2018年12月08日公開
2018年12月08日更新
科捜研の女の歴代キャスト・相関図と役どころまとめ!死去した俳優はだれ?
テレビ朝日系列で放送されている大人気ドラマシリーズ「科捜研の女」を見たことがあるでしょうか。京都府警の科学捜査研究所を舞台に、科学の力で事件を解決していく、もはや国民的とも言える人気のドラマです。今回は科捜研の女の歴代キャストや相関図、死去された俳優について解説していきます。科捜研の女は魅力的なキャストが個性豊かなキャラクターを演じていて、とても評価の高い作品です。この機会に歴代キャストについて覚えてみてはいかがでしょうか。
目次
科捜研の女のキャストや相関図を一挙公開!
今回はテレビ朝日系列で放送されている大人気ドラマシリーズ「科捜研の女」について解説します。歴代キャストやキャラクターたちの相関図、死去された俳優がいるのかなど、様々なキャストが織り成す大人気作品をご紹介します。科捜研の女は現在シーズン18が放送中ですが、この機会に歴代キャストや相関図、死去された俳優などを覚えて、ドラマを見てみてください。
科捜研の女の作品情報
「科捜研の女」はテレビ朝日が制作・放送している大人気ドラマシリーズです。現在シーズン18の放送中であり、長年続いている放送にも関わらず未だに根強い人気を誇り、視聴率も安定しています。京都府警の科学捜査研究所、通称「科捜研」に勤めている榊マリコ(沢口靖子)を中心とした個性豊かなメンバーたちと土門薫(内藤剛志)を中心とした京都府警のメンバーたちが力を合わせて事件を解決に導くストーリーが魅力です。
科捜研の女は1999年のシーズン1のスタートから様々なキャストたちが入れ替わりながらも安定した人気を博してきたドラマです。そんな科捜研の女の歴代キャストについて相関図も交えながら、死去した俳優についても今回は解説していきますが、まずはドラマの基本的な情報から解説していきます。科捜研の女シーズン1がスタートしたのは1999年10月21日で、12月16日まで放送されました。
続いて科捜研の女シーズン2は2000年10月19日から12月14日まで、シーズン3は2001年11月1日から12月20日まで、シーズン4は2002年7月25日から9月19日まで、シーズン5は2004年4月15日から6月10日までの放送でした。ちなみにシーズン5からは「新・科捜研の女」というタイトルに変わっています。シーズン6、新・科捜研の女2は2005年7月14日から9月15日までの放送でした。
シーズン7、新・科捜研の女3は2006年7月6日から9月7日まで、シーズン8、新・科捜研の女4は2008年4月17日から6月19日までの放送でした。「新・科捜研の女」というタイトルはここまでで終わり、シーズン9からは再び「科捜研の女」というタイトルに戻ります。シーズン9は2009年7月2日から9月10日まで、シーズン10は2010年7月8日から9月16日まで、シーズン11は2011年10月20日から2012年3月8日までの放送でした。
続いて科捜研の女シーズン12は2013年1月10日から3月14日まで、シーズン13は2013年10月17日から2014年3月13日まで、シーズン14は2014年10月16日から12月11日まで、シーズン15は2015年10月15日から2016年3月10日まで、シーズン16は2016年10月20日から2017年3月9日まで、シーズン17は2017年10月19日から2018年3月22日までの放送でした。そして2018年10月18日からシーズン18が放送中です。
科捜研の女はこの他にスペシャルとしても放送されており、シーズン中のスペシャル版の他に単発のスペシャルドラマも放送されています。スペシャルは2008年3月13日、2010年3月18日、2011年3月17日、2013年12月25日、2014年12月21日、2015年1月18日、2016年1月3日、2016年4月17日、2017年1月3日、2017年10月15日、2018年10月14日に放送されました。
科捜研の女の視聴率は?
科捜研の女は大人気ドラマとして1999年から現在まで続いています。日本で最長記録を誇るドラマシリーズの科捜研の女ですが、歴代の視聴率はどれくらいなのでしょうか。歴代シーズンの平均視聴率をご紹介します。まず、科捜研の女シーズン1の平均視聴率は9.3%でした。続いてシーズン2は9.2%、シーズン3は12.3%、シーズン4は10.2%、「新・科捜研の女」というタイトルになったシーズン5は11.0%でした。
次にシーズン6は12.8%、シーズン7は13.3%、シーズン8は13.9%でした。「科捜研の女」というタイトルに戻ったシーズン9は14.5%、シーズン10は13.7%、シーズン11は12.6%、シーズン12は12.6%です。シーズン13は12.4%、シーズン14は12.8%、シーズン15は11.0%、シーズン16は11.7%、シーズン17は12.7%でした。これほど長い間、この視聴率を保っているのはすごいことだと評価されています。
現在放送中の科捜研の女シーズン18の第1話の視聴率は13.4%と、高視聴率でのスタートでした。それから今のところは2桁の視聴率をキープしています。また、科捜研の女はスペシャルドラマとしても何度か放送されています。シーズン放送中に年末年始のスペシャルとして放送されることもありますが、単発の2時間ドラマ枠でも何度か放送されています。
科捜研の女のスペシャル版の視聴率についてもご紹介します。2008年3月13日放送分が16.6%、2010年3月18日分が16.9%、2011年3月17日の放送では10.8%、2013年12月25日放送分が15.6%、2014年12月21日の放送は14.8%、2015年1月18日放送分が12.7%、2016年1月3日は13.6%、2016年4月17日放送分は9.9%、2017年1月3日放送が11.2%、2017年10月15日放送分は10.5%、2018年10月14日は9.7%でした。
このように科捜研の女はスペシャル版でも好調な視聴率を誇っています。1999年のスタートから少しずつ視聴率を上げていき、ここまでの人気を確立した科捜研の女は国民的ドラマともいえるのではないでしょうか。科捜研の女はそれほどの魅力を持つドラマなのです。
科捜研の女の主要キャスト
では、ここからは「科捜研の女」の主要なキャストについてご紹介します。榊マリコをはじめとした魅力的で個性豊かなキャストたちがこのドラマの魅力のひとつです。現在放送中の科捜研の女シーズン18に出演中の主要キャストについて解説します。
榊マリコ/沢口靖子
科捜研の女の主人公・榊マリコを演じるのは沢口靖子さんです。マリコは京都府警科学捜査研究所の法医研究員です。沢口靖子さんは1965年6月11日生まれの53歳、大阪府堺市出身の女優です。1984年に第1回東宝シンデレラオーディションでグランプリを獲得し、芸能界入りしました。このオーディションは、のちに長澤まさみさんや上白石萌歌さんなどがグランプリを受賞している歴史あるオーディションです。
沢口さんはその後、1985年にはNHKの朝ドラ「澪つくし」でヒロインに選ばれ、全国的に知られることとなりました。「科捜研の女」では1999年から主演を務め、その長年の功績から京都府警のイメージアップにも貢献したということで2015年に京都府警から感謝状を贈られています。
土門薫/内藤剛志
京都府警捜査一課の刑事である土門薫を演じるのは内藤剛志さんです。ちなみに土門の階級は警部補です。内藤剛志さんは1955年5月27日生まれの63歳、大阪府大阪市出身です。ドラマ「家なき子」の主人公・相沢すず(安達祐実さん)の父親・悟志役で一躍有名になりました。近年ではバラエティ番組や情報番組のコメンテーターとしても活躍しています。
また、テレビ朝日のドラマ「警視庁・捜査一課長」では主人公・大岩純一役で人気を博しています。「科捜研の女」では土門の上司・藤倉役である金田明夫さんがこちらのドラマでは大岩の部下・小山田大介役を演じています。
風丘早月/若村麻由美
洛北医科大医学部病理学科法医学教室の教授である風丘早月を演じているのは若村麻由美さんです。風丘は一男一女の母で陽気でさっぱりとした性格の女性です。若村麻由美さんは1967年1月3日生まれの51歳で、東京都練馬区出身です。高校を卒業してから仲代達矢さんが主宰する「無名塾」に入り、演劇を学びました。1987年にはNHKの朝ドラ「はっさい先生」でヒロインに選ばれ、一躍有名になりました。
宇佐見裕也/風間トオル
宇佐見裕也を演じているのは風間トオルさんです。マリコと同じく京都府警科学捜査研究所のメンバーで、化学担当です。風間トオルさんは1962年8月19日生まれの56歳で神奈川県川崎市出身です。1980年代に雑誌「メンズノンノ」のモデルに選ばれ、雑誌モデルとして活躍した後に1989年のドラマ「ハートに火をつけて!」で俳優デビューし、トレンディドラマなどでそのさわやかなルックスで人気を得ました。
藤倉甚一/金田明夫
藤倉甚一を演じるのは金田明夫さんです。京都府警の刑事部長で階級は警視です。金田明夫さんは1954年10月13日生まれの64歳で、東京都出身です。演劇集団 円の劇団員として舞台で活躍していました。下積み時代は演劇だけでは食べていけず、結婚後もアルバイトをしていたそうです。その後、「3年B組金八先生」の北尚明先生役など、ドラマへの出演が増え、有名になりました。
日野和正/斉藤暁
京都府警科捜研の所長である日野和正を演じるのは斉藤暁さんです。文書鑑定担当です。斉藤暁さんは1953年10月28日生まれの65歳で、福島県郡山市出身です。斉藤さんが一躍有名になったのは1997年のドラマ「踊る大捜査線」の秋山春海副署長役で、北村総一朗さんや小野武彦さんと共にスリーアミーゴスとして人気を得ました。趣味はトランペットで、シーズン18の第1話ではその腕前を披露しています。
橋口呂太/渡部秀
科捜研メンバーで物理担当の橋口呂太を演じるのは渡部秀さんです。渡部さんは1991年10月26日生まれの27歳で、秋田県由利本荘市出身です。高校2年生の時に第21回ジュノンスーパーボーイコンテストで準グランプリを受賞しています。この年のグランプリは市川知宏さんで、ファイナリストには菅田将暉さんがいました。その後2010年には「仮面ライダーオーズ」で連続ドラマ初主演を飾っています。
涌田亜美/山本ひかる
科捜研の映像データ担当の涌田亜美を演じるのは山本ひかるさんです。山本ひかるさんは1991年2月28日生まれの27歳で、大阪府出身です。第1回アミューズ王子様お姫様オーディションで準グランプリを受賞しました。グランプリは田中美晴さんでした。ちなみに呂太役の渡部さんとは同じアミューズに所属しています。2009年には「仮面ライダーW」のヒロイン役に抜擢されました。
佐伯志信/西田健
京都府警本部長の佐伯志信を演じているのは西田健さんです。西田健さんは1945年6月24日生まれの73歳で、岡山県出身です。金田さんと同じ演劇集団 円に所属していました。1971年には「帰ってきたウルトラマン」でMATの岸田文夫隊員役を演じ、一躍人気を博します。その後、「特捜最前線」や「Gメン '75」では犯人役として印象の強い悪役を演じ、高評価を得ていました。
蒲原勇樹/石井一彰
京都府警の若手刑事の蒲原勇樹を演じているのは石井一彰さんです。石井一彰さんは1984年2月29日生まれの34歳で、東京都出身です。大学卒業後、東宝ミュージカルアカデミーに第1期生として入り、卒業してからは「レ・ミゼラブル」などのミュージカルや舞台を中心に活躍しています。映像作品への出演は「科捜研の女」が初めてです。
科捜研の女の歴代キャストや相関図紹介
では、「科捜研の女」の歴代キャストや相関図について解説していきます。2001年のスタートから様々な方が歴代シリーズに出演してきた科捜研の女ですが、歴代キャストたちがどのようなキャラクターを演じてきたのかを相関図を交えて解説します。
科捜研の女 シーズン1の歴代キャスト
科捜研の女の歴代キャストを紹介していきます。まずはシーズン1ですが、こちらは相関図がなかったので文章での解説です。シーズン1では科捜研の所長は森村茂(佐戸井けん太)でした。他の科捜研メンバーは、物理担当の榎戸輝男(斉藤暁)、化学担当の小清水司(橋本さとし)、法医助手の奥田奈々美(小林千香子)がいました。京都府警には木場俊介(小林稔侍)、刑事部長でマリコの元夫の倉橋拓也(渡辺いっけい)がいます。
京都府警の歴代キャストとしては他に城丸準子(伊藤裕子)、吉田大輔(小林隆)、本部長の沢木(立川三貴)がいます。シーズン1では現在科捜研の所長である日野和正を演じる斉藤暁さんが榎戸輝男という全く別の役として出演していました。
科捜研の女 シーズン2の歴代キャスト
では続いて科捜研の女シーズン2の歴代キャストです。科捜研メンバーはシーズン1とはガラッと変わり、プロファイラーの武藤要(内藤剛志)、解剖医の高野美華(羽野晶紀)、運転手の染谷優(川岡大次郎)がいました。武藤要はシーズン4まで出演していますが、なんと土門薫役の内藤剛志さんが演じていました。ちなみに武藤はシーズン3、4では小説家に転向しており、2018年のスペシャル版にも映像で登場しました。
京都府警の面々としては木場俊介と城丸準子は引き続き登場しており、他には刑事部長の有賀行雄(松井誠)、総務課の石橋秀樹(松田朗)、有賀の秘書の大森泉(小林千晴)が加わっています。また、シーズン2ではマリコが女性初の主任に任命されています。
科捜研の女 シーズン3の歴代キャスト
科捜研の女の歴代キャスト、シーズン3の紹介です。シーズン3では科捜研の所長の宮前守(山崎一)が加わり、シーズン6の第1話で栄転するまで彼が科捜研をまとめていました。また宮前はシーズン13の最終回にも登場します。マリコの相棒のような関係であった鶴田幸太郎(遠山俊也)、他に白鳥望湖(長江英和)、事務員兼会計係の小向光子(深浦加奈子)がいます。鶴田はシーズン4、小向はシーズン5まで続投です。
また、小向はシーズン6では産休に入り、最終回に登場します。2008年のスペシャル版にも登場しています。京都府警では上原純二(葛山信吾)が登場、異動後、シーズン4の最終回にも登場します。上原に恋する黒井千佳(小林千晴)ですが、小林千晴さんはシーズン2では秘書の大森役でした。シーズン3の5話と最終回に登場する刑事部長の猪俣(杉村蝉之介)、3話から洛北医科大の助教授・米倉太(草川祐馬)が加わっています。
科捜研の女 シーズン4の歴代キャスト
科捜研の女シーズン4では、科捜研には文書担当の久保敦夫(尾崎右宗)が加わります。シーズン4で科捜研に在籍しているのはマリコ、宮前、鶴田、小向ということになります。京都府警では木場、黒井が続投、新たに新山智美(榊英雄)、三浦(細川純一)、刑事部長の正宗岳尋(小木茂光)が加わります。また、洛北医科大の米倉はシーズン7まで続投です。
科捜研の女 シーズン5の歴代キャスト
科捜研の女シーズン5では科捜研に日野和正(斉藤暁)と乾健児(泉政行)が加わります。「マリコの飼い犬」と呼ばれるほどマリコには振り回されますが、マリコをサポートし、時には仕事を理由に彼女とのデートをキャンセルするほど尽力します。乾はシーズン11の8話で末期ガンの父を看取るために退職するまで科捜研に勤めていました。また京都府警捜査一課の刑事として土門薫(内藤剛志)が登場するのもシーズン5です。
さらに京都府警には土門の妹の土門美貴(加藤貴子)も加わります。その他、捜査一課には杉内亮(半田健人)、寺原智則(溝呂木賢)、刑事部長として佐久間誠(田中健)が登場します。佐久間はシーズン13の8話まで続投し、その後現在の刑事部長である藤倉が加わります。
科捜研の女 シーズン6の歴代キャスト
科捜研の女シーズン6では土門美貴が産休の小向の代わりに事務担当として科捜研のメンバーに加わります。美貴が科学捜査に興味を持っていたことから自ら転籍を希望したのです。またマリコの父親で考古学者である榊伊知郎(小野武彦)が所長として赴任します。最初はマリコも伊知郎も親子であることを隠そうとしていましたが、マリコがうっかり「父さん」と呼ぶことがあったため、周囲にも知られることになりました。
また、京都府警には捜査一課に谷口朝男(丸山智己)、木佐貫直己(森本亮治)が加わります。
科捜研の女 シーズン7の歴代キャスト
科捜研の女シーズン7では土門美貴が正式に科捜研の研究員となり、映像データ解析を担当します。科捜研メンバーはマリコ、伊知郎、日野、乾、美貴という構成になります。京都府警では本部長として国持三郎(大林丈史)が登場、さらに警察犬担当の香坂怜子(伊藤かずえ)が登場しています。
科捜研の女 シーズン8の歴代キャスト
科捜研の女シーズン8は前作のシーズン7から少し間があいてからの開始でしたが、既に安定した人気とキャラクターの個性も印象付いており、科捜研のメンバーや京都府警では大きな変更はありませんが、洛北医科大の教授・風丘早月(若村麻由美)がここから登場します。また、シーズン8の1ヶ月前に放送されたスペシャル版では京都府警の警備部長として堀添清文(清水紘冶)が登場していますがシーズン8には出演していません。
科捜研の女 シーズン9の歴代キャスト
科捜研の女の歴代キャスト、続いてはシーズン9です。シーズン9も安定した人気を博しており、キャストの大きな変更はありません。シーズン8の前のスペシャル版で登場していた堀添警備部長が9話で登場しています。
科捜研の女 シーズン10の歴代キャスト
科捜研の女の歴代キャストですが、シーズン10では1話で土門美貴が犯罪被害者のメンタルケアの仕事に興味を持ち、東京で精神保健福祉士の資格を取るために科捜研を去ります。その後、2017年のスペシャル版ではカウンセラーとして登場しています。また、シーズン10終了後、シーズン11までの間のスペシャル版でマリコの父である伊知郎が科学鑑定監察所に転出することになります。
そして科捜研には新たに吉崎泰乃(奥田恵梨華)が官民交流の一環で臨時研究員として加わります。しかし彼女の働きぶりが評価され、伊知郎が泰乃の元の職場に掛け合い、研修期間が延長になった後、2011年のスペシャル版で職場を辞め、正式に科捜研の一員になります。また、シーズン10の前の2010年のスペシャルから京都府警には権藤克利(高橋光臣)が土門の部下として加わっています。
科捜研の女 シーズン11の歴代キャスト
科捜研の歴代キャストの紹介ですが、続いてはシーズン11です。シーズン11の前の2011年のスペシャル版から宇佐見裕也(風間トオル)が化学担当として科捜研に加わります。伊知郎が転出したことから日野和正が新たに所長になり、正式に科捜研の研究員となった泰乃と共に科捜研は新たなスタートを切ります。しかし8話で乾が末期ガンの父親を看取るために退職します。
そして新たに9話から相馬涼(長田成哉)が加わります。相馬は空気を読めず、思ったことをポロッとそのまま口にしてしまったり、単独行動に走ることも多く、科捜研のメンバーからはたびたび注意をされていますが、鋭い観察眼を持ち、事件解決の糸口になることもあります。またシーズン11の1話と15話、最終回には京都府警の本部長として大西武政(津川雅彦)が登場しています。
科捜研の女 シーズン12の歴代キャストと相関図
科捜研の女の歴代キャストですが、続いてはシーズン12です。ここからは相関図も紹介していきます。科捜研のメンバーは変わりません。京都府警には佐伯志信(西田健)が登場します。また警視庁上野毛警察署から異動してきた芝美紀江(戸田菜穂)も登場します。芝は土門の上司となります。また6話からは土門の部下として木島修平(崎本大海)が加わります。
科捜研の女 シーズン13の歴代キャストと相関図
科捜研の女シーズン13の歴代キャストを相関図付きでご紹介します。シーズン13の3話では吉崎泰乃がサイバー犯罪対策課への異動を決め、去っていきます。そこへ涌田亜美(山本ひかる)が新しく映像データ担当として赴任します。亜美は京都府警の木島の大学時代の後輩でもあります。科捜研に来る前は就職活動に失敗しており、ネットカフェで寝泊まりをしつつアルバイトをして暮らしていました。
また京都府警には藤倉甚一(金田明夫)が加わり、8話で冤罪を助長した責任を取って辞職した佐久間啓二部長に代わり、9話から新たな刑事部長に就任します。9~13話には総務部広報課の主任として江崎和帆(佐藤康恵)が登場しています。その他、江崎の上司で三枝義史(川鶴晃裕)も登場します。洛北医科大の医学部長の安野孝(佐々木勝彦)も10話で初登場です。
科捜研の女 シーズン14の歴代キャストと相関図
科捜研の女シーズン14の歴代キャストを相関図付きでご紹介します。シーズン14では大きなキャスト変更はなく、科捜研は日野所長の下、マリコ、宇佐見、相馬、亜美が在籍しています。京都府警は佐伯本部長、藤倉刑事部長、土門、木島というメンバーがおなじみとなり、洛北医科大の風丘早月もマリコとはいい関係を築いています。
また、1、2話では京都府警捜査二課の係長・吉岡清彦(手塚とおる)が出演しています。シーズン14では平均視聴率もなかなかの成績であり、科捜研の女が国民的人気を博しているようです。
科捜研の女 シーズン15の歴代キャストと相関図
科捜研の女シーズン15の歴代キャストを相関図を交えてご紹介します。シーズン15では京都府警に変化があります。まず、組織犯罪対策第三課の刑事として落合佐妃子(池上季実子)が登場します。落合は犯人逮捕のためなら手段を選ばず、他の捜査員と情報を共有しなかったり、汚い手を使うことも多く、マリコや土門とは対立します。また実績から「銃器薬物のクイーン」や冷酷な一面から「組対の死神」とも呼ばれています。
彼女に心酔し、忠実に従う部下として蒲原勇樹(石井一彰)が登場します。1話で木島が負傷し、内勤に異動になったことから蒲原が捜査一課に異動になり、土門の部下になります。当初はそのことに不満があり、土門たちには従わないところがありましたが、落合の汚い捜査手法に疑問を持ち、やがては考え方を変え、土門に従うようになっていきます。落合の殉職後、苦しむこともありましたが乗り越えています。
他にも落合の部下の刑事の山崎大悟(飯田基祐)が正月スペシャルと最終回に登場します。また、洛北医科大の助手として、高橋亮太が8話と最終回で登場しています。8話では医学部長の安野孝も再登場します。
科捜研の女 シーズン16の歴代キャストと相関図
科捜研の女シーズン16の歴代キャストを相関図付きでご紹介します。シーズン16の8話で科捜研メンバーである相馬涼がカナダの科学捜査機関から誘われたことで退職し、カナダへ旅立ちます。そしてシーズン16の正月スペシャルから新たに物理担当として橋口呂太(渡部秀)が加わることになります。天真爛漫で子供のような彼ですが、憎めない性格であり、また捜査でもかなりの能力を発揮します。
また、7、8話では相馬の先輩として京都府警爆発物処理班の柿沢一樹(渡辺大)も登場しています。
科捜研の女 シーズン17の歴代キャストと相関図
科捜研の女シーズン17の歴代キャストと相関図をご紹介します。シーズン17では大きな変化はなく、キャストの人気も番組の人気も安定している印象です。視聴率も高い水準を保っており、相変わらずの人気です。シーズン17の直前のスペシャル版では土門の妹である美貴が登場したり、17話では芝美紀江が近畿管区警察局の主任監察官として再登場します。
科捜研の女のキャストで死去した俳優はいる?
大人気ドラマシリーズ「科捜研の女」の歴代キャストで死去した俳優はいるのでしょうか。1999年のスタートで長寿番組となっているため、死去されたキャストもやはりいます。科捜研の女に出演した俳優の中で死去した方について解説していきます。
科捜研の女のキャストで死去したのは…
科捜研の女の歴代キャストの中で死去された俳優ということで名前が挙がるのはまずは乾健児を演じた泉政行さんではないでしょうか。乾はシーズン5からシーズン11の8話まで出演していました。シーズン11は2011年から2012年まで放送されましたが、その後2015年7月28日に泉さんは35歳という若さで死去しています。泉さんの死去の原因は何なのでしょうか。
乾健児を演じた泉政行さんが死去した原因については明かされていません。お酒が好きだったからか肝硬変だったという噂もありますが、噂でしかありません。また、泉さんは2012年頃から体調を崩しており、様子を見ながらお仕事をされていたようですが、晩年は入退院を繰り返していたそうです。遺作となってしまった映画は2014年に公開された「グレイトフルデッド」です。その後、2015年に死去されました。
深浦加奈子さんも…
科捜研の女の初期であるシーズン3からシーズン6まで科捜研の事務員兼会計係の小向光子役で出演していた深浦加奈子さんも死去しています。2008年8月25日に死去されたのですが、2002年から腹部に痛みを感じており、2003年に緊急入院した際に大腸ガン(S状結腸ガン)が発覚します。幸い転移などはなく、手術を受けたのですが、その際に予想以上に進行しており転移していることが分かったのです。
しかし、手術後2ヶ月で彼女は仕事に復帰します。しかし深浦さんはガンの再発や転移に見舞われながらも仕事を続けました。闘病生活をおくっていた彼女ですが、2008年2月に最後の舞台に出演した後は闘病に専念していました。その後、2008年8月25日に48歳という若さで死去されました。
京都府警本部長・大西武政を演じた津川雅彦さん
科捜研の女シーズン11で京都府警の本部長・大西武政を演じた津川雅彦さんも死去しています。昭和の名優として、また愛妻家としても広く知られた津川さんですが、2018年4月27日に最愛の妻・朝丘雪路さんを亡くし、その後の会見では鼻にチューブを付け、憔悴しきった姿を見せていました。前年秋に肺炎を患った影響でチューブを付けていたのでした。
肺炎を患ってからは心臓にも負荷が増え、入退院を繰り返していたそうです。ですが、ゴールデンウィーク明けからはリハビリを開始しており、徐々に回復をしていたそうです。しかしそんな中、8月6日という退院予定を目前に控えた2018年8月4日に心不全で78歳で死去されました。
科捜研の女のキャストや相関図まとめ
今回はテレビ朝日で放送されている大人気ドラマシリーズ「科捜研の女」の歴代キャストを相関図を交えてご紹介しました。また、死去された俳優についても解説しました。現在シーズン18が放送中であり、今のところ視聴率も毎回2桁をキープしている科捜研の女は、初回放送から19年が経つ今でも根強い人気を誇っています。
これだけの長寿番組でここまでの視聴率をキープできる理由はやはりドラマのおもしろさであり、ある種「水戸黄門」的に展開がテンプレート化されていて、それでもマンネリ化しない魅力、そして個性豊かなキャストの魅力にあります。一度見るとクセになってしまう、そんな魅力が科捜研の女にはあります。ぜひ一度、科捜研の女を見てみてください。