相棒15で米沢守（六角精児）が降板した理由とは？鑑識卒業後は警察学校の先生に？

「相棒」シリーズに登場する鑑識課の米沢守は、特命係に協力的で優秀な鑑識です。よく杉下右京に手を貸していることから杉下右京の真の相棒とも呼ばれていました。そして、ファンからも人気が高く「相棒」降板となった時にはファンの間で「米沢ロス」という現象が起きました。今回は、鑑識課の降板理由を考察し、鑑識卒業後に警察学校の先生になった経緯や鑑識に戻る可能性をみていきます。

また、米沢守が主人公のスピンオフの映画「鑑識・米沢守の事件簿」のあらすじやゲストを紹介し、米沢守の活躍をみていきます。さらに、米沢守の「相棒」シリーズ復帰回となったSeason16の5話についても紹介していきます。

「相棒」シリーズは2000年からPre seasonの放送が開始してから、2019年3月までにSeason17まで続くドラマシリーズです。キャリアで警視庁に入りながら、変人であるため窓際の「特命係」に配属された杉下右京（水谷豊さん）と相棒の刑事が難事件に挑むストーリーです。

これまで、杉下右京の歴代の相棒は4人、初代は寺脇康文さん演じる亀山薫、2代目は及川光博さん演じる神戸尊、3代目は成宮寛貴さん演じる甲斐享、4代目は反町隆史さん演じる冠城亘です。

「相棒」の登場人物は、特命係の杉下右京と相棒の刑事の他に、警視庁刑事部の捜査一課に所属する伊丹刑事と芹澤刑事、特命係に協力的な鑑識の米沢守（Season14で卒業）や「暇か？」の口癖で有名な角田課長などがいます。また、一時期特命係に左遷させられていたサイバーセキュリティ対策本部の青木年男、謎多き広報課課長の社美禰子などがいます。

約20年続く「相棒」シリーズは高視聴率を誇るテレ朝の刑事ドラマです。「相棒」シリーズは、男女問わず幅広い年齢層・様々な職業の人に人気で、ドラマをあまり見ないと言われるテレビ局の関係者や推理作家、芸能人にもファンが多いと言われています。

2009年には「宝塚歌劇団」の花組で舞台化されました。その際は主演の真飛聖さんが杉下右京を演じ、後に「相棒」season11～13に宝塚退団後の真飛聖さんが甲斐享の恋人役として出演しました。また、2010年に放送されたSeason9では平均視聴率が20%を超える快挙を成し遂げ、テレ朝の刑事ドラマとして不動の地位を築くことになりました。

大人気「相棒」シリーズで米沢守役を演じた六角精児さんは「相棒」Season14の最終回で卒業し、Season15からはレギュラーとして登場しなくなりました。ここでは、米沢守役の六角精児が降板した「相棒」シリーズのレギュラーを降板した理由として挙げられているいくつかの説を紹介していきます。

米沢守とはドラマ「相棒」シリーズに登場する警視庁の刑事部鑑識課に所属する巡査部長です。杉下右京（水谷豊さん）ら特命係やファンの間では「米沢さん」という呼び名が浸透しています。性格は温厚で怒ることはほとんどありません。そして、口調はいつも丁寧語で一人称は「私」です。また、鑑識として非常に優秀で時に他の鑑識課メンバーをまとめるリーダーにもなります。

「相棒」シリーズの米沢守といえば、2000年放送の「相棒」Pre Seasonから鑑識として登場していたキャラクターです。米沢守は2016年3月に最終回を迎えたSeason14で「相棒」を卒業しました。米沢守は変わり者と呼ばれる杉下右京のことを尊敬して慕っており、ハブられがちな杉下右京に重要な情報を提供してくれる重要人物です。

そんな米沢守のことを杉下右京の方でも信頼しており、ファンからも人気の高いキャラクターでした。そのため、米沢守が卒業した「相棒」Season15が放送されるや否やファンの間で「米沢ロス」という現象が起こり、米沢守の卒業を寂しがるファンが大勢いました。

杉下右京の相棒となる刑事は、これまで4人います。初代の亀山薫（寺脇康文さん）から始まり、神戸尊（及川光博さん）、甲斐享（成宮寛貴さん）、冠城亘（反町隆史さん）です。そんな何人もの刑事たちと相棒を組んできた杉下右京ですが、巷では強い信頼関係で結ばれている米沢守こそが杉下右京の「真の相棒」と言われていました。

「真の相棒」とまで言われていた米沢守役を、六角精児さんが降板した理由は何なのでしょうか？次に、米沢守役の六角精児さんの降板理由について、いくつかの説をみていきましょう。

六角精児さんが米沢守役を降板した理由1つ目は「スケジュールの関係という説」です。六角精児さんは実は俳優のお仕事以外にも「六角バンド」というバンド活動や、趣味である競輪や電車にも相当力を入れて取り組んでいるそうです。

今後、六角精児さんが俳優以外にも音楽活動や趣味にも時間をかけたいと望んだとしても、「相棒」は撮影期間が長く、そのスケジュールは主演の水谷豊さんの都合に合わせてスケジュールが組まれるため、六角精児さんの希望のスケジュールと合わない事態になってきたのではないかとみられています。このように、六角精児さんの降板理由はスケジュールの関係ではないかという説が挙げられています。

六角精児さんが米沢守役を降板した理由2つ目は「主演の水谷豊さんとの不仲説」です。これは六角精児さんに限らず、歴代の相棒を演じてきた俳優さんがチェンジする度に言われることですが、気難しいと噂の水谷豊さんとの不仲が原因で降板に至ったのではないか？という説です。この説の真偽のほどは定かではありませんが、あまり有力視はされていません。

六角精児さんが米沢守役を降板した理由3つ目は「新たな事への挑戦という説」です。六角精児さんは自身の誕生日に行ったライブにて、相棒への出演に一区切りを付けて「新たなことに挑戦したい」と話したそうです。そして、そのことに関して水谷豊さんも快く賛成して背中を押してくれているとも語ったそうです。また、何かのインタビューでも同様の発言をしていることからこの説が有力視されています。

前向きな理由で「相棒」シリーズを降板したことが分かった六角精児さんですが、ドラマ内では「相棒」シリーズ卒業の米沢守の扱いはどうなったのでしょうか？ここでは、鑑識を卒業後に警察学校の先生になった米沢守についてや鑑識卒業の理由、そして米沢守が鑑識に復帰する可能性があるのかどうかについて見ていきます。

米沢守役の六角精児さんの降板により、米沢守はこれまでの鑑識課に籍を置くわけにも行かず、「相棒」Season15以降は米沢守が鑑識課を辞めて警察学校の先生になったということになりました。

米沢守が鑑識を辞めて警察学校の先生になったという理由は不明とされています。しかし、一説では新たに杉下右京の4代目相棒の冠城亘に関連した出来事により上層部から目を付けられた米沢守は、鑑識課を辞め、警察学校の先生になる決断をしたと言われています。

「米沢ロス」が起きた米沢守の鑑識卒業ですが、いつか彼が鑑識に戻ってくることはあるのでしょうか？米沢守本人も「数年後に鑑識課に戻ってこれるように頑張る」という風なことを言っていたことから、ファンの間では「いつか米沢さんに帰ってきてもらいたい」と期待されています。

明るい理由で「相棒」シリーズの米沢守役を降板した六角精児さんでしたが、米沢守の鑑識の卒業理由は不明とされながらも警察の上層部に目を付けられたことから警察学校の先生になったという説が有力視されていることが分かりました。そして、鑑識課に戻る可能性もあり、ファンからは米沢守の復帰を望む声が挙がっていることが分かりました。

そんなファンからの人気が高い米沢守を主人公にした「相棒」の映画が作られています。ここでは、米沢守が主人公の映画「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」の作品情報やあらすじ、出演ゲストについて紹介していきます。

杉下右京の「真の相棒」とさえ呼ばれる米沢守の人気は、相棒で初めてのスピンオフの映画が米沢守が主人公で制作されたことからも伺えます。映画のタイトルは「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」です。

米沢守が主人公の相棒初のスピンオフ映画「相棒シリーズ 鑑識・米沢守の事件簿」は、Season7の放送終了から10日後の2009年3月28日に公開となりました。「相棒」シリーズとしては2008年に公開となった1作目の映画に続き、2作目の映画です。

米沢守は、爆破テロの予告がなされた東京ビッグシティマラソンの捜査を行う杉下右京と亀山薫の特命係2人を手伝って、顔認証システムでマラソンの映像をチェックしていました。そんな中、米沢守はマラソン選手の参加者の中に自分の元妻・知子によく似た女性がいることに気づきます。米沢守の元妻は数年前に離婚届を置いて家を出て行ったきり、消息がつかめないでいました。

米沢守はゼッケンの番号から元妻らしき女性が住んでいるアパートを訪ねます。しかし、表札が「真鍋」という苗字に変わっていることから、彼女の再婚を感じて会わずにアパートを後にしたのでした。その翌日、その女性が青酸カリを服毒した遺体となって見つかります。米沢守の元妻と思われる女性は自殺なのか？他殺なのか？、米沢守は所轄の刑事・相原誠と共に、女性の事件の捜査を始めます。

次に、米沢守が主人公の映画「鑑識・米沢守の事件簿」で、米沢守の相棒役を演じた萩原聖人さんや米沢守の元妻役を演じた紺野まひるなどの豪華ゲストを一挙紹介していきます。

萩原聖人さんが演じた「相原誠」は、米沢守と協力して捜査を行う所轄の刑事で米沢守の相棒役というポジションの、もう1人の主役のような重要な役柄です。

萩原聖人さんは1971年8月21日生まれ、神奈川県茅ヶ崎市出身の俳優さんです。所属事務所はアルファエージェンシーで、俳優の他にプロ雀士や声優、ナレーターとしても活躍しています。代表作はドラマ「私が恋愛できない理由」、映画「マークスの山」「CURE」などです。また、アニメ「アカギ 〜闇に降り立った天才〜」と「賭博黙示録カイジ」、吹き替え映画「冬のソナタ」で主役の声優を担当しています。

七代目市川染五郎（2009年当時、2019年現在は十代目松本幸四郎）さんが演じた「天野達之」は、被害者女性の上司です。十代目松本幸四郎さんは1973年1月8日生まれ、東京都出身の歌舞伎役者さんです。俳優としてドラマや映画でも活躍しており、大河ドラマ「八重の桜」やドラマ「忠臣蔵〜その義その愛」、映画「天地明察」などに出演しています。

紺野まひるさんが演じた「知子」は、米沢守の元妻そして相原誠の元妻でもある女性です。それまで、米沢守の元妻といえば「逃げた女房」や「別れた女房」という言葉でしか登場していませんでした。しかし、この映画で米沢守の元妻が登場し、回想シーンでは米沢守との仲睦まじい姿なども描かれているそうです。

紺野まひるさんは1977年4月12日生まれ、大阪豊中市出身の女優さんで元宝塚雪組のトップ娘役です。所属事務所はFlaMmeで、代表作は朝ドラ「てるてる家族」やドラマ「飛鳥へ、そしてまだ見ぬ子へ」などです。

伊武雅刀さんが演じた「設楽光治朗」は、被害者女性の会社の理事長です。伊武雅刀さんは1949年3月28日生まれ、東京都中野区出身の俳優さんです。所属事務所はパパドゥで、俳優以外に声優やナレーターとしても活躍しています。代表作は大河ドラマ「軍師官兵衛」やドラマ「白い巨塔」などです。

片桐はいりさんが演じた「高橋早苗」は被害者女性の同僚です。片桐はいりさんは1963年1月18日生まれ、東京都大田区出身の女優さんです。所属事務所はスターダストプロモーションで、代表作は映画「繕い裁つ人」や映画「小野寺の弟・小野寺の姉」などです。また、吹き替え映画「アーロと少年」のラムジー役の声も担当しています。

ここまで、米沢守が鑑識を卒業した後に放送された「相棒」Season15で、ファンの間で「米沢ロス」が起こるほど人気の高いキャラクターだった米沢守役を演じた六角精児さんの降板理由を見てきました。六角精児さんは明るい理由で降板し、米沢守は警察の上層部から目を付けられたことで警察学校の先生になったことが分かりました。

そして、米沢守が主役の「相棒」の映画のあらすじやゲストを紹介し、米沢守の復帰を待ち望むファンが多くいることが分かりました。次に、ここでは米沢守が鑑識を卒業後に、久しぶりに「相棒」シリーズ登場となったSeason16の5話「手巾（ハンチケ）」の概要やあらすじをみていきます。

「相棒」シリーズのSeason14の最終回で、鑑識を卒業して警察学校の先生になった米沢守ですが、Season16の5話でゲスト出演という形で復活しています。次に、鑑識卒業後に警察学校の先生になった米沢守の復活回「相棒」Season16の5話「手巾（ハンチケ）」のあらすじをみていきます。

警察学校の屋上から、樋口という教官が転落するという事件が起きました。杉下右京と冠城亘の特命係の2人は鑑識卒業後に警察学校の先生になった米沢守から連絡をもらい、現場に向かいます。実は、冠城亘は昨年まで、警察学校の屋上から転落した樋口教官の生徒でした。

そのことから、冠城亘は樋口教官の警察学校の屋上からの転落がただの事故や自殺未遂ではないと考えます。そして、犯人は警察学校内部の関係者にいると睨むのでした。

一方、杉下右京は転落した樋口教官が入院している病院を訪れます。そこで、杉下右京は所轄の刑事であり、樋口の娘の真紀と出会います。真紀は杉下右京に、自分は電機メーカーの機密データ窃盗後に亡くなった男の事件を捜査している最中だと話します。しかし、杉下右京は真紀の冷たい言動を怪しく感じるのでした。

そして、杉下右京は樋口教官が警察学校の屋上から転落した事件は、樋口教官が23年前に関わった事件と娘の真紀が現在捜査している事件に、深い関わりがあるのではないかと考え始めます。こうして、23年前の事件と現在の事件が複雑に絡む難事件に特命係が挑むことになるのでした。

こちらのツイートは「相棒」シリーズの米沢守に関する感想です。米沢守が「相棒」シリーズのSeason14終了時に鑑識を卒業したことで、「相棒」Season15からは何か物足りない「米沢ロス」の状態になってしまったそうです。このツイートのように「相棒」Season15の放送が始まった直後は、米沢守の卒業を惜しむ声や米沢ロスになったという声がネット上で多く見られたようです。

こちらのツイートも「相棒」シリーズの米沢守に関する感想です。鑑識を卒業した米沢守が警察学校の先生になったことに驚きの声と、米沢守の鑑識への復帰を望む感想となっています。こちらのツイートのように、米沢守の鑑識復帰を望む声も「相棒」Season15放送開始直後はネット上で多く見られたようです。

こちらのツイートも「相棒」シリーズの米沢守に関する感想です。米沢守が「相棒」Season15から警察学校の先生になってしまったら、杉下右京のもう1人の相棒がいなくなるという米沢守の鑑識卒業を惜しむ声です。

こちらのツイートも「相棒」シリーズの米沢守に関する感想です。「相棒」シリーズで米沢守が警察学校の教官になってから、久しぶりに登場したSeason16の5話で、米沢守の教官ぶりが見れて良かったそうです。

こちらのツイートも久しぶりに「相棒」Season16の5話で登場した米沢守に関する感想です。米沢守が警察学校の先生として電気そうにやってきるようで良かったという声です。

いかがでしたか？「相棒」シリーズに登場する米沢守役の六角精児さんの降板理由や、米沢守が鑑識を卒業した理由を紹介してきました。六角精児さんの降板理由として、新しいことに挑戦したいという六角精児さんの意志を主演の水谷豊さんらが尊重して背中を押したという説が有力視されていること。そして「相棒」の作中では米沢守が警察の上層部に目を付けられたことで鑑識を卒業して警察学校の先生になったことが分かりました。

また、米沢守が主人公の「相棒」シリーズの映画「鑑識・米沢守の事件簿」のあらすじやゲストを紹介し、米沢守の活躍をみてきました。さらにSeason14の最終回で鑑識を卒業したのち「相棒」シリーズへの復帰が待ち望まれている米沢守が、久しぶりに「相棒」シリーズに復帰したSeason16の5話「手巾（ハンチケ）」のあらすじをみてきました。今後も、人気の高い米沢守及び米沢守役を演じた六角精児の活躍から目が離せません！