2019年09月04日公開
2019年09月04日更新
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の最低作品まとめ!受賞者紹介も!
映画関係者誰もが恐れる賞として毎年話題になっているゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)についてご紹介します。その年の最低作品や最低監督や最低な出演者を選出し、アカデミー賞の前日に発表することで注目を浴び続けるゴールデンラズベリー賞にノミネートされたおすすめ最低作品まとめをご紹介します。注目を浴びた受賞者や、2019年に受賞したゴールデンラズベリー賞も一挙ご紹介します。
目次
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)とは?
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の概要
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)は、映画関係者であれば誰でも恐れる賞として知られています。というのは、ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)は、ブーイングするという意味の「Razz」が賞の由来になっており、野次りたくなるほどの最低な映画に与えられる賞としてゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)は存在しています。
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)は、1981年にジョン・ウィルソンが創設しました。ゴールデンラズベリー賞財団という財団があり、1000人以上の投票によって最低映画といわれるゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)が決定されます。毎年、アカデミー賞が行われる前日にゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)が決定します。
ジョン・ウィルソンのプロフィール
- 生年月日:1954年5月24日
- 出身地:アメリカ合衆国・イリノイ州シカゴ
- 職業:コピーライター
ジョン・ウィルソンは、学生時代に映像技術を勉強し卒業後は映画に関わる仕事につきました。映画のマーケティングなどにかかわる仕事をすることもあり、1年の間に200本以上の映画を鑑賞するようになりアカデミー賞前夜に独自で考えた映画賞を発表していたのがゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)を開催するきっかけだったといわれています。
授賞するとキャリアアップする?
映画に関係する人ならだれもが恐れてしまう賞とまで言われているゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)ですが、ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の俳優や女優などの受賞者は将来キャリアアップできるといったジンクスが存在します。
2003年にゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の最低主演男優賞の受賞者ベン・アフレックもその一人です。2012年に公開した映画「アルゴ」は、ベン・アフレックが監督と主役を務めました。その作品は、興行収入を232,325,503ドル獲得し話題を集めその年のアカデミー賞作品賞を受賞し話題を集めました。その後も第一線で活躍しています。
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)のおすすめ最低作品
最低作品①I Know Who Killed Me
- 公開日:2007年7月27日
- 監督:クリス・シヴァートソン
- 上映時間:105分
- 興行収入:9,700,000ドル
- 主な出演者:リンジー・ローハン、ジュリア・オーモンド、ニール・マクドノウ
「I Know Who Killed Me」は、2007年にゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞しました。主演のリンジー・ローハンは、最低主演女優賞の受賞者です。「I Know Who Killed Me」は、女子高生がシリアルキラーに狙われて、ほぼ殺害されたと思われる中片腕と片足を失いながらも奇跡的に生還したところから始まる心理的スリラー映画です。
最低作品②氷の微笑2
- 公開日:2006年3月31日(アメリカ)・2006年11月11日(日本)
- 監督:マイケル・ケイトン=ジョーンズ
- 上映時間:114分
- 興行収入:38,629,478ドル
- 主な出演者:シャロン・ストーン、デヴィッド・モリッシー、デヴィッド・シューリス
「氷の微笑2」は、2006年にゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を獲得しました。また主演女優のシャロン・ストーンも最低主演女優受賞者です。「氷の微笑み2」は、1992年に公開された映画「氷の微笑み」の続編として公開されました。川に転落した交通事故で生き残った女性が殺人犯ではないかと疑われるところから始まるサスペンス映画です。
最低作品③Dirty Love
- 公開日:2005年9月23日
- 監督:ジョン・アッシャー
- 上映時間:91分
- 興行収入:36,099ドル
- 主な出演者:ジェニー・マッカーシー、エディ・ケイ・トーマス、カルメン・エレクトラ、ビクターウェブスター
「Dirty Love」は、2005年にゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞しました。最低監督賞にはジョン・アッシャー、最低主演女優・最低脚本賞受賞者はジェニー・マッカーシーでした。「Dirty Love」は、ボーイフレンドの浮気を目撃したことから始まるロマンチックラブコメディ映画です。
最低作品④キャットウーマン
- 公開日:2004年7月23日(アメリカ)、2004年11月3日(日本)
- 監督:ピトフ
- 上映時間:104分
- 興行収入:82,102,379ドル
- 主な出演者:ハル・ベリー、ベンジャミン・ブラット、ランベール・ウィルソン、フランセス・コンロイ
「キャットウーマン」は、2004年にゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞しました。最低監督賞にはピトフ、最低主演女優受賞者はハル・ベリーでした。「キャットウーマン」は、バッドマンに登場するキャットウーマンを主人公にした物語です。化粧品会社の秘密を知ってしまい殺害された主人公が、キャットウーマンとしてよみがえる物語です。
最低作品⑤トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part 2
- 公開日:2012年11月16日(アメリカ)、2012年12月28日(日本)
- 監督:ビル・コンドン
- 上映時間:116分
- 興行収入:829,685,377ドル(アメリカ)、4億5000万円(日本)
- 主な出演者:クリステン・スチュワート、ロバート・パティンソン、テイラー・ロートナー
「トワイライト・サーガ/ブレイキング・ドーン Part2」は、2012年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞しました。最低監督賞にビル・コンドン、最低主演女優受賞者にクリステン・スチュワート、最低助演男優受賞者はテイラー・ロートナーでした。この映画は、トライワイト・サーガシリーズの5作目の後編で、恋愛ファンタジー映画です。
最低作品⑥ジャックとジル
- 公開日:2011年11月11日(アメリカ)、2012年1月21日(日本)
- 監督:デニス・デューガン
- 上映時間:91分
- 興行収入:148,822,653ドル(アメリカ)、1800万円(日本)
- 主な出演者:アダム・サンドラー、ケイティ・ホームズ、アル・パチーノ、ダナ・カーヴィ
「ジャックとジル」は、2011年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞しました。最低監督賞はデニス・デューガン、最低主演女優・男優受賞者にはアダム・サンドラー、最低助演男優受賞者はアル・パチーノ、最低助演女優受賞者はデヴィッド・スペードでした。この映画は、年に1回ある感謝祭のイベントに苦しめられる男を描いたコメディ映画です。
最低作品⑦エアベンダー
- 公開日:2010年7月1日(アメリカ)、2010年7月17日(日本)
- 監督:M・ナイト・シャラマン
- 上映時間:103分
- 興行収入:319,713,881ドル
- 主な出演者:ノア・リンガー、デーヴ・パテール
「エアベンダー」は、2010年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞しました。最低助演男優受賞者はジャクソン・ラスボーン、最低監督受賞者はM・ナイト・シャラマンでした。「エアベンダー」は、火・水・土・気の4つの国に分かれ超能力を持つ人々で均衡が保たれていたがある出来事で均衡が保たれなくなったことから始まる物語です。
最低作品⑧トランスフォーマー/リベンジ
- 公開日:2009年6月20日(アメリカ)、2009年6月24日(日本)
- 監督:マイケル・ベイ
- 上映時間:150分
- 興行収入:836,303,693ドル
- 主な出演者:シャイア・ラブーフ、ミーガン・フォックス、ジョン・タトゥーロ、ジョシュ・デュアメル
「トランスフォーマー/リベンジ」は、2009年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を受賞しました。最低監督受賞者にはマイケル・ベイが選ばれました。「トランスフォーマー/リベンジ」は、2007年公開映画トランスフォーマーの続編で、前の映画の戦いから2年後を舞台に地球の平和の戦いのために再び始まる戦いを描いた映画です。
最低作品⑨愛の伝道師
- 公開日:2008年6月22日
- 監督:マルコ・シュナベル
- 上映時間:88分
- 興行収入:40,863,344ドル
- 主な出演者:マイク・マイヤーズ、ジェシカ・アルバ、ジャスティン・ティンバーレイク
「愛の伝道師」は、2008年にゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を獲得しました。最低男優受賞者はマイク・マイヤーズ、最低脚本受賞者はマイク・マイヤーズ、グラハム・ゴーディでした。「愛の伝道師」は、ホッケー選手が妻と不仲で調子が悪くなったために、クラブオーナーが愛の伝道師を雇いホッケー選手の不調を何とかしようとする物語です。
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の主な受賞者
受賞者①ポール・バーホーベン
ポール・バーホーベンは、1938年7月18日生まれ・オランダのアムステルダム出身の映画監督です。ポール・バーホーベンは、海軍に従軍しドキュメンタリーを制作するようになります。そのことがきっかけで、テレビ業界に進出し映画監督としても活動を開始します。ロボコップやトータル・リコールなど数多くのヒット映画を手掛けた有名映画監督です。
ポール・バーホーベンは多くの人気映画監督として活躍していたにもかかわらず、1990年代のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を映画「ショーガール」で獲得しています。ラジー賞で初めてトロフィーを手にしたとしてもまとめられています。また、キャリアアップした受賞者としてもまとめられており、ポールは2006年「ブラックブック」で世界的に賞賛されています。
受賞者②トム・グリーン
トム・グリーンは、1971年7月30日生まれ・カナダの州出身の俳優兼コメディアン、脚本家、プロデューサーです。トム・グリーンは、1990年代にラッパーとして芸能活動を開始します。その後、ラジオホストとしても注目を浴びアメリカでも人気を獲得します。俳優としても活動をはじめ、映画チャーリーズ・エンジェルにも出演する人気俳優です。
トム・グリーンは、2001年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞「フレディのワイセツな関係」で最低監督・最低スクリーンカップル・最低主演男優・最低脚本まとめて5部門受賞しました。
受賞者③ハル・ベリー
ハル・ベリーは、1966年8月14日生まれ・アメリカのオハイオ州クリーブランド出身の女優です。ハル・ベリーは、ミスコンの常連として芸能界デビュー前から知られており1986年のミスUSA2位受賞者でもあります。その後、1991年に公開の映画「ジャングル・フィーバー」で女優デビューを果たし、その後も女優として活躍しています。
ハル・ベリーは、2004年のゴールデンラズベリー賞の最低作品賞「キャットウーマン」で最低主演女優賞を受賞してしまいました。しかし、ゴールデンラズベリー賞を獲得したらキャリアアップするといわれているジンクスの一人にもまとめられていて、人気映画シリーズ「X-MEN」の主要キャストとして活躍するなど多くの人が知る女優として活躍しています。
受賞者④サンドラ・ブロック
サンドラ・ブロックは、1964年7月26日生まれ・アメリカのバージニア州アーリントン生まれの女優兼映画プロデューサーです。サンドラ・ブロックは、大学中退ののち名門の俳優養成学校に通いブロードウェイの小さな劇場で女優を始めました。その後1994年公開の人気映画「スピード」に出演したことで注目され、今もなお活躍しているハリウッド女優です。
サンドラ・ブロックは2009年公開の映画「ウルトラ I LOVE YOU!」で、2009年ゴールデンラズベリー賞の最低主演女優受賞者になりました。しかし、サンドラ・ブロックもゴールデンラズベリー賞でキャリアアップしたジンクスにまとめられており、同じ年公開の映画「しあわせの隠れ場所」ではアカデミー賞主演女優賞を獲得するなど高い評価を獲得しています。
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の授賞式での事件
事件①ハル・ベリー、オスカーパロディ
ゴールデンラズベリー賞は、最低の映画賞として知られているだけに事件としてアクシデントがいろいろ怒るのも特徴としてまとめられています。2004年に「キャットウーマン」で最低主演女優賞を獲得したハル・ベリーは授賞式に参加し注目を集めました。なぜなら、最低の賞を獲得するのにわざわざ授賞式に来る人は少なく、授賞式に来た芸能人としてもまとめられています。
授賞式にあえて出席したハル・ベリーは、2001年に公開された映画「チョコレート」でハル・ベリーはアカデミー主演女優賞を獲得しておりその時に受賞した自身のパロディを演じました。このことがあえて彼女の好感度を集めたともいわれています。
事件②サンドラ・ブロックDVD配布
サンドラ・ブロックも、ゴールデンラズベリー賞の授賞式に出席した珍しい受賞者としてもまとめられています。サンドラ・ブロックは、2009年公開の映画「ウルトラ I LOVE YOU!」で、2009年ゴールデンラズベリー賞の最低主演女優受賞者になり授賞式に参加しました。
サンドラ・ブロックは、授賞式に自身が出演し最低主演女優賞を獲得した「ウルトラ I LOVE YOU!」のDVDを大量に持ち込み自身の演技が本当に最低だったかをちゃんと確認してほしいと、「一人ずつにDVDをお渡しします。」と宣言し注目を集めました。
事件③Youtube動画公開
Youtube動画公開事件は、2010年のゴールデンラズベリー賞の最低主演女優賞や最低スクリーンカップル・アンサンブル賞などキャスト部門をまとめて受賞した「セックス・アンド・ザ・シティ2」のものです。この作品に出演したデヴィッド・エイゲンバーグがジョン・ウィルソンと作成した動画をYoutubeに公開し話題を集めました。
公開されたYoutubeの動画の内容をまとめると、ゴールデンラズベリー賞からは逃げたくても逃げられないといったものです。最後に「逃げられないなら受け入れて」といったようなクレジットが描かれており、印象に残る動画として注目されました。
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)の2019年の作品賞や受賞者
2019年の結果①最低作品賞
- 作品名:俺たちホームズ&ワトソン(Holmes & Watson)
- 公開日:2018年12月25日
- 監督:イータン・コーエン
- 興行収入:40,465,118ドル
- 主な出演者:ウィル・フェレル、ジョン・C・ライリー、レベッカ・ホール、レイフ・ファインズ
2019年ゴールデンラズベリー賞の最低作品賞を獲得したのが「俺たちホームズ&ワトソン」です。この映画は、名探偵のホームズと心理学者のワトソンが暗殺計画の知らせを聞いて、暗殺を止めようと奮闘する様子を描いたコメディ映画です。
2019年の結果②最低主演男優賞
2019年ゴールデンラズベリー賞の最低主演男優受賞者は、アメリカ大統領でもあるドナルド・トランプです。ドナルド・トランプは、1946年6月14日生まれ・アメリカニューヨーク州生まれです。ドナルド・トランプは、「華氏119」「Death of a Nation」に出演しゴールデンラズベリー賞を獲得しています。
2019年の結果③最低主演女優賞
2019年ゴールデンラズベリー賞の最低主演女優受賞者は、メリッサ・マッカーシーです。メリッサ・マッカーシーは、1970年8月26日生まれ・アメリカイリノイ州生まれの女優兼コメディアン、脚本家です。メリッサ・マッカーシーは、「パペット大騒査線 追憶の紫影」「ライフ・オブ・ザ・パーティー」で最低主演女優賞を獲得しました。
2019年の結果④最低助演男優賞
2019年ゴールデンラズベリー賞の最低助演男優受賞者は、ジョン・C・ライリーです。ジョン・C・ライリーは、1965年5月24日生まれ・アメリカイリノイ州生まれの俳優です。ジョン・C・ライリーは、最低作品賞も獲得した「俺たちホームズ&ワトソン」で最低助演男優賞を獲得しました。
2019年の結果⑤最低助演女優賞
2019年ゴールデンラズベリー賞の最低助演女優受賞者は、ケリーアン・コンウェイです。ケリーアン・コンウェイは、1967年1月20日生まれ・アメリカニュージャージー州生まれの大統領顧問です。ケリーアン・コンウェイは、「華氏119」で最低助演女優賞を獲得しました。
2019年の結果⑥最低スクリーンコンボ賞
- 作品名:華氏119
- 公開日:2018年9月12日(アメリカ)、2018年11月2日(日本)
- 監督:マイケル・ムーア
- 上映時間:128分
- 興行収入:1.1億円(日本)
- 主な出演者:マイケル・ムーア、ドナルド・トランプ
「華氏119」は、ドナルド・トランプのドキュメンタリー映画です。反トランプ寄りのドキュメンタリー映画として話題を集めました。アメリカの社会に切り込んだ映画としても注目されました。
- 作品名:Death of a Nation
- 公開日:2018年8月3日
- 監督:ディネシュ・ドゥソウザ
- 上映時間:109分
- 興行収入:590万ドル
「Death of a Nation」は、「華氏119」とは反対でトランプの極右映画として注目されました。トランプをリンカーンにとらえながら物語が進んでいくドキュメンタリー映画としても話題を集めた作品です。
2019年の結果⑦最低リメイク、パクリ、続編映画賞
2019年ゴールデンラズベリー賞の最低リメイク、パクリ、続編映画賞と最低作品賞も獲得したのが「俺たちホームズ&ワトソン」です。「俺たちホームズ&ワトソン」は、まとめるとゴールデンラズベリー賞の6部門にノミネートされて、4部門まとめて受賞したある意味話題の作品になっています。
2019年の結果⑧最低監督賞
2019年ゴールデンラズベリー賞の最低監督賞を受賞したのは、「俺たちホームズ&ワトソン」の監督のイータン・コーエンです。イータン・コーエンは、1974年3月14日生まれ・イスラエル出身でアメリカで活躍している脚本家です。人気映画「メン・イン・ブラック3」の脚本もつとめています。
2019年の結果⑨最低脚本賞
- 作品名:フィフティ・シェイズ・フリード
- 公開日:2018年2月9日(アメリカ)、2018年10月5日(日本)
- 監督:ジェームズ・フォーリー
- 上映時間:105分
- 興行収入:321,568,595ドル
- 主な出演者:ダコタ・ジョンソン、ジェイミー・ドーナン
2019年ゴールデンラズベリー賞の最低脚本賞を受賞したのが、「フィフティ・シェイズ・フリード」です。この映画は、フィフティ・シェイズの3部作の最終作で、新婚旅行を終えた幸せな新婚カップルの元に夫を恨んでいる男が近寄ってきてアクシデントが巻き起こっていく物語です。
2019年の結果⑩ラジー名誉挽回賞
- 作品名:ある女流作家の罪と罰
- 公開日:2018年10月19日(アメリカ)
- 監督名:マリエル・ヘラー
- 上映時間:107分
- 興行収入:161,510ドル
- 主な出演者:メリッサ・マッカーシー、リチャード・E・グラント、ドリー・ウェルズ
2019年ゴールデンラズベリー賞のラジー名誉挽回賞を受賞したのが、「ある女流作家の罪と罰」です。この映画は、あるインタビューをした記事が高評価を集めたことによって記者から伝記作家になった主人公の物語です。生活が苦しくなった主人公が、著名人の手紙を捏造したことで巻き起こる騒動を描いた物語です。
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)に関する感想や評価
『ハワード・ザ・ダック/暗黒魔王の陰謀』を観た!
— たかはしいさお(130号) (@130_go) August 28, 2019
無理矢理地球に飛ばされてきた喋るアヒルが同じく宇宙からやってきた暗黒魔王をフルボッコ!!
久々に観たけどやっぱ大好き!!
ゴールデンラズベリー賞4部門受賞は時代を先取りしすぎたって事だし今こそ再映画化を強く願いたい(*´∀`*)#映画
ゴールデンラズベリー賞は日本ではあまりメジャーではないものの、アカデミー賞の1日前に発表されるということもあり日本ではアカデミー賞とまとめて発表されることが多く知る人ぞ知るともいわれています。映画好きの人は、ゴールデンラズベリー賞も高く評価している人が多く、最低作品といわれながらも後に見ると面白いといった感想が多いです。
日本でもラズベリー賞的なやつあれば良いのにな
— Artemis (@Artemis_2019) March 2, 2018
最低映画の祭典ゴールデン・ラズベリー賞ノミネートが発表! #映画 #eiga https://t.co/rEfDYO7A2k @eigacomから
ゴールデンラズベリー賞の最低な作品を受賞するといったスタイルが面白い・アメリカらしいといった声も多くSNSなどでまとめられており、日本でも日本版ゴールデンラズベリー賞を行ってほしいといった意見が多いです。
というかね、邦画が酷い邦画が酷い、とよく言うけど、洋画だって酷い映画があるのにみんな言わないの、向こう側で止められているというのが大きいと思うよ。ラジー賞すら取れない作品こそ真のワーストとも呼ばれるしね。
— METHIE (@METHIE34) August 25, 2019
最低作品賞といわれているものの、ゴールデンラズベリー賞を獲得しているだけで最低な作品ではないといった声も上がっています。本当にダメな作品は、ゴールデンラズベリー賞にすらノミネートされないといった声が多いのも事実です。
ゴールデンラズベリー賞(ラジー賞)まとめ
毎年、アカデミー賞の前日に発表されるゴールデンラズベリー賞は日本で知らない人も多いものの、映画ファンにはたまらないと注目されて話題を集めている賞です。日本でもやってほしいといった声も多いので、今後日本にも導入されるのかや、今後のゴールデンラズベリー賞のジンクスを勝ち取る人は誰なのかも注目です。