ドラマFINAL CUTの最終回までのネタバレあらすじ!キャストや感想まとめ

関西テレビ制作・金子ありさ脚本オリジナルドラマ『FINAL CUT』は、2018年に亀梨和也主演で火曜日の21時から放送されていた母親を死に追いやったメディアに対しての復讐劇を描いたサスペンスドラマです。主演の亀梨和也が新たにアクションに挑んでいる本作品のあらすじが気になるところです。この度はドラマ『FINAL CUT』の最終回までのあらすじをネタバレし、出演キャストや最終回などについての感想をまとめて紹介していきます。

ドラマFINAL CUTの最終回までのネタバレあらすじ!キャストや感想まとめのイメージ

目次

  1. ドラマFINAL CUTとは
  2. ドラマFINAL CUTの最終回までのネタバレあらすじ
  3. ドラマFINAL CUTの登場人物・キャスト
  4. ドラマFINAL CUTの見どころは?
  5. ドラマFINAL CUTがマスコミの自虐ドラマ?
  6. ドラマFINAL CUTに関する感想や評価は?
  7. ドラマFINAL CUTのネタバレあらすじまとめ

ドラマFINAL CUTとは

ドラマFINAL CUTの作品情報

≪ドラマ『FINAL CUT』作品詳細情報≫

  • ジャンル:サスペンスドラマ
  • 脚本:金子ありさ
  • 演出:三宅喜重/日暮謙
  • 出演者:亀梨和也/裕木奈江/藤木直人/栗山千明/橋本環奈/髙木雄也/佐々木蔵之介
  • 製作・プロデューサー:豊福陽子
  • 制作:関西テレビ
  • 放送期間:2018年1月9日-3月13日
  • 放送時間:火曜21:00-21:54
  • 放送分:54分
  • 放送回数:9回

主題歌

ドラマ『FINAL CUT』の主題歌はKAT-TUNが歌う作詞川口進、作曲Marta Grauers、作詞・作曲MiNE「Ask Yourself」です。田口淳之介がグループを脱退し、2016年5月1日から充電期間としてKAT-TUNでの活動を休止していましたが、2018年のジャニーズカウントダウンで活動再開を発表して初のシングルとなり、4月18日CD発売からの売上は13.8万枚を記録、4月30日付週間オリコンシングルチャートで1位を獲得した楽曲です。

FINAL CUTの意味

ドラマ『FINAL CUT』は、映画やテレビ番組などの映像作品の公開最終編集版という意味です。ドラマの中では亀梨和也演じる主人公の中村慶介が該当人物の人生が破滅するような映像を見せて「最後の編集版だ」と語り、その映像を編集するのは俺だと言い放ちます。

そして、相手の人生のファイナルカットを決める最終編集権を持つのは自分であると主張するのです。また『FINAL CUT』の意味について関西テレビのプロデューサーの豊福陽子は「最後に(ファイナ)勝つ(カット)」と洒落を込めたコメントをしています。

原作なしのオリジナルストーリー

ドラマ『FINAL CUT』は原作はなく、ドラマオリジナルの作品です。近年では漫画や小説を原作としたドラマが多く見られますが、フジテレビはミスキャストなどにより原作があるドラマでの視聴率獲得に苦戦している傾向にあり、原作がない方が好ましいとされているようです。ドラマ製作には面白いと評されるドラマを多く手掛ける関西テレビが担当しています。

脚本家には映画『電車男』やドラマ『ナースのお仕事3』、TBS系ドラマ『私 結婚できないんじゃなくて、しないんです』、NHKドラマ『絆〜走れ奇跡の子馬〜』などを執筆した金子ありさが務めています。本作で主演の亀梨和也は11年前に金子ありさが手掛けたドラマ『サプリ』でも主役を務めており、2人の息の合ったドラマになるのではないかと視聴者の期待も高まっていたようです。

Thumbファイナルカット主題歌はKAT-TUN!Ask Yourselfの歌詞と意味は? | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ドラマFINAL CUTの最終回までのネタバレあらすじ

ドラマ『FINAL CUT』の最終回までのあらすじをネタバレ紹介していきます。ドラマ『FINAL CUT』の最終回はどのような最後を迎えるのでしょうか?早速、ドラマ『FINAL CUT』のあらすじのネタバレを見ていきましょう!

ネタバレあらすじ①恭子の自殺

ドラマ『FINAL CUT』第1話のあらすじをネタバレしていきます。中村慶介(亀梨和也)はある事件の復讐計画を考えていました。そのある事件とは12年前に起こった女児殺害事件です。当時、慶介の母親・早川恭子(裕木奈江)は保育園経営をしており、その保育園に通う園児の1人が殺害されました。

この事件は各ニュースやワイドショー番組で取り上げられ、その内の1つのワイドショー番組「ザ・プレミアワイド」でも扱われ番組司会者の百々瀬塁(藤木直人)は、さも恭子が事件の真犯人であるかのように報じます。そしてこの報道が発端となり、恭子は世間から様々な誹謗中傷を受けて疲弊し追い詰められ、ついに自ら命を絶ちます。

それから12年後、美術館勤務の小河原雪子(栗山千明)は、絵の勉強をしている「吉澤優」という男に出会い、雪子は吉澤優に一目惚れします。この吉澤優という男は一方で「高橋守」と名乗り雪子の妹の若葉(橋本環奈)とデートを重ね、2か月ほど交際していました。2人に本当の素性を明かすことなくそれぞれと関わる男の正体は、何を隠そう中村慶介です。

慶介は、幼馴染の野田大地(髙木雄也)と共にメディア被害相談窓口「MP.info.net」というサイトを立ち上げます。そこに心臓移植を必要とする娘の手術費の募金のために「ザ・プレミアワイド」の取材を受けて驚愕の体験をしたという江藤喜美子(矢田亜希子)からの相談が寄せられました。

喜美子の驚愕の体験とは「ザ・プレミアワイド」で放送された内容が実際の取材内容と異なり、まるで喜美子が病院を告発したかのように印象づける報道がされたと言います。慶介の頭に自分の母親の事件報道のことが過ります。番組プロデューサーの井出(杉本哲太)やディレクターの真崎久美子(水野美紀)、若手ディレクターの小池悠人(林遣都)、カメラマンの皆川義和(やついいちろう)たちから強引な取材を慶介の母親は受けていたのです。

慶介は同じようなことが二度と起きないように井出の身辺を洗い出して情報を集め、井出を社会的に破滅させる映像「FINAL CUT」作成に乗り出します。その頃、新宿中央署副署長である高田清一郎(佐々木蔵之介)は、12年前の女児殺害事件の捜査資料に再び目を通していました。高田には12年前の事件について思うところがあるようです。

「FINAL CUT」作成に乗り出した慶介は、大地と協力してテレビ局に潜入すると井出たちの行動を常に監視し情報を得るためにいくつかの隠しカメラを仕掛けます。その頃、「ザ・プレミアワイド」では有名歌手の急死報道をしていました。その夜、井出は2人の刑事に会います。尾行を続ける慶介は井出が警察から「現在捜査中の女子大生殺人事件に関する情報を流さないでほしい」と頼まれる情報を入手します。

尾行を続行し他にも情報を得ようする慶介に井出は近づき、尾行する事情を問われます。そして、話を聞くと叩いても塵ひとつ出てこないとボスに伝えろと脅します。依頼主の喜美子は夫と共に井出に会うと病院側への謝罪を求めました。しかし、井出は揉め事を起こすと集まった募金が不意になると脅し、今一番大事なのは手術代の目標金額を集めることだと喜美子たちを黙らせます。

そんな井出に慶介は、渡したいものがあるからプレミアムワイドのスタジオに来るように促したメールを送ります。驚いた井出は慌ててスタジオに向かい、そこにいた慶介と相対し、慶介は井出にある映像を見せます。そこには隠し撮りされた井出の日常や公になると井出のキャリアや人生に響く場面の数々が映されていました。ばつが悪くなった井出はこのような仕打ちをする慶介に理由を問います。

慶介は、過去に井出が自分の母親に疑いの目を向けさせて死に追いやったことを告白します。井出は慶介の母親を犯人としたのは番組の方針だったと言い訳をします。それに対して慶介は、あることを頼みにまた会いに来ること、映像を世間に公表するかは自分が決めると語り「これがあなたのファイナルカットです」と言ってその場を去ります。

後日、慶介から圧力をかけられた井出は番組会議前に司会者の百々瀬に心臓移植の少女の件について病院側に謝罪した方がいいのではないかと伺い立てます。この言葉を聞いた百々瀬は何故謝らなければいけないのかとこれまで以上に激怒しその場を凍りつかせますが、結局百々瀬は番組で謝罪し、募金も続行していくと報じました。

その頃、新宿中央署で新人の迎え入れが行われ、その中に「中村慶介」と名乗る慶介の姿がありました。慶介が熱心に12年前の母親の事件の資料を見ていると、やって来た高田はその姿に関心します。慶介は、この事件には疑わしい人間がもう1人いて、それが現場の保育園と同じビルにあった法律事務所の長男・小河原祥太だといい、祥太には2人の妹・雪子と若葉がおり、雪子は園長の目撃証言をしたと高田に話すのです。

ネタバレあらすじ②復讐スタート

ドラマ『FINAL CUT』第2話のあらすじネタバレです。12年前に自分の母親を自殺に追い込んだ人物たちに復讐を誓った中村慶介は、最初に「ザ・プレミアワイド」番組プロデューサーの井出をターゲットにし、事件の真犯人と思しき男の美人姉妹・小河原雪子と若葉に近づきます。そしてメディア被害者の窓口となる通報サイトを立ち上げます。

そんな中、「ザ・プレミアワイド」のディレクターの真崎久美子(水野美紀)に関する相談が寄せられます。スクープの為ならどんな取材も厭わない真崎の強引な取材で、ある殺人事件の容疑者が逮捕直前に逃亡したのです。慶介は12年前に母親の恭子に言葉巧みに近づきインタビューを強行した真崎の姿を思い浮かべ、真崎を次の復讐のターゲットに決めます。

そんな中、逃亡中の容疑者は真崎にある条件を持ち掛ける電話をかけてきます。一方の慶介は、真崎の身辺調査で着実に情報を集め、井出と同様に人生が破綻する映像「FINAL CUT」を作成します。ある日、真崎は容疑者と対面での単独インタビューをします。容疑者から語られたのは被害者とは半年ほど交際した不倫関係で激高の末、殺してしまったということです。

そして、その方が面白いだろと嘘の証言をした容疑者に真崎はお金を渡して逃がします。彼を逃がしてから警察に通報した真崎は、逮捕の瞬間をカメラに抑えようと急いで容疑者を追います。そこに「FINAL CUT」を持った慶介が現れます。社内での秘密の会話や娘と電話での会話、容疑者との独占インタビュー後の金銭のやり取りが収められた映像に真崎は抗議します。

そんな真崎に慶介は、12年前に母親に独占インタビューした真崎がスクープ欲しさに内容を故意に編集し、慶介の母親が容疑者だと捏造して報じた語ります。慶介は去り際に何かを頼みにまた来るといい「これがあなたのファイナルカットです」と残します。その直後、真崎は会議で今回の単独インタビューを没にしたいといい、そのインタビュー映像が番組で報じられることはありませんでした。これも慶介が仕組んだことでした。

新宿中央署で慶介は12年前の事件について引き続き調べます。そこに訪れた高田に、またその事件を調べているのかと聞かれます。慶介は上手い言い訳に紙データを電子化する作業のため、たまたまこの事件をまとめているだけだと言います。高田は「仕事が早くて助かるよ、早川慶介君」と慶介の本名を呼ぶのです。

ネタバレあらすじ③小池をターゲット

慶介はこれまで、12年前、女児殺害事件の容疑をかけられ、自殺に追い込まれた母親の復讐をしようと当時、人気司会者の百々瀬塁が出演する「ザ・プレミアワイド」が、なぜ警察よりも早く母親を犯人扱いしたのか疑問に思い、番組関係者たちに「FINAL CUT」を突きつけて探りを入れてきました。しかし、彼らの答えは「番組の方針」との一点張りでした。

慶介は更に事件の真相に迫るために次のターゲットを見つけます。それは当時、番組ADだった現ディレクターの小池(林遣都)です。小池の志望は以前は報道でしたが、現在は鳴かず飛ばずの小ネタを追う「暇ネタ」担当でした。しかし、プライベートでは全く異なる顔を持つ小池はネットで神扱いされています。慶介は早速、大地と共に小池の身辺調査に乗り出します。

そんな中、ある中学校の女性教師・沢渡(関めぐみ)が生徒に暴言を吐く出来事が起こり、小池は沢渡を取材します。小池が取材したこの一件は「ザ・プレミアワイド」での放送後、話題となり沢渡は世間から厳しい目で見られることになります。番組は引き続き第2弾を放送する弾段取りでしたが、放送直前にある事実が発覚し、小池は報道するか否かの狭間に立たされます。

沢渡は合唱部の顧問で、合唱部内の女子学生の虐めを知ります。合唱部のコンクールに選ばれなかった学生が選ばれた学生を僻んでの虐めでした。沢渡は虐めをする学生に注意しますが、その腹いせに虐める生徒と虐められた生徒が共謀してわざと沢渡を怒らせて暴言を吐かせ、録音したものをSNS上でばらまいたのです。

虐められた生徒は自主的ではなく、虐める生徒に強要され、その生徒が沢渡の暴言は仕組まれたものだと放送直前に打ち明けたのです。結局、小池の異変に気付いた番組司会者の百々瀬が機転を利かせ、第2弾の放送がされることはありませんでした。慶介は小池を脅して呼び出し、小池の日常をの数々が収めた映像「FINAL CUT」を見せつけると小池は怯えます。

慶介はマスコミ関係者で唯一、母親の葬式に顔を出して手を合わせた小池を信用しており、なぜ事件当時、番組は母親を犯人扱いしたのか、なぜ「怪しい男性がいた」という母親のインタビュー全てを放送しなかったのかを問います。小池は怪しい男について当時調べた情報リストを慶介に見せます。そのリストの中には慶介も真犯人と疑う人物の名前が挙がっていました。

慶介は、なぜ周到に調べて措きながら番組で放送しなかったのかと声を荒げます。すると小池はただ、上層部の方針で報じないことになったと言うのでした。慶介は、真犯人と思われる美人姉妹にそれぞれの顔の「吉澤優」と「高橋守」で接触を続け、真犯人に違いない男の情報を得ようとする中、雪子から「兄は死んだ」と聞かされます。

衝撃を受ける慶介に雪子は続けて、「正確には7年も行方不明になって、手掛かりも何もない兄を死んだことにしよう」ということでした。そして、雪子は時々辛そうな表情を見せる「吉澤優」に何かあるんだろうなと感じていると素直に思いを伝えると、そんな雪子に心動かされた「吉澤優」に扮する慶介は雪子にキスするのです。ここまでがドラマ『FINAL CUT』第3話のあらすじのネタバレです。

ネタバレあらすじ④皆川をターゲット

ドラマ『FINAL CUT』第4話のあらすじをネタバレです。女児殺害事件について怪しい男について報道関係者に話していたにも関わらず「ザ・プレミアワイド」は実際の取材とは異なる捏造報道をして慶介の母親を自殺に追い込み、当時高校生だった慶介を苦しめました。

それから12年後、慶介は母親の無念を晴らすために当時の番組関係者に近づき、暴露されたら人生が転落する映像「FINAL CUT」で彼らを追い詰めていきます。ある日、慶介が運営するメディア被害者たちの相談窓口サイト「MP.info.net」に「ザ・プレミアワイド」のカメラマン・皆川義和(やついいちろう)に関する相談が寄せられました。

皆川には12年前、慶介の自宅に押し掛けてカメラを母親に向けて追い詰めた過去があります。慶介は早速、皆川の身辺の洗い出しに動き出します。調査をする中で慶介は、当時「ザ・プレミアワイド」が母親を犯人扱いしたことに思い当たる節があり、その背景に警察が絡んでいるのではないかと疑惑を持ちます。慶介は当時事件の担当刑事だった上司の高田に詳しく尋ねるのでした。

慶介は、真犯人の男の妹・雪子の前では「吉澤」、若葉の前では「守」として接触します。守にベタ惚れの若葉は守にサプライズを思いつきます。それは「守」に扮する慶介には内緒で食事に雪子も誘うことでした。何も知らない慶介は2人が待つレストランに向かいます。

ネタバレあらすじ⑤百々瀬への復讐開始

ドラマ『FINAL CUT』第5話のあらすじをネタバレ紹介します。第4話で「ザ・プレミアワイド」のカメラマンである皆川から女児殺害事件発生当時に、母親の恭子を犯人とした首謀者が番組司会者の百々瀬(藤木直人)であると突き止めます。そんな慶介は、それぞれ違う人物で接触していた真犯人の妹である雪子と若葉と同時に居合わせ、言い訳の出来ない極めてまずい状況に陥り、その後2人との接触が適わなくなります。

そんな状況の慶介ですが、12年前、慶介の母親が犯人であるとした番組司会者の百々瀬が何故警察が発表する前に犯人と決めつけたのか疑問を抱き、百々瀬の身辺や経歴を探ります。そして、「ザ・プレミアワイド」で好評だった第2弾の企画が突然中止になったものを見つけると、その中止の背景には百々瀬が関与し、バックで何者かが動いているのではないかと勘繰ります。

慶介は一番初めに「FINAL CUT」を突きつけた井出に近づき揺さぶりを掛けます。翌日、百々瀬は井出と共にある会食に出席し、その場に警察官で上司の高田が同席していました。百々瀬が警察と絡んでいると知った慶介は百々瀬と対峙します。慶介は百々瀬の思いもよらない弱点を突きつけ、当時、百々瀬が母親を犯人に仕立てた理由に意外な人物が絡んでいたことが明らかになるのです。

ネタバレあらすじ⑥慶介の正体がバレる

前回のドラマ『FINAL CUT』のあらすじのネタバレで、慶介は「ザ・プレミアワイド」の人気番組司会者の百々瀬に「FINAL CUT」を突きつけますが、百々瀬は敢えてそれを番組内で情報を流し、嘘の情報「フェイクニュース」して紹介しました。そうすることで今後、慶介に踊らされないように処理したのです。

その日の夜、慶介は小河原姉妹との鉢合わせの一件から全く会っていなかった雪子から「兄が帰ってきた」と連絡を受けると指定された場所に直に向かいますが、そこには誰の姿もありませんでした。実は雪子はわざと嘘の情報を慶介に伝えておびき出したのです。その慶介の様子を雪子と若葉は隠れて見ています。慶介に入れ込む若葉に雪子は、それぞれ別人を装って近づいてきた慶介の本当の目的が兄にあると伝えたかったのです。

雪子は慶介と若葉と3人で鉢合わせした際に、意味深に「お兄さんが」と言った慶介の様子から本当の目的に気付きます。一方、百々瀬は「ザ・プレミアワイド」の会議室に12年前の事件報道関係者の井出と真崎、小池、皆川を呼び寄せます。百々瀬は彼らに慶介のことを話すと、メンバーの全員が「慶介」という男に隠しカメラを仕込まれて身辺調査され、人生を狂わせる映像「FINAL CUT」を突きつけられていたと驚愕します。

その中でもだた1人、百々瀬は不敵な笑みを浮かべ、メンバーに慶介を調べるように指示します。ある日、慶介が勤務する新宿中央署管内で美人料理研究家の柴みちる(今野杏南)殺害事件が発生します。容疑者には事件当日、喧嘩をしていたみちるの恋人の矢口(中村倫也)の名が挙がります。そんな矢口は慶介に自分は無実と主張し「ザ・プレミアワイド」の報道で自分が犯人だと疑われるようになったと訴えて助けを求めます。

矢口は死んだ恋人にもう一度会いたいと涙を浮かべ、そんな矢口に自分と重なるものを感じた慶介は力になると約束します。しかし、その翌日、矢口は慶介の前から姿を消します。慶介は警察署の上司である高田に矢口の事件の捜査に加えてほしいと相談しますが、高田からは12年前の事件のことを切り出され、事態は思わぬ展開を見せるのです。ここまでがドラマ『FINAL CUT』の第6話のネタバレあらすじです。

ネタバレあらすじ⑦雪子の父親がターゲットに

前回までのドラマ『FINAL CUT』のあらすじのネタバレで、12年前の女児殺害事件で警察より先に母親が容疑者として番組報道されたことに疑問を持つ慶介でしたが、それが当時、警察幹部だった芳賀(鶴見辰吾)によってリークされたものであると分かります。その情報を基に司会者の百々瀬が慶介の母・恭子を犯人扱いしたのです。

そんな中、慶介の勤務する警察署に護送されたある事件の容疑者が、精神的に追い詰められて自殺しようと車に飛び出すのを間一髪のところで慶介が助けます。そして、その時の様子がテレビ中継されており、警察官の慶介の姿が報道されると、雪子に呼び出された慶介は本名を明かし、雪子や若葉に近づいた理由や12年前の事件の真犯人を突き止め、その犯人が雪子たちの兄・小河原祥太だと話します。

慶介の話に衝撃を受ける雪子でしたが、12年前の事件当日、兄の祥太は家にいたと言います。その頃、慶介が「FINAL CUT」を突きつけたメンバーが慶介の身元を徹底的に調べ上げ、慶介が警察官だと知った百々瀬は12年前の事件と関連付けて特ダネにしようと考えます。百々瀬たちの動きを察知した慶介は、12年前の真犯人と睨む祥太の居場所を突き止めるために客を装って祥太の父親で弁護士の小河原達夫(升毅)に近づきます。

相談内容は12年前の事件に関することだと揺さぶりを掛けると、動揺した達夫は意外な人物と接触します。その日の晩、警視庁新宿中央署の副署長の高田に連絡をした百々瀬は、慶介が12年前の事件の真相を探っていると告げます。その頃、雪子は慶介を愛する若葉に慶介の正体を告げますが、若葉は慶介に会うと兄の居場所を調べる代わりに恋人にしてほしいと言うのです。そんな中、達夫を監視する慶介の相棒・大地に危険が迫ります。

ネタバレあらすじ⑧FINAL CUT される雪子

当時、捜査線上にあった容疑者の小河原祥太の名前を捜査資料から消したのは、刑事部長の芳賀でした。そして、慶介がこの事件の別の黒幕と疑った上司の高田は、慶介の母親の無実を信じていた人物で、事件の真相を探るために独自捜査していたのです。慶介はそんな高田に感謝し、改めて事件当日の状況を聞きくと祥太が現場にいたという証拠に気がつきます。

慶介は雪子に12年前の真実を突きつけ、家族と板挟みになった雪子は困惑します。雪子に恋心を抱く慶介は気持ちを抑えることができず、その夜雪子と一夜を共にします。一方、若葉は祥太らしき男性とメールでやり取りしていました。ある日突然、慶介の元に「ザ・プレミアワイド」の司会者である百々瀬から祥太について話があると電話がありました。

慶介が「ザ・プレミアワイド」の会議室に赴くと百々瀬と共にプロデューサーの井出とディレクターの真崎、ADの小池、そしてカメラマンの皆川の顔がありました。そこで12年前の事件の取材VTRを慶介に見せた百々瀬は「うちを利用してほしい」と祥太の捜索協力を慶介に提案するのです。

高田の捜査記録から祥太が真犯人であると示す新たな手がかりを見つけた慶介は、祥太を匿う小河原家の切崩しを図り、愛する雪子を脅す苦渋の選択をして雪子に「FINAL CUT」を突き付けようとします。そんな中、若葉は、慶介と雪子がお互いに想い合っていると気づき、慶介を愛して止まない若葉は猛烈に嫉妬し、狂気な行動に出るのです。ここまでが第8話のあらずのネタバレになります。

ネタバレあらすじ⑨最後の復讐

最終回のあらすじのネタバレです。慶介と雪子の関係に嫉妬し、裏切られたショックを隠せずに復讐に燃えた若葉は、兄の小河原祥太とメールで連絡を取り合っていると慶介に知らせると自宅へ呼びます。慶介が若葉と祥太のやり取りのメールを見ようとしたその時、ナイフを手に握っていた若葉は自分の腹部を刺します。蹲る若葉に慶介が駆け寄った時に帰宅した雪子が現場を目撃し、傷を負った若葉にショックを受けます。

その時、家の電話が鳴って雪子は以前に慶介が使用していた偽名「吉澤優」と名乗る相手に不審を抱きます。一方、不敵な笑みを浮かべた若葉は、慶介に刺されたと証言すると慶介は殺人未遂容疑で逮捕されます。真犯人と思しき小河原祥太の行方を追うプロデューサーの井出をはじめとした「ザ・プレミアワイド」のメンバーは、慶介逮捕の一報で色めき立ちますが、百々瀬は更に大きなスクープを画策している様子です。

慶介逮捕を聞いた大地は慶介の無実を信じていましたが、慶介は何故か取り調べで黙秘を貫き、面会に来た高田に自分が犯人であると自白します。これは慶介の作戦で井出たちに殺人犯となった慶介のフェイクニュースを作成させ「ザ・プレミワワイド」で放送し、真犯人の小河原祥太を誘き出して対峙するためでした。慶介は協力すればプレミアワイドのスタッフたちの「FINAL CUT」映像を消去すると取引したのです。

フェイクニュースは小河原家のみに流され、小河原の人間に「慶介が12年前の事件の真犯人だった」と信じ込ませます。若葉はメールでアメリカで弁護士として活躍する祥太に慶介逮捕を伝えると、祥太は安心して日本に帰国します。日本に着いた祥太を空港で待っていたのは逮捕されたはずの慶介と慶介の上司の高田でした。そして、慶介は祥太に警視庁刑事部部長の承認を得た再捜査状を提示するのです。

慶介たちは祥太を連れて事情聴取をしようとしますが、現れた祥太の父親の達夫が家族のプライベート侵害を主張し、これ以上のことがあれば裁判で訴えると言います。一旦は引き下がる慶介たちですが、再捜査状に触れた祥太の指紋と12年前の事件で押収されたハンカチの指紋やDNAと照合して動かぬ証拠掴むチャンスに恵まれます。早速、鑑定に出しますが、祥太のDNAは検出されませんでした。

そして、12年前の事件の再捜査も打ち切られ、慶介は自宅謹慎を言い渡されます。打つ手がない中、慶介は百々瀬に番組でお互いの言い分を激白する祥太との対談特集をしないかと提案されます。慶介は再び母親の無実を証明するチャンスが巡ってきたと前向きにこの提案を受けます。そして、これ以上職場に迷惑はかけまいと警察官を辞職します。

一方、やってないと主張する祥太も家族にこれ以上迷惑はかけられないと積極的に百々瀬の提案を承諾します。こうして2人の対談は実現し、慶介と祥太はカメラの前で対峙します。最初に慶介が12年前の事件の一部始終を語ります。事件当日、犯人は保育園にいた被害者の女児に近づき、騒ぐ女児の口を塞いで殺害後、防犯カメラに映る自分の姿に気づいた犯人は防犯カメラのSDカードを抜き取ってトイレに流します。

そして、段ボールに詰めた女児を車で工場跡地まで運ぶと遺棄し、慶介の母親の指紋がついたハンカチを落としたのです。このとき慶介の母親は、段ボールを運ぶ人物を目撃したことをプレミアワイドの取材班に語っていました。この話を聞いた祥太は慶介の単なる妄想で証拠も何もないと平然しており「ぼくはやっていない」と言います。

慶介は祥太に当時被害者の女児が描いた女の子と男性の顔が描かれた絵を見せ、男性の顔の横に「しょうた」と書かれていることから祥太が被害者と面識があったと指摘します。しかし、祥太はそれは証拠でも何でもなく、よく聞く名の「しょうた」だけではどこの誰だか分からず、もし自分だとしても12年前のことは覚えていないと言い、慶介の妄想癖が過ぎること、慶介が自分の家族を含めた人々を脅迫してきたことを激しく糾弾します。

好き放題言う祥太にぐっと堪え、慶介は強い口調で祥太の指紋を採取し、当時押収したハンカチに祥太のDNAがあるか鑑定中であると話します。祥太はどうせ何も出ないと返事します。そんな祥太にさらに強い口調で女児を殺害した後で工場跡地に遺棄してハンカチも一緒に捨てたと捲し立てると、ずっと否定し続けていた祥太は対抗して思わず「ハンカチは外に捨てていない」と発言し、自分で真犯人であると証言する形となりました。

そこに雪子が現れ、逃れようとする兄を制止します。当時「兄は家に居た」と証言した若葉は熱で寝込んでいたため、兄の姿は見ておらず、兄に疑いが掛かるのが嫌で嘘を証言していたのです。祥太の当時のアリバイが崩れ、祥太はその場で逮捕されます。慶介はその場で百々瀬たちにも12年前の誤報で母親を死なせたことについてメディアを通しての謝罪を求めます。

しかし、毅然な態度の百々瀬は、メディアは世間が面白いと思うものや求めているものを提供することに存在価値があり、自分たちのすることは断じて間違っていないと言います。慶介はメディアに捻じ曲げられた事実を報道され、裏で大勢の人が泣いていると語り、それでも胸を張って心からそう言えるのかと問い、真実を正しく報道するのが本当のメディアだ訴えました。

後日「ザ・プレミアワイド」では小河原祥太逮捕の報道がされ、司会者の百々瀬は慶介と祥太の対談映像を流さず、12年前の事件について事実を正しく報道せずに視聴者のウケを狙い、事実を曲解して報道して無実の人間を死に追いやったことを正直に認め、遺族に哀悼の意を表して心から謝罪すると報じました。これに番組上層部は即刻取り止めの指示を出しますが、番組プロデューザーの井出は命令を無視して放送を続けます。

後日、百々瀬をはじめ、井出やその他のメンバー全員は番組か外されることになりました。被害者の女児の墓には花を手向けた慶介と高田、被害者女児の母親の姿がありました。そして高田は慶介の母・恭子に12年前の事件の真犯人を捕まえたとようやく報告する事が出来ました。ふと遠方に目を向けた慶介の視線の先に、被害者の女の子の墓に花を供えにやってきた雪子の後ろ姿が見えました。

慶介は雪子の後を追い、現在の家族の状況を聞きます。祥太の逮捕後、父親と雪子は直ぐに勤務していた会社を辞め、小河原家は引っ越したと話します。2人は軽く会話を交わしてこの場で別れます。それから数年後、新たな美術館に勤務する雪子は何気なく館内を歩き、床に落ちたある紙に気づいて拾い上げると、近くにいたある男性に目を見張ります。その男性は、優しい表情を浮かべた中村慶介でした。

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ドラマFINAL CUTの登場人物・キャスト

登場人物①中村慶介

『FINAL CUT』の主人公の中村慶介(30)が高校生の時、ある女児殺害事件の容疑をかけられた母親が自殺し、それから12年後、母親を追い詰めた人間たちや真犯人に対して復讐を誓い行動を起こします。警視庁新宿中央署に勤務する警察官でメディア被害の掲示板『MPインフォネット』を運営しています。母親の死後は父方の名字を名乗ります。吉澤優、橋本マモルとう偽名を使用しています。

キャストは亀梨和也

≪「中村慶介」演じるキャスト・亀梨和也のプロフィール≫

  • 生年月日:1986年2月23日
  • 年齢:33歳
  • 出身地:東京都江戸川区
  • 身長:172 cm
  • 血液型:B型
  • 職業:歌手/俳優/タレント
  • グループ:KAT-TUN
  • 事務所:ジャニーズ事務所
  • 主な出演作品:ドラマ『3年B組金八先生 第5シリーズ』『ごくせん』『野ブタ。をプロデュース』『ヤマトナデシコ七変化♥』『妖怪人間ベム』/映画『PとJK』『美しい星』他

登場人物②早川恭子

早川恭子(享年40歳)は、無認可保育園「ルミナスキッズ」の園長務め、慶介を女で1つで育てた優しい母親です。保育園の園児が殺害される事件が起きたことでワイドショーなどのマスコミや世間から犯人扱いのバッシングを受けて自ら命を絶ちます。

キャストは裕木奈江

≪「早川恭子」演じるキャスト・裕木奈江のプロフィール≫

  • 本名:田澤奈江
  • 別名義:NAE
  • 生年月日:1970年5月12日
  • 年齢:49歳
  • 出生地:神奈川県横浜市瀬谷区
  • 血液型:O型
  • 職業:女優/歌手
  • 事務所:テックスエージェンシー
  • 主な出演作:『学校』『カンゾー先生』『日本一短い「母」への手紙』『おしまいの日』『光の雨』『硫黄島からの手紙』『Inland Empire』他

登場人物③野田大地

野田大地(26)は、無認可保育園「ルミナスキッズ」の卒園生で、慶介が唯一心を許す幼馴染です。大地は両親との関係があまり良くなく、優しくしてくれたのは慶介の母親だけだったと言って慶介の復讐に協力します。

キャストは高木雄也

≪「野田大地」演じるキャスト・高木雄也のプロフィール≫

  • 生年月日:1990年3月26日
  • 年齢:29歳
  • 出身地:大阪府茨木市
  • 血液型:O型
  • 身長:174.5cm
  • 職業:歌手/俳優
  • グループ:Hey!Say!JUMP
  • 事務所:ジャニーズ事務所
  • 主な出演作:ドラマ『ごくせん 第3シリーズ』『私立バカレア高校』『Dr.DMAT』『水球ヤンキース』『孤食ロボット』/映画『ごくせん THE MOVIE』『私立バカレア高校』他

登場人物④百々瀬塁

百々瀬塁(45)は、ワイドショー「ザ・プレミアワイド」の司会者で12年前の女児殺人事件で強行取材をけしかけた人物です。塁の振る舞いは洗練されており、知的と下世話のバランスが絶妙な鋭いコメントで人気を博しています。番組作りには一切の妥協はせず、狂気を孕んだ魅力を見っています。メディアを牽引しながら大学客員教授、社会福祉法人「バラの家」の理事を兼任します。

キャストは藤木直人

≪「百瀬瀬塁」演じるキャスト・藤木直人のプロフィール≫

  • 愛称:フジッキー
  • 生年月日:1972年7月19日
  • 年齢:46歳
  • 出生地:岡山県倉敷市
  • 身長:180cm
  • 血液型:A型
  • 職業:俳優/歌手/ミュージシャン
  • 事務所:キューブ
  • 主な出演作:ドラマ『初体験』『ホタルノヒカリ』『ナースのお仕事』『GTO』『信長協奏曲』『信長協奏曲』/映画『花より男子』

登場人物⑤高田清一郎

警視庁新宿中央署副署長を務める高田清一郎(48)は、12年前の女児殺人事件を担当した刑事で恭子の無罪を信じており、捜査から外された後も単独で捜査をしていました。慶介が知らない事件の情報も握っているようで敵か味方か定かではなく、心に深い闇を抱えているようなミステリアスな人物です。

キャストは佐々木蔵之介

≪「高田清一郎」演じるキャスト・佐々木蔵之介のプロフィール≫

  • 本名:佐々木秀明
  • 生年月日:1968年2月4日
  • 年齢:51歳
  • 出生地:京都府京都市上京区
  • 身長:182cm
  • 血液型:O型
  • 職業:俳優
  • 所属劇団:惑星ピスタチオ(1990年 - 1998年)
  • 事務所:ケイファクトリー
  • 主な出演作:ドラマ『オードリー』『ギラギラ』『チャレンジド』『離婚弁護士』『医龍-Team Medical Dragon-』『ハンチョウ〜神南署安積班〜』/映画『間宮兄弟』『20世紀少年』『超高速!参勤交代』他

登場人物⑥小河原達夫

小河原法律事務所所長弁護士の小河原達夫(60)は、12年前に慶介の母親が営む保育園「ルミナスキッズ」と同じ雑居ビルの2階に法律事務所を構えていました。達夫は女児殺害が息子・祥太の犯行であることを防犯カメラの映像で知っていましたが、司法試験を控えた祥太に悪影響が及ぶことを怖れて捜査網から外させるために渡米させます。祥太の逮捕後は弁護士を辞職し、家も転居します。

キャストは升毅

≪「小河原達夫」演じるキャスト・升毅のプロフィール≫

  • 別名義:升たけし
  • 生年月日:1955年12月9日
  • 年齢:63歳
  • 出生地:大阪府
  • 身長:180cm
  • 血液型:O型
  • 職業:俳優/ナレーター
  • 過去所属劇団:NHK大阪放送劇団//劇団五期会/売名行為/劇団MOTHER
  • 事務所:ケイファクトリー
  • 主な出演作:ドラマ『沙粧妙子-最後の事件-』『ショムニFINAL』『仮面ライダーアギト』『インディゴの夜』『デカワンコ』『35歳の高校生』/映画『八重子のハミング』他

登場人物⑦小河原祥太

小河原祥太(35)は弁護士・小笠原達夫の長男で12年目の女児殺害事件の真犯人です。アメリカに留学させられますが、7年前にサンフランシスコで女児を誘拐しようとしたところを通報されそうになると失踪します。父親の達夫に失踪宣告を出された祥太は、母親とは電話で連絡を取っていたようです。父親にはメールで連絡を取った祥太は父親がシアトルに借りた別荘で過ごします。

キャストは山崎育三郎

≪「小河原祥太」演じるキャスト・山崎育三郎のプロフィール≫

  • 生年月日:1986年1月18日
  • 年齢:33歳
  • 出生地:東京都
  • 身長:177cm
  • 血液型:A型
  • 職業:俳優/歌手/ミュージカル俳優
  • グループ:StarS
  • 事務所:研音
  • 主な出演作:ドラマ『下町ロケット』『お義父さんと呼ばせて』『悪党たちは千里を走る』『あなたのことはそれほど』『昭和元禄落語心中』/ミュージカル『レ・ミゼラブル』『ロミオ&ジュリエット』『モーツァルト!』他

登場人物⑧小河原雪子

小河原達夫の長女で美術館に務める雪子(30)は、堅実で落ち着きのあるしっかり者で、アーティスト育成のために展覧会を企画しますが集客に悩む日々を過ごします。12年前の女児殺害の証言では、「恭子が走ってルミナキッズに戻ってくるのを見た」と証言します。彼氏の気配が感じられない雪子は、美術を学んでいると偽って近づいてきた吉澤優と偽名を名乗る慶介に一目惚れしてしまいます。

キャストは栗山千明

≪「小河原雪子」演じるキャスト・栗山千明のプロフィール≫

  • 生年月日:1984年10月10日
  • 年齢:34歳
  • 出生地:茨城県土浦市
  • 身長:162cm
  • 血液型:A型
  • 職業:女優/タレント/モデル/歌手
  • 事務所:スペースクラフト
  • 主な出演作:ドラマ『氷の世界』『六番目の小夜子』『ハゲタカ』『特急田中3号』『ATARU』『不機嫌な果実』/映画『バトル・ロワイアル』『キル・ビル Vol.1』『イントゥ・ザ・サン』『あずみ2 Death or Love』『スクラップ・ヘブン』他

登場人物⑨小河原若葉

小笠原家の次女で受付嬢をしている若葉(22)は、12年前の殺人事件の証言で「兄は家にいた」と証言しています。普通のサラリーマンの高橋守と偽る慶介とは交際2か月でマモルへの気持ちが強すぎて心乱され、マモルの正体が慶介であると知っても彼を想う気持ちは冷めることはありませんでした。

キャストは橋本環奈

≪「小河原若葉」演じるキャスト・橋本環奈のプロフィール≫

  • 生年月日:1999年2月3日
  • 年齢:20歳
  • 出生地:福岡県
  • 身長:152cm
  • 血液型:AB型
  • 職業:女優
  • 事務所:アクティブハカタ/ディスカバリー・ネクスト
  • 主な出演作:ドラマ『警視庁いきもの係』『今日から俺は‼︎』『1ページの恋』/映画『暗殺教室』『セーラー服と機関銃-卒業-』『銀魂』『斉木楠雄のΨ難』『キングダム』他

Thumbファイナルカットのキャスト一覧!相関図や各話あらすじも紹介【亀梨和也】 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ドラマFINAL CUTの見どころは?

見どころ①SNSを利用した復讐

ドラマ『FINAL CUT』のあらすじの見どころは、誰もが簡単に映像などをSNS上に発信できる時代でその影響力の大きさやリスクと隣り合わせに生きる中で、亀梨和也演じる主人公の中村慶介がそれを巧みに利用して、巧妙で華麗な手口で取材と称してターゲットを追い詰め復讐を果たしていくとろこにあるようです。

慶介が「映像」を駆使した手段で人生を賭けて亡き母親の復讐を遂げるドラマ『FINAL CUT』は、スリルと興奮と痛快さがあるエンターテイメント感に富んだ作品となっています。

見どころ②亀梨和也のパルクール

ドラマ『FINAL CUT』で主演の亀梨和也は、フランス発祥のスポーツでの道具を使用せずに、高低差や障害物を越えて移動するアクロバチックな動きが特徴のアクション「パルクール」に初挑戦しています。かっこいい亀梨和也のアクションが期待される中、彼を悲劇が襲い『FINAL CUT』の12月1日午前11時30分のアクションシーン撮影中に亀梨和也は左手人差し指を骨折する怪我を負ったニュースが流れファンの間に激震が走りました。

撮影が再開されたのが同日の18時で怪我を心配する声も上がる中、撮影自体に大きな遅れも見られないことからファンは安堵していたようです。「Going Sports&News」でドラマ番宣で出演した亀梨和也は同グループに属する上田晋也とドラマ撮影中の怪我についての絡みで、上田が「ドラマは俺がやるよ」などと茶化しながら話し、亀梨の怪我を笑いに変える気遣いを見せたことで上田の優しさに感動するファンもいたようです。

この怪我が影響してパルクールは第1話のみと思われていましたが、封印せずに第6話でも披露しており、亀梨和也の体を張ったプロ根性が垣間見られると、ファンを更に沸かせていたようです。

見どころ③思わぬ三角関係

主人公の中村慶介は母親が殺人容疑をかけられた12年前の女児殺害事件の真相に迫るために真犯人の祥太の兄妹である小河原雪子と若葉に近づき、雪子の前では美術を学ぶ吉澤優、若葉の前では普通のサラリーマンの高橋守として付き合います。慶介自身は純粋なお嬢さん気質の雪子に惹かれていきますが、若葉はマモルの正体が慶介で騙されていたとしても忘れられずに愛し続けます。禁断の三角関係の行く末に注目が集まりました。

ドラマFINAL CUTがマスコミの自虐ドラマ?

製作者はメディアの影響力を実感

ドラマ『FINAL CUT』はマスコミの自虐ドラマであると話題になっていたようです。マスコミによって捏造や印象操作などされて誤った情報が流され、メディアの力に振り回されて人生が狂ってしまった人物の復讐劇をドラマで描きたかったと関西テレビ製作プロデューサーの豊福陽子は語っています。

メディアの影響力の大きさを実感するテレビ局関係者はドラマ『FINAL CUT』のようなことが現実にも実際に起こり得る危険性があると指摘しています。ドラマ『FINAL CUT』には、視聴者がメディアを100%信じることへの危険性を訴えたメッセージが込められています。

亀梨和也の決め台詞

「これがあなたのファイナルカットです。」が亀梨和也演じる母親の復讐に燃える中村慶介の決め台詞です。ターゲットに社会的に貶める動画を突きつけて先の決め台詞を放ちます。

ヒットするドラマ作品の多くには決め台詞が存在し、「半沢直樹」の「倍返しだ」やNHKドラマ「あまちゃん」の「じぇじぇじぇ」は日常でもよく使用され流行していました。『FINAL CUT』の「これがあなたのファイナルカットです。」も流行するのではないかと期待する人も少なくなかったようです。

草彅剛が外された噂も

関西テレビの火曜日9時枠は元々、草彅剛主演「僕シリーズ3部作」である2003年「僕の生きる道」、2004年「僕と彼女と彼女の生きる道」、2006年「僕の歩く道」で大変人気のある放送枠でした。

それ以降は、復讐劇が繰り広げられる2015冬ドラマ「銭の戦争」や2017冬ドラマ「嘘の戦争」と続いて放送され「復讐3部作」の完結編で草彅剛主演でドラマがスタートするのではなかと噂されていましたが、2016年のSMAP解散報道などで様々な事情が影響したのか主演は亀梨和也と発表され、草彅剛は関西テレビの火曜日9時枠から外されたと囁かれていたようです。

ドラマFINAL CUTに関する感想や評価は?

ドラマ『FINAL CUT』最終回では慶介と雪子が再会してここから関係が発展していきそうな雰囲気に歓喜する人もいたようです。ここからは最終回までのドラマ『FINAL CUT』に関する感想や評価を紹介していきます。

お目当てのキャストは人それぞれのようですが、亀梨和也の演技力に魅了されて最終話まで泣きながら鑑賞していたという人もいたようです。第1話から最終回まで集中して見ることが出来たとの声も上がっています。最終回に近づくにつれて真実が明らかになる勧善懲悪な物語の展開に魅了されている人が少なくないようです。

ドラマ『FINAL CUT』は最終回まで「メディア」の在り方について考えさせられるドラマで、面白かったとの評価がされています。実際に現実でも起こりえるようなストーリーでメディアの怖さを再認識した人もいたようです。最終回まで目が離せない展開で夢中になっていたようです。

『FINAL CUT』のドラマは復讐劇にも関わらず、希望のある最高なラストを向かる最終回で良かったという感想が上がっています。復讐劇と言えば最終回では主役が自害したり、悪に染まったりと暗く、恋愛に関しては絶対に結ばれないことが多いですが、ドラマ『FINAL CUT』の最終回では、真犯人を捕まえることができ、想い人とも変わらず思い合う爽やかさが好評だったようです。

Thumbファイナルカットの視聴率が爆死?その理由を感想・評価から考察【亀梨和也主演】 | 大人のためのエンターテイメントメディアBiBi[ビビ]

ドラマFINAL CUTのネタバレあらすじまとめ

ドラマ『FINAL CUT』の最終回までのあらすじのネタバレをまとめ、出演キャストや最終回などに関する感想を紹介してきました。亀梨和也のアクションはもちろん、徐々に事件の真相が明かされる物語の展開に嵌る人も多かったようです。慶介と雪子と若葉の三角関係では、狂気に満ちた若葉に怖さが感じられるとの声が上がっています。

最終回では慶介と雪子が良い雰囲気になるところで締め括られ、今後の2人の展開を想像して楽しむ人もいたようです。スリルとサスペンスに加え、恋愛も盛り込まれたドラマ『FINAL CUT』は観る側を飽きさせないおすすめのドラマと言えるようです。まだ亀梨和也主演ドラマ『FINAL CUT』を未見の方は是非、ご覧になってみるといいかもしれません。

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