ビューティフルライフは感動の名作ドラマ!あらすじ・最終回やキャストまとめ

1990年代後半にはカリスマ美容師という言葉が世間を賑わせていました。その影響で美容師なりたいという若者が増え続けていくなかさらに美容師人気に火をつけたのが、平均視聴率32.3%の伝説的なドラマ「ビューティフルライフ」でした。あらすじとしては、人気のない美容師と、難病の女性の恋愛ドラマを描いていますが、最終回を迎えるころには単なる恋愛ドラマではないことに気づくのではないでしょうか。そして「ビューティフルライフ」には欠かせない個性的なキャストと感動の最終回にも注目です。

ビューティフルライフは感動の名作ドラマ!あらすじ・最終回やキャストまとめのイメージ

目次

  1. ビューティフルライフのあらすじが気になる!
  2. ビューティフルライフのドラマ情報
  3. ビューティフルライフのドラマキャスト一覧
  4. ビューティフルライフのあらすじをネタバレ解説!
  5. ビューティフルライフの最終回をネタバレ解説!
  6. ビューティフルライフの主題歌を調査!
  7. ビューティフルライフを見た人の感想は?
  8. ビューティフルライフを是非ご覧あれ!

ビューティフルライフのあらすじが気になる!

「ビューティフルライフ」のあらすじは、腕はあるが指名が伸びず悩んでいる美容師・沖島柊ニ(木村拓哉)と、難病に侵され車椅子での生活を強いられながらも健気に生きる図書館司書の女性・町田杏子(常盤貴子)を描いたラブストーリー。

イケメン美容師として活躍するも、伸び悩んでいる柊二(木村拓哉)はある日、自分の働くお店の代表として雑誌に掲載される為にカットモデルを探しに行きます。そこで車椅子に乗った図書館司書・杏子(常盤貴子)にカットモデルになって欲しいと声をかけました。

くるくるパーマスタイルの杏子でしたが、柊二のカットによってきれいに変身しました。杏子は難病で下半身が不自由になっていたため、母親や兄に生活の世話をしてもらっていたため自分に自信が持てず、ひねくれた性格になっていました。柊二のカットモデルを引き受けたのはそんな自分を変えたいという想いからでもありました。

雑誌に載ったらお祝いをしようと約束していた2人でしたが、雑誌には「車椅子の私もカリスマ美容師に」という見出しで紹介されたため再びひねくれてしまいます。雑誌での件は柊二が意図したことではありませんでしたが、それをきっかけに二人の間に溝がうまれてしまいます。

それでもお互い惹かれ合い、2人の距離はだんだん縮んでいきます。大まかなあらすじですが、この後も柊二の働く美容室の問題や、杏子の病状の悪化など、いくつかの困難が2人を襲っていきますが、2人にはどんな結末が待っているのでしょうか。その他のキャスト人との絡みも含め、最終回までのあらすじをご紹介いたしますのでご覧ください。

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ビューティフルライフのドラマ情報

「Beautiful Life 〜ふたりでいた日々〜」(ビューティフルライフ ふたりでいたひび)は、主演にSMAPの木村拓哉と常盤貴子を迎え2000年1月16日から3月26日まで、TBS系の「東芝日曜劇場」枠(毎週日曜21じ~)で放送されたテレビドラマです。視聴率王と呼ばれたキムタク主演ということもあり、最終回も含め平均視聴32.3%、最高視聴率41.3%を記録した伝説的テレビドラマでもあります。

このドラマでキムタクが乗っていたオートバイ『ヤマハ・TW200』や、劇中で使用されたオーエックスの車椅子、そしてオペル・ヴィータの売り上げがドラマ放送後に伸びたり、バリアフリーという言葉が広く一般的に知られるようになったのもこのドラマの影響だと言われています。

またこの時期はカリスマ美容師というワードが多く使われてる時代でした。そこにキムタクが美容師役をすることで人気に火をつけ、ドラマ放送の2000年は美容師志望率が例年より2割ほど上がったと言われています。ビューティフルライフはその内容だけではなく、バイクやファッションアイテムなど様々な部分に影響を与えているのです。

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ビューティフルライフのドラマキャスト一覧

大人気ドラマ「ビューティフルライフ」には、主演の木村拓哉と常盤貴子だけではなく、個性豊かな役者やアーティストが参加しています。主演の二人だけではなく、その他の豪華キャスト陣にも是非注目してみてください。

沖島柊二/木村拓哉

個性的なキャスト陣をひっぱる、この物語の主人公【沖島柊二】は医師一家に生まれながらも、医師にはならず全く関係のない美容師の道に進んでいました。有名な美容室「ホットリップ」に勤めていた柊二でしたが、一流の技術を持っているものの、こだわりの強さやプロ意識が悪い方向に影響し顧客からは今一つ人気がありませんでした。そんな柊二ですが杏子と出逢い一緒の時間を過ごすことで次第に変わっていきます。

主人公の沖島柊二を演じるのは木村拓哉さん。キャストとして20種以上の職業を演じてきた木村さんは「視聴率男」とも呼ばれており、テレビドラマ界だけではなくを日本のエンタメ界をリードしてきた一人でもあります。リアルなスピード感を出すために自身や共演者の台詞のみならず、共演者の動き方をも記憶して撮影に臨んでいます。「セットに台本を持ち込まない」と決めているようですが、これは田村正和が手本となっています。

町田杏子/常盤貴子

本作のヒロインである【町田杏子】は、17歳の時に難病である多発性筋炎を患い、10年以上車椅子生活を余儀なくされています。普段「宮の森図書館」で司書として働いている杏子は、難病でありながらも明るく健気に毎日を過ごしています。表向きの顔は前向きでポジティブな杏子ですが、本当は病気に対しての不安や様々な苦悩を抱える繊細な女性です。杏子も柊二と出逢ったことで、内面の痛みが癒され次第に変化していくのです。

ヒロインの町田杏子を演じるのは常盤貴子さんです。数多くのテレビドラマに出演している常盤さんですが、主演作がすべてヒットし、シリアスな役からコメディーまでこなすので、この当時「連ドラの女王」と呼ばれていました。世界の俳優との共演や連ドラの世界各国でのテレビ放送により、中国や東南アジアでも知られています。女優としての活動は、30歳を過ぎたころを境に、テレビドラマから、映画・舞台へとシフトしています。

田村佐千絵/水野美紀

ヒロインの友達である田村佐千絵は水野美紀さんで、杏子と同じ「宮の森図書館」で働く同僚でもあり、親友でもあります。よき理解者として杏子と柊二の恋を陰ながら応援し協力し見守っていますが、自分自身は杏子の兄である町田正夫に秘めた想いを抱いており、色々うまくいかず叶わぬ恋にモヤモヤしています。サチを演じる水野美紀さんはビューティフルライフの最終回まで重要なキャストの一人です。

女優として多くのテレビドラマや映画などに出演している水野さんは、主演としても脇役としても存在感のある安定した演技を見せてくれます。アクション作品への出演を得意としており、立ち回りシーンも吹き替えなしで演じるなど様々なジャンルに対応できる女優さんでもあります。最近では、舞台・映画への出演はもちろん、執筆活動にも力を入れているようです。

美山耕三/的場浩司

障害者のボランティアスタッフをしている美山耕三は、イベントを企画したりして杏子を誘いますが断られてばかりいます。杏子のたいして片思い中ですが、やたらと親身過ぎるほどの世話をしてしまい杏子からはむしろ煙たがられてしまっています。美山を演じる的場浩二さんは最終回近くなると登場回数は少し減りますが、ビューティフルライフのテーマには欠かせないキャストです。

美山耕三役の的場浩司さんは、以前はトラック運転手をしており、18歳の時に『天才・たけしの元気が出るテレビ!!』の草野球コーナーに出演した経歴があります。テレビドラマや映画を中心に活動されていますが、強面な外見とは裏腹に大の甘党(特にプリンが好き)であり、最近はそのスイーツマニアぶりが知られるところとなり、ガイド本出版、関連イベント、コンビニとのコラボ商品プロデュースなど活動の幅を広げています。

岡部巧/池内博之

柊二が働く人気美容室「ホットリップ」の見習い美容師である岡部巧です。柊二の人柄や卓越した技術を尊敬し、アシスタントとしても柊二と杏子の協力者としてもサポートしています。スタイリストになるべく頑張っていますがカットモデルを探しながらナンパすることもしばしば。タクミを演じる池内博之さんは、最終回でビューティフルライフ名シーンでの演技が見どころの重要なキャストの1人です。

岡部巧を演じる池内 博之さんは、レプロエンタテインメント所属の俳優・モデルです。茨城県出身で、日本人の父親とエルサルバドル人の母親との間に生まれたハーフです。高等学校在学中にスカウトされて芸能界入りしモデルとして活動した後、1997年のテレビドラマ『告白』で俳優デビーしました。2013年に日中合作映画『スイートハート・チョコレート』に出演して以来、中国映画・香港映画に多数出演するようになっています。

川村悟/西川貴教

人気美容室「ホットリップ」で働く川村悟は、柊二と同期でもありサロンのトップスタイリス。柊二とは違うい魅力を持っている川村は、明るく口が達者なことから顧客から人気があります。柊二とは対照的な存在であり、誰よりも柊二の腕をよく知っている川村は、その嫉妬とライバル心から、裏で柊二に様々な策略を仕掛けて邪魔をします。サトルを演じる西川貴教はアーティストでありながら豪華キャスト陣の1人でもあります。

川村悟を演じる西川貴教は、父は地方公務員、母は市民病院に勤め、母方の祖父は警察官という公務員家系に育ちました。家庭環境は音楽と縁遠い環境でしたが、小学校高学年にラジオで初めて洋楽に触れ、中学時代の文化祭で洋楽のコピーバンドのヴォーカルとして初めてステージに立ち、その後「歌」を自分の拠りどころにし、バンドやそのライブ活動がスタートしたそうです。

町田正夫/渡部篤郎

新小岩にある実家の酒屋を継いでいる杏子の兄の町田正夫。難病である妹の杏子を思うがゆえ、はじめは柊二との交際に反対していましたが、柊二を人柄を知るにつれ、次第に考えが変わっていきます。サチの気持ちに全く気付かないほど自分自信に関することは鈍感であり、結婚を考えお見合いを続けていますがなかなか相手に出会えず、いまだ独身です。演じる渡部篤郎さんはビューティフルライフには欠かせないキャストの1人です。

小沢真弓/原千晶

ビューティフルライフの有名美容室「ホットリップ」で働く柊二の同僚で元恋人の小沢真弓。別れた今もまだ柊二に未練があるようで、柊二と親しくしている杏子を毛嫌いし、ことあるごとに辛く当たります。そんな小沢真弓は、店長と愛人関係であるという噂があります。重要キャストの原さんは、嫌われ役を見事に演じ切っています。

さつき/小雪

ビューティフルライフの途中から登場するさつきですが、柊二とは予備校時代の同級生として登場してきます。二人の恋愛に関しては、柊二はさつきのことを好きだったとされています。街でばったり二人が再会したとき、夫と離婚調停中という状態のさつきが登場したことで、微妙な三角関係がストーリーに波乱を巻き起こしました。

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ビューティフルライフのあらすじをネタバレ解説!

1話/出会い

とある交差点でバイクと車が並んで停車し二人は言葉を交わしますが、互いに良い印象ではありませんでした。女が車を降りるところを見た男は、女が車椅子に乗っていることを知ります。それが柊二(木村拓哉)と杏子(常盤貴子)の出会いでした。美容師の柊二は、カットの参考になる本はないか杏子の勤める図書館に探しに来ていると、車椅子ながら明るく楽しく働く杏子を見て、はじめの印象と少し変わっていくのでした。

2話/あらすじ

杏子をモデルにして柊二がカットしたスタイルが写真が雑誌に掲載されましたが、周囲は柊二をあまり評価しませんでした。それは、写真が掲載された理由が杏子が車いすだからと周りに思われていたからです。それでも柊二は店長から、トップスタイリストの試験のために新しいデザインを考えるように言われました。雑誌の件以後、注目を集めるようになった柊二に、サトルが嫉妬を感じ始めていました。

3話/あらすじ

杏子は柊二が図書館に忘れたデザインを描いたスケッチブックを届けようと、サトルに教えられた柊二の家にやってきました。そんな杏子の前に現れたのは、一夜をともにしたと思われる柊二と元カノであるマユミでした。気まずい雰囲気のなか、杏子はとりあえずスケッチブックを柊二に渡してその場を去るのでした。 

4話/あらすじ

トップスタイリストへの課題である新しいカットデザインを提案した柊二は、店長やマユミ、サトルに認められ、見事トップスタイリストに昇格しました。そのうれしさを誰よりも先に杏子に伝えようと図書館に向かった柊二でしたが、杏子はボランティアの美山たちとアメリカ旅行だと聞かされます。何も言わずに行った事にショックを受ける柊二でしたが、その後も図書館に行くも杏子は帰国しておらずサチの話し相手になるだけの柊二。

5話/あらすじ

デートを重ね次第に親密になっていく柊二と杏子。しかし柊二の美容師としての才能が世間に認められるほど、「ホットリップ」にも、柊二目当ての客が多くなっていき、二人で会う機会も少なくなっていきました。デートの約束に遅れそうになった柊二は、後輩であるタクミを待ち合わせ場所へ向かわせ場つなぎをさせる始末。おまけに二人で映画を見ても、日頃の疲れからか柊二は寝てしまうのでした。

6話/あらすじ

ある日、ライブハウスのイベントで、柊二は杏子をかばおうとしてステージから落ちてしまいます。柊二は左腕に怪我をしてしま、イベントも台無しになってしましました。怪我のせいで左腕を包帯で吊ったままの生活を余儀無くされた柊二は、とりあえずはマユミやタクミたちが柊二の世話をしに来てくれるが、柊二は手が動かせず、思い通りのことができないという不便さを痛切に感じていました。 

7話/あらすじ

杏子が来た夜、柊二は家の外でかつての恋人・さつきに出会います。いまは結婚しており、銀座の画廊で働いているというさつきに対し、どこか懐かしさを感じる柊二。しかしさつきに会った事を、杏子には言わない柊二でした。そのころ杏子は何の不安も疑問もなく、ただただ柊二との関係が深まる事を喜んでいました。

8話/あらすじ

引き抜きの誘いを断わった柊二は、何か含みを持たせたような平沢の言葉に少なからず不安を覚えていました。その頃、さつきの存在に気付き始めた杏子は、柊二を全て信じることのできないでいました。そこで杏子は「ホットリップ」でタクミからさつきの連絡先を聞き、サチとともにさつきの仕事場へ向かうのでした。 

9話/あらすじ

二人で生きていくことを約束した柊二と杏子。柊二は郊外へのドライブに出かけたさい、「いつでも来てくれ」と家のカギを杏子に渡します。そのころ正夫とサチの仲も、少しづつではありますが着実に前進しており杏子とサチは図書館で、ノロケあうようになっていました。そんなある日「ホットリップ」の休日、引き抜きの話に心を動かされた柊二の後輩であるタクミが、店の顧客名簿を盗もうとしていたのです。

10話/あらすじ

「ホットリップ」でいつものように客の髪をカットする柊二でしたが、再検査を控える杏子のことが気になり、仕事にまったく集中できません。そのせいか、柊二は客の耳に傷をつけてしまい、同期でライバルのサトルにフォローされてしまいます。柊二の不安がやわらぐのは、杏子とのデートの時だけでした。

最終話/あらすじ

一夜をともにした柊二と杏子。その後も柊二は、病院に戻った杏子の面会に行き、愛を確かめあいます。しかし「ホットリップ」が倒産したことを、いまだに柊二は杏子に話せずにいまいた。そんななか、杏子の提案で、正夫とサチのお祝いをすることになりました。その日は杏子も外泊許可をもらい、柊二も加わった町田家では、久しぶりに明るい会話が戻っていました。 

ビューティフルライフの最終回をネタバレ解説!

ここまでのあらすじを読んでいかがでしたか?「ビューティフルライフ」の最終回はファンの間ではいくつかの展開が予想されていましたが、期待を裏切らない最終回だといわれています。それでは、豪華キャストが作り上げた「ビューティフルライフ」の最終回をご紹介いたします。ネタバレになってしましますのでご注意ください。

最終回/お祝い

二人は柊二の部屋で仲良く朝食を食べているましたが、柊二はHOTLIPが倒産したことを言い出せずにいました。翌日、病院に柊二が訪ねてきたとき杏子は、正夫とサチのためにパーティーを開きたいと伝えました。それを聞いて、遠慮するサチでしたが柊二はサチに「サチのうれしいことは杏子のうれしいことだ」と言ってサチの了承を得て、正夫もありがたくそれに賛成し、パーティを開くことになりました。

町田家では、杏子と柊二、正夫とサチ、両親、みんな揃ってパーティーが始まりました。その夜、柊二は杏子の家に泊まることになり、風呂場のタイルに、犬の絵があるのを見つけます。茶の間では杏子の母と風呂上がりの柊二が話をしていました。杏子の病気をしっても、何もかわらない柊二に母は感謝を伝えました。杏子の部屋で過ごしていると、杏子は柊二に、病気になってから知った、たくさんの美しいものについて話しました。

最終回/新生活

ある日、柊二の部屋に「ホットリップ」の同期サトルが訪ねてきました。サトルは自分の働く店への就職を柊二に勧めましたが柊二は耳を貸すことができません。しまいには、サトルが持ってきた雑誌を壁に投げつけてしまいました。しばらくしてどこかに行こうと杏子を誘いますが、杏子がしたいのは、ヴィータに乗って図書館に行き、母の作った料理を食べることでした。ささやかでも、それが杏子のしたいことだったのです。

久しぶりに街に2人で出かけたとき、俺の前で体も気持ちも無理をするなという柊二に杏子は、じゃあ、ここでキスしてと笑っていいました。柊二は回りを気にしながら小さくキス。杏子はすごくうれしそうでした。杏子が、柊二と暮らす新しい家に着き、家族からも小犬をプレゼントされて、幸せなそうな杏子と柊二。子犬に犬小屋をつくっている柊二に、杏子は「ホットリップ」がつぶれたことを知ったと話しました。

杏子は柊二に、サトルが来た時に置いていった企画書を見せ、柊二にショーの仕事をしてほしいと勧めました。しかし柊二は、今はとてもそんな気にはなれないと言い断りました。杏子はその夜、このままでは二人共だめになると、柊二に仕事をするように説得しました。その願いに答えるため柊二は仕事をはじめ、杏子は家事をするようになりしばらくは穏やかな日が続きましたが、やがて杏子は倒れ、再入院することになりました。

最終回/別れ

サチがお見舞いに来てレモンを切っくれていました。準備してあった赤ちゃん用の靴下は杏子からサチへのプレゼントでした。「あの家に子供を産んでね。ひまわり咲いたみたいに明るくなるように」とサチの子供に話し掛ける杏子を見て、サチは泣き出してしまいました。

一人病室で写真をアルバムに入れていれ不安げに白紙のページを繰っているとき、そこに柊二が帰ってきました。二人きりの消灯後の病室で杏子は、私の分まで柊二には生きて欲しいと伝えました。病院の屋上で一人、涙をみせる柊二。そしていよいよショーの当日になり、会場では着々と準備が進んでいました。

病院に正夫とサチが迎えにきた時、二人が病室に入ると、杏子は意識を失っていました。しばらくして意識を取り戻した杏子は、どうしてもショーに行きたいとつたえました。なぜなら、それは柊二と杏子の最後の夢だから。その言葉に心打たれ杏子を連れ出し、ショーの客席に着いた杏子と正夫とサチ。大変な状態ながらも杏子は、懸命に柊二の仕事ぶりを見つめています。

頑張ってショーの見ていた杏子でしたが、ショーの途中で意識を失ってしまいました。ショーが終わった頃タクミから杏子が倒れたことを知らされて、柊二は会場から走り出すと、裏口から救急車が出ることろでした。その救急車の中、懸命に杏子に声をかける柊二に対して杏子は「よかったよ、コレクション。いろいろごめんね。ありがとう」と言って、目をとじました。

最終回/メイク

「彼女の涙は暖かく、そして、それが彼女の、最後の笑顔だった。僕は、僕はそれを忘れないように全力で心のシャッターを押した。目に焼きつけるように、頭に焼きつけるように、胸に焼きつけるように、僕の一生に焼きつけるように」と、柊二のナレーションが入ります。そのころ町田家では杏子の葬儀の準備が進んでいました。家の中では柊二とタクミが杏子にメイクをしていました。

二人はただ静かにとメイクを進めていきますが、途中、タクミは涙をこらえ切れなくなり部屋の外に出てしまう。しばらくして杏子のお母さんが赤い靴をもってきました。それは柊二がプレゼントした靴で、天国で歩けるようにという想いからでした。母が外に出ると、柊二は杏子と二人きりになり、今まで抑えていたものがこみあげ、メイクしながら杏子の冷たい頬にふれ、涙がとまりませんでした。

斎場には喪服の人が集まってきています。そして、杏子の為にきてくれた人たちが杏子の骨を拾っていました。正夫は柊二に「ありがとう。あんたのおかげで、あいつ、しあわせだった」といい、はじめは杏子を守るために二人の関係に反対していましたが、最後には頭を下げ感謝を伝えました。そんな正夫に柊二は、小犬をもらっていいかと尋ねました。

最終回/海辺の美容室

大きな犬がベランダにいる海辺の美容室に柊二はいました。すると少女が入ってきて、椅子に座ると壁には杏子が撮影した写真が、たくさんピンで止めていました。窓辺にはドリームキャッチャーもあります。サーフィンから帰ってきた柊二は、着替えると、柊二は少女の髪を切りはじめます。雑誌の切り抜きをもってきた少女は、まるで杏子と話した夢そのものでした。髪を切り終え少女を見送ると、柊二は海を眺めていました。

ビューティフルライフの主題歌を調査!

「ビューティフルライフ」の主題歌を歌うのはB'zです、B'z(ビーズ)はギタリストの松本孝弘とボーカリストの稲葉浩志からなる日本のロックユニットで所属事務所はVERMILLION、所属レーベルはVERMILLIONRECORDSです。

1988年にシングル「だからその手を離して」とアルバム『B'z』の同時発売でデビューすると2007年にはアジア圏のミュージシャンとしては初めて「ハリウッド・ロックウォーク」(The Hollywood's Rock Walk)に殿堂入りしました。

主題歌「今夜月の見える丘に」

27作目のシングル「今夜月の見える丘に」は、TBS系東芝日曜劇場『Beautiful Life~ふたりでいた日々~』の主題歌として作られました。このドラマが驚異的な視聴率を誇ったこともあり1997年の「Calling」以来約3年ぶりにミリオンセラーを達成しました。初動で67.2万枚、累計売上は112.9万枚という好記録で、このシングルのミリオンセラーによりB'zのシングルミリオンセラー作品数が15作となりました。

この記録は、2013年に発売したAKB48のシングル「鈴懸の木の道で「君の微笑みを夢に見る」と言ってしまったら僕たちの関係はどう変わってしまうのか、僕なりに何日か考えた上でのやや気恥ずかしい結論のようなもの」に抜かれるまでは、歴代1位でした。

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ビューティフルライフを見た人の感想は?

「ビューティフルライフの最終話は、とにかく死化粧する下りからラストまでの柊二がこのドラマの全てを表していた様に思います。死化粧の場面は二人にとっての最後のラブシーンにも映りました。二人にだけしかわからない想いが触れる事によって言葉となり、涙となった。見てるこっちまで、思わずもらい泣きでした。椅子に置かれたクッションに、杏子のスカートだぁ~!と穏やかな気持ちでこのドラマを締めくくれました。」

「ビューティフルライフで杏子の肩や背中、最終回では手をまるで小さな子をあやす様にポンポンと軽くたたくしぐさが、やさしくあたたかくてせつなくって、見ているこちらのほうまでじ~んときちゃいました。あれって木村さん独特の愛情表現なのかな~って、いつもうっとり見ています。拓哉くんの強くてやさしくて包容力のある男らしさみたいなものがそのまま柊ニにのりうつったように感じました。」

「ビューティフルライフは重い病気を患った車椅子の女性と美容師を目指す青年の純愛ドラマ。最終回は本気で泣いてしまいました。作者やTVの方々にファンから「ヒロインを死なせないで」と手紙が来たそうですが、その理由もうなずけます。二人が幸せに生きていけたらどんなにいいか。キャストの演技は勿論ですが、BZの主題歌も涙が止まらない曲と歌詞で内容にマッチしていました。あの曲を聴く度に泣きそうになります」

「ビューティフルライフはキャストの方々の演技も秀逸でしたし、しっかりとした内容があり、完成度が高い作品だと思います。詳細なストーリー展開ははっきりと覚えていないのですが、家族や恋人同士の絆が、強く、時には切なく、緩急良く描かれていて、素直に感動できる良作だと思います。」

「作品の舞台設定上、世界観が暗くなりがちだと思いましたが、全く暗さを感じさせず、前向きな描写が多かったことも好印象です。作品全体の流れは、切ない感じなのですが、全くそれを感じさせない前向きさがこの作品の大きな魅力だと思います。世界観、ストーリー展開の素晴らしさ・キャストの方々の好演、良く作り込まれた舞台設定など、非常に内容があり、心に残る良作だと思いました。」

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ビューティフルライフを是非ご覧あれ!

ビューティフルライフについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?豪華キャスト陣の競演、そしてカリスマ美容師ブームという時代背景もあり、美容に興味を持つ若者からは当然のように支持されていた作品でしたが、それだけではなく年齢性別問わず、沢山のファンに愛された理由が分かったのではないでしょうか。ビューティフルライフをまだ見ていないという方はキャスト陣のステキな演技をこの機会にぜひ一度ご覧ください。

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