ザ・ギフトのラストが怖い!衝撃的すぎる結末・あらすじや映画の感想をネタバレ

アメリカで2015年に公開され、スマッシュヒットしたアメリカのスリラー映画『ザ・ギフト』。衝撃の結末が怖いけど、考えさせられると評判です。怖いと言っても血を流したり幽霊が出てくる怖さではなく、人の弱さや意地汚さによる怖さだといいます。本記事では、『ザ・ギフト』の出演キャスト情報や概要・ネタバレあらすじ・感想をご紹介していきます!是非、最後までお楽しみください。

ザ・ギフトのラストが怖い!衝撃的すぎる結末・あらすじや映画の感想をネタバレのイメージ

目次

  1. ザ・ギフトとは?
  2. ザ・ギフトの怖い結末をネタバレ
  3. ザ・ギフトのあらすじネタバレ
  4. ザ・ギフトの映画キャスト
  5. ザ・ギフトに関する感想や評価
  6. ザ・ギフトの映画ネタバレまとめ

ザ・ギフトとは?

スマッシュヒットしたスリラー映画『ザ・ギフト』は、登場人物が少なくわかりやすいと評判です。ストーリーが進むにつれて深まる疑惑や付せんがとても素晴らしいと評価されています。本記事では、そんな『ザ・ギフト』のネタバレあらすじから、怖いと噂の結末までご紹介していきます!

ザ・ギフトの映画の概要

『ザ・ギフト』(原題: The Gift)は、2015年7月30日にプレミア上映された後、同年8月7日から公開されました。日本では2016年10月28日から公開されています。『ザ・ギフト』の監督・脚本・製作を手掛けたのは、ジョエル・エドガートンさんです。『ザ・ギフト』はジョエル・エドガートンさんの初監督作品で、ゴードン役で出演もしています。撮影は2015年1月19日から、僅か25日間というタイトなスケジュールで行われました。

ザ・ギフトの予告編動画

こちらは、『ザ・ギフト』の予告編動画です。新天地で新しい気持ちで過ごす、主人公のサイモンと妻のロビン。ある日、仲の良い2人の前に、サイモンの同級生・ゴードンが現れます。それ以降、ゴードンからワインのギフトが贈られ喜ぶ2人ですが、だんだんギフトの内容はエスカレートしていきます。2人は疑問・不安を抱き、疑心暗鬼に陥っていくのでした。

映画『ザ・ギフト』公式サイト

ザ・ギフトの怖い結末をネタバレ

ここからは、スリラー映画『ザ・ギフト』の怖いと噂される衝撃の結末を、ネタバレと共にご紹介していきます!

怖い結末ネタバレ①出産

サイモンとロビンは引っ越す前に一度、子供を授かっていました。しかし、残念なことに流産してしまいました。心機一転新しい気持ちでまた頑張る意味を込めて、ロサンゼルスからLAに引っ越してきた2人ですが、切実に欲しかった子供を再度授かることができました。ロビンが流産した経験から2人は、子供を生んで家庭を築くことに対して、強い執着心を持っていました。ロビンは無事に男の子を出産します。

怖い結末ネタバレ②ゴードンの復讐

男の子を出産し幸せそうなサイモンとロビンのもとに、「Gift」と書かれた贈り物が送られてきました。その中には、ベビー用品の他に3つの贈り物が入っていたのす。1つ目はサイモンとロビン夫婦の自宅の鍵でした。これはゴードンがいつでも自由にサイモン・ロビン宅に侵入できたことを意味します。2つ目は盗聴器でした。これは、ゴードンがサイモン・ロビン夫婦の会話を常に盗聴していたことを意味します。

そして、3つ目はDVDでした。サイモンがDVDを再生すると、ゴードンが自宅に忍び込んでいる様子が流れます。そしてあろうことかゴードンは、気を失って倒れているロビンの体に触れようとしていたのです。DVDはそこで途切れており、実際に生まれた赤ちゃんがゴードンの子供なのかどうかは分からなくなってあります。しかし、DVDを見たサイモンはショックに耐え切れず腰から崩れ落ちます。

しかしその一方で、この最後のギフトを全く知らないロビンは嬉しそうに赤ん坊を抱きしめています。そんな2人の対照的な様子を遠くから見届けたゴードンは、どこか寂しげに病院を後にするところで物語は幕を閉じるのでした。
 

ザ・ギフトのあらすじネタバレ

ここからは、スリラー映画『ザ・ギフト』のネタバレあらすじをご紹介していきます!衝撃の結末を知った後で、また視聴すると映画の見方が変わるという声が多くあがっています。

あらすじネタバレ①25年ぶりの再会

セキュリティー会社に勤めるサイモンと妻のロビンは、子供を流産しています。家庭を持つことを夢見て、シカゴからLAの郊外に引っ越し、新しい生活をスタートさせることにしました。ショッピングモールで買い物する2人に、サイモンの高校時代のクラスメートのゴードンと名乗る男が現れます。25年ぶりの再会を果たし、二人は連作先を交換します。その後、サイモン宅にゴードンからギフトが頻繁に送られてくるようになりました。

やがて、ゴードンはサイモンが仕事のため不在でロビン1人しかいない日でも、構わず自宅に頻繁に訪ねてくるようになります。そんなゴードンに対して、サイモンは不信感を抱きます。そんな中、2人が可愛がるペットの犬が突然姿を消してしまいます。その後も立て続けに奇妙な出来事が起き、2人はゴードンの仕業ではないかと疑心暗鬼になっていきます。次第にロビンは精神を病んでいくのでした。

あらすじネタバレ②パーティー

ある日サイモン・ロビン夫婦は、ゴードンからホームパーティーに招待されました。ゴードン宅は豪邸でしたが、不思議なことに、靴の数がとても少なかったのでした。実は、後日分かったのですが、そこはゴードンの自宅ではありませんでした。ゴードンがお金持ちの家にこっそり侵入し、自宅だと嘘をついていたのでした。サイモンはすぐに警察に連絡をしますが、証拠がなかったため捜査することはできないと言われます。

あらすじネタバレ③手紙

数日後、2人の元に愛犬・ジャングルが、ゴードンの謝罪の手紙と共に戻ってきました。手紙には「過去のことを見ずに流そうと思っていた」と書かれており、疑問に思ったロビンはサイモンに問い詰めます。しかし、サイモンは身に覚えがないと言い切ります。ロビンは不安でいっぱいになり、意識を失って病院に搬送されました。病院で目を覚ましたロビンは、家庭を持つ夢を叶えるため、子供を作ってサイモンとやり直すことにします。

めでたく妊娠したロビンに、義妹がお祝いに訪れます。ロビンは、ゴードンの手紙を受け取ってからずっと疑問に思っていた「サイモンとゴードンの関係」を聞き出します。高校時代、ゴードンが男から性的虐待を受けている現場をサイモンと友人のグレッグが目撃し、ゴードンを救出したけどその後退学になってしまったということでした。しかし、納得がいかなかったロビンは、グレッグを訪ねて真実を聞き出します。

実は、高校時代サイモンとゴードンは、いじめっ子といじめられっ子の関係だったのです。サイモンは、ゴードンはゲイで、性的虐待を受けているというデマを広めます。このデマは事実無根だったのですが、ゴードンの人生は一変してしまいます。ゴードンの父親はゲイを嫌っており、ゴードンを殺しかけて投獄されてしまいます。そしてゴードンは、高校を退学する羽目になったのでした。

真実を知ったロビンはサイモンに不信感を抱きながらも、ゴードンに謝りに行くよう説得します。渋々ゴードンを訪ねたサイモンですが、謝罪もせずあろうことかゴードンに殴りかかったのでした。それから数日後、自宅で昇進祝いのパーティーを開いているサイモン・ロビンのもとに、サイモンの同僚・ダニーが訪れます。

実は、本来はダニーが昇進するはずだったのですが、自分が昇進するために、ダニーに偽の内部情報を流し陥れたことを知ります。サイモンへの不信感はこれまで以上に高まり、ショックで産気づいたロビンは急遽病院に搬送されます。

ザ・ギフトの映画キャスト

ここからは、スリラー映画『ザ・ギフト』に出演した主要キャストの4人をご紹介していきます!

サイモン役/ジェイソン・ベイトマン

主人公のサイモンを演じたのは、ジェイソン・ベイトマンさんです。ジェイソン・ベイトマンさんの代表作として『ブル〜ス一家は大暴走!』、『ハンコック』、『モンスター上司』シリーズ、『ズートピア』があげられます。吹き替えでサイモンの声を担当したのは、声優で俳優の佐久田脩(さくたおさむ)さんです。

サイモンはセキュリティー会社で働いており、出世欲が高く、他人を蹴落としてでも自分が出世しようという心の持ち主です。また、高校時代にはデマを流しゴードンをいじめていました。平然で嘘をつき、人を信じず疑心暗鬼になりやすいサイモンですが、ラストはゴードンの復讐によって自分の愛する妻・ロビンが生んだ愛息子が、自分の子供なのか信じられなくなります。

ロビン役/レベッカ・ホール

サイモンの妻・ロビンを演じたのは、レベッカ・ホールさんです。レベッカ・ホールさんの代表作として『それでも恋するバルセロナ』、『ザ・タウン』、『アイアンマン3』があげられます。吹き替えでロビンの声を担当したのは、声優の加藤美佐(かとうみさ)さんです。ロビンはゴードンに対しても優しく、一見まともなキャラクターです。

ロビンには周囲の意見に「深く考えもせずに乗っかる」習慣がありました。例えば、25年ぶりの再会を果たしたサイモンとゴードンですが、少し紹介されただけのゴードンを簡単に家にあげます。また、サイモンが下品にゴードンのことをはやし立てたとき、ロビンは笑いながら同調しています。実際にサイモンからは、「君は誰にでもやさしいんだろう?」と嫌味を言われています。「主体性のない」キャラクターです。

ゴードン役/ジョエル・エドガートン

いじめられっ子のゴードンを演じたのは、ジョエル・エドガートンさんです。ジョエル・エドガートンさんの代表作として『ウォーリアー』、『アニマル・キングダム』、『華麗なるギャツビー』、『ブラック・スキャンダル』、『ラビング 愛という名前のふたり』があげられます。吹き替えでゴードンの声を担当したのは、声優で俳優の小原雅人(オバラマサト)さんです。

サイモンによって人生をめちゃくちゃにされ、25年ぶりに果たした再会を機に、復讐をはじめます。サイモンから心のこもった謝罪が欲しかったゴードンですが、何度チャンスをあげても、謝罪どころか暴力をふるい暴言をはくサイモンに、最後のギフト(復讐)をプレゼントすることを決意します。

ルーシー役/アリソン・トルマン

サイモン・ロビンの新居のお隣さんであるルーシーを演じたのは、アリソン・トルマンさんです。アリソン・トルマンさんの代表作として『ファーゴ』(TVシリーズ)、『カジノ・ハウス』があげられます。吹き替えでルーシーの声を担当したのは、声優の河村瑠璃(かわむらるり)さんです。ルーシーは出産し子育て中の女性で、ロビンと仲良く過ごします。子供を産んで家庭を持つことが夢のロビンの、憧れともいえる存在です。

ザ・ギフトに関する感想や評価

ここからは、『ザ・ギフト』に関する感想や評価をご紹介していきます!あらすじや演出に関する評価から、怖いと評判のラストの展開に関する感想までまとめてみたので、是非最後までお楽しみください。

『ザ・ギフト』のジャンルはスリラー映画とされていますが、リベンジ系の最古ホラー映画とも言えます。血を流すような凄惨なシーンは1つもなく、R指定もありませんでした。しかし、真綿で首を絞めてじわじわ迫ってくるようで、怖いと評判です。また、ただリベンジするだけの痛快リベンジ劇ではなく、衝撃のラストはまさに痛恨の一撃という声が多く見られました。

こちらの投稿は、お笑い芸人・NONSTYLEの井上裕介さんが、『ザ・ギフト』を視聴した感想です。あらすじをネタバレすることなく、自身の感想をうまくまとめてあります。普段の些細なコミュニケーションでも、伝える側と伝えられる側では大きな違いがあることを実感しています。

こちらの投稿は、『ザ・ギフト』のあらすじや怖いと噂される結末だけでなく、音楽も称賛する感想です。脚本や演出・音楽のすべてが洗練されているため、ラストにかけて息苦しさを覚えるほどの恐怖を感じたといいます。『ザ・ギフト』はジョエル・エドガートン監督が長編作品1作目にして、最高峰を極めた大傑作だと評価する声も多く見られました。

こちらの投稿は、『ザ・ギフト』のサスペンス要素を評価する感想です。平然と嘘をついたり、疑心暗鬼に陥るサイモンの心理を逆手に取り復讐するゴードンですが、観客にも「疑心暗鬼」を植え付け、考察のしがいがあると評価しています。最後まで答えが分からないようになっているため、怖いという声も多くあがりましたが、視聴した後も考察が盛り上がるという声も多く見られました。

ザ・ギフトの映画ネタバレまとめ

本記事では、『ザ・ギフト』のネタバレあらすじや、映画の概要・出演キャスト、感想や評価をご紹介しましたがいかがでしたでしょうか?スリラー映画『ザ・ギフト』は、考察のしがいがあると評価が高い作品です。また、主人公サイモンがゴードンを事実無根の内容でいじめていたことが、今回の復讐劇の発端なのですが、いじめやコミュニケーションに対して深く考えるキッカケにもなると評判です。

また、SNS上には『ザ・ギフト』を視聴した方の感想やラストの考察が多くあり、さらに楽しめると評判です。救いようのないほどのクズっぷりを発揮したサイモンですが、今後、愛息子を自分の子供ではないかもしれないという思いと共に生きていかなければいけません。ゴードンの辛い過去を考えると痛快だけど、息子や妻・ロビンの立場で考えると心が痛むという感想もありました。

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