンもバブルスとドミノという名前の猫を飼っています。あるメディアのインタビューでは、たくさんの猫に囲まれてインタビューを受けるという企画があり、たくさんの子猫に囲まれて、おもちゃで遊んだり、子猫をなでたりと、楽しみながらリラックスしてインタビューに答えていました。

11歳からハリーポッターシリーズに出演しており、私生活はあまり知られていない、エマ・ワトソンですが、自身も2匹の猫を飼っていたり、インタビューも子猫と一緒に受けたりと、エマ・ワトソンの猫好きが伝わってきます。

ハーマイオニーの猫・クルックシャンクスの正体と能力

ハーマイオニーのペットの猫「クルックシャンクス」。ハーマイオニーと初めて出会った時にロンのペット、スキャバーズの正体を見破っていたクルックシャンクス。このクルックシャンクスはとても賢い猫です。謎の多いクルックシャンクスの正体とその能力について紹介します。

正体や能力①シリウスとの関係

クルックシャンクスは、ロンのペットであるネズミのスキャバーズの正体が、ヴォルデモート卿の手下であるピーター・ペティグリューだということを見抜いていました。同じ様に、アニメーガスと呼ばれる「動物もどき」で犬になったシリウス・ブラックの正体も見抜きます。シリウスもヴォルデモート卿の手下のピーター・ペティグリューを捕まえようとしていたのです。

クルックシャンクスは、ピーター・ペティグリューを捕まえようとしていたシリウスを同じ目的を持った味方と認識し、心を通わせました。クルックシャンクスは、ネビル・ロングボトムからグリフィンドール塔へ入るための合言葉の書かれた紙を盗み、シリウスが城に入るのを助けたり、ハリーポッターとロン、ハーマイオニーを叫びの屋敷までおびき寄せるのを手伝いました。

ハリーポッターとシリウスが乱闘になると、ハリーポッターを引っ掻いて杖を奪おうとしたり、失敗するとシリウスをかばおうと、盾のようにシリウスの胸の前に立ちはだかったりしています。

正体や能力②賢い理由

クルックシャンクスが賢い理由は、「ニーズル」という魔法動物の血を引いているから、という設定があると、原作者のJ.K.ローリングさんは語っています。「ハリーポッター」の映画や原作では、ニーズルは登場しませんが、ニーズルは猫種の魔法動物で耳が大きく、ライオンのようなしっぽがあることが特徴です。毛色は、斑点やまだら模様という設定です。

ニーズルはとても賢い魔法動物で知性や判断力にたけており、悪い人間を見破って攻撃するという能力があるため、番犬ならぬ番猫になるという一面も持っています。そんな、有能な魔法動物なので、飼うには許可がいるという設定もあります。

ハーマイオニーの猫の種類や名前の由来

ハーマイオニーの猫・クルックシャンクス。この謎の多い猫ですが、この猫の種類や名前の由来についても説明していきます。

クルックシャンクスの猫の種類

魔法動物という架空の動物という設定のクルックシャンクスですが、見た目は猫です。ただ、なんの種類の猫かは、原作では明記されていません。原作で記されている特徴は、「オレンジ色の長い毛」「ふわふわな毛」「巨大」「レンガに衝突して潰れたような顔」「ビン洗いブラシのようなしっぽ」と書かれています。

このことから、クルックシャンクスの猫の種類は、ペルシャ猫ではないかと言われています。ペルシャ猫には2種類の鼻のつぶれ具合があり、鼻筋と通った美人顔の「トラディショナル」と、鼻先が短く、ブサカワな顔をしている「エクストリーム」という種類に分けられます。

ハリーポッターが、クルックシャンクスのことを「レンガに衝突して潰れたような顔」と表現していることから、クルックシャンクスは「エクストリーム」系のペルシャ猫と考えられます。ブサカワと表現されることが多いエクストリーム系のペルシャ猫ですが、キャットショーなどで優勝しているのは、エクストリーム系の種類のペルシャ猫です。

クルックシャンクスの名前の由来

ハーマイオニーが飼っているペットの猫は、クルックシャンクスという、長くて珍しい名前を持っています。この「クルックシャンクス」という名前には、「がに股」という意味があります。クルックシャンクスは、英「Crookshanks」と英語では表記されます。「曲がったもの」という意味のcrookと「脚のすね」という意味のshankをあわせてこのような意味となっています。

「ハリーポッター」の原作の中でも、クルックシャンクスは「がに股」であると書かれていることから、クルックシャンクスの名前の由来は「がに股」ということで間違いなさそうです。この「クルックシャンクス」という名前は、ハーマイオニーがつけた名前ではなく、魔法動物のペットショップの店員がつけたものです。

買い手が見つからず、長い間、魔法動物のペットショップにいた猫なので、店員も愛着をもってこのような名前をつけたと考えられます。

ハーマイオニーも長い間、魔法動物のペットショップで呼ばれてきた「クルックシャンクス」という名前を急に変えてしまうと、猫が困ってしまうと考えたか、あるいは、ハーマイオニーも「クルックシャンクス」という名前が気に入ったのかは定かではありませんが、魔法動物のペットショップで呼ばれていた「クルックシャンクス」という名前をそのまま呼んでいます。

クルックシャンクスのグッズも人気

「オレンジ色の長い毛」「ふわふわな毛」「巨大」「ビン洗いブラシのようなしっぽ」に「レンガに衝突して潰れたような顔」のブサカワなクルックシャンクスのグッズもファンには大人気です。クルックシャンクスのグッズは大阪の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で販売されています。

「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」で特に人気のクルックシャンクスのグッズは、大型のぬいぐるみとキーホルダーです。本物の猫の大きさくらいあるぬいぐるみは、ライオンのような見た目と、潰れた顔が忠実に再現されています。

ハーマイオニーの猫の最後

ハーマイオニーの飼っている特殊な能力を持っている猫・クルックシャンクス。最後は、どうなったのか気になるところです。クルックシャンクスの最後を紹介していきます。

最後①「ハリー・ポッターと死の秘宝」から登場しない

クルックシャンクスの初登場は、3作目の「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」です。3作目で、ハーマイオニーに飼われることになり、数々のシリーズの中で活躍してきたクルックシャンクスですが、6作目の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」以降、7作目の「ハリー・ポッターと死の秘宝」からは、登場しなくなってしまいました。

原作にも最後は明確にどこへ行ったのかは書かれていないことから、ファンの間では「どこへ行ってしまったのか?」「クルックシャンクスの最後は一体どうなったのか?」という声が上がっていました。

最後②ウィーズリー一家に預けられていた?

賢く、特殊な能力を持つクルックシャンクスは、7作目の「ハリー・ポッターと死の秘宝」からは、登場しなくなっていましたが、実は、ウィーズリー家に預けられていました。「ハリー・ポッターと死の秘宝」の中で、ハリーポッターとロン、ハーマイオニーが人さらいから逃げている間、ウィーズリー家の隠れ穴に預けられていました。

スキャバーズを正体を知らなかったロンは、スキャバーズを襲うクルックシャンクスを嫌って、ハーマイオニーとの仲が険悪になったこともありましたが、誤解を解いたあとは、クルックシャンクスに危険が及ばないよう、自らのうちに預けたと考えられます。

ハーマイオニーの猫に関する感想や評価

愛嬌たっぷりの顔と特殊な能力を持ち、珍しい名前を持ったクルックシャンクスは、ファンの中でいつでも話題の中心です。ハーマイオニーのペット、クルックシャンクスについてのファンの感想や評価を紹介します。

ハリーポッターの中には、フクロウやネズミ、猫、犬など、たくさんの種類の動物が登場します。動物たちも立派な役者。それでも、一匹で長い撮影をするのは大変です。似ている動物たちを集めて、順番に演じさせているという、そんな裏話です。

ハーマイオニーの猫・クルックシャンクスの名前の由来は「がに股」というのを紹介しました。「がに股」というネーミングセンスがおもしろいというファンの感想です。

大阪のユニバーサル・スタジオ・ジャパンには、「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」という、ハリーポッターの世界を忠実に再現したエリアがあります。クルックシャンクスのぬいぐるみは、ハリーポッターのコスプレイヤーたちの必須アイテムです。

ハーマイオニーの猫の正体と能力まとめ

ハリーポッターの親友のひとり、ハーマイオニーのペットのクルックシャンクスの正体や能力、そして種類や名前の由来、最後の登場まで幅広く紹介しました。クルックシャンクスは、とても賢い魔法動物・ニーズルの血を引く、とてもめずらしい猫です。

飼い主のハーマイオニーに似て、賢く、判断力に長けているクルックシャンクスは、その能力を活かし、様々な場面で活躍していました。そして、クルックシャンクスの最後については、明確な記載は無いものの、最後はウィーズリー一家に預けられ、迎えに行ったハーマイオニーと幸せに暮らしていたと考えられます。

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