映画チェイサーは実話?あらすじ・感想や元ネタの韓国で起きた連続殺人事件とは?

ここでは映画チェイサーという韓国で制作された物語について紹介していきます。このチェイサーという映画のあらすじや感想、そして実話とも称されている元ネタに関してもネタバレ解説してキャストも紹介していきます。この映画は韓国で起きた連続殺人事件を基にして制作されていることが明らかになっています。日本人でも観る価値はあると予想されますので、是非チェックしてみてください。

映画チェイサーは実話?あらすじ・感想や元ネタの韓国で起きた連続殺人事件とは?のイメージ

目次

  1. チェイサーは実話が元の映画?
  2. チェイサーのあらすじをネタバレ
  3. チェイサーの元ネタの韓国の連続殺人事件とは?
  4. チェイサーのキャスト
  5. チェイサーに関する感想や評価は?
  6. チェイサーは実話?あらすじ・感想まとめ

チェイサーは実話が元の映画?

この記事は韓国で話題となった映画でもあるチェイサーについてネタバレ解説していきます。この映画は実際の事件を基にして制作されたという事で、迫力のあるリアリティーを追求した作品となっています。チェイサーのあらすじなどを解説していく前に、この映画の作品情報や概要についてまとめて解説していきますので是非チェックしてみてください。そしてチェイサーという映画の基になった実話についても紹介していきます。

チェイサーの作品情報

チェイサーの作品情報を紹介していきます。これは2008年に公開された韓国の映画となっておりR指定がされている物語となっています。R指定されていることから子供と観るのはあまりオススメできない作品となっています。しかしこのような事件が実際に起こったことが分かっていることから、観る価値はあるのではないかと考えられます。

チェイサーの概要

チェイサーの概要を紹介していきます。このチェイサーという映画はナ・ホンジンさんという方が映画監督としてデビューするきっかけになった長編作品となっています。韓国では改めてこの事件の真相を確認したいという人も数多くいて、観客動員数500万人を超えるヒット作品となりました。そして更には大韓民国で映画大賞を受賞しました。チェイサーという映画は様々な賞を獲得した作品となっています。

チェイサーのスタッフ

韓国の大ヒット映画ともなったチェイサーのスタッフについて紹介していきます。この映画に携わったスタッフの中でも代表的な人物としては映画監督でもあるナ・ホンジンさんでしょう。この方は数々の賞を受賞しておりチェイサーでも脚本を担当しています。2010年には『哀しき獣』、2016年『哭声』といった作品を手掛けました。それぞれの作品で様々な賞を受賞している有名な映画監督さんです。

実話がベースの映画

チェイサーは元々のネタが実話となっていることが明らかになっています。その事件というものは韓国でもかなり悲惨な事件として有名となりました。そしてこの事件の内容とは連続殺人事件となっており、韓国の首都でもあるソウルで起こった出来事となっています。この事件の犯人はユ・ソンチョルという方で、2003年から2004年と長い間起こってしまった事件となってしまいました。

チェイサーのあらすじをネタバレ

チェイサーという映画のあらすじについてネタバレ解説していきます。この映画は大韓民国にとってはとても悲惨な事件となっており、忘れてはならない出来事であることは間違いないでしょう。そしてこのような映画を日本人が観るという事も重要なのではないかという事が考えられます。チェイサーのあらすじを一つずつ場面ごとにわけて紹介していきますので、是非チェックしてみてください。

ネタバレあらすじ①失踪した風俗嬢

まずこの映画の登場人物として元刑事として働いていたジュンホという人物が登場します。元刑事というカッコいい肩書きを持ってはいるものの、映画の中での現在ではデリヘルの経営者として人生を送っていました。デリヘルの中でもあまり儲かっていない外観の経営者で決して満足できる人生ではありませんでした。満足いくどころか借金をしてしまっていて、人生を道楽できるほどの余裕はない状態でした。

デリヘルの経営者であったことからなんとか生活は成り立っていました。借金の返済を頑張っている最中でデリヘルとして働いていた女性二人からの連絡が全く来なくなってしまうという状況に陥ってしまいました。そんな状況になってしまったジュンホはデリヘルの経営すら危うい状態とならざるを得なくなってしまうのでした。

客からの連絡で男がデリヘルで働いていた女性二人を飛ばしてしまったという根拠を掴んだジュンホはミジンという人物を強制的に出向かせることにします。ミジンは風邪をひいており、家にいた中での仕事となってしまいます。ミジンはその怪しい男と共にある部屋へ向かうことになり、ジュンホに頼まれていた住所を送ろうとします。しかしそこは電波が届かず、更に浴室には大量の血や髪の毛がありました。

ネタバレあらすじ②おかしな挙動の男

ミジンは逃げ出そうとしますが時すでに遅しという状態でした。その男はミジンを見つけて拘束してすぐに様々な道具が入っている物の中からハンマーを取り出しました。振り下ろそうとしたときに家のチャイムが不意に鳴り出します。そしてそこには男女二人が玄関前に立っていました。この男女二人は男にハンマーで殴られて殺害されてしまいます。そしてその男は車を処分しようとしたところにジュンホの車と出会います。

ジュンホはその男をみて明らかに挙動がおかしいとすぐ分かりました。挙動がおかしいと同時に服に血がついていたことからジュンホは殺人鬼であることに気が付きます。そしてその男が逃走するのを追いかけていきました。その男を捕まえた末にジュンホは殴ったり蹴ったりしていましたが、現地に来た警察に止められてしまいます。その男はヨンミンという人物で、警察の事情に対して女性は売ってなく殺害しただけと供述しました。

ネタバレあらすじ③捜査の難航

警察は連続殺人事件として捜査することになりました。ヨンミンが言い放った証拠は不十分な内容ばかりで、捜査は難航していました。ヨンミンはミジンはまだ生きているという事を伝えましたが、ウジンという彼女の娘がいました。ジュンホはミジンの妹であるということを確認すると同時に、面倒を見るという事を決心しました。そしてジュンホはヨンミンの本拠地でもあるアンニョンに出向くこととなりました。

ヨンミンの事を知ろうとして出向いていたジュンホは彼の実家へ向かいました。そして実家の姉夫婦が出てきますが、その息子には痛々しい傷が頭部にありました。それは姉夫婦の息子とヨンミンが一緒に留守番している最中に起こった出来事という事が判明します。家にいたのはヨンミンだけであったことが判明したのです。そしてジュンホは更にヨンミンが過去の殺人事件で逮捕されていたことが知ることになりました。

ネタバレあらすじ④止まらない惨劇

ミジンの娘でもあるウンジはミジンが置かれている状況を徐々に把握していました。ジュンホはヨンミンの元へ向かい暴行を加えてしまいました。そしてヨンミンにミジンの居場所を吐かせようとしました。ヨンミンは苦し紛れに居場所を伝えますが、ジュンホに言った居場所は偽りでした。更に嘘だけでなくジュンホは暴行を加えてしまった事で警察に逮捕され、ヨンミンは証拠が不十分で保釈されることとなってしまいました。

チェイサーの元ネタの韓国の連続殺人事件とは?

それではチェイサーの元ネタともなっている韓国の連続殺人事件についてネタバレ解説していきます。チェイサーのあらすじを簡単にご説明していきましたが、文面を見るだけでも悲惨な事件となっています。大韓民国だけでなく全世界にこのようなことが起きないようにするというのも重要となってくるでしょう。この事件の詳細を知ることで、様々な考え方が出てくる可能性が高いので是非チェックしてみてください。

ソウルで起きた20人連続殺人事件

実話でもありチェイサーの元ネタともなっている20人連続殺人事件は大韓民国の都市でもあるソウルで起こりました。この事件は記事の冒頭部分でも紹介していきましたが、2003年9月から2004年7月まで続いていました。犯人がすぐ逮捕されれば20人も殺害される可能性は低かったと考えられますが、捜査が難航していたことから捕まるまでに時間がかかってしまったのでしょう。

犯人はユ・ヨンチョル

実話でもあるこの連続殺人事件の犯人となったのはユ・ヨンチョルという人物です。この方は男性で大韓民国で生まれた人物となっています。そしてユ・ヨンチョルはどのような方であるのかという事に関しても下記の記事でご紹介していきますので、是非チェックしてみてください。この事件を起こすまでの経緯などが鮮明に描かれています。

ユ・ヨンチョルの悲惨な生い立ち

ユ・ヨンチョルの生い立ちについて紹介していきます。ヨンチョルさんは1970年4月18日生まれとなっており2019年現在に換算すると49歳となっています。そして更にヨンチョルさんの父親も暴力をふるっていました。ヨンチョルの父親はベトナム戦争から帰還し生き残っていた人物の一人でした。ヨンチョルの元の母親は最初はそんな暴力から逃げ出すように家を飛び出していきました。

残されたヨンチョルは再婚した義母と元の父親と暮らしていましたが、それでも暴力を受けることはなくなりませんでした。そして更に義母も虐待を繰り返すようになりヨンチョルもその場を離れるようになりました。その時子供だったヨンチョルには公園で寝泊まりするしかありませんでした。しかしそれでもヨンチョルは元の母親を探し続けながら寝泊まりを続けていました。

ユ・ヨンチョルはシリアルキラー

ヨンチョルはシリアルキラーでヒトラーを尊敬していました。それでもヨンチョルはスポーツや美術と言ったものが得意で好きでもありました。将来は画家になる事を希望し、美術の分野を学ぶ事になりました。しかし色覚障害で差別を受けるようになってしまいその道を断念せざるを得なくなってしまいました。ヨンチョルは小さい頃から様々な悲劇にあっていたことが判明しました。

売春婦と金持ちが狙われた

このチェイサーという映画は実際に韓国であった連続殺人事件がテーマとなっていますが、ヨンミンは売春婦と金持ちを狙う傾向が多くありました。そしてこの映画でも金持ち老人を家まで呼び出し殺害し、売春婦を部屋に呼び殺してしまうシーンを再現していました。10人以上もの人間を殺害したヨンミンでしたが、容姿は普通の一般男性のように見えるところがまた恐ろしいです。

カニバリストだった犯人

怖い画像のイメージ

この映画の犯人でもあるヨンミンはカニバリストであったことが判明しています。カニバリストとは人間が人間の臓器を食べることを指しています。血液型が自分のものと一致した臓器は食べるという恐ろしい人物であったことが明らかとなっています。

逮捕の経緯

この犯人のヨンミンの逮捕の経緯について紹介していきます。それはあるマッサージ店のオーナーでもある人物が次々と女性従業員が行方不明になってしまう事に疑問を感じていたことがきっかけでした。そしてそのマッサージ店に不可解な行方不明の原因と思われる怪しい人物から電話がきているという事を警察に告げました。そしてヨンミンは他人の携帯を持っていたことで窃盗容疑で逮捕することに成功しました。

チェイサーのキャスト

チェイサーのキャストについてネタバレ解説していきます。チェイサーのキャストの方は韓国の俳優や女優さんが演じています。実話であることからキャストが韓国人であるのは非常にリアリティーがあるのではないかと考えられます。それぞれの人物について解説していきますので是非チェックしてみてください。

キャスト①キム・ユンソク

最初の登場人物はキム・ユンソクさんです。この方はチェイサーの中ではジュンホを演じています。ジュンホは元刑事でもありますが、この映画ではデリヘルの経営者となっています。元刑事でもあり鋭い洞察力を持っており犯人逮捕に近づいていきます。

キャスト②ソ・ヨンヒ

このソ・ヨンヒという方はジュンホが経営しているデリヘルで働いていた女性でもあるミジンを演じていました。この方はヨンミンに捉えられてしまう一人となっています。ジュンホの命令に従っていたデリヘル嬢の一人でした。

キャスト③ハ・ジョンウ

次のキャストは連続殺人事件の犯人でもあるヨンミンを演じたハ・ジョンウです。ヨンミンは普通の男性ですが、実際は恐怖の殺人鬼です。そしてこのチェイサーという映画で実話を製作するのに基づいてジョンウの演技力は非常に重要視されていますが、しっかり演じ切っていました。

キャスト④チョン・インギ

次のキャストはチョン・インギです。この方は主人公でもある元刑事のジュンホの先輩に位置している役柄でした。刑事でありながら連続殺人事件の犯人でもあるヨンミンの証拠を見つけ捕まえようとしました。しかしヨンミンは刑事を翻弄して色々な意味で振り回されてしまっていました。

キャスト⑤キム・ユジョン

チェイサーの中でミジンの娘役のウジンを演じたのはキム・ユジュンです。ウジンは母でもあるミジンがヨンミンに捕まってしまった事に関してジュンホと共に捜索することになりました。

キャスト⑥その他

チェイサーのキャストの他の方たちも演じています。ソウル機動捜査隊長を演じたチェ・ジョンウや刑事班長を演じたミン・ギョンジン、オ・ウンシル刑事を演じたパク・ヒョジュや検事をチョン・ギソプといったキャストが出演していました。

チェイサーに関する感想や評価は?

チェイサーに関する感想や評価についてネタバレ解説していきます。大韓民国では忘れてはいけない事件としてヒットした映画となりました。そして日本でも映画公開されており観た人も多くいます。そしてチェイサーの感想などがTwitterなどを初めSNSで書かれていました。日本人の方がどのような感想を抱いていたのかという事に関してピックアップして紹介していきますので、是非チェックしてみてください。

この方は日本の声優さんとして活躍している方です。韓国映画のチェイサーを実際に視聴してみて映画の最初から怖いという感想を呟いています。韓国の連続殺人事件が基になった映画で実話でもあることから非常にリアリティーが溢れる映画となっているでしょう。

この方はチェイサーを朝方に視聴してみての感想となっています。朝から見る映画ではないということがツイートで判断することができます。この映画はいつチェックしてもかなり残虐なシーンがあるため視聴するタイミングは難しいのではないかと考えられます。

この方はチェイサーを観たことで韓国映画を知るきっかけとなったと呟かれています。実話を基にして描かれていることからリアリティー溢れる映画作品となっています。そしてこの方はハ・ジョンウさんの演技について褒めており、韓国俳優さん達の凄さも発見できたと考えられます。

チェイサーは実話?あらすじ・感想まとめ

チェイサーが実話であることやあらすじ、そして感想などをまとめてネタバレ解説していきました。この映画は実話を基にしており連続殺人事件に沿って進んでいきました。しかし残酷な映像も多く観るタイミングがなかなか難しいことが予想されます。感想にもありましたが、韓国俳優さん達の演技力も非常に上手いとあったことから是非注目してみてください。

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