アンダー・ハー・マウスのあらすじと結末ネタバレ!原題と邦題が違う理由・意味も考察

アンダー・ハー・マウス(原題ビロー・ハー・マウス)とは2017年に公開されたカナダの映画作品です。映画アンダー・ハー・マウスは女性同士の恋愛を官能的に描いたラブストーリーであり、R18指定で劇場公開されました。女性同士の恋愛を官能的に描いたことから性的なシーンが多く、好き嫌いが分かれる映画作品として注目が集まっています。本記事ではそんな映画アンダー・ハー・マウスについて結末までのあらすじネタバレや原題と邦題が違う理由・意味のネタバレなどをまとめてご紹介していきます。

アンダー・ハー・マウスのあらすじと結末ネタバレ!原題と邦題が違う理由・意味も考察のイメージ

目次

  1. アンダー・ハー・マウスとは?
  2. アンダー・ハー・マウスの映画あらすじネタバレ
  3. アンダー・ハー・マウスの映画結末ネタバレ
  4. アンダー・ハー・マウスの原題と邦題が違う理由や意味
  5. アンダー・ハー・マウスに関する感想や評価
  6. アンダー・ハー・マウスの映画ネタバレまとめ

アンダー・ハー・マウスとは?

アンダー・ハー・マウスの概要

アンダー・ハー・マウスとは2017年に公開されたカナダの映画作品です。映画アンダー・ハー・マウスは女性同士の恋愛を官能的に表現したあらすじが描かれた作品であり、性的表現が少し多い映画となっています。そのため性的表現が苦手な方や18歳未満の方は注意が必要な作品です。本記事ではそんな映画アンダー・ハー・マウスについて物語のあらすじや原題と邦題が違う意味などをまとめてネタバレ紹介していきます。

アンダー・ハー・マウスの予告編動画

上述でご紹介した通り映画アンダー・ハー・マウスは女性の同性愛を官能的に描いたR18指定の映画作品です。そのため性的描写が多々描かれており、映画界ではあまり高い評価を受けていません。しかし映画アンダー・ハー・マウスは同性愛に理解がある方なら感動できる作品となっており、2019年9月現在も日本で高い人気を博しています。

アンダー・ハー・マウスの監督とキャスト

  • 監督:エイプリル・マレン
  • 主人公ダラス役:エリカ・リンダー
  • ジャスミン役:ナタリー・クリル
  • ライル役:セバスティアン・ピゴット
  • ジョスリン役:メイコ・ニュイエン

アンダー・ハー・マウスの見所

見所①ジャスミンの心情

映画アンダー・ハー・マウスの主人公であるダラスは物語のあらすじの中でジャスミンという女性に一目惚れをします。このジャスミンという女性はライルという婚約者がいるのですが、キスがきっかけでダラスに夢中となってしまいます。しかしジャスミンにはライルという婚約者がいます。この婚約者がいるのにダラスへの恋慕を止めることが出来ないジャスミンの心情は映画アンダー・ハー・マウスの魅力の1つとなっています。

見所②ダラスがカッコいい

映画アンダー・ハー・マウスは多くの映画鑑賞者から主人公のダラスがかっこいいという感想を多数集めています。映画アンダー・ハー・マウスで主人公ダラスを演じたのはスウェーデンの女優であるエリカ・リンダーであり、彼女は世界中のファッション誌で活躍するほどの美貌とスタイルを持った女優で知られています。本作でエリカ・リンダーはイケメンな女性ダラスを演じ、そのかっこよさで男性女性問わず多くの人を魅了させました。

アンダー・ハー・マウスの映画あらすじネタバレ

あらすじネタバレ①ジャスミンとの出会い

ここからは本記事の本題の1つである映画アンダー・ハー・マウスの結末に至るまでのあらすじをネタバレ紹介していきます。映画アンダー・ハー・マウスの主人公であるダラスは大工をしている美しい女性であり、同性愛者でした。同性愛者であるダラスは自身の欲望を満たすために女性を魅了し、毎晩違う女性と関係を持っていました。しかしダラスは誰も心の底から好きになれず、満たされることが無い日々を過ごしていました。

そんな同性愛者のダラスはある日、屋根の修理で訪れた民家の近くでジャスミンという女性と出会います。ジャスミンは非常に美しい容姿をしており、ダラスは一目惚れします。ジャスミンと出会ったダラスは今までの関係を全て断ち、新たな肉体関係を築くためにレズビアンバーへ足を運びました。するとダラスは訪れたレズビアンバーで、一目惚れをした美女ジャスミンと再び出会うことになります。

実はジャスミンはファッション誌で編集長をしている女性であり、ライルという婚約者と新しい家に引っ越したばかりでした。今回ジャスミンはたまたまライルが不在ということで飲みに出かけており、勢いでダラスがいる店を訪れたのでした。ダラスにとってこれは幸運ですが、ライルという婚約者がいることは不運です。しかしダラスはライルという婚約者がいたとしても、一目惚れをしたジャスミンのことを諦めきれませんでした。

ジャスミンに惚れているダラスはこちらを振り向かせようと、いつもの手段でジャスミンを誘惑します。ジャスミンは誘惑されたダラスにキスをされ、恍惚とした表情を浮かべます。するとジャスミンは女性同士のキスを最悪の過ちと感じ、店を出ていってしまいます。しかしジャスミン自身、ダラスのキスにまんざらでもない気持ちを抱いていました。

あらすじネタバレ②悦び

ジャスミンが店を出ていったことで、ダラスは1人レズビアンバーの店員と一夜を過ごすことになりました。ダラスは結局ジャスミンのことを忘れることが出来ず、仕事でジャスミンに会えることに大きな喜びを感じていました。その後働くダラスの姿を見たジャスミンは昨日の事を思い出します。そしてジャスミンはダラスを見て大きな胸の高鳴りを感じ、ダラスを見ながら1人自慰行為を行ってしまうのでした。

その後ダラスはジャスミンと会い、今日の現場が最後であることを告げました。それを聞いたジャスミンは冷たくあしらい、静かに仕事へ向かいました。しかし冷たくあしらったジャスミンですが、本心は全く違いました。ジャスミンは完全にダラスに夢中となっており、仕事にも集中できないほどでした。頭の中がダラスでいっぱいとなったジャスミンは仕事を早く終え、勇気を持ってダラスをお酒の席に誘いました。

大好きなジャスミンに誘われたダラスは歓喜し、デートのために気合を入れました。それはダラスを想うジャスミンも同じでした。ジャスミンの婚約者であるライルはエリートの道を歩む刺激の無い男性であり、自らの道を進むかっこいいダラスの方がジャスミンにとって最高の相手でした。しかしジャスミンには未だ理性が残っており、自身に迫ったダラスを本音とは違うのに撥ね退けてしまいました。

するとそんなジャスミンを見たダラスはジャスミンに向かってキスをします。ダラスは何としてでもジャスミンを手に入れたかったのです。一方ダラスにキスをされたジャスミンは残っていた理性が完全に吹き飛んでしまい、心の底で燻るダラスへの恋慕を抑えきることが出来なくなってしまいます。そしてダラスにキスをされたジャスミンはダラスに夢中となってしまい、ダラスはそのまま自分の部屋にジャスミンを連れていきました。

部屋に入ったダラスとジャスミンはお互いの心に眠る欲望を爆発させ、激しく愛し合うことになりました。ダラスの愛し方は非常に情熱的であり、男性以上の刺激がありました。この非常に刺激的で情熱的な愛し方をするダラスにジャスミンは人生で最高の悦びを感じてしまいます。そして激しく愛し合ったダラスとジャスミンはそのまま一夜を共に過ごすことになったのでした。

あらすじネタバレ③別れの時

刺激的な夜を過ごした後日、ダラスとジャスミンは一緒に休日を過ごすことになりました。ダラスはこれまでの相手に自分のことを明かすことは無かったのですが、本気で惚れているジャスミンには全てを話すことが出来ました。するとジャスミンはダラスに自身のある過去を明かし始めます。ジャスミンは昔1人の女の子とキスをしたことがあったのですが、それを知った母が男性と恋愛するようにとジャスミンに強く忠告しました。

母親の忠告があってジャスミンはキスをした女の子と無理やり離れることになってしまっていたのです。その話を聞いた後、ダラスはジャスミンを失いたくないといった感情を抱き始めます。そしてダラスは自身の横で眠るジャスミンの寝顔を見て、本当の愛というのを知ることになります。その後ダラスとジャスミンの休日は終わりを告げ、別れの最後にダラスはジャスミンを家まで送り届けました。

そこでジャスミンにもっと会いたいダラスはジャスミンに明日も会いたいと告げます。しかし次の日はジャスミンの婚約者であるライルが出張から帰ってくる日であり、ジャスミンはダラスの想いに答えることが出来ませんでした。しかしジャスミン自身ももっとダラスといたいと思っており、ダラスとジャスミンはジャスミンの家で再び愛し合いました。一方出張に行っているライルは雨が降ったことで予定が変わってしまいます。

予定が変わったことでライルは今日帰宅することになり、ジャスミンに電話を入れました。しかしジャスミンはダラスに夢中であり、ライルの電話に出ることはありませんでした。その後何も知らないライルが帰宅し、2人の関係を目撃します。その瞬間ジャスミンは家から飛び出してしまい、ライルも後を追って去ってしまいました。一方1人残されたダラスは虚しい気持ちを抱いたまま、部屋に戻ることになったのでした。

アンダー・ハー・マウスの映画結末ネタバレ

結末ネタバレ①淋しさ

ここからは映画アンダー・ハー・マウスの結末のあらすじをネタバレ紹介していきます。婚約者であるジャスミンとダラスの行為を目撃したライルはジャスミンを強く罵ります。ジャスミンはそこで女性が相手だと言い訳をするのですが、ライルの怒りは収まることがありませんでした。怒りを収めないライルを見たジャスミンはやり直したいという想いを告げるのですが、ライル自身ダラスの存在が許せませんでした。

ダラスの存在を許すことが出来ないライルはジャスミンに「ダラスと別れろ」と告げ、ジャスミンと共にダラスがいる部屋へ向かうことにしました。部屋でダラスと会ったジャスミンは置き去りにしたことを謝罪し、別れて欲しいと告げます。しかしこれはジャスミンの本心ではありませんでした。本心ではない気持ちを精一杯伝えるジャスミンを見たダラスはジャスミンの気持ちを理解し、別れることを承諾します。

ジャスミン自身は納得していないのですが、ライルの要望であることからそのままダラスの前から去ってしまうのでした。ダラスの前から去った後、ジャスミンは悲しみから号泣します。ジャスミンはダラスを本気で愛しており、本当に別れたくありませんでした。一方号泣するジャスミンを見たライルは、ジャスミン自身がここまでダラスという女性に好意を寄せていたことに驚愕しました。

またそれと同時にライルはジャスミンがダラスと情熱的で刺激的な行為を行っていたことを思い出し、男性としての自信を無くしてしまうことになります。一方ダラスはジャスミンと別れた淋しさを埋めるため、以前と同じく女性と肉体だけの関係を持ち始めます。ダラスはお酒に酔って元恋人の家で性行為を行うのですが、酔いが醒めたダラスはジャスミンのことを元恋人に告げ、元恋人の家を立ち去ってしまいました。

結末ネタバレ②笑顔

一方ジャスミンとライルはダラスとの一件で雰囲気が悪くなってしまい、関係は上手くいっていませんでした。そこでライルはジャスミンとやり直すために体を求め、愛し合おうとします。しかしダラスのことを忘れることが出来ないジャスミンはライルの誘いを断ってしまうのでした。その後しばらくの時が経ち、ダラスはジャスミンと恋人関係になっていました。

そこには笑顔で笑うジャスミンの姿がありました。ダラスは笑顔で笑うジャスミンに嬉しそうにしている理由を問います。するとジャスミンはダラスのことを職場で話したと笑顔で答えました。この話を聞いたダラスもまた笑顔を見せるのでした。こうして映画アンダー・ハー・マウスは結末を迎え、物語の幕が下りていくのでした。

アンダー・ハー・マウスの原題と邦題が違う理由や意味

原題と邦題が違う理由

映画アンダー・ハー・マウスの原題はビロー・ハー・マウスであり、邦題と原題が違っています。では映画アンダー・ハー・マウスの原題と邦題が違うのは何か意味があるのでしょうか。ここからは本記事の本題の1つである映画アンダー・ハー・マウスの原題と邦題が違う理由や意味をネタバレ紹介していきます。日本ではアンダー・ハー・マウスというタイトルですが、元々本作はビロー・ハー・マウスというタイトルで制作されました。

原題と邦題が違う理由についてはおそらく日本人に馴染みがあるかないかだと考えられます。原題であるビロー・ハー・マウスのビローという単語は日本であまり使う機会がなく、知らない人も多いです。一方アンダー・ハー・マウスのアンダーは日本でウェアやグラウンドなどの付属語として多用されています。このことから本作は日本で分かり易くするために邦題と原題を変えたといえるでしょう。

belowとunderの意味の違い

映画アンダー・ハー・マウスの原題にある「below」という単語は測定や温度などで使用されている言葉であり、主に低い場所や低い温度を表すときに用いられます。一方邦題にある「under」は覆われたものの下という意味があり、服の下や橋の下などを表現する時に用いられます。簡単に言うと邦題と原題の意味の違いは、近い所にあるものか、かなり低い場所にあるものかの違いです。

邦題「アンダー・ハー・マウス」の意味

邦題であるアンダー・ハー・マウスには物語のあらすじを表現する意味が込められています。まずアンダー・マウスという言葉は言葉の下に隠れたものという意味があり、心の中に眠る本当の気持ちを隠す姿が表現されています。映画アンダー・ハー・マウスのあらすじの中でジャスミンはダラスへの想いを忘れることが出来ないまま無理やりダラスと別れることになってしまいます。

これはいわばジャスミンの言葉の下に隠れた感情です。またアンダー・ハー・マウスの「ハー」という単語は彼女という意味があるため、アンダー・ハー・マウスという邦題はジャスミンのためにあるといっても過言ではありません。それと同時にアンダー・マウスは口の下という意味があり、女性の下半身を表しています。おそらく映画アンダー・ハー・マウスの邦題は言葉の下と口の下という2つの意味を込めて命名されたのでしょう。

アンダー・ハー・マウスに関する感想や評価

映画アンダー・ハー・マウスに関する感想ではエロくて綺麗な映画という感想が多く寄せられていました。映画アンダー・ハー・マウスは官能的に同性愛を描いた作品であることから性的描写が多くなっているのですが、生々しさを感じさせない綺麗な表現がされています。この綺麗でセクシーな性描写の表現には多くの鑑賞者が心を射貫かれました。

映画アンダー・ハー・マウスに関する感想では主人公のダラスを演じたエリカ・リンダーが美しくてかっこいいという感想が非常に多く寄せられていました。エリカ・リンダー演じるダラスは映画アンダー・ハー・マウスの魅力の1つとなっており、男性顔負けのイケメンさを全面に押し出しています。このエリカ・リンダーのかっこよさには同性である女性鑑賞者も魅了されることになりました。

映画アンダー・ハー・マウスに関する感想ではもっと心情や人情を表現してほしいといった感想も多く見受けられました。映画アンダー・ハー・マウスは同性愛を官能的に描いたことから性描写が多く、登場人物の心情はあまり分かり易く表現されていません。これが理由で映画アンダー・ハー・マウスは高評価と低評価が真っ二つに分かれることになってしまいました。

アンダー・ハー・マウスの映画ネタバレまとめ

本記事では映画アンダー・ハー・マウスについて物語のあらすじや原題と邦題が違う理由などをまとめてネタバレ紹介させて頂きました。映画アンダー・ハー・マウスは性描写が多いため、観る人を選ぶ作品となっています。しかし本作は同性愛の悩みや秘めた恋慕などを美しく官能的に描いているため、決して悪い映画ではありません。もし性的描写や同性愛などに理解がある方は是非一度本作をチェックしてみてください。

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