海を駆けるのあらすじ・感想をネタバレ!映画ラストの結末は?【ディーン・フジオカ】

「海を駆ける」の映画はインドネシアのアチェを舞台に現れた不思議な男の物語である。「海を駆ける」の映画はあらすじが難解であらすじを読んでも理解しにくいという感想や評価が多い。特にディーン・フジオカ演じるラウの正体があらすじを読んでもわからないといわれる厳しい評価がある。感想や評価は厳しいものの多い「海を駆ける」であるが、「海を駆ける」の映像美に対する評価は高い。「海を駆ける」の映画は感覚でとらえる映画と評価されているのであらすじを追うのではなく感覚でとらえるべきとも言われている。

海を駆けるのあらすじ・感想をネタバレ!映画ラストの結末は?【ディーン・フジオカ】のイメージ

目次

  1. 海を駆けるとは?
  2. 海を駆けるのあらすじネタバレ
  3. 海を駆けるの映画結末ネタバレ
  4. 海を駆けるのキャスト
  5. 海を駆けるのロケ地や舞台
  6. 海を駆けるに関する感想や評価
  7. 海を駆けるの映画ネタバレまとめ

海を駆けるとは?

海を駆けるの概要

「海を駆ける」の映画は、カンヌ映画祭で「ある視点部門」の審査員賞「淵に立つ」で受賞した深田晃司監督によるオリジナル脚本の映画である。撮影は全てのロケをインドネシアのスマトラ島で行われた。映画の感想や評価にはあらすじが分からなくてもこの映画の風景を見るだけでも癒されるというものもあった。

「海を駆ける」は時代的な背景を持つインドネシア・アチェを舞台にしている。かつて第二次世界大戦中スカルノ大統領に日本も協力しインドネシアの独立に尽力した。震災や津波の傷跡を背負うインドネシアと日本の合作映画。この作品の中では英語・インドネシア語・日本語が話される。3か国語を日常会話レベルで話せるディーン・フジオカはまさに「海を駆ける」の映画にはまり役である。

ディーン・フジオカの演じる「海を駆ける」の映画の主人公ラウという正体不明な男がこの物語の主軸となっていく。日本以上にひどい津波に襲われたアチェにNGOを通じてやってきた女性を鶴田真由が演じる。その息子太賀を含めてアチェの未来を考えるキャストに日本からは阿部純子、インドネシアからはセカール・サリらが「海を駆ける」の映画で熱演している。

海を駆けるの予告編動画

「海を駆ける」の映画の予告編から見えてくるあらすじの情報だけで、この映画が超能力とか、奇跡とかそう言った不思議・ファンタジー要素を感じ取る評価・感想も多い。ディーン・フジオカが演じるラウという名前の青年はいったい何者なのか。彼の正体へ評価は見た人にゆだねられるように「あなたはこのラストをどうとらえるのか」と挑戦的な言葉でしめられる「海を駆ける」の予告編である。

「海を駆ける」の映画の監督は深田晃司監督。映画「淵に立つ」でカンヌ映画祭のある視点部門で審査員賞を受賞した監督である。「ある視点部門」とは見た人のすべての感想・評価が素晴らしいとか、よかったとかでもなく評価も割れやすい作品である。映画が「訴えたい何か」がある作品に与えられると言われている。この挑戦的な「海を駆ける」の予告。あらすじを読んで頭で考える映画ではないと言われている。

海を駆けるのあらすじネタバレ

あらすじネタバレ①津波

2004年12月26日観測史上チリ地震9.5に次ぐ大きさのマグニチュード9.1の巨大地震が発生した。地震を受けてインドネシアのバンダ・アチェに津波が押し寄せ甚大な被害を及ぼした。日本人の貴子(鶴田真由)は非政府組織の国際協力機構であるNGOとしてアチェにやってきた。目の前に広がる悲惨な有様は短期間の援助ではなく、永続的な支援が必要と考えそこに住むことを決めた。

NGOの一人としてアチェに住むようになって貴子はインドネシアの男性と結婚し息子タカシが生まれアチェで暮らしていた。その日は貴子の姪のサチコ(阿部純子)が日本から来る予定だった。そこへ海に記憶喪失らしい男が(ディーン・フジオカ)発見された。「日本人のようなので話を聞いてあげてほしい」と依頼された。貴子はタカシをその男のところへ同行させ、サチコのところへはタカシの大学の同級生に迎えに行ってもらった。

その男がいる医師の元に行くと貴子の日本語には反応した。サチコはタカシの友人クリスとジャーナリスト希望のレニと一緒に貴子の元にやってきた。その男がいる施設の職員は記憶が戻るまで貴子の家で預かってほしいと貴子に頼みこんできた。

夫は仕事の都合で今は自宅にいない家に連れ帰ることになってしまった貴子だった。とりあえず名前も思い出せないようなのでラウ(インドネシア語で海)と名前を付けた。この辺で日本人が宿泊していたというコテージのクロダに話を聞いてみるが、ラウの身元が分かる情報にはたどり着かなかった。

あらすじネタバレ②目的

貴子が施設職員と話し合っている間にサチコはクリスたちにここに来た事情を話した。サチコは死んだ父の残したインドネシアの写真を持っていた。父の遺言で「遺骨の一部をこのインドネシアの地にまいてほしい」という最後の願いを叶える目的でやってきたのだった。クリスはその写真を見て「その場所を知っている」という。けれどクリスの案内で行ってみると写真とは違う風景だった。

貴子はラウの情報を捜し歩いた。ジャーナリスト志望のイルマもそれを手伝った。ラウと一緒にいると不思議なことに何度かであった。初めてラウを連れて帰る日、魚を積んだトラックの荷台で帰ってきた時、突然荷台の上でラウが歌いだした。すると漁港から取ってきたばかりの魚が元気にピチと動き始めたのだ。その時運転していた運転手も津波で死んだ妻と娘が川向こうで手を振っていたのが見えたといいだした。

驚いた男はその時に車を止めて車から降りた時、ラウは歌うのを辞めていたので、妻も娘の姿も消えていた。別の日はインドネシアのシャワーは水しか出ないことをがっかりしたサチコがシャワーを浴びるとお湯が出た。その時もラウがそのシャワーの話をした部屋にいた。

一番おどろいたのは倒れている少女を介抱しているとラウは手の上に不思議な水の玉を出しそれを少女に飲ませると少女はあっという間に回復したという事もあった。イルマはその様子を動画にして持っていた。サチコの歓迎パーティが開かれた時、イルマも招かれた。そこでサチコの友人のレニが、検証したいからと動画を貸してほしいと言ってきた。イルマは戸惑いながらもレニに動画をわたした。

あらすじネタバレ③約束

ある日サチコは慣れない土地と疲れのために倒れてしまう。ラウはそんなサチコに付き添ってくれた。そしてラウはサチコのおでこに手をかざした。そのせいかサチコは不思議な夢を見た。海の近くのトーチカ(野戦用の防護用陣地)で死んだ父がそこから写真を撮っていた。

目を覚ましたサチコは、それは父が見せてくれた夢でその場所が目的地であると確信した。クリスにその場所を聞くとトーチカはアチェの北のサバンにあるという。ふたりでそこに行く約束をするサチコとクリス。一方ラウはラウではないかという日本人の存在を確認するためにレニとジャカルタに赴いた。けれどジャカルタでラウを待っていたのは記者会見だった。

レニはイルマが撮った奇跡の瞬間を報道陣の前に公開した。家でテレビを見ていたサチコとタカシはテレビに出ているラウに驚く。マスコミから「奇跡の瞬間を見せてほしい」と言われラウはその通り空中から水を見せる。驚きの感想の声をあげる記者たち。ラウは「疲れた」といってその場から姿を消してしまう。テレビからラウが消えてすぐにラウはサチコたちの前に現れる。

ジャカルタからアチェまで2000キロある。生中継のジャカルタの現場から瞬時にやってきたラウに驚きの感想をもつサチコたちだった。ジャカルタに住む「クロダ」ではないかとラウの正体を発表されていたが、本物のクロダは日本に帰国していた。「海を駆ける」の映画はここまでは何とかあらすじについていけると評価されているが結末に向かうあらすじが難解だと言われている。

海を駆けるの映画結末ネタバレ

結末ネタバレ①父の写真の場所

数日後サチコは夢に出てきた父の写真の場所にラウとタカシと向かう。実はクリスと一緒に来る予定だったのだが、クリスはサチコに恋心を抱いていてタカシに教えてもらった日本の愛の言葉を使って告白した。でもサチコからその言葉を無視されてしまった。「ふられた」と思いクリスは落ち込んでいたのだ。それでもサチコが気になるクリスはイルマと同じ場所に向かっていた。

トーチカに向かう途中、津波に備えて街を守るマングローブの木を植樹するボランティアに貴子は参加していた。この映画の舞台はインドネシアであるが、2017年に放送された「あいのり」の中でもメンバーが植樹をするシーンが出てきた。「あいのり」の舞台マレーシアもまた津波の被害にあった。その時津波から家を守ったマングローブの木。それ以降東南アジアの島々ではこういうボランティアが行われている。

トーチカのあるのはこの先の船で行ったところにある。貴子が植樹作業をしているのを見てラウは、貴子の所に行ってしまった。タカシとサチコは「母さんと一緒ならラウも大丈夫だろう」といって船に乗り込みトーチカのある場所に向かった。ウェー島にあるトーチカ、そこに向かう船の上でサチコは一「緒に行くと約束したくせにいけない」といったクリスがイルマといるのを見付けた。

「約束を破られた」という思いと、大好きなクリスが他の女の子といる姿にカッとなったサチコはクリスの頬をたたいてしまう。クリスは「大好きなサチコにふられたから一緒に来ることが出来なかった」と事情を話す。「振った覚えなどないのに振られた」というクリスに事情を聴くとサチコがタカシに話した夏目漱石の小説に出てきた言葉を教えたことが原因だと分かった。

夏目漱石は留学経験もあり小説家として名前が売れるまでは英語教師をしていた。その時生徒から「I Love you」の意味を聞かれて直接的に「愛しています」というのは当時の男子として言えなかったので、下記引用のように生徒にいったという。サチコはずっとインドネシアそだちの従兄弟のタカシにそれを教えていた。サチコを好きになったクリスはタカシに日本語で思いを伝えたいと相談したのである。

夏目漱石:「日本人は、そんな、いけ図々しいことは口にしない。これは、月がとっても青いなあ――と訳すものだ」なるほど、明治時代の男女が、人目をしのんで、ランデブーをしているときなら、「月がとっても青いなあ」と言えば、I love you.の意味になったのでしょう。

クリスから相談されたタカシはこの言葉ならサチコは喜ぶと思いクリスに教えたのだった。クリスは日本語を喋れないので片言で「ツキガ…キレイデスネ」とサチコに月も出ていないのに頑張って伝えたのだった。サチコは日本語も話せないクリスが夏目漱石の言葉でプロポーズなんて思いもよらなかったので「月なんか出てないわよ」とそっけなく言ってしまった。その冷たさにふられたと思い込んだクリス。

それを聞いて笑いだしてしまうサチコ、つられて3人も大笑いだった。4人はそのままトーチカのある島を目指した。貴子の元へ行ったラウは作業する貴子を見ていた。すると飛んできた蝶を追いかけて子供のように走り出すラウ。ラウが蝶を追いかけて貴子の横を通った時、ラウは貴子に手を伸ばそうとすると…貴子はまるで時が止まったかのように倒れてしまい動かなくなってしまった。

タカシたちが島につくとアチェにおいてきたはずのラウがそこにいた。ラウの不思議をたくさん見てきた4人はもう慣れっこになって来ていてトーチカを目指した。ここが写真の場所だと理解したサチコは父の灰をそこにまいた。ラウは現地の子供達と遊んでいた。そのうちの一人が、ラウがみんなと出会った日の魚が元気になった時の歌を歌い始めた。

すると川が逆流しだし子供達の姿が消えていた。サチコの横にはサチコの父親らしい影が映っていた。けれどサチコはそれに気が付かない。目的を果たし帰ろうとしたサチコたちの前に小さな棺桶の葬式のような列に出会う。その列の中から数人の村人がラウの元に走ってきた。

結末ネタバレ②海を駆ける

「この男が4人の子供を殺した」村人の言葉に驚く4人。「ずっと一緒にいたよね」ラウに同意を求めるとラウは「もう帰らなきゃ」そう言って海の上を走って行った。なぜか4人も海の上を走れるようになっていった。ラウが子供を殺したと言ってきた村人たちは海の上を走ることは出来なかった。4人は海の上を走るのが楽しくて笑ってしまう。

ラウは彼らを振り返りそのまま海に飛び込んだ瞬間、4人も海に投げ出されてしまう。しばらくラウを探したが、4人は陸へ向かって泳ぎだした。映画は4人が海から陸へ戻るシーンで終わるのであるが、「ラウの正体は自然そのもの?」という多くの感想や評価があるのだが、ラウが貴子の命を奪い、子供達を川に引き込んだ理由が全く分からないというディーン・フジオカが演じた男に対する評価は賛否両論だった。

海を駆けるのキャスト

ラウ役/ディーン・フジオカ

ある日突然現れた不思議な男。「海を駆ける」の感想や評価ではディーン・フジオカの演じたラウは、気まぐれに大災害を起こし、人を殺してしまう「自然」なのではないかとか、知らずに貴子が名前を付けたように「海の王」だったのではないかとか推測されていた。ラウの正体は映画の中に引用されている夏目漱石の「月が綺麗ですね」と同じで伝わるものにしか伝わらない存在という人もいた。

ラウを演じたディーン・フジオカは1980年8月19日生まれの俳優でミュージシャンである。17歳の時に妹が応募したジュノンスーパーボーイコンテストで最終選考まで残った。福島県生まれであるが、親の仕事の関係で千葉県に引っ越す。千葉県の高校からシアトルのコミュニティ・カレッジへ進む。外国へ出た理由は花粉症の無い国へ行きたかったからだとトーク番組で答えている。

コミュニティ・カレッジを卒業後、世界各地を回り感動したものを写真や詩にしたりしてまとめていたという。音楽はもちろんスポーツにもいろいろ取り組み特に中国武術などに打ち込んだという。香港に行った時にイベントに飛び入りしラップを披露したところそれがファッション雑誌の記者の目に留まり香港でファッションモデルとしてデビューした。

その台湾でドラマデビューを飾り、台湾でのスターとなった後に撮影した作品で中国でも話題になった。その後日本のアミューズからスカウトされ、いくつかのドラマ・映画に出た後に朝ドラ「あさが来た」で主人公を指導する五代友厚役で人気になり一気にブレイクした。「空飛ぶタイヤ」「モンテクリスト伯」「レ・ミゼラブル」などの映画ドラマに出演し、また音楽活動も行っている。

タカシ役/太賀

タカシはNGOでやってきた日本人の母貴子とジャカルタ人の父の元で生まれジャカルタで育った。ボランティアを仕事にしている母の元で育ったためとても明るくて優しい性格。不思議な存在であるラウを不思議に思いながらも普通に受け入れている。

タカシを演じた太賀は2019年本名の中野にニンベンをつけて仲野太賀と芸名を改めた。この映画の時は太賀である。俳優の中野英雄の次男で1993年2月7日生まれの俳優である。俳優になるきっかけはテレビ版の「WATER BOYS」を小学生の時に見て山田孝之に憧れたからだという。その後オーディションで一緒だった林遣都が山田孝之と同じ事務所だったことから事務所を紹介してもらいそこへ入所した。

いくつかのドラマを経験後に宮藤官九郎のドラマ「ゆとりですがなにか」で生意気な新入社員を演じ話題になり名前が知られるようになった。大河ドラマには現在の「いだてん」では主人公金栗四三が直接指導する小松をはじめ全部で5作品に出演している。民放では「仰げば尊し」「今日から俺は」でのコミカルな演技にも注目された。

サチコ役/阿部純子

貴子の姪で父親を亡くしたばかりの大学生だったが大学を辞めて貴子の元にやってきた。父親が亡くなる時にサチコに写真を見せて「この場所に自分の死んだ後の灰を巻いてほしい」といって写真を渡していた。ジャカルタのアチェに来て貴子の家に同居するうちに貴子の息子で従兄弟のタカシの友人クリスに惹かれていく。

阿部純子は1993年大阪生まれの女優で朝ドラ「とと姉ちゃん」やフジテレビ系列の「好きな人がいること」などに出演している。デビュー当時はファッションモデルとしても活躍していた。まだ大きな役は演じていないが評価は高い女優である。

イルマ役/セカール・サリ

イルマはタカシたちと同じ年の女性。ジャーナリスト志望であるが父親が怪我をしていることから収入の問題で大学には行けていない。クリスと付き合っていたが宗教の違いもあり恋愛関係は長く続かなかった。

インドネシアで活躍する女優のようだが、彼女に関する情報は見つけることが出来なかった。この作品を見た人の演技の評価は高い女優である。

貴子役/鶴田真由

NGOで津波による大地震の被害を受けたジャカルタのアチェにやって来た女性。短期間のボランティアでは足りないと長期間にわたってアチェに住むうちに地元の男性と結婚しタカシを産みこの国に住み続け、ボランティアも続けている。夫は仕事で別のところに住んでいる。

貴子を演じた鶴田真由は1970年神奈川県生まれの女優である。広告会社に勤務する従兄弟の紹介でCMに出演したことがデビューのきっかけとなった。女優デビューの「危ない少年Ⅱ」(1988年)は当時アイドルのためのドラマが多くあり光GENJIのメンバーとのドラマだった。その後大河ドラマ「花の乱」「徳川慶喜」「篤姫」などに出演している。

海を駆けるのロケ地や舞台

インドネシア・スマトラ島のバンダ・アチェが舞台

「海を駆ける」の映画はディーン・フジオカを主演にバンダ・アチェ(Kota Banda Aceh)で、オールロケで撮影された。位置としてはインドネシア共和国のスマトラ島北端にある州である。

バンダ・アチェの特徴

バンダ・アチェのバンダは日本語では港を表している。かつては高級品と言われた胡椒の積出港として栄えた。16世紀以降はアチェ王国の王都であった。戦争によっていろいろな国に支配された。今回の貴子が来るきっかけになった地震・津波は現実にあったことでこの津波によって国の形が変わる程の被害を受けた。またイスラム教の宗教問題が比較的厳しいので旅行にはガイドブックの注意書きをよく読んでから…。

海を駆けるに関する感想や評価

「海を駆ける」の映画の感想などを見ると多くの人が難解という評価になっている。あらすじなどを見ると結末にファンタジー要素があるようだ。カンヌ映画祭などではある視点部門を受賞したことのある深田晃司監督の作品。深田監督のある視点にたどり着けるかがこの「海を駆ける」の映画のカギになっている。

「海を駆ける」の重要な脇役を演じる太賀。大河ドラマ「いだてん」に出るにあたり芸名を自分の本名「仲野太賀」に直すことを決めたのだが、ただの中ではなく多くの人から学んだことにより今の自分があると「にんべん」をつけた「仲野」にしたという引き出しの多い俳優である。「ゆとりではムカつく役で面白かった」という感想も多い俳優。

「海を駆ける」の映画では外国語を上手に操るディーン・フジオカ。別の映画の撮影で三谷幸喜監督から日本語の発音について注意されたそうだ。「とは言え」という日本語がフランス語みたいになっていたようだ。ディーン・フジオカの発音「とぅわいえ」。これには「なまっているディーン・フジオカがかわいい」という感想がたくさんあった。

「海を駆ける」の映画の番宣番組で鶴田真由さんの見事なインドネシア語。なんでも1週間撮影がなかったのでその期間をひとりで街を散策する行動力があるそうだ。

海を駆けるの映画ネタバレまとめ

「海を駆ける」の映画にディーン・フジオカははまり役という感想も多かった。高校卒業後アメリカから中国・台湾で仕事をしていたディーン・フジオカだからこそできるアジアを舞台にした不思議な世界の映画化。ラウの正体についてラウは大自然そのものなのではないか?という感想や津波の化身ではないか?という感想もあった。大自然は人間に恵も与えるが悲しみや苦しみも与える。

映画の評価としては「あらすじを追うよりも自然を感じるべき」というものもあった。「予告編にあるようにすべての感想や評価は見た人の思いにゆだねられる」という感想もあった。このまとめを読んで不思議な空間、インドネシアの自然を感じてみたい人は映画「海を駆ける」をチェックしてみては?

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