エメラルドシティのあらすじネタバレ!ドラマが1シーズンで打ち切りの理由は?

海外ドラマの『エメラルドシティ』をご存知でしょうか?童話『オズの魔法使い』を元に現代風にアレンジしたテレビドラマです。監督に『ザ・セム』や『白雪姫と鏡の女王』で有名な監督ターセム・シンが務め、その圧倒的な映像美から話題になりました。しかし、ドラマ『エメラルドシティ』はシーズン1で打ち切りが決定しています。今回はそんな『エメラルドシティ』の各話あらすじや感想から、打ち切りの理由まで徹底解説していきます。

エメラルドシティのあらすじネタバレ!ドラマが1シーズンで打ち切りの理由は?のイメージ

目次

  1. エメラルドシティとは?
  2. エメラルドシティのあらすじネタバレ!
  3. エメラルドシティの魅力
  4. エメラルドシティと原作との相違点
  5. エメラルドシティが1シーズンで打ち切りの理由
  6. エメラルドシティの登場人物
  7. エメラルドシティに関する感想や評価
  8. エメラルドシティのあらすじや打ち切りの理由まとめ

エメラルドシティとは?

エメラルドシティのドラマ基本情報

ドラマ『エメラルドシティ』は世界中で愛されているライマン・フランク・ボーム原作の童話『オズの魔法使い』を元に作成されたドラマです。主人公ドロシーや犬のトトなど原作と同様なキャラクターもいれば、ドラマオリジナルのキャラクターも登場する話題作です。

『エメラルドシティ』は2017年に制作されたアメリカの海外ドラマです。1話43分程度で全10話から構成されています。Huluで配信されていましたが、現在では配信は終了しています。

オズの魔法使いの作者

名作童話『オズの魔法使い』はアメリカ出身の児童文学作家であるライマン・フランク・ボームが原作の児童文学作品です。ボームは60編以上の童話や児童文学作品を執筆していますが、特に有名な作品が『オズの魔法使い』です。ニューヨーク州のチッテナンゴ村で9人兄弟の7番目として生まれました。

ボームのファーストネームである「ライマン」は父方の叔父の名前にちなんでいるそうですが、ボーム自身はこの名前を嫌っており、「フランク」と言う名を常用していたそうです。裕福な家庭で育ったボームは父に買い与えられた小さな印刷機を使って幼少期から自作の新聞を作るなどしていたそうです。そして17歳までにボームはアマチュアの雑誌”The Stamp Collector”を創刊していたそうです。

海外ドラマ「エメラルドシティ」公式サイト

エメラルドシティのあらすじネタバレ!

次はドラマ『エメラルドシティ』のあらすじを各話ご紹介していきます。1シーズンで打ち切りとなり、全10話から構成される『エメラルドシティ』のネタバレを含むあらすじと視聴者からの感想も合わせてご紹介していきます。

1話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第1話「永遠の獣」のあらすじです。ドロシーはある嵐の夜に巨大な竜巻に遭遇し、乗っていた車ごと謎の世界「オズの国」へ飛ばされてしまいました。その時、車にぶつかってしまった東の魔女を殺してしまいます。魔女の手下であるオジョに水攻めの拷問をされ、『エメラルドシティ』にいるオズの国を統治している魔女”オズの魔法使い”に東の魔女が死んだ事を説明するように強いられます。

ドロシーは『エメラルドシティ』に向かって旅立ちますが、道中で磔にされていた男を助けました。男は記憶を無くしており、『エメラルドシティ』へ向かうドロシーに付いて行くと言います。ドロシーは男に故郷の名前である”ルーカス”と名付けて共に旅をする事になりました。一方で空から降ってきた女の噂はオズの都で広がり、”永遠の獣”が現れる不吉の前触れとして騒ぎになっていました。

2話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第2話「絶望の監獄」のあらすじです。『エメラルドシティ』では東の魔女の葬儀が執り行われていました。姉妹である西の魔女は東の魔女の遺体から魔力を吸い取る事に成功しています。一方で、ドロシーは傷だらけのルーカスを癒す為、人が嫌いな薬剤師モンピを訪ねました。

そこにはチップと言う少年が軟禁されていました。ドロシーはチップの親友というジャックの協力を得て、チップを解放する事に成功します。チップとジャックは森で一夜を明かしますが、ジャックが目覚めるとチップの体に驚くべき事態が起きていました。

3話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第3話「新たなる王」のあらすじです。ルーカスと『エメラルドシティ』を目指しているドロシーは魔法使いに仕えている兵士達に命を狙われていました。そこで目的地を東の魔女の城に変更します。天候を操る東の魔女の城には頭上に竜巻があり、その竜巻でドロシーは故郷のカンザスへ帰ろうとします。

城へ到着すると、兵士達は東の魔女の籠手を手にしているドロシーを新たな女王として歓迎しました。そしてドロシーは竜巻の中に生みの母・カレンの私物を見つけます。母の情報を求めてオズの国へ留まる事にしたドロシーは、再度『エメラルドシティ』を目指します。一方で一夜にして女性へと変わってしまったチップとジャックの関係が少しずつ揺らぎ始めていました。

4話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第4話「科学と魔法」のあらすじです。森へと進むドロシーとルーカスの前に突然謎の少女シルヴィが現れます。ルーカスに抱きつくシルヴィにドロシーは思わず発砲し逃げ出す事に成功しました。

一方で、チップに突き落とされてしまったジャックは目覚めるとジェーンと名乗る女性の工房におり、心臓と体を機械へ変えられていました。罪悪感を感じたチップは自殺を図ろうとしますが、孤児院へと保護されて北の魔女・グリンダと西の魔女に出会いました。

5話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第5話「みんなウソつき」のあらすじです。ルーカスはエイモンの最強の部下であるロアンという兵士だった事が告げられました。そしてシルヴィと2人でエイモンに保護されます。一方で森でオジョに捕まってしまったドロシーは西の魔女の経営する売春宿へ連行されました。

西の魔女はドロシーの記憶を覗き見て、東の魔女がグリンダの秘密を握っていた事を突き止めます。しかし秘密の全貌を聞き出す前にチップがドロシーを売春宿から脱出させてしまいます。逃げ出したドロシーは宮殿へと辿り着き、魔法使いと対面しました。

6話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第6話「美しき邪悪」のあらすじです。魔法使いはドロシーに20年前のオズの国へ来た経緯を話しました。そして信頼の証として譲り受けた銃弾を元に大量生産を目論んでいました。ルーカスは西の魔女によって封印されていた記憶が蘇りますが、そこにはグリンダの秘密の計画と、南の母親が生きている事が示されていました。

魔法使いは敢えてドロシーを北の魔女の元へ向かわせ、シルヴィの力を持ってグリンダを殺させようと画策します。ドロシーの来訪によって魔法使いと魔女達の熾烈な戦いが始まろうとしていました。

7話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第7話「出会いの順番」のあらすじです。グリンダが幼い魔女達を集めて反撃を企んでいる事を知った魔法使いは、『エメラルドシティ』の都中にいる少女達の拘束を始めました。すると怯えてしまった1人の少女が民の前で魔力を解放してしまいます。民は魔法が制圧されない事実を知ってしまい、騒動になってしまいました。

一方でルーカスやシルヴィと心通わせたドロシーは2人を連れて故郷のカンザスへ帰る事を決心します。そしてグリンダの城へ向かいますが、ルーカスを「ロアン」と呼ぶグリンダは「記憶を取り戻させる」と行ってルーカスにキスをしました。

8話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第8話「冬のライオンたち」のあらすじです。グリンダの城でドロシーは囚われてしまいました。グリンダは城の中で魔法使いとの戦いに備えて若い魔女達の訓練を行なっていたのです。ドロシーは東の魔女の籠手の力を使って城から脱出します。

そしてシルヴィの救出を試みますが、若い魔女達との生活に馴染んでいたシルヴィに拒否されてしまいました。一方でチップの持っていた短剣がパストリア王の娘であるオズマ姫の物であると気付いた西の魔女は東の魔女が遺した魔法をチップに飲ませて魔力を与えようと試みました。

9話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第9話「悪へ導かれし者」のあらすじです。東の魔女の魔法を飲み込んだチップは魔力を手に入れました。西の魔女は絶望の監獄から魔女達を解放し、王位継承者のオズマであるチップと共に魔法使いを失墜する為魔女達を説得し『エメラルドシティ』を目指します。

一方でドロシーはオジョの妻・ナハラの力を借りて不滅の戦士を復活させていました。不滅の戦士である巨人を引き連れたドロシーは魔法使いに仕えている兵士の元へ現れて、魔女達との戦いに備えました。

10話あらすじネタバレ

『エメラルドシティ』第10話「故郷へ帰る時(最終話)」のあらすじです。グリンダとの戦いの準備を魔法使いは始めました。ドロシーが制止するのも叶わず、兵士達は魔女の少女達を次々と殺していきます。しかし少女達はなぜか立ち上がってしまいます。グリンダは「魔女を殺せるのは魔女だけ」と言います。

そして「永遠の獣」は魔女ではない事を訴えました。その後、ドロシーが渦発生器を使って故郷へ帰ろうとする中でオズの国の空を怪しい影が横切りました。そしてドロシーの生みの母親・カレンについても衝撃の事実が発覚していきます。一度はカンザスへ帰る事ができたドロシーでしたが、ルーカスによって再びオズの国へ旅立とうとしていました。

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エメラルドシティの魅力

次はドラマ『エメラルドシティ』の魅力を徹底解説していきます。シーズン1で打ち切りとなってしまいましたが、『エメラルドシティ』には数々の好意的な感想も寄せられていました。

魅力①本格的なファンタジーアクション

カメラの画像

『エメラルドシティ』の最大の魅力と言えば、「こだわり抜かれた本格的なファンタジーアクション」作品であると言う事です。ドラマとは思えない程、情熱と制作費をかけられた『エメラルドシティ』は超一流スタッフの手によって手がけられています。その証拠に映像美も凄まじく、視聴者からは賞賛の感想が多く寄せられていました。

魅力②CGを多用していない

カメラのミニチュア

『エメラルドシティ』の魅力2つ目は、「CGを多用していない」事です。一般的にファンタジー作品というのはCGを多用して世界感を演出しています。しかし『エメラルドシティ』ではできる限りCGに頼らず作られており、リアルなロケ地や作り上げられたセットを土台に制作されています。また、俳優陣の演技にもリアルさを徹底的に追求しており、視聴者からはこだわりを感じると感想が寄せられていました。

魅力③衣装やセットが凝っている

『エメラルドシティ』の魅力3つ目は「セットや衣装が豪華」な事です。莫大な制作費をかけて作り上げられた衣装やセットは豪華絢爛で、見ている者を楽しませます。実際に出演しているキャストまでが「これ程のセットを今まで見た事がない」と言ってしまうほど、作り込まれた物だったそうです。視聴者からもセットや衣装に関して賞賛の感想が寄せられていました。

魅力④原作と違う内容

『エメラルドシティ』の4つ目の魅力は「原作と設定が違う」事です。世界中の誰もが知っている名作童話を原作に作られていますが、『エメラルドシティ』では『オズの魔法使い』と全く違う設定が多く別物として楽しめる要素も持ち合わせています。

それ故に『オズの魔法使い』を知っているファンも楽しめる作品となっており、童話をダークなファンタジーに上書きする事で大人も楽しめる作品となっています。視聴者からも『オズの魔法使い』を知っていても楽しめると感想が寄せられていました。

魅力⑤壮絶な戦いをしている

『エメラルドシティ』の魅力5つ目は「壮絶な戦いをしている」事です。『エメラルドシティ』では登場人物それぞれが野望や策略を秘めており、国を支配している魔法使いを貶めようとしています。それによって激しい争いが繰り広げられ、大人向けファンタジーの名に相応しい壮絶なものとなっています。童話らしからぬ展開に視聴者からも驚きの感想が多く寄せられていました。

魅力⑥全話数同じ監督

『エメラルドシティ』の魅力6つ目は「全話を同じ監督が担当している」事です。通常連続ドラマで全話を同じ監督が担当する事はありえないそうです。しかし『エメラルドシティ』では一貫したクオリティを維持する為、異例の全話同監督という選択をしました。

そのおかげもあって『エメラルドシティ』は全話を通してブレがなく、一貫した世界観とクオリティを貫いています。視聴者からも一般したターセム・シンの世界観に賞賛の感想が寄せられました。

魅力⑦キャラクターが個性的

『エメラルドシティ』の魅力7つ目は「キャラクターが斬新で個性的」な事です。『オズの魔法使い』をモチーフに作られていますが、同じキャラクターでも個性的に設定されており、ファンを楽しませています。そして原作にはない設定も多く、それぞれのキャラクターに深いバックグラウンドが設定されている事も魅力の一つと言えます。視聴者からもそれぞれのキャラクター設定に対して多くの感想が寄せられています。

エメラルドシティと原作との相違点

次はドラマ『エメラルドシティ』と、原作の童話『オズの魔法使い』ではどのような違いがあるのかを比較していきます。世界中の子供達に愛されている童話を大人向けのファンタジーに描いた事で様々な相違点が見えてきました。

相違点①大人向けのアクションファンタジー作品

まず何と言っても原作と大きく違うのが「大人向け」であるという事です。原作は少女が主人公の童話で、愛らしいキャラクターに囲まれた作品ですが、『エメラルドシティ』は「大人が楽しめる」ように作り込まれています。その作風はドキッとしてしまう程バイオレンスな展開もあり、子供には見せられないとまで言われていました。

相違点②時代や年齢

そして次に原作と違うのは「年齢や時代背景が違う」事です。原作『オズの魔法使い』の主人公ドロシーはかなり昔の時代の女の子で、恐らく100年程前の時代背景で描かれています。しかし『エメラルドシティ』は現代の話になっています。ドロシーは女の子ではなく、20歳の自立した女性です。心優しく、人を助ける事が好きという点では原作と同じ性格をしていますが、その外見は逞しい女性で、幼い少女の面影はありません。

相違点③竜巻の時に飛ばされるもの

そして重要な原作と違う相違点としては「竜巻で飛ばされるもの」が違うという事です。原作『オズの魔法使い』では竜巻に巻き込まれたドロシーは家ごとオズの国へ飛ばされてしまいました。しかし『エメラルドシティ』では車と犬と一緒に飛ばされています。

そして原作では竜巻でオズの国へ飛ばされたドロシーはひょんな事から悪い魔女を倒してしまい、一躍英雄扱いを受けます。しかし『エメラルドシティ』では竜巻で飛ばされてきた車の事故により東の魔女を殺してしまった事で、「魔女を殺した魔女」として囚われてしまいます。英雄とは程遠く拷問を受け、怨みをかう事になってしまいました。

エメラルドシティが1シーズンで打ち切りの理由

理由①暗い時間が長い

ではそんな作り込まれた豪華なドラマ『エメラルドシティ』がなぜ1シーズンで打ち切りになってしまったのでしょうか?次は調査して見えてきた打ち切りの理由をまとめてご紹介していきます。

打ち切りの理由1つ目は「画面が暗い時間が長い」事です。ファンタジーと言えば美しい背景も魅力の一つですが、『エメラルドシティ』の舞台となるオズの国はダークで惨い世界の為、画面の中が常に暗くなっています。世界観としてダークな雰囲気は魅力的ですが、あまりに暗い時間が長い為、視聴者からは気が滅入ってしまうと感想が寄せられ、打ち切りの理由として挙げられていました。

理由②登場人物にも感情移入できない

打ち切りの理由2つ目は「登場人物に感情移入が難しい」事です。ドロシーは生みの親に会う事に抵抗を感じていたのにも関わらず、あっさりと会いに行ってしまいます。そしてオズの国から帰る為奮闘していたのにも関わらず、一度脱出を失敗した後に、旅のお供ルーカスと甘い関係になっています。

作中の主人公・ドロシーの行動に意志を感じず、ドロシーの人間性も不透明と言えます。主人公の行動に納得できず視聴者は戸惑っているようでした。そしてリアリティがないと感想が寄せられています。

理由③ロケ地が安直すぎる

打ち切りの理由3つ目は『エメラルドシティ』のロケ地が「安直すぎる」事です。『エメラルドシティ』のロケ地は有名な観光地である「グエル公園」である事が分かっています。『エメラルドシティ』=ガウディという設定があまりに安直な為、視聴者は興醒めしているようでした。

ファンタジーの世界観を作り上げていても、ロケ地が丸分かりになってしまうと作り上げた世界観が崩れてしまいます。視聴者からはロケ地が分かりすぎて学芸会のようだと感想が寄せられ打ち切りの理由として挙げられていました。

理由④間延びしている

打ち切りの理由4つ目は「間延びしている」事です。大人向けを謳っている為、全体的にキャストの演技は控えめです。その為、誰も話していないシーンが行間ではなく空白の間のように感じてしまうようでした。ドラマにとって「間」というのは内容を読み解く重要な要素ですが、『エメラルドシティ』の「間」は視聴者には分かり辛く打ち切りの理由として挙げられていました。

理由⑤設定ミスや甘さ

打ち切りの理由5つ目は「設定のミスや甘さ」でした。ドロシーが竜巻に巻き込まれオズの国に飛ばされた時、初めて会った民族はドロシーには分からない言語を話していました。しかし、その民族の地から一歩外へ踏み出してしまえば、そこは全ての人物が英語を話すようになります。言語が分からない事で物語に惹き込まれた視聴者からは「設定の甘さ」を指摘する感想が多く寄せられていました。

エメラルドシティの登場人物

次はドラマ『エメラルドシティ』の登場人物についてご紹介していきます。原作である『オズの魔法使い』と同じキャラクターもいれば、『エメラルドシティ』でオリジナルにリメイクされているキャラクターもいるようでした。

登場人物①ドロシー/アドリア・アルホナ

ドロシー・ゲールはカンザス州ルーカスの病院で看護師として働いている20歳の女性です。生まれて間もなく親に捨てられたドロシーはエムとヘンリー夫婦に養子として育てられました。産んでくれた母親に再会する一歩手前で突如竜巻に襲われ、オズの国へ飛ばされてしまいました。ドロシーは異世界の地であるオズの国から帰って母親に会う為、旅に出る事になりました。

ドロシーを演じているアドリア・アルホナは1992年生まれのプエルトリコ出身の女優です。『TRUE DETECTIVE/ロサンゼルス』や2018年公開の『パシフィック・リム』の続編などに出演しています。

登場人物②トト

トトは元警察犬のジャーマン・シェパードです。ドロシーと同じように竜巻に襲われてオズの国へ飛ばされてしまいました。ドロシーの相棒として冒険に同行します。「トト」というのはマンジャキン語で”犬”という意味だそうです。

登場人物③魔法使いフランク・モーガン/ヴィンセント・ドノフリオ

フランク・モーガンは暗い過去を持っていて強大な力を操る「オズの魔法使い」です。鉄の拳でエメラルドシティを統治しており、権力を維持する為にどんな事にも躊躇わず手を下していきます。無慈悲で狡猾なフランクはオズの国で魔法の使用を禁止して、逆らってきた者達を投獄しています。彼の命令を忠実に実行している強力な兵士を従えています。

フランクを演じているヴィンセント・ドノフリオは1959年生まれのアメリカ出身の俳優です。『ホミサイド/殺人捜査課』でエミー賞にノミネートされるなどテレビドラマや映画で高い評価を得ている俳優です。近年では『マグニフィセント・セブン』に出演しています。

登場人物④ルーカス/オリヴァー・ジャクソン=コーエン

ルーカスは廃墟と化してしまった村の外れに立つ道標に貼り付けられていた男性です。その正体は不明で、血を流して藁で覆われていたルーカスは以前の記憶を失っていました。ドロシーは自分の故郷の町の名前である「ルーカス」と呼ぶ事にしました。ドロシーに救われたルーカスはドロシーと共にエメラルドシティを目指します。

ルーカスを演じているオリヴァー・ジャクソン=コーエンは1986年生まれのイギリス出身の俳優です。『推理作家ポー 最期の5日間』に出演した際に、注目を浴びました。現在ではテレビドラマや映画で活躍している若手の俳優です。

登場人物⑤グリンダ・北の魔女/ジョエリー・リチャードソン

北の魔女グリンダは姉妹である西の魔女とは対極的で高潔なグリンダは尼僧院を経営し、オズの国で高等評議会に奉仕する司祭達を養成しています。グリンダは冷徹で、多くの秘密を持っている女性です。

グリンダを演じているジョエリー・リチャードソンは1965年生まれのイギリス出身の女優です。テレビドラマシリーズの『NIP TUCK/マイアミ整形外科医』でレギュラー出演しており、ゴールデングローブ賞に2度ノミネートされています。父は映画監督のトニー・リチャードソンで母はイギリスの大女優のヴァネッサ・レッドグレイプです。

登場人物⑥西の魔女/アナ・ウラル

西の魔女は美しく、妖艶ですが邪悪な魔女です。いつも不機嫌で、オズの国で売春宿とアヘン窟を取り仕切っています。姉妹である東の魔女とグリンダを心から軽蔑しています。大きな野望を秘めていますが、アヘン中毒に苦しんでいます。

西の魔女を演じているアナ・ラウルは1985年生まれのルーマニア出身の女優です。9歳から演技を始め、短編映画や長編映画、テレビドラマなど幅広く活躍しています。近年では『ダヴィンチ・コード』の続編3作目である『インフェルノ』に出演しています。

登場人物⑦東の魔女/フローレンス・カサンバ

東の魔女はドロシーがオズの国で最初に出会った魔女です。慈悲深い性格ですが毅然としています。奇妙な格好をしているドロシーを自分を殺す為に送り込まれた刺客と思い込んでいます。天候を支配する力を持っている東の魔女は、特別な力を持っているルビーでできた籠手を身につけています。

東の魔女を演じているフローレンス・カサンバは1976年生まれのウガンダ出身の女優です。2000年から演技を始め、ドイツを拠点に英語圏の映画を中心に出演しています。2018年公開の『ブラック・パンサー』に出演しています。

登場人物⑧オジョ

オジョはオズの国へ飛ばされてしまったドロシーが初めて言葉を交わした男性です。オジョは妻を魔女によって囚われており、妻を助ける為に東の魔女に仕えていました。しかし唯一の頼みの綱だった東の魔女をドロシーが殺してしまったと思い込み恨んでいます。

登場人物⑨ジャック/ゲラン・ハウエル

ジャックは勇敢で冒険好きな16歳の少年で、前向きな性格をしています。チップの唯一無二の親友です。ジャックを演じているゲラン・ハウエルは1991年生まれのイギリス出身の俳優で近年ではジョン・プアマン監督の『クィーン アンド カントリー』に出演しています。CBBCの『Young Dracula』にレギュラー出演した事で注目を浴びました。

登場人物⑩ラングイディア/ステファニー・マティーニ

ラングイディア(レディ・エヴ)はオズの国の中で最も技術的に進歩した街であるエヴの姫で、常に絢爛豪華なマスクを着けています。ラングイディアを演じているステファニー・マティーニは1990年生まれのイギリス出身の女優です。イギリスのテレビドラマで活躍している女優で、ジル・パケ=プレネール監督の映画『Crooked House』に出演しています。

登場人物⑪チップ/ジョーダンロックラン

チップは不思議な薬屋によって囚われていた16歳の少年です。囚われる前の記憶を失っています。ジャックとは親友になりました。チップを演じているジョーダン・ロックランはイギリス出身の女優です。ディズニーチャンネルの『魔法の館 エバーモア』でソーシャ役を演じた事で注目を集めました。

登場人物⑫アンナ

アンナはオズの国の高等評議会の新メンバーになったばかりの女性です。能力に自身があり、顧問を務めている魔法使い達の中で自分は一番優れている存在だと周囲に力を見せ付けています。

アンナを演じているイザベル・ルーカスは1985年生まれのオーストラリア出身の女優です。オーストラリアの長寿番組『Home and away』でテレビデビューし、注目を浴びました。『トランスフォーマー/リベンジ』に出演するなどハリウッドの大作に出演しています。

登場人物⑬エイモン/ミド・ハマダ

エイモンはオズの国の魔法使いの護衛の中で最も腕が立ち、魔法使い達から信頼が厚い兵士です。エイモンを演じているミド・ハマダは1971年生まれのエジプト出身の俳優です。テレビドラマ『24-TWENTY FOUR-』や映画の『アメリカン・スナイパー』に出演しています。

登場人物⑭カレン・チャップマン

カレン・チャップマンはドロシーの生みの母親です。研究者であったカレンは過去にフランクと関係があったようです。オズの国でカレンの持ち物を見つけたドロシーはカレンの事を知る為、オズの国を冒険していきます。

登場人物⑮シルヴィ

シルヴィはドロシーとルーカスが旅の途中で出会った少女です。幼いですが魔法を使う事ができます。ドロシーやルーカス、トトと共にエメラルドシティを目指して旅をしていきます。

エメラルドシティに関する感想や評価

フランクを演じているヴィンセント・ドノフリオさんの演技を評価している方の感想です。フランクはオズの国を支配する魔法使いで、物語の中で1番の悪役です。しかしヴィンセントさんの演技はどこか憎めない空気を醸し出していました。

『エメラルドシティ』を面白いと評価されている方の感想です。ドラマとしての出来はいまいちではあるものの、監督であるターセム・シンの世界観は忠実に描かれています。シーズン2を待っていた方にとって、シーズン1での打ち切りは残念な結果になっていました。

Huluで『エメラルドシティ』を鑑賞された方の感想です。解釈に納得がいかない部分があるものの、『オズの魔法使い』のファンであるこの方は楽しめたそうです。原作の『オズの魔法使い』を知っていると、『エメラルドシティ』での描かれ方が面白く、楽しむ事ができる作品になっているようでした。

エメラルドシティのあらすじや打ち切りの理由まとめ

残念ながらシーズン1で打ち切りが発表されてしまった『エメラルドシティ』ですが、その打ち切りの理由はどれも「大人向け」にシフトチェンジした『オズの魔法使い』だからこそ生まれた原因でした。『オズの魔法使い』のファンの方々は面白い解釈で作り込まれた『エメラルドシティ』を賞賛している感想も多く寄せられていました。

しかしシーズン1で打ち切りという残念な結果になってしまい、落胆の感想も多く聞かれました。理由としては打ち切りは致し方ないものである事がわかりますが、シーズン2、3とシリーズが続いていく事で改善していった原因もあるのではないかという解釈も聞かれました。どっちにせよ打ち切りは決定してしまった為、今から『エメラルドシティ』をご覧になる方は”打ち切り”の事実を念頭に置いてご覧になって下さい。

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